独り言では収まらない独り言。
捨て場のない、行き場のない出てくるものが心を、どこかを汚していく。
○小説の破片とか、詩とか色々と。。。
○基本レス禁
○荒らし厳禁
言おうと思ったんだ。
次に会ったら必ず言おうと思ったんだ。
でもそれはもう叶わぬ願い。
「こんにちは、ってあれ?○○くん?」
親の再婚相手とかで連れられた場所にいたのはあの子だった。
「ねえ、私たち姉弟になるんだって。」
別に好きだったわけじゃない。ただの暇つぶしの道具だった。ただそれだけ。
それなのに何故、僕はこんなにも動揺しているのだろうか。
嫌いじゃなかったよ。好きでもなかったけどね。
最初からわかってたはずなのに。
それでもいいと思ってたはずなのに。
あなたがいないことにこんなにも絶望を味わうなんて。
「僕、君を好きだなんて言ったことある?何を勘違いしてるのか知らないけどつまりはそういうことなんだよ?頭のいい君ならわかるよね、僕の言いたいこと。ね?」
「誰か見つけてください。僕の本当の嘘を。」
「誰か探してください。私がなくした真実を。」
「それは違うんじゃない?ただ単に、昔の約束を守ってるだけの義務感であって、それだけの理由で一緒にいるんじゃないの?その証拠にほら、他の奴といてもお前は何も思ってないじゃん。」
「あなただと知っていたら見つけなかった。あなたなんかに逢いたくなかった。あなたに逢わなければこんな苦しくならないのに。どうして。」
「だったら、消して差し上げましょう。あなたの記憶の中から私という人物を。」
キミのそのハスキーな声も
キスした後気まずそうにするのも
すねたときちょっと強引になるとこも
独り占めしたくなるようなその笑顔も
ねえ、ここはどこ?
私の知らない場所
「起きた?ここどこかわかる?って聞いても覚えて、る?」
思い出せない。記憶がごっそりない
私は誰?あなたは?
相手の問いに俯いて静かに首を振る
諦めたように笑った君
「そっか。もう一つだけ。自分のこと、わかる?あなたは誰?」
あなたが明日からいないのならば、あたしがここに存在する意味はない
「私は、信じてたはずなのに、どうして、いつからみんなを信じられなくなったんだろう。いつから、みんなにこの刃を向けるようになっちゃたんだろう。どうして、私は、あの楽しかった日々を、自分の手で壊してしまったんだろう。」
人の痛みを同じように私は感じようとは思わない
私は同じように一喜一憂などしない
……7年前 冬
両親の喧嘩する声
物が落ちる音
私は怯えて耳を塞いで見ることも止めることも出来なかった。
「もういい!」
怒声とドアがガチャりと開く音
部屋から飛び出して、叫ぶ。
「待ってよ!行かんでよ!母親なくしたら、うちどうやって生きてけばいいん!」
両親の驚いた顔が私に向けられる。周りが騒がしいのに気づいたのか、当時3歳の妹が泣き出す。
私の記憶はそこまでだ。気付けば朝で、こたつで寝ていた。そういえば、晩飯は?最後に「お腹空いた」と言ったのは覚えている。
ハッとして、家の中の部屋全部探してみれば、母の物全てと、ミシンなどの裁縫道具が消えていた。
まだ幼かった私は、この状況を見てただ泣くしかなかった。父を起こすべく、リビングへ戻る際に、キッチンを通れば、3人分のご飯と思われる料理がラップに包まれ置かれてあった。
……7年前 冬
両親の喧嘩する声
物が落ちる音
私は怯えて耳を塞いで見ることも止めることも出来なかった。
「もういい!」
怒声とドアがガチャりと開く音
部屋から飛び出して、叫ぶ。
「待ってよ!行かんでよ!母親なくしたら、うちどうやって生きてけばいいん!」
両親の驚いた顔が私に向けられる。周りが騒がしいのに気づいたのか、当時3歳の妹が泣き出す。
私の記憶はそこまでだ。気付けば朝で、こたつで寝ていた。そういえば、晩飯は?最後に「お腹空いた」と言ったのは覚えている。
ハッとして、家の中の部屋全部探してみれば、母の物全てと、ミシンなどの裁縫道具が消えていた。
まだ幼かった私は、この状況を見てただ泣くしかなかった。父を起こすべく、リビングへ戻る際に、キッチンを通れば、3人分のご飯と思われる料理がラップに包まれ置かれてあった。
「ねえ、お父さん。お母さんは?どこ行っちゃったの?」
「んあ?」
「部屋全部見てきたけど、何もなかったよ。全部なくなってた。」
「なら、出て行ったんだろうな。」
「どうして…?」
「さあな。」
幼い私に母との思い出などほとんどなく、ただ、母親に付きまとっていた私は、一言もなくして家を出た母に怒りを覚え始めたのは、その5年後のことだった。
これを小説板に立てるか
>>17
すっごい冷静な父親に返す私も結構冷静
小学校上がる前の話やったら、感情無くしてもよろしいか。
それから数か月後、入学式を直前に迎えたある日、祖母が家に訪ねてきた。
出張の仕事が多い父が、祖母に私たちの面倒を見るように頼んだみたいだ。
今までの生活と一変して、空気が変わったようにも感じる。
入学式はもちろん、学校行事すべて来てくれた。
しかし、まもなくして、祖母は倒れた。
病院で入院することを余儀なくされ、私たちの面倒よりも、祖母の体の方が心配で家に帰した。
「…と、まあ、ここまでがテスト範囲なわけで…、って聞いてる?」
「ねえ、そんなこと勉強してなんになんの?」
「頭が良ければ、頭のいい大学を出て、将来いい会社に勤めることg…」
「それで?未来がないのに、将来いい会社に勤めるために意味も分からん勉強するのか?」
「……。」
「もしも、俺に未来があったとして、将来いい会社に勤めてなんになる?」
「それは…。」
「ほら、何も返せねえじゃん。そりゃ馬鹿はどうにもなんねえよ。でも、頭のいい大学を出て、良い会社に就いたところで、幸せになれるかってきかれても答えなんざ出ねえよ。」
「あなたはそれでいいのね?悔いはない?」
「はい。」
「そう、じゃあ歯ぁ食いしばれ?♡」
「え?」