妖精の尻尾〜ナツルー小説〜3

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1:ゴーシュ:2014/02/06(木) 17:43 ID:Wyg

フェアリーテイルのナツルー限定のスレッドです!

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!attention!

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*雑談OKです
*仲良くいきましょう
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868:MARIE:2014/03/26(水) 14:11 ID:Knw

「なっ!ハッピー!!」

ルーシィの細い指の先には、横向きに寝ている彼女の胸元で、丸くなって寝ているハッピーの姿があった。

「な、何でハッピーがそこで寝てんだよ!?」

「枕元で丸くなって寝てたから、あたしが運んだのよ」

「「…何でハッピーだけ」」

男2人がわなわなと拳を握っているとも知らず、ルーシィは柔らかなハッピーの体をギュッと抱き締めた。

「あ〜…あったか〜い」

「「……っ!?」」

もう我慢ならないとナツが床から起き上がり、ルーシィに近付く。

「ルーシィ」

「…何よ?」

目の前にいるナツに冷たい視線を送ると、そんな事ものともせず口を開いた。

「ハッピーよりオレの方があったけぇぞ!」

「……」

自身の胸元をトントンと親指で叩きながら言うナツの顔に、ルーシィは無言で鉄拳を食らわせた。

――ドカッ

「…さっさと寝なさいね?」

「…あい」

へし折れてなきゃいいなと思いながら、ナツはジンジン痛む鼻を摩り毛布に包まる。

「……」

それを一部始終見ていたグレイは、今日はもうルーシィに声を掛けない方が無難だと感じ、静かに眠りについた。

869:MARIE:2014/03/26(水) 14:12 ID:Knw

――翌朝

朝食を済ませたルーシィ達は、ギルドに行く支度を始める。

支度といってもルーシィだけなのだが、待っている間ナツとグレイは足を痛めている彼女にどっちが付き添うかで揉めていた。

「だからルーシィの付き添いはオレだけで十分なんだよ!」

「女の扱いも知らねぇてめぇより、オレの方がぜってぇ役に立つ!」

「変態がなんの役に立つんだよ!!」

「野獣よりかマシだ!!」

「……」

額と額をぶつけ合いながら言い争う2人を、ルーシィは端から相手にしていなかった。

坦々と支度を済ませると、ルーシィはダイニングテーブルでバトルを見物しているハッピーに歩み寄る。

「ハッピー行きましょ」

「あい」

ルーシィはハッピーに運ばれながら玄関から出て行った。

それに気付かないナツとグレイは、突如窓から聞こえた声に顔を向ける。

870:MARIE:2014/03/26(水) 14:13 ID:Knw

「ねぇ」

「ん?…なっ!何でルーシィ、ハッピーといんだよ!?」

「いつの間に!?」

「玄関鍵閉めちゃったから、出るなら窓からね。開けっ放しにしたら許さないわよ」

「オイラ達先に行ってるからね〜」

自慢の翼を広げたハッピーに連れられ、ピュ〜と飛び去ったルーシィを、唖然と見ていたナツとグレイは慌てて追い掛けた。

「てめぇの所為だぞ!」

「てめぇが邪魔すっからだろーが!」

ギルドに向かっている最中も口喧嘩は続行されていた。

砂埃を舞い上がらせて走る2人の前方には、ギルドに入ろうと着地するルーシィとハッピーの姿が目に入る。

「「ルーシィ!!」」

「ひっ!?」

血走った目で歯を剥き出しにしているナツとグレイに、ルーシィの背筋がゾッとなった。

「怖いからー!!」

逃げようと足を引きずって門を潜るルーシィに、追い付いた2人は押し倒さんばかりに飛び付く。

「きゃっ!!?」

「てめぇ離れろ!!」

「てめぇこそウザいんだよ!!」

入ってきた瞬間から賑やかな3人に、頬に手を当ててニコニコ笑っているミラジェーンがルーシィに声を掛けてきた。

「おはようルーシィ」

「あっミラさん!おはようございます……ってか助けて〜!!」

「うふふ、相変わらず仲良いわねぇ」

「あたし関係ない〜!困ってるんですけど!」

「あらあら。あっ!ルーシィにお客さんが来てるのよ」

「え?お客さん?」

「えぇ、とっても可愛らしいお客さん」

「……?」

「「……?」」

ミラの言葉に言い争っていたナツとグレイも首を傾げる。

彼女の視線を辿っていくと、カウンターに見知らぬ女性とその子供らしい3、4歳ぐらいの男の子がいた。

871:MARIE:2014/03/26(水) 14:14 ID:Knw

「あっ!」

顔見知りなのか、ルーシィがその親子に近付いていったので、彼女の金魚の糞をしている2人もついていく。

「こんにちは」

ルーシィがそう声を掛けると、それに気付いた男の子がスツールから降り、一目散に駆け寄ってきた。

「あっ!お姉ちゃん」

目線が合うようしゃがみ込んだルーシィに男の子が飛び付く。

それにムッとしつつ、ナツとグレイが問い掛けた。

「何だぁルーシィ?知り合いか?」

「誰だ?」

「あっ、この子は…」

ルーシィが説明する前に、この子の母親である女性が頭を下げてきた。

「昨日は本当にありがとうございました」

「あっ、いえ!あたしは別に!」

ペコペコと謝っている様子の母親に、更に訳が分からない2人はもう1度同じ質問を繰り返す。

「だから誰なんだよルーシィ」

「昨日なんかあったのか?」

「あぁ…ちょっと助けただけ」

「はぁ?助けた?」

中身が全くない内容で理解出来る筈もなく、ちゃんと説明しろとばかりに詰め寄るナツとグレイ。

それに助け舟を出したのはミラだった。

「ルーシィは昨日この子が馬車に轢かれそうになったところを助けたんですって」

「馬車に?」

「えぇ。転んだこの子をすんでのところで助けたそうよ」

「…それって帰り際か?」

ナツが確認するように尋ねると、ルーシィはコクンと頷いた。

872:MARIE:2014/03/26(水) 14:15 ID:Knw

「そうよ?」

「あぁ…」

「それでか…」

ナツとグレイは、ルーシィの右足首に目を注ぐ。

「何?人の足見て」

「いや、さすがルーシィだと思ってよ」

「あぁ」

「は?」

何を言っているんだと首を傾げているルーシィに、ナツがニカッと笑った。

「さすが“オレの”ルーシィだ!」

「はぁ///!?」

“オレの”を強調して言うナツに、頬を赤らめたまま固まるルーシィと、ピキッとこめかみに青筋を立てるグレイ。

「おいっ!いつからルーシィがてめぇのモンになったんだよ!?」

「あん?そんなんハルジオンで会った瞬間からに決まってんじゃねぇか!!」

「てめぇ何ふざけたコト吐かしてやがる!?勝手に思い込んでんじゃねぇ!!」

「んだとコラーッ!!」

「やんのかよオラーッ!!」

「……///;」

好き勝手に言い合っている2人に、ルーシィは無視を決め込んでいたが、純情な性格故に赤らむ頬を隠せない。

それを見たハッピーは、いつもの如くぷくくと笑っていた。

そんなハッピーをひと睨みして、ルーシィは親子の方に顔を向ける。

「ルーシィさんモテるんですね」

口元に手を当てて微笑んでいる母親に、ルーシィは「違います!」と、やはり赤面しながら答えた。

「あ、これ昨日のお礼にと思いまして、よかったら召し上がって下さい」

そう言うと、母親は綺麗にラッピングされた箱を差し出す。

「え?いやあたしは別に何も!」

「いえ息子を助けて下さったじゃないですか」

「でも」

「お姉ちゃんこのケーキおいしいんだよ!食べて」

足元でニコニコと愛らしい笑顔を浮かべている男の子に、ルーシィもニコッと微笑む。

873:MARIE:2014/03/26(水) 14:16 ID:Knw

「じゃあ喜んで頂きます」

「はい」

箱を受け取ったルーシィは、またしゃがみ込んで男の子と目を合わせた。

「よかったら今から家に来て一緒に食べない?」

「え?いいの!?」

「もちろん!あのよかったらお母さんも」

顔だけ母親に向けてそう誘ったが、女性は首を横に振った。

「いえ私はこれから仕事がありますし。それよりご迷惑では…」

「全然!お仕事があるなら家で一緒に遊んでますよ。ね?」

「うん!」

それならと頭を下げて母親はギルドを出て行った。

「じゃああたし達も行こう!」

「うん!」

ルーシィは男の子と手を繋ぎながら、未だバトルをしているナツとグレイの横をスゥと通り過ぎる。

「ん?おいルーシィどこ行くんだ?」

それに気付いたナツが、グレイを突き飛ばしてルーシィの前に立った。

「どこって帰るのよ」

「今来たのにかよ?」

「そうよ」

「んじゃオレも」

「あんた達は来ちゃダメ!!」

「ひでぇ!何でだよ!?」

「今日はお客さんがいるんだから喧嘩でもされちゃ迷惑!」

「客?…ってそいつか?」

ナツがルーシィの隣りにいる子に目を遣る。

「子供と2人じゃ無用心だろ?オレが一緒に行ってやるって!」

「いやいらないから!」

「そうだな。おめぇよりオレの方がいいだろ?ルーシィ」

ドンッとナツを押し退けたグレイが、彼女の前に立つと、更に目を釣り上がらせたナツが掴み掛かった。

874:MARIE:2014/03/26(水) 14:18 ID:Knw

ナツを引っ張り出そうとしていたルーシィは、不意に背後からヒョイッと持ち上げられた。

「きゃっ!?」

体が浮いたと思ったら、すぐにベッドの上に乗せられる。

何が起きたんだと理解する前にギシッとスプリングが軋み、そっと肩を掴まれたかと思えば横たわされた。

「な、何?」

キョロキョロと周囲を見回せば、左隣りにナツがいるのは理解出来た。

そしてこんな状況を作ったのが、右隣りにいるグレイだと言う事も。

「ぐ、グレイ///!?」

「しゃーねぇから3人で寝ようぜ」

「何がしょーがないのよ///!?」

「まぁルーシィが隣りならパンツがいても我慢できる」

「おいクソ炎、オレだってお前みてぇな単細胞と一緒でも我慢してんだぞ!」

「んだと!?」

左右でガルルと威嚇し合ってる2人の間で、ルーシィがこれでもかというぐらい赤くなりながら叫んだ。

「あたしが我慢できない///!!」

抜け出そうと上体を起こすが、肩と腰に腕を回されまた引き戻された。

「我が儘言うなよルーシィ」

「どこが我が儘なのよ///!?」

「オレはねみぃんだから大人しく寝ろ」

「じゃあ床で寝て///!!」

仰向けに横たわっているルーシィは、こちらを向いて寝転んでいる2人の視線から逃れようと藻掻く。

が、筋肉質な2本の腕に邪魔され思うようにいかなかった。

「…もぉ…どいてったら///!!」

ありったけの力を込めて手足をバタつかせた瞬間、ズキンッと捻った右足首が悲鳴を上げた。

「痛っ……!?」

「お、おいルーシィ!?」

「何やってんだよ!?」

顔を歪めて声にならない声を上げたルーシィに、慌ててナツとグレイが起き上がった。

自由に動けるようになったルーシィは、枕に顔を埋めシーツを握り、右手で足首を押さえながら唸る。

875:MARIE:2014/03/26(水) 14:20 ID:Knw

「てめぇ邪魔すんじゃねぇ!!」

「あぁ?邪魔なのはてめぇだろ!!」

「……」

ルーシィは殴り合っている現場を男の子に見せないように目を隠して、足が痛む事もあるからかゆっくり出入口に向かう。

「ルーシィ、オイラは行っていい?」

「ハッピーならいいわよ」

「あい!」

2人+1匹がギルドにいない事をナツとグレイが気付いたのは、それから30分も経ってからだった。

ルーシィの来るなと言う言葉を聞く筈もなく、2人は朝と同様、砂埃を立てながら彼女の部屋に向かう。

876:tFAB:2014/03/26(水) 14:20 ID:wu.

マリー、何で戻る?↑のはさっき…?

877:MARIE:2014/03/26(水) 14:20 ID:Knw

フェアリィさん(´V`)了解です♪ 私もそういう話好きなのでぜひぜひ^^

878:tFAB:2014/03/26(水) 14:23 ID:wu.

???えー

879:MARIE:2014/03/26(水) 14:23 ID:Knw

ナツルーになるところはまた別の話でも良いですか?終わりかたが変になってしまうので…。
他の要素は、取り入れたつもりです^^ご感想、お待ちしております

880:フェアリィ:2014/03/26(水) 14:29 ID:wu.

マリー!!よかったよ!すごく!!
ナツルーというより、ナツルーグレ?何て言うかナツルーグレルーが合わさった感じだったね!最高に好きだよ!
私もリクエスト待ってるよ!

881:MARIE:2014/03/26(水) 14:32 ID:Knw

874 877読まなくて良いです。tFABさん教えて頂きありがとうございます。
フェアリィさんこれは、サイトの倉庫に眠っていたのを持ち出してきたの
で早く書けるんです^^

882:MARIE:2014/03/26(水) 14:34 ID:Knw

フェアリィさん、では海でのルーシィ総受けのようなものをリクエストします^^

883:MARIE:2014/03/26(水) 14:35 ID:Knw

ナツのやきもちをかきますね

884:フェアリィ:2014/03/26(水) 14:39 ID:wu.

マリー、tFABってのは私だよ。名前入力し忘れるとこうなるのw
海でのルーシィ総受けって、ナツ以外の誰かも攻めに入るって事かな?

885:フェアリィ:2014/03/26(水) 17:29 ID:wu.

ルーシィ「…もういい加減にしてーっ!!!!」
何でこんな事になっちゃってるの!?




ーあたしは今、マグノリアから少し離れた所にあるビーチランドに来てるの。ここの近くで仕事があって、それが早く済んだから来てみたって訳。あたしとナツ、グレイにハッピーの4人?で来たの。エルザはケーキ屋さんでバイキングがあるからって来れなかったのよ。ウェンディとシャルルもエルザの付き添い。家賃が危なかったあたしは暇そうだったナツとハッピー、グレイを誘ったのよ。



ナツ「ルーシィ、このアイスうめぇぞっ!食えよ!ほら!」
グレイ「誰がお前のすすめたアイスなんか食うかよ!ルーシィ、これの方がうまいぞ!」
ロキ「ナツもグレイもわかってないな。ほら、ルーシィ。あーん!」
ルーシィ「いらないわよっ!てか、ロキは出てくんなっ!!」
ビーチパラソルの下でナツとグレイ、ロキにアイスをすすめられているあたし。何がしたいのかしら、コイツら。
ハッピー「ルーシィ、モテモテだね!一生で一度の…ふぎゃ!!」
ルーシィ「一生で…何かしら?」
憎たらしい猫ちゃんにはお仕置きが必要よね。あたしはハッピーの髭を引っ張った。




マリー、こんな感じかな?まだまだ続くよ!

886:リト:2014/03/26(水) 20:44 ID:keA

はい!お久です♪リレ小説いきます。



「あらあら、可愛いのね〜」
「?何がですか?」
「ルーシィが。」
「だから!相談乗ってくださいよ〜」
「もう乗ってるわよ?」
「だーーー!!!で、答えは?」
「ルーシィは可愛い。」
「答えになってるようでなってませんよミラさん!」
「無自覚なの?なおさら可愛いわね」
「可愛いって言ってくれるのは嬉しいですが何の話か全く分かりません!」
「何か分からないの?それはね……」
「それは………?」
「“恋”なのよ?」
「えっ?!ちょ///////」


理央………!!続きをたのむ!

887:理央:2014/03/26(水) 21:45 ID:pD.

リレー小説やります♪♪
私は下手なので、カミアさん、カバーお願いします!!

ではー!!(・ω・)ノ


ルーシィ 『ちょっ…////』
私の顔はきっと真っ赤になってた。
ミラ 『あらあら?真っ赤よ?ルーシィ』
ルーシィ 『うぅーー』
私、恋してんだ…ナツに……
そういえば最近おかしかったんだよね…
ナツの顔を見るとホテッてなってなし…照れるし…
ルーシィ 『…!』
噂をすれば!っだね。ナツがリクエストボードを見ていた。
その横には…リサーナ…
私はカウンター席から離れ、思い切ってナツに言った!
ルーシィ 『ナツー!仕事??どんな仕事にした?』
ナツ 『ああ、悪りぃ!今日はリサーナと行くから、ごめんな、』
その言葉を聞いた瞬間ーーー……
ルーシィ 『もーいぃ!、ナツのバカ!』
そういってギルドを飛び出した。
なんでだろう。ナツは何も悪くないのに……





ごめんねぇ!カバーお願いします!!

888:由井:2014/03/26(水) 22:25 ID:4Bw

お腹いたいよーう

889:カミア:2014/03/26(水) 23:01 ID:q4k

か、カバーなんてできないけど、頑張ります!
リレー小説続きです♪


「はぁ…。なんであんなこと言っちゃったかなぁ。」
ギルドを飛び出したあたしは、そのままマグノリアの町を歩いていた。
別に、家に帰ってベッドで落ち込んでいてもよかった。
けれど、自分のやったことの恥ずかしさや、良く分からない嫉妬に
じっとしていられなかった。
「あれ?ルーシィちゃん、今日お仕事おやすみ?」
よく話しかけてくれる優しい町の人に、笑って手を振りかえす。
「そうなんです。だから、ちょっとおでかけ?」
「ははは。そっかぁ。じゃ、またね〜。」
そう言って別れたものの、行く当てがない。
適当に歩いていればいいじゃないか、とも思ったが
歩いていても、見慣れた街並みで特に変わった様子もなく。やはり、暇なのだ。
かといって、ギルドに戻るのは気まずい。
「どうしたらいいんだろう。でも、ナツはリサーナと仕事行くんだもんね。
 謝るのは、帰ってきてからになっちゃいそうだし。どこか落ち着けるところ探そう。」
ふらりと、歩を進める。適当に足が進みたいようにいけばいい。
どこか人のいない場所にたどり着けると思うから…。

軈て、木々の多い場所へと入った。
枝が邪魔をしてうまく進めない中、あたしが見たものは…。



会話文少なくってすいません!!
しかも、ルーシィの独り言多しw

フェアリィさん、バトンタッチです。

890:フェアリィ:2014/03/26(水) 23:44 ID:wu.

カ、カミア先輩ぃ〜!難しいところでバトンタッチですかぁ!うぐぅ…とにかく頑張りますっ!!




ルーシィ「…嘘。」

………木の下で楽しそうに笑うナツとリサーナ。背を木の幹に預けて話している。あれ?胸がチクッとなった…。
ミラさんが言ってた通り、恋しちゃってたんだ、あたし…。でもナツとリサーナはもう………。あたしはそっとその場から離れていった。まるで二人から逃げるかのように…。





グレイ「…なぁエルザ。」
エルザ「何だ?」
グレイ「最近…ルーシィ来ねぇな。」
ギルドの片隅で、カウンターで笑うナツとリサーナを見ながら話していた。
エルザ「…ナツという奴は本当に仕方のない奴だな。」
ため息混じりに言うエルザ。
グレイ「全くだ。何考えてんだか。」
グレイは頬杖をつき、リサーナと笑っているナツを軽く睨みつけた。




次の人、バトンターッチ!!
リレー小説って結構難しいね!

891:フェアリィ:2014/03/27(木) 11:22 ID:wu.

マリーリクエストの続きだよ!



ナツ「変態とホストは引っ込んでろ!!!」
グレイ「ァア!?誰が変態だっ!?炎野郎とサングラスは黙ってろ!!」
ロキ「…二人とも、僕だけ悪口になってないよね?」
…確かに。ホストもサングラスも特に悪口って訳じゃないわよね。ってかそんな事はどーっでもいいのよ!!!
ルーシィ「あんた達、いい加減にしてくんないっ!?暑いのよ!離れて!」
あたしは腕をブンブンと振り回した。もちろん当たる訳ないけどねっ。
グレイ「オレが冷やしてやろっか?」
ルーシィ「ちょっ、ひゃあ!!」
グレイにいきなり腕を触られたっ!つ、冷たっ!!ってかこれって、
ナツ「おいグレーイ!!てめぇソレセクハラだろうが!!!」
…そうよね。
グレイ「うっせぇな!ルーシィが暑いって言ったからだよ!誰かさんのせいでー!!」
ナツ「うぐぐぐ…」
ロキ「だけど女性の腕…いや体を、急に触るのはセクハラの一種になると僕は思うよ?」
ルーシィ「さっすがロキ!そういうのにはプロ?ね。」
…あ。調子乗らせちゃったかな。ロキのサングラスが一瞬キラリと…
ロキ「ルーシィ、僕を認めてくれたって事かな?じゃあこの二人は置いて二人で楽しもうじゃないかっ!!」
ルーシィ「きゃっ!?」
ロキってば急にお姫様抱っこを…グレイよりセクハラよ!これはっ!!!
ナツ グレイ「ロキ!!!てめー!!」
ルーシィ「ちょ!!あんた達やめっ…」
ロキに、いやロキとあたしにタックルしてきた二人。倒れるぅ!!



ードサッ



いったぁ…?あれ?なんか乗って…ってかこの感触は…………





ルーシィ「…んっ!?むぅ!?」



あたしは驚いた!驚いただけじゃ足りないくらいよっ!!だって、だって、転んだあたしの上に…ナツが乗っててし、しかも…………
グレイ「なっ、ななななっナツてめぇーっ!!!!!」
ロキ「…ナツ…、僕のルーシィに、目の前でキスするなんて………。」
…そう。あろうことかナツはあたしに馬乗りになり、キ、キキキスしていたのっ!!しかも今だに…
ナツ「…むっ、んー…」
ルーシィ「…んん!!むっ、ん!」
離れてよぉ!!///////
グレイ「ってか!いつまでやってんだアホーッ!!!!」
ロキ「…待つんだグレイ。ルーシィも離れようとしないって事はもう僕達は負けたという事だ。」
…え?何言ってんのよ!どかせないのよ!!助け…
グレイ「…そっか、なら仕方ねぇよな….。帰ろうぜ。」
ルーシィ「んーっ!!!」






ナツ「…ぷはぁーっ!!疲れたぁ!」
ルーシィ「…//////」
何なのよー!!
ナツ「ルーシィ?か、顔赤い、ぞ?」
ルーシィ「だ、誰のせいかしらっ!!!??………もう」
ナツ「嫌、だった、か?/////」
ルーシィ「うっ…/////」
赤い顔するな馬鹿っ!!可愛いじゃないのっ…
ルーシィ「い、嫌では、なかった…。」
ナツ「そっか!!!!じゃあもう一回…」
ルーシィ「帰れ!!!!!!!」








やっぱりこの二人がお似合いだよね!
…グレルーもちょっと好きなんだけどねっ!

892:MARIE:2014/03/27(木) 15:08 ID:Knw

フェアリィさん、すごく素敵な小説です。ご感想遅れてしまいすみません (´`:)
リクエストにお答え頂き (o´∀`)ありがとうございます♪

893:匿名さん:2014/03/27(木) 18:16 ID:fiA

自分で書いたら?
リクエストすんじゃなくて

894:匿名さん:2014/03/27(木) 18:17 ID:fiA

そっちの方が面白いんじゃなーい?
あっ、通りすがりのものです。
仲良くしなくていいっす。
帰ります。すんませんー

895:& ◆C6:2014/03/27(木) 18:40 ID:6eM

こんにちは('-'*)

リレー小説なんですけど、もう少し待ってください!
後1時間程で書き上げます。

896:MARIE:2014/03/27(木) 18:43 ID:Knw

では、今度は私書きますね♪ Unrequitedというタイトルで【ナツ→ルーシィ】です

897:MARIE:2014/03/27(木) 18:45 ID:Knw

& ◆C6さんがんばってください (*´∀`*)ノ

898:MARIE *☆*(○´3`○)〜♪:2014/03/27(木) 18:52 ID:Knw

「あたしは一緒にドライブとかしたいかも」

これがルーシィの理想のデートらしい。

「……」

――オレ無理じゃね?




――……



本日は晴天。

天気が良いからか、はたまたそんな事は関係ないのか。

此処・妖精の尻尾は今日も賑やかだ。

「……」

だがそんなギルドの一角のテーブルでは、いつもならその賑やかな輪の中心となっている人物が、珍しく静かに項垂れていた。

「ナツぅ?どうしたの?」

そこへ彼の相棒である青い子猫が、桜色の主の顔を覗き込むように、テーブルへとしゃがみ込んだ。

「ん……ルーシィまだ来ねぇのか?」

「まだだね。確かに今日遅いよね」

そろそろ時計の針は13時を刺そうとしていた。

まだその姿はおろか、匂いすら感じられない。

「…つまんねぇ」

彼女がいないと何もする気が起きないのか、ギルドに来てからほとんどこの姿勢を崩していない。

初めのうちはグレイやエルフマンを相手に喧嘩をしていたが、どうも気分があまり乗らず、結局はテーブルの上に頭を傾ける。

と、そのナツの視界が一瞬暗くなり、誰かが立っているのが分かった。

「どうしたの?ナツ。今日は静かじゃん」

「…あ?」

顔を上げると、ルーシィと大の仲良しであるレビィが立っていた。

「…なんだレビィか。なんか用か?」

「なんだって…あからさまに失礼」

「ナツはルーシィがなかなか来ないから寂しがってるんだよ。あい!」

ナツの気持ちを代弁するように、ハッピーが手を挙げて答えた。

「なっ!寂しがってねぇ///!!」

「え?違うの?」

「レビィまで何言ってんだよ///!?」

「どこからどう見ても寂しがってるよね?レビィ」

「うん」

「違ぇし///!!」

見事に自分の心境を当てられたナツは、顔を真っ赤にして否定する。

「別に恥ずかしがるコトないじゃん。だってナツ、ルーちゃんのコト好きなんでしょ?」

「……っ/////!?」

その気持ちはハッピーにすら言った事がないのに、なぜレビィが知っているのかと、口をパクパクさせる。

899:MARIE (。>ω<。):2014/03/27(木) 18:58 ID:Knw

「なっなっなっ…何で知ってんだよ///!?」

「…もしかして隠してたつもり?誰が見ても分かるよ?」

「マ、マジか///!?」

「うん」

「つーか誰が見てもって…ル、ルーシィもか///!?」

当の本人にまで知られていたら、さすがに恥ずかしいぞと思っていたが、レビィはそれを否定するかのように首を横に振った。

「ルーちゃんは全く気付いてないよ。他の人のコトなら敏感に察知するのにねぇ」

「そ、そっか…」

気付かれてなくて安心したような残念なような、ナツの心情は複雑だ。

「あっ!言い忘れてたけどルーちゃんならさっき本屋にいたよ」

「本屋?」

「うん、買いたい本がいくつかあるらしいんだけど、金欠だからどれか1冊に絞るんだって。だから選ぶのに時間掛かってるみたい」

「ふぅん…」

「もう少ししたら来ると思うけど……ねぇナツ」

「あ?」

レビィはどこか楽しげに笑いながら、片目を瞑って言った。

「私協力してあげるよ!」

「は?協力?」

「そぉ!ルーちゃんの好みのタイプとか、今好きな人いるのかとか知りたくない!?」

「へ//?」

「知りたいでしょ?ねぇ知りたいでしょ!?」

「いや…何でおめぇが興奮してんだよ?」

「知りたい!?そーだよね!?よしっここは私に任せて!バッチリ聞き出してあげるよ!」

「だから何でおめぇが鼻息荒くしてんだよ!?そんな女々しいコトしなくてもだな…!」

「ナツは耳いいんだから、聞き耳立てるぐらいわけないよね!?」

「…おい人の話聞いてっか?」

「ルーちゃんのタイプってどんなだろーね!」

「……」

もう自分の話は耳に入っていない様子のレビィに、ナツは何も言えなくなってしまった。

900:MARIE (。'▽'。):2014/03/27(木) 19:07 ID:Knw

「ルーちゃん早く来ないかな〜」

今か今かとギルドの入り口を凝視しているレビィ。

そんなレビィの願いが通じたのか、噂の人物が姿を見せた。

「あっ!ルーちゃん!」

「レビィちゃん!」

その姿を確認した途端にレビィは一目散に駆け出すが、ナツと言えば柄にもなくうっすら頬を染めていた。

「……っ//」

もうすぐルーシィの好みのタイプやら云々が分かる。

これはレビィが頼んでもないのにする事だ。

自分の意思じゃない。

などと言い訳を繰り返している自分が、より情けなくなり溜息を1つ。

「ルーちゃんどんな本買ったの?」

「これよこれ!」

「……っ!?」

あれこれ考えていたからか、気付いたら自分が座っている席の2つ後ろの席から、2人の声が聞こえてきた。

常人には聞き取りにくい距離でも、ナツの耳にはしっかり聞こえて来る。

周囲の連中には聞き耳を立てている事がバレないよう、寝てるフリをした。

腕に顔を埋めながら、ナツは彼女達の会話のみに神経を集中させる。

「あっ!これ私も読んでみようかなって思ってたの」

「レビィちゃんも!?じゃあ読み終わったら貸すよ」

「えっ本当!?やったー」

「面白そうだもんねこれ!だから買ったんだけどさ」

「ルーちゃん冒険物好きだもんね」

「レビィちゃんもじゃない」

きゃっきゃっとはしゃいでいる2人とは裏腹に、ナツは軽く苛ついていた。

「……」

――おいレビィ。

本の話なんかどーでもいいんだよ!

いつ聞き出すんだいつ!?

聞き耳を立てて相手の好み等を知るなんて、やり方が女々しいと思っていたナツだったが、しっかり耳をダンボにしていた。

901:MARIE (*´ω`*):2014/03/27(木) 19:12 ID:Knw

「そういえばルーちゃんって、恋愛物の小説とか読むの?」

「恋愛かぁ…結構読むよ?」

「へぇどんな感じの?」

「どんな感じ…そうだなぁ…切ない系も読むし、純愛系とかも好きだし」

「それ読んで妄想したりする?自分もこうされたーい!とか」

「あぁ!あるある!ってかしょっちゅう?」

「あはは!それ分かる!」

「やっぱり?レビィちゃんもか」

「ねぇねぇ!ルーちゃんはどんな人がタイプなの?」

――ピクッ!

いきなり来たとばかりに、ナツの耳が一際大きくなった。

「え?あたしのタイプ!?」

「そぉ!どんな人が好き!?」

「ど、どーしたの?いきなり///?」

「いやぁ、前々から気になっててさぁ。ねぇねぇどんな人!?」

「どんなって///…そぉだなぁ…」

ん〜…と考えている様子のルーシィに、ナツは焦れったさを感じていた。

――何だよ。

早く言えよ!

どんな奴だ!?どんな奴が好みなんだぁぁぁ!?

「……」

ナツが密かに鼓動を速めていると、その原因であるルーシィが照れ臭そうにようや く口を開いた。

「あたしは…守ってくれる人にキュンとするかも///」

「あっ!それ分かる!女の子ならやっぱり守ってくれる人に惹かれちゃうよね」

「うん!あと話が合う人とか」

「ルーちゃんならやっぱり同じ読書家の人とか?」

「それいいね!大好きな本の話を大好きな人としてみたい!」

想像しているのか、うっとりとした表情で語り出すルーシィに、レビィはでもさぁ と彼女に詰め寄った。

「別に本好きな人じゃなくてもいいんでしょ?」

「え?う〜ん…まぁそこまで重要視してないけどね」

「ルーちゃんの中で譲れない条件って!?」

「条件?ん〜…特に考えたコトないけど…でもやっぱり理想は守ってくれる人と か、落ち着いてる人とかかな?自分より大人な感じの人」

「…それって年上とか?」

「あぁ…年齢は特に気にしないかも」

「そっかぁ」

902:MARIE (o´・ω・):2014/03/27(木) 19:14 ID:Knw

ここまでの会話を相変わらず顔を伏せながら聞いていたナツは、彼女の好みのタイ プと自分の性格を比較していた。

「……」

――守ってくれる奴?

強ぇルーシィでもやっぱそーゆー奴がいいのか?

それがルーシィのタイプなら全然守るけどよ///

……ってか本好きって

オレ読んだ試しがねぇし!

落ち着いてる奴って…大人って……

「……」

守る以外何も自分に当てはまっていない事に、ナツの気分が右下がりにどんどん落 ちていった。

だがまだまだこれからだとばかりに、ポジティブ思考で耳を傾ける。

「じゃあさじゃあさ、ルーちゃんってどんなデートとかしてみたい!?」

「で、デート///?」

「うん!デート!」

「な、なんかレビィちゃん今日めちゃくちゃ突っ込んでくるね」

「だぁってさっき言ったでしょ?前々から気になってたって!ほらほらどんな の!?」

「デートかぁ…あたしの理想は…///」

――ゴクッ

喉を鳴らしたナツは、汗が滲んでいる手をギュッと握った。

ルーシィの理想ルーシィの理想と、頭の中は同じ事を繰り返している。

903:MARIE ( ´ ▽ ` )ノ :2014/03/27(木) 19:17 ID:Knw

近々彼女を誘ってみようかななどと思っていたナツだったが、ルーシィから出た言 葉に思考が停止した。

「あたしは一緒にドライブとかしたいかも」

ガラガラガラ…と、ナツの中で何かが崩れる音がした。

「……」

――理想もへったくれもねぇじゃねぇか…

「ふ、ふぅん。ルーちゃんはドライブしたいんだ?」

「うん!男の人の運転姿カッコいいし」

両手の指先を頬に当て、若干顔を上げながらぽわ〜んと目を細めるルーシィ。

そんなルーシィの隣りにいるレビィは、チラッとナツに視線を向ける。

誰が聞いてもナツには無理だろうと感じる彼女の理想のデート。

好みのタイプ的にも、どちらかと言えば彼からは離れていた。

こうなったら直接聞くしかないと、レビィは拳を握る。

「じゃあさギルドのメンバーで言ったら誰がいい!?」

「え?ギルドのメンバー?」

「うん!ナツとかさ仲良いじゃない?ドライブは無理だけど」

――ビクッ!?

いきなり出てきた自分の名前に、ナツの肩が勢いよく上下に動いた。

ほぼ自分に見込みなんかないのに、何でそこで名前を出すんだと言いたいのは山々 だが、盗み聞きをしている立場のナツには言える筈もなかった。

でももしかしたら万が一という事もあると、淡い期待を抱きながらルーシィの返答 を待つ。

「ドライブは…ナツには死んでも無理よね。ってか何でいきなりナツ?」

「だって1番仲良いじゃない?」

「まぁ仲は良い方だとは思うけど……」

「……」

“仲は良い”

――“は”って何だ?

“は”って!?

仲が良いならそれ以上の関係になってもいいじゃねぇかと思っているナツに、
特大の爆弾が落とされた。

904:MARIE 。:゚(;´∩`;)゚:。:2014/03/27(木) 19:18 ID:Knw

「ナツは…パスだわ」

「……」

ズガーンと、今まで感じた事のない痛みがナツを襲った。

エルザから受ける鉄拳よりも、身体を切り刻まれるよりも、血を吹き出すよりも。

それよりもよっぽど痛い胸の痛み。

その痛みを和らげようと、左胸を乱暴に擦る。

「えっ…な、何で?ドライブ出来ないから?」

「いやドライブは別にどうでも…。だって落ち着きないし、常識ないし。あたしの 中では無いわね」

「そ、そぉ…」

レビィは見なくとも漂っている、どんよりした空気を背後に感じていた。

恐る恐るチラ見すれば、案の定暗い影を背負ったナツの背中が。

「え、えっと…ルーちゃん」

「何?」

「ルーちゃんはナツのコト好きじゃないの?」

――もういいってレビィ…

そんなにオレの傷広げて楽しいか…?

もう聞いていられないとその場を離れようとしたナツの耳に、ルーシィの声が届 く。

「いやまぁ……嫌いじゃないよ///?」

「……っ!?」

その言葉に立ち上がりかけていた腰を元に戻した。

「え?じゃあ好き!?」

「好きか嫌いか聞かれたら前者の方だけど……でもナツのコトそういう目では見ら れないわ」

――見られない。

――そういう目で。

「……」

やっぱり去ればよかったと思ったが、もう後の祭りだ。

905:MARIE Σ (´Д`ノ)ノ:2014/03/27(木) 19:19 ID:Knw

「な、何で?ナツだっていい奴じゃない?」

「そりゃそうだけど…」

「じゃあナツがもっと大人になったら見込みあるとか?」

協力すると言った以上、少しでも彼に希望を持たせたいレビィは引き下がらない。

「大人?ナツが?」

「うん!ナツがもっと落ち着いて、人並みに常識があるようになったらどぉ!?」

「……」

ルーシィはレビィが言う、今より落ち着いた彼を想像した。

不法侵入をしないのはもちろん、後先を考えて仕事をこなすナツや、破壊癖がなく なったナツ。

要は今と正反対の彼を。

「ん……ナツは今のままでいいと思うな」

「え?」

「だって落ち着きがあって常識を兼ね備えてるナツなんて、ナツじゃないじゃな い」

「…まぁ確かに。あったらちょっと気持ち悪いかも」

「……」

――レビィ…

お前随分な言いようじゃねぇか!?

応援してんのか、けなしてんのかどっちだよ!?

ナツに全部聞かれている事を忘れているレビィは、言いたい放題言っていた。

傷口が和らぐどころか、グサグサと見えない刃で抉られているナツは、半泣き状態 だ。

だがそんな彼の傷も、次にルーシィが口にした言葉によって塞がれていく。

「ナツは今のままでいいと思う」

「……っ!?」

――今のまま?

このままのオレでいいのか!?

ナツと同様、彼女の隣りにいるレビィもびっくりした面持ちをしていた。

「今のままって……落ち着きなくて非常識で子供っぽいナツでいいの?」

――だから繰り返すなって!

ってかルーシィは子供っぽいとまで言ってねぇぞ!?

「うん。だって落ち着きなくて非常識で子供っぽいのがナツでしょ?」

906:MARIE & ◆DA:2014/03/27(木) 19:21 ID:Knw

――おいコラッ!レビィ!!

お前の所為で“子供っぽい”って項目が増えちまったじゃねぇか!!

「まぁそれがナツだけど……」

「でしょ?何だかんだ言っても今のナツが変わっちゃったらヤダもん」

「……///」

ルーシィ〜と心の中で何度もナツは彼女の名前を連呼した。

が、またしても応援している筈のレビィが傷を抉る。

「でもルーちゃんはパスなんでしょ?」

折角忘れかけていたのにと、ナツは背中越しにレビィを睨んだ。

「まぁ…ナツは今のままがいいけど……付き合うとかはちょっと……」

「……」

――オレいっそ

心臓取っちまいてぇ…

などとグロい事まで考え始めてしまったナツの心は、ズタズタになっていた。

「でもさ、先のコトは分からないでしょ?何かがきっかけでナツとくっつくとか さ!」

「く、くっつく!?ナツと///!?」

「うん!恋心なんていつ芽生えるか分からないんだし!」

「そ、それはそうかもしれないけど…/////」

「だよねだよね!?人生何があるか分からないもんね!?」

だから頑張りなよ!とでも言いたげに、レビィは背後の背中に小さくガッツポーズ をした。

「ってかレビィちゃん、何でそんなにナツにこだわるの?」

「えっ!?」

ルーシィからの問いに、レビィとナツは同時に肩を上下に動かした。

「さっきからやたらとナツを推すじゃない」

「…そりゃだってルーちゃんの1番近くにいる男の子ってナツだし?」

「でもグレイとかだっているじゃない?何でナツばっかり?」

「あぁ……う……」

「あっ!もしかして!」

「えっ!?」

バレたのかと、桜色と空色の鼓動がバクバクと激しく脈打った。

「レビィちゃん…」

「な、何?」

「レビィちゃんってナツのコト好きなの?」

「……へ?」

――ズゴンッ!

突拍子のない事を言う己の想い人に、ナツは脱力した。

――な、何でそーなるんだ?

「る、ルーちゃんどこをどーしたらそーなるの!?」

「え?だって必要以上にナツを推してくるし、色々言う割には肩持つし」

「あのさルーちゃん…万が一本当に好きだったら、自分の好きな人を他の子に奨め たりしないよ」

「あぁそれもそうか。じゃあ何で?」

「ねぇルーちゃん…」

「何?」

「やっぱりルーちゃんって自分のコトには疎いよ。うん」

「へ?な、何のコト?」

「じゃあ後は頑張って!一筋縄ではいかないから」

一際大きな声でそれだけ言うと、レビィは席を立ってチームメイトがいる方に行っ てしまった。

「えっ?ちょっレビィちゃん?頑張れって?一筋縄じゃいかないって何!?」

意味不明な事だけを言い残して立ち去ったレビィに、ルーシィは首を傾げる。

もちろん最後に言った言葉はルーシィではなく、ナツに向けて言ったものだ。

――一筋縄じゃいかねぇ…か

簡単に手に入らないと分かると、燃えるのがナツである。

ガタッと音を立てて椅子から腰を上げると、ナツはまっすぐルーシィに向かって
歩いていった。

907:MARIE & ◆Ow:2014/03/27(木) 19:25 ID:Knw

「ルーシィ!」

「わっ!な、ナツ!?」

突然現れたナツに目を見開くルーシィ。

そんな彼女に構う事もなく、ナツは拳を突き付けて言った。

「ルーシィ!オレ頑張っからな!」

「へ?何を?」

「ぜってぇモノにしてやる!!」

「……???まぁよく分かんないけど頑張って?」

「おぅ!!」

ナツが何に大して気合いを入れているのか、ルーシィは何も分かっていなかった が、とりあえず頷いてみせた。

「頷いたなルーシィ?覚悟しとけよ!」

「覚悟?あんたさっきから何言ってんの?」

「っしゃぁぁぁ!燃えてきた!!」

「は……???」

体中に炎を纏わせるナツと、頭の上にクエスチョンマークを浮かべるルーシィに、 2人の関係を知っている他のメンバー達はガハハと笑っていた。

〜end〜

**********

【Unrequited】 訳:片思い

**********

あぁ… 意味不明な作品に(*_*)

最終的に何が書きたかったんでしょ?あたしは……(・_・;)

とりあえずナツはルーシィにラブというところだけはしっかりといれましたvv

ルーシィは全くそういう目で見ていないという設定でしたけどね( ̄∀ ̄)

908:MARIE & ◆Zg:2014/03/27(木) 19:26 ID:Knw

長々と読んでくださった皆様ありがとうございました♪

909:フェアリィ:2014/03/27(木) 22:22 ID:wu.

マリー、やっぱ小説うまい!私マリーの書くナツルー小説にハマッちゃったかもっ♪次はお酒に酔ってルーシィに絡んじゃうナツを書いてほしいなぁ!
次々リクエストしてごめんね!お願いしますー!!!

910:フェアリィ:2014/03/28(金) 00:24 ID:wu.

ってか、ふと思ったんだけど。
ナツとグレイ、ハッピーとシャルルとかのデュエット?なキャラソンはあるけどさ、ナツとルーシィのデュエットキャラソン欲しくない?ヒーローとヒロインなんだしさっ!!
ナ「いつでも助けに行くぞ♪」
ル「いつでも頼れるあいつの〜♪」
……的な!!
くあー!真島先生作って下さいよ!!

911:リト:2014/03/28(金) 06:58 ID:keA

MARIEさんの小説すごい!!
ずっとニヤけてたよ←

912:由井:2014/03/28(金) 08:33 ID:4Bw

長編かっきまーす














そのうち

913:フェアリィ:2014/03/28(金) 08:55 ID:wu.

由井ーーーーーーーーーーっ!!!
見事にズッテーン!!となったよ!!
“そのうち”って!!おぃぃぃ!!www

914:ミツキ:2014/03/28(金) 10:31 ID:fiA

マリーっていう人さあ
私が言うことでもないけど
入って早々ずうずうしんじゃない?
リオってやつも。

なーんてw


うちの名前はミツキ。

915:フェアリィ:2014/03/28(金) 10:37 ID:wu.

たった今デフォルメイラストで描いてたものを書くよ。



ル「グレイ、ナツの良いところは?」


グ「あ?ナツの良いところ?あいつは単細胞の固まりでクソ炎で暑苦しくてトリ頭でとにかくウザくてうるさくてあー何かムカついてきたーそれに変だし変だし変だし変だしまぁそんなところか?」


ル「…。」
ナ「全部悪口だよね?ほめてないよねーっ!!!!!!???」




ル「ナツ、グレイの良いところは?」


ナ「ない!!!!!!」←ビシッ(挙手


ル「…。」
グ「おいっ!!!そりゃねぇだろ!!!!!!!!」




レ「ルーちゃん、ナツとグレイの良いところは?」


ル「暑苦しい不法侵入者、冷たい露出魔とにかくあたしの家賃の為にも暴れ回るのはやめてほしいわね。」



レ「…ルーちゃん…。」
ナ グ「ダメ出しだろ!!!!!!!!」





ル「グレイの良いところは?」


ジ「グレイ様はいかなる時でも堂々と服を脱ぎますがだけどかき氷を食べている時は寒いのか服を着てズボンは必ず右足からはいてジュビアの料理をきちんと食べてくれてスプーンを持った瞬間に目の前にあるのがパスタだという事に気づいたりとか…」


ル「…。」
グ「オレただの変た…変人じゃねーかっ!!!!!!ってか怖えーよ!!」




ギャグです

916:フェアリィ:2014/03/28(金) 10:40 ID:wu.

ミツキさん、図々しいというのはどういう事でしょうか?ミツキさんは元々このスレにいたという事ですか?ってか何が言いたいんですか?「なーんて」ってどういう事です?
私、意味不明な事を言う人とは仲良くできませんね。

917:ゴーシュ:2014/03/28(金) 11:13 ID:6eM

まあまあMARIEさん。
荒らしは無視するのが定石ですよ。
ID:fiAの人、これ以上私たちのスレッドを荒らすのはやめてくださいね?

918:ゴーシュ:2014/03/28(金) 11:17 ID:6eM

ちなみに、& ◆C6は私です。
よく名前のところが文字化けしてしまうのでIDのほうで見分けて下さるとわかりやすいと思います。
ご苦労をおかけして申し訳ございません。
私のほうでもどうにか直そうと尽力しているのですが、何分機械がポンコツなもので…

919:フェアリィ:2014/03/28(金) 11:19 ID:wu.

ゴーシュ先輩、私フェアリィですよ?
荒しとはいえマリーに、友達に酷い事を言う人は許せません!!!

920:ゴーシュ:2014/03/28(金) 11:21 ID:6eM

すいませんすいません本当にすいません!!
私としたことが…

すいませんでした!本当にもう何といったらいいか…

921:由井:2014/03/28(金) 11:46 ID:4Bw

ミツキさんもその一言が言いたいだけならばさっさとご撤退を望みます。
こっちも人間なんでそういう発言には不快になるんですよね。
それに言われた本人の事も考えてもらえませんか?

922:ゴーシュ:2014/03/28(金) 12:14 ID:6eM

遅ればせながら、リレー小説を書かせていただきます。
相も変わらず展開遅いです。

コツコツとたたかれたのは自室の扉。
誰かわからないというのが二割。動くのがかったるいのが五割。
心の七割を占める気持ちに素直に従って、あたしは身じろぎ一つ、布団にもぐりこんだ。
それなのに、扉の向こうの誰かは規則的にノックし続ける。
扉をたたく音量は段々と、でも確実に大きくなっていった。

このままじゃ扉が壊されちゃうわ。
渋々布団から這い出て扉へ向かう。叩かれている扉も少々悲鳴を上げていて、思わず眉を顰めた。
控えめにノックを返すと、待っていたかのようにぴったりと音がやんだ。いや、もともと待ってたんだろうけど。

扉を開けると、さらりとした清涼な風が流れ込んできた。
まだ少し肌寒いが、ずっと籠っていた私にはとても新鮮に感じられた。

「それで、こんなに扉を叩いてどうするつもり?」
「お、やっぱいたか、姫さん。」

にやりと不敵に笑って目の前に立っているのは、同じチームを組んでいるグレイだった。

923:MARIE & ◆FU:2014/03/28(金) 17:36 ID:Knw

フェアリィさん、ゴーシュさんありがとうございます。
少し、用事がありコメントできなかったのですが
今日からまたよろしくおねがいします。

924:MARIE:2014/03/28(金) 18:00 ID:Knw

珍しいこともあるものだ。


あの元気が取り柄のナツが、ギルドの片隅の椅子に座って俯いている。

「…ねぇグレイ、ナツどうしちゃったの?」

ルーシィは近くのテーブルに座っていたグレイに問いかける。

「さぁ…ギルダーツやらラクサスやらに、しこたまやられたんじゃね?」

「何時ものことよね、それ。」

「まぁな。」

俯いているナツから心なしか暗く淀んだオーラが放たれている気がする。
そんなルーシィの心配そうな顔を見たグレイは提案とばかりにナツに指を向ける。

「ルーシィ、お前ナツを慰めてこいよ。」

「へ?何であたしが!?」

「お前以外に誰がいんだよ。」

「…ハッピーとか?」

「あいつは笑いながら傷口に塩を塗り付けるようなやつだぞ。」

「あははは…。」

確かにグレイの言う通りである。

「でも!!エルザとか、リサーナとかもいるじゃない!!」

「ナツの様子に気付いたのはエルザでもリサーナでもない。お前だろ?」

だからルーシィが行け、とグレイに背中をポンと押されてしまった。

「ちょっとグレイ…ひっ!!」

どこからか紛れもない殺気を感じ、慌てて周囲を見渡せば柱の影からジュビアがルーシィを睨んでいた。
これではグレイに話しかけられない。

別にナツの傍に行くのは良いのだ。
ただ、普段と違う様子のナツに何て話しかければ良いのか分からないだけなのだ。

「…ナツー?」

とりあえず名前を呼んで相手の出方を窺うことにした。

ルーシィの呼び声に俯いていたナツがのらりくらりと顔を上げた。

「…おう。」

これは予想以上かもしれない。

覇気の感じられない声色にルーシィは努めて自分は元気に振る舞おうとするが、こんなナツと視線が合うとこちらまで気分が引きずられるようだ。

「ナツ…」

どうしたの?と質問しようとしたが、何となく自分が踏み込まない方が良いのかもしれないと思った。
理由を聞くということは、必然的にナツに理由と向き合わせることになる。
だが、今のナツにそれは酷なことのように思えた。
ナツは何だ?とルーシィに目で合図している。

「…ごめん!!やっぱ何でもない!! あっちに戻るね!!」

自分にはやはり荷が重すぎる。
不自然なのは承知で慌ててこの場を離れようとする。

「…ルーシィ。」

「!!」

ルーシィの動きを止めたのはナツの静かな声。
そんな声で呼ばれる事なんて滅多にないものだから、体が変に反応してしまった。

「な、何?」

「慰めに来たんじゃねーのか?」

「聞こえてたの!?さすが地獄耳…。」

「何かしろよ。」

「何かって…。」

無茶振りにも程がある。
何か言わなければ…何か。

ルーシィは息をスッと吸い込む、よし。

「ナツっ!! ほら元気だして!! いつものナツらしくないよ!!」

元気よく聞こえるように心掛け、ナツの背中を気合いを入れるようバシバシと叩いてみる。

925:MARIE:2014/03/28(金) 18:07 ID:Knw

ありきたりすぎる。
ルーシィもそんな事分かっていたが、咄嗟に思い浮かばないのだから仕方ない。

「・・・・・・・・はぁ。」

案の定、ナツが納得するわけもなく、それどころか溜め息をつかれてしまった。

「…ダメ…?」

「駄目。」

「そんなこと言ったって!! 急にこんなのわかんないよ…!!」

「ルーシィがして貰ったら嬉しい事とか、ねーのかよ?」

「あたしが…?」

ふむ、と考えてみる。 嬉しい事… ルーシィはナツの胸に飛び込み背中に軽く腕を回した。


「・・・・・・・・。」

ナツは無言のまま。

「やっぱり嬉しくないよねーナ…ツ…?」

反応が無いことを不審に思い、体を離そうとナツの表情を恐る恐る覗き見る。

驚いた表情のナツと視線がかち合う。

ナツの頬が目に見える程、赤く染まった。

「えっ、ナツ…?」

照れているのか視線をわざとらしく逸らされた。

そんなナツの様子に、とんでもなく恥ずかしい事をしてるのではないかとこちらまで恥ずかしくなってきた。

「あっ、いや、その…。」

とりあえず離れようと回していた腕からナツを解放しようとする。

「ルーシィ。」

名前を呼ばれれば止まる動き。

「これ、元気出るからもうちょっと。」

「へっ!?…って何であんたにだ、抱き締められてる訳!?」

「良いじゃん、この方が落ち着くし。」

「ここっ…皆が見てる!!」

「ルーシィはあったけぇなぁ…。」

「人の話を聞かんかい!!」

「まさかルーシィがこんな可愛いことするなんてなぁ。」

「あんた…っ!!落ち込んでたんじゃないの!?」

「簡単に引っ掛かるとはなぁ…。」

「この…っ詐欺!!変態!!」

「だって…」

ルーシィはこれが嬉しいんだろ?と何時にない低い声を耳元で囁かれれば、心臓が爆発しそうに恥ずかしい訳で。

「捕まえた。」

大人しくなったルーシィに満足したのか、ナツは嬉しそうに笑った。

「…ルーシィ見事に捕まったな。」
「あい!!ナツの作戦勝ちだね!!」
「作戦って何だよ、ハッピー?」
「グレイに問題!!気になる人の気を引くときはどうするでしょう!!」
「んー…。」

グレイは少し考えると怪しい笑みを浮かべる。
「…騙し討ちか。」
「あい!!強引に行くのがナツなのです。」

(強引に…!!)
「グレイ様!!ジュビアも強引に行きます!!」
「げっ、ジュビア!?」
「逃げないでください!!グレイ様〜!!」

「…おいらジュビアはもう少し自重した方が良いと思うなぁ…。」

926:MARIE:2014/03/28(金) 18:08 ID:Knw

途中から何が書きたいのかわからなくなってしまいました

927:フェアリィ:2014/03/28(金) 18:18 ID:wu.

マリー!!やっぱり私ファンになっちゃったっ!!マリーのナツルー小説はキュンキュンするし最高!もっと書いてほしいな!『酒に酔うナツ』をリクエストしまーすっ!!

928:フェアリィ:2014/03/28(金) 18:42 ID:wu.

ミラ「はい、ルーシィ。」
ルーシィ「ありがとうございます、ミラさん!」
ルーシィはいつものようにオレンジジュースをミラからもらった。
ジュビア「ミラジェーンさん、ジュビアにも何か下さい。」
珍しくルーシィの隣に座ったジュビア。
ルーシィ「ジュビア、今日はグレイと一緒じゃないのね?」
ジュビアは軽くうなづいた。
ジュビア「ナツさんとグレイ様はまたも指名の依頼があって出掛けているんです。」
ルーシィはナツがいない事に今気づいたようだ。ミラがジュビアの前にルーシィと同じオレンジジュースを置いた。
ミラ「あ!そういえば二人にお願いがあるんだけど♪」
ルーシィ「…何ですか?」
一瞬疑いの眼差しを向けるルーシィ。
ミラ「あら、そんなに構えなくていいのよ?新作のジュースを試飲してほしいの。」
そう言ってミラは二人の目の前にピンクとオレンジが混ざったようなジュースを置いた。
ミラ「飲んでみて?」
ルーシィとジュビアは顔を見合わせるとコップを手に取り、飲んだ。





ルーシィ「普通…よね?」
ジュビア「はい。普通に美味しいですね。」
二人がミラを見ると手を口に当ててふふと笑っている。
ミラ「二人とも、隣にいる人を見て。」
言われた通りに隣を見る二人。







続く!!

929:リト:2014/03/28(金) 18:58 ID:keA

やだ〜〜〜!!!MARIE!!キュン死にしそうじゃ〜ん♪♪
ヤバイ!めっさ続き楽しみ〜〜(^∀^)
…………なんか、なれなれしくてごめん。私もマリーって呼んでもいいかな?本当にごめんなさい!><

930:リト:2014/03/28(金) 19:19 ID:keA

ミツキさん、このスレは皆で仲良く、タメOKだから誰も気にしていないとおもいますよ?
それに、君が一番図々しいとおもいますよ?
入りたいなら正直にいってくださいね。

931:理央:2014/03/28(金) 19:45 ID:pD.

ごめんなさい!!

みなさん!
図々しかったですか?
なら迷わず言ってください!
いつでも抜ける覚悟はあるので…(涙)

932:フェアリィ:2014/03/28(金) 20:44 ID:wu.

理央、図々しくなんかないからね!!
ミツキとかいう荒しの言うことなんて真に受けちゃダメだよ!荒しなんて、この私が蹴散らしてあげるからっ!!

933:ゴーシュ:2014/03/28(金) 23:06 ID:6eM

リレー小説の次の人ってどなたですか?

934:リト:2014/03/28(金) 23:55 ID:keA

MARIEさんだと思います。
それから新しくスレッド立ててくれますか?URLもお願いします!

935:フェアリィ:2014/03/29(土) 08:46 ID:wu.

続き
ルーシィとジュビアは互いに隣にいる人物を見て驚いた。
ルーシィ「あたしーーーーーっ!!!!!?????」
ジュビア「ジュ、ジュビアが何でそこにいるのーーーーっ!!!!!??????」


ミラ「入れ替わりのジュース、チェンジドリンクって言うのよ♪」
頬に手を当ててニッコリと笑うミラ。
ルーシィ「…………」
ジュビア「…………」
ジュビア…ルーシィの姿のジュビアはハッと我に返る。
ジュビア「ちょ…大変ですよ、これ!!!」
ルーシィ「へっ!?何よ!?」
ジュビア「ジュビアがグレイ様といたら皆にはルーシィがグレイ様といるように見えてしまう!!!」
ルーシィ…もといジュビアが両頬に手を当て、大袈裟に首を振った。
ルーシィ「ミラさん、戻す方法ないんですかっ!?」
ミラ「ごめんねぇ。私もわからないのよー。」
ルーシィ「……………」
ジュビア「ジュビア、ピンチ!!」






ナツ「ミラァーッ!!いつものやつくれ!!」
ミラ「あら、ナツ。」
ナツはカウンターに来たかと思えばすかさずルーシィの(中はジュビア)肩に腕を置いた。
ジュビア「ナツさん!!」
ナツ「は!?ルーシィ、何で敬語?キモッ…」
ルーシィ「ナツ!!違うってば!それはジュビアなの!」
ナツ「…何言ってんだ?ジュビア。」
ナツはよくわからずルーシィ(中はジュビア)の肩から腕をどけた。ミラだけがニッコリと笑っている。
ミラ「チェンジドリンクっていうのを二人が飲んだのよ♪」
ナツ「…は?入れ替わっちまったって事か?ルーシィとジュビアが?」
ジュビア「そういう事です…。」
ルーシィ「…ハァ。」
二人ともため息をついた。ナツは頭の後ろに腕を組み、くああと欠伸をした。
ナツ「もっかいジュース飲めばいいんじゃねぇの?」
ミラ「それがねぇ、アレで最後だったのよ〜♪」




グレイ「…オイオイ、楽しそうだな。ミラちゃんは。」
いつの間にかすぐ後ろにいたグレイ。ジュビア(姿はルーシィ)の目が輝いた。
ジュビア「グレイ様!!」
グレイ「…やっぱルーシィの声で様付けられるのは変な感じだな…。」
ジュビア「グレイ様、姿はルーシィとはいえ、中はジュビアです!!」
グレイ「いあ、わかってっけどよ。話聞こえてたし。」
ナツ「変態かよ、聞き耳立てるとか」
グレイ「ああ!?何つったてめー!!」
ルーシィ「ちょっとぉ!!今それどころじゃないでしょっ!!!」
ジュビアの姿をしたルーシィが怒鳴るとナツもグレイもそちらを見た。
ナツ「…中はルーシィとはいえジュビアの声で起こられるのは何かピーンとこねぇなぁ。」
グレイ「だよな。」
ルーシィ「何なのよソレ!!」
ジュビア「ルーシィ、どうせならジュビアになりきって下さいよ。」
ルーシィ「何でそうなるのよーーーーーっ!!!!!」






終わり!この後の事は想像にお任せします♪

936:フェアリィ:2014/03/29(土) 09:43 ID:wu.

マガジンスペシャルのナツ、グレイ、ジュビアが表紙のやつのネタバレが載ってるサイト知ってる人いないっ??

937:ゴーシュ:2014/03/29(土) 11:01 ID:6eM

折を見て新スレは立てておきますね。

938:MARIE:2014/03/29(土) 20:53 ID:Knw

ルーシィが目を覚ましてからまず見たものは、見慣れたギルド・・
『妖精の尻尾』の風景だった。
そして彼女の周りには、ぐでんぐでんに酔った大の大人達が、盛大ないびきをかきながら眠りこけていた。

・・・・ああ、またこのパターンか。

ルーシィはあまり驚く事無く、ただ皆を起こさないように、そっと溜め息をついた。

前にも同じような事があった。
確か、リサーナがギルドに帰ってきた事でお祭り騒ぎになった時だったか。

今回は少し違う。

昨晩はハッピーニューイヤー・イヴ・・つまり1年最後の日だった為、ギルドはいつもよりさらに賑わいを見せていた。

そのうち、興奮した勢いで酒をラッパ飲みする者まで出てきて、『妖精の尻尾』は新年を迎えるまで大騒ぎだった。

もう、大晦日だとか新年だとか、ギルドの皆には関係ないのではないかというくらい。

新年を迎えたら迎えたで、初日の出なんてお構いなしに、皆眠り込んでしまったらしい。

あれだけ酔いつぶれていたのだから、当たり前だ。

もちろんルーシィも、今までずっと寝ていた。

別に積極的に酒を飲んでいた訳ではないのだが、積極的に飲む人(例えばカナとかカナとかカナとか)
に半ば強制的に飲まされた口だ。

・・・・ていうか、あたしってまだ未成年じゃなかったっけ。

確かお酒は20歳になってからで、確かあたしはまだ16歳・・・。 ・・・・んー?

・・・ああ、考えるのが面倒になってきた。

とにかく、家に帰ろう。

こんな所で寝ていたら、間違いなく風邪を引いてしまう。 今以上に酒臭くなるのも御免だし。

そう思って立ち上がった時、初めて隣に誰かがいた事に気付いた。

このつんつんした桜色の髪の毛と、竜の鱗のようなマフラーは、言うまでもなく・・・

939:MARIE:2014/03/29(土) 20:57 ID:Knw

ナツだ。

いつの間に、ルーシィの隣で寝ていたんだろう。

ふと、彼の何かに違和感を感じて、ルーシィは歩みを止める。

ナツの頬が、何故かほんのりと赤かった。

もしかして、酒を飲みすぎて未だに酔っているのだろうか。
ナツは酒に強そうなイメージだったが、実は意外と弱いのかもしれない。
そういえば、彼は皆と乾杯する時はいつも炎を飲んで(食べて)いた。
普段あまり飲まないから、酒に耐性が無いんだろう、きっと。

・・・・ていうか、ナツって何歳だったっけ。

精神年齢的にはあたしより遥かに年下だけど、見た目的にはあたしと同じ16歳か、それ前後か。
ああでも、この前マスターが、
「ナツの歳はよく分からないんじゃよ。下手したら100歳かも」とか言っていた。
・・・年齢不祥な人をギルドに平気で置いていおくマスターも、ギルドをまとめる者としてどうかと思うが、そこはあえて突っ込まない事にする。

「・・・・んー・・・、るー・・し・・?」

ナツの口がもごもごと動き、舌足らずな声でルーシィを呼んだ。
「あれ、ナツ・・起きてたの?」
「・・・・んあー・・一応・・・」
てっきり眠っているものだと思っていた。

「・・・・るーしぃ・・家まで・・・、連れてって・・・」

「は?何言ってんの。そんな事出来る訳ないでしょ」

「・・・ルーシィなら出来る・・頑張れ・・・」

「何なのよその自信はっ!!いいからさっさと酔い覚まして、自力で帰ってよ!」 ルーシィが冷たく突き放すと、ナツは何やらむにゃむにゃ言いながら、1つ提案をした。

「・・・・じゃ、ちゅーして」

・・・・・は?

「・・・そしたら、酔い覚めるから・・自力で、帰る・・・」
「本当、何言って・・」
「・・・・んじゃ・・おんぶしてくれんのか・・?」
「だから、出来る訳ないでしょ!!・・・分かったわよ、ちゅーすれば良いのね、ちゅーすれば!!」 2回も言っていたら、こっちが恥ずかしくなってきた。

ルーシィはナツの横に回ると、そこに座り込んで首を伸ばす。
目を閉じて、まだむにゃむにゃ言いながら待っているナツ。

「・・・特別よ、特別」

自分に言い聞かせるように呟いてから、

彼の頬に唇をそっと触れさせた。

一瞬だけ、2人の動きが止まる。

すぐさまルーシィは顔を離すと、
「これで満足でしょ」 と、ナツの様子を窺う。

しかしナツは、仏頂面でこちらに向き直った。

「・・・・ほっぺが、特別かよ・・・」

「・・・はい?」
「・・・・まだ、全然・・満足、してねぇ」
先程までぼんやりと霞んでいた彼の瞳の光が、急に強いものへと変わる。

940:MARIE:2014/03/29(土) 20:59 ID:Knw

そして、がしっと力強くルーシィの肩を掴んだ。
こいつ、もう酔いが覚めてるじゃん。

逃げようとしたが、何故か身体が動かない。

ナツはそのまま、ルーシィの身体ごと自分の方へ引き寄せた。

ちゅ。

互いの唇が触れ合い、吸い寄せられる音。

ほんの1秒くらいした後、ナツはすぐにルーシィを元の姿勢に戻したが、彼女はしばらくぽかんとしたままだった。

今の、何?

え? キス?

あたし、キスしたの?

ナツと?

直接?

「ちょ、ちょっとぉぉぉ!?いきなり何なの急に!!」
「サンキュー、ルーシィ。お陰で酔いが覚め・・」

バチン。

鋭い音が響いて、ナツの頬に痛みが走った。
ルーシィを見ると、彼女は顔を真っ赤にして、手を震わせていた。

「な、な・・ナツの馬鹿っ!!」

勢いに任せてそう言い捨てると、ルーシィは身を翻して帰ってしまった。
ルーシィに平手打ちされて少し腫れた頬を擦っていると、そこに新たな人物が現れた。

「ナツー、どうかしたの?」

寝ぼけ眼で歩み寄ってきたのは、相棒のハッピーだった。
彼も今起きた所らしい。

「あ、いや、別に」

妙なはぐらかし方をしたナツに、ハッピーは小首を傾げたが、それ以上何も追求しなかった。

ただ、ナツの最大の問題点を指摘する。

「あれ?何か、ナツの唇・・きらきらしてない?」

自分の唇が、きらきら?

ナツ自身も不思議に思って唇を触ってみると、確かに何かが塗られていた。

・・・そういえば、ルーシィは昨夜から唇にグロスを付けていたような・・・。

「っ!!」

その意味に気付いて、頬がかあっと熱くなる。

「べ、べ、別に、そうでもねぇよっ」 と、明らかに上ずった声で吐き捨てると、唇を押さえたままギルドを出た。

「あ!待ってよ、ナツ〜」

困ったようにハッピーが叫んだが、当の本人の耳には入っていない。

(・・・酔ってキスする設定は、やっぱちょっと無理あったか)

彼の頬は、先程よりさらに赤くなっていった。

終わり

941:MARIE:2014/03/29(土) 21:02 ID:Knw

フェアリィさん、リクエスト小説おそくなってしまいすみません。
余り書いたことの無いものだったので設定から考えがんばりました。
結局、ナツはよっていたのでしょうか?

942:ウイ:2014/03/29(土) 21:58 ID:pD.

こんにちわ!
入って言いですかー?
ちなみにスレ開いてんので、きてください、

荒らしじゃないですよ!!、
本当に違うから!!!

943:リト:2014/03/29(土) 23:15 ID:keA

おぉ!ウイさんはじめまして♪
私はリトっていいます!小説(駄作)はたま〜〜〜に書いてます。
よろしくお願いします☆

944:ウイ:2014/03/30(日) 07:00 ID:pD.

すいません!
昨日寝ちゃって(>_<)
よろしくお願いします!!

945:フェアリィ:2014/03/30(日) 09:54 ID:wu.

ウイさんよろしくです!荒しじゃなくて安心しましたぁ☆私はナツルー大好きでもうそろそろで中2になります!


マリー、リクエストに応えてくれてありがとう。でも、同じの別サイトで読んだんだけど…?もしかしてそのサイトのも、マリーが書いてたのかなっ?
(>∀<)

946:フェアリィ:2014/03/30(日) 09:59 ID:wu.

会話文のみ



ナ「変態!!」
グ「燃えカス!!」
ナ「変態!!」
グ「単細胞!!」
ナ「変態!!」
グ「クソ炎!!」
ナ「変た… グ「オイッ!!!」
ナ「何だよ!」
グ「何だよってお前、さっきから変態しか言ってねぇじゃねぇかよ!!」
ナ「今違うの言おうとしたんだよ!」
グ「言ってみろよ?」








ナ「変態かき氷!!」







グ「変わんねーよ!!!!」







ル「結局悪口なのにそこはいいのね。」
ハ「あい。普通何言っても怒ります」




ナツルーでもないね。

947:フェアリィ:2014/03/30(日) 10:32 ID:wu.

今とてつもなく会話文のみにハマリ!




ル「ほんっと懲りないわね!」
ナ「…すみません。」
ハ「あい!またルーシィの服を燃やしちゃうなんてね!」
ル「ってかナツのこの毛布固い!」
ナ「んじゃオレの服着るか?」
ハ「どぅえきてぇるぅ!」
ル「いっ、いいわよ!」
ナ「かてぇんだろ?」
ル「いいですっ!!!」
ナ「…お、おう。」
ハ「ルーシィ、そんなにナツの服着たくないの?」
ル「そういう、訳じゃないの。」
ナ「…いーよ、別に…。」
ル「ガッ…ガチで落ち込まないでよ!」





ちょっぴりナツルー?

948:由井:2014/03/30(日) 10:36 ID:4Bw

ウイさん、ハジメマシテー
小5の腐りかけ女子でーす。
呼びタメOKなんでそこんとこヨロ

949:由井:2014/03/31(月) 20:10 ID:4Bw

誰も居ないの?
じゃ、誰かいるかも知れないが長編書こうと思っていたんだが止める!
今からいいとも見てくる!
最初から感動して泣いてしまった!
我としたことが…
とか、言いながら現在テレビ前にて号泣してる。
親は居ない!
どっか行っちゃった!

950:ウイ:2014/04/01(火) 14:21 ID:pD.

ひさしぶりにきました!

だれかいるー??

951:ゴーシュ:2014/04/01(火) 17:43 ID:6eM

次スレ立てておきました。
URL→https://ha10.net/test/read.cgi/ss/1396341586/l5

952:ゴーシュ:2014/04/01(火) 19:32 ID:6eM

…誰もいらっしゃらないのでしょうか?

953:フェアリィ:2014/04/01(火) 20:45 ID:wu.

ゴーシュ先輩!新しいスレもここと同じようにお気に入り登録しときました♪確かに前より勢い?がないですよね…。皆忙しいのかな?私は最近カラオケ三昧で…ww
でもまだまだナツルー愛は煮えたぎっていますので!!!

954:フェアリィ:2014/04/01(火) 21:07 ID:wu.

『密室』



ミラ「ナツ、ルーシィ、ちょっと手伝って欲しい事があるんだけど♪」
ある日、ギルドのカウンターにいたナツとルーシィに、ミラが声をかけた。
ミラ「物置の整理をしてほしいの。」
ナツ「えーめんどく「頼んだわね♪ 」
黒い笑みに秘められた威圧にはナツも対抗できなかった。ルーシィはそれを見てすぐさまうなづいた。
ルーシィ「ミ、ミラさんあたし達に任せて下さいよ!ね、ナツ!」
ナツ「え、オレは」
ミラ「そっかぁ!助かるわー!」



ミラはルーシィ達を連れ物置まで来た。
ルーシィ「うあ…結構散らかってますね…。」
ナツ「うげー。めんどくせぇな。」
ミラ「さ、早く始めてねー」


あろうことかミラはドンッとナツ達の背中を押し、無理矢理物置の中へ…。
ルーシィ「うわわっ!」
ナツ「んぐ!?」



驚いて振り向いたナツはミラに何かを飲まされた。そして急に暗くなったと思ったら…




ーガチャン



ルーシィ「…へ?」







外からーーーーーー鍵がかけられた。







ミラ「後は任せたわよっ♪」
遠ざかっていく足音。


ルーシィ「ミ、ミラさぁぁん!??」



ナツ「………。」




物置の中は薄暗く、あまりよく見えない。当然窓もないので完全な密室…。






ルーシィ「ってかアンタ、さっきミラさんに何か飲まされて…………」
ルーシィが言い終わる前に、
ルーシィ「ちょっ…!?」
ナツに押し倒された。何度も言うが薄暗い密室で。





ルーシィ「ちょ、え、ナツ!?」

ナツ「ルーシィ………♪♪」
どかそうと足掻くルーシィだがもちろんナツに力が叶うはずもなく。しかも両手首とも押さえられている。
ルーシィ「いや、アンタ変よ!?」
ナツ「可愛いなぁ〜ルーシィ♪」
ルーシィ「ぅえ!?ナ、ナ…///////」
ナツ「可愛い可愛い♪♪♪」
ルーシィは勘づいた。ミラの仕業だと……。
ルーシィ「ナ、ナツ!や、やめ/////」
ナツはルーシィの頬をペロリと舐めた。
ルーシィ「ひゃうあ!?」
ナツ「ルーシィ〜可愛いぞ〜♪食べていいか?」







ルーシィ「……ミラさんの…………………馬鹿ぁぁぁ!!!!」




密室に惚れ薬?的なのを飲ませたナツとルーシィを入れたらこうなるっしょ?

955:& ◆C6:2014/04/01(火) 22:35 ID:6eM

カラオケですか、いいですねぇ
私は最近塾三昧ですよ(x_x;)

というかミラさんはどこでそんなものを仕入れるのやら…

956:フェアリィ:2014/04/01(火) 23:32 ID:wu.

先輩…ミラの力があればこんなもん何処からでも手に入るんですよ♪
私ももう中2になりますし…勉強頑張らないとなぁ………

957:フェアリィ:2014/04/02(水) 10:05 ID:wu.

目の前に、動かないお前がいる。









いつものようにふざけてみても、からかってみても、何も言わない。






頼むから、目を開けていつもみたいにオレに笑いながら怒って、笑いかけてくれよ。なぁ?









いつもの、ようにーーーーーーー。










ナツ「うああああ!!!!!!!?」




オレは飛び起きた。ゆ、夢…?ってアレ?ここ…オレの家じゃ、ねぇ?





ルーシィ「よかったぁ!心配したんだからねっ!!」
ナツ「!!ルーシィ!!」
オレはルーシィを思いっきり抱きしめた。いる!ルーシィがいる!あれは夢だったみたいだけど、よかった…。




ルーシィ「ナツ!?ちょ、何なのっ/////」
ナツ「ルーシィが無事でよかった!!」
ルーシィ「はぁ?それあたしの台詞なんですけど!意識不明だったのアンタでしょ!」


…え?オレが意識不明?
よく周りを見渡せばここはギルドの医務室。あれ?オレ何でーーーーーーー。

グレイ「お前、覚えてないのかよ?」
ナツ「…おう。ってかいつの間にいたんだお前ら。」
言えねぇけどルーシィ以外目に入ってなかった…。///
エルザ「お前が目を覚ます前からずっといたんだが。ルーシィしか目に入っていなかったのだな?ふふふ。」
ぐっ…!エルザにはお見通しってやつか?
ハッピー「どぅえきてぇるぅぅ!」
医務室を飛び回るハッピー。今だにオレの腕の中にいるルーシィ。顔赤ぇな。立ってオレらを見るグレイとエルザ。仮設の台所にはポーリュシカのばっちゃんとウェンディとシャルル。
ナツ「んで、何でオレは意識不明になったんだ?」
エルザ「私達で仕事に行ったのは覚えているか?ナツ。」
ナツ「…?」
仕事?んなの行ったか?
グレイ「そっから記憶がねぇのか…。オレらはハルジオン近くの森に住むガーゴイルって呼ばれる魔物討伐の仕事に行ったんだ。」
ルーシィ「そ、それでアンタが調子に乗ってまとめて倒そうとした時に、」
ハッピー「バッコーン!です。」
エルザ「お前が隙をつかれてやられた、という訳だ。」
ナツ「マジかよ…。」
スタスタとばっちゃんが歩いてきた。
ポーリュシカ「急に目を覚ますとはね…記憶が一部ないのも気がかりだが。目を覚ました時、叫んでいたね?何か夢を見ていたのかい?」
夢ーーーーーーー。自然とルーシィを抱きしめる腕に力が入る。
ルーシィ「///ナ、ナツ?いつまでこれ…っ!」
ナツ「…ルーシィが、動かなくなる、夢だった。
ルーシィ「…え?」
エルザ「…。」
ポー「…よくはわからないけど、自分が死の境界線をさ迷う時は大切な人の死ぬ夢を見る事もあるようだね。」
ナツ「!?オレ、死ぬとこだったのかよ!?」
ルーシィ「…ってか、たたた大切な人って///////」
オレは背けられたルーシィの顔を覗きこんだ。
ナツ「…いなくなんないよな?」
ルーシィ「…なんないわよっ!ってか、ち、ち、近っ…////////////」
グレイ「オイオイ、イチャつくならオレらが出てってからにしてくれよ。」
シャルル「そうよっ!ウェンディもいるんだからね!!」
いつの間にかオレとルーシィがいるベッドを囲んでいる輪に加わっていたウェンディとシャルル。
エルザ「…ふふ。では、私達は外に行こう。邪魔なようだしな。」






何かよくわかんないことを言いながら皆が出ていく。ルーシィはさっきから下向いてオレの顔見ようとしねーし。
ナツ「ルーシィ?」
ルーシィ「…///////はい?」
はいって!おま…っ…可愛い、な…。って!オレは何を!!
ナツ「オレ……っ/////」
ルーシィ「ななな、何よっ///」
ど、どうしよう、オレ、急にこーゆーの意識しちまうと、何か…何か…。
ナツ「…ル、ルーシィが…好きだ。」
うおあああああ!??言っちまったああああああ!!!!!
ルーシィ「…ナ…………っ////」
うお、急に顔上げるなよぅ!
ルーシィ「あたしも、大好きっ/////」
オレが腕の力を緩めた瞬間、ルーシィがオレの背中にぎゅーって腕を回してきた。それ、ははは反則だろー!!
ナツ「ルー、シィ、オレ、ヤバイかも…………。/////」
ルーシィ「ぅえ!?あっちょっと!!」
め、目眩が…オレはルーシィの方に倒れた。





グレイ「オイ、ついに言ったぞ!」
エルザ「おおおおお…」
ハッピー「くふふふふ!」
ウェンディ「ナナ、ナツさん、押し倒しちゃいましたよぅ!?///」
シャルル「あんたが赤くなってどうするのよ?」




覗いてた皆でした☆

958:フェアリィ:2014/04/02(水) 11:47 ID:wu.

☆さっきのオマケ☆




ナツ ルーシィ「////////////」



医務室のベッドの上でルーシィに抱きしめられながら押し倒す形で倒れているナツ。二人とも動かず見つめ合い、硬直していた。






グレイ「…オイ、いつまでやってんだ、アレ…。」
エルザ「両者とも動かないな。」
ウェンディ「…私、ちょっと何か飲んできますっ!」
シャルル「私も。バカッブルに付き合ってられないわ。」
医務室のドアから覗いていたグレイ、エルザ、ウェンディ、シャルル。ウェンディ達はカウンターの方に戻っていった。グレイとエルザはまだ戻る気は無いようだ。





ナツ「…ルーシィ。///」
ルーシィ「な、何?///」
ナツは体勢を変えずにルーシィとの距離を詰めた。
ルーシィ「わ、ちよ、えっ近っ!」
ナツ「…ルーシィ。」
ナツはルーシィの頬に軽く、本当に軽く、キスをした。
ルーシィ「はわわわわ////」
ナツ「…んだよその声…可愛いな。」
ルーシィ「…っ!!何よっ!普段は色気ねぇとか言うくせにっ!」
ナツ「…色気はない。可愛いだけだ。……まだ、口にはできねぇな/////」
ルーシィ「…………///////」




オマケ終わり!

959:フェアリィ:2014/04/02(水) 13:37 ID:wu.

ネタがないから会話文のみ





ナツ「ルーシィって好きな奴いんのか?」
ルーシィ「はぁ?何よ急に!」
ナツ「いねぇの?」
ルーシィ「…いっ、一応いるわよっ」
ナツ「誰?」
ルーシィ「………当ててみてよ?」
ナツ「えー?ヒントは?」
ルーシィ「…いつも喧嘩してて、」
ナツ「うん」
ルーシィ「…頼れる奴。」
ナツ「…!!わかったぞっ」
ルーシィ「…! 誰??」
ナツ「グレイだろ!!」
ルーシィ「…じゃあいいわよそれで。」
ナツ「え!?違うのかっ!」
ルーシィ「いーですよーはいはいあたしはグレイが好きなのねー。」
ナツ「おいぃっ!誰なんだよぉ!!」
ルーシィ「……熱い人。」
ナツ「…熱、い?」
ルーシィ「さ、桜、色…。」
ナツ「……オッ…オレじゃねぇかぁぁぁぁぁっ!!!??//////////」
ルーシィ「気づくの遅いのよっ!バカ!!//////////」





鈍感ナツ君でしたぁ♪

960:フェアリィ:2014/04/02(水) 18:04 ID:wu.

誰もいないのかぁ〜〜〜!
ネタをくれぇ〜!

961:理央:2014/04/02(水) 18:20 ID:pD.

きたよ!

962:フェアリィ:2014/04/02(水) 19:01 ID:wu.

理央〜♪何かリクくれ!

963:ゴーシュ:2014/04/02(水) 20:44 ID:6eM

https://www.youtube.com/watch?v=1LJpVZtyJZY&list=WLizId_5zHafm8jTYZwEb6wH8BJpwNdhm1

私上のURLの音楽大好きなんです。いかにもFTで流れてそうな感じが…
よかったら聞いてみてください。

964:フェアリィ:2014/04/03(木) 09:36 ID:wu.

この日…。ギルドは大変な事になって
いた。




ギルドのカウンターに突っ伏すナツとルーシィ、そしてグレイ、エルザ、ミラ、ハッピーがそれを立って見ている。
ミラ「どうしちゃったのかしら?」
ミラだけが笑みを浮かべている。
グレイ「…ミラちゃんのせいだろ?」
エルザ「今日は何をしたんだ?」
ハッピー「あい。」
ミラ「えっと…私はただカナからもらったお酒を飲ませただけで…♪」
エルザ「酒だと!?こいつらはまだ未成年だぞ?ナツはよくわからんが。」
今だにピクリとも動かないナツとルーシィ。
グレイ「本当にただの酒か?」
ミラ「…2種類くらい混ぜてみたの♪」
エルザ「ミッ…」
エルザが何か言おうとした時、ナツとルーシィが起き上がった。
ナツ「………。」
ルーシィ「………。」
グレイ「うお!?」
ナツ「オレ達結婚します!」
ルーシィ「あたし達結婚します!」









「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」







ナツもルーシィも顔が赤く、目はトロンとしていた。酔っているのだろう。
ミラ「あらぁ。おめでとう!」
ルーシィ「ありがとうございます!」
グレイ「ちょ、ルーシィお前、酔ってんだよな?」
ナツ「オイ変態野郎!オレ様のルーシィに色目使うんじゃねー!」
グレイ「オレ様って何だ!!お前は酔ってんな!!ぜってぇ!」
ルーシィ「ナツゥ〜あたしの為に喧嘩しちゃだ〜め☆」
エルザ「……ル、ルーシィも酔っているな。き、気持ち悪い、ぞ…。」
グレイに掴みかかろうとしていたナツはルーシィに向きなおった。
ナツ「ルーシィがそう言うなら許してやるぞよ!」
ミラ「ぞっ…ぞよって!!あははは!」
ミラ以外は苦笑いである。
ハッピー「き、気持ち悪いよ。」
ナツ「ァア?何だとブッピー!!!」
グレイ「プッ!?プッピーって何だよ!ははははははっ!!!」
ルーシィ「めっ!!ダメでしょグレイ!」
ナツ「ルーシィ!グレイにくっつきすぎだろ!こっち来いよ!」
グレイからルーシィを引き離すべく、ナツがルーシィを引き寄せた。
ルーシィ「ナツ〜♪」
ルーシィが顔を近づけるとナツとキスをした。
「!!!?」
ナツ達は次々と場所を変えてキスをしていく。口の次は互いの首、耳朶、目尻、鼻………。
エルザ グレイ「…/////」
ナツ達は恥じる様子もなく、ギャラリーだけが火照っている。
ナツがルーシィを押し倒そうとした。
ミラ「あらあら。これはここではマズイわね。」
ルーシィ「家に行こうよぉナツ♪」
ナツ「ルーシィん家だな♪」
駆け出す二人。ギャラリーはただ二人の背中を見ていた………。

965:黒猫 natsuluー:2014/04/03(木) 18:17 ID:QBc

皆さん、お久*\(^o^)/*
リアが忙しくてこっちこれませんでしたm(__)m
誰こいつ?ってかたすんません(´Д` )
では、小説を。
あ、一応学パロだよ!


「ねぇ、ナツ。あたしね、思ったことがあるんだけど。」

「ん?何だ?」

「あのね、どうしてみんなあたしについてくるのかなぁ~て。
なんかいたるところに見慣れた人が必ずいるんだよね。可笑しいなぁ~。」

そこで、ナツは思った。
それは、ルーシィが可愛いからだろ、と。
だが、あえて声に出さない。
・・・つか、それ。ストーカー行為じゃねぇか!
誰だ?そんなことやってる奴。
今度見つけたらぶっ倒してやる!
ナツはそう、強く決心した。

「で、ナツ。何でかな?」

「さ、さぁな~。わかんねぇなぁ~。き、気のせいじゃねぇのか?」

「そっか!」

誤魔化しが効かないような誤魔化し方でも納得するルーシィに、ナツは不思議に思う。
てか、ストーカー行為までされてもわかんねぇってどんだけ鈍いんだよ。
無防備すぎるんだよルーシィは。
ナツはそう思いつつも、絶対ルーシィを守りきる!とも決心した。

END

966:由井:2014/04/03(木) 22:10 ID:4Bw

お久しぶり〜!
最近、リアで色々あって黒猫ちゃん同じくこれませんでしたっ!((キリッ
だってさ…公文のお友だちがさ〜引っ越すらしくて〜色々一人の家に止まって五人近くで色々やってた!
今日お別れ会だったんだけど最初から号泣してた人でっす!((キリッ
本当に感動した一日でちたまる
てなわけで久々にこっちに来ました〜














それだけ

967:舞城りん:2018/10/20(土) 07:51 ID:Nns

ナツルー小説です♪

ナ「ルーシィ♪」

ル「ナツー♪」

グ「なあエルザ。」

エ「言いたいことは分かる。」

グ,エ「なぜあの2人は酔っているのだ!」

ハ「カナが2人に無理矢理お酒を飲ましたみたい。」

ナ「ルーシィ♪」スリスリ

ル「ナツー♪」スリスリ

ナツとルーシィは頬をくっ付け,スリスリしていた。

ナ「ルーシィ♪キスしよ〜ぜ♪」

ル「いいよ〜♪」

チュッ

グ,エ「お前らイチャイチャするなら,家でやれ!」

ミ「うふふ♪」




終わり


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