二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ
一人は星を見た 一人は泥を見た
さて…君は何方を…にあわねぇぇ!!
やめだやめ!はい、終わり!シリアスブレイク!
…ま、始めようか、奇妙な非日常を
「 ありふれている知識ではない- -- -- --- この城の何処かにある
鬼が隠す秘密を探せ 無理であるのなら鬼を連れて来るだけでいい 」
( ドアが開かれ 青髪の体は道とすら思えるような空気の中へ しかし
行った場所は確かないつもの城 ドアは閉められ体は向こう そして声のみ響く )
「 知識の為に代償は付き物だ -- --- -- - 私に仕える事が出来たのならば
そなたは目的の為に知識を得られるだろう 暁には 城に住まう姉妹と
並ぶ力を持って そなたは目的を果たす 」
なるほどー…それなら確か感情の色の中に保存済みですよーっ?…正確にはコピーですけどねっ…
…それと、別に力もいりませんし仕える事も目的じゃないんでねー…っと…
(笑み浮かべ舌ぺろんと出しながら
示すように仮面の碧目の光が増し
挑発するように片手は手招きし…片手は
くたばりやがれのジェスチャー)
……私はねぇ、皆と友達が無事ならそれでいーんですよーだっ!
目的はあんたにも教えない、誰にも教えない…
…残念だけど、お呼びじゃないから帰ってくれるかな?
「 成る程 別な形で蔵書に貢献してくれたという事になる
これは予想の範疇ではあるが 僅かそなたの選択が上手くいくとは
まず思ってもみなかった -- - - 礼を言うぞ 魔物 」
( 声は響かなくなる 最初から何も無かったかのように )
・・・ 紅王の部屋 ・・・
「 - -- - ふぁーぁ ぁ ふ-- -- - 」
( 絨毯の上へと寝転がる 未だに帽子は戻らず 脳の杖は浮くのみ )
やる事がなければ 青髪はただの青髪に過ぎない
(……仮面の付喪神はニヤリと…
皮の底に眠る真の顔で笑み浮かべながら
鼻歌唄いそのままその場を立ち去り…
…再び所々に監視の目を飛ばし光らせ
自室に入れば…そこから笑い声が小さく聴こえて)
・・・
……16世紀後半から17世紀に最盛期を迎えた…
やはり、クズだな人間は…どうにも好きになれん
(部屋にて昔の手記を読んでいるようで
嫌そうに顔歪めながらパンッと閉じて
これが分かるかと言わんばかりに青髪の方見て)
「 -- - -ふぁ -- - 堕落ゆえに 奇異な知識は育まれる- - --
人類は愚か ふぁぁ ふ-- - けど 存在によって---- zzZ 」
……………寝るか喋るかはっきりしたらどうだ?
……因みにこれは魔女狩りについてだ…あの頃の人間はほんと好まないな…
(大きく溜め息吐いた後
叩くジェスチャーだけはして次と言ってまた
手記を開き)
「 - --- ---- -- ふぁ -- ねぇ とりひき しない?」
( 眠たげに されど少しばかりの --- )
……取引か、構わないが…馬鹿げているようなら
拒否させてもらおう…
(興味、チラリと見ながら手記を胸ポケに仕舞い)
「 - - --- んん 」
( 大あくびをする 立つ )
「 -- - - - --- 手紙とその秘密が 欲しい 」
( 手招き すると脳の杖が輝く )「 力付くで奪うのは駄目 -- - - だから 欲しい 」
…………取引の意味が分かっているのか?
(当然断る、理由は勿論……)
……其方が提供するモノはなんだ?
取引というものは交換みたいなものだが…
(手を目の前に出して、ギランと目光らせ)
「 -- -- - そう それ --- いつもの手は あいつが見てるから駄目 - - --
こんなに やりにくい秘密はない- -- --- --- だから 特別取引 -- - 」
( 脳の杖を引き抜き 杖の先の『眼』を外す 差し出す )
「 -- -- -- - このとおり 悪影響を及ぼす -- レベルまでの 知識を除いた
果てしなき図書館 アポクリファ--- -- これ あげる 」
( 腐り落ちるように 背後の脳が崩れ去る -- - )
……………なるほど、なぁ…
………悪影響も別に入ってていいが、その知識…
…構わないが、これを差し出す人物を間違っているな…?……その報酬は彼女にやれ…
(眼を受け取り…成立
此方も机の中から手紙…
それとサービスして胸ポケットから手記取り…)
……秘密は口で伝えたほうがいいか?
それとも、書いて伝えるか?
「 - -- - - 悪影響が付いたら -- - あいつが何を言うかわからない 」
( 杖を法衣の裏に隠す )
「 -- -- 使い方は自ずとわかる --- 書いて 渡して 」
……………分かったよ
(サラリと書いては…後程、な?
と言い青髪に向かい飛ばして
……本人はすぐに地面に潜り)
「 -- -- - - 」
( 読む )
(……紙には短文が書かれていた…内容は…
九つの星、それは神々と呼ぶに値する
紅の城に集まりし時、天国は訪れる
しかしそれにはまだ足りない、必要なモノが
一つは記憶、知識とも伝う
一つは友、家族とも伝う ✔
一つは力、圧倒的な強さ ✔
一つは精神、心の隙間に囚われるな
一つは能力、まだ先がある、進化できる
一つは地位、王と呼ぶに相応しく
一つは部下、強さと信頼を持つ部下 ✔
一つは………
……最後は掠れて読めない)
「 - -- ---- - - やった - - 蔵書に -- -- 」
( これだけの内容 しかし 秘密そのものが青髪の報酬- - - そして )
「 --- -- - --- - 」ブシュッ
( 自らの眼を抜く むき出しの眼を朽ちぬ体液で透明に覆い 符呪を含める )
「 - --- -- - 新しき アポクリファ 」( 脳の杖に 眼を嵌め込む )
……お疲れ様だ…いつものと…今、視ているそれの古い版だ…じゃあ、頼む…
(ある部屋、そこには部屋一杯にカメラがあり…
椅子に座っている…仮面に、報酬と、いつもの
人間数人を解き放ち……再び本人は消えた)
我が悪食、癒してもらおうか!!
[参加希望]
まだ未熟だかよろしく頼む、
(しばらくこれなくなるときもあるとおもいますが)夜露志紅
・・・ 食堂 ・・・
「 … ラク,ヴァ,フォス,ナー,ジールロス,ハ,ヴァール?」
「 -- -\☆=〒♪〒☆=×○〒- -- -☆○=☆\♪〒☆ 」
( 食堂 隅っこの机… いくつかのお茶菓子とジュースを挟んで対面するは
青髪と黒 、青髪は普通に話す気 しかし黒は嫌がらせに古代異国語を用いる )
「 ナ,ヴィール,フォ,ヨル,ヴィ,クロシス,」
「 - -- =+○☆=♪〒-☆○×\☆=?」
「 や ぁぁめてくれぇぇ ・・・ 頭がぁぁ ・・・ 」
( 近くの席で魚を喰らおうとした月夜 余りにもペラペラと放たれる
二つの言語で頭が痛い 席を離れようにも足が動かない じわじわと苦しい )
……うるさい…
(……月夜がいるからとついてきたのだが
うるさく、とても眠りにも食べるにも
あまり出来そうにない為明らかに不満そう)
(…怒りの炎的なのが出かけているあたり
結構本気)
「 … ガーン,ヴィース,ナー,ロ,ケスト 」
「 - -- はぁい 」
「 うぁ''ー . . . 」
( 飽きたか 、日常言語に戻った青髪を引っ張り 食堂から去る黒…
もうすぐ[あべし!]しそうだった月夜 2人が去っても未だ気持ち悪く )
「 . . . ヴェ ... 駄目だ . . . 喉通らん . . ... レギ猫 、いるか?」
( ニジマスのバターソース炒め )
……食べる…あいつら嫌い、次燃やす…
(…たった数十分で好感度だだ下がりしており
月夜の方に近寄り、大きく口開けてぺろり
たいらげ…ても満足できずに頬膨らませていて)
………はぁ
「 ・ ・ ・言い過ぎって言いたくなったが オレも同感 」
( まだ脳が揺れてたり回ってたりしそうな気持ち悪さに
悶えかけるが 、まぁ堪えてメニューをレギ猫の前に開く )
【 今日の人 ニャルの義体809号 】
・バラムツ丼[危険]・産卵期寸前サケのステーキ
・骨抜サバ寿司・サメ丸ごとランチ
・キレアジ天ぷら・クジラのみそ汁
・ニジマスのバターソース炒め
(魚ばっかり)
「 ま オレが奢るよ . . . それとも なんか焼くか?」
………………………
(メニュー見ては無言
嫌そうに首横振り)
……いらない、いつもの肉でいい…
「 ほいほいっ と . . . 」
( ちょいっと背中を撫で 、猫抱っこにして扉を出る )
「 さぁ ーて... 今日は何が居るかねぇ 」
( かわいいかわいい、と モフモフレギ猫を撫でれば
ふふっと頭の痛みも忘れてしまって 、ゆっくりと戦闘場へ向かう )
……にひひ…
(何故かほんのりと気持ち暖かく
此方も小さく笑み浮かべさっきまでのが
嘘みたいに嬉しそうに尻尾左右に揺らして)
……友達って、やっぱ最高だぞ…
[ ジ ジ ジ ジュー ]「 . . . で 」
( 何時もの焼き機 … 近くにもう諦めたトレンチコートを敷いて
そこにレギ猫乗せて… 焼いているのはやたらとでかい、サソリ )
「 . . . . . 食えるのか?」
……サソリは食える、食べれる
(ドヤ顔で刺がまた良いと言わんばかりだが
獣の勘からか少々顔歪め)
………でもなんだろ、なんか凄い嫌な予感がする……食べたら変化する気がする…
「 . . . 食う前から変わりやがってんだ 、どーやらカニらしい 」
( 思わずかぶりつきたるなる、殻の鮮やかな赤
サソリの様に見せる為の尻尾の様な… 後ろ足がだらんと垂れ…
あなあな不思議 、あな不思議 刺さっているのはサソリに似た… )
「 ゥゥ . . . コイツぁいい 」
( サソリガニ の体全体から… 水分弾ける いい香りの煙… )
…………………それならいーけど…
(ぼーっと視ている…当然腹の音が鳴り
涎も垂れていて…
……喉鳴らして少し近寄り)
…無いのか?自分の分々
「 あ?」[ ペリ ペリペリペリ ]
「 レギ猫が食うってんだ バカ言うんじゃあないよ 」
( 全ての殻剥いて敷いた布に 剥いたカニを置き
残った殻を豪快にバリッ )
「 . . . うん? 甘いな 」
…………しゃっ…
(置かれては鷲掴みして
がぶがぶ歯を立てながら食べ進め…)
…おいしーけど、体、なんか変…
「[ ベリボキ ブスッ ]っつ ... アレルギーかなんかかぁ?」
( 口の中で刺さった )
………アレルギー無い、健康体…!
……んー…なんだろ、分かんないし別にいーや…
(違和感気づく事無く食べ進め…
…殻に歯を立て缶切りのように食べていて)
「 んー よっぽどならやめとけよぉ [ ベキベキベキ ブスッ] っだ!」
( また刺さる )
………ぷふ
(刺さっている様子に吹き出し…
…自分は炎で殻柔らかくしてから食べていて)
[ ぽりぽりブスッ バギブスッ ブスッ ]
「 . . . . . 」
( 殻は無くなったが 刺さりまくって痛い )
…………ぷはーっ…!
(完食、いつの間にか尻尾揺れてるのには
変わらないが月夜の所まで届いていて………?)
「 . んぁ?ほぉ ーう?レギ猫 尻尾はゴム製かぃ?」
( 足に触れた… モフモフ、それを見て 若干長いのは気にせず
ちょっとつついてみたり )
……んぁ…?違うぞ…っ…んー…?
(しっかりと反応あり…
……寝転がっているとはいえそれでも尻尾いつもの2倍‥1m程あって)
「 . . . ! ? 」
( 先っぽを掴んで長さを . . . 明らかに長過ぎる )
「 レギ猫ぉ . . . 変幻自在は分かるけどねェ オレを驚かせねぇでくれないかぃ?」
………いや、そんなん言われても知らないぞ…
(……どこか既視感の湧く…声も少し高くなり
…体格も大きくなっていて…?)
「 . . . ? . . . ありっ? 」
( 筋力増加や巨大化でもサソリにあったのかと自分の体を眺め
しかし変化のない事を確認し、これまた困惑を覚え )
「 . . . にしても けったいだねぇ?そのボディ 」
( 新参が上に居た気がするんだよねェ オレの気のせいかい? )
697:メラー・レギオン◆Dg 巨炎の獣人:2020/01/29(水) 22:34 ……………んゆ…見にくい…
(髪の毛も大幅に伸びて膝下まで届いていて
さっきまでチビだったのも
同じ身長になり、鬱陶しそうにしていて…
…爪や牙、耳もしっかり伸びていて)
(……いましたね、えぇ、いました)
( あまりに変化しすぎた姿を見ては 流石に目をひん剥き )
「 ぁ ー ぇー?.... れ レギ猫 よう .... 気分 どーだ?」
( いちぉー参加許可出しとく?やめとく?)
…………気分?…いーけど…なんだろ、これ…
…こーいうのってヴェルちゃんの方が似合う気がするんだけどな…
(こくり頷きいつものように寝転がり
大きくあくびして、何事も無いように接して)
(……自由参加だし別に大丈夫ですけどね?)
「 ほ ほぉー . . . 」[ ほふっ ]!!
( とりあえず変わらず接すれば… と 背中を撫でてみれば…
大型肉食獣 、例えば虎のようなふかふかの気持ち良さ )
「 . . . [ ほふん ] わぁー .... 」
( サイズも同じくらいだし 、と背中からくっついて座ってみれば
思ってた通り至福の感覚 … あったかくて ふかふか )
「 . . . . . いいなー これ 」( 背中を撫でる )
………軽い、いつも重いのに…んっ…
(背中にくっつかれていつもなら顔歪めるものの
思っているより重く無い為この状態でも
寝れそうで嬉しく…)
……ふぁぁ…ま、いつもと変わらないぞ…
(ふっかふかの毛皮で相手を優しく受け止め
ウトウト…優しい、暖かい風を出していて)
「 . . . . . ふぁ 、レギ猫ぉ... 眠らせに関してならあ ... お前ぇ さいきょー ..... 」
( もふもふと あったかと 風… 眠らない手はなかった、背中から
前の方に腕を回して抱きしめ 、満足感に浸る抱擁のままに 眠りへ )
「 ひゃいひゅ きぃ ..... ねこぉ ... 」( めっちゃ満足そうな寝顔と最後の一言 )
……にひひ、そりゃどーも…
(姿変わっても相変わらずな精神力で
此方も満足そうに笑み浮かべながら
…暖かい風は止まらず流れ、ゆっくり目を瞑り)
・・・・・・・・・・・・
荒涼とした風が吹き抜ける 生暖かさもなく、冷たいだけの風が
風は死を運ぶ 灰色の草木が広がる大地へ 水と森は死を隠す
神も悪魔も降り立たぬ世界を 今 私は進み行く いつまでも どこまでも…
( 無数の刀傷にあえなく命を落とした小妖、無惨な死体を女は引き摺る )
小妖の行く先はあの世 それ以上でも以下でもない
誰しもが行き着く『向こう側』を嫌う そんな者も居る、掃いて捨てるほど
だから 女は斬った
何人たりとも 拒もうと思えば思うほど 女は確実に鋭くそれらを斬り伏せた
何人たりとも あの世から逃れられはしなかった
故に 時の流れより切り離された世界の全てはただ1人の女を嫌う
『 一ツ目女 』と称して
・・・・・・・・ザレッドの自室・・・・・・・・
「 ………そう 」
( 神妙な表情を顔に浮かべる 黒 相対する、水晶玉を手に持つ 青髪 )
「 -- - -- - 」
……で、それとこれと、どう関係があるのか
聞いていいかい?ヨグちゃん…
(ベッドの上胡座かいて座りながら
話聞き終わり質問を…話と、何が関係あるのかと)
「 - -- - - 知識は大いなる力 己に負荷を課して鍛え上げる力には限界がある - --- -- 」
「 …唯一限界を超える術があるとすれば、全てを捨てて1を鍛え上げること 」
( うろの表情をした黒、変えない青髪 2人の違いは事の複雑を匂わせる )
「 -- - -- 知識の力を拒み 限界を越えようとする 」
「 …ザレッド、貴方は今ある全ての力… 魔物の力 魔法 分身 種族捨てて何もかも…
『 常人 』として劣悪な環境から這い上がる覚悟はある?いいえ、ないわ 」
………あーー、なるほど?…うん、無理無理、俺にゃそんな覚悟無いし…これが俺、今が俺だ…
……常人…ね、無理無理…
(サイダー飲みながら話やっと理解して
首横に振り否定)
「 - - ---- - - すー すー 」
「 ……ただし事を成し得た時の力は想像を絶するのよ
無力を感じ 過大なまでに強さに乾いたものの力、それも
元は大いなる力を持つ者であればあるほど … 」
( 再び水晶を覗き込む … 映されたのは小妖を塚に埋めた
風に劣らず冷淡な女の姿 )
「 … 気質のストイックさは、ついにその領域へと駆り立ててしまったわ 」
………ふーーん………そっか
(興味なさそうに聞いて思いっきり伸びた後
手の骨ポキポキ鳴らしてなんとなーく
ナイアと目線じーっと合わせて見て)
「 ……かわいそうに 、あの子は 沈む夕日を見なくてはならないのよ 」
( 女が身を翻し 道を行く巨大な妖を見据える… 風に少しだけ揺らぐ銀色の髪
片目なれど… 冴え渡る殺気の目 … )
「 ……… ザレッド 、あの子は… いつ、帰って来るかしらね 」
………………一ヶ月あれば帰って来るんじゃないか?……大丈夫、その子は強い…
(水晶玉の様子チラリ見ながら
確信を持ったように言い頷き)
「 …言われなくても、元からザレッドより強いですわ 」
( 水晶の光を消す )
「 …… 」
……ははっ、知ってる……
(自分の手をじっと今度は眺めながらゆっくり拳
作って)
……はは、はぁ…
「 …で、ザレッド… あの青タコから何か言われなかったかしら?」
( 青髪去り、2人きり… 正確に言えば ベッドで深〜くぐーすかしてる
ミィリィは居る… まぁ とにかく話をするのは2人きりという状況で )
「 ザレッドの事だから心配ないかも知れないけれど… 一応聞くわ 」
……あー?いや、別に………
俺には分かんないし…関係ねぇわ、多分…
…興味も無ければ特に話の中枢も見えなかったし
(苦笑浮かべながらも
自分で顳顬グリグリとしながら
いつものように能天気…というか、自分のペースで話していて)
……それに俺は強いっての…!
さっきは流されかけてたけど!
「 …そう、なら良いけれど … 決して理解してはいけませんわよ?
あの青タコの話なんて… 」
( 忌々しげに言い捨てれば ザレッドのペースに当てられて
隣に座る… よく見たら着てる衣にいくつかのツギハギが見え )
「 それにしても… 本当に良かったですわぁ、この城には
青タコの話に一切興味ない人ばっかりで… 本っ当!」
…………ま、そりゃそーよな、興味ないだろ、特にまだ理解不能な思想してんだし…
…そぉれに、皆違う所なあれど根本的な精神は似てっからな…
(笑み浮かべながら納得の頷き
スッキリしたと言わんばかりに伸びては
懐からチョコ取り出し食べていて)
…理解できないんだよな、どうにも…
相性が悪いよ、あいつと
「 … その相性、完全に悪くする必要がありますわね 」
( 懐から一冊のノートを引っ張り ザレッドの膝に置く…
ついでに 食べてるチョコの一部をひったくる )
「 … そういえば、最近ハデちゃん見ないですわね 」
………はは、そーだね、ジャンケンでこっちが勝てるみたいになんないと
(ノートに視線写し首傾げ…
…チョコひったくられるのには当然腹立ち
頬引っ張って)
……あー、あの子はあれだ…忙しい
「 はにゃ いひゃいっへ … いひゃいいひゃい ひゃれっと 」
( 頬引っ張られるのも痛い けど掴む方はそうでもないのは当然のこと
柔くてあったかいほっぺたはついつい触りたくなる感触、嫌がって
チョコ持った手でもがく 力無くて非力な痛み )
………よいしょっ、全く…相変わらずほっぺ柔らかいな…羨ましい…
(離しては摩り感触楽しんでいて
さらっとチョコ持ってる手に齧り付き…といっても歯は立てていないが
いつもと変わらず悪戯三昧で)
「 わっ …むー チョコの一切れくらいでやり過ぎだよ…
それに私食べてすらないんだけど ?おててさん 」
( 仕方なくザレッドの口の中でチョコは離して手を引き抜き
わりかし大人しく頬を摩られている … 当然不満げな顔で )
「 …… 柔らかいザレッドって似合わないと思うけど? 」
………欲しいんなら一言、無断だったし…やっぱうんめぇ…
…まぁこれミィリィには毒らしいけど…
(頬張り嬉しそうに反応していて
時々頬引っ張って遊んで…不満気な顔にクスっと笑い)
……手ぐらいなら柔らかくても
「 … アレルギーでもあったの?」
( それを聞き、やや強張った顔付き )
…………大人の身体になった、一時的に
(間違ってはいない…いないが、また勘違い)
[ スパァンッ! ]
「 このバカァっ!!! 前っから性癖おかしいって思ってたけどッ
ついに自分の娘にまで不貞を働きやがってこの馬鹿馬鹿馬鹿ッッ 」
( ザレッドの頬を襲ったのは戦力ビンタ そのまま馬乗りで殴り殴り )
「 わァッ!?」
( その声に娘は飛び起きる )
ぃだぃっ!!?ちがうっ!確かにそう思うかもしんないけど違うっ!!
流石に自分の娘には手ェ出さない待って待ってほんとストップ!!
(必死に止めようとするも…なす術なく、ボコスカ
殴られて…しっかりとその光景見られて)
「 まっ 待って! 待って!母さんっ ホントにっ ホントに違うっ!」
「 何?」
( 慌てて変身すら忘れ暴走する母を止めにかかるミィリィ
まだ冷静さは残る黒、自分の血が少し滲み 息の荒い所あれど止まる )
「 っは えっと 、と 父様!説明!」
……ぁ、ぁぃ…!
(顔パンパンに腫れていて赤くなっているも
笑み忘れずに簡単な説明)
…いつもの店のチョコに…なんか変な錠剤入ってて…ミィリィが発熱…急いで医務室連れて行こうとしたら…数分ぐらい、自分より身長高くなって、大人になってた……以上
( 黒、一瞬目を見開く )「 ………… 」
( 今さっきとはうって変わって 、青い顔をして
腫れたザレッドの顔を舐め… 直し 舌に付いた血を飲み込む )
「 …………ごめん ザレッド 」「 は ぁー 、よ よかった 」
( 謝罪する母、落ち着く子… )
…………うん、構わない、構わないけどもう少し人の話は聞いて判別してね、被害者が出る、特に俺…
(顔を両手で圧迫すれば傷痕は多少つくが
元通りになっていて)
……しかしほんとなんでだろーな…
「 …異議あり、ザレッドも勘違いする言い方やめて 」「 う うん… わたしも 」
( カタカタカタカタ 、クジラの絵画が蠢く )
「 ひぃっ!?」「 … 」
……それは結構難しい…というか意識してないんだけどな…
(少し眠そうに目を擦りつつ…くじらの絵画を
ガン睨み)
[ チ チ チ ]「 っっ 」「 あら 」
( 火花が散るような音が絵画から続き、続いて硝煙…
真夜中な上、気の弱いミィリィはすぐに気を失った 黒が支えた )
「 …これ、話に聞いたハデちゃんの隠れ家…だったかしら?」
…………うん、こうやっていっつもミィリィを驚かせてる…いい意味でも悪い意味でも……
(指の骨鳴らしながら…狙い定めて
手を骨にして発射)
……まぁ、何かあったんだろうな
[ バァン]qqrgghlrrrr
( にぶい着弾の音と共に飛んできた… 腕、 見覚えのある小さくて… 黒い装甲 )
「 … 」
( 黒は 何が起こったか理解していない )
…………はぁぁ、ったく、こうでもしねぇといけてぇもんなぁ……
(クジラの口の中に上半身だけ突っ込んで
様子見…少し煙ったいのか咳き込み)
……っと、大丈夫かー?
gggggggg... 〈 警報の音が鳴り響く 火花はそこら中で散る 〉
〈 辺り一帯は破壊の後である鉄屑が散り 機械達が場を収めるべく動き回る 〉
『 うェ ダa 自 字 時 rrrrrrrrr ーー qg- qg -qg- 』
( … 既に何らかの衝撃を受けていたのだろう 明らかに2つ以上の
外的要因による激しい損傷を負っていたR -13A2 は左胸に直撃した
弾丸によって完全に胴部が破壊され 仰向けに倒れていた。意味の無い
壊れた電子音が広い空間に響き渡る )
「 ザレッドー? そっちはどうなっているのかしら 」
( クジラの絵画の外より声が響く )
……………えーと、これは………あーーー…
……一言で言うなら地獄絵図、だわ…なんつーか…
………俺は知らない、うん、俺らは関係ない
(すっとぼけながら足バタバタで返事して
冷や汗大量にかきながら出ようとしていて)
『 M.. .. mA.. . ま .-... . mあ す- たー - ... . - .. ひ ...dd d ど い 』
「 …? ザレッド 何がありましたの?」
( 軋む 右腕を動かす 壊れた体は思うように動かない
そして黒は妙な様子に言葉を急かす 機械達は懸命に働く… )
…………………えーと…だ、大丈夫、ちょっとある機械がぶっ壊れ…じゃない、故障してる感じ…
(仕方がないので修理しようと体押し込み…
…途中で詰まり、抜けようとしても抜けず…
……慌てるのを示すように足ジタバタ)
……ちょっと待って、ちょっと待てよ…挟まったんだけど
「 …押せば良いですのね?んんーッ」
( 全身に力溜めて… )「 やぁぁっっ!」[ ドロップキック ]
( 鈍い音 そしてザレッドは前方へ勢いを… )
………加減を覚えろ加減を……!!
(腰骨絶対数本折れたと確信し
体操しながら顔歪めていて…)
……で、大丈夫?
(故障してボロボロに近づき)
『』( そろそろ発声にまで異常が発生したらしい 動く意思があってもできない )
( 少しずつ容態は悪化している 火花はさらに散り、軋みは増える )
………しょうがねぇな……
…修理開始だ…
(手が細く、更に細く糸のようになり
精密に動き機械の中を弄り直し…他の手が
部品などを持って来て)
【 修理が少し進んだ 】
( 火花の量が減り、軋む音が響かなくなる )
………ふぅぅ…一時はどうなるかと思ったが…安心だな…
(コアのような所傷つけないようにしながら
しっかりと手を動かしていて)
【 修理が少し進んだ 】
( 波動エネルギー系 ザイオング慣性制御系の問題が無くなり
火花が止まる 、魂石は まだ不安定に光を放っている… 周囲は沈静化してきた )
『 』
……………後ちょっと………
(更に細かく、ついでに改良と言わんばかりに
鋭くなり少しずつ要らない所削っていて
疲れて来たのか少し目を瞑りかけていて)
【 修理が大きく進んだ 】
( 胴部の問題は解決 左腕の欠損も修復され魂石は正常に輝く
発動した動力のエネルギーが全身を駆け巡り… )
『 っ っ!〜〜ハァーーーッ! 死ぬかとっ 死ぬかと思っだっ…!』
再起動完了 R-13A2
……うん、おかえり、じゃあ、俺帰るな?
(修理終われば興味失った…というか
少し残念そうにしながら手を振って再びクジラの口の中に上半身だけ突っ込んで出ようとして…)
(……後ろから嫌な予感漂っているの無視して)