【少年陰陽師】少年陰陽師好き集まれっ!〜季節の物語〜

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1:貴璃:2016/07/08(金) 23:46

こんにちは、貴璃と申します!
(題名長いのは気にしないでください)

ここは少年陰陽師の小説を書いたり、少年陰陽師の雑談をしたり、勝手に語ったりする場所です!

ふらっとやってきてふらっと去っても全く問題はありません!

とりあえず、来た方は名前と年齢と好きなキャラとタメOKかを言っていただけるとありがたいです。


題の通り、その季節に合った短編を自由に誰でも書けるところですよ☆

ではでは、気が向いたらどうぞお越しくださいませ!

2:貴璃 青龍「剛砕破!」 玄武「波流壁!!」:2016/07/08(金) 23:59

私の自己紹介をしますね!

名前…貴璃

齢…数えで十六歳

好きな登場人物…昌浩、紅蓮、天一、太陰、朱雀、玄武、彰子、章子、脩子、晴明、行成、もっくん
…いっぱいいるな………

私はタメ全然OKなのです!

ある方より授けられし名は!!
知りたかったら「少年陰陽師〜幻絵巻〜」までどうぞ!

そもそも、これ見てる人がいない気が…。

3:咲夜:2016/07/09(土) 00:51

どうも、こんにちは!

来てみました………咲夜です!

嬉しいな。私が一番乗りだ!
貴璃、ここでもよろしく!

ここって、私も小説書いていいの?

4:咲夜:2016/07/09(土) 01:02

じゃあ、私も自己紹介を!


名前……………咲夜〈さくや〉

齢………………数えで14。もうすぐ15です。

好きなキャラ…昌浩、彰子、もっくん、十二神将全員と、風音、高淤の神、行成、脩子、比古……はあはあ、多すぎる…!

その他…………別のスレである、《少年陰陽師 〜幻絵巻〜 》のスレ主であります。
そして、貴璃宮大御神さまより、一番短い呪である名前を頂いた幸せ者です!笑

5:貴璃 青龍「剛砕破!」 玄武「波流壁!!」:2016/07/09(土) 06:58

咲夜いらっしゃい〜!

うん!誰でも小説書いていいんだよ♪

6:貴璃 青龍「剛砕破!」 玄武「波流壁!!」:2016/07/09(土) 09:29

咲夜咲夜、あのね、《数え》は誕生日を迎えたらなる歳で、《満》が今の年齢だよ!

だから、ちょっと齢のところが違う気がするの…

咲夜の場合は、

齢…数えで15

かな…?

7:咲夜:2016/07/09(土) 18:14

あ、ヤバイ、間違えた笑
何巻目かの後書きで先生が言ってたから一応知ってはいたんだけど…。(これほんとです。)
何にも考えずに14って書いちゃった!

おばかさんね…って感じで、優しく流してあげて下さい…

8:咲夜:2016/07/10(日) 23:00

私と貴璃以外、来ないね…。
やっぱり、少年陰陽師を読んでる人は少ないのかな…? T^T

9:貴璃:2016/07/11(月) 16:35

寂しいね………。
あんなにいい物語も珍しいのに………!

あ、昨日新刊買ったよ!
兄上ぇ!敏次の兄上ぇっ!

10:咲夜:2016/07/11(月) 19:21

え?それは本当ですか貴璃宮大御神さま!
…というか、実は私。
あれだけ少年陰陽師語っておきながら、最新刊まで読んでないの……っ!
ごめんなさいっ!

…とっしーの兄上かあ…。
最新刊気になる…!

11:貴璃:2016/07/11(月) 21:07

………ちょっと、高めのお値段。

しかし、しかぁしっ!

内容を読んだら、「安いものねっ!ふははははっ!」と高笑いすること間違いなしの満足度っ!!!

今なら現代パラレルのペーパーも付いてくるっ!

さあさあ、そこなお嬢さん、お買い得ですよっ!!

12:咲夜:2016/07/11(月) 22:51

な、何ですって!?

もう、今読んでない所をぶっ飛ばして、最新刊を買わなくては!

今すぐ書店へ、れっつごー!

13:咲夜:2016/07/11(月) 22:51

と思ったら、今は約11時だった!!

14:貴璃:2016/07/11(月) 22:56

明日に持ち越しですな!

15:咲夜:2016/07/11(月) 22:58

そうですな!

でも、明日は校外生徒会…。(涙)

16:貴璃:2016/07/11(月) 23:10

あらあら………。

私、明日は大学説明会みたいなのに行くよー!
すっごく面倒くさい!現地集合だから!

17:咲夜:2016/07/11(月) 23:18

おおーっ!さすがは高校生!
貴璃はいつも気軽に喋って(?)くれるから、つい年上なんだって事を忘れちゃうんだ〜!

18:貴璃:2016/07/12(火) 00:19

私もだよ!

私、学校では友達にもつい、敬語で話しちゃうんだけど、咲夜はタメでもいけるし!

よく、歳下って事を忘れてる

19:貴璃 この子を決して、独りきりにさせないために:2016/07/13(水) 23:03

書くか…(←やっと)











「もっくん、池入っていい?」

ある夏の日のこと。
暑くて手でぱたぱた顔を仰いでいた昌浩が唐突に言った。

「………池?」
「そう。わざわざ遠くまで行くのはやだし、だったらうちの池で涼もうかなぁって」
「いや、別にそれは構わないが……何故俺に聞く?」

不思議そうに見上げれば、むーと唸りながら考えている様子の姿があった。

「………だって俺、昔池に落ちかけただろ?」
「そうだな」
「そのせいかさ、時々俺が池に近づいただけでもっくんが怒っているように見えて」

だから、と昌浩は物の怪の目を見て笑った。

「もっくんに聞いてから入った方がいいのかなーって思ってさ」

物の怪は驚いたような顔をして、まじまじとこの少年を見つめた。

物の怪に聞いてから、というのに嫌そうな様子は一切見せず、むしろ嬉しそうですらある。
それを見ると、不思議と今まで抱いてきたのとは違う感情が芽生えた。

ーーーまったく、俺はいつからこんなに欲張りになったんだ。

あの輝く笑みが俺だけを見ていて欲しいと思うなんて。
あの笑みを独り占めしたいなんて。
ーーー他の誰にも、自分だけの特権を渡したくないなんて。

心の中で苦笑すると、わざとらしく溜息をついて嘆息気味に答えた。

「ーーー10分だけだからな」
「うん!ありがとう、もっくん!」

許可を出せば、嬉しそうに顔を輝かせて池まで駆けていく。
その様子が微笑ましくて、意地悪をしないでもう少し遊ばせてやるかな〜と考え出すのだった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わり!
短い!

昌浩の笑顔はみんなの味方。みんなの天使!

紅蓮がときめくのも無理はないと思ってる←

20:咲夜 あんたみたいな風変わりな姫には、俺ぐらいがちょうどいい。:2016/07/14(木) 00:30

あ〜、もう、貴璃!
どれだけ私をときめかせたら気が済むのさ!
ほのぼのでふんわりで、とにかく昌浩が可愛いっ!

昌浩が居れば、周りはぱっと明るくなるのさ!きらーん!
私も、季節にあったお話、何か書かねば!

21:貴璃 この子を決して、独りきりにさせないために:2016/07/14(木) 00:37

わくわく✨
全力で待ってるから!



………成親兄上の台詞って案外格好良いの多いよね!
昌親兄上よりも出番と良い台詞多いし。

22:咲夜 昌浩ーっ、怖気づくんじゃないっ!:2016/07/14(木) 01:04

そうだよねえ〜…。
成親兄上、格好いい!
だから、『其はなよ竹の〜』は好きだなあ。

さすが長兄!

23:咲夜:2016/07/16(土) 23:31

あ、今日から貴璃、暫く来れないんだっけ。
…寂しいよお…。貴璃…

私はいつまでも待ってるからね!

24:咲夜:2016/07/20(水) 13:17

やっぱ、貴璃がいないとこのスレ成立しないな…。
『貴璃、求む!』

25:貴璃:2016/07/20(水) 22:40

はぁい!四日ぶり!

時々ならこれるかもしれない事が判明☆

でも、毎日は無理だ!

待っててくれてありがとう、なんか小説お詫びに書いてみる??

26:咲夜:2016/07/20(水) 22:45

はぁぁっ!貴璃だぁ〜っ!(≧∇≦)

貴璃の小説、久しぶりに読みたいよ〜
毎日じゃなくても、私は待ってるから大丈夫!

27:貴璃 この命そのものが罪だと、知っている:2016/07/20(水) 23:18

よし、書くね!!…斎ちゃんのお父さんの名前わからないから、《父》とか、《彼》って表現するね!
































碧い、海。

陽の光を反射する、輝く、海。

海なんて、毎日見ていたのに。

………なのに。

どうしてこんなに眩しいんだろうーーーー。










「ーーー斎。おいで、海に行こう」

毎日毎日、祈りが終わる頃を見計らってやって来る父が、笑顔で手を差し伸べてきた。
少し驚いた顔で二人の神使を見ると、優しく微笑み頷かれる。
それを見て、照れたように俯きながら、最近やっと一緒に暮らせるようになった父の手を取った。

「………はい、行き…ます」

まだまだぎこちない仕草と硬い声で、それでも一生懸命言葉を紡ぐ。
そんな斎の様子に更に笑みを深くしながら、優しく手を引いてやった。

「行こうか」
「う、うん………」

二人の神使ーーー益荒と阿曇は、微笑ましい気持ちでこの親子を見ていた。

ぎこちなくても、斎はやっと《とうさま》と呼べるようになった。
それだけでも、大きな進歩だ。

そんなことを思いながら、しかし口では別のことを言う。

「玉依姫、どうぞごゆっくりしてきてくださいね」
「阿曇。うん、ありがとう」

ほんの少し、嬉しそうに微笑む。
笑顔を見せるようになったのもいい進歩だ。

「では、我らが姫を頼むぞ」
「ああ、わかった。任せてくれ。………では、行こうか、斎」

こうして、久しぶりに海を近くまで見に行くことになった。










ーーーー眩しい。

不思議と、これが海を見た感想だった。
いつも見ていたのに。
なのに。

ーーーーこんなにキラキラ輝いた海は見た事が無かった。

「きれい………」

思わず呟くと、嬉しそうに笑った彼が弾んだ声で言う。

「そうだろう、この前見つけた場所なんだよ。……斎に見せてやりたいな、と思ってね」
「え………?」

驚いて顔を上げると、大好きな父と目が合う。

なんだか急に恥ずかしくなって、頬が熱くなってきた。

それを隠すように、少しだけぶっきらぼうに尋ねる。

「と、とう…さま、その、私に見せたいって……?」
「そのまんまの意味だよ。ほら………」

「斎みたいに、きらきらしてて、美しいだろう?」

にっこりと優しく微笑む父の瞳は、どこまでも穏やかだ。
その目を見て、思わずぽろりと涙が零れた。

「と…さまっ………!あ…の、…ありがとう……!」
「どういたしまして。………ああ、ほら、泣かない。後で益荒と阿曇に怒られるのは父さまなんだぞ?」

おどけた口調にクスリと笑う。











夏の海は表情豊か。
朝は煌めき、昼は眩しい。
夕は輝き、夜は穏やか。

なかでも、自分は夕が好き。

だって、大好きな父さまと、初めて一緒に見た海だからーーーー。


ー完ー










長すぎたね、ごめん…。

28:咲夜:2016/07/21(木) 01:54

やっぱり貴璃は天才ですっ!
しかも、一番最初に『碧』って出てきてる!
「嬉しい」の一言です…!


ちなみに斎のお父さん、磯部なんとかじゃなかったかな…?自信ないから、違うかもしれないんだけど…(´・Д・)

29:貴璃:2016/07/21(木) 18:26

あ、そっか!
ありがとう、磯部守直だ、確か!
じゃあ、脳内で変換して読んで!w


最初の碧い、ね。
書くときに咲夜のこと考えながら書いてたから、碧にしたの!

30:咲夜:2016/07/21(木) 21:22

あ、そうそう、磯部守直だ!思い出した!
…今の今まで、忘れてた…。

ありがとう!やっぱり、あの字入ってると
嬉しい…!覚えててくれたんだね!


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