あなたを好きに、なるものですか!

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1:若桜&◆5A:2019/08/08(木) 14:41

♪キャラクター♪
華江 優奈(はなえ ゆうな)
ツンデレ  毒舌 根は優しい 美人でモテる 
成績 よし 運動神経 よし

神瀬 友翔(かんせ ゆう)
優しい イケメンでモテる 甘えん坊なところも…!? 優奈が好き
成績 よし 運動神経 よし

石井 美海(いしい みか)
優しい 優等生 美人 優奈の友達
成績 よし 運動神経 普通

朝栄 陸翔(あさえ りくと)
根は優しい やんちゃ イケメンでモテる
成績 普通 運動神経 よし

66:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/20(金) 18:04

>>65
丁寧にありがとうございます!参考にさせていただきます‼

67:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/20(金) 19:17


そして、時間はあっという間に過ぎ、放課後。
友翔に話があると言われたから、残っていた。
やっぱり、あの話なんだろうかと予想はしてるけど。

クラス全員が帰っていったとき、友翔が口を開いた。
「華江さん……付き合って下さい!」
「あ……え……」
友翔はそれだけ言うと、鞄を持って教室から出ていった。

どゆこと?返事は先に聞かないタイプってこと、か。
まあいいや。明日聞こっと。

翌日。私は早速、人通りの少ない四階の踊り場に友翔を呼び出した。
「昨日の、なんなの?」
「え、鈍感過ぎじゃね?」
鈍感って、私がそんな訳がない。
勘違いしている友翔に、必死に説明する。

「違う、そう言う意味じゃなくって、その……」
「別に付き合えばいいんじゃないの」
「え………」

なんだ。友翔は分かってたんだ。
私は、この時初めて学校で涙を流した。

「やっぱり鈍感。泣いてるの初めて見た」
「別にいいじゃん、泣いたって」

そうして、私達は付き合うことになった。

68:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/21(土) 18:40


私が友翔と付き合い始めてから、約2年。今は冬。
私は中3になった。もちろん(?)今でも友翔と付き合っている。

「優奈〜!」
「あ、美海」
美海とは同じクラスで、美咲とも同じだ。
ただ、美咲は最近受験勉強があるとかいってすぐに帰っていく。
まあ、私もしなきゃだけどね。

「私先生に呼ばれてるから行くね!」
「ほーい」

にしても、すごく寒い。もう12月だからか。雪も増えてきたし。
私は昇降口に向かった。その時、見慣れた後ろ姿が。

「友翔!」
私がそう言うと、後ろを振り向いた。最近私は身長が164cmで止まったけど、友翔は178cmでまだ伸びている。
いや、いつ見ても高い。
「1組遅くね?」
「そ?」
私と友翔は、1年以来一度も同じクラスになっていない。
ある意味寂しいんだけど。その上高校も違うし。

「身長止まっちゃった」
「俺まだ伸びてる〜!」
「ずるっっ」
「何がだよ」

そう話してるうちに、私の家の前に着いた。
「じゃあね!」
「おう」

きっと、今の私にとってこの時間が一番楽しい。

69:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/21(土) 19:43

 あなたを好きに、なるものですか!は、これで完結です
番外編も出すかもしれませんが、読んでいただきありがとうございました‼
番外編のリクエストがあった場合は必ず書きます

70:若桜☆郁里ひよねこ◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/22(日) 18:45

 番外編  友翔視点

第1話あたりです!

71:美桜◆YE:2019/09/25(水) 12:41

終わっちゃうの寂しい😔
すごく面白い作品だった!
描写も上手いし優奈ちゃんがかわいい!
番外編も頑張って👍

72:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/26(木) 17:40

ありがとー!

73:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/26(木) 21:11

 
「友翔!今日こそは学校行きなさいよ……」
「はいはい」
俺は、基本引きこもり状態。学校に行っても意味ないくらい勉強簡単だし、正直面倒。
たまに、今日みたいに母に家を追い出されるけど。そのときはだいたい遅刻魔になる。

「おー!友翔来たぜ!」
「うっさいな」
教室のドアを開けた瞬間、クラスメートが集まってくる。
そんなに騒ぐほどじゃないと思うが…

「こら!神瀬君!席つきなさい!」
いつのまにか先生が教室のドアを開けて入ってきていた。

74:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/27(金) 16:22


「はーい」
「気を付けるのよ」
面倒臭いということを見せつけるように返事をする。
でもいつもなら遅刻してくること超怒るのに、今日は穏やか。
一体何があったのか気になるじゃないか!

「じゃあ、入ってきてください。皆さん、転校生を紹介します!」
なんだ、転校生か。どんな子なのかはすごく気になるけど、一番気になるのは、俺の隣に机が置かれているということ。
男女で隣になるから、女子ってことか。

その時、転校生が入ってきた。やはり、女子のようだ。
「華江 優奈です。よろしく」
て言うかめちゃくちゃ美人。クラス中が盛大な拍手に包まれる。
いやでも、目線が痛いんだけど。そのせいか、拍手が次第に小さくなって行く。

なんか、強そうな女子。

75:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/29(日) 12:45


翌日。また母に押されて家を出た。
と言っても、全く抵抗しなかった。
あの転校生が気になる……!

「はよ」
「友翔珍しく早いじゃん」
「一言多いわ」

その後、席についてうつ伏せぎみで華江さんをじっと見る。
…何で気になるんだろ、ていうか、今日は学校これたな…
華江さんに何か魅力があるのかな

そのまた翌日。
今度は自ら学校に向かった。
華江さんが来てからと言うもの、学校に行くようになった。
華江さんの魅力ってすごいのかも。

オレが恋だと気がついたのは、その翌日だった。

76:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/29(日) 12:46

ここまでが番外編です、ストーリーとしてはここまでしか考えてないので

77:るる ◆ds:2020/05/26(火) 16:16

全部読ませていただきました!!とても面白くて私は、この作品好きです!


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