どうも!フレッシュワールドとフラワータウンを書いているこのはです!
今回も新しい小説を書きたいと思って建てまし。下手で読みにくいですが暇つぶしにでも読んでくれたら嬉しいです!
フレッシュワールドとフラワータウンもぜひ、読んでくれたら嬉しいです。よろしくお願いします!
フレッシュワールドとフラワータウンのURLを貼っておきます!
フレッシュワールド↓
http://ha10.net/novel/1472736153.html
フラワータウン↓
http://ha10.net/novel/1478527270.html
キャラ紹介
甘崎シュガー(あまざき シュガー)
食いしん坊でスイーツが大好きな女の子。ふんわりカフェの料理を食べてふんわりカフェに入ることになる。元気で前向き。口癖は「おいぴ〜」
抹茶みるく(まっちゃ みるく)
優しくてスポンジのようにふわふわしている女の子。ふんわりカフェの店員。おしとやか
春美しゅり(はるみ しゅり)
ツンデレで生意気な女の子。厳しいが本当は仲間思い。ふんわりカフェの店員。ツッコミ役
黒井かおり(くろい かおり)
猫かぶりな女の子。丸くなって寝転んだり、猫じゃらしで遊ぶなど猫らしい行動をする。ふんわりカフェの店員
アーロン・リンス
クールで毒舌な男の子。ふんわりカフェの店長でツッコミ役
白色ユキ(しろいろ ユキ)
みんなに優しい男の子。女子力が高い。ふんわりカフェの店員
1杯目「ふんわりカフェへようこそ!」
ここはプリティータウン。愉快な仲間たちが過ごす街だ。
そこにまるでコーヒーのように温かいカフェがあった。その名も「ふんわりカフェ」だ。
朝、青空が広がっていた。シュガーが自分の部屋で寝ていた。
シュガー「うぅ〜」
シュガーは目を開けてベッドから起きる。
ママ「シュガー!朝よ」
シュガーのママはシュガーに朝と伝える。
シュガー「朝!?ヤバいじゃないか!」
シュガーは大急ぎで準備をして玄関のドアを開ける。
シュガー「行ってくるね!ママ」
ママ「行ってらっしゃい」
シュガーが家を出て歩いて学校に行く。
シュガー「私、甘崎シュガー!小学6年生だよ!甘いものが大好きなんだ」
シュガーが坂道を歩いているとみんなが話をしながら歩いている。
女子1「ねえねえ!ふんわりカフェに行ったことある?」
女子2「ないな〜」
女子1「私は行ったことあるよ!おいしかったな〜」
女子2「本当!?私も行ってみようかな」
みんな、ふんわりカフェのことについて話している。
シュガー「ふんわりカフェか〜。どんな所なのかな?」
シュガーも気になっている。
歩いているとシュガーの目の前に背中を丸くして寝ている女の子がいた。
シュガー「あれ?あなたは?」
???「にゃああ……」
女の子はあくびをする。
シュガー「そこで寝ちゃダメだよ」
???「にゃ……」
女の子はシュガーを見て起き、歩いて学校に行く。
シュガー「猫っぽい子だな」
シュガーも歩いて学校に向かった。
(キーンコーンカーンコーン)
チャイムが鳴った。
シュガー「ヤバい!ヤバいじゃないか!!」
シュガーは走って校門に向かうが人にぶつかって転けてしまった。
???「大丈夫ですか?」
なんと、一人の少女が手を差し伸べた。
シュガー「あ、ありがとうございます!すみません」
シュガーは少女の手を握り、立つ。
???「ケガがなくてよかったです。では私は行きますね」
少女は笑顔で校門に入る。
シュガー「優しい人だな……」
シュガーも校門に入って行く。
廊下を歩いていると調理室から甘い香りがする。
シュガー「何?この香り」
シュガーは香りにつられて調理室に向かう。
調理室を覗くと一人の少女がチーズケーキを作っている。
シュガー「うわぁ〜、ケーキだぁ」
少女がシュガーの方を鋭い目で見る。
???「何見てんのよ!覗かないでよ!」
シュガー「す、すみませ〜ん!!」
シュガーは涙目で急いで教室に向かった。
教室に着いた。
現在8時30分、なんとシュガーは遅刻していたのだ。
先生「遅いぞ!シュガー」
先生はシュガーに気付く。
シュガー「す、すみません!!」
先生「遅れたからマイナス9点だな」
シュガー「マイナス9点!?」
シュガーは気絶して倒れた。
ユキ「シュガー、大丈夫?」
ユキがシュガーに手を差し伸べる。
シュガーはユキを見つめた。
シュガー「……」
シュガーはユキの手を握り、立ち上がる。
シュガー「ありがとうございます!白色さん!!」
ユキ「いいんだよ」
シュガーは笑顔でユキを見つめる。
昼休み、シュガーは廊下を歩いていると一人の少年が歩いているのを見つけた。
???「……」
???は後ろを振り向く。
シュガー「はっ!」
シュガーは隠れた。
???「気のせいか」
少年は歩いて行った。
シュガー「緊張した〜!」
夕方、夕日がキレイに昇っている。
シュガーが家に帰っていると、すぐ右に「ふんわりカフェ」と書かれているお店を見つけた。
シュガー「ふんわりカフェ?行ってみようかな〜!」
シュガーはカフェに足を一歩踏み出して入って行く。
???1「いらっしゃいませ〜。あれ?あなたは朝の……」
シュガー「あっ!朝のお姉さんだ!あの時はありがとうございます!」
みるく「いいんですよ。私は抹茶みるくといいます!よろしくお願いしますね」
シュガー「よ、よろしくお願いします!みるくさん!」
みるく「ふんわりカフェに来てくれてありがとうございます。ゆっくりして行ってくださいね」
シュガー「はい!」
ふんわりカフェは広くてキレイなお店だった。
シュガー「広〜い!!」
みるく「お好きなお席にお座りください」
シュガー「分かりました!」
シュガーは奥の席に座る。
みるく「メニューです」
みるくはシュガーにメニューを渡す。
シュガー「ありがとうございます!どれにしようかな?」
シュガーはメニューを開いて見る。
シュガー「じゃあ、パンケーキで」
みるく「かしこまりました。メニューをお下げしますね」
みるくはメニューを持ち、キッチンに向かう。
みるく「パンケーキを1つお願いします!」
しゅり「分かってるわよ」
しゅりはパンケーキの生地を素早く混ぜる。
そしてフライパンに生地を流し込み、ふわふわに仕上がるように焼く。
かおり「くんくん……にゃああ!」
かおりはパンケーキの匂いをかき、しゅりの隣でパンケーキを見る。
しゅり「ちょっとかおり!何してんの?」
かおり「いいかおり〜」
しゅり「ちょっと食べるんじゃないわよ!仕事しなさい!」
かおり「でもお腹すいた……はにゃ〜」
しゅり「もう、仕方ないんだから」
しゅりは魚をかおりに渡す。
かおり「ありがとう」
かおりは魚を食べる。
かおり「おいし〜い!」
かおりは嬉しそうに微笑んだ。
しゅり「魚やったんだから仕事に戻りなさい」
かおり「は〜い」
かおりは仕事に戻る。しゅりは再び、パンケーキを焼き続けた。
しゅり「もういいかしら」
しゅりはパンケーキを裏返すと茶色いキツネ色になっている。
しゅり「いい感じ」
しゅりは再び、パンケーキが焼けるのを待つ。
フライパンから甘い香りがする。
そろそろ焼けたはずだ。しゅりはパンケーキをタイミングよくひっくり返し、皿にポンっと乗せる。
しゅり「よし、できた!」
ユキ「いい感じだね」
爽やかな笑顔でパンケーキを見るユキ。
しゅり「ユ、ユキさん!ま、まあ、感謝してあげないこともないわよ?」
恥ずかしそうに赤面しながらツンツンするしゅり。
バニラ「全く、しゅりはツンツンしてるよね」
しゅり「う、うるさい!早く仕事に戻りなさい!」
プンプンしながらパンケーキにフルーツなどをトッピングしていくしゅり。
生クリームを付けて上にチェリーを乗せればふわふわパンケーキの完成だ。
しゅり「完璧ね。みるく〜!できたわよ!」
嬉しそうに微笑みながらみるくを呼ぶしゅり。
みるく「は〜い!」
柔らかな笑みを浮かべながら、しゅりの目の前に止まるみるく。
しゅり「これ持って行って」
パンケーキに指を指すしゅり。
みるく「分かりました」
パンケーキの皿を片手で持ち、シュガーの席へ持って行くみるく。
みるく「お待たせいたしました〜。ふわふわパンケーキです」
テーブルに優しくパンケーキの皿を置くみるく。
シュガー「ありがとうございます!おいしそ〜う!」
フォークとナイフを持ち、目を輝かせながらパンケーキを切ってひとくち食べるシュガー。
シュガー「……!」
シュガーは手で口を押さえる。
みるく「どうでしょうか?」
心配そうにソワソワするみるく。
シュガー「おいしい……!」
ソワソワと呟くシュガー。
みるく「えっ?」
シュガー「おいし〜〜い!!!」
背中に白い羽が生えて大空へ飛び立つ所が頭に浮かぶシュガー。
みるく「それならよかったです。ありがとうございます」
嬉しそうに満点な笑みを浮かべ、お礼を言うみるく。
シュガー「こんなカフェで働いてみたいな〜」
パンケーキを食べながら、幸せそうな笑顔で周りをキョロキョロと見渡すシュガー。
みるく「働きますか?」
笑顔で優しく声をかけるみるく。
シュガー「えっ、いいんですか?」
シュガーは首を傾ける。
みるく「はい!入ってくれた方が嬉しいですし、みなさんも喜ぶと思いますから」
シュガー「……!」
嬉しすぎて声が出ないシュガー。
シュガー「ありがとうございます!嬉しすぎます!」
みるく「こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いしますね」
優しい笑みを浮かべながら、ぺこりと頭を下げてお辞儀をするみるく。
シュガー「よろしくお願いします!」
シュガーもぺこりと頭を下げてお辞儀をする。
みるく「まずはキッチンに行きましょうか」
シュガー「はい!」
2人は歩いてキッチンに向かう。
ノナ「あっ、みるく!どうしたノナ?」
しゅり「その子、誰よ」
腰に手を当てて冷たい目でシュガーを見るしゅり。
みるく「新しく入ったシュガーさんです」
シュガー「甘崎シュガーです!よろしくお願いします!」
シュガーは笑顔でぺこりと頭を下げてお辞儀をする。
バニラ「新人?ボクはバニラ!よろしくね。バニらんらん!」
シュガーに近づき、ウィンクしながら元気に自己紹介をするバニラ。
シュガー「バニラさん、よろしくお願いします」
満点の笑みを浮かべながら、ぺこりと頭を下げてお辞儀をするシュガー。
バニラ「敬語じゃなくていいよ!タメ口で話そう!」
シュガー「は、はい!じゃなくて、うん!」
いきなり、「タメ口で話そう!」と声をかけられて戸惑うシュガー。
「はい」と言ったが「うん」と言い替える。
シュガー「よろしくね、バニラ」
シュガーは改めてタメ口で挨拶をする。
バニラ「よろしくね!」
しゅり「新人とか聞いてないわよ。めんどくさいし、私はいやよ」
ふんっと冷たい態度を取りながら、「私はいや」と断るしゅり。
どれだけめんどくさがりなのか。
ユキ「まあまあ、そんなこと言っちゃダメだよ」
しゅりの隣に来て、優しく注意をするユキ。
しゅり「何がダメなのよ!私は気に食わないの!」
ユキ「でも、いっぱいいた方がお客さんも増えるでしょ?」
しゅり「でも、私はいやなの!」
しゅりは何が何でもいやらしい。
「店の人気を上げたくないのか?」
歩いたまま、真顔でしゅりを見つめながら「店の人気を上げたくないのか?」と聞くアーロン。
「上げたいわよ。でも入れたくないの。新人ってめんどくさいし」
しゅりはめんどくさいという理由で入れたくないらしい。
アーロンはしゅりの言葉を聞き、こう答える。
「そんな理由で入れたくないのか?こいつが入ってくれたら店の人気が一気に上がるかもしれないんだぞ?店の人気を上げたいなら入れようじゃないか」
アーロンは隣にいるシュガーを見ながら分かりやすく伝える。
「店長が言うなら仕方ないわね」
一応、シュガーが働くことを認めるしゅり。
店長はリーダーなので店長が言うことは仕方ないのだ。だが、まだ心の中では認めていないらしい。
「言っておくけど、私はあんたと仲良くする気はないから。店と店長のためなんだから」
しゅりはシュガーの後ろに来て、冷たい表情でコソコソと冷たい言葉を放つ。
「そんな……!」
しゅりの言葉に戸惑うシュガー。心が重くなりそうだ。
「オレは店長のアーロンだ。よろしく頼むぞ」
アーロンは真剣に自己紹介をする。
「甘崎シュガーです!よろしくお願いします!」
ぺこりと頭を下げて、明るくお辞儀をするシュガー。
「いろいろ大変だと思うが頑張ってくれ」
少し優しめに声をかけるアーロン。シュガーが心配なのだろう。
「ありがとうございます!頑張ります!」
声をかけられて火が付くシュガー。
「ノナだノナ!スイーツ大好きノナ。よろしくノナ!」
おでこに手を当てて元気に自己紹介をするノナ。
「よろしくお願いします、ノナさん」
シュガーはぺこりと頭を下げてお辞儀をする。
「タメでいいノナよ!ふんわりカフェは楽しいノナよ!」
「わ、分かりました!改めてよろしくね、ノナ」
改めてタメ口で元気に挨拶をするシュガー。
「また友達が増えて嬉しいノナ!」
ノナは嬉しくて元気よくぴょんぴょんと飛び跳ねる。
「私も嬉しいよ!みなさん、これからよろしくお願いします!」
満点の笑みを浮かべて、みんなに挨拶をするシュガー。
こうして、シュガーはふんわりカフェで仕事をすることになった。
終わり
新キャラ紹介
夏華ノナ(なつか ノナ)
「ノナだノナ!よろしくノナ!」
「今日も頑張るノナ!」
明るくてドジな女の子。タルトが大好き。
小学4年生でふんわりカフェの店員たちの中では最年少。語尾に「ノナ」と付けて話す。
一人称 私、ノナ
二人称 あなた、呼び捨て、〜さん
バニラ・エッセンス
「僕はバニラだよ。よろしくね!バニらんらん!」
「スイーツ作りなら僕に任せてよ!」
子供っぽく、いつでも強気だがよく泣いてしまう。「バニらんらん」が口癖。
一人称 僕
二人称 君、お前、呼び捨て
春美りのん(はるみ りのん)
「りのんよ。しゅりがお世話になっています」
「おいしそうな料理ね」
しゅりの姉。のん気で大人っぽい。
いつもしゅりを困らせている。みんなのお姉さん的存在。
一人称 私
二人称 あなた、呼び捨て
ソフト
「ソフトでぇ〜す。今日もみなさんは楽しそうですねぇ〜」
「これ売りませんかぁ〜?」
天然でマイペースな女の子。何でも売ろうとする。
謎が多く、不思議ちゃん。
一人称 私
二人称 あなた、〜さん、呼び捨て
2杯目「しゅりとシュガー」
ふんわりカフェの仕事が終わった。
灯りを消し、みんなは店から出る。
「しゅりちゃん!一緒に帰りたいです!」
シュガーは歩いているしゅりに元気よく話しかける。
しゅりは足を止めてシュガーをチラッと見る。シュガーは汗をかき始めた。
「はぁ〜……」
ため息をついては、前を向いてまた歩き出す。
「何かいけなかったのかな?しゅりちゃんと仲良くなりたい!」
シュガーは何がいけなかったのかをうーんと考える。
前、しゅりはシュガーに冷たい言葉を放った。
「言っておくけと、私はあんたと仲良くする気はないから。店と店長のためなんだから」
この言葉が心に刺さっているのだ。どうしても仲良くなりたい。
仲良くなる方法を昨日から考えているのだが相変わらず、しゅりはシュガーに冷たい。
「仲良くなれないのかな?」
シュガーは頭の中で深く深く考える。どうしても仲良くなれないのかと。
その後、シュガーは一人で家に帰って行き、自分の部屋のベッドに寝転んだ。
「今日も楽しかった〜!」
上を向いて何かを頭に浮かべるシュガー。
しゅりと仲良くなる方法を考えながら、そのままぐっすり眠った。