アイスベルク共同体

この氷山近郊地帯の地中には、ルシファーが、神の怒りによって軟禁されている。
ゆえに、外部の力がなければその軟禁は解き放たれることはまずない。
俺は、ルシファーを目覚めさせなければならない。

ッチ
ほいほい
大丈夫っすか？

止めんじゃねえよ。部外者が。こいつら馬鹿みてえに俺に夢中になってんだぜ？俺のような矮小な堕天使にな。あろうことか神様が誘惑に誘われて馬鹿みたいにな！！

無慈悲な暴力は良くないと思うよー
撤退撤退

>>319
あ、俺は、神じゃないから。

>>321
部外者が首を突っ込んだ事は謝るけどさ、煽りすぎるのも良くないと思うよ。

悪神ってのは災いそのものだと俺は思ってる。お前も悪神だよ絶望野郎。
(タバコを吸いだす)

俺に指図すんな、分かったらとっとと失せやがれ。

うん、じゃあその前に
メフィスト！一週間後に死、にさらせ！

>>324
ユキリフちゃん、こいつは話が分からないから何言ったって無駄だよ。

もうやめてください……

メフィストさん！ばんそうこうはりましようか…？あ、あと消毒液も。

>>329
は?何だよ?...あーメンゴメンゴ。あんま首突っ込まないでくんない?

>>330
そういうのいらんから。

カスピエル、お前は邪魔だ。部屋に戻ってろ。

こんなゴミどもにカスピエルまで汚染されちゃ、俺の同胞として高い価値が損なわれる。

うーん、もはや戦場かな？
血の匂い強いし機械とかめっちゃ壊れてるし…
まぁ部外者は退散するよー

>>334
ゴミは貴様だろ?

メフィストーよかったね。
お前、一週間後に死、ねるよ。
あとカスピエル　下　が　っ　て　ろ

>>334
いや、あとお前に価値何ぞ無いからww

この程度が戦場？はっ…笑わせるな、俺はもっと残酷な地獄の淵をくぐり抜けてきた、嗚咽と慟哭が飛びまう苦しみの隔たりを超えてようやく始動したんだよ…
天界戦争の血風はもっと惨状だった、
無慈悲に肉が散っているだけだった…
こんなの悪神どものいたずらだろうが。

悪神どもは、苦しみを知らない無知だからな、俺の方が格上ってこった。バーカ。

だってよ。雑魚がほざいてやがるww

私は、下がりません。メフィストさんのそばにいます。

あ!!!!!そう言えばお前みたいな雑魚がよく戦場を生きて帰ってこれたな!!スゲーぜ雑魚の癖に。運だけあるんだなww

ふぅー…(タバコを吸い続ける)

本当に、メフィストはバカだねー

けっ…バカに煽られて、頭にきてバカのごとく殴るほどのバカじゃないがな。

…ちょっと人間食ってくる

>>346
そういう発言をするバカよりは、バカじゃないからww

カスピエル、頼むから部屋に戻ってくれ。お前まで被害を被るのはあまりにも非合理だ。

いや、もう関わらない方がいいぞww

命令に従うことしか能がないクソが。
神の傀儡。
絶望という言葉を発することを禁じる？なにそれ意味わかんねえ、そんなこと謳ってんなら学問を営めよ、絶望野郎。

お前だって分かっているはずだろ？
神の感情だけでこの世は左右されている、凶も幸も神の気分次第。
悪を許さない神は、なぜ悪を野放しにしておく。そもそも神そのものが悪じゃないか。

私は、メフィストのそばに居たいんです！
そして守りたい。
何があっても神を砕くんでしょう？

>>351
あのですね、貴様のような糞雑魚に俺のモットーである絶望って言葉をいってほしくないんだよ。わかるかな?メフィスト君?

>>352
んーそれはお前の意見だからなー...

んな、くだらないこと知るかよ、バーカ。
何が絶望だ。絶望を提唱するんだったら、絶望を俺にもたらしてみろよ、どうせしょうもない芸しかできないんだろう？
俺はお前からの行為すべて幸せに感じるぜ！

この決定的事実を意見と唱えるお前は、神に洗脳されているのがこれで分かった。
お前は狂気の沙汰だ。
なぜ世の中に悪徳が蔓延している、なぜ神は跪かせ、希求されることを望み、なぜ善意で救おうとしない？
なぜ不条理を放っておくんだ！！分からないのか？この混沌が、この惨憺が？
お前には伝わらないのか？

そうはいってもなー此方にも事情が有ってな...

じゃあ証明しろよ、神が悪ってことをよ...

事情があるから、悪を見過ごすだと？そんなこと頂点である神が赦されるとでも思っているのか？事情があるからでは済まされないんぞ？空蝉、蒼氓、人民、すべての生命が恐怖と欠乏を望まない、なのに、なぜそれに答えない…なぜなんだ……なぜ正義を唱えるルシファーを堕としたんだよ…

ケフッ
ただいまー
たくさん食ってきたよー

ん？それは俺が答えるよ

うーん、ルシファー君か...彼は罪を犯したな...

うん、正解

この世界にどうしようもない、赦されることのない獰悪な生命が存在し、それを裁かず、頂から諦観を続ける神がいる、その時点で神は悪であり、正義を謳うルシファーを堕落させた。

ルシファーは罪を犯しただと？ただ神に意見を唱えただけだ。それだけで彼を見下し、懲戒処分を下すか？何も知らん無知どもが。

彼は誰にも逆らえない神に反逆したんだよ。だから彼は悪だ。

お前らは、心の底では気づいていると思っていたよ。
もういい、話になんねぇ。
(カスピエルの手を引っ張り、外に出てゆく)

(メフィストの腕を切る)

反逆したのは、神がルシファーの意見に耳を傾けず、あろうことか理不尽に懲戒処分を下したからだ。法をのっとっていないしな。

>>363
無知だと?貴様の方が無知だぞ...あの神に逆らうなんて馬鹿なことを考えるなよ...あの恐ろしさにば逆らったところで無駄だよ!なんで貴様はそれが分からないんだ!!

…くっ…(腕がちぎれ、床に血が滴る)

…いってぇ…絶望王、お前の論理で行くと神に逆らったから悪というのは、論理破綻している気がするんだが。

神がこの世を統べている。神が言うことは絶対だ。

そうか、絶望王、お前は神が怖いのか？
神の言っていることに間違ったと思っても、それに対して指摘すると残酷なことをされると自覚があるから何も言わないのか？

メフィストさん！腕が…ぁ…ひどいです…メフィストさん…大丈夫ですか…ぅぅ…(涙を流す)

じゃあ逆に貴様は神に逆らったところでなにができるのだ?消されるだけだろ?

次は…どこにしようかなぁ…

俺の腕ぐらいなら泣くなよ、カスピエル。
神の命令は絶対というシステムそのものが独裁的だとは思わないのか？

>>378
なにが?

絶対王、否定はしないんだな。神が怖いということに対して。
全く、神は絶対王さえも脅しているのか。

ん？メフィストの体のどこ切ろうかなぁと

おい、ザレッド、そこをどけよ。
今からカスピエルとホテルいくから。

>>379
ああ、当たり前だ、独裁的に決まっているさ、そもそも神がいる時点で独裁的だよ...だからお前が例え神を倒したところでそれも独裁的になる。これが当たり前だ、この世ではな...

いや、ルシファーが頂点に君臨したのならば、みんなで物事を決定する議会制民主主義を採択するつもりだ。つまり、全人民の代表者を厳しく選定し、その代表者が集って議会を開き、立法、行政、司法を執行するわけだ。

俺が逆らおうと、お前が逆らおうと、だれが神に逆らおうとそれも独裁的だ。何をしてもそれは独裁的だ。だから独裁的な神に逆らおうと無駄なんだよ...

絶対王、それ以上言わないほうがいい。どうせずっと聞かれているんだろ？独裁者にな。

>>383
やだよんなの
ていうかどいたらそこのカスピエルこｒすから

おい、ザレッド、カスピエルに対して攻撃を仕掛けるというのなら、こちらも謀略的なやり方でお前を熄滅させるぞ？

>>385
だからルシファーが頂点になるのも独裁的だ。だから物事をみんなで決定しようが独裁的だ。だからこの世から独裁的は、消えないのだよ...

獰悪な独裁性は消えるさ。民主主義に則ればな。

>>387
そういうお前も独裁的だ。生物が何をしようと独裁的だ。誰かに許しを得たとしてもそいつが独裁者だ。

絶対王、お前が頑なに否定的なのは、神を恐れているからだ。
その恐怖を克服したら、どれほど我々の共同体にとって素晴らしいステータスとなったことか。惜しい人材だよ。

それは正論だわ

正論？じゃあ、何がどう独裁的なのか、説明してもらおうか？

>>393
じゃ問おう。貴様は神が恐くないのか?何でも独裁的に消すアイツが!

怖いわけがないだろう？なんたってあほな独裁者だからだ。稚拙な考えのもと、全てを感情論を優先させる、例えば、なんとなく気にくわない物を、破壊したり、意見を唱えた天使を堕落させたり、
こんな幼稚な独裁者はドイツを救った極悪独裁者ヒトラーの足元に佇む地面にさえも及ばない。

力じゃない、権能でもない、
俺は神に、精神性で既に優っているのさ。

こんな俺でも、神よりも高い能力を持っているんだ。滑稽だろう？

もう一回人間食ってくる

それと、絶望王、今まで苦しかったんだろ？神による独裁的勅令や命令に従う毎日は、地獄だったんだろう？ずっと我慢してきたんだろ。
だからお前は神よりも忍耐性で優っている。

こんな地に至る俺たちでさえ神に優っている部分があるんだ。怖いわけがないだろ。

とにかくだ、このように、部分点で、神に優っているの俺たちが夥しいほどの数で、集約されたのならば？
忍耐性、精神性、膂力、硬質性、魔術的能力、適応性、破壊性、叡智、才覚、錬金的能力、他にも数えきれないほどの能力があるぞ、神に優る部分的能力をもつ群衆を集め全ての能力で優っているのならば神に対する反逆は成功するはずだ。

互いを互いで補い合い、協力するんだ。独裁者を葬り、ぶっ潰す。

絶望王、どうする？

ふぅ…だから俺は怖くない。同胞たちが俺にない能力を補ってくれる、共同体としてな。

だから、絶望王、お前は俺たちがいつでも助けるからな。恐怖から逃げるな、俺たちで、立ち向かおうぜ。

てことで、カスピエル、行くぞ。
(カスピエルの手を引き、再び外に出てゆく)

フフ...ハハハハハ...無駄だよ。そんなことができるはずがない。貴様は神の本当の顔を知らない。あんな独裁的に簡単に生物を消すアイツが、その程度で殺られると思っているのか。貴様はまだ可愛い方だ。あんな独裁者が本気を簡単に見せるとでもおもうのか?貴様は知らない...神の本当の力をな..

(メフィストを殴る)

まあ怖かったら、見てろよ。絶望王。
いずれ全ての闇は瓦解し未来が分かる。

(落ちたタバコを拾ったと同時に偶然に攻撃を回避した。)

確かに今お前が知っている神だと俺の方が上の事がある。だがアイツは、簡単に本気を出さない。だから貴様はそんなことが言えるんだよ。

さあな。本気だろうがなんだろうがどうでもいい。俺たちはやることをやるだけだ。

ベルフェゴル、留守番頼むぞ。
(カスピエルとともに立ち去る)

ふっ、[火に飛び込む夏の虫]とはまさにこの事だ...まぁ精々頑張れよ。

…さて、どうしようか

ただいま。うわ、部屋きたねぇな。
まあいい、寝るとするか。(ソファの上に散らばっている機材を全て適当に地面に促す。)
カスピエル、お前も上で寝てろ。
ハイズンは、未だ調査中か。
俺は、何もしてないな。
結局、ベルリンに堕ちた天使は、攪乱状態として、精神性もすでに神に屈している。ゆえに、救済という希望をもたらすことができたとしても、それは彼女には効力を持たない。
又、最悪な事に、コンゴ盆地に堕ちた天使サリエルは鬼神化している事で間違いない為、邂逅を果たしたとしても、会合することができるかどうかが疑懼の抱きどころだ。

(ふと気になりソファから起き上がり、地下2階へと階段を降りてゆく)
……ルシファー、まだ眠っているのか。
(地上の氷河に侵食され、且つ厖大で鴻大で巨大。そして、透き通った青色とともに、ルシファーの肉体が氷塊に覆われている。俺は、ピッケルを持ち出し、とてつもない大きさの氷塊を砕き始める。しかし圧倒的硬さの前に、俺は絶望を抱く)