これは、ある少女の話。
可哀想な少女は、
いつしか、
悪魔へと、
姿を変えた。
がばっ!!
「良かった…夢か…」
時々見る嫌な夢。
よし、やるか!!!
私は学校を辞め、ダイエットする。(もちろん勉強も。)
~一年後~
ある家の中、一人少女は鏡を見て妖しく笑った…
「何もかも、思い通り…許さないから…ふふっ待っててね。真季、快斗。必ず復讐してあげるから♪」
少女は鏡にそっとキスした。その顔は、怒りと哀しみを含んだ、例えるならそう、とてつもなく恐ろしい悪魔のような…
「あら、もうこんな時間。早く行かなくちゃ。」
「ふぅ、ここが、私が今日から通う、青藍高校か…」
私、舞夢 月。
今日から青藍高校に転入生として通う。
私は、運動神経悪くて、頭が悪くて、デブスな私を卒業した。
今は、運動神経良い、頭が良い、可愛い私になったの。
私は元が良く、痩せたら結構可愛いかった。
今まで前髪を鼻まで伸ばしてたのを切った。あと、ふわふわな天パだったのが判明した。
ここ、青藍高校は、いわば不良高校で、暴走族などがいる。
何故この高校にしたかは、真季と快斗が通ってるから。快斗は王月と言う暴走族の総長、真季はそこの姫をやっている。
私は、学校に入ると理事長室に行った。
コンコン
理「誰だ。」
月「今日から通う、夢崎舞です。」
理「入れ。」
ガチャ
理「お前は、今日からこの高校のSクラスに通え。」
月「Sクラスには、どんな人が居るんですか?」
理「容姿端麗、頭脳明晰、暴走族の幹部以上だ。今、担任を呼ぶから待て。」
ピンポンパンポーン♪
『間宮先生、間宮先生、至急理事長室に来て下さい。10~9~8~7~r「ガチャ!」
「理事長、その呼び出し辞めて下さいって言ってるだろ!?」
なんか言い方かわってる…
理「今日からSクラスの夢崎舞だ。」
月「よろしくお願いします。」
月「めんどくさい事、しないで下さいね。ニコッ(殺気)
間(こ、こいつ…殺気やべぇ…)
そして、教室にきた。
「でさぁー」「やばいじゃん」「ギャハハハハハ」
間「おい!お前ら静かにしろっ!!!」
シーン…
わぁお♪間宮先生すっご~い☆
間「今日は転入生がいる。」
ザワザワ…「マジー?」「イケメンがいー!」「いやいや、可愛い子がいいー!」
間「お前ら静かにしろって言ってるだろ!?
「「「「「「「「「「はーい…」」」」」」」」」」
真(ブスだったらいじめてやろ♪)
間「入れ。」
月「夢崎舞です。特技はスケートとピアノで、趣味は料理です。よ、よろしくお願いします!」
クラス全員「「「「「「「「「「かっ可愛いーーーーーー!!!!!!!」」」」」」」」」」
快(マジか…すげぇ可愛い。彼女にしてぇ…いや、何考えてるんだ俺は。真季と言う彼女がいるだろ…)
~王月の幹部以上~
村野 快斗 (ムラノ カイト) 16歳
イケメン。運動神経良い。頭が良い。性格がいい。金髪に茶色い目。
王月総長。俺様。
氷堂 怜 (ヒョウドウ レイ) 16歳
イケメン。クール。無口。運動神経良い。頭が良い。黒髪にミッドナイトブルーの目。
王月副総長。
一条 海 (イチジョウ カイ) 15歳
可愛い系のイケメン。頭が悪い。運動神経良い。ミルクティー色の髪に青い目。
王月幹部。
一条 陸 (イチジョウ リク) 15歳
可愛い系のイケメン。頭が悪い。運動神経良い。ミルクティー色の髪に赤色の目。
王月幹部。
南 蓮司 (ミナミ レンジ) 15歳
イケメン。チャラい。頭が悪い。運動神経良い。緑色の髪に茶色い目。
王月幹部。
間「席は彼処だ。」
窓/真季/男
窓/女/男
窓/女/女
窓/海/陸
窓/怜/蓮司
窓/舞/快斗
みたいな感じ。
海「ねぇねぇ、名前なんて言うの?」
舞「名前を聞く時は自分から名乗るのが常識だよ?」
快「お前、俺達のこと知らないのか!?」
舞「今日来たんだから普通でしょ?」
陸「僕達は、王月だよ!」
舞「ふーん。で?」
蓮「媚売らないのか?」
舞「わー!王月の皆様だわ!きゃー!かっこいー!姫にしてー!(棒)」
快「おいおい棒読みなの分かりやすすぎだろ(笑)」
舞「あ、バレた?私媚売るの大っ嫌いなの!」
快「お前、姫になってくれ。」
舞「な、なんで!?やだ!」
蓮「なんでだ?」
舞「私、前暴走族の姫だったの…でも、そのせいでいじめられて…もう、そんなこといやよ!!」
快「お願いだ!俺達が絶対守るから!!」
舞「ほ、本当に!?」
快「ああ!信じてくれ!」
舞「快斗…わかった!!姫になる!」
真季sibe
何なのよあいつ…!快斗は私の物なんだから!!!
ちょっと懲らしめなくちゃね…!
真季sibeend
快「これから倉庫にいくぞ!」
ふふっもう姫になれるなんて計画は順調ね
ブロロロロロロロロ!
快「ここが俺達の倉庫だ!!」
舞「わぁっ!でっかーい!」
倉庫の上に、快斗が連れて行ってくれた。
快「下っ端に、挨拶しろ」
快「おおーい!下っ端!今日王月に、姫が出来た!」
快「コソッ挨拶しろ。」
初めて会うのに上からは、失礼だよね。
私は階段を下り、
舞「えっと、夢崎舞です。今日から姫になります。こんな私で良いのか不安ですが、よ、よろしくお願いします!」
ど、どうかな…?
下「心配なんていらないです!」
下「俺ら、全員で全力で守ります!」
舞「下っ端君達…ありがとう!」
私は涙を流した。
舞「うっふぇっ…うわーーーー!」
下「うわっ!?舞さん!泣かないで下さい!」
皆…皆…!ありがとう!
…
…
…
…
…
…
なーんて言うかと思ったぁ?キャハハハハハハハハハハハッ
ふふっもうそろそろ真季が動き出すわ…
次の日…
舞「おはよー!」
ク女「「「「「「舞様!おはようございます。」」」」」」」
ま、舞様?
舞「えっと、何故様?」
ク女「えっ?姫になったんでしょ?」
舞「うん」