思いついたら取りあえず書く事に決めた(センスは皆無)。
↓
電柱から覗く君は誰だろか?
私はコソリと確かめゆく
けれども何時もシュッパイする
今日も君はシャッテン延びる電柱から私を見ている
そんな所で見てないで早くお入りよ
けれども君は首を横に振る
レーゲン降る日も
シュタルカー・ヴィント吹く日も
君は只私を柱から覗くだけ
何故かと私は君に聞いた
君は口を開いた
“だって僕はゲシュペンストだから”
…今一度
暗黒の揺り籠の中に戻り
眠ろうと思う
新たなる私と云う
存在を創り出す為に
舌先三寸嘘八百で
私は遊ぶさ皆の事
口先からのでまかせで
渡れ渡れ人の世を
止められはせぬ
止まりやせぬ
楽しき哉
翻弄される
人の子等の姿
こんな所に
来なければ良かった
酒と食と話の混じる
騒がしい所だ
私は嫌と云う程
思い知らされる
自分がどれ程
孤独かと云う事を
各々仲の良い奴と
談笑しているが
自分には
それが無く
只 目の前にある
冷めた料理を
黙々と食べている
何故来てしまったのだろう
こうなると云う事は
過去に何度もあって
判り切っていた筈なのに
無理に話し掛け無くて良い
お前は別の者と
話していれば良い
話題なんて無い癖に
絞り出そうとするな
別の者の所に行って
其の話題を
咲かせるが良い
私が相手ならば
直ぐさま枯れるだろうよ
私なんて者は
薄暗い角で
詩を書いている方が
お似合いなんだ
どうせ誰も
誉めてくれやしないんだから
そんな紙切れ
貰ったって無駄さ
燃やしちまえよ
火ィ点けてさ
焦げる紙が
空に飛ばされる姿を見て
笑えば良いさ
どうせゴミだ
ゴミなんだから
我が村の
海の間際の
赤百合の群生は
空を見る
月を見る
星を見る
潮に晒されても
枯れはせず
繰り返す
繰り返す
繰り返す…
廻る
廻る
廻る
成した因果は
巡り回りて
自らへと還らん
鳥が鳴いても
血を流せ
足の裏を
焼かれて踊れ
手は這う虫の
餌食となれ
眼球の水晶は
魚の住処
廻る
廻る
廻る
繰り返し…
繰り返し…
繰り返し…
忍び寄る
君はまだ
気付かない
忍び寄る
歩く音無く
姿無く
忍び寄る
振り返る
其の既に時遅し
忍び寄る
次は
おまえ
心が叫び続けている
何故 何故 私は
裏切られたのかと
満天の星々よ
道となりて
孤独なる旅人を
天上へと導きたまえ
先刻も書いた通り
私は名を変えて
何時になるか判らないが
戻ってくるよ
前々からこれは
思っていた事だ
人らしい名が良いなと
ずっと考えていたんだ
名を変えても
「アビス」と
読んでくれても構わないよ
では
また
会う時迄…
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