フェアリーテイルナツルーグレルー恋愛小説7

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1:みさ:2015/11/26(木) 16:07 ID:IRo


ルール

・楽しく小説を書く!

・荒らしは厳禁!


 LET'S START!

102:林檎:2015/12/15(火) 19:11 ID:4Do

ルーシィが気絶した。そして、過去にさかのぼる。

「ウェンドーラ!あーそぼ!」
ここは大きな樹の中にある空間。その空間の中でルーシィと風竜王のドラゴン ウェンドーラがいた。
「ルーシィ…咆哮はモノにできたのか?」
「うっ…できて…ないけど…」
「できてないなら、俺とは遊べない。」
「何でぇぇーーー!!!!」
ルーシィは頬を膨らませながら咆哮をぶっ放した。これにはウェンドーラもビックリ。ルーシィもビックリ。
「できた…!できたよ!ウェンドーラ!だから遊ぼう!」
ウェンドーラもこれには負け、遊ぶ事になった…

やがて、時が経ち777年7月6日になった。ウェンドーラはルーシィにこう告げた。
「ルーシィ…お前の力は強力すぎる…お前の力は人を守る事もできるが、人を殺す事もできる。だから俺がお前の力を封印する。」
「滅竜魔法…使えなくなっちゃうの?」
「それは違う。記憶が戻れば使える。」
ウェンドーラは人間の姿になると、ルーシィを抱き締めた。
「お前を…ルーシィを愛している。それは今も昔も未来も変わらない。」
「あたしも!ウェンドーラ、大好き!」
そして、777年7月7日風竜王のドラゴン ウェンドーラは姿を消した。
続く

103:林檎:2015/12/15(火) 19:16 ID:4Do

ウェンドーラは人間の姿になれるよ!変身魔法みたいな感じで!

髪の毛は翡翠色。目の色は蒼色。顔はイケメン♡ジェラールみたいな感じ!ルーシィを愛しているって言ったけど、家族愛みたいな感じね!ルーシィもそうだよー!

104:みさ:2015/12/15(火) 19:35 ID:IRo


「グレイ、どうしたの?」

グレイは何も話さない。ただ、黙って下を向いていた。

ふと、グレイが顔を上げると、その目からは生気が失われていた。

「誰だ?」

ルーシィはその言葉が信じられなかった。信じたくなかった。
大好きなグレイで、大好きなグレイの顔で、大好きなグレイの声で、そんな言葉なんか聞きたくなかった。


「なんで?なんでなんで?」


なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで、なんで…。

どうしてこうなってしまったの?何が原因なの?


そういえば、グレイは何を言おうとしてたんだろう。

だ、い、す…。



大好き。



ルーシィは泣いた。来る日も来る日も泣いた。
そんな時あることを聞いた。


「どこかに、なんでも願いをかなえてくれる人がいる」と。



おわり


駄作ですね、はい。知ってました。

105:みるくてぃ(むんむん):2015/12/15(火) 20:49 ID:BUI



なんか褒められる(?)と照れるな…))るーしぃ

駄作なんかじゃないよ!超泣けた!))みさ






「でさー、またお見合いお見合いって…うるさいわよーー!」

「おい、何酔っ払ってんだよ…」

「ルーシィ!飲み比べすっか?!」

「飲んでないわよ!」

かれこれ数時間が経った。遊んだり、食べたり。

この時間は3人にとって心から幸せと言える時間だった。

…のだが、ルーシィは疲れてきたのか我慢が効かなくなってきたのか。

急に酔っ払いのようになってしまった。当然、酒など飲んではいない。

「…そういえばさ、ナツはその好きな人とはどうなの?」

この食事会では様々なジャンルの話をする。やっぱりそこには恋愛話も入っているわけで。

いつもこうしてナツの恋愛にちょっかいをかけるのがルーシィとグレイの楽しみだったりする。

「は?え、あー…うん。時々喋ったりするくらいなんだよなー。…そいつ、好きなヤツいると思うし」

ナツは照れくさそうにはにかんだ。でもその顔は切なげだという事に幼馴染のグレイ、ルーシィが気づかないわけがない。

「そうなんだ…。でも諦めちゃダメ!まだまだ頑張ろうー、やっはー!」

「お前、マジでキツイんだけど…」

「そうかー?結構楽しくなってきたぞーー!!!」

テンションの高すぎる二人にグレイはギブ寸前。

「あー。もう駄目だこいつら…」

その時、魔空間ががたん、と揺れる。

「…っくそ、もう時間だ。ルーシィ、いくぞ」

「えー、やだー」

「えぇ〜ヤダァ〜⤴︎」

「……ルーシィの真似すんな。キモい」

グレイはバシッとナツの頭を叩く。

「とりあえず、見合いだ、見合い。」

先程、グレイがルーシィのことを『姫』そう呼ぶとルーシィの機嫌がすこぶる悪くなった。

この魔空間では、幼馴染としてのグレイに居て欲しい、そう思ったから。




ーーーーーーーーーーーー



本当にいいのね?もう、ニゲラレナイノヨ?

アナタはダイジョウブって言ったの。だから絶対ニガサナイ。

もがき苦しむアナタを見ていると アノ女 を………











殺したくなっちゃう



ーーーーーーーーーーーー

106:林檎:2015/12/15(火) 20:54 ID:4Do

ルーシィが気絶して、3日。ルーシィはやっと目を覚ました。そして、ルーシィは記憶を取り戻した。
「思い出した…!ウェンドーラ…!そうだ!トキ!!」
「ルーシィ!安静にしてなさい!」
動こうとするルーシィをミラが止める。
「ウェンディ!トキを呼んできて!」
「はい!ミラさん!」
ウェンディがトキを呼び、ついでにナツ、エルザ、グレイ、マカロフも付いてきた。
「トキ!旅に出るわよ!」
「ええ!?何で!?」
「!!!???」
ルーシィの突然の発言にみんなが驚く。
「ウェンドーラを…ウェンドーラを思い出したの!」
「待てルーシィ!ウェンドーラとは何じゃ。そして、旅に出るとはどういう事じゃぁ!」
マカロフを入り口を塞ぎながら言った。…小さいから跳び越せそうだか…
「ウェンドーラはあたしの親です!あたしは風竜の滅竜魔導士!」
みんなが驚いた。
続く

107:るーしぃ◆WHE:2015/12/15(火) 21:16 ID:ytI

うわぁぁぁ、なんか感動した……!!
終わり方で1番ぶわってきた…;ㅅ;
>>みさ

「えぇ〜ヤダァ〜⤴」 とか(笑)
なんかシリアス?っていうのかな?かっこいい感じだわ……!
>>むんむん

旅…!
いきなりの告白だもの皆驚くわな、旅出るのかな((o(。>ω<。)o))
>>林檎

108:蜜柑:2015/12/15(火) 22:02 ID:4Do

どーだろねー!るいーじ!笑笑

「風竜の…滅竜魔導士…!」
マカロフは信じられないといった顔だ。それもそうだろう。最強チームでも、実力は下の方。そんな子が風竜の滅竜魔導士。
「ウェンドーラを探しに行きたい!」
「ならば…試練を与える。」
マカロフが考えた試練とは
「エルザを倒す事じゃ!エルザを倒せば、S級魔導士として旅に出る事を許す!」
「…分かりました。エルザは?」
「いいだろう。本気でかかってこい!」
続く

109:林檎:2015/12/15(火) 22:02 ID:4Do

蜜柑は私でーす!

110:るーしぃ◆WHE:2015/12/15(火) 22:41 ID:ytI

ちょっとるいーじやめい(笑)
( ゚∀゚)ウヒョー!!エルザさんとルーちゃんかー、なんかすごい戦いになりそうだなーカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ

111:みるくてぃ(むんむん):2015/12/16(水) 21:44 ID:BUI

ふっ…こんなの……………私の愛するルーシィが勝つに決まっている。))林檎

たしかに!るーしぃ、同感!この無限ループが想像される…。そう考えると涙が………。
……あれ?なんかカゲロウデイズ思い出してきた。))みさ







「お父様、帰りましたわよ」

「おぉ、ルーシィか。早速、見合いだ。早く客間に行け」

「分かっていますわ」

会話のない親子。父はルーシィを愛しているのか分からない。

ルーシィも、愛をくれない父を嫌っている。



不安になる時、感情が不安定な時、辛い時、嫌なことがあった時…

決まってルーシィは左耳に着く紺宝石で出来た綺麗なピアスを触る。

ピアスは天使の羽の形をしている。



感情が高ぶる時、楽しい時、騒ぎたい時

決まってルーシィは右耳に着く紅氷石で出来た、艶めかしく光るピアスを触る。

ピアスは悪魔の羽の形をしている。



今触るのは左耳のピアス。このピアスにはルーシィの母、レイラの霊片が入っている。

「ママ…」

父のいる部屋を出たルーシィはぽつりと呟く。

「ねぇ、ママ。グレイは、止めてくれるかな?」

もし。あたしが結婚するよって、言ったら、グレイは止めてくれるのだろうか。

ナツには、もう会えなくなってしまうのだろうか。

「そんなの、辛いよ…」

ルーシィは一筋の涙を流した。



キラリ



その時、紅氷石で出来たピアスはキラリと光った。







今回の小説は特殊なので、質問があれば聞きます!
例えば……『紅氷石って何ですか?何色なんですか?』……など。
紺宝石は透明に近い金色、紅氷石は黒に近い紅です。二つとも冥界の『石』セキ。
こっちでいう宝石、鉱石です。

読み
紅氷石……ベニヒョウセキ
紺宝石……コンホウセキ

112:みるくてぃ(むんむん):2015/12/16(水) 21:59 ID:BUI

可笑しい。

「ふんふふ〜ん♪」

ルーシィの様子が、可笑しい。

「あの人は、何処かしら?」

いつもとは違う口調に、声。

少し低めの声になっている。

「ここに居ましたか、姫」

「あ、いた♪」

スキップ…とまではいかないが今にも跳ねそうなルーシィの元にグレイがやってきた。

「…、どうしましたか、姫?」

明らかに様子の可笑しいルーシィ。そんなルーシィにすぐグレイは気付く。

「もう、無理。耐えられない…」

グレイは少し固まるがルーシィの行動によって意識は取り戻される。

「ルーシィっ?!」

ガバッと、急にルーシィが抱きついてきたのだ。

「ねぇ、もう無理。狂っちゃったの。」

ルーシィはグレイから顔だけを離し、グレイの前に顔を移動させた。

「ふふふっ」

そこでグレイははっと気付く。

「お前っ、目……」

いつもの紺宝石と同じ色は何処へやら。

左目は紺宝石の金が残っている…が、黒に侵食されている。

右目は完全に闇紅色。虚ろといってもいい。

「ん、なぁに?………そんなこと、どうでもいい。君が悪いんだよ?こんなに僕をクルワセルから」

グレイの背中にゾクッと震えが走る。

「ルーシィ、どうしたんだよ…」


パチッ


辺りの景色が変わった。ここは…地下牢だろうか。

鉄格子の中にグレイとルーシィは居た。

グレイは手錠をつけられ、しゃがんだ状態。

手錠の鎖が短くて立ち上がれないのだ。

「もう、ハナサナイ」

ルーシィはグレイの顎をクイっと持ち上げて額にキスをする。

「…ふふ。絶望に満ちた顔がまたイイノ」

ルーシィはそう言い残して出て行く。

キーッと耳をつんざくような音がグレイの周りを浮遊したーーーー

113:めいびす:2015/12/16(水) 22:04 ID:lis

わーわーなんか沢山ありすぎて感想が追いつかないー



振り向いた先は、淡く光を放つ人が立っていた。髪は白く輝き、目は金色に煌めいている。
…どちらかというと、巫女さんの姿だ。

???『…』
ルーシィ「えーっと…ここの、巫女さんですか?」

巫女さんらしき人は、一言も発しない。ただ、揺れるように立ち、こちらを鋭い目で見つめている。
やがて、口元が少し開くと、言葉を発した。

???『ーお主らはー…ここの者ではないな…』

その声は、口から、では無く、頭に響くように聞こえる。そして彼女は目を細め、口をほころばせた。



続…ルーシィ目線…



グレイ「…てm…貴方は誰ですか?」

暴言を発しそうになったグレイは、慌てて言い直す。
…もしかしたら、私と同じようにただならぬ気配を感じ取ったのだろう。

???『…クク…いつも通りに言葉を並べよ。我はそれで構わぬぞ。』

やけに上から目線の物言いだ。
グレイは少し顔をしかめると、もう一度テメーは誰だ、と聞いた。
彼女はさらに笑みを深めると、目を見張ることを口にした。

???『我はこの地を収める者。神だ。長い間信仰されておる。ーーあとー主。』

その人はどこからともなく扇を取り出すと、閉じたまま私を指した。
あたし?と自分自身を指差すと、神様は微笑みながら頷く。

神様『主は先程彼女、と頭で思うとったが…我には性別はない…。どちらかといえば、男と認識して欲しいものだ。』

ーーえっ?
頭で思ったことを読まれてる?
神様なのだから、読めて当然なのかもしれないが、まずあたし達の目の前に神様が姿を現してくださった事がまだ信じられなくて、頭がごちゃごちゃしている。
とりあえず、あたしは頷いた。
“さてー”と神様は話を始める。

神『まず。お主らは遭難し、ここへ運ばれてきた。ーーこれは、間違いないか?』

急にこれまで記憶を読まれて、驚いてグレイの方を見ると、あたしと同じような反応をしていた。
神様は話を続ける。

神『我はその出来事と、お主らに興味が湧いた。ーー妖精の尻尾の藩の元へ、我の力で返してやっても良い。』
グレイ・ルーシィ「「ーーッ本当!?」か!?」

あたし達は同時に叫んだ。
二人とも仲間ーーいや、妖精の尻尾にとっては、家族。
家族が待つ家へ帰りたいと思うのは同じだ。

神『クク…乗る気満々だのう。けども…一つ、条件がある。』

ーー条件?
条件って何だろう。お金だろうか?それとも…身とか?
心の中に墨汁が垂れたように、不安がじわじわ湧いてくる。
それを読んだのだろうか。神様はあたしを見ると、ふっと笑い、“安心なさい”と言った。

神『主が姫だった時に要求されたようなものとは違うから、安心せい…。我が出す条件はーーこの神社を綺麗にする為。しばし、神隠しにあってくれんかのう?』

ーーえ?
ーー神隠し?
神隠しにあった者は、皆数日経って帰ってきたり、その間のことは覚えてなかったりする。
それはかわら版にも、よく記載されていた。

神『江戸や京のような神隠しではない。ただ、一時的に我に協力して欲しいのだ。』

それはつまりーー記憶も無くさず、日にちもすごく過ぎるとかではない、と言うことなのだろうか…。
そう思い神様を見ていると、目が合い、ふっと笑った。きっと、そういうことなのだろう。

ーーそうして、その条件をのむ事にしたあたし達は、しばし神様の元で働き、お世話になるこになる。
…後に思えば、あたしとグレイの歯車は、この時から形が変わってしまったのだろう。

114:るーしぃ◆WHE:2015/12/16(水) 22:53 ID:lsE

むんむん>>
カゲロウデイズな!俺も思い浮かべたわー、無限ループってこわいなぁ……
壊れたルーシィとかるーしぃ得やわ(笑)そういうネタ好きやねん、

めいびす>>
うわすげぇ、深いわ……、
文章の書き方好きやわーー!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

115:めいびす:2015/12/16(水) 22:55 ID:lis

るーしぃありがとー(≧∇≦)
早く進めたいけど時間なくて…寝てるからw

116:るーしぃ◆WHE:2015/12/16(水) 23:02 ID:lsE

(o^o^)o ウンウン♪
楽しみにしてるね!

117:林檎:2015/12/17(木) 16:12 ID:4Do

みるくてぃ…分かんないよ…トラブルとかあるじゃん…?o(^_-)O

118:みるくてぃ(むんむん):2015/12/17(木) 19:14 ID:BUI

あれからどのくらいが経ったのだろう。

ルーシィは『聖』と書かれる門の前に。

「…あはは、グレイの手錠を外す方法が分からなくなるとはね…」

天の助け、ね…。

ーーーーーーーーーーーーー


監禁生活、二日目。

「ふふ…グレイ、今日は右腕を切ってみよっか♪」

ルーシィはハサミを取り出して俺に微笑みかけた。

これが毎日続くのか…。それで、ルーシィが喜ぶなら、なんでも差し出すことができる。

そんな俺って、馬鹿だよな。

「さ、いくわよ……………」

いっ、

右腕に激痛が走る。

「ぐぁっ……」

この時の顔はどんなんだったんだろう。ルーシィは俺の顔を見て口を歪ませた。

「あはっ、それよ、それ。その顔なの…!」

そんな生活が続いた日、ルーシィはぱたりと、ここに来るのを止めた。


ーーーーーーーーーーーー



「ねぇ、あたしはルーシィ。あたしは神巫女なのでしょう?はやく、入れて!」

聖門に叫ぶルーシィの目は、以前のような暗闇の色ではない。

「んあっ?!…」

ルーシィの服が光り出したと思えばつぎは…

「何、これっ…」

花魁のような着物に。

「そうだ、これが…これが、あたしの、素の姿…」

ルーシィは記憶を蘇らせた。グレイを傷つけて取り戻した記憶よりも鮮明に。

「…パパの封印が、解かれたの…??」

以前、レイラが死んでから。ルーシィの父はルーシィに愛を向けなくなった。

代わりに与えるのは蔑み、軽蔑の眼差し、罵声…など。

ルーシィはレイラが好きで、その頃もレイラと同じような服をきていた。

そんな姿を気に入らなかったルーシィの父はルーシィの『性』を封印。『憶』を消去した。

グレイを弄んでいた時、少しの記憶が頭に混入してきた。

その時に思い出す記憶はひとつまみ程だったのに………




「あちきは、神巫女と、悪魔のハーフ…。」



「神子姫と、魔姫の称号をもつであらんす」






…今、絶対の死徒が覚醒するーーーーーー

119:もち:2015/12/17(木) 19:40 ID:tc2

るーしぃちゃん»はい!!ぜひタメ口で!お願い!!るーちゃん!!よろしく!!
みんな小説上手いね〜(„´∀`„)私なんて…シクシク…気にしてはいるけど泣いてないのダ!
私、こういうウザい性格なんですよね〜 ←直す気ゼロww
よし、かくか〜

120:もち:2015/12/17(木) 20:16 ID:tc2

ルーシィ目線 かなぁ
ミーケ「打ち合わせなんだけど、カップルみたいな雰囲気で〜ここをまわってって欲しいんだ〜♪」
カップル……?えぇ!?青春要素無くない!?え〜と、こんなのジュビアにバレたら…
(ジュビア「ちょっと、ルーシィさん…どういうことですか!?なぜグレイ様と、遊園地デート…!?恋敵……!!
ウォーターネブラ!!」ザァァ−!! ル「きゃあああ!!」)みたいなことになりかねないじゃない!!
グ「ルーシィほら撮影開始だとよ…!」 ル「え?あ、うん!!」
カップル……… ギュ  ル「え?」グレイが…手を握ってきた…?何か冷たくて、気持ち良い…
グ「ッどうしたんだよ…?えっと、その、これか?カ、カップルってのはこういうこと、するんだろ…」
ル「あ、そういえばそうね…!ほ、ほら楽しまない??あ!あたし、あれ乗りたいな〜!!」
グ「よし、行くか!」スタスタ
ウィーンガコン ル「キャアアアァア!!!」グ「うあああああああ!!!」←ジェットコースターです
ル「ッ、はあッ、はあ……楽しかったぁ!!」グ「楽しかったな…(若干怖かった……)次は何乗るんだ?」
ん〜、どうしようかな……そうだ!!「ねぇ、グレイ、あんたは何乗りたいの?」
グ「そうだな…魔道四輪のあれとかだな」ル「ゴーカートね、行きましょ!!」
3、2、1、Go!!  グ「へへッ、おっ先〜!!ブオーーン!!」 ル「あ!?こんのぉー!待てぇ〜〜!!」ブオーーン!!
飛ばして
ル「負けたぁ……」グ「ま、当たり前ってトコだな!!」

続く

121:めいびす:2015/12/17(木) 21:19 ID:lis

もう次の設定が思いついて行ってる私です。
…( ′・ω・`)



神『水は組んできたか?』
グレイ「これで…っ!いいんだろ!?」

ずし、と思い音が地面から響く。
桶からぴちゃ、と水がはねる。

神『クク…なかなか力があるようじゃのう。では…金。雑巾を頼んだ。』
ルーシィ「は、はい!」

ルーシィは雑巾を桶の中に浸して、絞る。

神『お前は掃き掃除をしてきてくれ』
グレイ「へーへー。」

グレイは竹箒を手に境内へ歩みを進める。

神『飲み込みが早くて助かるのう…』

これなら神隠しも短い期間かの…と呟いたことは、水の音と箒を掃く音で2人には届かなかった。


続…グレイ目線



グレイ「普通に巫女さんがやりそうな仕事ばっかじゃねぇか…」

ザッザッ、と音を立てながら落ち葉を掃く。
枝やら石やら何やらも混ざっているが…
しかし、何故巫女さんや神主さんがいないのだろうか。
神様だって長い間信仰されてるとか言ってたし…一人ぐらいいたっておかしくはない。
あの神様は不思議すぎる。

神『……ほーーーう?』
グレイ「ぬぅおわぁ!?」

真後ろに神様がいた。
いつの間にーーって、神様なんだから実体ないし気配ぐらい消せるか、と頭で納得するーーと。神様がその通り、と言わんばかりに頷いた。
…なんだか。
……なんだか!

グレイ「ずりーぞテメーばっかり心読みやがって!!」
神『…ほう?』

ーーつまり、我のように心が読みたいと?
その通り…なのか?つい口走ったけど…。
ってやべ。心読まれたか…?
そう思って神様のほうを見てみるけど、なにかを考え込んでいる。

神『…心が見えるのも、中々楽ではないが…』
グレイ「あ?」

ぼそり、と呟いたのか?いつもなら頭に直接…。
不思議に思い、神様を見つめてみる。
それに、口走ったことなどすぐに読まれてハハッ、と笑い飛ばされるはずだ。
ーーもしかして、今、心を読んでないのか?
…なんで…。
なんかあったのか…?
そう思っていると。

神『…試してみるのも、良さそうじゃの。』

そういった神様は、手を俺の目の前にかざすと。
ふぁん、と音がして、目の前が光りながらぼやけた。
それも一瞬の出来事だったが、なにやら体に違和感を覚えた。

グレイ「てめ…何をしたんだ?」
神『フフ…我と同じように、心が読めるようにしたのだ。まぁ、神隠しの間のみだが。』

ーーはぁ!?
急にんなことできんのかよ!
てか、それなら神様のこえも聞き取れるハズ…
と思ったら。
“我には心の声などないのじゃよ”といった。

神『まぁせいぜい、金の心でも読むといい。』

手を振りながら去っていく背中。
全名を呼ぶのは面倒じゃのう、とか言って、俺は氷、ルーシィは金と呼ばれている。
本当にアイツは変だ、と思いつつ、竹箒を握り直したーー



神『ふむ。今宵もお疲れ、そしてありがとう。また明日も頼むぞ。』
「「いただきます!」」

お互いの仕事がひと段落すると、神様は夕飯を用意してくれた。
こういう時は気が効ーーー

ルーシィ《こういう時は気が効くのよね〜。おいしそう♪》

!?
俺が頭で思ったこととルーシィが言ったことが同時に…
…?

ルーシィ《…んま♪遭難して美味しいもの食べられるとは思わなか…いけない。また神様に心読まれてるのかな…》

ルーシィは結構喋っているが、口は少しも空いていない。
…これが、心を読む…。
神様は、いつもこんな風に俺らの心を読んでたのか?
…ルーシィの、心の中を、こんな風に…。
…何か、心の中がもやもやしてきたぞ…。

俺を見て密かにニヤニヤしていた神の事を、俺は気づくはずもなかった…。



はい変な区切りー

122:めいびす:2015/12/17(木) 21:26 ID:lis

むんむん)む、むんむん深い…!!なんだそのすごい小説は!

もちさん)2人とも楽しそう( ´ ▽ ` )

123:もち:2015/12/18(金) 18:43 ID:tc2

続き グレイ目線 たぶん
ル「次はぁ、んっと〜、観覧車にしよ!!グレイ行こう!!」ギュ ちょ!?いま、ルーシィから、手… グ「うわッ!! おい!!ルーシィ!!引っ張んな!!」ルーシィの手、あったけー…って何でこんなにルーシィ、ハイテンションなんだよ……!ッ、着いた………
ル「フフッ、ほら、乗ろう!!ってきゃあ!!」ガシッ グ「気を付けろよな……!危なかったぞ…!」
ル「うん、ごめんね…」ウィーーンガコン  グ「動いたな…!」 ル「うわぁ、キレイだねグレイ…」クルッ
うっ!!ヤベー、もう、ムリだ…… グ「なぁ、ルーシィ……」 ル「何?グレ…」ドンッ グ「オレ、ルーシィのこと、好きだ…だから…オレと、付き合ってくれよ…」クイッ ル「グレ… チュッ んんっ!?(キ、キス!?)」
グ「プハァ ルーシィ、答えを聞かせてくれ…!」  ル「………ぃぃょ…いいよっ!グレイ、あたし、グレイの彼女になるわよっ!!」 グ「そうか…!よし…!オレがお前を幸せにするから…チュッ♡」
こうして、オレと、ルーシィは付き合うことになったんだ…!みんなからかってきたけどな…はぁ…
ル「グレ〜イ!!行こう!」ヤベ、これからデートだから、じゃあな!!
オワリ!

124:もち:2015/12/18(金) 18:45 ID:tc2

あー、めいびす!もちでお願い!タメ口でよろです!

125:めいびす:2015/12/18(金) 19:03 ID:lis

もっちゃんだね!←

126:林檎:2015/12/18(金) 19:24 ID:4Do

ここはマグノリア広場。今から風竜の滅竜魔導士ルーシィと、妖精女王エルザとのバトルが始まる。
「本気でこい、ルーシィ。」
「当たり前でしょ。」
両者落ち着いている。
「ルーシィVSエルザの試合を始める!始め!!」
審判マカロフの声とともに二人は動き出す。
「換装!飛翔の鎧!」
エルザはスピードに長けた飛翔の鎧に換装した。
「風竜の咆哮!」
ルーシィは風竜の咆哮で、エルザを飛ばそうとするが、エルザに先を読まれ避けられ、攻撃された。
「きゃぁ!」
「換装!明星の鎧!」
しかし、エルザは容赦しない。次々と換装して、とうとうルーシィのピアスを壊してしまった。トキはそれに気が付いた。トキは知っていた。ルーシィの全てを。
「エルザ!それ以上やっちゃダメだ!」
「どういう事!?トキ!」
隣にいたシャルルが問う。トキは額に汗を滲ませて
「ルーシィの力の封印が解けて…エルザが死ぬかもしれない…!!!!」
続く

127:林檎:2015/12/18(金) 21:22 ID:4Do

「どういう事!?トキ!エルザが死ぬなんて…!!!」
「ルーシィのピアスはルーシィの3/2の魔力を封印してるんだ!」
「そんな…!!!」
シャルルはトキが言っている事の重大さが分かった。ルーシィでは軽くやっただけでもエルザには物凄いダメージになるのだ。
「ふふふ…遅いわよ…エルザァ?」
「ダメだ!エルザ!伏せてぇ!!!」
ルーシィは風竜の翼撃でエルザを飛ばし、エルザを建物の壁へ突き飛ばした。エルザは戦闘不能。よって、ルーシィの勝利だ。
「エルザ、戦闘不能!この勝負、ルーシィの勝ちじゃぁ!」
続く

128:みるくてぃ(むんむん):2015/12/18(金) 23:44 ID:BUI

え、……え?勝つとは思ってたんだけど…ここまでとは。))りんご

もっちゃん))もっちゃんで良いのかな…?うちはその性格好きだよ〜!話すと楽しい感じだよね!





ガッシャーーーーーン

遠くで何かが壊れる音がする。

「あら?何事かしら…」

「レ、レイラ様ー!聖門が何者かによって破壊されました〜!」

美しい、おしとやかな女性の前に1人の兵士がやってきた。

兵士の口調からしてレイラ、と呼ばれた女性は偉い人なのだろう。

「そう…。では私が向かいましょう」

レイラは立ち上がり、兵士とともに消えた。



場は変わり聖門…があった元へ。

「侵入者めー!」
「何者だー!」
「このっ、悪魔め!」

1人の少女がたくさんの兵士と対戦。

…1人の少女はルーシィだ。

「『悪ナル手錠』の解錠方法を教えて貰いに来ただけでありんす」

「何者か、と聞いているんだ!答えろ!さもないと「解錠方法を教えなんし!!」」

ルーシィは怒鳴りつけた。しかし、奥に見えるレイラの姿に目を見開く。

「母、うえ…?」

「ルーシィなの……?」

「そ、そうでありんす……」

「そう、蘇ったのね…」

気まずい沈黙が流れるがその沈黙は何者かによって破かれる。

「レイラ〜?何処に居るのー?オイラを置いてくなんて酷いよぉ〜」

青い物が飛んでくる。その青い物には羽が生えているようだ。

「まぁ、ハッピー。戻りましょうか。…ルーシィ、貴方も来てちょうだい。解錠方法も教えてあげるわ」

「…了解でありんす」



「これからは門番、きちんとよろしくね」

レイラは振り返るとそれだけ伝えてまた消えたーーーーー

129:林檎:2015/12/19(土) 11:20 ID:4Do

「ルーシィのピアスが…元に戻ってる…」
ルーシィとエルザを治療した後、ミラは壊れたルーシィのピアスが元に戻っている事に気が付いた。
「おかしいわ…壊れたはずなのに…!」
するとルーシィは目を覚ました。
「あれ…?ミラさん、試合は…」
「終わったわよ。ルーシィの勝ちで。」
「そうですか…よかったぁ…ウェンドーラを探しに行ける…!」
(ルーシィの記憶が途中からない…!?どうなっているの?…何者かに取り憑かれて…あの力を出せるとか…???)
確かにルーシィはエルザに勝った。しかし、記憶ないとすれば一体誰が…?何の為にルーシィの記憶を…?
続く

130:林檎:2015/12/19(土) 11:42 ID:4Do

〜番外編〜

ルーシィ「これから、今書いてる話の〜〜編が終わると番外編をしようと思うの!」
ナツ「じゃあ、これはルーシィVSエルザ編終了番外だな!」
グレイ「ルーシィはスゲェな!」
ルーシィ「ま、まあ…それほどでも…///」
エルザ「ルーシィはスゴかったぞ。」
ナツ「けどよぉ、オレらはいつ出れるんだ?」
グレイ「そうだな。オレら今回出てないしな!」
ルーシィ「え?アンタ達、当分出ないんじゃないの?」
ナツ「は?」
グレイ「何言って…」
エルザ「これからはルーシィの旅編だからな。私達は出ないぞ!」
ナツ「え、待て。ルーシィ台本取ってくれ。」
ルーシィ「はい。」
グレイ「オレも見せろ。」

ルーシィの旅編演出人物
ルーシィ・トキ・スティング・ローグ・ユキノ

ナツ「何でスティング達は出れるんだよ!」
ルーシィ「しょうがないでしょ。あたし、セイバーに行くんだから。」
グレイ「マジかよ…」
エルザ「私達が出れなくても、ルーシィとは繋がっているからな!拳で!」
ナツ「それお前だけだよ。」
ルーシィ「…まあ、次回!ルーシィの旅編をお楽しみに!」

131:林檎:2015/12/19(土) 17:26 ID:4Do

ルーシィはマカロフの試練を乗り越え、S級魔導士になりトキと共に旅に出た。
「ルーシィ〜、どこに行くの?」
「セイバートゥースかな。」
「レクターがいるところ…^_^;」
「シャルルの事、狙われてるもんね〜」
ルーシィとトキは喋っていると、あっという間にセイバートゥースに着いた。
「こんにちは〜…」
ルーシィが扉を開けると外まで聞こえていた騒音が一気に消えた。
「えと…その…ユ・ユキノいます…?」
「ユキノなら、仕事だよ。あと少しで帰ってくると思うよ。」
ルーシィの問いにルーファスが答えた。
「えと…じゃあ…スティングは…?」
「スティングならあそこの部屋だぜ!」
次のルーシィの問いにはオルガが答えた。
「ありがとう。トキ行くよ!」
「うん!」
続く

132:めいびす:2015/12/19(土) 17:30 ID:lis

ルーシィの謎のピアス…

133:みるくてぃ(むんむん):2015/12/19(土) 18:29 ID:Avs

ふぉー、セイバートゥース……。うちの前の小説を思い出しちまったぜ…。
あの小説、これが終わったらにしよっかなー(いつか分かんない!)


「ルーシィ、思い出せた?」

レイラは過去について一通り打ち明けた。

レイラは神族に当たること。しかしルーシィを授かったとき、多種族の血を飲んでしまった。

魔族が40% 獣族が5% その他が5%

当然、神族が50%。

しかし、それだけではない。ルーシィは絶大な力を受け継ぎすぎた。

獣皇女、紅椿、黒紅蓮、魔姫、巫女姫、神子姫、女神姫、和姫、聖女、天女、霊南華に星霊姫。

ルーシィは基本の姿はレイラの姿…。いや、レイラそっくりの、女神姫の姿。

しかし、時折暴走によって魔姫の姿へ変わってしまう。

「あちきは、……母上にとって、兄者にとって、姉貴にとって……いらない存在でありんすか?」

たくさんの血を受け入れたルーシィを、ルーシィの身体を愛するモノが何処にいるにだろう。

「あの子達は…分からない。だけど。私だけは愛している。これだけは、忘れないで…」

レイラは顔を切なげに歪めてルーシィに本気の想いを伝えてからそっと、抱きしめた。

「お主は、お主のことっ…あちきも、大好きでありんす!」

ルーシィは泣き出した。ルーシィの中で何かが爆発したように、涙は止まない。

「私は、マカロフを愛しているの。だから、マカロフが貴方を消す計画なんて、気付けなかった…!」

ルーシィはぎょっとした。レイラが亡くなった。その話は聞いたが何故、なんてとても聞けなかった。

「貴方を、マカロフは恨んでいたの。だから、殺そうとした。それに気づいたら、遅くて…」

レイラが気づいたのはもう、作戦が決行されるところだった。時は、ルーシィが物心つく前。

この時から絶大な力をルーシィは持っていたため、1回にかなりのパワーを注ぎ込んだ。

……しかし、その1回はルーシィを守るために動いたレイラに。

「母うえ…っ」

「でもね、貴女が墓で泣いてくれた。だからその聖力が働いて私を回復してくれたの」





「そして、貴女にはまだもう一つの味方がある。」












「星霊王の元へ、行ってらっしゃい」

134:めいびす:2015/12/19(土) 19:08 ID:lis

ルーシィの謎のピアス…



「「ごちそうさまでした」」

手をパチンと合わせて、俺とルーシィは同時に言った。

ルーシィ《ふぁー、美味しかったー》

またルーシィの心が…。
さっきから沢山聞こえてきてるけど、全然慣れねぇ…
恥ずかしい事も結構思ってるんだな、ルーシィって…



続…グレイ目線



ルーシィ「それじゃ、私は部屋に戻るね!」《お風呂の支度して、ささっとはいっちゃおーっと…》

そうしてルーシィが部屋を出ると、初めて神様が俺に向かってニヤニヤしてるのに気づいた。

グレイ「ちょ…何見てんだよ」
神『フフ…どうであった?』

どうっ…て言われてもな…。
ちょっと嫉…。
思いそうになって慌てて神様を見ると案の定にやにやしている。

グレイ「それやめろ!」
神『はっはっは!愉快愉快。じゃが、金もそんな事を思うとったの?』

…そうだったっけか?
ルーシィ、恥ずかしい事沢山思ってたからあんまり…
あ、でも思っていたような気もするな…

神『お主らは本当に素直じゃないのう…そうじゃ…我がびっくりを届けてやろう』

…は?びっくり?
神様が手を合掌させ、パァァァアン…と響く。しばらく経って音が止んだ。

グレイ「…?何したんだ?」
神『フフ…後にわかろう』

それだけ言うと、神様も姿を消した。





グレイ「はぁ〜あ…」

何かをやるにもやる気が起きず、縁側に座って月を見上げていた。
まわりには雲がかかり、月のまわりがぽっかりと空いていた。
そのまましばらくぼーっとする。

???《か、神様に率直な質問するなんて…!私らしくないぃ〜…!》

どこからか声が聞こえてきた。やがて、足音がバタバタと響く。
何か来るのかと少し身構えながら、廊下の先を見つめていると…。
ひょこっ、と金髪が覗いた。肩には手ぬぐいがかけられていて、神がまだ濡れている。

ルーシィ「あ!グレイ!」

風呂上がりらしきルーシィは、俺の元へ駆け寄ると隣にすとんっ、と腰を下ろした。

ルーシィ「聞いてよ!神様と目があったらさ…正直な気持ちがするする口から出てきちゃって…」《大変だったんだからー。怪しいとか普通に口にしちゃって、神様の笑みが止まらなくて》

ルーシィは心の声とともに先程起きたことを教えてくれた。
まぁ要約すれば、正直な気持ちが勝手に出ちゃって、(怪しいとか)神様がどんどんにやにやしてきて、逃げるのが大変だった…そうだ。

グレイ「んでも、なんでそんなことになったんだ?」
ルーシィ「それがさー、よくわかんない…の…」

ルーシィと目があった。
目があった瞬間、ルーシィは少しの間静止した。
心配になって、「ルーシィ?」と声をかけてみる。すると…

ルーシィ「ちょっときて」
グレイ「おわっ…?」

急に俺の手を引っ張って、ルーシィの部屋へと招かれ…入れられる?と、襖をぴしゃり、と閉めた。

ルーシィ「ーーねぇグレイ。落ち着いて聞いてくれる?」

俺の目を真っ直ぐ見てそういった。
目の奥は、どこか熱を帯びている気がする。

ルーシィ《え…!?また!?ちょ、困るって…!》

ルーシィの心の声が聞こえたが、表情は全く変わらない。

ルーシィ「グレイ。あたしーー」



切り方が雑になってきた(^ω^)

135:めいびす:2015/12/19(土) 19:15 ID:lis

神がまだ濡れている×

髪がまだ濡れている○

誤字失礼した!
そして何故かルーシィの謎のピアス…だけ二回投稿されてたようで…かたじけない

136:みるくてぃ(むんむん):2015/12/19(土) 20:10 ID:Avs

確かに、謎のピアス2種類集結!てきなね。うちのにもピアスは結構関わるからね!))めいびす



「お母さん、お食事の時間ですよ」

「あら、ウェンディ。今行くわ。」

ドアの向こうから聞こえた可愛らしい声。何やらレイラと親しそうだが……

(この声、聞いたことない…)

ルーシィは少し複雑な気持ちになった。ウェンディと呼ばれる少女は何者なのだろう。

そして、レイラとはそんな関係なのだろうか。

「では、行きましょうか。ルーシィ」

「…御意」

渋々と言った様子でルーシィは立ち上がった。





「あの、この人は…?」

「あら、言っていなかったかしら?この子は、ルーシィ。ハートフィリア家の次女よ」

レイラはウェンディと呼ばれる青髪の少女に簡単な説明をしてからルーシィを柔らかな眼差しで見つめた。

「そうなんですか…。私は、ウェンディです。ハートフィリア家三女です」

三女…?またもやルーシィは複雑な気持ちになる。

「…貴女の自己紹介はいらないわ。さ、行きましょう、ルーシィ」

「あ…、あちきは、……。グレイの手錠を取る義務があるでありんす。」

「あら、そうだったわね…。辛くなったら、これを。」

ルーシィはあまりこの場に居たくなかった。何故か、嫉妬してしまう。

「では、失礼するでありんす…」

ルーシィの言葉にニヤリとする者が一人。

(黒紅蓮幹部による送別会に彼女は来る…。丁度良い。利用してやりましょう)





「星霊王は、何処に……」

そこでルーシィの『赤椿・礼服』が解ける。

「道を開けんしゃい。ここは我が通る」

魔界へ繋がる道端、キラリと光る者を見つけた。

「貴様は何者じゃ。さっさと退いたほうが身のためじゃぞう。」





それは人ではなかった。その顔がルーシィを見て微笑んだ時、1つの金鍵へと変化したーーーー

137:るーしぃ◆WHE:2015/12/19(土) 20:39 ID:iaA

書くのはやい!!やっぱ皆スゴ───(〃'艸'〃)───ィ

138:林檎:2015/12/19(土) 20:44 ID:4Do

ガチャリ
「おじゃましまーす。」
「は…い…」
ルーシィはマスター室という部屋に入った。ちなみにトキはルーファスと喋っている。
「スティング、久しぶり!って死にかけてるし!!」
「ムリ…もうマスター…やめたい…」
「マスターの仕事を放ったらかしにしてレクター達と遊ぶからだ!」
そこへローグがやって来た。ローグはスティングの「相棒だし、仕事手伝うのは当たり前だろ!」という屁理屈に負け、仕事を手伝っている。
「あはは…大変ね〜」
「ところでルーシィ、何の用だ?」
「あ、そうそう!風竜王ウェンドーラっていうドラゴン知らない?」
ルーシィ達はやっと本題に入った。スティングはあまり聞いていないが…
「風竜王ウェンドーラか…聞いた事はあるが、そんなに知らないな…」
「風竜王ウェンドーラに纏わるウワサなら知ってるっスよ。」
突然、スティングが口を開いた。目は書類だが…
「教えて!スティング!!」
「風竜王が封じた者の力が目覚めるとき、世界は恐怖へと堕とされる。」
ルーシィはそのウワサを知らなかった。
「ありがとう!スティング!」
「いえいえ…それよりルーシィさん…」
「なに?」
「泊まるところがないんでしたらセイバートゥースの宿を貸しますよ。オレとローグも住んでますけど…」
「え!いいの!?ありがとう!!」
続く

139:みるくてぃ(むんむん):2015/12/19(土) 23:55 ID:Avs

「何じゃ、この鍵は…」

ルーシィは怪しいと考えるも手は鍵の方へ…。

「前にも、見とる…?」

懐かしいーーー一瞬、ほんの一瞬、そう感じてしまったんだ。

「にしても、生き物が鍵となるいうても、可笑しすぎる話じゃのう…」

さっき、この者はルーシィに微笑んだのだ。それはもう、素敵な笑みで。

召使いのような服の少女。…否、少女と言うには少し年は上かもしれない。

だが、若い事には間違えはない。ピンクの髪に色白い肌。

「メイドさん、とか…?」

そんなことを考えては、ううん、と首を横に振る。

(居たら、分かるはずじゃけん…)

しばらく鍵を見つめていると声が聞こえてきた。

しかも、脳内に、だ。ルーシィの頭の中で響く声に鍵が反応する。


『古き友よ…。我は星霊王…。今こそ主の力を解放すべきときだ…。』


鍵外しその言葉に強く反応した。

「何じゃ…?!」

ルーシィはびっくりして鍵を落としてしまう。

その落とされた鍵は光を放ちながら人型へと変形した。

「お呼びですね?姫」

聞き覚えのある声がした。

現れたのは先ほどの少女だ。やはり使用人のような服装を身に纏っている。

「ひ、姫?」

頭の中で声が響き、鍵が人に。さらにはその人は自分のことを姫と呼ぶ。

ルーシィは突然の出来事に頭がついていかない。



でも、分かることが1つだけあったーーーーー

「久しぶりに、呼ばれた…」

この声で、『姫』と呼ばれたことがあった。



「何者じゃけん、お主…」

人界のものが入れるはずのないこの世界に、神のものでも、魔なるものでもない力の持ち主が現れた。

こんなの、法則が変わってしまったも同然。

「私ですか?私はバルゴ。ルーシィ・ハートフィリア・STARTに仕える者です」

「バル、ゴ…」

思い出せそうで、思い出せない。

(何で、全て思い出した今でも思い出せないことがあるの…?何でよ、もう、教えてよ!)

ルーシィは何かが大切なものを失ってる感覚に襲われている。

今にも胸が破裂しそうだ。

「そうですか、忘れてしまったのですね……」

先ほどのルーシィに微笑んだ、バルゴ。何故か、先ほどから無表情。

「嫌だよ、嫌…嫌ぁっ!」

ルーシィは泣き叫ぶ。この喪失感……

ーーーーそうだ。前にもこんなことがあった。その感覚が、蘇ってきている…。







どうしようもなく悲しい。切ない。

「ねぇ…」

思い出したい。ルーシィは強く願ったーーーーーーーー

140:林檎:2015/12/20(日) 11:33 ID:4Do

「ただし、条件がある。」
スティングは真面目な顔になった。
「なに?条件って…」
「…オレの仕事を手伝って欲しいっス!!(T ^ T)」
「おいマスター!!!( ̄Д ̄)ノ」
泣きながらスティングはルーシィに頭を下げた。それにルーシィは、すかさずツッコむ。
「終わらないし…家に帰りたいんスよ〜!!」
「ローグ〜…どうしよう〜!」
「すまない…スティングの頭の悪さのせいで仕事が溜まって…一週間オレ達は家に帰れてないんだ…」
ローグに助けを求めたが、ローグもスティングに賛成で、二人に子犬のような瞳に負けてルーシィは手伝う事になった。

「書類にサインするだけでいいのに普通こんなに溜めないわよ!!」
「そーだぞローグ!」
「アンタでしょマスター!」
「スティング!さっさと手を動かせろ!」
「ヤダ〜、ローグこわ〜い♡」
「殺されたいのか…?」
「いえ…」
「オレは今から用があるから出る。」
「逃げるのか!?」
「裏切り者ぉ!」
「違う!用だと言っただろう!」
「そーか、分かった!」
「いいか、二人共…オレが戻ったときに書類が減ってなかったら…」
「「なかったら…?」」
「殺す…!!」
「ぎゃー!分かった!やるから殺さないで!…目が本気だし!!」
「さー、ガンバロウ!」
そんなこんなでスティングの仕事は全て終わった。
「終わった〜…」
「オレの仕事が終わった…遊べる!」
「まだだ!あとはユキノの報告書のサインだ!」
「はーい…」
「ユキノのアホー…」
続く

141:みるくてぃ(むんむん):2015/12/20(日) 11:58 ID:Avs


ルーシィの願いは、


「何、でよ…」


叶わなかったーーーーーーーー






「ごめん、グレイ…」

今、ルーシィはグレイの手錠を外しているところだ。

「いや、ルーシィの気が済んだなら大丈夫……いっ…!」

「ごめん、痛いよね!待ってて、治すから!」

「え、治すってどうやって…。……?!」

ルーシィはグレイを抱きしめた。当然、グレイは驚いている。

「おまっ、何して…!」

そこでグレイは気付いた。自分の身体が光っている、と。

少し経つと、光は弱くなっていき、消えた。

「…痛かったよね、ごめんね、ごめんね……!」

グレイは自分の身体を見る。そこには、ルーシィに監禁される前の姿。

「…これ、ルーシィがやったのか?」

「ぐすっ……うん、」

「すごい力、持ってるんだな…」

グレイは優しくルーシィの頭を撫でた。

「お、怒らないの…?」

(怒らないも何も、可愛すぎてこっちが嬉しかったっつぅか…)

「あぁ。大丈夫だ」

「これからも、一緒にいてくれる?」

「あぁ。」

そこでルーシィはグレイにとびきりの笑顔を見せた。





「姫、お仕置きですか?」

「やあ、ルーシィ。僕と愛の儀式を…ぶうぉっふ」

「すみません、すみませ〜ん」

「…どうするエビ」

「ヘーイ、ルーシィ!」

「ルーシィーさぁ〜〜〜〜ん!」

「ルーシィお嬢様…」

「ピーリピーーリ」

「ぷいぷぅ〜い」

「お呼びですか〜もしもし」

『ルーシィ、鍵は無くても……心は繋がってるからな…』




「……!」

寝ていたルーシィはがばっと起き上がる。

「そうだ、星霊の、みんな…」

142:みるくてぃ(むんむん):2015/12/20(日) 12:17 ID:Avs


「アクエリアス…」


(あたしは、懐かしいくらい、昨日のことのように鮮明に覚えてる。だから、貴女も、忘れないでいて…)

一筋の涙を流してルーシィはもう一度眠りについた。




「姫、起きてください。姫、早く起きてください………姫!!」

「……!、はい!!」

あさ、ルーシィの部屋から騒がしい声が聞こえてきた。

「ったく、もう…。今日は仕事の日ですから……「あの、さ…」

ルーシィはグレイの言葉を遮って静かに話し出す。

「全部、思い出したの…。星霊についても、自分についても、お母様についても…」




『ーーーーーーーー貴方についても』



ビクッとグレイの肩が震えた。

「何、で…何で、言ってくれなかったの?!あの時も、今も、ずっと!」




「大好きなのに!!」



ルーシィは泣き叫んだ。自分の感情を全部グレイにぶつける。

「何で!?あたしは、あたしは…グレイの事だけは、忘れたくなかったのに!!」

「姫っ……、」

「姫じゃない!今は、ルーシィって呼んで!前みたいに、仲良く…ねえ!」

グレイは少し焦り気味だ。それはルーシィに怒られているからではない。

…ルーシィが覚醒したときの力を知っているから。

「ルーシィ、落ち着け!今話すから…」

「落ち着けられないわよ!また居なくなっちゃうんでしょ?!そしたら今度こそ…あたしの味方が居なくなっちゃう!」

「大丈夫だ、俺はここに居る…」

「……!」

そう、この言葉が聞きたかった。ルーシィの求めていた言葉。

「居なく、ならないでね…?」

「あぁ」

ルーシィはグレイの胸に顔をつける。

「今日は、黒紅蓮の日だな」

「…うん」



その後、ルーシィの怒鳴り声を聞きつけた兵士がこの部屋にやってきた頃…

この部屋は、ピンクオーラでいっぱいだったとか。

143:めいびす:2015/12/20(日) 14:22 ID:lis

みんな更新量が半端ない…


ルーシィ「グレイ。あたしーー好きな人がいるの。」
グレイ・ルーシィ「《…は?》」

ルーシィの心の声と俺の声が重なった。
いや、突然何を言いだすかと思えば…。
ルーシィも何言ってんの?という声を漏らしている。

ルーシィ「グレイは?いるんでしょ?」


続…今度もまたグレイ目線だね…



俺の好きな人?
ぱっと思いつくやつはいな………。
…………………………………………。
いないはず。

ルーシィ「へぇ…いるんだ…」

真っ直ぐこちらを見ていて、射止められたように体が動かない。

ルーシィ「それってどんな人?」

何か畳み掛けられるように質問がくるんだが…。

ルーシィ「もう付き合ったりしてるんじゃないの?」

…は?
てか、なんでさっきから恋愛系の質問ばっかりなんだ?
それに、心の声のルーシィは何で息を飲んだんだ…?頭に疑問しか浮かんでこない。

グレイ「なんでさっきから恋愛系の質問ばっかなんだ?」
ルーシィ「…知りたい?」
ルーシィ《当たり前でしょ!てか、元に戻させて〜!!》

ルーシィが淡く微笑んだ。
さっきから目の端で行灯の火が揺れまくっている。

ルーシィ「貴方が、好きだからよ。」
グレイ・ルーシィ《「…は?」》

またもや声が重なった。いや待て。
…好き??
顔が火照ってるのがわかる。…もちろん、俺が。

ルーシィ《な、なに言ってんのよ…!?》

ルーシィの心の声からも動揺が伝わってくる。急にルーシィが俺の肩をぐっ、と掴み…
ーードサッ。
急に視界が天井になる。
…あ?押し倒された?…!?
慌てふためく暇もなく、ルーシィが上に覆い被さった。

ルーシィ《きゃあぁ!何してんのよー!!》
グレイ「おお、おいルーシィ?」

声が動揺で震える。
ルーシィの顔が近づいて、瞳が目の前にある。濡れた金色の髪が俺の頬にかかって冷たい。
吐息が口をくすぐる。
ーー…なんだコレ…!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ふと、神様の言葉が蘇った。

神『素直じゃないのう…そうじゃ、我がびっくりをやろう。』
グレイ『は?びっくり?』
神『後にわかる』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
…まさかとは思うが…いや、でもそうとしか説明が…。
あの神様の合掌は…ルーシィに正直な行動、言動をさせるやつ…?
そう思うと、妙に納得がいった。

ルーシィ《も、もうこっちも恥ずかしいからやめて〜…あたし…。》

ルーシィの悲願する声が聞こえるが、あまり耳に入ってこない。

ルーシィ「あたしじゃ…駄目かな…?」

もう既に触れそうだってのに、まだ顔を近づけてくる。視界がルーシィだけになって、もう本当に色々駄目だと思い始めた時。
ーーパァァァアン…
どこからか、手を合わせた音が聞こえる。その音は中々消え去らない。
神様が合掌した…。これでルーシィは元に戻るはずだ。しかし、俺が駄目だと思った時に音が聞こえたということは、この会話が筒…抜…け……?

ルーシィ「…」

ルーシィは静止している。
俺としては動きたかったが、俺が少しでも動くと触れそうだ。ルーシィが離れてくれないと。
ーーやがて、音が止むと、がばっ!とルーシィが顔を離した。が、慌てすぎたのか俺の上に乗ったままだ。

ルーシィ「ああああのねぐれい!今のはあたしの意思じゃなくてね!き、気にしないで!!本当!!」

顔を真っ赤にさせてぺらぺら喋るルーシィ。
…。

ルーシィ「ひゃっ!?」
グレイ「よ…っと」

ふいに思いついた俺は体をぐるんと回転させて、さっきとは反対の姿勢になった。

ルーシィ《え?どうなって…》

「本当にさっきのはぜーんぶ嘘か?」と、額をこつんと合わせて、問いかけてみる。ルーシィの顔には疑問の表情しかない。
俺は自然と笑みを浮かべた。

ルーシィ《…コレ、絶対からかってる…!!》

…よくおわかりで。
けど御構い無しにどうなんだよ、ともう一度聞いてみる。ルーシィは顔を赤らめるばかりだ。
それを眺めてから、最後に言った。

グレイ「俺はーー好きなんだけどなー?」
ルーシィ「っ…!?」

この時俺は、神様に会話が筒抜けというのをすっかり忘れていた。

続くのか…

急展開リア充成立とか…。もう末長く爆発しろと思ってしまった

144:林檎:2015/12/20(日) 20:22 ID:4Do

「グスッ…ウゥッ…」
ユキノが泣きながら入って来た。
「ユキノ!?」
「スティング様ひどいです〜!泣」
「オレかよ!」
「スティング最低!」
「いや、オレかよ!」
すると、レクターとトキとフロッシュが入って来た。
「女の子を泣かせるなんて、スティング君もまだまだですね〜。ハイ〜」
「女の子は丁寧に扱わないと!」
「フローもそー思う」
「またオレかよ!」
「はいはい。ユキノ、報告書出してくれる?」
「ルーシィ様♡はい!」
ユキノはルーシィが大好きだった。星霊を友達として見て、強い。ユキノの憧れだ。だから、先程の涙もどこかへ行った。
「おー、ご苦労さん。ふむふむ…なるほどな…」
「何の報告書なの?それ。」
「最近、フィオーレ中でおかしな事が立て続けに起こるんだ。」
「それの調査に行ってまいりました。」
「目撃者の情報によると…黒い影を見た人が多い…か。」
「「「黒い影…?」」」
三人の頭に浮かんだのは
「まさかねー!」
「だよな!」
「そうですよね〜!」
「「「ローグ(様)じゃない!」」」
ローグだった。
「お前ら…オレを犯人にするなー!」
「「「ごめんなさいーー!!!」」」
続く

145:みさ:2015/12/20(日) 23:00 ID:IRo

皆凄い…。

ついていけない気が…。

146:きど◆WHE:2015/12/21(月) 19:40 ID:DdY

_(┐「ε:)_それな
ついてけない!!すごいなぁー(´。・o・。`)

147:るーしぃ◆WHE:2015/12/21(月) 19:41 ID:DdY

_(┐「ε:)_それな
ついてけない!!すごいなぁー(´∀`*)

148:るーしぃ◆WHE:2015/12/21(月) 19:41 ID:DdY

2回もごめんね!

149:もち:2015/12/21(月) 20:14 ID:tc2

もっちゃん…幸せです…ハイ…
もち、12才悲しいお知らせです……
ル「何よ、それ〜?」な!?乱入!?ちょっと、今ちょうどしんみりしてたとこなのに!なにすn (○д`(⊂殴
ちょ!?なにすんだy ナ「うるせーさっさと言えよ!」 ハ「ちょっと〜ナツ〜!今のはひどいよ〜」
ゲフンゲフン…え〜と、もち、12才、ただいまスランプです!!アハハハハ!フハハハハハ!!
グ「まぁ、そんなくだらないことだと思ってたけどな…ヤレヤレ…」くだらないってひどいんですけど!?すごい私にとっては凄い大切な問題で〜、私は、グレイと、ルーシィが、LOVE×2してるような〜甘甘のヤツが、書きたいんだよねぇ、分かるか?この気持ち!!
「「「「分かるか!?」」」」
ひどい……てな訳で〜
ナ「スランプだけどよ」グ「小説書くらしいんで」ル「よろしくね!!」
なお全て駄作になります

150:るーしぃ◆WHE:2015/12/21(月) 23:41 ID:DdY

もっちゃああああん(´・ω・`;)
スランプ結構あるわ(笑)がんばって!!

151:もち:2015/12/22(火) 18:00 ID:tc2

ハイ!!ホントにシチュエーションが、思いつかない………あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"
甘甘は決定してるのに!!グレイと、ルーシィをどうやってイチャイチャラブラブ♥させるか…
思いつかないなんて!!ショック………

152:林檎:2015/12/22(火) 18:45 ID:4Do

スランプって何?

「黒い影って本当になにかしら…」
「さあ…何なのかまでは…」
「おかしな事って例えば?」
ルーシィ達は、マスター室で謎の黒い影ついて話し合っていた。
「ああ。人が突然苦しみ出して死んだり、自殺をしたり、人を殺したり…今までそんな事はなかったはずだが…」
「ルーシィさんが来る、一週間前くらいから起こってるんだ。」
ルーシィがセイバーに来る、一週間前といえば、ナツと仕事に行って一週間帰ってこれてなかったときぐらいの事だ。
「ふぅ〜ん…ユキノ、今度調査はいつ行くの?」
「は、はい!3日後ぐらいに出ようかと…」
「あたしも行く!スティング、いい?」
「いいっスよ。…その代わり、オレ付きでな!なあ、ローグ!」
「ああ。一応他のギルドの者だしな…世話になるのもな。」
「決まり!…だーけーどっ!スティング!アンタ、いつまであたしに敬語使ってるつもり!?ギルドは違うけど、仮にもチームでしょ!」
「…分かった。ヨロシクな!ルーシィ!」
「そうこなきゃね!」
ルーシィ、スティング、ローグ、ユキノというセイバートゥース最強のチームができた。
続く
うわぁ!スティルーみたい!

153:みるくてぃ(むんむん):2015/12/22(火) 20:16 ID:BUI

天界の一部で祭りが開かれる。

その祭りは、悲劇の幕開けに過ぎないのだがーーーーーーーーーー




「ルーシィ、好きな人、いたりすんのか?」

…どうした、どうしたんだグレイ。

「え、な、何?どうしたの、急に…」

ルーシィは新しい魔法の特訓をしていた。今日は実戦の日で、グレイと戦っている。

そんな最中、グレイはルーシィに問いだしたのだ。

「えっと、…うん、いる…かな」

読んでいるあなた、お分かりだろうか。ルーシィの好きな人はグレイである。

伝えてしまった、…そうルーシィに後悔が押し寄せる。

(誤解、されちゃうかな…?)

ところが、そわそわするルーシィには目もくれず、グレイは言い放つ。

「そっか、応援してるからな?じゃ、特訓は終わり!じゃな」

ほぼ一方的に特訓は終わり、ルーシィは取り残された。

「何よ、それ…」

(あたしの好きな人なんて、どうでもいいってこと…?)

ルーシィは静かに泣く。…否、泣くよりかは『涙を零す』そう言った方が正しいかもしれない。





「はぁ…」

一方、特訓を無理矢理終わらせ、扉から出たグレイも、泣いていた。

「何で、あんな事聞いちまったんだよ…」

自分の中にいるもう一人の自分に問いかけてみる。

「朝、言われたから調子乗ってんだよな…」


『大好きなのにっ!』


頭の中でルーシィの声が木霊する。

「好きな奴との恋を応援、とか…。」

ーーーーー自分の想いを伝えにくくするだけだ。







こんな事、分かりきっていた。なのに、聞いてしまったんだ。


期待してはいけない、そう考えているのに、




ーーーーーーーーーー心の奥で期待する俺は、馬鹿だよな…。


そう、期待しちゃ駄目だ…。

なのに、何でお前は俺の心を乱すんだよ…。






『あたしの好きな人はお前だっつぅの…応援するんだったら付き合えよ、バカ…』














交差する想い、その想いはが全てを狂わすことにーーーー

154:林檎:2015/12/22(火) 22:42 ID:4Do

明日はダンスの発表会!頑張るね!

「よっしゃ〜!早速…「ちょっと待て。」何だよ!ローグ!」
スティングが街に出ようとすると、ローグが止めた。
「今は夜だ。それに…ルーシィも旅の疲れがあるだろうし、ユキノの体力も限界だろう…こんなときに行って、何かあったらどうするつもりだ…!」
ローグの言う事はもっともだった。ルーシィとユキノは疲れでフラフラ。何より…
「お前のせいで、オレの体力も限界なんだ!!」
スティングと共に仕事をしていた(スティングはほとんどサボっていた)ローグは魔力があまり、残っていないのだ。
「分かった分かった!怒鳴るなって!」
続く

155:蓮:2015/12/23(水) 10:17 ID:O.U

わーお。。。蓮ですw6のときにいたものですw

156:みるくてぃ(むんむん):2015/12/23(水) 13:09 ID:Qgc

蓮さん!記憶にあります!話したことは…多分ないと思います?

林檎もダンスやってるんだ!頑張ってね〜。うちはhip-hopやってるZE☆


「わぁ、すごいキレイ!」

パーン、パーンと花火が打ち上げられながら行われる祭り。

天界の公認悪組織『黒紅蓮』も参加者だ。

「ふっ、こんなんではしゃぐとか、やっぱ総長も子供じゃのぅ」

「うわっ、長時間花火打ち上げとかヤバい!ww」

「もう、迷子にならないでね?」

人混みが好きな彼ら。今回も人混みに紛れながら何にしようかと迷っていた。

「あ!“あれ”とかはどうですか?」

「えー、“あれ”じゃやりがいないじゃん?ww」

「やれればいいやろ、そんなもん…」

「駄目よ、こういうのは慎重にやらないと」

いい“もの”を見つけては指を指すウェンディ。

笑いながら選ぶリサーナ。

若干面倒くさそうなロメオ。

ロメオに選びかたを徹底的に教えるミラ。

この四人に--グレイ--が入ることで、黒紅蓮の幹部となる。



場は変わり、薄暗い研究室のような部屋。

「お前、失敗したな?」

「ぐはっ…は、はい…失敗、して、しまい、ました…」

椅子に座って寛ぐ女性に一人の少年が頭を踏まれている。

「今度失敗したら…許さない」

「は、はい…分かりました!」

女性が足を退けると少年は走っていった。

「……作戦はお前にかかっている、ルーシィ…」

ーーーー紅椿。犯罪組織であり、行動は全てを破壊させる…そう言われている。

157:めいびす:2015/12/23(水) 17:06 ID:lis

神『どうじゃった…我のびっくりは。』

朝になり、目を覚ました俺は飯を食うために広間へ。そこにはもちろん、神様とルーシィがいる。

ルーシィ「びっくりなんてもんじゃないわよ!二度とごめんだわ…」《もうあんな間には絶対あいたくない…》

ご飯茶碗を手に持ち、漬物を箸でとる。
ぱりっといい音がして、癖のある味が舌に広がる。

神『ハハッ…。氷はどうじゃ?』
グレイ「まー…嬉しかったんじゃねーの」

俺はそう言うと、ご飯を書き込んだ。
長らく噛んでいると甘みが出てきた。

ルーシィ「もう…相変わらず朝は機嫌悪いわねー」《嬉しかったってこと…?…そうなの…かな》



続…はいまたグレイ目線…



ちゃぷ。
井戸から引き上げた水が音を立てる。
ざーーっと桶へその水を流しいれると、俺は顔を洗い始めた。

グレイ「…っ…冷え…」

やがて気がしっかりしてくる。
どうも朝は目がすっきりと覚めないんだよな…。
やがて音もなく、神様の声が聞こえた。

神『氷。話がある。広間へ来い』
グレイ「…あ?話?」

話ってなんだーー
そう聞き返そうと振り返るが、姿は見えない。
ーーったく…。
しょうがなく立ち上がり、広間へと向かう。


ーー境内 広間(境内に広間なんてあるのかね)ーー


神『ふむ…揃ったようじゃの…』

俺たち二人を目に捉えて、神様は話を始めた。
爽やかな風が、縁側から吹き込んでくる。

神『さて…我は、そろそろお主らを妖精の尻尾の藩の元へ、返してやろうと思う。』
ルーシィ《…!》
神『主らは仕事を覚えるのも早くてのう…。大方綺麗になったと言えよう。…早々に帰りたくば明日の朝にでも返してやろう。』

俺はルーシィの顔を見た。ルーシィもこちらを見つめている。
お互いに頷きあうと、言葉を発した。

「「ーーお願いします」」

神様は微笑み、頷いた。


俺は今日…今日最後は、境内の雑巾掛けだった。
着物をたすき掛けし、広い廊下を行ったり来たりして、柱を磨いたり。この光景も最後かと思うと少し悲しいかもしれない。
そんな中。

グレイ「…あ?」

廊下の端っこに、巻物が落ちていた。
俺はそれを拾い上げる。すると…

ルーシィ「グレーイ!…?何それ?」

ルーシィも丁度やってきた。
ことの成り行きを話すと、…中身、見ちゃおっか、と言いだした。
ルーシィがいつにもなく楽しそうなので、俺もそれに賛同し、掃除を休憩ということにして、巻物を広げた。

158:林檎:2015/12/23(水) 20:52 ID:4Do

蓮蓮!久しぶり!会いたかったぉ!

番外編

ナツ「ルーシィの旅セイバートゥース編終了!」
グレイ「お疲れだな!ルーシィ!」
スティング「お疲れ!ルーシィ!」
ルーシィ「ありがとう!」
ナツ「ちょっと待て!なんでスティングがルーシィを呼び捨てなんだよ!」
グレイ「オレもそれ思った!なんでだよ!」
スティング「知らないんスか?オレとルーシィは神に誓いを立てた深い関係なんスよ。」ニヤリ
ルーシィ「え、スティング?」
スティング「なあ?ルーシィ!そうだよな!」
ルーシィ「違うような…あってるような…」
グレイ「あってんのか!このヤロ、スティングめ!」
ナツ「んだと!!スティング許さねぇ!」
ルーシィ「大変な事になってるけど…次回!ルーシィの婿登場!?お楽しみに!」

159:林檎:2015/12/24(木) 07:47 ID:4Do

「ルーシィ様はどこにお泊りになられるのですか?」
「あたしはセイバーの宿よ」
「私も…その…泊まってもよろしいですか!?///」
「へ?…いいわよ!一緒に泊まろ!」
「はい!ありがとうございます♡」
てな訳で、ルーシィとユキノは宿に向かっている。
「スティング様は101号室、ローグ様は102号室ですね。私達は、103号室…ローグ様のお隣ですね。」
「家賃とか気にしないでいいし、気が楽だわ〜…!」
「そうですね。私もルーシィ様といれる事を大変、嬉しく思ってます!」
「ユキノ〜〜♡」

そして次の日

「よっしゃ!セイバートゥース最強チーム、出号だぁーー!!!」
「おう!」
「うん!」
「はい!」
続く

160:もち:2015/12/24(木) 17:38 ID:tc2

れ、蓮さん、よろしくお願いします!!!新人のもちです!!まだ小説一回しか書いたことのないぺーぺー
ですが、よろしくお願いします!!!文才ないですよ!いぇい☆
タメ口OKですか?こちらは、呼び捨てとか、タメ口とかいつでもokです!!!

161:もち:2015/12/24(木) 18:33 ID:tc2

あまあま書くぜ!!!
ルーシィ目線 多分ね!!(グレイと、ルーシィは、付き合ってる設定です)
はぁ、今日もグレイカッコいいなぁ♡あ、こっち来る!あー、服着てないし!!…たくっ、グレイったら…
グ「よ、ルーシィ、」クチャッ 冷たくて大きめの手が、あたしの頭撫でてきた〜、なんか、うれしいなぁ〜♪
ル「おはよ!相変わらずカッコいいんだから…!んー、ミラさん!ヨーグルト下さい!!」フフッ!ミラさんのヨーグルトは、美味しいから、好きなんだぁ ミラ「はい、ヨーグルト、ミラ・スペシャルよ、お代は85ジュエル!」コトン 来た!!  ル「はーい、カチャ、いただきます…!パクッ、んー、おいし〜!あ、そだ!グレイ、はいあーん」
グ「へいへい、あー、パクッ うん、うまいな!ルーシィ、サンキュ!」ニコッ うっわぁ…あーって可愛い!?スゴい、か、か、 ガタッ ル「カワイイっ!!」 グ「はぁ?」ミ「え?」 あ!?きゃあああああ!!言っちゃった!
ル「な、なな、何でもないっ…///」ホント、恥ずかしい!!穴、穴…!キョロキョロ グ「なにしてんだ?ルーシィ」
ル「え?いや、穴を…って」 グ「テレてる、ルーシィ可愛いなー」 な、なな、何言って… チュッ ほっぺにキス! うれしい…  グ「なぁ、ルーシィ、外行こうぜ!」 ル「うん!」タタタッ そ、そうだ!!………ギュッ グ「…!」
ル「……だ、ダメだった?」パッ ギュッ え!? グ「いや、ホラ、行こうぜ!///」テレてる!カワイイよぉ!!

162:みるくてぃ(むんむん):2015/12/24(木) 21:28 ID:BUI

「きっと、来る…。あいつらはそーゆー奴らだからね…」

真っ暗な時----丑三つ時の少し前くらい。神社の鳥居に立つものが一人。

「今回も仕事は成功♪あとはアイツらを……ふふっ」

不気味に不敵に、意味深く微笑む少女のような顔立ち。

一言で言えば『可愛い系』に入る。

その後ろ姿を狙う一人の少年。

彼の服は、まさに『制服』…そう言った感じだ。

「あはっ、やっぱり来たね……王子サン?」

一気に刀を振り下ろした彼を避けながら少女は笑う。

……彼女の言う通り、少年は王子であり、『和警察処罰人』と呼ばれる。

和警察の中でも『ないふ』の技術は一流。

特攻隊副隊長でもある彼は、隊長からも期待されている。

真夜中に和警察が来る……ということは、少女の方は『はんざいしゃ』なのだろうか。

「この禁薬中毒者めがっ…!」

少女は手持ちの『じゅう』を上手く使って『ないふ』からの攻撃を防ぐ。

「…禁薬中毒者?あははっ、薬なんて飲んでないよ?」

少女の笑みは『狂ッテイル』。禁薬中毒者と思われるのも仕方ない。

激しい攻防戦が繰り広げられ数分、少年の方は少女に優しく問いかける。

「……なぁ、もうこんな事止めないか?」

「何言ってるの?あたしは選ばれたの、『人形《からくり》』に」

「……は?」

「あなた達はステられたのよ?……あはははっ、脆いんだよ、人なんて♪」

「………狂ってる…」

「狂ってる?そんな人聞きの悪いこと言わないで?…ただの、血《アカ》が好きな大胆な少女とでも思って?」



そんな二人を見つめる影が3つ。

「押すな、カリウム」

「$€@&)%*$£$>」

「……あの人だけは渡さないプイ…」


反対側にも、一つの影。

「ふっ、あの子はあれで良いんだ…」




『アリエスっ!』

『レ、オっ……!』

昔の出来事が二人を包む。その出来事はーーーー


『ア、リエスッ!……アリエスを離せっ!!!』

ーーーー悲しい別れだった

163:林檎:2015/12/25(金) 08:37 ID:Kv.

スティング達が街に出て、見たものは人々の殺し合いだった。
「何よ…コレ…」
「ヒデェ…」
そして、スティング達の前に現れたのは、事件の真犯人 黒魔導士ゼレフだった。
「ゼレフ…!」ガタガタ
ルーシィが小刻みに震えている。
「黒魔導士が何の用だよ…!」
いつも陽気なスティングも緊張して、声が強張っている。
「いや、君達に用はないよ。用があるのは君だ。」
そして、ゼレフが指したのが
「君だ、ルーシィ。」
ルーシィだった。
「あたしに何の用なの…?」
ルーシィは怖がりながらもゼレフに聞いた。
「…まだだ。まだその時じゃないね。時が来たら迎えに来る。逃げても無駄だ…ボクからは逃げられない。」
そして、ゼレフは去っていった。
「何なの?ゼレフがあたしを狙う理由って…」
「ルーシィ様…一度、フェアリーテイルにお戻りなさった方がいいと思います。」
「ああ。それもそうだ。オレ達が護衛に付く。報告もしなければな…」
「でも、それって…このチームから抜けるって意味でしょ…?そんなのイヤよ!あたし、フェアリーテイルでもあるけど、セイバートゥースでもあるもん!」
そう。ルーシィはたった二日程度で、セイバートゥースにも入っていたのだ。自分の居場所はフェアリーテイルとセイバートゥース。そう思ってた。
「ルーシィ様…」
「ルーシィ…」
「…聞けよ、ルーシィ。」
突然、スティングが口を開いた。
「お前がフェアリーテイルに帰っても、お前が死んでも、お前が消えても、お前はセイバートゥースの一員だ!ルーシィはセイバートゥースだ!!それだけは変わらねぇ!いや、変えさせねぇ!!!」
スティングは笑っていた。笑ってルーシィにデコトンをした。
泣いていたルーシィも泣き止み、笑った。スティングのデコトンが嬉しかったから。
ユキノも、ローグの笑った。ウチのマスターがスティングで良かったから。
「あたし、明日に帰る!でも、またここに来るからね!スティングの仕事、終わらせといてよ!」
「おう!」
続く
めっちゃスティルーやん!

164:林檎:2015/12/25(金) 16:30 ID:Kv.

「ただいま帰りました!ミラさん、マスターは?」
「マスターなら、マスター室よ。」
ルーシィが帰って来た。声だけで重大な何かがあった事が分かる。
「マスター!」
「ルーシィか…とりあえず、座りなさい。」
マカロフはルーシィをイスに座らせた。
「スティングから、特急で手紙が届いた。ゼレフがいたそうじゃな。」
「はい。ゼレフはあたしを狙っているそうです。」
「そうか…怖い思いをさせたな。もう、帰って来なさい。」
「あたし…あたし…フェアリーテイルを止めます!」
ルーシィの突然の発言にマカロフはビックリした。
「何故じゃ!!?」
「あたしがいたら、いつゼレフが来るか分からないじゃないですか!ナツやグレイ達にも心配かけたくないし!」
「黙らんか!ルーシィ!!!ワシらは家族じゃろう!家族が心配して、何が悪いんじゃァ!!!」
「それに、あたしセイバートゥースにも入ってるんです!」
「……分かった。好きにしなさい。その代わり、月に一度は顔を見せること。いいな?」
「ッッ…はい!マカロフさん。」
そして、ルーシィはフェアリーテイルを止めて、セイバートゥースに正式に入った。
続く
グレルー要素が全くねぇ!

165: 林檎:2015/12/25(金) 20:02 ID:Kv.

クリスマス小説グレルー

「パンパカパーン!クリスマスパーティよーー!!」
『イェーーーイ!!!!』
今日はクリスマスパーティ!ご馳走も楽しみだけど、やっぱり一番はフォークダンスよね!
「グレイ様っ!ジュビアと踊ってください!!」
「…おいおい、これって男が女を誘うんだろ…」
「いいんですっ!踊ってください!」
「考えとく…」
グレイ…ジュビアと踊るのかな…?グレイはあたしが片思いしてる相手。きっとグレイはジュビアが好きなのよ。なんだかんだで助けてあげてるし、気にかけてあげてるし。
「ルーシィ!一緒に踊ろうぜ!」
ナツがあたしを誘いに来た。…グレイと踊りたかったけど、ジュビアと踊るんだしいいよね!
「いいわよ!」

…ジュビアがオレを誘いに来て軽く無視してたけど、その間にナツがルーシィを誘いに行ってた。まあ、ルーシィはナツが好きなんだから普通にOKしたんだけどな…
「くそっ…」
「どうなさいました?グレイ様。」
「いや…何でもねぇ…」
そう考えると悔しくなってきた。ルーシィを取られたくねぇ…!!
「やってやる…ジュビア、お前とは踊れねぇ。踊る奴は決めてる。」
「ルーシィ…ですか?」
こいつ…知ってて!?
「やっぱり。ジュビア、知ってるんですよ。グレイ様がルーシィの事が好きな事。」
「じゃあ何で誘ったんだ?」
「ちょっとイジワルをしたくなって…これでグレイ様の決意ができたら、ジュビアはリオン様とお付き合いしようかなって考えてたんです。」
ジュビア…!お前、オレの事を思って…
「…ありがとな、ジュビア。」
「いえ!さあ、ほら!ルーシィの元へ行ってください!」
「ああ!」
ジュビアはオレの背中を優しく押した。ありがとう、ジュビア。オレの背中を押してくれて。
「ルーシィ!!!」
「ど・どうしたの?グレイ…」
ルーシィに声をかけても、ルーシィは目を合わせてくんねぇ。
「オレ、お前が好きだ!!」
「え?」
「オレと付き合ってくれ!!」
「あたしも!あたしもグレイが好きでした!」
オレはルーシィの手を引いて、フォークダンスを踊った。
そして、ツリーの下でキスをした。

END

happyXmas&Iloveyou

166: 林檎:2015/12/25(金) 20:19 ID:Kv.

番外編

「うふふ。あのツリーの下でキスをすると、永遠に一緒にいられるのよね。」

五年後

「ルーシィおめでとう!」
「ルーシィ綺麗よ!!」
「グレイ似合わねー!」
「言ってやるなよ!」
九月六日 オレとルーシィは結婚式を挙げた。
「新郎グレイよ。あなたは新婦ルーシィを永遠に愛する事を誓いますか?」
「はい。誓います。」
「新婦ルーシィ。あなたは新郎グレイを永遠に愛する事を誓いますか?」
「はい。誓います。」
「では、指輪の交換を。」
オレはルーシィに、ルーシィはオレに指輪を指にはめた。
「最後は誓いのキスを。」
オレは神父の言葉のあと、ルーシィのウェディングベールをあげた。
「お前を一生愛する。ルーシィ。」
「あたしもアンタを一生愛する。グレイ。」
誰にも聞こえないようにささやき、オレとルーシィはキスをした。

三年後

オレとルーシィの間に子供が一人、産まれた。今は三歳だ。
名前は『サレイ』
オレはS級魔導士だから、いつ帰れるかは分かんねぇけど、二人を愛してる。
「行ってくるな!サレイ!」
「うん!行ってらっさい!」
「じゃあ、ルーシィ。行ってくる。」
「ええ。行ってらっしゃい。」
ルーシィとサレイにデコキスをして、ルーシィが作った弁当を持ってオレは歩く。フィオーレの安全の為に。ギルドの為に。そして、ルーシィとサレイを守る為に。
END

167: 林檎:2015/12/25(金) 21:16 ID:Kv.

もうリレーじゃなくなった笑笑

168:みさ:2015/12/25(金) 22:29 ID:IRo

merrychristmas!!

そんな訳何か書こう!



ひらひらと舞う雪は、ルーシィの頬に触れそっと消えた。

「はぁー」

ルーシィの吐く息も白く、真冬をさしている。
その証拠に、ルーシィの頬は、赤く染まっていた。

「遅いなー」

ふと、腕時計を見ると、10時を指している。
少し疲れている様子だ。

その間も雪は降り、少しずつ積もっていた。



「はっはっはっ!」

走っているグレイの乱れた呼吸は、白い息になっていた。

「はぁ…。待ってろよ、ルーシィ」

グレイの大きな手には、不釣り合いの、ラッピングされた小さいプレゼントを握っていた。

目の前の視界が急に開いた。
恋人で混んでいる道中で、ルーシィを見つけ走る。

「ごめん、待った?」
「うん!すーっごく待った!」

2人は笑いあう。

そして、プレゼントを渡す。

「もう、しわくちゃじゃない」
「あ…急いでたからかな。…嫌?」
「ううん、全然!!」

ラッピングを開けると、ルーシィは最初は驚いちいたが、最後には満面の笑みで笑った。

「あ、ありが…」
「バーカ、泣いてちゃわかんないだろ」

そういいながら二人は泣いていた。

「私のプレゼントはねえ…目閉じて!」

グレイが目を閉じた。



そして、グレイの頬にルーシィのキスが落とされた。





おわり

169:みるくてぃ(むんむん):2015/12/25(金) 22:53 ID:BUI

はい!遅くなったけどクリスマス小説!
…デコトン、ええなぁ……。



「はぁ…」

「どうしたの、ルーシィ?」

12月25日の夜。…世間では『せいや』と騒がれる時、ルーシィはギルドのカウンターに突っ伏している。

「そもそも、異国のお祭りが何でこっちに入ってきたんですか?しかもカップルカップル…」

『せいや』とは異国から入ってきたイベント。今年もきちんと行った『はろうぃん』も井国の祭りだ。

『せいや』異国の『ニホン』というところでは聖なる夜、と書くそうだ。

『せいや』は所詮カップルが幸せなひとときを過ごすために作られた祭り。

恋人がいないルーシィには退屈…いや、憂鬱な日である。

「そうね…。やっぱり、お祭りごとはみんなで楽しみたいものよね!」

カウンターでグラスを拭くミラはニコッと笑う。しかしルーシィはますます機嫌が悪くなった。

「楽しむ以前に恋人ですよぉ〜。」

「あらあら、グレイに告白しちゃえばいいじゃない」

「そんな簡単な話じゃないですよ!」

それからしばらく話してルーシィは帰るために席を立った。

「じゃあ、もう帰りますね。『めりー・くりすます!』」

ルーシィは騒ぐギルドに背を向けて歩き出す。

扉を開ければイルミネーションがキラキラ光っていて、眩しい世界が広がっている。

そんな飾られた小道の途中にある古本屋さん。一つの本が目に入った。

「これって、聖夜に関わる話…?」

ショーウィンドウの先にある本を見つめてみる。本の隣には内容が少し載せられていた。

《ニホンの祭日である聖夜は、慕う人に想いを告げる習慣がある》

だとか、なんとか……。

頬が赤く染まったルーシィの頭にはグレイが浮かんだ。

「え?あ、もう…」

マフラーに顔を埋めた首を横にフルフルとふった。

「グレイには、彼女がいるし…」

今はジュビアと楽しんでいるんだろうな

170:みるくてぃ(むんむん):2015/12/25(金) 23:00 ID:BUI

ルーシィの頭に悲しい事実が浮かぶ。

「早く帰ろ」

ルーシィはすたすた歩き出した。





「……ねえ、何やってんの?」

家に着けば勝手にベットに腰掛けるグレイの姿。

「…んぁ?あぁ…好きな奴と一緒にいたくて来たんだ。悪りぃか?」

ボッとルーシィは顔を赤らめる。それはもう、ゆでダコの勢いで。

「え、いや、その、なんだ…きにするな。」

ところがそこで一気にテンションは下がった。そこまで否定されては辛いのも分かる。

「あのさ…私は、好き…なんだけどな…?」

ルーシィはベットに近づき、グレイの横にストンと座る。

「ばっ…!おま、何言って…」

(えーい、もうなるようになれ!)

『せいや』には想いを伝える習慣があるんでしょう?

ルーシィはグレイにキスをした。少し、ほんの少し触れるだけのキス。

突然の出来事にグレイは固まる。

が、すぐ我に返ってーーー


『---、--…--------。』







翌朝、幸せな顔でルーシィとグレイはギルドにやってきたという。




(グレイ様が恋敵の腰を!!………グレイ様ぁ…)

171: 林檎:2015/12/25(金) 23:03 ID:Kv.

グレイに告白しちゃえー!

大晦日と正月もサレイ出そっかな…みんなサレイの事覚えてた!?

172: 林檎:2015/12/25(金) 23:04 ID:Kv.

しちゃったー!!

173:みるくてぃ(むんむん):2015/12/25(金) 23:13 ID:BUI

いつもの小説です。




全てが『無』になった世界。生き残るのは『強き者』のみ。

血に染まる大地を踏みしめて歩くのは……


「ナツ、グレイ…これって、あんまりじゃない…!」

「…そういう世界だ。」

「なんで、こんな…くそっ」


泣き叫ぶルーシィ、静かに涙を零すナツ、唇を噛み締めるグレイ。

何もない。あるのは人、悪魔、神、天使…生命の亡骸と血に染まる植物だけ。

「私の力じゃ、駄目だった…」

「いや、紅椿と黒紅蓮の戦争が引き起こした結果…お前は悪くない」

紅椿の強制労働アンドロイド、黒紅蓮のイニシエノドラゴンを使った戦争はわずか

「10秒で、こんなんに…」

「アリエス…レオ、バルゴっ!みんなぁ!」

10秒で終わった…いや、終わらされた。

ENDとSTARTの血が、解放されたのだ。ナツの力で世界は終わり、ルーシィの力で始まりを産み出した。

「ルーシィ…大丈夫だ、俺らが、お前を愛し続ける…」

グレイはルーシィをそっと抱きしめる。ルーシィの後ろからはナツが。

「あぁ、一から作っていこう…俺らの手で。」






こんな物語が昔存在したそうじゃ。全てのページが存在していない今、真相は定かではない。

中部分と最後の切り取られたページは後に黒魔導士「ゼレフ」の元へーーーーーー




はい、中途半端ですね。自分でもそう思いますが、ルーシィの過去、最後の終わり方は皆さまの望む結果にしたいと思い、あえて書きませんでした……って言い訳ですね、ごめんなさーい!
全てが幸せになる世界、そんな世界は存在するのか、自分なりに考えた小説となりました。
怒っていると思うけど…ごめんねo(^_-)O

174:みるくてぃ(むんむん):2015/12/25(金) 23:27 ID:BUI

「見てみてー!なんか見つけたよー!」

フェアリーテイル最強チームの元にハッピーが異様な形をした本を持って飛んでくる。

「もうハッピー、変な物持ってきた…またどっか過去に飛ばされちゃったりしたらどうするの?!」

「おう、なんだ…なんだこれ、全然読めねぇぞーー!」

「は?お前が馬鹿だからだ…ろ…」

「お前ら、何をしてい、るん、だ……」

ぴしゃり、本を読もうとした3人は固まる。この本には見た事のない文字が数行書かれてあるだけなのだ。
ナツ、グレイにエルザが読めない字は複雑なものもあれば単純なものもある。

「ちょっと、三人とも、どうしたのよ?…あれ、これって異界の文字じゃない?」

ルーシィは記憶を辿る。記憶が正しければ、1週間ほど前にこの字を使った異界の本を読んでいる。
しかし、あの異界の文字を使った本は貴重……なぜそれをハッピーが持っているのだろう。

「えっと、何々……」

ルーシィによると、本にはこんな事が書かれていたようだ。


この本はその敷地内の選ばれたものをこちらへ送り込む。新たの扉を開きたければこの文を読み上げなさい。全て読み終えた時、世界は反乱軍を呼び込むだろう。

「だって…え?ちょ、待って。今読んじゃったんだけど!」

「ルーシィ、何してんだよお前ー」

「待って、周りが光り始めてるぞっ、これでマジでヤバくねぇか?」

「静かにせんか!」

「「「「あい…」」」」


四人の「あい…」を最後に世界は歪み始めるーーーーーー

175:みるくてぃ(むんむん):2015/12/26(土) 10:06 ID:BUI

ぱち

ルーシィの目が綺麗な効果音をつけて開いた。

周りは見た事のない景色。下を見れば草が広がっていた。

(なんか、重いな…)

先程から感じていた足の重み。つられるように足を見てみると、ナツとグレイの頭が自分の足に乗っていた。

(ふふ、なーにやってんだか。)

ルーシィは少し微笑んで、また視線は景色へと動く。綺麗な青空に少し雲が浮かんでいる。
マグノリアよりもこっちの方が空気が澄んでいるような気がする。

(何だろ、空気がおいしい…)

スゥーと息を吸い込んだ時、感じた。ここは本当に異界なんだ、と。

「そろそろ帰る方法探さないとね。」

ルーシィは呟いてから足を思いっきり高く上げた。…案の定、ナツとグレイの頭は地面に鈍い音を立ててぶつかる。

176: 林檎:2015/12/26(土) 10:38 ID:Kv.

「もう…そろそろかな?」
一人の魔導士がいた。その魔導士の背後に一人の少女がいた。この少女も魔導士なのだろうか。
「ゼレフ…ルーシィを狙うのは止めてください…」
「メイビス…悪いがそれはできないよ…ルーシィはボクの嫁にする…」
魔導士の名前はゼレフ。別名 黒魔導士。少女の名前はメイビス。フェアリーテイル初代マスターだ。
「ルーシィはボクと同じなんだ。命を尊く思うと命を奪う。…命の重さを忘れないとダメなんだ。」
「ルーシィはそんな子じゃありません。普通の魔導士です。」
「違うよ、メイビス。ルーシィの力を封印した奴がいたんだ。奴の名は風竜王ウェンドーラ…ボクはそいつを殺した。」
「風竜王ウェンドーラ…!ルーシィの親竜…?」
「さすが、初代マスターだね。メイビスも気付いていたのか。」
「ええ。薄っすらですが、あの魔力は星霊魔導士の魔力ではない。ナツ達と同じ魔力でした。ですから、もしかしたらと…」
「大正解。ルーシィは滅竜魔導士。エルザのおかけでルーシィの封印が解けやすくなった。動くなら今だ。」
「ルーシィは、フェアリーテイルが守ります。」
「それはどうかな?ルーシィはフェアリーテイルを止めて、セイバートゥースに入っている。」
「そんな…!」
「君達、妖精には何もできない。」
「ルーシィ…」
「ルーシィの異名を知っているかい?」
「いえ…」
「闇滅竜魔導士ルーシィだよ…ルーシィの封印が解けたら、アクノロギアもボクも倒せる。でも、ボクとルーシィは結婚するんだ…ボクとルーシィでこの世界を滅ぼし、一から争いのない、平和な世界を作り直す。」
「人類はあなたに負けない。」
「あなたじゃない、あなた達だ。」
「ルーシィは渡さない。」
「さあ…それはどうかな?」
二人は風と共に姿を消した。
続く

177: 林檎:2015/12/26(土) 15:19 ID:Kv.

誤字発見!!

「人類はあなたに負けない。」
「ボクだけじゃない。ボクとルーシィだ。」
「ルーシィは渡さない。」
「さあ…それはどうかな?」
二人は風と共に姿を消した。
続く

178:みるくてぃ(むんむん):2015/12/26(土) 20:04 ID:Avs


鈍い音とともに地に頭をぶったナツとグレイ。何故か…起きる気配がない。
そこでルーシィは二つの事に気付く。

一つ目は空はもう暗くなりかけている事。もう一つはーーー

「エルザ、来てないのかな…?」

隣…周りにもエルザの姿が見当たらない事。
ハッピーもナツもグレイもそばにいるのにエルザだけは見つからない。

ルーシィは暫く、エルザを見つけようとキョロキョロしていた。

(来てないのか…)

そう思った時、頭の中でエルザの声が響いた。

《ルーシィ、聞こえるか?エルザだ。どうやらお前らは異界に連れ去られてようでな…》

『エルザ?!何処にいるの?っていうか異界って何なのよー!』

《お、落ち着いてルーちゃん!さっき、あの本を解読してみたの。そしたら…》

ルーシィは大人しくレビィの言う事を聞く事にした。

ーーあのね、この本はルーちゃん達が飛ばされ今居る、『にほん』というところの本なの。
そしてこの本は、その『にほん』という所が危険にさらされていると判断した時、強力な者に助けを求めるため、作られた。それでこの本は、魔法を使えるマグノリアへ来たんだけれど……
元々『にほん』の人々は“助けを求めるために”この本を作った。しかも強力な者しか引き入れない…それほど重大な事が起きているって事だと思うの。そして、そっちに送り込まれた人は事件--つまり、『にほん』の人々を助けないと戻ってこれない。その強力な者にルーちゃん達は選ばれた。だからーーー

ーーー頑張ってね。


『えぇ?!要するに、帰れない可能性もある、と…』

《うん、そうなるの》

『…ん?でも何で、アースランドなの?他の世界とかには…』

《うーん…それは多分…想像になっちゃうんだけど、魔法が使えるから、だと思う》

『へ?魔法…?』

《うん、そっちの『にほん』じゃ、魔法が存在しない。というか、魔法は怪奇現象と認定されている》

『怪奇現象…』

《ルーちゃん達は使えるか分からないけど…どう?使えそう?》

『うーん、使えないなぁ。…あれ?でも、念話は使えてる…』

《あー、念話はルーちゃん達が光った時、エルザが危ないと感じて共感盗聴器をルーちゃんに付けてくれたの。だから一応念話じゃないかな。》

『そうなんだ…じゃあ、ここら辺見てくるね。何かあったら、また連絡しましょ』

《うん、こっちでも調べておく。気をつけてね?…特に、ナツとグレイ。》

『おっけー、ありがと。じゃ、後で!』

179:林檎:2015/12/26(土) 22:39 ID:Kv.

「よろしくネ!」
ルーシィとトキはセイバートゥースに来た。正式に入る為だ。
「ルーシィ…助けて…」
「ってー!マスター!何やっての!?」
「一日遊んだだけで…書類が…」
「一日でも溜まるもんは溜まる。」
「ローグゥ♡助けてェ?」
「…断る。」
「ルーシィ〜…ローグがいじめる〜…」
「はいはい。あたしも手伝ってあげるから、ヤル気出しなさい!」
ルーシィはこのやり取りには慣れたかのようにスティングの書類を手に取った。
「あ、そうだ…あたし、フェアリーテイル止めたから。」
「は?何でだよ。」
「家族を…守る為よ。」
「意味分かんねェよ。」
ルーシィは、深い溜息を吐いた。ローグも大変だなぁ…とか思いながら。
「あたしがいたら、いつ、ゼレフが来るか分かんないじゃない。ゼレフが来て、戦う事になっても、絶対に勝てない。だから、あたしはみんなに嫌われる決意でここに来たの。」
「何でここなんだよ。」
スティングは真面目な声になった。
「ここに来たって事は、フェアリーテイルのみんなにしか言ってないから、ゼレフも分かんないじゃないかなぁ〜…って思ってね。」
「なるほどな…だが、そうでもないみたいだぞ。」
ローグはルーシィの足元に短剣を投げた。そこにいたのはゼレフの使い魔だった。
「きゃっ…何コレ…」
「こいつ、大魔闘演武んとき見たぞ!ゼレフの使い魔だ!」
「何だと!ルーシィの事を見張ってたのか…」
ルーシィは思った。やはり、ゼレフからはニゲラレナイ
ニゲタラ ニゲルホド オイカケテクル…
ゼレフハ クルッテイル…と。
続く

180:めいびす:2015/12/26(土) 23:07 ID:lis

巻物を広げてみると、背景に絵が乗り、字がズラ〜っと。
だいぶ古そうだ。

え〜っと…なになに…

《神様。どうかご無礼をお許しください。神様ならばこの事情は承知済みかと思いますが…。私たちの気を収めるためにも、この文を納めさせてくださいませ。》

…どうやら、ここの神様に当てた文のようだ。



続…



《神様は………農民にも、町民にも。はたまた将軍様にも願い事を叶え、富を………くださいました。本当に有り難きことです。ですが…それを………れた将軍様がいらっしゃいました。》

グレイ「これ…読めない字が多々あるな…」
ルーシィ「粘らずに頑張りましょ!」

更に巻物を広げて、先の字を読み進める。

《いずれ人………ぼすのではないかと。そう思われ………様は、この神社へ立ち入ることを禁じ………した。私達は抗議を続け、なんとかしようと試みましたが…………わず。一揆を起こそうにも、年貢の量を増やされ、その暇もなく餓…………まう住人が増えました。もう私どもは我慢擦らず、一揆を起こすことを決断しまし………う、傘連判状をつくりもしました。悔いはありませぬ。…ぬ覚悟で挑みます。…敗北してしまったら、申し訳ありません。神様。どうか…これからも、ここに立ち寄る者たちの願いを叶………ださい。こ……》

更に巻物を広げようとしたその時。

神様『ーーやめておけ。その先は血飛沫しか載っておらんぞ。』

神様の声が、ドンと響いた。
神様の目は、怒りとも悲しみとも言えるものを覗かせている。

ルーシィ「血…血飛沫…」
神『一揆が先読みされ、奇襲がきたのだろう。命からがら我の元へと納めた…』

神様は顔を曇らせる。
グレイに巻物を返すよう言い、手の中に置くと、神様は表情を曇らせて言う。

神『人は人。喜んで欲しくて願いを叶えると、いつもこうなる。この巻物を書いた農民と、その仲間たちもやってはこない。神主も将軍へと抗議に行ったきりだ。』

人とは儚きかな、と目を閉じて呟いた。
金と氷の声が聞こえる。

グレイ《だからあんなにボロかったのか…》
ルーシィ《こんな深い事情が…》

感想がバラバラで面白い。
でもまぁ、悲しい思いはさせたくないしな。
切なげな笑みしか今は出せぬが…。掃除に戻させ、清々しく神社【ここ】を発って欲しいものだ。
我がまた2人へと語りかけようとすると…。
気配を感じた。
幼きものと二匹の動物。
目を開けると、氷も感じ取ったのか、金を背へと庇っている。

グレイ《…なんだ?この気配…》
ルーシィ《へ?グレイ…どうしたのかな…///》

金が面白い勘違いをしていて、そのことで悪戯をしてやりたいが…。今はそれどころではない。
ーーー来る

???「こんにちは。姫様、姫様の恋人さん、神様。」

忍び装束の少女と猫二匹(二足歩行)が廊下に立っていた。
金の記憶を拝見した時に見たことがある。名は確かーー

神『風…だったか。』
風?「…!」
???「…」
ルーシィ《あ…そうだ…!風とシャルルとリリー…!》
グレイ《風とシャルルとリリー?こいつらをルーシィも神様も知ってんのか?》

少女ーー風は、襟巻きの下でもわかるほど、頬いっぱいに笑みを浮かべた。

風「さすがは神様ですね!」

白い猫がシャルルで、黒っぽいのがリリーだと教えてくれた。
わざわざ名を名乗るということは、我らを敵対はしていない…いや、姫様もいるのだし当たり前か。
ーーしかし、さすがは忍び。心の声が聞こえぬ。

風「今日は、皆さんにお知らせが色々ありまして…こうして姿を現しました。」

風は室内へ入り、腰を下ろした。



自分でもよくわからなくなってきた

181:みさ:2015/12/27(日) 00:24 ID:IRo

やったー!冬休みー!

何を書こう…。

182:みさ:2015/12/27(日) 00:35 ID:IRo


ここは、マグノリアのギルドフェアリーテイル。
そこに、珍しいお客が来るのであった。

「おーい、ルーシィ!見ろ!見てみろ!雪だーーー!!!」
「え、雪?…どれどれ…って、まじめに雪じゃん!」

この、白い雪が舞う中で、1人の客がやってきた。

___ドサッ

それは、何かが落ちるような音であった。

「何?今の音…」

辺り一面真っ白で、ルーシィには何も見えない。

「…ルーシィ、コレ」

ナツが少し空気を嗅いだかと思うと、さっきの顔からは違う引き締まった顔になっていた。

「この匂いは、人だ」
「人ってことは…え?!あ、危なくない?」
「ああ、こりゃ早く見つけてやんねーと」

雪は少しずつ強くなっており、先ほどとは程遠い天気になっていた。
ナツが外に足を出そうとした時だった。

「匂いが…近づいてくる」

外を見ると、さっきまではなっかた黒い人影があったような気がした

そして、顔が見える、というところでその人影は倒れたのだった。



続く

183:みさ:2015/12/27(日) 00:42 ID:IRo


はあ、はあ。
ここはどこだろう。
魔導士ギルド、フェアリーテイル。
まだか、な。

「うわぁ!」

イテテ。
滑って転んでしまった。
早く着かねば、さっきからどんどん風も強くなっているし…。
あれ?今一瞬看板が見えたような。
ん…目が、開かない。足が動か、ない。
最後に聞いた会話は、

「ナ、ナツどうしようか」
「と、とにかく中に運ぼう」

そんな会話だったような気がする。
気のせいかわからない。ただ、今私が目を開けた時に一番最初に絵に移ったものが私が信じればいい道だろう。

さあ、君たちは何番目だろうか。


続く

184:みさ:2015/12/27(日) 08:00 ID:IRo

>>183

絵に移る

ではなく

目に映る

です。ごめんなさい。

185:林檎:2015/12/27(日) 09:33 ID:U5o

「もうダメなんだ…ゼレフからはニゲラレナイ!」
「落ち着け!ルーシィ!」
「こいつぐらいなら倒せるだろう!」
「もうダメなのよ!!」
ルーシィはパニックに陥った。家族を守る為に家族を捨てて、新しい家族を作ったのに、新しい家族も守れない。
「ダメなのよ…あたし達はゼレフに勝てない!絶対に!」
「お前、それでも元フェアリーテイルの魔導士かよ!」
突然、天井からナツが飛び降りてきた。
「元フェアリーテイルの魔導士なら、どんな敵にも立ち向かえんだろ!」
ナツに続いて、グレイとエルザ、ウェンディも飛び降りてきた。
「…そうね!あたしだって元フェアリーテイルの魔導士よ!」
「一緒に戦うぞ!」
「うん!」
「使い魔は弱い。ルーシィの体術で倒した方がいいと思うぞ。」
ローグは、きっとゼレフと戦う事になるだろうと思い、魔力の消費を抑える為にルーシィの体術を推薦した。
「オッケー…やあぁ!」
ローグが言った通り、使い魔はルーシィの攻撃を一発喰らっただけで消えた。
「ふぅ…あ、そうだ!みんな、ありがとね!」
「…ルーシィさん…戻ってきてくださいよぉ!」
ウェンディは堪えきれないといったように大粒の涙を流した。
「ウェンディ…!そうだよね…何も言わなかったもんね…ごめんね!」
ルーシィは涙ぐんだ。
「ルーシィ…他ギルドであるが…私達もゼレフと戦う事を手伝おう!」
「エルザ…ありがとう…死んじゃうかもしれないよ?」
「その辺は大丈夫だ!オレらはフェアリーテイルの魔導士だかんな!」
「そうだな!オレらも参戦すんぜ!」
「ナツ…グレイ…!」
「オレはルーシィのギルドのマスターだ!オレも戦うぜ!」
「オレも同じギルドの仲間だ!」
「スティング…ローグ…ありがとう!みんな!!」
「ルーシィさん…私も戦います!」
「ウェンディ…ありがとう!」
ルーシィはスティングにしてもらったデコトンをウェンディにした。
「? 何ですか?今の…」
ルーシィはスティングをチラッと見て言った。
「勇気が出る…おまじないかな。」
ルーシィの言葉にスティングは真っ赤になった。
「勇気が出るおまじない…ありがとうございます!ルーシィさん!」
「いえいえ!」
ルーシィとウェンディは姉妹のように手を繋いだ。
続く

186:みるくてぃ(むんむん):2015/12/27(日) 12:19 ID:BUI

ヤバイ、フェアリーテイルの冥府の門編、最後の2話すごい泣けた…!

ルーシィは共感盗聴器を切る。そこで少し一息ついた。

空には星空が広がっている。所々の星なんかではない。満天の星空。
月が見えるとその周りの星は見えなくなるが、ここは違うのだろうか。

(月があるのに、星は隠れない…)

「それにしても、綺麗だなぁ」

ルーシィは空を仰ぎ、野原の上に寝転ぶ。ぐっと背中を伸ばして目を閉じる。
目を閉じた瞬間、過去がルーシィに襲ってくる。

『姫、危険な気配がします。お下がりください。』

『え、危険って、どういう…!』

『姫、とにかく……あっ?!』

『バルゴ、バルゴーー!!』


『バルゴが、連れ去られちゃって…だから、他のみんなも気をつけて!』

『ルーシィ…探さなくて、いいのかい?』

『レオ…探せないの…鍵もいつの間にか無かった…だけど、あたしはバルゴを信じる!』

『そうか…ルーシィ!危なっ……っく!』

『レオ、みんなっ…!!』


涙がこぼれる。止めようと思ってもどんどん流れてしまう。

(星霊のみんな、消えちゃったんだよね…あたしのせいだ、あたしのせいでっ…!)

「ごめっ…本当にっごめんっ……」

涙同様、止めようとしても口は待ってたかのように動いてしまう。

(……へ?)

頭にふわりと感覚がのぼる。びっくりして上を見るとグレイがルーシィの頭を撫でている。

「あの、さ…アイツらは、その…不安かもしんねぇけど、お前は一人じゃない。」

「っ…!……うんっ…」

ルーシィはグレイの胸に顔を埋めて泣きじゃくった。


ナツ(お前ら、何やってんだよ…あぁ、起き上がれねぇ。)




ーー夜空では、黄道十二星座が眩い光を放っている。





…ルーシィとナツが抱き合って、ルーシィが泣く!…っていうのはよく見るんだけど、グレルー版が無い…ということで最後があんな感じに。まだ続きますよ!

でも、…あれ?何で黄道十二星座が全部同じ夜空にあるの?南半球に黄道十二星座が無いことになるんじゃ…?

187:みさ:2015/12/27(日) 12:49 ID:IRo

むんむんわかる!
私も泣きそうになった、てか泣いてた。

188:林檎:2015/12/27(日) 14:30 ID:.Bc

でも楽園の塔編で…

番外編

ナツ「ルーシィの婿登場!?編終了!」
ルーシィ「みんなお疲れ〜」
スティング「それより、ナツさん達の登場の仕方には正直ビックリしたよ…」
グレイ「悪りぃな…天井壊しちまって…」
ローグ「いや、それは別に気にしないでいい…」
ナツ「だってよォ、台本にカッコよく登場するって書いてあったんだぜ!」
ルーシィ「あれのどこがカッコいいの!?」
グレイ「ルーシィは分かってねェなァ…」
ルーシィ「……は?」
グレイ「男のロマンだろゥがよォ!」
ルーシィ「はぁぁぁぁ!!?」
スティング「確かに、あの登場の仕方は男のロマンだな!」
ローグ「そうらしいな…」
ルーシィ「意味分かんない!男の世界の基礎が分かんない!」
トキ「ホントだよ!」
ルーシィ「アンタもかい!猫!!」
トキ「ボクも男だもん!」
グレイ「男というより、雄だろ。」
トキ「グレイひどいよぉ〜〜!!!」
ルーシィ「グレイ最低!待ってトキ!」
スティング「おい、ルーシィ待て!」
ナツ「…行ってこいよ、グレイ…」
グレイ「ちょっと待て!その目やめろ!クソ炎!」
ナツ「次回!闇滅竜魔導士と黒魔導士編!楽しみしとけよ!」
グレイ「スルーかよ!」

189:みさ:2015/12/27(日) 14:43 ID:IRo

うう、終わっちゃうのかな…。
やだな。
てか、最後の方ジュビアとグレイがくっつく感じだったの嫌だな。

190:林檎:2015/12/27(日) 14:50 ID:.Bc

誤字!

ナツ「次回!闇滅竜魔導士と黒魔導士編!楽しみにしとけよ!」

だっよーん!

191:林檎:2015/12/27(日) 14:51 ID:.Bc

みさ)それな!最近、グレジュビ多いよね!

192:みるくてぃ(むんむん):2015/12/27(日) 15:37 ID:BUI

林檎、みさ))うちも嫌だよぉ〜、グレルぅぅー!…グレルーのせいでグレる。…はい、笑えないね、ごめん。
やっぱこのままナツルー、グレジュビでいくのかな?……というか最近ナツルー小説上がってないからうちはナツルーにしちゃってもOK?ということで、アンケート。どっちが良いですか!

うちはグレルーに1票で。

193:林檎:2015/12/27(日) 18:16 ID:U5o

私もグレルーに一票!

194:もち:2015/12/27(日) 22:26 ID:tc2

わ、私、ここグレルーだけかと思ってた!ここナツルー書いてもいいんだ!!(このよく読まない性格が、テストの点数を下げていることを私は知ら…知っています…ケアレスミス多いのですよ…)

195:れもんてぃ:2015/12/27(日) 22:46 ID:BUI

最近三人しか来てないからな……2/3ってことでグレルーに!


「 …」

「…」

(っち…)

抱き合いながらルーシィとグレイは赤面する。そんな歯痒さにナツは内心イラつく。

(この雰囲気、壊しちまおうか…)

そう、グレイはライバル。邪魔してもいいんだ、とナツは自己完結をし、バッと起き上がる。



「え、え、ナ…ナツ?!」

「ちょ、ルーシィ…あ、あぁ!悪りぃ!」

ナツが起き上がったのと同時にルーシィとグレイもバッと離れる。

「何やってんだ、お前ら?」

ナツは気付かない振りをする。

「い、いや?なんでもないよっ」

「気味悪りぃな、ルーシィ…それよりここ、何処ダァ?」

「あぁ、俺にもさっぱり…」

196:みるくてぃ:2015/12/27(日) 22:47 ID:BUI

もちだ!久しぶり!…ちなみに、上はわたくしでございますわ。オホホホホ……

197:林檎:2015/12/28(月) 02:06 ID:U5o

「ルーシィ…会いに来たよ…」
みんなに悪寒が走った。この声はゼレフだったからだ。
「いや…触らないで!」
ゼレフはルーシィに近づいていった。そして、ゼレフはルーシィの髪の毛に触れた。
「ルーシィさん!?」
ウェンディはルーシィの手を離した。手に激痛が走ったからだ。
「君は本来の姿に戻るべきだ…」
ゼレフはルーシィの髪の毛にキスをした。すると、ルーシィの体が光り始めた。
ルーシィの右目は血のような赤に変わり、黄金の光を放っているはずのブロンドの金髪は、闇のような黒か混じっていた。
「この姿は…あのときの!」
そう。ルーシィ、ナツ、ハッピー、トキで行った仕事から帰って来たときに見た姿だった。
「(しかし、魔力が全然違う…何故だ?だが、この魔力はゼレフと同じ力を持っている…!!?)」
エルザの推理は当たった。ルーシィの魔力はゼレフと同じ力を持っているのだ。
「ルーシィ、行こう。」
「ええ…」
ゼレフはルーシィの手をとって行こうとした。
「ちょっと待て、ルーシィ!」
ナツが止めたのだ。
「なに?アンタ…てか誰?」
ルーシィはゼレフに髪の毛にキスされた事によって、記憶を奪われた。
続く

198:もち:2015/12/28(月) 12:36 ID:tc2

一話で中断!!(私のあまあまですよ!)私には書けないのだ、しくしく…いきなり学生パロディ書きたくなるあたりが、私なのですよ!!←開き直ってます という訳であまあまは、中断させていただきます!ホントにごめんなさい!私に国語力が、無いので…ルーシィと、グレイが、イチャイチャラブラブしてるとこ書けない…
ご迷惑をおかけして申し訳ございません!!反省は、しております!←どこが?ww
てなわけで、皆さま!あまあま書けたら書いて頂きたい!どの口が、いってんだよwというツッコミも大丈夫です
お願いします!(アルティメット3回転土下座)
ホント、お願いします!この私のわがままにこたえて下さる神様!お願いします!!

199:林檎:2015/12/28(月) 14:20 ID:CMQ

大丈夫だよぉ〜…もっちゃぁん^ 言 ^

「ルーシィ…?」
「だから、アンタ誰よ。」
ルーシィの記憶は、完璧に消えた。覚えているのはゼレフだけ。それも、ゼレフの婚約者という記憶になって。
「ルーシィ、君が関わる必要ない…。行こう。」
「ゼレフ…!…分かったわ。」
ルーシィはゼレフの魔法によって消えた。
「ルーシィさぁぁぁん!!!」
「ルーシィィィィィ!!!」
ウェンディとエルザは必死に叫んだが、その声はルーシィに届かなかった。
「そうだ…、ナツ。」
「なんだ…?」
「ルーシィを取り戻したかったらボクの城に来るといい…。」
「当たり前だァ!ルーシィは絶対に取り戻す!!お前なんかにルーシィは渡さなねェ!!!」
「ああ…。待っている。他のみんなも来るといい…。」
そして、ゼレフはルーシィに使った魔法で消えていった。
「みんな、出発は明日だ!今日は魔力を回復させ、城の準備をしておけ!」
「おう!」
「分かった!」
「はい!」
「了解っス!」
「ああ…。」
「あいさー!」
「オーケー!」
「頑張りましょう!」
「フローもー!」
続く

200:みさ:2015/12/28(月) 14:30 ID:IRo

むんむん、私もグレルーがなくてぐれるかも…。

ナツルーも私好きだよ!でも1番はグレルー!!

201:もち:2015/12/28(月) 21:45 ID:tc2

り、林檎?何か怖いぞよ?マジでごめんなさい


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