◯はじめに
自傷行為とは、すなわち自分で自分の体を傷つける行為のことです。リストカットやアームカットと言われる切る行為や嘔吐など、方法は様々ですが、その中でリストカットに依存してしまっている"私"について、とりあげた小説です。
少しでも自傷行為をしてしまう人の理解者が増えれればいいなと思っています。
荒しや暴言、中傷等はお控えください。小説書くのははじめてなので、コメントやアドバイス等ありましたら、どんどんお願いします。
◯登場人物
・竹内絢香(たけうちあやか)……私
主人公
高校1年生、女子、家族は両親と兄と弟2人の6人
吹奏楽を中学の頃からやっている
・中村葵(なかむらあおい)
同じく高校1年生、女子
高校で吹奏楽を通して出会った。
パートが同じで、なんだかんだで私と仲良くしている。
・近藤れみ(こんどうれみ)
同じく高校1年生、女子
県内の音楽科のある高校に通っている。
私とは小学生の頃から仲が良かった。
登場人物が増えることもあります。
その都度、紹介していこうと思います。
文化祭の日。
私たちの高校は、2日かけてやる。
1日目は、近くのホールを借りて、1年の合唱と2年の劇、吹奏楽、有志の発表があった。
2日目は、学校で3年の模擬店に、各教室で部活動や3年生などが企画したイベントがあった。
私は合唱での伴奏もやることになっていた。ピアノ、習っていた訳じゃないしホールで弾くなんてはじめてだったからすごく緊張して、すごく不安だった。夜は不安であまり眠れなかった。
でも、オープニングで吹奏楽の演奏だったから、不安だった気持ちも楽しくて、でも寂しくて、そんな複雑な気持ちに変わっていた。3年の先輩方と演奏する最初で最後の舞台だった。3年の先輩方は部員の半数以上を占めている。だから、文化祭が終わって先輩方が引退されると、すごく寂しくなるな、と思っていた。演奏が終わって舞台の幕が閉じるとき、少し涙が溢れてしまったけれど、先輩に気づかれて、
「まだ早いし。泣くなら明日にしてよ笑」
と言われた。
そして合唱。私たちのクラスは学年で一番最後。
オープニングのあとすぐだったから、はじめの方の順番の人は急いで着替えて、楽器をおいて行ってしまった。
私は楽器を片付けて、先輩方と写真撮影をしていた。
葵ちゃんが戻ってくるのを待って、パートのみんなで撮って、私はすぐにホールに行かないといけなかったから、なんかもっと一緒にいたいなと思った。
調度前のクラスが発表しているところだった。合唱の発表をきくと改めて緊張と不安が押しかけてきた。
いよいよ、私たちのクラスの発表。ステージに上がる途中、クラスに戻った先輩方と目があって、頑張ってと口パクで言われた。課題曲として校歌と自由曲としてクラスで選んだ曲二曲を伴奏する。校歌で少し間違えてしまったけど、みんなが止まらすに歌ってくれたおかげで最後まで弾ききることができた。
楽しかった、はずなのに。
クラスの一員として頑張れて、嬉しかった。これでどこかのグループが声かけてくれるかな、なんて甘い期待はもちろん裏切られた。その日のお昼は中学の頃仲良くしてくれてた子が誘ってくれて、一緒に食べた。そしてそのあとクラスの方に戻れず保健の先生たちといた。
なんだかやりきれなくなって、トイレでいつも持ち歩いているカッターで切った。涙と一緒に赤い血が流れおちた。
どんどん話が深くなって…!?
>>25
良いですよ!寧ろ私めちゃめちゃ年下なので!小5の女子です。「発言が大人びてる」って言われたことはありますが…(^_^;)「しぐれん」で良いですよ!
確かにしぐれんって大人っぽい雰囲気あるよね(゜-゜)(。_。)
私、てっきり高校生か、もしくは中学生ぐらいだと思ってた!笑
私も気にしないから、ためでいいよ笑
こう言うのもなんか変かもしれないけど、しぐれんと仲良くなれたらいいなって思ってる
まあ、私はダメダメな小説を書いて、しぐれんはそれを読んでくれる唯一の読者だし、ね笑
な、仲良くして下さるんですか!?
ありがとうございます!!喜んで!
ではお言葉に甘えてためでいきますね。今度私も短編板に小説書こうと思ってるの!良かったら見てね!
しぐれん!私、名前変えました。
これからお互い名前が呼びやすいように。
Hikaruってカッコつけてローマ字にしたけど、ひらがなでもいいから、呼びやすいように呼んでね笑
しぐれんの小説、読んでみたいな〜♪
楽しみにしてるね!
続き↓
その日は疲れてたし、帰って直ぐに寝てしまったらしい。
朝起きたら、昨日の疲れが全部抜けたわけじゃないし、本当は2日目は休みたかったけれど、引退式あるし、そのための準備もあるから休めないから、急いで支度をした。
音楽室で準備をしてるとき、
「どこから行く〜? 」
と楽しそうな話し声が聞こえてきた。その会話を何とはなしに聞いていたら思わぬことを知ってしまった。
「ねぇねぇ、そういえばさ、あやかは誘わないの?」
「うん、だって一緒に行ってもおもしろくなさそうじゃん?」
「え〜?確かにそうかもね……笑」
「でもハブってる、みたいにならないかな?先輩とか先生になんか言われるのも嫌じゃん。仲良くしなさい、とかさ笑」
「ま、どうせ一人が好きなんでしょうし、うちらのことバカだと思ってて、一緒にいたくないんだろうから丁度いいんじゃん」
みんなは笑って、当たり前のように言った。
私が近くにいることも知らずに、ううん、私なんてまるで存在していないかのように、笑いながら楽しげに話していた。そして話題は私の話から、ジャニーズだかなんだかの話になった。
ショックを隠しきれずに、トイレに駆け込んだ。
私、あんな風に思われてたのか……
文化祭の2日目は、私にとって辛く長い1日になりそうだ。誰にも見つからないように自転車庫や教室等いろいろ移動して1日を過ごす場所を探したけれど、なかなか見つからなくて結局音楽室で先輩に手紙を書いていた。
で、1つの方法を思い付いた。私がこれ以上傷つかないための方法を。
やめようかな、部活。
せっかくのお楽しみ、だったけど、傷つかなくてすむならやめたい……
面白い!
今日書くつもりだよ!
書きはじめたら教えて!
34:閖時雨◆YQ:2016/11/26(土) 10:44 http://ha10.net/short/1480075376.html
飛べなかったら短編小説板の「恋する君は夢の中」に行ってね。
感想くれると嬉しい<●><●>クワッ
あ、あと名前は「たこやきとり」だから違うよ!
まだ書き始めたばっかりだし、文才ないしだけど…
36:Hikaru&◆/o:2016/11/26(土) 17:55 さっきは間違えました。
ってか、本当ごめんなさい!!
えっと、文才ないのは私も同じだし、
感想はここかしぐれんの書いてるスレかどっちがいいのか聞きたかった……だけです!
本当ごめんなさい!!
いいよいいよ〜♭
僕の書いてるスレで!
本当ごめんね。
しぐれんの小説、早速読んでみる〜!笑
引退式が始まるまでは、早く1日が終わらないかなと思ってた私だった。が、始まってからはすごく楽しかった。先輩といられる時間が一時間ちょっとしかないことを知り、もっと一緒にいたい、このまま時が止まってくれたらいいのにな、と思っていた。
プレゼントと手紙をを渡したとき、私はもう涙で顔が悲惨なことになっていた。私がプレゼントを渡した先輩も、泣いていた。すると、突然先輩に
「あやかちゃ〜ん!!」
と言いながら抱き締められた。びっくりしたけど、先輩はすごく優しい、大人っぽい感じなんだな、と思ったりした。
私は先輩方には、少なくとも嫌われていないなと実感できた引退式になった。
そのあと打ち上げで近くのファミレスに行った。
打ち上げは今までに一度も行ったことなかったし、家族以外の誰かと外食するのも、はじめてだった。
先輩が引退したら、私は中学の頃にやっていた楽器を吹くことになっていた。その楽器を担当していた先輩から、
「教えてあげられることは出来なかったけど、体験の時すごく上手かったし、きっと大丈夫。頑張って、来年は支部大会に進んでね。」
と言われ、迷ったけれどやめようと思ってることを言った。
そしたら、それを聞いていた同じ1年の男子、新田が私と同じようなことを思ってることを知った。
その後、新田と話していて(先輩もいたが…)、なんか思いが軽くなってもう少し頑張ってみようと決意した。
今日は切らずに済みそうだな…と思っていたのに。
家に着いたのは、21:30を過ぎていた。
打ち上げに行くことは言っていたのに、お父さんに怒られ、お小遣いを減らすとか言われたので思わず言い返してしまった。
酒によって既に赤かった顔を更に赤くして物を投げてきた。避けて投げ返し、はっとした。
気がついたときにはもう時既に遅し。
元々イライラしていたのか、私は簡単にそのスイッチを入れてしまっていたのだ。殴る蹴るは今までにもあった。だから、今回も逃げたらどうにかなるだろうと思っていた。それが、間違いだったのだ。
着ていたカッターシャツを掴んで引っ張られ、、床に倒れ込んだ私の髪の毛を引っ張って……
蹴られるのは、慣れていた。でも、最終的に倒れてる私の頭を踏んで、グリグリとやられた。流石に堪忍袋の緒が切れた私は思いっきり親の足を除けて、台所に向かった。
泣きながら止めていたお母さんに止めなさい!と怒鳴られなかったら、父親殺しをしてしまっていたことだろう。
それから、部屋に籠ってイライラを押さえようとカッターを握る。今までに無いほど深く切れた。
暫くして、血まみれのカッターと手首をみて我に返った。見るとぱっくりと開いてしまっている傷もあった。でも、差ほど気にせず血を拭き取り、サポーターを着け、眠りについた。
面白い!面白い…のに…な、なんだろう、あ、足の力が抜けていく〜………
41:匿名希望:2016/11/30(水) 11:58 しぐれんありがとう!
全然まだまだだし、なかなか面白いこと書けてないように思うけど……これからも頑張って書くね笑
うん!
…ね、ねぇひかるさん。せ、せせせ専スレとか作る気ない……………???
専用スレ?
別に作ってもいいよ笑
あ、そうだ。今テスト期間だから、テスト終わるまでは小説の更新できません。ごめんね。
↑あー。ハンネが…。
分かると思うけど私です笑
>>43
おぉぉ…頑張って!
またここにスレ立てようかな…
立てたら言うよ。
専スレを作る時が来たら、また話し合おう?
テスト終わって(いろんな意味で笑)、体調が良くなかったのもあって、復活が遅れてしまいました。申し訳ない……
専スレはしぐれんが立てたいなら立ててもいいよ!
私はどっちでもいいかな笑
月日は流れ二学期半ばの頃、私は学校に行くのが億劫になり、暫く不登校みたいな状態になっていた。
そんなとき、担任に呼び出された母親に言われた。
せっかく1年の半分くらいまで来てるんだから、1年通って、無理ならやめるなり大検受けるなり考えればいいでしょ?でも、1年続けるには明日からの期末試験受けないと駄目なんだから、行きなさい。中間の点が良いから、赤点でも大丈夫って先生言ってたし。
1年の単位があれば大検も少しは有利になる?みたいなことも言われ、試験を受けることにした。とはいえ授業も出ていないので、試験は散々な結果だった。試験後は特別日課で、午前だけ授業を受け、昼からは部活と楽に行けそうだ。
試験が終わって、久しぶりに部活に行った。思っていたよりも吹けた。
不登校みたいな状態になる前に受けた模試を、職員室に取りに行った。学年主任の先生に説明したいこともあるから、教室行こうと言われ、職員室の近くの書道室に入った。 すると、意外なことを言われた。模試の結果について説明を受けたあと、学校になかなか来れないのは、喘息があるからだけじゃないと勘づかれたようだ。でも、私は先生に相談もしたいと思わないし、大したことないから何も言わず黙ってただ先生の話を聞いていた。突然話が途切れた、と同時に少し笑って
「胸の奥に引っ掛かってること、あるやろ。そんな顔してるし、先生表情見てたら分かる。」
と言われた。驚いた。この先生には、すべて見透かされてるようなそんな気がした。だけど、私の心は簡単には開かないようになっていた。もしかしたら、今までも、差しのべて貰っている手を掴み損ねて、余計苦しい思いをしているのかもしれない。そんな思いが頭を過ったが、話したところでどうせ何にもならない、と決め付けてその手を振り払った。
「別になにもありませんから。大丈夫です。このあと用事があるので、これで失礼します。」
そう言って、家に帰った。
この時はまだ誰かの差しのべてくれる手を握る勇気がなかったのだ。
今日は疲れてて眠いのでこれで終わりにしておきます。
にゃほ〜(=°ω°)
復活 オメm(_ _)mデト
テスト オツカm(_ _)mレサマ
この板にスレ立てしちゃったよ〜(笑)
これからも見てるからね!
え、もうスレ立てたの?
どれ??
これ↓
(つ・ω・)つ【http://ha10.net/novel/14708321832.html】
…ごめん、多分合ってない。笑
うん、あってない。
52:閖時雨◆YQ:2016/12/09(金) 17:21 画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新