あたしは、あたしがキライ。そんなあたしの毎日のコト
27:クリスタル:2016/12/26(月) 15:20 「お…願い。………もう、か、帰って。」声が震える。青波の顔を見たくなくて、窓に顔を向けた。青波は少し戸惑っていたけど、病室のドアがゆっくり閉じた。
これで、良いんだ。会ったら、最低なコトを考えちゃうから。
でも、悲しいのは、ナゼ?
布団に潜り込んで、泣いた。声を押し殺して。イヤなコトを言って、ごめんなさい。
もう、遅いのかな?
いろはの病室の前でうずくまっている、少女がいた。
少女は、入るにはいれなかった。
ー数時間前ー
「奈津音、高梨さんのお見舞いに行くの?」「行くけど。」「私言ったよね?見名村(学級委員)に言われたなら、高梨さんのお見舞いに行っても良いけど、それ以外なら、行くなって。」「そーそー!このかちゃんに逆らう気〜?」「はー。くっだらないって前から思ってたけど、私、あんたらのグループ抜けるわ。」「はあっ!?」「じゃあね。(スタスタ)」
そして、いろはの病室前にいる。
(入っていいのか?泣いてなければ良いけれど。)ガラッ。
「こ、琴津さん!?」
あたしは、涙を拭った。
琴津さんは、秋尾このかのグループに入っているのに。
「ど、どうして?」「私、高梨さん強いなって思ったんだ。だから、グループから抜けたの。」そ、そんなっ!あたしのせい……?
琴津さんは、爽やかに笑った。
〈番外ストーリー〉はの母と看護士の話
いろはの母の名前 高梨美智
「いろはちゃんのコトですけど。」看護士が言った。
美智と看護士は、廊下に出た。
「いろはちゃんについてですが……。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいろはの病気は、他人に移るだけでなく、サイアク本人も死んでしまうという病気で、いろはの病気は、医師が驚くほど進行しているらしい。手術で助かるが、記憶を失ってしまう。
美智は、悩んだ。しかし、いろはに生きてほしいから、手術を望んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
×はの母
○いろはの母
死ぬのは、とても怖い。今まで一緒にいた人達を失ってしまう。脆い自分がイヤになる。それくらいあたしは弱い。琴津さんが思っているほどあたしは、強くなんてないよ。琴津さんの方がとても、
ー強いよ。ー
琴津さんが帰った後
「いろは。」「お母さん。」「いろは。病気が進行していて、明日、手術するの。そうしないと、いろはが、死んでしまうから…。」そうなんだ。分かっ「でも、手術したら、記憶を失ってしまうの…。」
そんな……!でも、お母さんを悲しませなく無い。
それでいいの?そう問う自分がいた。
青波に恋をしたことも、総て忘れてしまう。それでも、悲しまないの?
青波とも、ロクに話していないあたしを青波が悲しむのだろうか?
いつのまにか頷いていた。
きっと、後悔しない、よね。
手術の日。そして、さようならの日。さようなら、青波。
ー永遠にー
グスッ!どうしよう‥‥…。聞いちゃった。高梨さんが手術をすること。昨日、帰るとき、高梨さんのお母さんと看護士さんが話してること。昨日高梨さんが教えてくれた、高梨さんが好きな人。そう、
ー青波悠希ー
絶対に、伝えなきゃ。そう思って、青波の家に向かって、走る。
どうか、どうか、間に合って。
麻酔を打たれる。ちくんとしたけど、じわりじわりと眠くなる。
これで記憶を失えて、青波を忘れるコトができるんだ。
もう絶対に後悔しない、新しい道を進むんだ。家族だけは忘れたくない。琴津さんーいや、奈津音も忘れたくない。
他は、忘れてもいいな。
良い記憶なんて、ないな。
みんな、さようなら。
そしてあたしは、眠った。
はぁはぁ!良かった!このか達と一回だけ青波の家にきていて!こんな時だけお礼を言いたい。
ピンポーン。「……琴津?」「青波!すぐ病院きて!高梨さんが…!」「!ッ!……行かない。」どうして……ッ!
何でッ!何で来ないの!「オレ、嫌われてるみたいだしさぁ…。」そんなの!「そんなの!高梨さんに聞いてみればいいじゃん!何で聞かないの!?
………バカ!!
高梨さん、手術するの。でも、その手術、必ず成功するんだけど、記憶を失うの……。
わかるよね?」
最後は泣き笑いになってしまった。
「来ないなら、なんで私は、アンタの家まで来たのよ〜〜!!!」
ポロポロと涙が頬をつたう。
インターホンの前から、私は駆け出した。
何度も嗚咽しながら。
ああ、記憶を失うってこんなに簡単なんだ。朦朧とした、『夢』のナカ。
告白して、消える記憶。
生きていれば、またきっと新しい恋ができる。もう、初恋なんてどうでもいい。
ーそんなの関係ないから。ー
ラストまであと一話!
コレ終わったら、新しいスレ作るよ!
今、大まかな筋道はできたけど、肉付けが。スランプ中!
あと一話じゃなくて、明日か明後日で完結する(予定)!番外編かくかも!?
番外編キャラプロフィール
朝霧 多紀 〔アサギリ タキ〕男
いろはの病室にたびたび遊びに来てくれた男の子。あづはと両想い?おっちょこちょいの9才。
夕霧 あづは 〔ユウギリ アヅハ〕女
いろはの病室にたびたび遊びに来てくれた女の子。多紀と両想い?しっかり者の、9才。
高梨さんの入院してる病院に着い囁いた。高梨さんの病室に入る。
中には、
青波悠希、その人がいた。
え?いつきたの?「車で送ってもらって、今着いた。さっきは、ごめん。気が動転してて…。」
いいよ。
ガラッ。記憶を失った高梨さんが入ってきた。
「奈津…音?青…波?」
覚えてるの?涙が溢れる。
私は、高梨さんいや、いろはに、ささやいた。
[クイズ]
奈津音はなんと囁いたでしょう?
正解かくね!
「おはよう。」
目覚めたから。
こんばんは。青蓮です。
ここまで読ませていただきましたが、言葉選びのセンスがすごいですね……。
詞とか歌に出てくるような、ロマンチックな言葉。
そのセンス、惹かれるものがあって素敵です。
ただ……センスはあるんですが……文が成立していない部分が多々……。
とりあえずセリフと説明が連結してる影響で、
「誰が」「何が」と言う部分が消えているので。
セリフ以外の部分を書くときは注意して見て下さい。
それではー
ありがとうございます!番外編では、ご指摘された所に注意して、以後精進していきます。
45:クリスタル:2017/01/02(月) 12:15 番外編 〈星空のプレゼント〉
コレは、いろはが手術する前のトキの夜のこと。
あたしが、読書していると。
「いろはお姉ちゃん〜!助けて〜〜(泣)」
あたしより年下の、朝霧多紀 アサギリ タキ 君が、あたしの病室に駆け込んできた。
「病院の中は、走らないで。」
「だって、あづはが、追いかけて来るんだもん!」あづはちゃんね。。(苦笑)
「いろはお姉ちゃん〜!多紀が、きたよねー?」あづはちゃんが、駆け込んできた。
どうしたの?
あづはちゃんによると。
多紀君が、おもちゃのゴキブリをあづはちゃんのベッドに入れていて、追いかけてきたそうだ。
一つ思う。このふたり、絶対両想いだよね???
続く!
次回に続く。。。。。。。。
ホントだよ。
遅くなった!汗
元クリスタル、現リリカです……。
あたしが、記憶を失っても、貴男は笑うの?
多紀君とあづはちゃんが騒いでいた。
でもさすがに、あたしが、何も話さないとわかると。
「いろはお姉ちゃん!来て!」
あづはちゃんがあたしの手を取る。
わっわわっ!
屋上?
「お空見てみて!」え?
空を見てみると。
わぁーと声をあげてしまった。
星空が、綺麗だから。
青波、あたしが記憶を失っても、この空を一緒にみようね。
新しいストーリーを連載します。
さようならのプレゼント
〜指原のんver〜
コメント、ヨロシク!
史上最高のラヴストーリーなんて、馬鹿げてると、思ってた。
この恋に落ちるまでは。
一目惚れなんかじゃない。
出逢って、恋に落ちて、結婚。
クラスのみんなの夢なんてわかってる。
人よりも冷めている私は、そんな願望なんてほとほと無い。
「のん!」親友の彩羽が走ってくる。
クラス1のミーハーな彼女と私が親友なのは、誰もがおかしく思っているだろう。
及川 駿
のんのことが気になる。
好きな女子のタイプは、ツンデレ。
のんのプロフィール
性格 ツンデレ。寂しがり屋。
男子嫌い。過去にヒミツが……!?
趣味 読書
その出会いは、突然で。
男子嫌いな私が、恋をするなんて、地球がひっくり返るほどのキセキ。
でも、出会いが在れば、さようならも在る。
知っていたけれど、それを覆したいと思った。
それぐらい、大切なんだって、気付いたの。
後悔するまであと10日。
第一話〜出会い〜
放課後
誰もいない図書室で、私ーのんーは、本を読んでいた。
昼休みは、たいがい彩葉に遊びに誘われる。
だからこうして、放課後に1人で、本を読んでいるのだ。
バタバタ
うるさいな。本に集中できない。
ドアの所に歩み、ドアを閉めようと手をかけた。
「ごめん!本、借りれる?」
男の子が駆け込んできた。
「い、いいけど。」
図書委員じゃないけど、ま、いっか。
本のバーコードをパソコンでよみとる。
ピッ。
言伝 穂乃華
ぶりっこ。クラス委員。のんが大嫌い。四季が好き。駿の幼なじみ。
香月 四季
クラス委員。のんが好き。
第二話〜過去〜
「いやあ!出してよ!助けて!!!」
「誰も助けにこねェよ。そこで、頭冷やしてろよ(笑)」
「お前は、お転婆だもんな(笑)。お前には、トイレの中がお似合いだぞ(笑)」
酷い。幼い頃、そう感じた。
小学一年生の頃のいじめで、私は、男子が大嫌いになった……。
その考えを、四年後に覆されるとは、夢にも思わなかった。
第三話〜男子〜
「のん!どうしたの?」
彩葉の声ではっとした。
「な、何でもない。」
彩葉がニヤリと笑う。
「もしかして、恋したの?」
「なっ……………!!」
そんなワケないよ。男子になんか、永遠に恋なんてしないよ。
けど、間があったのが、彩葉を調子に乗らせた。
「誰がお相手よ?教えて!!!」
「ち、違うし!」
腕を振り回すと。
ガンッ!
「あ、あの…。」
「あ、ごめんなさい……って…。」
振り向くと、図書室で会った男の子だった…。
「あの時の男の子!?」
「指原さん、覚えてないの?俺、同クラの及川駿だよ。」
私って、記憶力悪かったっけ?
及川君、カッコイいのに…。
いや、そういう問題じゃない。
「及川君、ごめんね。あ、次の時間りかしつ
「及川君、ごめんね。あ、次の時間、理科室だよね?」
彩葉に勘違いされないよう、慌てて話を変える。
急いで理解の準備をし、理科室に駆け込んだ。
ー授業後ー
「指原さん、理科の物、片づけてくれる?及川君も。」
先生にいわれ、理科室に残る。
話す話題が無いので、2人とも黙って、片づける。
わわわ……!!このメスシリンダー重い!
「及川君、一緒に持ってくれる?」
「良いよ。」
及川君が持ってくれる。
及川君と、私の手が触れる。
あったかい……。
一瞬だったけど、あったかいって感じた。
りんごのように、真っ赤な顔の及川君が、可愛いって思えた。
このキモチ、何だろう?
恋と気づくまで、あと0.3秒。
私、及川君が好きなんだ。
頬がカァッと、熱くなる。
彩葉は、『告白は待つもの!!』派なんだけど、待っている間に取られたらイヤだ。
理科室を出ようとしている、及川君の服の裾を掴む。
「私、及川君が好き。」
及川君の顔は、またりんごのように、真っ赤になる。
「付き合っても、いい?////」
「あ……うん/////」
私、及川君のカノジョになったんだ。
「良ければ、駿って呼んで///////」
「じゃあ、のんって呼んでよ//////」
カレカノってこういう物なんだ///。。。
ー休み時間ー
「えぇっ!及川駿と、付き合い始めた!?」
彩葉、声大きい!
「これから、色々アドバイス(口出し)するからね♪」
嬉しいけど、ある意味最悪!
ー六限目ー
「先生、席替えしませんか?」
彩葉。。。。。。
何したいのか分かんないけど、いやな予感がする。。。。。
席替えは、くじ引き。
これなら、彩葉の思い通りにはならないでしょ。
ー結果ー
隣 及川君///
後ろ 田中君
斜め後ろ 彩葉
隣以外納得いかないよ!
田中君、ごめん!
ぜぇっーたっい!彩葉に「カレカノ〜!」ってからかわれる。。。。
及川君も同じみたいで、なかなか顔が見れない。
見たいけど………/////
ギュッ
えっ…//
さり気なく、手を握ってくれた。
恥ずかしい……けど。
嬉しい。
この手の温もりは、永遠に忘れないよ。