つけ組シンデレラ

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1:箕犁:2017/07/30(日) 17:55

抜けメンも参加!

シンデレラ (もちゃ)
継母(ぽたろのすけ)
姉1(リノール)
姉2( のろりん)
王子(駄犬)
魔法使い(コアラ)
王子の側近(リノールの旦那)

・シンデレラの設定を全てブチ壊しています。
・つけ組知らない人からすれば「なんのこっちゃ…」です
・二次創作ではないから移動なし

160:ゆのる◆Qw:2017/09/25(月) 22:37

シンデレラ退場させよう

161:箕犁:2017/09/25(月) 23:10

>>159 今更じゃないですか〜

>>160 
メ イ ン ヒ ロ イ ン

162:箕犁:2017/09/26(火) 19:18

rk
魔王城のある夜、的な。


深夜、風がカタカタと窓を小さく
揺らす音で目覚めた魔王様。
「ん……」
すぐに二度寝しようと、寝返りを打った、先に

ごつんっ!

「っ!?」
謎の固い感触。

慌てた魔王様、よく目を凝らしてそれを見るとなんと………

「すぅ……すぅ…」
「何やってんだよお前は!!!!!」

まさかのシンデレラ。
これは世に言う……添い寝、というものでしょうか?

(なんでコイツこんな所にいるんだよ!?)

俺は言った。『天気が悪いから泊まっても構わない』と。

(だが、こいつには確かに、隣室を使わせていたはずなのに………!!)


「……とりあえず起こすか」


肩掴み、軽く揺さぶってみます。
「おい起きろ、おいって」
「んう…」

失敗。

「息の根止めてやろうかこの女…」
作戦2、鼻つまみ。

10秒…

30秒……

1分………「大丈夫か?」

1分30秒………「………」

2分……顔が青くなってきました。
それでもまだ寝ています。

2分10秒「いやコイツなんで起きねぇんだよ!!!!」

作戦、中止。


(口呼吸ってわけでもなさそうだし…大丈夫だよな、生きてるよな?)

若干心配になり顔を覗きこんだ魔王様。そして、あるものを見つけました。

「なんだこれ…耳栓?」

シンデレラは、うさぎ型のちいさい耳栓をしていました。
それをひょいっと摘まんで外「ひゃああああっ!?」

「!?」
「あ、やっと起きたか」
(耳栓外したら起きるって何だよ)

「で、どうして此処にいる?」
「うぇえ……?あ、あー。なるほど」

とろんとした目をこすり、いつものぽやぁ…とした口調で言いました。

「夜這いに来たのー。」

「………」
「…………?」
「…………………」


ひょいっ、とつまんで、部屋の外へポーイ。

「ちょっ」
ガチャン。と音が響いて、施錠完了。

外から 何もしてないよー! とか、寝顔見てただけだよー!! とか声がしますが、無視。


(もう二度とアイツを屋敷には泊めねぇ…!!)

そう固く誓う魔王様でした。







※ちなみに、その一週間後に決意は
無駄になりました。

163:箕犁:2017/09/26(火) 20:45

元ネタはシンデレラと門番の中の人。
最フリーダムカップル

164:箕犁:2017/09/28(木) 20:49

rk
実は。

「あ」

「お」

「「……………」」


人混みの中、お互いの姿を見つけたシンデレラとアルマ。
彼の横には女の子が、可愛らしく腕を絡ませていました。

「相変わらずですね、アルマ」
「アヤノも…昔と全く変わらない可愛さだな」
「黙って下さい」

シンデレラ、今はノーメイク。
気合いを入れていた“あの頃”と
『変わらない』と言われ、地味に傷つきました。

「リィさん、この人……」

横にいた女の子が、不安そうにアルマを見上げます。

「ああ、こいつはアヤノ。俺の……元お気に入り兼、追っかけ?」
「えっ……」
「元ですよ。元。今は、他に好きな人がいます」

少女一瞬で表情を曇らせた事に焦り、
らしくもなく、フォローを入れるシンデレラ。
その甲斐あって、安心したような笑顔を見ることはできました。


「じゃあ私もう行くから。」
「おー」
「さ、さようならっ…」


会話を終え、後ろを振り向き。
ちょこちょことアルマの横を歩く少女を見て、シンデレラは泣きそうになりました。

(あの子も…アルマを好きなのに。)


あくまで、本命の彼女だけに愛を向けているアルマ。
体はそれでは満足しないらしく…多くの少女と関係を持っていますが。

シンデレラは、アルマの優しさが好きでした。

(でも……)


彼の優しさは愛情じゃない。
どこまで求めても、優しさは優しさのままなの。

これをあの子に言えたら、どんなにいいでしょう。

彼の優しさは、蜜のような毒。

それに気がついた時にきっと、あの子も私みたいに………

「……やめよう。」


これ以上考えたくない、思い出したくない。
シンデレラが森へ向かう理由は…
恋でしょうか、それとも……逃げでしょうか?

165:ゆのる◆Qw:2017/09/29(金) 16:08

逃げ。

166:箕犁:2017/09/29(金) 17:46

本人ェ・・・

167:ゆのる◆Qw:2017/09/29(金) 22:33

きっかけは適当、途中からは逃げ
最後に好意。
好きになるの遅かったんよ

168:天尽禍終霊◆Qw:2017/09/29(金) 23:09

結果を慮る俺氏に取っては
幸福な事この上ないねェ。

169:箕犁:2017/10/01(日) 09:59

rk ですよね。


シ「本編で分かったけど、エディって私と血縁あるよね?」
エ「アヤノちゃん俺の子孫だしね。
俺の血がカレルドの元になってるからシ「じゃあ、エンシンって……近親相k『ストップ』
エ「くらえ、忘却魔法!」

シ「……あれれ、私、何の話をしてたんだっけ?」

エ「裏道の野良猫がかわいいよって話だよ。」
シ「わー、そっかぁ!」

170:箕犁:2017/10/01(日) 12:37

rk

「何ですかコレ…」

掌にのせられた物を眺めて
魔王様は困惑したような視線を向けました。

「黒水晶だよ。浄化作用が強くて強くて…俺には扱えないから。あげるよ」
「え、いや あの……」

突然、高価そうな黒水晶を
貰ったことよりも、贈り主がエンジュだという事実に戸惑います。

「君さあ、多分…相当ためこんでるでしょう?」
「は…………」
「怨みの念が強すぎるんだよお前。」

いきなりドスの効いた声で言われ
流石の魔王様も…一瞬、怯みました。

「っは……」
「君の出生も過去も何も、俺は興味がないしどうでもいい。でもな…」

そこまで言って、エンジュはにこりと
微笑みました。

「強すぎる邪気は、周りの生物にも影響してしまう。だから俺は、お前にこれを持っていて欲しい。」

「………【お前の事情なんぞに
興味は無いが、いつも側にいる女が
壊れては俺が困る】的な解釈でいい
ですか」
「驚いた、完璧だよ」
「……褒められた気がしませんね」

今何か言えば、殺される。
怒りと、微かに感じる…骸の意識を
静かに飲み込んで、魔王様も微笑んで見せました。

171:箕犁:2017/10/02(月) 17:01

不快そうに眉をひそめた二人。
勿論、姫2ではなく、シンデレラとエンジュ。

「税で生かされてる豚が何様のつもりですか?ああ…それ人語じゃなくて豚語なんですね。成る程!」

煽りに煽るはシンデレラ、

「調子に乗るなよ人間風情が。
…よほど自殺願望が強いらしいな?」

隣のエンジュはマジ切れ。

「……貴様ら!王族たる私へのその物言い、死刑になる覚悟はあるな!?」
わなわなと震えながら叫ぶ王子。
しかしシンデレラはゆったりと…

「え、なりませんよぉ」

と言って笑いました。

「どういう事よシンデレラ…」
「姉様は黙ってて?」
「…………………はーい。」

「いいですか王子。
法は、『守らなくてはいけない』ものではなく、『犯すと捕まる事柄を示した』ものです」
「それが何だと言うのだ!!」
「だから、犯したことがバレなければ
捕まりません。」

「な……っ!これだけの騒ぎを無かったことになど出来るものか!!」

「あー、じゃあ国を滅ぼそう」

今度はエンジュの軽い声。
……軽いのは声だけ。

「そんな事出来るわけが!!」
「出来るよ。てめぇみたいな奴の親が統治してる国なんざ、ここで滅べばいい」
「ひっ……」

と、そこに

「……エンジュさん、目が全く笑ってないですよ」
「降ろしなさいよぉお!!」

「……何だ、雇くんか」
「あれ?遅かったね」
「いや、この女が暴れ回るから…」

不満をもらす姫1を担いだ魔王様、
ようやく合流。


キレた魔王、煽る姫、二人に責められる王子様。
背後の国王は姫2と共に石像状態…
そこに登場、雇われ魔王様と姫1。

「カオスって…こういう事なんでしょうか?」
「ワシに聞くな、娘…」

国王と姫2の呟きは、会場の喧騒に混じり…お互い以外に聞かれることは
ありませんでした。

172:箕犁:2017/10/02(月) 19:06

rk

「ヒロさんと姉様って、どうやって出会ったの?」
「やだ。シンデレラったら…」
「だって全く説明ないんだもん」

シンデレラがそう言うと、姫1は微笑みながら話しはじめました。

-------------------------------------


「お嬢ちゃん!すまないけど、道を教えてくれないかい?」

街に来ていた姫1は、露店の前でそう
呼び止められました。
今日は秋の豊穣祭。普段街に来ない人も多く、道に迷うのも仕方ありません。

「いいよ。どこに行きたいの?」
「すまないねぇ……この屋敷に、貢ぎ物を持って行くところなんだが」

そう言って、男が差し出したメモに
書かれていたのは…この辺りでは一番大きな、エイベル伯爵家への道筋。

「わぁ…エイベル家へ行くんだ。それ、急いだ方がいいよ」
「どうしてだい?」

男は不思議そうな顔をしています。

「エイベル伯爵、とても時間に厳しい方なの。
去年、貢ぎ物を5分遅れで運んだ
娘さんを慰み者にしたって話、ここらじゃ有名……」
「な、何だって…!?そりゃあ不味い、急いで教えてくれ!」
「といっても、複雑な道で…そっちがいいなら、一緒に行こうか?」

一瞬で真っ青になった男を放っておけず、そう提案すると、
「本当かい、それは有難い!」
と、すぐに良い返事を貰えました。



「こっち。あ、そこ気をつけてね、毒草だらけだから」
「おお…酷いな」

道と呼べるかも怪しい道を通って
エイベル家を目指す二人。

「お嬢ちゃん、綺麗な服を着ているけど、お洒落が好きなのかい?」
「え、普段着よ?」
「はは。そんな普段着の平民があるかい!!」

年寄りをからかうのは止めな!と笑う
おじさんに、姫1はうっかり

「やだぁ。私、一応男爵家令嬢よ?」

と、いつもの調子で言ってしまいました。
すぐに固まるおじさん。

「…………」
「え、おじさん?」
「………それ本当かい?」
「嘘ついても仕方ないじゃない」

「お貴族様…?」
「の、端くれかしら…」

「お貴族様に、俺、お嬢ちゃんだの急いで教えろだの……」
「…気にしてないわよ?」
「ど、どうしたら…」
「だから気にしてないって」
「俺あ…おれぁ…!」
「おーい、…おじさーん?」


「申し訳ありませんでしたあっ!!」


そう叫ぶと、おじさんは道の真ん中で
いきなり土下座。

「ちょ、いいって…!!」
「無礼をどうかお許し下さい、大変失礼いたしましたっ…」
「ゆ、許すから!てか気にしてない!!」
「お許しください…!」
「おじさん私の声聞こえてる!?」

許す、と言っているのに許しを乞い続けるおじさん(土下座維持)。

姫1が必死に話しかけ、顔をあげさせるまで、たっぷり20分もかかりました。


-----------------------------------

「長いので切りますね。」
「続くよ!」

173:箕犁:2017/10/02(月) 22:35

投稿量が大きすぎます?→データ消滅

書き直し嫌だ…続き放置。
二時間返せクソシステムが!!

174:箕犁:2017/10/03(火) 21:48

rk
まおシン親子IF。

「いいかいシンデレラ。
お父さんが今から言うことを、そのまま口に出しなさい」

魔王様…改め魔王お父様は、目の前で
居眠りをしそうな娘に、険しい顔で言いました。

「はぁい……」
目を擦りながら、半分夢の中状態で
うなずくシンデレラ。


「その1、王族は絶対です」
「おうぞくはぜったいです」

「その2、機嫌を損ねれば処刑されるのが当たり前です」
「きげんをそこねれば、しょけいされるのがあたりまえです。」

「その3、身分は絶対です」
「みぶんはぜったいです」

「その4、王の言った事が真実です」
「たとえば?」
「王が『カラスは赤い』と言えば、カラスは赤いというのが正しいんだよ」
「決まった常識があるのではなく、王が常識となるのね」
「いきなり流暢に……!?」


この子は将来どうなるんだ…と
小さくため息をついた、魔王お父様。

『おとうさん、どうして身分に縛られる必要があるのですか?』

まだ年若い娘は、『そういうものだ』
という割り切りを理解出来ない。
けれど、早いうちに教えこまなければ
何時貴族の怒りを買うか。

一人娘を溺愛する魔王お父様は
今日も、繰り返し繰り返し教えます。


「いいかい、『身分が全てです』」

175:箕犁:2017/10/03(火) 22:51

「大体……二人を奪ってから
周りの記憶消せば済むでしょう。何遊んでるんですか」
呆れ顔でエンジュに言う魔王様。
ですが……

「それじゃつまらないだろう?」
「…………。」

力をもて余しているエンジュは、享楽的なところがありました。

「この国ブッ潰して、なんならこの世界も破滅に追い込んで……
可愛い自分の子孫と暮らすんだ」
「わ……それも楽しそうだね!!」

「……なんつぅ恐ろしい血」

はしゃぐ二人を見て頭を抱える魔王様。

「………とにかく、この女どもは俺が逃がします。適当に収集つけてから俺の城で会いましょう」

「了解だよ」
「ほいほいあとでねー」

ひょいっ。
「えっ、ちょ……シンデレラ!?」
「離せ男めぇ!!」
「はいはい黙って下さい。それとも
殺されたいんですか?」

そして、さっさと姉達を抱えて
会場から走り去る魔王様。

最後の一言から、いかに彼がイラついているかが伝わります。
………頑張って下さい、魔王様。

176:箕犁:2017/10/04(水) 17:29

ざく、ざくざくざく…

この場に自分の魔力を残せば、後から王族が煩い。
会場を奇襲した際は、魔王の力で相殺されたので証拠は残りませんが、ここは自分一人。
後々余計な詮索をされないために
魔王様は走ります。

…………それにしても。

(ぎゃあぎゃあ煩い女だな…こいつら本当に血縁者か?)

硬直したままの姫2と、泣き喚くため
猿轡(シンデレラの私物)をかませた姫1を脇に抱えながら、そんな疑問が浮かびました。



「あたしをどうする気なの!?
ヒロくんから離れさせて、危険な所に連れて…」
「お前の妹の連れだぞ俺は。助けだって察せねぇの?」
「………うあ…………ぅ」
「そっちの姫さんは落ち着きなよ。
顔色が青…通り越して白い」

まあ、この二人が巻き込まれた事態を考えれば『仕方ないか…』とすら
思えてきますが。

無理に連れられた舞踏会で、無能な王子に求愛され、断って死罪要求。

(いや、王族の求婚断るこいつらが
バカなんだけどな。)

金髪碧眼の美しい王子。
魔王様が、最期に見た彼の顔は恐怖に怯えていましたが……

(この後、まだ何かされるなァ…。)

桃色の髪をした二人の、底意地悪そうな笑顔を思い出し、魔王様も口許を歪めました。


王族なんて滅んでしまえ。

自分を助けてくれる人など、何処にも居なかった。
だから、自分で自分を救ったのだ。

(……それなのに王は、孤独のみ与え、俺を隔離した)

「王族なんて滅んでしまえ……」

「今何か言ったぁ?」
「いいや、何も言ってないよ」

177:箕犁:2017/10/04(水) 17:48

rk 軽〜く会場の状況

オカn……魔王様退場。


    ↓↓現在の会場↓↓
* 石像化した国王様
* 腐れ外道王子
* 鬼畜覚醒シンデレラ
* 魔王(本物)
……その他モブの方々

監視員が去った今、ピンク二人を
止める者はいません。

178:箕犁:2017/10/04(水) 20:40

rk

魔「ぶっちゃけ、広げすぎて収集つかなくなってるよね?」
シ「原作はすぐ終わったもんね」
雇「つーか、本編も番外編(?)も
俺ら目立ちすぎじゃねェか?」

今後空気になる人もいますから…
まおシンをなるべく出しておきたくて。

雇「ああ…今後、俺らの中の誰かが
出なくなるのかな。」
シ「まだ1章の途中だもんね…次章の空気は誰だろ」

予定ではエンジュか魔王様です。

シ「……私は?」

ヒロインに休みなんかないですよ。
24時間365日仕事です

魔「わぁお…引くほどブラック」
シ「…………( ;ω; )」
雇「これ聞いた後だと、むしろ出たくなくなった。」
魔「俺もだよ雇くん」

そういう事で、収集つかなくて
グチャグチャですが、まだ続きます。
お付き合い下さいねー。


シ「長時間労働……肉奴隷…時空管理人訴訟……」
雇「おい大丈夫か」

179:箕犁:2017/10/05(木) 07:07

rk 1日遅れ。


「アルマ、お誕生日おめでとう!」
「おめでとうございます…」
「ね、私の家でお祝いしよう?」
「抜け駆けしてんじゃないわよ、このブス女!!」
「リィさん、ケーキ焼いたんです。
食べて下さい!」
「あーら不味そうね。果物も、どれも固くて酸っぱそう…あたしのケーキはとっても甘いよ!」

(この子たち、本当に煩いなぁ…。)

乙女たちの熾烈な争いの中心で、うんざりした顔をしているのはアルマ・リィ。本日お誕生日。

肉欲を満たす為だけに、来るもの拒まず状態な彼ですが…
愛しているのは、ただ一人の少女だけです。

「ごめんね皆、今日は先約がいるからまたね?」

と彼が言うと。

「誰誰誰誰誰誰誰誰誰となの!!」
「アルマはいつもそうよ。バレンタインも誕生日もクリスマスもいつもいつも!!!」
「決まった相手がいるなら言って下さいよ!」
「皆、言ったらその子に何もしないって……誓える?」
「無理ですリィさん、殺します」
「そうよ。私達のアルマを奪う女なんて要らないわ……!」

(絶対教えられないな、これは)

無自覚爆弾投下、その後オイル追加。
ヒートアップが止まらない女の子達に
困り果てたその時……


「邪魔です皆様。平民風情が
私の通る道を塞ぐなんて有り得ませんよ?」


「……っな!?」
「誰よあな、た………は、メイザス男爵家の……」
「は、またあの貴族女…」
「馬鹿、聞かれたら殺されるわよ!?」

悪役然とした物言いで登場したのは、
メイザス家のご令嬢。

(ああ、あの子確か……俺のファンの、お貴族様?)

長い黒髪をなびかせながら、煩い女達の真ん中を通ってこっちに来ます。
……え、こっちに?

動揺している間にも接近していて
もうすぐそこに。
そして、目の前で歩みを止めた彼女は

「今日は私と約束があるんです。
分かったら平民の皆様は散って下さらない?」

即座に上がる耳障りな悲鳴。

「え、いや………」
慌てて否定しようとすると、
「……嘘ですから、話を合わせて下さい。」
お貴族様が小声で指示してきました。
平民のアルマが逆らえるはずもなく、黙ってこくこくと頷きます。

「……そういう事ですから。では皆様さようなら」
「ま、またね……?」

まだ理解しきれていないアルマを
引っ張っていくお貴族様。
悲鳴を振りきるように急ぎます。


−−−−−−−−−−−−−−−−

15分後。


「…ここまで来ればもう大丈夫。」

人気がまるでない路地裏に入り込み
安心したように言うお貴族様。
…… こんな道にいていいんだろうか
この人は。

「うん?で、あの、俺予定が」
「知ってます。」

(ん、知ってて連れ出した?)


「先約の方と過ごしたいのに、彼女達が邪魔なんだろうな…と思ったので
権力行使で連れ出してしまいました。」

それから、『ご迷惑でした?』と
付け足して、首をかしげるお貴族様。

(権力行使って… 家名に泥塗った自覚あるのかな、このお姫様は)

まぁそれはともかく…行動そのものは
とても有難い。

「ありがとう。実はそうなんだ、おかげで楽しい時間を過ごせるよ」
「はいっ。」

お礼を言うだけで嬉しそうに笑う。
(……ちょっと面白い)


「じゃあさような……あっ」
「?」
「アルマさん、お誕生日おめでとう
ございます。……さようなら」
「うん。またね」


無事解放されたアルマは、愛する彼女の元へ向かいます。
…お貴族様への好感度は、やや上がったみたいです。

180:箕犁:2017/10/05(木) 16:11

少女達の悲鳴が響く広いホール。
白を基調とした室内は、現在とても
鮮やかな赤で染まっています。

「………っ、が…」

揺れる金髪と白い肌は赤で濡れ、元の
色を見せません。

「無様だなぁ……気分はどうです、殿下さん」
それを嘲笑う桃色と、
「直前で蘇生魔法かければいいし
好きに痛めつけられるねぇ 」
心から楽しそうな桃色。

「あ、悪魔!この悪魔め…!!」

耐えきれず叫ぶ国王。
その声にゆらりと振り返り、桃色は

「ああ、貴方も後でしてあげるよ」

狂喜の笑顔を浮かべました。


「ねぇ…カレルド家だけの物よね?
桃色の髪って」
「そのはずよ。自然に産まれる遺伝子ではないの……なのに。」
「あの方達は、カレルド公爵と関係が……」
「王族に手を出したなんて、公爵といえど家ごと潰れるわね」
「その王族が生きていられればね」


そう、王族が生きていられれば。

既に殿下は尋常ではない血液を流しており、魔法で無理矢理、生かされている状態。

シンデレラが『すぐ殺るより、ギリギリで生かして何度も痛めつけたほーが楽しいよー』
と言った事に、エンジュが賛成して
しまったのです。
邪魔だからと騎士や警備隊は気絶させ
『動いたら同じ目に合わす』と参加者を脅迫。

結果、邪魔されることなく
王族リンチが開催されてしまいました。

「………っ、どうしたら、どうしたら良いのだ…!!」
息子が駄目になれば、我が身を
痛めつけられる国王は恐怖に叫び…

「あれは…4つの時に森に捨てた娘……それに、あの男はどう見たって肖像画の」
「お父様、我が家は……!」
桃色を持つ二人に怯えるカレルド家。

「あああああああの子、あの子あの子あの子あの子あの子…まさかあの子…!!!」
会場の隅で錯乱して暴れているのは
女……?のような招待客。


「カテーテルで尿道にワイン流し込もうよ。アルコールで、働き鈍くなるかも」
「男として死ぬのは流石に…」
「えー。回復させるし、楽しもう?」
「…………いいけど。」


長い夜になりそうです。

181:箕犁:2017/10/05(木) 21:55

rk
またまたまた鍵部屋の会話。

−−−−−−−−−−−−−−−
ゆのる→桃
コアラ→コ
りの→局
からちき→屑  
       こんな表記。
−−−−−−−−−−−−−−−

屑:そろそろ亜弥の誕生日来るな
桃:忘れてくれます?
屑:冷たッ。エターナルフォースブリザード級!
局:うざあ………
屑:い、今傷つきましたよ?

局:びすすん何欲しい?
コ:すげえ。骨さん無視した
桃:………愛。
屑:は?
コ:桃がまた暴走してるよ
桃:言葉間違えたかな…温もり…?
屑:落ち着け。何かに飢えてるのは伝わった
局:びすすんがおかしい…

桃:最近人と会ってないから。
宗明と優月と咲、あと慧…?ぐらい
屑:寂しいなソレ
コ:可哀想になってきた
屑:男求めろ。浮気していいだろ
局:天さんを怒らせるんだ。ぜーんぶチクるけどいいのぉ?
桃:出来ないわぁ…天さん怖いし、天さん以外の男は気持ち悪い

コ:怖いんだな
桃:怖いよ?
局:たしかにこわいよ
屑:……どういう所が怖いの?

桃:なんだろう…『理性的な狂気』を
常に見てる気分っていうか
屑:なるほどわからん
局:本当にそのままだよ?
理性的な狂気…『常識あるサイコパス』とかそんなの〜
屑:酷評だなあ…
コ:桃の例えがまさにそれだろ。

屑:関わりたくないタイプじゃないですか…!!
桃:や?頼りになるし優しいよー。
交際相手より、結婚相手に向くタイプ
コ:自分の彼氏分析するなよ
桃:つい。
局:需要は数年先かあ…。逃がしちゃダメだよびすすん!
桃:その時はその時ー

屑:どういう意味だ?それ
桃:へ、そのまんま。

コ:つーか何の話だった?
桃:わすれぷ
屑:俺もう寝ますね(勝手)
局:じゃああたしも〜
桃:便乗してさらばーっ!!!!!

コ:……雪崩?
コ:誰もいなくなりやがった
コ:暇

コ:しぃでも抱くか…

182:箕犁:2017/10/05(木) 21:59

rk
扱いにキレた継母さん。


「アタシが、アタシが隅っこで喚いてるだけの女ァ!?」
落ち着いて下さい継母さん…!!
「落ち着けるか馬鹿!やっと出番があったのに、こんな!」
反省してますから、箕犁反省してますから…

「……じゃあ出番増やしてくれる?」

いえ、無理です。

「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ァアアアアア馬鹿箕犁!クズ!無能外道汁男優の都合良い肉便器!!!」

……ねえ酷すぎない?

183:箕犁:2017/10/06(金) 18:44

rk
侵入する前に。


「お?何やってんだアヤ」

いざ舞踏会に乗り込まん…と、城に
侵入しようとした、その時。
眠そうな声がシンデレラを呼び止めました。

「…………どちら様でしょうか」
「そんなんで誤魔化されるか!」


「……機嫌なおしなよアヤち「『シンデレラ』」
「その呼び方、諦める気は無いんですか?」
「ねぇよ全く」

「…で、そちらの方は?」

エンジュが顎で示した先には、騎士団の白い制服を纏った男。

寝癖だらけでぼさぼさの黒髪、引きこもりを疑う青白い肌。
眠そうな半開きの瞳は燃える赤。
そして、それら全てを『仕様』だと
言い張れるほどに整った容姿。

「騎士やってます、門番とか骨とか好きに呼んで下さい。アヤノの知り合いっすか?」

「声まで気怠そうだなァ」
「ミステリアス系ってこういう男を言うのか?」
「……聞いてます?」

挨拶無視で話をされ、僅かに苛立ちを見せた男。

「城に入るなら身体検査しますんで
そこ立って下さいね。
心配しなくても魔法透視なので触りませんよ」

「そんな事よりアヤノちゃんとどんな関係だよ」
「話聞いて下さい…!」

自分が呼ぶと殴られる愛称『アヤ』
を、咎められることなく使っている騎士に興味津々なエンジュ。
……今から城に乗り込むって時に。


「もういい…そこ並んで下さい」
「友達?彼氏?ねえねえ」
「お願いだから黙ってエディ……」
「もっと言えアヤ」

必死に言い聞かせること10分。
『検査しながら話す』と言って、ようやく三人は騎士の前に並びました。


「俺達は……まあ。元恋人もどきっスかね?」
「恋人いたんだ…………もどき?」
「門番の両親厳しくて。情報漏らさないために、付き合わなかったの。事実カップルかな?」
「そうそう……動かないで下さい」

エンジュの魔力が高すぎて器具が破損、結局手探りで身体検査中。



「……はい、終わりました。皆さん通っていいですよ」
「おー」
「ありがとねー」
「じゃあ。」


「あ、いい忘れた。門番」
「?」

くるっと振り返ったシンデレラは、彼に笑顔を向け…

「ちょっと寝ててね?」
「は、」

ぱぁん!!!

圧縮した空気を体に当て、木の幹に打ち付けました。


「……よし、行こっか」
「容赦無いな…」
「元彼相手でもあぁなんだ?」


仲間の言葉も無視して、シンデレラは
笑顔を作り直します。



「ほら行くよ、爆破準備して!!」

184:箕犁:2017/10/06(金) 22:38

rk

シ「つけ組合唱『あなたへ』
大分仕上がってきて嬉しいぬよー」

殿「……指揮ムズイ」
1「男声が足りないわ、男声が…」
2「それを言うなら、ソプラノは
びす一人です。アルト多すぎます」

シ「あれ、まだ駄目……?」

地「まあ…皆で頑張れば、どうにか
聴ける歌になるよ」
2「『なる』んじゃなくて『する』んですよ。」
研「おー舞ちゃん良い事言うね。」


−−−−−−−−−−−−−−−

もちゃのクラス合唱が【ヒカリ】に
       ↓
「あなたへ歌いたかったああああ…」
       ↓
……みんなで歌えばいいんじゃね?
       ↓
   練習に励む←イマココ

185:ゆのる◆Qw:2017/10/06(金) 23:03

らくがき飽きました
描きたい時にhogeてのせてく。

186:箕犁:2017/10/07(土) 00:15

頑張ってよ専属絵師

187:箕犁:2017/10/07(土) 01:30

「私は頭が悪いの」
べきゃっ。
「ついでに体も弱いわ」
ぶちゃ。
「地位も何も無い。力を使う事も
命懸けよ」
めこっ。
「でもね、逆に言えば、命を削れば
力を使えるのよ私。」
ごきっ。
「ああ…ごめんなさい、そろそろ死ぬかしら?回復魔法かけないと………
えい。」

その一言で光が王太子の体を包み……
体の傷が半分ほど癒えた。

「っあ"…ぐ……!!」

地面に這いつくばり、臓物を撒き散らしたままうめく姿。
これでもこの国の王子。

「アヤノちゃん容赦ねぇなあ…」
「貴方こそ。抉った息子の部位を
父親に食べさせるって、随分狂った
考えよね…」

眼球を抉り、腸を引きずり出し、そしてそれを国王の口へ。
ちなみに王子の臓物は、回復魔法と
共に新たに生成している。
国王は、その内限界を迎え、胃液と共に吐き出すだろう。

自分の息子が、目の前で苦しみながら
奪い取られた物を。


「さ、次は何されたい?
容器に血液を溜めて、自分の血の中で泳いでみる?
拷問は止めないから、血液は出続けるよ。自分の血液で溺れ死ぬなんて凄いわね!!」


権力も財力も武力も役に立たない。
全てをねじ伏せるこの二人は、記憶を書き換える手段すら持っている。

(私達は明日には、全てを忘れ……この二人を放置する。
この国どころか、世界をも滅ぼせる
二人を。
その事実が、これから受ける拷問などよりも恐ろしい…)


涙か血か、分からない液を垂れ流す
国王を、桃髪の姫が嬉しそうに見つめていました。

188:箕犁 :2017/10/07(土) 11:02

rk (招待された令嬢視点)
こわいな〜こわいな〜と思ってね…


何なんでしょう、これは?

「ほらほら食べなよ国王さん。お前の息子の腸だぞ?」
「グ……お"、がァッ……」

「ふざけるな娘……何とか言え!!」
「なんとか」
「嘗めてるのか貴様!!!」

突然の乱入者によって、血で染め上げられた会場。
死ぬことすら許されず、その身体を
痛めつけられ続ける国王と王太子。


騎士様も、警備隊の方々も、気絶してしまいました。
手を出せば殺されてしまいます、私達も、何もできません。

こんな事をして、あの方たちは自分がどうなるか考えていないのでしょうか……?

「下餞の身の分際で我々を侮辱するなど、死にたいのか貴様!」

…そうですよ、桃の姫様。
ですがあの人は笑って言いました。


「ねぇ皆さん、記憶消去魔法ってご存知ですか?」



………ああ、成る程。
彼女達は全てを消し去るつもりなのです。
会場の証拠も、記憶も何もかも。

ここで王族の方たちが死に目にあった事は、彼らすらも忘れてしまう。
ここまでの事を出来る彼女達を、何も知らずまた野放しにしてしまう。


「この一夜の拷問は全て無意味だ。
どうせ明日には忘れるよ……俺達の
気が済むまで死んでくれ、王族。」

何もかも忘れてしまうとしても、彼女達がそこまで王家を怨む理由を知りたい。
血の臭いに包まれながら、私はそんな事をぼんやりと考えました。

189:箕犁 :2017/10/07(土) 11:57

王家を嫌う理由(エンジュ)
      ↓
自分の手柄横取りした奴等の末裔だから。許すもんか。


王家を嫌う理由(シンデレラ)
      ↓
魔王様から普通の生活を奪った奴等だから。悪役押し付けてのうのうと生きてんじゃねぇよ。

190:箕犁:2017/10/07(土) 22:30

rk

「魔王くんの過去って本編出してないよね?>>189理解できるの??」
クッソ前の番外編で、国が魔王にしている対応の説明…とかはあったから。
民にどう見られてるかも書いてる
確かに、過去は出してないね〜
創作板に天尽禍終霊さん本人が書いてくれてます。

「何故か、文章なのに憎悪が伝わって怖かったぬよー」
本当ですよもう、天さんは凄いです

191:箕犁:2017/10/07(土) 23:41

rk 久々登場、熱く語るよ。


雇「……読み返してみろ。シンデレラ感0じゃねぇか」
え、今更ですよそんなの。
魔「主要キャラが軒並み魔力チートで、魔法ぶっぱなして無双とか…コレ何てラノベ?」
最強の貴方が言うな。

魔法「いや、俺がシンデレラ嫌いだから。
物語のシンデレラに似せんなって言った」
雇.魔「「は?」」
魔法「だって、あれ庶民の成り上がり物語じゃん。運が良かっただけだろ?」

あんた夢の欠片もないわね。

魔法「下銭の身から次期国母……
うひゃあ怖い。貴族の常識何一つ知らないのに、いきなり王族って。」

雇「おい…」
魔法「自分の在り方が国を滅ぼしかねない立場。そりゃ『めでたしめでたし』
の後書けないよ、ハッピー要素ないもんな」

魔「好きな人と結婚できたなら、愛し愛され幸せだろ?」
魔法「相手は国の王子だよ、やがて国を担い導く人だよ。
個人の感情より国優先に決まってるだろ?そんな幸せ有り得ない。」
魔「あー……」

魔法「しかも庶民と結婚。
王子の馬鹿さと国の馬鹿さ…いや、
国はもう王子を見捨ててるのかな?」



魔法使いがシンデレラ大嫌いなのは
伝わりましたでしょうか?

……ちなみに、シンデレラ担当の
もちゃは『ラプンツェル』が苦手。
「これどうやって幸せに暮らすの?」
って言ってました。

姫1と姫2は『赤い靴』がお嫌い。
他の人は嫌いな童話あるのかな……。

192:箕犁:2017/10/08(日) 09:52

rk 鍵部屋、屑と屑。

−−−−−−−−−−−−−−−
ゆのる→桃
からちき→屑
       (名前表記)

ROM×4。面白かったから。
−−−−−−−−−−−−−−−


屑:だからあ。
「俺…君のこと結構好きかも」とか言えばいいんだよ。
桃:それやと付き合ってるとか勘違いするやつおるやん?
屑:じゃあ、どうするんだよ

桃:「気になる人がいます、でも、貴方を選びたい。貴方がそう思わせてくれました。……心の整理をする時間を下さい。」
屑:おい……
桃:選び『たい』だから。希望。
しかも気になる人いるって伝えてるから他の男と会ってても不自然じゃなーい
屑:これは『好きな奴いるけどお前選んでやるよ、その代わり心の準備させろ』にしか聞こえねぇよ

桃:人は恋すると馬鹿になるみたいだよ、皆okする
屑:あり得ねぇだろ…
桃:うん。okしそうな相手選んでひっかけてるからね

屑:ホント最低だなお前
桃:外道レイプ野郎には言われたくないわぁ……
屑:黙ってろ貧乳
桃:短小包茎がなんか言ってる…
屑:俺は包茎じゃねぇよ?仮性だから、真性じゃない。

桃:ホーケー。そういう事にしてやろう……
屑:いやokみたいに使うなよ
桃:ふらのちゃんネタなんだけど、伝わってる?
屑:どう転んでも貧乳

193:箕犁:2017/10/09(月) 09:32

rk

『暇ですか?』>>901
おおお面白い事になってるじゃん!
骸の王覚醒です!!!
もちゃはもう少し怖がれよ!!!

194:箕犁:2017/10/09(月) 10:46

rk 鍵部屋話。
ネタ全く思い付かないので、暫く
会話載せて繋ぎます。

−−−−−−−−−−−−−−−−
研修→研
ゆのる→桃
コアラ→爺
りの→局
麕→毒
箕犁→食
     表記。
−−−−−−−−−−−−−−−−

毒:……出たよ
爺:出ましたなあ。
桃:原因は六の『ポエマー』発言じゃろねーうにー
局:あの屑。屑屑屑屑屑、屑…!!!
桃:まーまー

爺:桃も言ってたけど、あれ解除方法とかねぇの?
毒:『怒りに呑まれ、あらゆる破壊的衝動に駈られた状態』……無理だよ話通じるの?
研:『誰であろうと絶対に容赦しない』って書かれてるしな。
桃:おおぉ格好良い……

食:もちゃは色々狂ってる
桃:んなことない

研:怒りを爆発させ尽くせば、目が覚めるとか、ない?
毒:もう少し分かりやすく…
研:『ポエマーポエマー』ひたすら連呼
桃:わぁ破滅まっしぐら

食:全力で褒めそやすとか。『キャーカッコイー』的なヨイショ
桃:あの人嘘見抜くの得意やよ
毒:そんな白々しい褒め方、僕でも見抜けますよ箕さん…

毒:土下座する勢いで謝る!
研:……一番ましなのはこれか?
桃:まー許してくれるかは別やけどねぇ。
食:怖いこと言わないッ

桃:てかリアルで会うわけでもなし
逃げれば終わるでしょ?
毒:アンタ使って、無理に会わされたらどうすんのよ!?
桃:その時は…皆を監禁するか
あの人を監禁するかやね
研:ツッコミ待ち?
桃:いや本気で言ってるけど…
食:もちゃに、天さんどうこうできる力とか、ないよね?
桃:なんで私がやるの?
局:うん、びすすんはこういう子

爺:じゃあやっぱり『土下座』と『逃げる』だな。
毒:真っ当に前者を…
爺:両方真っ当もクソもないね。
研:俺は、逃げる以前に会うことも無いな
桃:私はこれまで通り逃げます
食:にげるぅ……
局:もちろん逃げるよ!!
毒:ねぇ!みんな謝ろうよ!?

桃:自分が原因なら謝るけどさ。
『ぽえまー』が地雷なのわかってて踏むなら、そいつが悪いやん
毒:ぐぬぬ

研:『逃げる派』と『謝罪派』に割れたな。解除は無理そうだし終わるか
食:解散、解散ー
桃:おつ
毒:あやまろうよお…
爺:おつした
局:もー、ながいよ〜。

195:匿名◆VE hoge:2017/10/09(月) 10:57

何これ小説?
内容は良いけど…

196:箕犁:2017/10/09(月) 11:11

モデルになった人たちの会話。
……小説、小話?
葉っぱによくある台本書き小説に近いもの。セーフセーフ

197:ゆのる◆Qw:2017/10/09(月) 12:50

せうと。

198:ゆのる◆Qw:2017/10/09(月) 12:51

私何かされそうやし、させられそうやし…うぁー

199:箕犁:2017/10/09(月) 18:08

rk >>198 NTRはいけません

王「あの魔王怖すぎる…」
協力者のシンデレラも容赦ないですしね。
自分の身体すら道具とか、『それなんて●ロゲ』な展開です

雇「って事は…俺が天さんキレさせたら、報復って名目でシンデレラ貰える?」
…NTRをニコニコ大百科で調べてみたらどうです?
雇「………………うわぁ」

シ「そもそも私が自分の身体を使うわけなくない?」
雇「え、じゃあどうやっ…『そういうの大っ好きな変人がいるんだよー』
シ「ちなみに、変人と書いてオトモダチと読みます」

王(クズに限度なんて無かった……)

200:箕犁:2017/10/10(火) 19:11

rk 祝200!!


雇「本編全く進まないまま、ついに200だねェ。」
ええ、本当に。塵が積もってゴミ山ができつつありますね。

魔「地の文と会話できるスタイルにも慣れたし!」
雇「明らかに可笑しい設定も、皆スルーできてますしね。」
はい。猿轡かまされてるのに喚いてる姫1へのツッコミ、皆無でしたから。

1「……それはただ、読んでる人がいないだけでしょ。」
黙らっしゃいこのモブ女!!
シ「姉様モブなの?」

2「登場頻度と重要性でいけば、モブとさして変わらないよね。…私も」
や、姫2ちゃんは今後出番あるよ。
しかも、ちゃんと『マイ』としてね。
2「嘘やったあ!!」

その代わりに、魔王様かエンジュの出番が激減しますよ。

雇「……労働基準法ガン無視のシンデレラよりマシだからね。受け入れるよ」
エ「アヤノちゃんは、出番ない方が珍しいもんね!」
シ「休ませてよぉ……」
タイトル飾ってんだぞ、働け。
シ「頼んでなぃい……」

魔「つか、俺としぃはいつ出番増えるの?しぃが本編に出られる日はまだ???」
朱「ああ、ゆっくりでいいですから。気にしてませんし」
…彼女いい子過ぎ(´;ω;`)
わかりました、魔法使いの出番をもぎ取らせて出しますね。
朱「いや別に出たくない……」
待ってて、出すからねしゅーちゃん!
朱「聞いて?」

えぇと。あと出てきてないのは……

継「アタシ!アタシ!!」
国「いやいや本編で死にかけてる俺優先だろ!?」
王「おい、一番酷い怪我なの俺だよ?親父」
国「えぇい黙れ!!!!」

……うん、いないね!全員出た!!

継「ちょ…」
1「一部が終わるまで何年かかるんだろうねこれ。」
………なるべく引っ張るの止めますから!
国「俺の話も聞」
シ「それでは今後とも宜しくお願いします。」



雇「……なんかもう、すいません。」

201:箕犁:2017/10/12(木) 20:35

rk
最近のお気に入り→もんシン

−−−−−−−−−−−−−−−−

ゆのる→桃
からちき→屑
          表記。

−−−−−−−−−−−−−−−−

【お医者さんごっこ】
桃:それで…息子の、息子の病名は何なんですか!?
屑:落ち着いて下さい奥さん。いいですか、病名は……
桃:病名、は?
屑:愛です
桃:へ?
屑:いえ、愛……だった。
桃:や、あの、先生?
屑:びょーめいはーあー↑あー↓あー↑あー↓あー↑あー↓いーだっ、たーたーたーたたたたー
桃:なにこいつ…
屑:『病名は愛だった』を思い出してつい、な?
桃:うざいから去ね

【恋愛相談】
屑:最近の俺は凄いんだ
桃:ふーん
屑:は?興味無しとか萎えるわ
桃:だまれみ
屑:浮気したい衝動で潰れ死にそう。
桃:だまれみ
屑:でも彼女怒らせんの嫌でさあ
桃:だまれみ
屑:俺どしたらいい?
桃:バレなきゃいんだよだまれみ
屑:だまれみやめろみ
桃:やめないみ

202:箕犁:2017/10/13(金) 18:05

「授かったみたいなの。」


その言葉で、俺がどんなに幸せになれたか。


魔法使い×村娘 更新されました!
【私が母親になった日】
【俺が父親になるまで】
【舞台裏・たとえば家族になるなら】

203:箕犁:2017/10/13(金) 23:30

rk 新章の準備ss


「……はぁ。」

溜め息をつくと幸せが逃げる。

その言葉を思い出すのは、いつだって溜め息をついた後。

冷めた料理を眺めながら、マイは涙の代わりにまた1つ、顔を伏せて幸せをこぼしました。


「………仕方ないよね。」
自分に言い聞かせるように。

「何時もの事だもん。」
自分を誤魔化すように。

「私じゃ、ないから。」
自分を押し殺したように。


(アルマが幸せなら、私はそれで…)


良い。
良い、良い、良い……なんて。
言えない、言いたくない。


「ねぇ。好きだよ………」



イルミネーションで彩られた街に
雪が舞う、今夜は、ホワイトクリスマス。

一人、部屋で泣くマイの元に
サンタがやって来ることは……
今年もありませんでした。

204:箕犁:2017/10/15(日) 09:33

某所で宣伝…あれ?
ここには普通に書いて良いのかな?

葉っぱにも専用板がある、あのゲームで宣伝してます。
もちゃの落書き、私の書き下ろし駄文が随時追加されますよ

205:箕犁:2017/10/15(日) 17:20

rk メイザスさん家のごはんは煩い。

「もらったあああああああああ!!!」
普段の彼女からは考えられない大声で叫びながら、フォークをつき出す姫1。

「そうは…させ、ないんだから!」
それを真っ向から迎え撃つべく
姫2は両手を出した。
右手にフォーク、左手にもフォーク。

「……マイお姉様、それ私のフォークですよ」
「年功序列よ、貴女より偉いお姉様に協力しなさい!!」
「年功序列なら私のほうが偉い…」

1つの皿を囲んで睨み罵り合う、年頃の娘二人。
しかも、貴族令嬢。

『……少しは落ち着きなさい、この馬鹿娘共!!!』

食事時のメイザス家には、今日も継母の怒声が響きわたります。

206:箕犁:2017/10/15(日) 19:37

rk

シ「某動いちゃうメモに参戦してみたわけだけど」
1「某の意味が無いわよ」

シ「どうして、私の捨て垢でやるのよ…他の事しづらいじゃん」
1「無視?」

シ「みもりんから送られてくるデータ打ち込むのも書くのもまとめるのもコイン使うのも私…」

1「死んでろや?」
シ「桜●さんに貢ぐ分が減るじゃない…!!!」

1「無視なのね?」

207:箕犁:2017/10/15(日) 19:49

rk  カラオケは戦いですよ。


「っだああああああああああああああああああああああ94点ちくしょおおおおおおおお!!!!!!」

モニターの前で絶叫する王子。

「っ殿下…マイク使って叫ばないで下さい…!!」
「またヒロに負けたちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「だから殿下…!」

狭い個室に、マイクを通した大音量の声が響きます。
たまらず顔をしかめ、耳を手で覆う
側近の騎士。心中お察しします。



−−−−−−−−−−−−−−−

「庶民の間で『からおけ』なる遊戯が流行っているらしいぞヒロ!」

珍しく、眩しいほど輝く瞳で殿下が俺にそう言った時は
『女以外の事に興味を示した…!?』
などと喜んでしまったが、酷い。

(これは、下手をしたら……女遊びよりも酷い…!!)

女遊びは双方合意の場合が多い。
だがこの『からおけ』は、一方的な暴力と同義だ…主に俺の耳への!

「『さいてん』という機能があるらしい。ヒロ、俺と勝負だ!」

その日のうちに訪れたカラオケで、採点機能を使い勝負が始まった。
無論、俺は接待として、手を抜きに抜いて歌っている。
なのに…

(馬鹿な……また、最高点だと…?)

俺が歌う度に王子が悔しさに叫び、自分の鼓膜が死に近づく。

最悪だ王族の子守り………!!!

−−−−−−−−−−−−−−−−


……そんな騎士の心の内はつゆ知らず
殿下は次の曲を送信しました。

「次こそは勝つぞ!!!!」
「は、はい……」

208:箕犁:2017/10/16(月) 17:23

rk

雇「貴族がいる社会に、何でカラオケがあるんだよ。」
騎「箕犁が、楽しさ優先で、書いてるからでしょうねえ?」

雇「世界観守れ」
騎「『エリエゼル王国はこうだ!』と言い切ればオールオッケーです」

雇「なわけあるか…」
騎「あるんですよそれが。」
雇「あるのかよ…」

209:箕犁:2017/10/17(火) 17:21

*体の相性が良い(二人共認めている)
*基本0距離恋愛
*喧嘩も言い合いも出来る対等な関係。
*色々あってもお互い優先。
*側に居ないのが不自然な程一緒に居る。休みの日に近くに居ないのは奇跡。
*程よい身長差。
*共通の友人率が高いから一緒に居る時間も長い。


以上の事から
もんシンは箕犁的に本当に公式化したいカップルです。させろ。

210:箕犁:2017/10/17(火) 17:28

>>209
【色々】の方に書く予定だったんです
間違えました。

211:箕犁:2017/10/17(火) 21:54

rk
【門番×シンデレラ。新婚IF】


俺の嫁がおかしい。

騎士として、市民を守り、王に忠誠を捧げた者として、日々仕事をしていると自負している。
そこに、愛する女を養う為という理由が足されたのはつい先日。

控えめで恥ずかしがり屋な彼女は、俺の事を、影ながら支えてくれていた…………のだが。

「ご飯にする?お風呂にする?それとも……その、あの……」
「……………………」
「わ、わ……わたしに、する?」


何があったアヤノ。

落ち着け。俺はいつも通り仕事に出掛けた。
その時、嫁は庭の花に、水をやっていた。いつもと変わらない。
街の見回りに行った時、夕飯買い出しの為、市場にいるのを見かけた。
俺の好きなライチを買っていた。いつもと変わらない。
そして、仕事を終え、愛する嫁の待つ家に入って……


開口一番お誘いがかかった。


「な、何か言ってよ…」

(………………これなんてエロゲ?)

だが何時までも黙る訳にもいかない。
何か、嫁が血迷っているなら、それを正すのも夫としての責任。

嫁から誘われるとか初めてだな、可愛いな、なんて事は全く思っていない。とも言い切れない。


「じゃ、じゃあ……その」
「うん……」

俺は正しい夫として。

「とりあえず…風呂にしようかな」

夫と、して……


「………お前と一緒に。」


決して煩悩に負けた訳では無い。
こんな事を言った理由を、じっくり聞こうと思っただけだ。

それだけだから、そんなに嬉しそうに笑うな…!!

212:箕犁:2017/10/18(水) 17:15

rk
【門番×シンデレラ】頑張れ


欲しいと思った時には既に、自分から手放した後で。
諦めの悪さ、都合の良さ、自分の
気持ちの醜さ……その全てに吐き気がする。

話す事も触れる事も出来るのに…
自分の中に、閉じ込める事だけが出来ない。
あいつはそれを望まない。

………それでも、我慢なんて出来ないのが、しないのが俺だから。


目の前で自分を睨む、桃髪の少女に
向けて…ゆっくりと口を開いた。


「あのさ、俺……」

213:箕犁:2017/10/18(水) 23:47

rk

シ「シンデレラってさ…結局、美人だから選ばれたんだよね。」
魔「どうしたの急に」

童話『シンデレラ』を読み終えた
シンデレラ役の娘は、不満そうに口をとがらせました。

シ「『会場で一番美しい娘』に惚れてるじゃん、王子。
『シンデレラ』だから選ばれた訳じゃないよね。」

……アンタそれを言っちゃう?

魔「まあねえ…童話の王子は大抵
地位・教養共に無い庶民を、次期国母にする馬鹿だから。」
シ「貴族に優るの容姿だけじゃあ…」

そこで、にやぁ…と気持ち悪い笑みを浮かべるエンジュ。


魔「まあまあ。案外『馬鹿王子に結婚を覚えさせる』意味でやってるかもよ?」
シ「えぇ?」
魔「エリエゼルで開かれてる舞踏会の意味。それと、この童話の話を重ね合わせてみろ。」

シ「……………あー。」

無能な王族が躾られているとしか
思えない……。
二人は目を合わせため息をつき、本を暖炉に投げ入れました。

214:箕犁:2017/10/21(土) 07:28

rk

雇「今のトコは、ロシャス家何にも
関わって無いねェ。」
魔「………結構ガッツリやからしてるよ?」


ロシャス、オルコックはその内
没落させたいです。
本当に面倒な設定を作ってしまった

215:箕犁:2017/10/21(土) 15:51

rk
【門番×シンデレラ】 ただの悲恋。


彼から告げられた言葉に、
私はただ目を見開くばかりだった。

私も同じだと言いたい。
気持ちを嬉しいと言いたい。
その手をとりたいと言いたい。

…………言いたいけど。


「ごめん、ね。」
「っ………」

「私は、好きな人が、いるから。」


貴方が好きだとは、言えない。

気持ちよりも命を優先する、醜い私を許して下さい。
私は、貴方の気持ちと命なら
命を選ぶ。
それが、自分の気持ちをも捨てる行為だとしても。


「私は、魔王くんが好きだから。」


国の駒になるしか、生きる道は無い。
夜闇の魔物の、枷になるべく雇われた
……只の非力で馬鹿な娘。

私は、それ以上にもそれ以下にも
なれない。

216:箕犁:2017/10/21(土) 15:57

rk

雇「……>>215が意味不明。」

えぇとですね……もんシンのシンデレラは、『魔王様を懐柔すべく送り込まれた国の手駒』って設定なんです。

シ「私なんでそんな事してんの?」

家柄バレで色々脅迫されてる設定。
死ぬより辛い目に合わせてやろうか?
みたいな事を言われてる。

………エンジュが宮廷魔術師筆頭になってるから、逆らったら死ぬ。

雇「パラレルワールド的な物?」
そうそう、そんな感じです。

シ「私かーわいそー」
騙されて、好意抱いて飼い馴らされる
魔王様の方が不憫ですって。

217:箕犁:2017/10/21(土) 23:57

「そろそろ血の臭いキツいね…
キリの良いところで終わらせなきゃ」

そう言って笑うシンデレラの横で
のたうち回る王子を踏みつけながら
エンジュが頷きました。

「……ァ“…?」
「あんたもう今にも死にそうだね…まぁいいや、大丈夫。死なないよ」
「死んだ方がラクだろうけどな……」

物騒な会話をしている間にも、掌が
熱を感じさせる光に包まれ…

「大丈夫、これ打ったら楽にしたげるから…………」

今にも王子の顔へと、もう目の前、眼球に今まさに触れ__
「「アンタ何しようとしてんの大馬鹿ロリ/娘!!!!」」

……る、直前。



すぱこおおおおおおおおん!!!!


と、乾いた気持ちいい音がホールに響きました。
二人の桃色の髪が、ふわりとなびきました。
緑色の物体、スリッパで頭をブッ叩かれた事によって。



「い……… っ」
「うひゃー、以外と痛いよコレ…」

頭を押さえてぴょんぴょんと跳ねるシンデレラと、厚いバリアで体を包むエンジュ。

その突然の攻撃を仕掛けた相手を見ようと、後ろを振り向き……

「……ぅえ?」


それは、とても見覚えのある二人組でした。それも、バカップルとして、そそはそれは名高い二人。


「どしたんしゅりちゃん。魔法使いもいるし…」

218:箕犁:2017/10/22(日) 12:49

rk

シ「魔王くんと二人になる為には、もう罪を捏造して幽閉棟に入るしか…」
雇「………男女を同じ棟に入れられるワケねぇだろ」

シ「えー……何もしないから…」
雇「それ、普通は男の台詞だろ?」
シ「だって、夜這いかけるのも襲うのも、大抵私からだしね?」

雇「恥女か」
シ「やめて言わないで」

219:箕犁:2017/10/22(日) 12:53

rk

朱「……やっと、やっと本編に出れらたよ私!!」
魔「しぃが嬉しそうで俺も嬉しい…」

朱「しかもモブじゃない!!スリッパでヒロインを殴れた!」
魔「しぃが楽しそうで俺も楽しい」

朱「さらに次回更新にも出られそうな流れよ!!」
魔「しぃが笑ってると俺も笑いたくなるな」

朱「…………」
魔「ん?どうしたの朱季奈」
朱「いやぁ…流石にちょっと引くっていうかさ。」
魔「引………!?」

220:箕犁:2017/10/22(日) 12:57

ついで報告
漫画版が更新されました。

エンジュ×シンデレラ
【ミッションを遂行せよ!】シリーズ
*魔王様を尾行しましょう
*王家の皆様もカラオケがお好き
*闇鍋と内臓の謎、どうですか??

ゲストとして白雪姫の方に登場した
七役の小人も参戦!

221:箕犁:2017/10/22(日) 13:39

rk

やだやだやだやだ抜かれるのも並ばれるのもやだああああああああああああああああああ!!!!

シ「遂にこのネタに手を染めて
しまったかみもりん…」

だって!!もう、前に出た
似タイトルのやつはすぐ消えたけど
これ続いてるもん!
数抜かれたら『こっちが真似したんじゃ?』とか思われるんでしょ!?
ふざけるな…被害者は私だよ!

魔「箕さん…。あ、何に対してかは言ってないからね?ココ大切」
シ「読めばわかるじゃんこんなの…」

分かるように書いてんだよハゲ!!
このハゲ!!!
シ「……豊田議員はもうそっとしといてあげてよ」

とにかく私、箕犁は全力で迎え撃つ。
今ここで決めたからな!!

魔「向こうそんな気まるで無い冤罪かもよ?」
この名前で言い逃れしよう??
たまたま似てるって?
その程度の嘘でいいって私を馬鹿にしてんの!?

シ「あー駄目だ完璧にキレてる…」

222:箕犁:2017/10/22(日) 13:43

ラプンツェルと白雪をここでやる気は
もう無い。
が、シンデレラ放置は悔しい。悔し過ぎる、から。
これ完結までは止めない。

223:箕犁:2017/10/22(日) 14:43

rk

シンデレラの悪女話
シ「やめて」

シンデレラが暴露、風俗嬢の本音
シ「どうやって書くのそんなの」
あたしの親友がデリヘル嬢なのよ。
シ「わぁお」

シンデレラと魔王様の暇な休日
シ「つまんない」

……何ならいいの
シ「書くの諦めて寝て。」

224:六◆Qw:2017/10/22(日) 22:47

俺の扱い改善してクレメンス

225:天尽禍終霊◆Qw:2017/10/23(月) 19:50

どうでもいいでしょ、
屑なんだから。

226:箕犁:2017/10/24(火) 22:33

ヤダ天さん容赦無い…

227:箕犁:2017/10/24(火) 22:44

rk 鍵部屋深夜テンション

−−−−−−−−−−−−−−−−

ゆのる→桃
からちき→屑
         表記。

−−−−−−−−−−−−−−−−

そのいち
桃:入浴剤の〜
屑:青山
桃:……もう一度チャンスをやろう。
入浴剤の〜
屑:吉野家!
桃:ふじクィオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


そのに
屑:許して欲しければ肉体労働をするんだな!!
桃:体力ない……
屑:寝てるだけでも構わないぞ?
桃:それ労働になるの?
屑:立派な肉体労働だろ??
桃:なにそれ就職したい
屑:えっ
桃:えっ


そのさん
桃:恋とは何ですか。
屑:急に哲学奴〜wwwwwww
桃:ぶちころがしたい


そのよん
桃:ああロン毛、あなたはどうして
ロン毛なの?
屑:お前ソレ言ってみたかっただけだろ
桃:うん


そのご
屑:彼女にプレゼント贈る
桃:ふーん
屑:何がいいか分からない
桃:ふーん
屑:どうしたらいい?
桃:ふーん
屑:次ふーんって言ったら殴る
桃:ぷーん
屑:ふざこんだ
桃:アナコンダぶーん
屑:や め ろ

228:箕犁:2017/10/26(木) 17:52

rk
漫画更新されてました。私もビックリしてます。

『後悔している日の事を話そう』
『もしも許しを乞うのなら』
『諦めが悪い話』
『今もまた続く過ちを』

ポンポン追加されているので追い付きません。

後悔の話が多いですが
シンデレラと門番さん、誕生日おめでとう!

229:箕犁:2017/10/26(木) 18:01

rk  多分シンデレラの後悔なので
記念も後悔で行こう。




価値はない、意味もない。
それでも溢れて止まらない涙が、私をいっそう辛くさせた。

「ごめ、なさ…」

許されない。罪を犯していた、その
自覚すらなかった自分を、殺してしまえたら良いのに。

「ごめん、なさい…」

謝罪にも何の意味も無い。
言葉を向ける相手は此処に居ない。

自己満足でしかない謝罪は、それでも
彼女の口から漏れ出る。


【世界が今日で終わるなら、貴方への愛を終わらせる事も、許されたのでしょうか。】


身動きもできない牢の中、頬を伝う涙は微かに苦かった。

230:箕犁:2017/10/26(木) 18:03

漫画は相手の名前無いけど、つけシン的には…ねぇ?
魔王様だと面白い事になるよね。

感情の変化に戸惑うシンデレラ×それを許さなかった魔王様。






恋に永遠は無い。

231:のら◆Qw:2017/10/26(木) 19:14

ゆのる→のら

232:箕犁:2017/10/27(金) 20:41

rk 面白いなあ。

−−−−−−−−−−−−−−−−

のら→桃
からちき→屑
コアラ→コ
りの→り
箕犁→箕
研修→研
六→屑2
     表記。

−−−−−−−−−−−−−−−−

桃:やばい
屑:やばいな
屑2:やっばいな。

桃:………………………死ぬ?
屑:止めろ。

コ:よし。何も言わず継続
桃:無理罪悪感でほんとに死ぬ

研:謝るのも可笑しいだろ…
桃:なんでよ
研:向こう知らないのに、わざわざ不愉快にさせなくても。
桃:不誠実やん
屑:だなあ…

箕:邪神様はあくまでも継続認識だった…のよね?
屑2:そうみたいだな。
箕:もちゃもまだ好きよね?
桃:いやあの…好き、だけど、好きなんだけど衝撃が……
り:あ〜…
研:タイミング難しいよな。

屑:なあ揉み消そう?もう無かった事にしよう?
屑2:マジクズだな宗明
屑:うるせえ俺は生きたいんだよ!

233:ゆのる◆Qw:2017/10/28(土) 20:40

>>78
(6)からやれば?

234:ゆのる◆Qw:2017/10/28(土) 20:40

ごめみす

235:箕犁:2017/10/30(月) 23:14

rk

門「リア充は本気で消えろ」
シ「ぶーめらん」
門「俺は、充実してないリア充だから、いいの。」
シ「へりつくいうなし」
門「屁理屈な」
シ「つんつくつーん」
門「うぜぇ」

236:箕犁:2017/10/31(火) 20:26

rk 【エンジュ×シンデレラ】
              久々。


ひたり、ひたり……。
白く美しいエンジュの手が、シンデレラの首筋をなぞります。

触れた先から赤く染まる首。

しかし、必死に目をやっても、エンジュに怪我はありません。

「なに。俺の事心配してくれてる?」
「あ………… っ」
「ああもう…可愛いなぁ。
大丈夫、傷はないよ………俺には。」

くすくすと笑う桃色の悪魔。


俺には。
エンジュは確かにそう言いました。
なら、誰の?



どこを探せば、答えがあるか。
それは分かっていました。

知らないふりをしていたい……
シンデレラは、紅い箱から目を背けます。



しかし、

「駄目だよ、プレゼントなんだから、ちゃんと見なきゃね?」

彼は、それを許しませんでした。


今も、こぽこぽと血を溢れさせ、ベッドシーツを濡らします。
固まるシンデレラをよそに、
かけられたリボンをエンジュが、しゅるりと解きました。


縛りを失った箱の中身。
限界まで詰まったそれは、蓋と本体の隙間から……微かに見えました。


「………………っ、あぅ」




黒水晶の指輪をつけた小指が、ちらりと、箱の隙間に、血を滴らせて。

今も、今もまだ、血が。

237:研修:2017/11/01(水) 18:32

小説カキコに悪戯してみたよ。
更新方法が分からないが。

238:六◆Qw:2017/11/02(木) 20:04

>>237 面白いっす

239:箕犁:2017/11/04(土) 12:58

rk 【門番×シンデレラ】


「あんた私の事好きなの?」

飽きもせず、懲りる事もなく、今日も
深紅の薔薇を持ってきた門番。
半ば、呆れたような顔で訪ねる
桃髪の姫に、とびきりの笑顔で言葉を投げつけます。


「好きとか嫌いとかじゃない。
ただただお前を孕ませたいんだ!!」


…それも、核兵器クラスに最低な言葉を。

「…『えくすぷろぉじょん』」
じゅわっ。
「あああああああああああああああああ何しやがんだよ!?」

即座に薔薇を燃やすシンデレラ。
当然ですね。


「なんで、私の周りにはマトモな
男がいないのよぉ……」


……遠くで
(『類は友を呼ぶ』って知ってるか?)という、聞きなれた声がしました。
きっと気のせいです。

そうですよね、魔王様。


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