俺は、いつからあいつに恋をしていたのか。それはわからない。
ただ、ひとつ分かること。
「あいつの心には、一輪の花が咲いていた。」
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私は、なぜあんな嫌いだった人を信頼できたのか。理由なんて知らない。
ただ、ひとつ分かること。
「私に、今までにない感情が芽生えていた。」
*恋愛小説です(断言)
*作者の花に関する知識は全てggって得ましたので、細かい間違いがあっても目をつむってくださると嬉しいです。
*端末の都合上、月末は投稿ができないことが多いと思います。よろしくお願いします。
*感想やアドバイスがあってもなくてもレスしていただけたら一回転してから喜びます。
【第5話】
「では昨日告知していた通り、委員会を決めます!」
(委員会かぁ、どうしようかな)
前田先生がスラスラと黒板に委員会の種類を書いていく。
約10個もの委員会の中で目に止まったのが、美化委員会だった。
「先生ー美化委員会ってなんですか?」
教室の窓際の女の子が立ち上がって質問している。
私が口に出したのかと思うくらい、同じことを考えていた人がいたのか。
「えっと…校門を抜けたところに、大きな道があるじゃない?あそこの掃除と、花壇の手入れが主な仕事らしいの。
この学校に大きな桜やいろんな木があるでしょう?」
なるほど。あの桜と関われるってことか。
それなら、やってみようかな。
そして、席の列ごとに黒板に名前を書き込みにいく。
「じゃあ、委員会ごとに集まってー」
いつの間にか、委員会決めが終わっていたらしい。
美化委員会の子は、さっき質問していた女子と、…男子二人だ。
「奈月ちゃんだっけ?わたし三宅 椿希、よろしくね」
「よ、よろしく!」
女子の方はしっかりしてそうだけど、怖い雰囲気じゃなくて優しそう、安心安心。
男子をちらっと見る。
一人は、爽やかな雰囲気。明らかにモテそう。絶対に一軍だ。
もう一人は…そっぽ向いてるので横顔しか見れなかった。クールで怖そう。
人を見た目で判断するのはよくない、と小さいころから教えられていたが、人は顔が90%なんてよくいう。これは仕方のないことなんだ。
「男子組、自己紹介して!」
「前に自己紹介したのに意味ねーだろ」
爽やかな方が笑っていう。
「俺は辻井彰介。んでこっちが…」
「古河夏樹。」
古河くんがぶっきらぼうにそう答える。
「え、奈月ちゃんと夏樹くんがいるの?すごくない?」
「だよなー」
椿希ちゃんと辻井くんがにやにやしてる。
運命だよねー、と言ってる気がするのは気のせいか?
「ちょ、椿希ちゃん、やめてよ」
「彰介その顔やめろ」
私と古河くんが同時に言う。
そこでまた笑いがおき、
「そこ、少し騒ぎすぎです」
と、先生にお叱りをもらったのは言うまでもない。
>>14
楠木って何…?((((;゚Д゚)))))))gkbr
楠木⇨中園でお願いします🤲
感想やアドバイスなどあればお願いします!
明日更新予定です
ごめんなさいなる早で上げます諸事情ありまして
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