「言ノ葉の魔法使い」
私は
魔法使いである
あらゆる言語を使い
新たなる呪文を創り出す者
世や人は
其を詩と呼ぶ
私は憧れた
サムボリスト・アン・ノワァルに
其の者は何時も
黒ずくめの帽子と
マントを愛用し
仲間と共に
複雑難解な言葉記されし
高度な魔導書を読み更けていたと云う
其の者の創造せし呪文は
現代においても
数多を惹き付け魅了する
私も又
惹き付けられた者の
一人故
魔法使いと
なった
未だ未熟な
魔法使いだが
私なりの
呪文を描きし
魔導書は
これからも
思いつければ
書いていこうと思う