なんでここまで残酷になれるんだろう

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1:初:2016/08/28(日) 12:58

こんにちは
初めて小説を書きます
一部の設定を、いじめー生き地獄からの脱出ーを参考に書きます
では始めます

52:サヤ◆gi4N93xk8Q:2016/08/30(火) 16:01

たった今全部見終えました…中学生高校生かと思っていたらまさかの小学生でした。いじめや主人公の心情がよく書かれていてとても面白いです。頑張ってください!

…入ってもよかったのでしょうか

53:初:2016/08/30(火) 16:20

皇「はあ…」

私は溜息をついた

勢いであんなこと言ってしまったけれど私は嫌よ‥

でも断ったらどうなるかわからないし…

ブブブ ブブブ

皇「あっ、メール」パカ

件名 和葉

よ〜っす!明日九時、駅に集合ね!ではでは〜

皇「どうしよう…こんなのうそです!嫌なことは寝ておきたらもとに戻ってるはずです!」バフン!

私はベットに飛び込み、そのまま寝てしまった


             _____________



如月「あっ!弥生〜おっは!」

秋風「おはよ〜弥生〜」

皇「おはようございます」

皇(もう吹っ切れました。こうなったらやりきるしかありませんね)

皇「で、いつくるのですか?」

秋風「う〜んもうちょっと!」

秋風「あっ!来た!お〜いこっちこっち」

如月・皇「っ!」

私は息をのんだ

なぜならその男は肩にフケ、脂ぎった肌、デブという女子の嫌悪の対象の様な格好だったからである

だがそんなことは気にせず、和葉は

秋風「会いたかったよぉ〜」

男「あははは。所でその子達は?」

秋風「この子達は私と一緒にしてくれる子達よ!」

如月「そっ、そうなんです!よろしくね!」

皇「よっ、よろしくです…」

男「じゃあトイレに行こうか。順番だからね。もちろん一番は和葉ちゃんだよ!」だき!

男は和葉を抱き寄せた。それを見た瞬間、吐き気が込み上げてきた

皇「嫌だ…嫌だ…」ガタガタ

如月「どうしたの?大丈夫だって!ちょっとやるだけだよ。本番まではしないらしいし!」

皇「……………」

如月「ほんと大丈夫?」

皇「ふふふ」コツコツ

如月「ちょっと弥生!してる途中は中に入っちゃいけないってなんども…」

トイレの中に入ると、和葉のパンツを男が吸っていた

カシャ!

男「おい。何してんだ!」

男は携帯を取ろうとしたが避けられて、盛大にすっころんだ

男「おい!消せよ!早く!」

皇「この写真をネットにばらまかれては困りますよね?」

男「そうだよ!さっさと返せ、このクソガキ!」

皇「そうならいうこと聞いてくれる?この
クソ豚包茎ゴミ野郎」


        ____________________________
 

54:初:2016/08/30(火) 16:20

>>52
ありがとうございます!

55:初:2016/08/30(火) 16:31

>>51
ありがとうございます!
美音さんもいじめ小説を書いているんですね
頑張ってください!

56:もか。:2016/08/30(火) 16:34

うちも書いてる!

57:初:2016/08/30(火) 16:36

>>56
どんな感じの小説ですか?
ぜひ読んでみたいです!

58:もか。:2016/08/30(火) 16:36

探してー!あるよ‼えーと、リアル小説!

59:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/08/30(火) 16:54

>>55 
ありがとうございます。 
初さんも更新頑張ってください。  


>>58
読んでみます!

60:もか。:2016/08/30(火) 17:03

ありがとう‼

61:初:2016/08/30(火) 17:42

      ___________________________


秋風「うそ!二万のはずが六万になっちゃった!」

如月「いや〜弥生すごかったよぉ。てかキャラ変わりすぎじゃね?」ヒャハハ

皇「別に。あんなクソ豚、脅せばいくらでも出しますよ」クスクス

秋風「いや、弥生凄すぎ!まだ十一時なのに一気に六万も!皆で分けようね〜」

私たちは二万円ずつ財布にいれ、次の場所へ向かう準備をした

如月「次はどこ?また脅せばもっともらえるんじゃね?」ニヤニヤ

秋風「そんなことだと思ったよ。そのために沢山お金持ってきてって言っといた♪」

弥生「ふふふ。次脅すのは日和でよろしくお願いします。私が男に色々するので」

秋風「ふふふ〜行く前はあんなだったのに今じゃすっかり乗り気じゃん」ポンポン

弥生「やめてください。もう。では行きますよ」ニヤニヤ






菖蒲「クスクス。これからどうなるかも知らずに」

62:もか。:2016/08/30(火) 17:47

頑張れー!

63:初:2016/08/30(火) 19:15

如月「次はトイレで待ち合わせかよ…」

秋風「うん。そうみたーい」

皇「遅いですね。全く」

秋風「あっ、来た来た!」

如月「じゃあ、よろしくね」ニヤァ

皇「はい」ニッコリ

男「はい、きたやで。弥生ちゃん。ほないこか」

皇「はーい」

如月・秋風「クスクス」

皇「じゃあおじさん。まず私の服、脱がして♪」

男「はえー小学生でもこんなんする時代になったんやなぁ」

皇「そうだよ。ねえ早く早くぅ♪」

男「じゃあやらせてもらうわ」スルッ

カシャ!

男「ん?なんや?」

如月「ねえおじさん。インターネットってしってる?便利だよねぇ〜」

秋風「ネットにこれ、ばらまかれたらどうなるか…わかるよね……?」

男「あ〜、そういうことか〜






              別にええよ」

如月・秋風「「はあ!?」」

男「だってワイなぁ、もう失うもんなんもないんや。
ネットになにばらまかれようが知ったことじゃないわ。






でも、こんなこと言うってことはそれなりの覚悟があんねんな?」

秋風「あっ、あああああ」ガクガク

ダッ!

如月「ちょっと和葉!?」

私は恐怖で声が出せなかった。ただこの光景を見ているだけだった

ガシ!  ダン!

如月・皇「!?」

和葉の頭からはだらだらと血が流れていた。

男「なんや、根性ないやっちゃなぁ。逃げたらあかんやろ?
ほんま最近のガキは口だけやなぁ」ダン!ダン!ダン!

男は和葉の頭を何度も何度も床に叩きつけた

皇「ぁ、…ぁぁぁ…」ガクガク

秋風「た…たす…けっ……て」

私はトイレの外を見た。誰もいない

皇(なんでよ…!なんで私がこんな目に‥…!)

外を見ていると前のいじめのターゲット、冷泉菖蒲が通りかかった

私は必死に目で訴えた

皇(助けて!お願い!お願いよ!)

冷泉は冷たい目で





菖蒲「ざまあみろ。このクズ共が」





そう言い放ってそのまま通りすぎた

皇(あ‥‥)

私は絶望で崩れ落ちた

すべてを諦めた、その時だった

如月「逃げるよ!弥生!」ダッ!

皇「え?」

私は腕を引っ張られ、走りだした

秋風「ちょっと!?二人とも、逃げないでよ!助けて!」

如月「お前ごときと一緒に変なことされてたまるか!そのまま死んじまえ!まずやろうって言ったのはお前だからな!」

秋風「そんな……」

男「まあええわ。携帯は叩き割ったしな。仲間に見捨てられた和葉ちゃんかわいそ〜。
おじちゃんと遊ぼな」

秋風「嫌…!嫌だ…助けて…!いやあああああああああああああああああああ!」


               _________________________________

64:もか。:2016/08/30(火) 19:51

いいいいい!みんな殺っちゃえー!

65:初:2016/08/30(火) 20:29

>>64
ありがとうございます!
後で読み返したらこのおじさんはちょっと怖すぎました…
あと、次の話からはまた菖蒲視点から書いていきます!

66:初:2016/08/30(火) 21:28

    ____________________


如月「はあ…はあ…」ゼエゼエ

皇「コホッ…カハッ」ハアハア

如月「大丈夫?」

皇「はい。でも和葉はどうしますか?やはり警察に連絡した方がいいのでは…」

如月「いいよいいよ。あんな奴友達と思ってないし。ほら、自己中でうざかったじゃん?」

皇「でっ、でも!もしあいつにチクられたら…」

如月「あいつの言うことなんて誰も信じないよ。だってクラス中から嫌われてたしね」

皇「それもそうですね…もうこの件とは関わらないでおきましょう…あっ!それよりっ!」

如月「ん?」

皇「冷泉菖蒲っているじゃないですか。あいつ私が助けを求めたのに助けなかったんですよ。
酷くないですか?」

如月「マジで!?人があんな状況だったのにっ…!」ギリッ

皇「月曜にあいつに問いただしましょう」

如月「うんわかった。なんだよあいつ!まじでムカつくんだけど!?」

皇「まあまあ。とりあえず、全部月曜に。」

如月「オッケー。じゃあね。バイばーい」

皇「さようなら」

67:もか。:2016/08/30(火) 21:30

なんか、可哀想や笑和葉

68:初:2016/08/30(火) 22:01

月曜日____

日直「おはようございます」

皆『おはようございます!』

日直「着席」

先生「えー今日、秋風さんは体調不良でお休みです」

エー  ウソー  ザマア

菖蒲(体調不良?クスクス妊娠でもしたのかしら)

如月・皇「………」

___キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン____

如月「ちょっとこいよ」

菖蒲「はあ…うるさいな。あなた達にかまってるひまないんだけど?」

如月「うるせえな!さっさとついてこい!」

私は襟首をつかまれて、無理矢理つれていかれた

皇「あなた一昨日の公園のトイレでの出来事、見ましたよね?」

菖蒲「うん。見たけど?」

皇「実は…あの男はあなたが用意したんじゃないんですか!?」

如月「え…?どういうこと!?」

皇「だっておかしいじゃないですか。思い出してみてください。いつも汚かったトイレが綺麗になっていたこと、あんな人がいないところに冷泉が偶然通りかかったことなど、本当はあなたが全部仕組んでやっていたのでしょう!?」

如月「はあああ!?ふざけんなよ」バシ!

私は思いっきり殴られた。そのまま倒れて何度も蹴られる

如月「舐めやがってええええ!ボコボコにすんぞ!」ドカ!バキ!

菖蒲「ふふふふふ、あはははは、だからなんですか?」

皇「はあ!?だから何ですって!?ふざけるのも大概にしなさい!困っていたら助けるのが当たり前でしょう!?」

菖蒲「あなた達は助けてと言われたら、助けたことがあった?やめてって何回も何回も叫ばれても
やめなかったでしょう?そんな人達を、助ける必要がありますか?」

如月「そんな奴らと一緒にすんな!私とそいつらじゃ価値が…」

バシ!

如月「ひっ!いったああああああああああ!」

菖蒲「ふざけてるのはそっちよ!」

皇「ちょっ、ちょっと、あっ、あなたなにして…」

バチーン!

この音だけが体育館裏に鳴り響いた

皇「なにをっ!」

菖蒲「ええそうよ!私がそのおじさんに頼んだわ!でも困っていたら助けるのは「当たり前」!?
そんなわけないでしょ!?
感謝の気持ちも持たないなんて何様のつもり!?そんな傲慢で、怠惰なあなた達を助ける必要がある
というの!?私はあなた達に酷いいじめを受けたのよ!そんな奴らをなぜ助けなくてはいけないの!?
あなた達は人殺しよ!いままでいじめで沢山の人を自殺や不登校に追い込んでその人の人生を滅茶苦茶
にした!そんなあなた達を助ける必要があるの!?いままでの罪を償いなさいよ!」

皇「っ!」

私は言いたいことをすべて言った

いままで思っていたことを

たくさんの気持ちを

この時私は少し、ほんの少しだけだけど、この人達が変わってくれるかな、と思っていた

だけど違った

こいつらは正真正銘のクズだった




如月「はあ?いじめられるのなんて、そいつが悪いんでしょうが」

69:もか。:2016/08/30(火) 22:09

日和シネw

70:初:2016/08/30(火) 22:11

>>68
ちょっと和葉が可哀そうになりましたね(-_-;)
まあ三人組の中ではいじめの時は殴るくらいしかしませんから
まだクズさはましですね…
二人はマジのクズに書こうと思っています!

71:もか。:2016/08/30(火) 22:13

うん!

72:初:2016/08/30(火) 22:40

如月「はあ?そんなのいじめられる方が悪いんでしょうが」

菖蒲「は…?」

皇「私もそう思います!」

菖蒲「本気で…言ってるの?」

如月「ええそうよ!大体根暗で友達もいない奴に人権なんてあるわけないでしょ!?
言ってみればいままで私が自殺に追い込んできたのは人じゃない!害虫よ!害虫を駆除しただけ!」

皇「そうです!日和のいうとおりですよ!そんな奴はゴキブリ以下の存在なんです!そんな奴ら
いくら消そうと関係ないでしょう!?」

菖蒲「なんで…そこまで酷いことがいえるの…?」

私はこの人達がなにを言っているのかわからなかった

なぜこうなるまで放っておいたのか

もうこの人達は人間じゃない

ただの化け物だ

その瞬間、私の中から何かが消えていく

なにか、大切なものが_____

菖蒲「わかりました」

菖蒲「私たちのようなゴミ…いや害虫は全員死んでしまえばいい、という考えなのですね」

如月「ええそうよ!」

菖蒲「そうですか…わかりました‥‥」

__スタスタ__

菖蒲(もう、絶望した…なににたいしても…なんの感情も沸いてこない…)

「次、知的障害者の施設に見学しに行くらしいよー」
「えー、やだー」

菖蒲「そういえば…そうだったな…あっ」ニヤリ

私は笑みを浮かべながら、教室へ戻った





____二人組____

如月「論破してやったわ!」ハハハ!

皇「ふふふ。なにも言えないという顔でしたね」クスクス

如月「そういえば次の授業ってどっか行くみたいだったけどどこだっけ?」

皇「知的障害者の施設を見学するらしいですよ。」

如月「そうだ!そうだ!思い出した!じゃあ一緒にまわろー」

皇「いいですよ」


       ____________________

73:らー利:2016/08/30(火) 22:51

ありがとう!頑張って

74:初:2016/08/30(火) 23:00

先生「では今から施設内を見学するぞ。失礼のないように、静かにな。じゃあ見学開始」

施設の中には異臭が漂っており、薄暗く、陰気だった

「どこからみるー?」
「なんかやだなー」
「うっわ‥」

^q^「あうあうあー」

「キッモ」
「シネ」

菖蒲(ふふふ。如月達は重度障害者のところへいくでしょう。自分たちの評価を上げるためにね)

如月「私達は症状が重い方へいこ!感想文書きやすいじゃん!」

皇「そうですね。通知表のためです。我慢しましょう」

如月達は予想通り重度知的障害者の方へ歩いていった

私はあいつらの後を、静かにつけていった

75:初:2016/08/30(火) 23:01

>>73
ありがとうございます!

76:初:2016/08/30(火) 23:26

如月「なんか人いなくない?」

皇「うん……」

如月「とりあえずさ!ここ入ってみよ!」

皇「はい」

ガラガラ

如月「失礼します」

如月「なーんだ。誰もいないじゃん。ねえ、やよ…」

皇「ぎゃああああ!」

如月「ちょっと弥生!?どうしたの!?」

皇「なっ…!なにかに…引っ張られてるんですぅぅぅ!」

如月「はあ!?」

如月はカーテンをめくった。

そこには、

如月「!?」

^q^1「あうあうあー」

^q^2「あうあうあー」

^q^3「あうあうあー」

^q^4「あうあうあー」

^q^5「あうあうあー」

大量のパワー系知的障害者が五人もいたのだ

私はそれをみて

菖蒲(はやくそいつらをヤっちゃって!)

と心の底から願った

如月「離せよ!この!」ゲシ!

^q^1「ギャッ!!」

皇「嘘嘘嘘!やめて!離してえええええ!」

^q^2・3・4・5「ああああああああ!」

皇「いやあああ!!日和!助けて!親友でしょ!?ねえ!お願い!逃げないで!」

如月「うわああああああああ!!たずげでえ!だれがああああ」ダダダダ!

皇「ねえ!日和!?助けてよ!お願い!」ガシ!

如月「やめてよ!!あんたなんか‥友達じゃない!離せ!」ドカ!

皇「げほ!」パッ

如月は皇の顔面を蹴り飛ばし、皇は如月の足から手を離した

如月「ああああああああああああ!」

ガタン!

皇「ねえ!やめて!お願いだから!!いやああ!やめてえ!」

^q^4「あ〜ぎもぢいい〜〜〜」カクカクカクカク

皇「ああああああああ!いだいいいいいいいいいいい!!やめてえええええ」

如月「ううう、怖い。先生のとこへいこう!私は被害者よ!!」








菖蒲「如月日和…どれだけ人を蹴落とせば気が済むのですか?」



                 _____________________

77:もか。:2016/08/30(火) 23:31

何やってるのか分かんない。。

78:初:2016/08/31(水) 15:03

>>77
そうでしたか…
一応解説すると、

如月達が重度知的障害者の病棟へいく、
そのあと障害者達が皇をレイプ、
如月は皇を蹴飛ばして、自分だけ逃げる、
それを菖蒲が見ている…

という流れです!
分かりにくくてすみませんでした!

79:もか。:2016/08/31(水) 15:08

なるほど!

80:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/08/31(水) 15:16

わお…………
菖蒲ちゃん、いい気味かもしれないけど、
なんかやり過ぎのような気も………(初さん、小説はすごい良いです!)
日和がなんか、和葉よりひどく思えるようになってきた。
皇さん、かわいそう、なんとなく。
これって、みんなお互い様だよね。

81:初:2016/08/31(水) 15:44

>>80
そんな感じですね!
いじめられっこがやられっぱなし、というのは
ちょっと嫌だったので、ちょっとやりすぎ気味に書いてみました…
でも皇は自業自得だと個人的に思います
気分を害したらすみません…

82:らー利:2016/08/31(水) 15:53

83:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/08/31(水) 16:33

>>80
そんなことないです!
普通のいじめ小説と違って新鮮な感じで!
更新頑張ってください!

84:匿名 hoge:2016/08/31(水) 16:34

なんだかいじめっ子達が可哀想に…自殺するまで追い込まれたのは主人公ではなく他の子ですから主人公が自殺するまでやり返すのはなんだかお門違いじゃないかなって。

お話は面白いです。頑張ってください。上から目線でごめんなさい…

85:初:2016/08/31(水) 16:40

>>84
いえいえ!
アドバイスありがとうございます!

86:らー利:2016/08/31(水) 17:09

はんい

87:初:2016/08/31(水) 17:25


     _____________



如月「ハア…ハア…先生ぇ…!」

如月はよろつきながら、廊下を走っていった

如月「みんなぁ…はあ、はあ、…ゲホゴホ」

男子「あれっ、うわっ!どうしたんだよ如月!」

      「え〜。どうしたのぉ〜」
      「うっわ、汚ねっ!」

そう言われたのも無理はない

如月の髪は乱れており、服は所々ほつれたりしていた

如月「ねえ!みんな!」

男子「ん?なんだ?」

如月「実は…実は、私、障害者に犯されそうになったの!」

「まじで!?」
「えっ、大丈夫!?」

如月「もう怖くて怖くて…なんとか逃げてきたの…」

女子「そんな…あっ!弥生ちゃんは!?」

如月「え?あっ、そっ、それは…」

如月は慌てた。皇の事をどう言うか考えていなかったからである

如月「それは…そのぉ…」

男子・女子「…………?」

如月の頬には冷や汗が流れている

如月(どっ、どうしよう…「弥生を蹴って逃げてきました」なんて言えるわけない…!あっ!そうだ!)

ゴクッ・・・

如月は唾を飲み込み、話しだした

如月「実は…弥生は私を身代わりにして、逃げようとしたの!」

男子「まじで!?」

女子「うそでしょ!?最低じゃん!なにそれ!」

如月「私を身代わりにしようとした弥生は逃げている途中につまずいて、逆に障害者達に…」

如月「ああ!私は弥生を助けずに逃げてきてしまった!これは許されることじゃないよ!
でもお願い!逃げてきた私が言っても仕方ないけど弥生を許してあげて!」

……………

長い沈黙が流れ、男子が口を開いた

男子「でもさ…正直言って皇、自業自得じゃね?」

女子「うん。私もそう思ったー。日和ちゃん身代わりにして逃げようとするなんてサイテーだよ」

女子「大丈夫だった?日和ちゃん。そんな奴酷い目にあって当然だよっ。とりあえずトイレに行ってきて
髪型と服、直してきなよ」

男子「うん、皇が悪いからお前は悪くないぜ。気にすんな」

如月「うん…そう‥なのかな…」

女子「そうだよ!落ち込む必要なんかないよ!」

女子「あっ!そうだ!日和ちゃん!一緒に回ろうよ!いいでしょ?男子!」

男子「え〜?まあいいけど…」

如月「ありがとう…!二人共…!じゃあトイレいってくるね!」

女子「うん!行ってらっしゃい!」

如月(ふふふ…簡単に騙されて…バッカみたい!これで弥生は私を身代わりにした悪者になってくれたわ
ありがとねっ、弥生♪)

88:らー利:2016/08/31(水) 17:41

89:初:2016/08/31(水) 18:57

___トイレ____

ジャーー

如月「弥生どうなったかな…さすがに酷かったかも…まあ、でもいいよね!
私には関係ないし!」

如月はハンカチで手を拭きながらトイレから出ようとした、その時

???「またそうやって他人を踏み台にするの?」

如月「誰!?」

如月は驚いて振り向いた

菖蒲「全部見ていたのよ。あなたが皇を蹴り飛ばして逃げるところをね。幼稚園の頃からの
親友だったんでしょ?なんでそこまで酷いことができるのかしら?」ハア

私は溜息をついて、如月を睨み付けた

如月「なによ!あんたも見てたんでしょ!?なら同罪よ!ていうかもう私に関わらないで!」

バタン!_____

菖蒲「………」

菖蒲「ひひひ。もう消すしかないなぁ」

90:初:2016/08/31(水) 19:04

某所___

「ひっ!ハッ、ハアハア」

???「待てや」ガシ!

「きゃあ!」

???「ゴチャゴチャうるさい」ザク!

「ああああああああ!」

???「もういい。殺す」ザクッザクッザクッ

「あ…ィ……や‥‥いだ…い‥‥」ガクッ

???「きたないなぁ。笑えるわぁ。」

???「うふふふふ。おもしろー」
 
            ______________

91:初:2016/08/31(水) 19:04

次は如月視点から書きます

92:もか。:2016/08/31(水) 19:28

うん

93:初:2016/08/31(水) 19:42

如月「あー疲れた」

私はベットに転がりながらつぶやいた

あれから二日後。弥生は奥の病室で発見された

その姿は実に惨いもので、体はあざだらけで顔はパンパンに腫れあがっていた

その姿を見たとき私はばれたらどうしようと焦ったが、弥生は

「何も言う気はない。早くこの町から出たい」とだけ言っていたという

それを聞いて私は安心した。心の底から。

ちなみに秋風はどうなったかというと、今引っ越しの準備をしているらしい

どうやら妊娠したみたいで、遠くへ行くとママが言っていた

如月(マジうけるわ。ざまあ)ヒャハハハ

そのまま私は眠りについた




如月「おはよー」

如月母「あらおはよう。ご飯できてるわよ」ニッコリ

ママだ。私のママは優しくて、私の自慢だ

如月母「でも弥生ちゃんかわいそうに…あんなことされて…」

如月「そっ、そうだね!あっもう時間だから行ってきます!」

如月母「あら、もう行くの?いってらっしゃーい」

如月「いってきまーす」

私は元気よく家を出た

如月(今週はターゲット誰になるかな〜楽しみ!)

私はワクワクしながら学校へ行った

学校前の通用門に人だかりができていた

如月(ん?なんだろ…)

私は人混みをかき分けて進んで行った

如月「ちょっとごめんね〜」

私はその光景に絶句した

なんと張り紙が通用門全体に隙間もないほど貼ってあったからである

如月「なに…これ…」

その内容は…

     以前の小学生レイプ事件!!それはすべて担任の責任だった!
     逃げている児童の姿が!?見捨てて逃げた可能性も!!そしてなぜそのまま助けを呼ばなかったのか!?
     何故担任は黙っていたのか!?
     伊集院孝義(この担任の本名)はクソ男

そこには、弥生の姿を黙ってみている先生の姿があった

如月「うそ‥でしょ…?」

そしてその中には___
弥生を蹴飛ばし逃げている、私の姿も映っていた

如月「うそよ…うそだわ…こんなの…‥
うそうそうそうそうそうそうそ…嘘よ‥こんなことって…」

女子「ねえ日和ちゃん…どういうこと?あの写真…」

如月「そ…それは…!」

女子1「あんたさぁ、最低じゃない?弥生ちゃんが襲われそうなのに蹴り飛ばすとかさ。
そりゃ、あの状況じゃどうしようもなかったと思うよ?でもなんで嘘ついたり、助けを呼ぼうとしなかったの?」

如月「うっ…」グス

女子2「泣けばいいって問題じゃないんですけど〜。てゆうかキモすぎ」

如月「は…?」

女子3「えっ?まさか本気で好かれてると思ってたの?えっ?えっ?」

女子「仕方ないよ。こいつ頭足らない障害者だからさ」

女子一同「「そうだよねー」」

あはははは!

如月「なめやがって…!」

女子「え〜なにぃ…」バシ!

女子「きゃっ!」ドサ!

周り「きゃあーーーー!」

如月「こんなことして無事で済むと思わないことね」

女子達「「ひっ」」

コツコツ

如月「なめやがって…どいつもこいつも」

私はイライラしながら教室へ向かった

94:初:2016/08/31(水) 20:18

もう紛らわしいので女子ちゃんやその他の取り巻き達の名前も決めます

天羽楓(あまは かえで)
さっきまでの「女子」役。数人の取り巻きがいて、ぶりっ子。
実際可愛らしい顔をしており、「ぶりっ子じゃなければな…」
と男子達からは残念がられている。「男子」のことが好きな様子

近衛舞(このえ まい)
さっきまでの「女子1」役。天羽の取り巻きで優等生。
きつい性格。

苗代華(なえしろ はな)
さっきまでの「女子2」役。馬鹿で思ったことをすぐ言う、グループのトラブルメーカー。
菖蒲とは幼稚園の頃からの同級生で、今も挨拶程度はする仲である

北条紅葉(ほうじょう くれは)
さっきまでの「女子3」役。皆にとりあえず合わせる子。
このグループに振り回されることもしばしば。

兵藤右京(ひょうどう うきょう)
さっきまでの「男子」役。楓から好意を寄せられており、迷惑している。
クラスではモテている方で、皇はこの男子が好きだった

95:初:2016/08/31(水) 20:36

如月「ああああもう!イライラする!」

私はずっとイライラしていた

なぜならクラスメイト達からずっとぼそぼそ言われていたからだ

如月「なんだよ!言いたいことがあんならはっきりいえよ!!」

サッっと皆は私から目を背けた

如月「んだよ…腹立つなあ…」

苗代「ぷぷぷ。バーカ」

北条「ちょっと!聞こえちゃうよ!」クスクス

如月「おい!おまえらなんつった!」

天羽「え〜ちょっとなによぉ。いいがかりぃ?」

近衛「私達はなにも言ってないけど?自意識過剰じゃない?」

クスクス  プププ

如月「クソが!さっさとルーレットはじめるぞ!」

ダンッダンッダンッ

如月「じゃあはじめるぞ〜それ!」

クラスメイトはすました顔をしている

如月「こっ、今週のターゲットは〜天羽楓!」

___シーン___

如月「な、なんだよ!なんとか言えよ!おい!
なあ天羽、お前は今日からターゲットなんだよ!自覚持てよ!」

天羽「クスクスクス」

如月「何笑ってんだよ!」ガシ!

私はこいつの肩をつかんで揺さぶった

北条「まだ分かんないのかなぁ」

苗代「はっ!?この状況で!?まだ分かんない奴なんていんの!?」

如月「なんだよ!はっきりいえよ!」

近衛「ほんと馬鹿なんですねぇ。あなたの時代は終わったんですよ」

如月「はあ!?どういうことだよ!」

苗代「教えてあげたら?「菖蒲」ちゃん」

如月「は…?」

96:初:2016/08/31(水) 22:01

苗代「教えてあげたら?「菖蒲」ちゃん」

如月「は…?」

菖蒲「ふふふふふ、あはははは、あーっはっはっはっは!!」

如月「なに笑ってんの!?」

菖蒲「ほんとバカなんですねえ。そんなあなたに教えてあげましょうか?近衛さんの言った意味を」

如月「早く教えろよ!クズが!」

菖蒲「はあ…いいでしょう。教えてあげます。あなたはもうこのクラスの女王ではなくなったんですよ」

如月「え…?」

菖蒲「大体あなた、皇さんが襲われていた時に助けも呼ばずに放置したらしいですねぇ」

如月「それは……!」

北条「それにさ、いままでの「いじめルーレット」だっけ?キモすぎるんだけど」

天羽「そうだよぉ。ずっと皆ストレス溜まってたんだよぉ」

近衛「それどころかあなた達は売春にまで手を出していたらしいじゃない」

如月「はあ!?証拠もないのに…!」

菖蒲「証拠ならここにあるわ!」

そこには弥生のパンツを脱がしている男の姿とそれを見ている私達が写っていた

「えー!まじじゃん!」
「キッモ」
「うわー」
「軽蔑するわ…」

苗代「ねえねえ、売春ってなあに?」

天羽「男の人に体を売ってぇ〜お金を稼ぐことだよぉ〜」

菖蒲「あなた達のやってきたことははかり知れないですよね?「売春防止法」という法律があるのですが
あなた達はその中で法律違反をしているのですよ?」

苗代「まじで!?」

近衛「あんた、本当に何も知らないのね…」ハア

天羽「つまりさぁ、あなた達のやったことはぁ、日本国の決まりに背いた行為なんだよぉ」




 「つまり…犯罪者ってこと………?」




天羽「だいせいか〜い!その通り!」

如月「そんなこと知らない!しらなああああい!!」

近衛「知らないですむと思ってんの?」

北条「菖蒲ちゃんにクズとかいってるけどさ、クズはどっちなわけ」キャハハ

如月「ううう…」グス・・グス

天羽「うわ〜きんも〜泣かないでよぉ〜」クスクス

なんで私がこんな目に…

天羽「それでさぁ、何が言いたいかって言うとぉ、今までの償いをしてほしいのぉ」

如月「償い…?」

天羽「それは〜…こういうことだよ!」

ドカ!

97:初:2016/08/31(水) 22:43

如月「おえええ!」ビチャビチャ

天羽に腹を殴られた途端、朝ごはんが教室の床にぶちまけられた(吐いたということです)

苗代「きたねええええ!」

北条「うわあああ!」

近衛「うるさいわよ!もう。」

菖蒲「……」

近衛「全く・・菖蒲さんを見習いなさい!」

菖蒲「…」

如月「ヒーヒー」ブルブル

天羽「あはは!喋ることもできないでしょぉ」

「楓ちゃんナイス!」
「やれやれー」
「そんな奴殺っちゃえー」

苗代「ならもっとやっちゃおうか!」スッ

苗代たちは竹刀をとりだした

北条「そこよ!しっかり押さえててね!」

ガシ!
如月「ちょっと!?なにすんのよ!」

男子二人が私を押さえつけてきた

兵藤「暴れんなよ!」

男子「くそっ!」

苗代「よーくねらってぇ〜」じー

如月「いやあああああああああ!!!」

バシ!
如月「カハッッ!」

ドサ!

私は横倒れになった

如月「ゲホ!ゲホ!」

苗代「え〜もう終わりなの?」

北条「人にはそれ以上するのにね!」バシ!

如月「ひいいいい」

近衛「この!」バシ!バシ!

如月「やめてえええええ!痛いよぉ、助けてぇ!」

如月(やめて!息が、息ができない!)

「バーカ」
「ざまあみろ」
「べーっだ」

如月(っ!)

天羽「言っとくけど、あんたを助ける奴なんて一人もいないわよ。
あんたのことなんてみんな「大っ嫌い」なんだからね!」バシ!

如月「ううううう、やめてよぉ、謝る!謝るから!もう…もうゆるしてえ!!お願い!!」

近衛「あらあら、醜い顔ねぇ」

苗代「ほんとだ!きっもーい」

北条「メインディッシュはこれからだよ!」シュボッ

如月「なっ、なにするの!」

天羽「あなたのその髪、邪魔だったんだよねぇ〜」

天羽「だから燃やして、短くしてあげるのよ!」

如月「うそなんでしょ?ねぇ、そうなんでしょ?」カタカタ

天羽「なあに、あなたが私にしたことをやり返すだけよ」ニンマリ

如月「あああ…あああ…
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

98:初:2016/08/31(水) 22:46

もう終わりそうです
次は菖蒲視点から書きます

99:もか。:2016/08/31(水) 22:47

うん。

100:初:2016/08/31(水) 22:58

苗代「あーすっきりした!ねっ!菖蒲ちゃん!」

菖蒲「はい」

近衛「菖蒲さんの持っていた証拠があって助かったよ」

天羽「ほんとありがとねぇ〜もう友達だよっ」

菖蒲「はい…」

菖蒲(友達…か……)

あの後如月は放心状態で早退したらしい

でも正直少し驚いた

だって小学生がライター持ってたんだもん

びっくりしたわ…

天羽「ねえ〜明日はどうするぅ〜?」

菖蒲「えっ!?今日で終わりじゃないの!?」

北条「そんなわけないじゃん。これからも償ってもらわないと」

近衛「確かにそうだよね!」

菖蒲「でもこれ以上やったらあいつらと同じレベルに落ちちゃうよ!?」

天羽「いいよ、いいよ。別に。だっていじめ楽しいし」

近衛「こんな楽しいと思わなかったよね」

苗代・北条「「ね〜!!」」

菖蒲「そう…」

菖蒲「じゃあ私…こっちだから…」

天羽「うんじゃあね〜」

苗代「ばいばーい」

他の子達も手を振ってくれた

菖蒲「もう無理…耐えられない…」

私は走って家へ帰った

101:初:2016/08/31(水) 23:17

__次の日__

天羽「あ〜みんなおはよぉ〜」

苗代「おは〜」

近衛「おはよ」

北条「おはよ!」

天羽「あっ!如月〜おはよぉ〜」

如月「ひっ!」

天羽「は?おはようって言ってんだけど?」

如月「おはようございます…」ガタガタ

天羽「そんな怯えないでよぉ〜」

苗代「髪短くしたんだね!似合わないよ!」

如月「う、うう」グスグス

北条「じゃあ今日も償ってもらうよ!それ〜」

北条が如月に拳を突き出した、その時だった

ザシュ!

北条は血を出して前に倒れた。

天羽「え…?」

苗代「き、きゃああああああああ!!」

ガタガタガタガタ

「うわーーー!」
「なに!?どういうこと!?」
「気持ち悪い!!」

天羽「何してるの!?


   菖蒲ちゃん!!」

北条を殺したのは私なのだ

菖蒲「私は絶望した…あなた達にはなんの感情も沸かない
ほんとうに可哀そうな人達だ…私が楽にしてあげないと…」

天羽「なにいってんの!?このキキキキ、キチガイ!!」

近衛「みんな逃げてっ!っ!あああ!!」ザン!

私はナイフで近衛の背中を思いっきり斬りつけた

近衛は目を見開いたまま倒れ、ピクリとも動かなくなった

苗代「いいいいいいいいいいやあああああああああああああああ!!!!」

バタバタ バタバタ

「私が先よ!」
「どけ!」
「押さないでよ!」

菖蒲「もうやめて、もうやめて」

ザク!ザク!ザク!

「ぎゃああああ!」
「かっ!」
「ひっ!」

苗代「やめて…お願いだから」ガクガク

菖蒲「むりです」

ザク!

苗代「あ」

バタッ

天羽「いやああああ!こないで!くんなあああ!」

菖蒲「しね」

ザシュ

如月「ぃゃぁぁぁぁ!!」

菖蒲「如月か…」

スタスタ

私は如月を追いかけた

102:もか。:2016/08/31(水) 23:24

何でだ!

103:初:2016/08/31(水) 23:25

如月「ひっ!ハッ、ハアハア」

菖蒲「まてや」ガシ!

如月「きゃあ!!」

私は如月を地面に叩きつけた

如月「こんなことして…どうなるか分かってんだろうなっ!」キッ

菖蒲「もういい。殺す」ザクッザクッザクッ

如月「ああああああああああああああ!!」

如月「あ…ィ……や‥‥いだ…い‥‥」

菖蒲「きたないなぁ。笑えるわぁ

菖蒲「うふふふふ、おもしろー」

104:もか。:2016/08/31(水) 23:27

血出たw

105:もか。:2016/08/31(水) 23:28

でも女子たちも元いじめっ子だったし。しょうがない、

106:もか。:2016/08/31(水) 23:35

楽しみ〜

107:初:2016/08/31(水) 23:44

その後___

私は警察に捕まった

クラス全員残らず抹殺した私は至上最悪の小学生として、海外のマスメディアにも取り上げられた

アナウンサー「冷泉菖蒲さんは、生まれ変わりたいなどと供述しており、精神に問題があると
警察は判断しています」

菖蒲(幸せになりたい)

警察「ほら、歩きなさい」

ガツ!

菖蒲「いっつ!」

児童母「お前のせいで娘は!お前が死んでしまえばよかったのに!」

警察「お母さん!落ち着いて!!」

児童母「うがああああああああ!はなせええええええ!!」

如月母「うっ!ううう、お母さん、落ち着いて…」

如月母「絶対に許さない!!」

菖蒲「ははは。貴方の娘がしたことは無視なのね」

如月母「は…?どういうこと?」

菖蒲「一つ教えておいてあげる。少なくとも如月日和の方が人を殺してるわよ。
直接ではないけどね」

如月母「はったりいうんじゃない!!」

児童母「うああああ!!私の娘の人生を返してえええええ!!お願いだからああああ!!」

菖蒲「ふふふふふ、あーっはっはっはっはっは!!ざまあみろ!!クラスのクズ共!!当然の罰だよ!!
地獄で反省しな!!これを見てる奴等もよく聞いとけよ!人はなにかをしたら絶対に返ってくる!
どんな形でもな!!こいつらは死だったってだけだ!!クラスの奴等ざまあああああああ!!」

警察「何言ってんだ!」

如月母「あ‥ああ…」

児童母「うわああああ!!ゆるさないいいいいい!!ぜったいにいいいいい!!」

菖蒲「勝手にしろ!!むしろうれしいわ!!」

108:初:2016/08/31(水) 23:45

ごめんなさい
もう寝ます!
お休みなさい!

109:初:2016/09/01(木) 07:51

以下、2ちゃんねるの反応

1:風吹けば名無し@転載禁止:2016/12/29(日)16時:30ID:wkyxrio
ガイジやんけ

2:風吹けば名無し@転載禁止:2016/12/29(日)17時:01IDwwwwwkt
これはガチやろなぁ…

3:風吹けば名無し@転載禁止:2016/12/29(日)17:2IDmmsasou
こういうガキは死刑にしろ

などなど、他にもたくさんの反応があった

この事件は世間を揺るがし、将来の植松聖とまで言われた

菖蒲「私が望むのはいじめっ子たちの深い反省と、このような事件が起きないことです」

菖蒲さんはそう語った。

だがこの世界からはまだ差別や格差、いじめがまだまだ数えられないほどある

だが皆が平等で、笑顔で暮らせる世界になったらどんなにいいだろうか。

どんなに幸せだろうか。

菖蒲さんが望んでいたのはそんな世界だったのかもしれない

でもこんな事件を生んでしまった

それはこの世界が間違っているからだ

願わくばもうこんな事件がおこらぬことを


__終わり_

110:初:2016/09/01(木) 07:52

読んでくださった方々ありがとうございました!
これでもう終わります!
本当にありがとうございました

111:らー利:2016/09/01(木) 13:46

面白かった!なんで女子殺したんだろ

112:初:2016/09/01(木) 21:20

>>111
ありがとうございます!
女子達やクラスメイトを殺したのは、せっかくいじめがなくなるところだったのに
新たなグループがいじめを始めたからです。その時点で菖蒲はブチ切れました
それで何も考えられなくなってクラスメイトたちを皆殺しにした…という感じです!
読んでくださりありがとうございます!

113:もか。:2016/09/01(木) 21:22

いい子だな。

114:初:2016/09/01(木) 21:37

>>113
それは菖蒲ちゃんのことですか?
さすがに30人は殺しすぎたかも…

115:もか。:2016/09/01(木) 21:40

うん!

116:もか。:2016/09/01(木) 21:41

頭がやばいけどいい子

117:初:2016/09/01(木) 21:50

>>116
はい。
最後菖蒲ちゃんは狂ってしまいましたね…
菖蒲ちゃんは最後までいい子に書こうか迷いました
ですが現実でもこんないじめがあるなんて考えると、とても怖いです…

118:もか。:2016/09/01(木) 21:51

そうだよね。面白かったです。次は恋愛書いて!

119:初:2016/09/01(木) 22:00

>>118
ありがとうございます!
恋愛ものですか…
恋愛小説は登場人物の心情を書くのが難しそうですよね…

120:もか。:2016/09/01(木) 22:06

うんだよね

121:初:2016/09/01(木) 22:10

>>120
でも考えてみます!

122:もか。:2016/09/01(木) 22:11

ありが!

123:初:2016/09/02(金) 17:47

なんか暇だったので皇、秋風、菖蒲のその後も書いときます


皇弥生
障害者に集団レイプされた後引っ越し。
だが顔の形が殴られすぎたせいで変形し、精神を病んで二十三歳という若さで病死した
両親は皇の保険金で静かに暮らしている。(皇は妊娠していなかった)

秋風和葉
男に妊娠させられた後、保護された。だが秋風が売春をしていたことに秋風の両親は激高した
(皇、如月の二人は男を脅していただけだが秋風は本番までしていた)
その後両親は離婚。秋風は母親に引き取られたが、母親から毎日毎日暴言を浴びせられ
六月二十日、自分の誕生日に自殺した

冷泉菖蒲
クラスメイト殺害から十一年後に釈放された(少年保護法があって、死刑にはならなかった)
そのあと彼女は人目につかぬ山奥で川に飛び込み自殺。
まだ彼女の死体は見つかっていないという

124:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/02(金) 17:54

終わりましたね!
衝撃の展開だったけど、見てて如月さんたちがどれほど
ひどいことをしていたのかわかった。
やっぱり、いじめは無くさなければいけないものですね……

125:初:2016/09/02(金) 18:03

>>124
はい。
こんなことになったのは如月たちのいじめが始まりですからね…
近い将来、このような事件が本当に起きてしまうかもしれません
とても不安です…

126:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/02(金) 18:23

>>125
本当ですね。
この小説は誰もが悪くて、皆間違いを起こして、
結局自殺してしまうという、非常に見ていて悲しい  
感じがします。
あの時、菖蒲ちゃんが男を用意していなければ、クラスメートを
殺害していなければ、きっと新しい人生を送ることができて 
いたと思います。
秋風さん、如月さん、皇さんに関しては、まずいじめルーレットと
いうものを作っていなければ、皆普通の小学生として生きていた
と思います。
やっぱりいじめはやってはならないです、本当に。
この小説のように、最後はみんな亡くなってしまうという悲劇を
起こしてしまうことだってあるんですから。

長文失礼致しました………………………………………

127:初:2016/09/02(金) 18:29

>>126
感想ありがとうございます
書き終わった後に思いましたが、本当にいじめはやってはならないことだと
思い知らされました

128:もか。:2016/09/02(金) 18:32

はい

129:もか。:2016/09/02(金) 18:33

これからも頑張って。。!えーと、恋愛の。

130:初:2016/09/02(金) 18:36

>>129
はい
今お話しを考えているところです
今日の夜か、明日の朝には書けると思います!

131:もか。:2016/09/02(金) 18:48

ありが!

132:もか。:2016/09/02(金) 19:40

ん~

133:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/06(火) 16:49

>>130
何て言う題名ですか?

134:もえか。元もか:2016/09/06(火) 16:52

それなっ!

135:初:2016/09/06(火) 20:16

>>133
「最高の思い出」という題名です
読んでくれたら嬉しいです

136:小松:2016/09/11(日) 12:54

面白かった!菖蒲ちゃんがすごかったね・・・

137:初:2016/09/11(日) 14:21

>>136
ありがとうございます!

138:初:2016/09/19(月) 17:07

今からハッピーエンドを書いていきます

139:初:2016/09/19(月) 17:17

菖蒲「はぁ…どうすればいいんだろう‥」

私は机に突っ伏して考えた。天羽達は如月をいじめようとしているのだ

私はどういう立場にいればいいんだろう

私はどうすればいいか分からなかった

その時、私の頭の中にいじめられてきた人達の顔が浮かびあがった

回想___

天羽「日和ちゃん!やめてよ!」
苗代「嫌!触らないで!」
近衛「グス、ヒックヒック。お願い…もうやめて…」
北条「おえ!やめ…て…」
女子1「ごめ…なさ…ヒッ!」
男子1「いてぇよ!やめろ!」

如月「あはは!おもしろーい!!」


私の頭に最後に浮かんだのは高らかに笑っている如月の姿だった

その時、私の中に怒りが込み上げてきた

菖蒲(あいつだけは…絶対に許さない)

菖蒲「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない

   必ず復讐してやる」

私はそう心に決めると明日の準備を始めた


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