魔の森 Bad dream of dimension

この森は 何かを経て姿を変える それは心の移りに似る

………今なんて？…というか、これ武器使っていいの？

「特殊効果及び、持てば勝てる使えば勝てるレベルの物は禁止です」

（資料を手に取って必要な部分を見る…）

「…最低でも近接武器で、3m以内の大きさのもの…無い場合はナイフを支給…」

「武器には頼れません…ね」

…ナイフで十分…ならいけるかも…

「あ、格闘試験の相手は4人…これが一覧です」

（大きめの資料を渡す…）

……まぁいけると思うよ？ナイフは得意だしね

［格闘試験における 試験官4人］

外なる神 ニャルラトホテプ（ソードマスター）

鬼畜狩人 scullFace（痛撃の医者）

絶対強者 大岩 平蔵（キングオブ赤帯）

絶の悪魔 ベリアル

……なんかどっかで聞いたことあるひとばっかな気がする…
というか強すぎない？

「私の時は違いましたけどね…あ、因みに一番上は私です」

えぇ…とりあえず勝てればいいかな…

「試験官側は飛び道具なし、格闘のみ、回復なし、連携あり、武器のレアリティは規定以内なら制限なし…」

「格闘のみで叩き潰せ、ですね」

あー…ならいけそう…あ、ちょっと集中して…やってくる

「…まぁ、怪我はしない程度に」

「…喧しい」

…どしたのー？

「…主人が居らず、森の流れが少し弱くなっている現在」

……ふーん…

「正式に森の力を操れない私では、外界からの害を阻止できないのですよ」

「…学園あたりでしょうか…喧しい害が森に入ろうと試みているのですよ…本当に喧しい」

…へぇ…まぁ、頑張って…じゃなくて…武器って何種類でもいいの？

「はぁ…」

「良いらしいですよ？…制限は3です」

…おぉ…いいねいいね…おっけ…ありがと…

…えーと…これならいけそうだな…

「…不味い」

（ゴーヤ汁を飲む）

…………何でんなもん飲んでるのさ…

「健康です」

…ふーん…

「…寂しいものですね…主人も、可愛い子も居ないと」

（本を開いて寂しげに2行目を見つめる）

…苦くてまずいのを自分から飲むって…凄いな

「貴方も飲めばいいでしょう？割と癖になりますよ、これ」

やだよ…それ嫌い…

「…子供ちゃんですね」

（悪戯っぽく笑ってロイヤルキノコティーという名のお茶を出す）

…角砂糖とミルク……

「…はいはい」

（持って来た）

ありがと…
(角砂糖を6個、ミルクを少し入れる)

…ごちそうさまー…んじゃ、まーたちょっと頑張ってくるー…

「……」

（無言で引く）

「………」

（業務終了、読書中）

……あーーー…首が痛い…というか手が痛い…

「…珍しいですね？私の前で妙な泣き言は」

（目は向けずに返事を返す…メガネかけてる）

…だってまぁまぁしんどいんだもん…

うぎゃ(落ちてくる)

……あ、アマちゃんじゃん…おひさ…

お久しぶりです…

あーー…悪いけど今こっち忙しいんだ…

「ん、貴方ですか…お久しぶりですね」

……後何だろ…うーーん…

「コレです」

（カリスマ度［重要］最良の部下［重要］大勇者戦［超重要］）

………えーーー……すごくめんどいじゃんこれさぁ…

「担当する方々はこんな感じです」

［担当試験官］

大魔王の大御所 ゾーマ （カリスマ性）難度:最強
良い部下が多い大魔王 デスタムーア（最良の部下）難度:最強
伝説の勇者（幻影） ロト（対勇者戦）難度:測定不可

すんませんあのー…これ無理じゃないすか？

「…私よりか全然マシですよ…？項目が少ない分まだ楽です…」

（洗脳能力・旧神形態のカリスマ性、威圧力・幻影位なら勝てる強さ）

「…そういえば、貴方に目立つ部下は居ましたっけ…？」

……いやー…きついっす…やる気もなくなってきます…

……いやー…きついっす…やる気もなくなってきます…

……目立つ…のは…いないかなぁ…

「はぁ……ん、そういえば…貴方が受ける大魔王試験ってどれでした？」

……俺は知らないよ…ニャルちゃんが勝手に取ってきたんだし…

「『天魔王』『大魔王』『闇の覇者』『魔の支配者』…難度は違いますけれど」

…知らないよどれか…

「当日ではこの四つの内、一つを選んで試験を行います…貴方は？」

天魔王:全世界の支配を大規模な作戦で進めるエリートオブエリート
大魔王:全世界を相手に強大な部下を持って挑む伝統のエリート
闇の覇者:世界支配を目指す戦闘のスペシャリスト、自力で勝負するコース
魔の支配者:自身の世界を保ち、絶対的な支配を掲げる頭脳主義のコース

……えぇ……どれにしようかな…

「…むー…今の様子だと、天魔王・大魔王は無理ですか？」

知らなーい…ていうか俺支配するつもりは無いんだけど…

「…む…なら、貴方が最も受かる確率の高い…『闇の覇者』試験にしますか？」

自力［重要］
部下［最低限］
武器の隠し方
威圧感
勇者戦:難度 中
「これが内容です…」

「規模が小さい分、上記の二つより難度は低い…自信がないなら、こっちにしなさい」

……そもそもこんなことする気なかったんだけどなぁ…(小声)

「聞こえてますよ？…貴方が私より肩書きが下では不安なんですよ…頑張りなさい」

（ココナッツミルクとコーヒーを机に置く）

別にそれでもいいじゃんか…友達とか親友に強弱はいらないと思うんですけど

「…でしょうね……どうしても、昔の親友を思い起こしてしまいます」

「…はっ…試験の方は、どうしますか？」

……まぁ、ここまでしてくれたし、受けるけどね…

「…ありがとうございますね」

まぁ、できるだけ頑張る…しんどいけど

「…む…ぅ…」

（業務を終えて、門番中…だが寝てる）

…お疲れニャルちゃん…飲み物いる？

「……えだきり…ばんざい…」

（立ったまま寝ている上、寝言）

……まーた寝てるよ……はぁ…

「ちがいます……そこ………だから……あっち……ばか……」

（寝言）

……うーん…悪戯したいけどなー…したらあれだもんなー…

「……にゃ……」

（寝言）

……写真には撮っておくか…

「………」

（熟睡）

……あー…
(指を鳴らす)

「……スー」

（睡眠）

………
(手を鳴らす)

「………」

（全く起きそうにない…）
熟睡度:100%
怒り度:0%

……まぁ落書きは鉄板だよね……
(油性マーカーで猫のひげを書く)

「……んん…！」

（かなり不機嫌そうだ…！）
熟睡度:40%
怒り度:80%

…あ、もうやばそう……一旦休憩…

…落ち着いたかな？

「…んぅ」

（気持ち良さそうに眠っている）
熟睡度:80%
怒り度:10%

……後は…うん…猫耳カチューシャ被せてー…

「……ん…」

（頭の刺激が心地良い…？気持ち良さそうに眠っている）

熟睡度:100%
怒り度:5%

…後は…えーと…鈴つきの首輪……慎重に…

写真撮ってと…帰るか……

「［リンッ］［ぱち］…？」

（鈴の音。）

………おし、んじゃ、バイバーイ…
(たくさんの手になり消える)

「……？…ふぁあ…」

（また眠る）