【少年陰陽師】少年陰陽師好き集まれっ!〜季節の物語〜

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1:貴璃:2016/07/08(金) 23:46

こんにちは、貴璃と申します!
(題名長いのは気にしないでください)

ここは少年陰陽師の小説を書いたり、少年陰陽師の雑談をしたり、勝手に語ったりする場所です!

ふらっとやってきてふらっと去っても全く問題はありません!

とりあえず、来た方は名前と年齢と好きなキャラとタメOKかを言っていただけるとありがたいです。


題の通り、その季節に合った短編を自由に誰でも書けるところですよ☆

ではでは、気が向いたらどうぞお越しくださいませ!

446:咲夜◆.M:2016/10/29(土) 17:26 ID:lZI

んとねー。
400は私がとったから、次は貴璃…かな?

『小枝』。
私だとあの美味しい某チョコレート菓子しか出てこない……

447:貴璃◆5s:2016/10/29(土) 19:10 ID:DN.

ダメ!「こえだ」と読んでは、だめ!!

おけい、ありがと、咲夜!
忘れないようにせねば…

448:咲夜◆.M:2016/10/30(日) 19:31 ID:lZI

そうよね、だめよね……
よし!…さーえちゃんっ♪さえちゃーん!
さーえーちゃん!………食べたい……←!?

私も忘れないように頑張るよ!
うっかり………は、もうしないさっ!

449:貴璃◆5s:2016/10/30(日) 21:26 ID:DN.

さえは食べちゃだめぇ〜!!

食べるなら、おはぎマンにして!
彼は食べられるのを苦とはしていないわ!!

450:咲夜◆.M:2016/10/30(日) 23:14 ID:lZI

ごめんよ、おはぎマン……

私、あんこ食べられないんだ…!

ごめん、おはぎマン……そして何より、ごめん、紅緒……!(話めっちゃズレてる…?汗)

451:貴璃◆5s:2016/10/31(月) 22:42 ID:DN.

………よし、少年陰陽師に戻そうww







「trick or treat!」

突然、昌浩が紅蓮に向かって言った。

「…?何だ、どうした昌浩?」

紅蓮は正直意味がわからずに首をかしげ、普通に対応してしまった。
昌浩はそれが気に入らなかったのか、むぅと頬を膨らませながら言う。

「今日はハロウィンだよ、紅蓮!去年も言ったじゃないか!」
「…ああ!例の謎の外つ国の文化だな!」
「言い方古っ!外国でいいじゃん!あと、もう日本でも普通だから!1000年前と同じに考えない!」
「………で、何がして欲しいと?」
「あ、そうだった。えっ…と〜………。こほん。
お、お菓子をくれなきゃイタズラするぞっ☆」

かぁぁぁあ…と、顔を真っ赤にさせながらも、上目遣いに紅蓮を見上げて言った。
恥ずかしいならやらなければいいのに、と紅蓮は思うのだが、可愛いからついつい許してしまうのだ。

「はいはい。じゃあこれから何か買いに行くか。何が食いたい」
「ほんとっ!?やった、紅蓮大好き!じゃあね、パフェ食べたい!!」
「あんまり高いのは駄目だからな」
「わかってるって!」

満面の笑みを浮かべながら、屈託なく紅蓮に抱きつく昌浩。

ああ畜生、可愛すぎるんだよ!

紅蓮は内心そんなことを思いつつも外にはおくびにも出さずに昌浩の頭を撫でてやった。

「行くか」
「うん!」

ああ、たまにはこんな日もいいのかもしれない。

夕焼け色に染まり出した街を、紅蓮と昌浩は歩き出した。






紅蓮が昌浩にデレデレな感じを書いてみたかった。
あんまりデレデレ感を私は感じられない結果になったけど…もっとくっつかせればよかったな………。

452:貴璃◆5s:2016/11/02(水) 19:11 ID:amE

さえぇぇぇぇぇえええええ!!!

失礼、取り乱しました

453:國輝:2016/11/02(水) 23:56 ID:1t6

遅くなってごめん!いや〜少陰も双星もいいよね!

454:貴璃◆5s:2016/11/03(木) 10:04 ID:amE

ね!大好き!

…ところで、私今更だけど気づいたんだよ………ここの小説、ひとつ途中で終わってることに………!

ごめんよ、太陰、昌浩!
なるべく早くかくからね!

455:咲夜◆.M:2016/11/04(金) 23:54 ID:lZI

私もちゃんと書くよ!

(これ毎回言ってるやつ。でも毎回なかなか書かない奴。↑)

やっぱりこの季節だしっ!ネタはあるよっ!
(ほぼギャグだけど。)

456:貴璃◆5s:2016/11/05(土) 06:02 ID:amE

おおっ、楽しみ!

私は木の実採集に行って迷子になったお話が途中で…ごめんっ、太陰、昌浩!
そして何より待ってる彰子ともっくん!!

457:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 09:50 ID:amE

>>248 続きです!!










「………ふぅ、こんなものかしら?」

太陰は、再び木の実でいっぱいになった両手を見つめた。そして、ほんのりと微笑むと顔を上げて辺りを見回した。
帰り道は、なるべくまっすぐ進んできたから分かっている。

「早く戻らなきゃ、昌浩が可哀想ね」

そう呟き、歩き出した。
木が邪魔で飛べないし、両手が木の実で塞がっているので下手に走れない。
それでも早く戻ろうと気持ち急ぎ足で太陰は歩いた。

「ーーーーあ、いた…」

そうしているうちに、漸く昌浩を見つける。
しかし、見ると木の実は殆ど残っていて、昌浩はどうやら数個食べただけのようだった。それに、眠ってしまっている。
思わず呆れて溜息が出た。

「お腹空いたって言ってたじゃない。何してるのよ、昌浩………」

言ってから、はたと気がつく。
わざと、残してくれたのではないかと。

自分が、晴明にあげると言ったから。

昌浩は、そういう優しい子だから。
気を使ってくれたのかもしれない。

「………馬鹿ね…」

言葉とは裏腹に、太陰はひどく優しい瞳で昌浩を見つめ、木の実を他のと一緒に置くと昌浩の頭をくしゃりとひと撫でした。

「付き合わせちゃって…ごめんね…」

明るくなったら帰り道を探さなくては。

太陰は膝を抱えて空を見上げた。
まだ、夜明けまで刻はあるように思える。
何事もないように、と自分と昌浩を守る結界を作り、太陰は気持ちだけでも休もうと、目を閉じた。



ーーーー朝。

「昌浩、起きなさいっ!ほら、朝よ!」
「んん…………。ぅん…おはよ………」
「ほーらー、しゃきっとする!帰り道を探すわよ!」
「あっ!そうだった…。…ぁ、おはよう、太陰」
「ええ、おはよう。じゃあ、木の実を持って」
「わ、いっぱい採ってきたね」
「それはいいから、さっさと行くわよ!東はこっちよね?」
「うん。じゃ、行こうか」

漸く、帰れるかもしれない。
いや、帰らなくては。

二人は昨日よりは明るい気持ちで歩き出した。











久しぶりすぎる………!!

ごめんっ…忘れてて………!!

458:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 09:52 ID:amE

>>460

実験…みたいなものをしてみる…のです。

459:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 09:52 ID:amE

できた…面白い!

460:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 19:16 ID:amE

気づいとるかわからんが、小説書いたぞ!

461:咲夜◆.M:2016/11/06(日) 20:12 ID:lZI

あわわっ!
ごめんよ!こっちに来れてなかった〜!

太陰が昌浩の頭撫でるの想像しちゃって、
にやける私…←

そして、太陰と昌浩のことで頭がいっぱいで、待ってる彰子ともっくんを忘れてしまっていた私…←

462:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 21:27 ID:amE

それはだめっ、咲夜!

でも私もちょろっと忘れてた………なんて、いいい言わないよよよ←

まだコメントしてないところに>>461とかってやると面白い。

463:咲夜◆.M:2016/11/06(日) 22:30 ID:lZI

>>464

……ちょっとした発見、だね!笑

464:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 22:35 ID:amE

そう、やってみたかったのです…!!

465:貴璃◆5s:2016/11/09(水) 23:24 ID:amE

>>457 続きです!!















「あっ!太陰、あれ、森の外じゃない!?」

昌浩が、弾んだ声を上げた。
それに対し、太陰も嬉しそうに頷く。

「そうね、もうすぐ帰れるわ!」

二人は嬉しそうに微笑みあった。
何しろ、色々あったのだ。

やれ、飛べないのがつまらないだの、やれ、お腹が空いただの、やれ、動物を愛でていただの。

とにかく色々ありすぎて、もう陽は西に傾いてあの真白い物の怪の瞳と同じ色になっていた。
しかし、漸く森以外のものが見えたのだ。
木も、もうそれほど邪魔ではない。
太陰は、嬉々として風を巻き起こした。

「昌浩、木の実をしっかり捕まえてなさいよっ!!」
「 やだぁー、こわいー!!」
「早く帰りたくないの?」
「くっ…誰のせいだと…!?」
「煩いわねぇ!」

有無を言わさず風流に巻き込む。
悲鳴が聞こえた気がしたが気にしない。

太陰は安倍の邸に向けて全力で飛び出した。

466:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 21:58 ID:sYI

………半分寝ながら書いてたから文がおかしいかもしれないことに気が付いたよ…生温かい目で見てね…

467:咲夜◆.M:2016/11/10(木) 22:02 ID:lZI

いやいや、貴璃の文才はいつも通り見事に開花してるよ!大丈夫!

ついに邸に帰れるね〜!
目が回るけど、どんまい、昌浩!w

468:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:16 ID:sYI

おお、咲夜!
よかった、咲夜がそう言ってくれるなら安心だ!

そうだ、あのね、授業中に神様ズ(咲夜、國輝、紅漓)のイメージ絵を描いてみたの!
あとで載せてみる(^_^)

469:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:18 ID:sYI

あくまで神様なので、「こんなの私じゃない!」は受け付けません…(眼をそらしつつ)

470:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:32 ID:sYI

https://ha10.net/up/data/img/14467.jpg

まず、月夜咲夜神!

471:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:33 ID:sYI

そして、https://ha10.net/up/data/img/14468.jpg 「國之輝大御神」!

472:咲夜◆.M:2016/11/11(金) 00:40 ID:lZI

きゃあああっ!
か、可愛い…!!し、嬉しい…!!
ありがとう〜〜〜っ!

こんな奴があんなに美化されて…!
感動で跳ね回りたいくらいだよっ!
ありがとう、貴璃っ!!

473:貴璃◆5s:2016/11/11(金) 06:50 ID:sYI

喜んでもらえて良かった〜!!

なんかもう描いたり考えたりするのが楽しくなっちゃって(^◇^;)

でも貴璃宮大御神は描けてない。
自分は描けない………!!

474:咲夜◆.M:2016/11/12(土) 00:57 ID:lZI

あのね、昨日(11日)のための話を書いたんだけど……

*現パロです。
*神将が人型をとっております。
*時系列、友好関係、めちゃくちゃです。
*数多のキャラが迷走中。
*何より、駄文です。

これでもいいという優しいお方がいたら読んで下さい!
まだ完結してません!





11月11日。

今日は、何の日?



ある日。
昌浩が朝食をとるためにリビングへ行くと、朱雀と天一、そして紅蓮が席についていた。

「おお、おはよう」
「昌浩様、おはようございます」
「やっと起きてきたか、昌浩」

この三人は同じ高校に通っているから、起きる時間が大体同じだ。
ちなみに、昌浩と彰子、比古も、紅蓮達と同じ中高一貫のところに通っている。

ほのぼのとした雰囲気の中、突然どたばたとこちらへ向かってくる足音がした。

……ばんっ!

「おはよう〜っ!あら?昌浩、今日はもう起きてたのね!」
「…朝から騒がしいぞ、太陰。ああ、昌浩おはよう」

「お、おはよう……」

勢いよくドアを開けてきたのは、太陰と、彼女に連れられた玄武だった。

「ねえねえ、昌浩!今日は何の日か知ってる?」
「え、今日…?なんかあったっけ…?」

カレンダーを見てみるが、予定などは書き込まれていない。

「もうっ!いい?今日はポッキーの日よ!こんなに大事な日を忘れるなんて!」

憤慨している太陰をぽかんと見上げ、昌浩は思った。

ああ、ポッキーの日か。
……ポッキーの日って、そんなに大事な日だったんだ。

11月11日。これが某チョコレート菓子に見えることから、この日は『ポッキーの日』となった。

でも、そこまで大事か…?

首を傾げていると、席をたっていた天一が昌浩の朝食を持ってきた。

「太陰は、ポッキーが大好きなのです。一年で一番好きな日をあげるとしたら、迷わずこの日を選ぶでしょう」

「そ、そんなに……」

初めて知った。

「そうよっ!ポッキーほど美味しいお菓子はないわ!」
「そ、そっか……」

朝ご飯のデザート替わりにポッキーを頬張りながら、かなり上機嫌な様子でランドセルを準備しだした太陰。

それを横目に、紅蓮が昌浩に問いかけた。

「昌浩。学校は、いいのか?」
「……ああぁ〜〜っ!」

今日も今日とて、遅刻ぎりぎり。

ーーー
ーー


「昌浩、おはよう」
「今日もぎりぎりだな」

学校に着けば、笑顔で迎えてくれる彰子と比古。
挨拶をしたかと思えば、かなり真面目な顔で彰子に問われる。

「昌浩、今日は何の日?」
「え、ポッキーの、日…?」

あまりに真剣なその空気に、若干仰け反りながら答えれば、途端に彰子の表情は明るくなった。

「そうよね!という訳で、ポッキー持ってきたわ!」

満面の笑みでカバンから取り出したのは、長方形の箱。

昌浩達の学校は、あまりルールに縛られていない。持ち物に関しても、これといった規則はないのだ。

「彰子はポッキー大好きだもんな」
「え、そうだったの!?」

比古の言葉に驚けば、彰子はこくりと頷いた。

……女の子はポッキー好きなのかな…?
……というか、比古が知ってて俺が知らなかったって、なんか悔しい…。

一人の世界に入り込んでもやもやと考えていた昌浩の耳に、遠慮がちな声が届いた。

「…私は、プリッツの方が好きなのだけれど…。それに、今日は『ポッキー&プリッツの日』じゃないかしら…」
「章子!」

現れたのは、藤原章子。
彼女は彰子の従姉妹にあたる。

「大丈夫よ、プリッツも持ってきたから」

片目を瞑りもう一つ箱を取り出して微笑む彰子に、章子は一瞬呆気にとられたが、嬉しそうに感謝を告げた。

「そういえば、昌浩はどっちが好きなの?俺はどっちかっていうとプリッツ派なんだけど」

真っ直ぐな髪をさらりと揺らし、比古が昌浩の顔を覗き込む。

「ん〜…?どっち、かあ…。特にこっち!って訳じゃないけど、俺はポッキー派、かな…?」

「我もポッキーだな」

突然話に入ってきたのは。

「颯峰!」

475:咲夜◆.M:2016/11/12(土) 01:02 ID:lZI



「颯峰!」

いつの間にか側にいたことに一同驚くが、本人は全く気にせず。

「というか、颯峰ってお菓子食べるんだ……」

素朴な疑問を浮かべる昌浩だった。

「どうやら、ここではポッキー派が多い様子。ここでひとつ、化生殿らにも聞いてみようではないか」

颯峰の言葉に、比古が首を傾ける。

「ポッキーとプリッツ、どちらの方が好きか、をか?」
「左様。それ故、昌浩殿。放課後にて、貴殿の邸に伺おうと思うのだが、よいかな?」

何故そこまで颯峰が興味を示したのか全くわからなかったが、彰子が自分も聞いてみたいと言ったため、昌浩はそれを承諾した。


続く

さあ、なんだこれっ!?と思った皆さん、なんかここおかしい…と思った皆さん!
どんどん苦情をどうぞっ!
ちなみに、もう11日じゃないじゃん!というご意見は、受け付けておりませんw

キャラが崩壊しているのはいつものご愛嬌さ!
……颯峰が、わからない…っ!

476:貴璃◆5s:2016/11/12(土) 06:59 ID:sYI

大体合ってるが、昌浩の事は呼び捨てだっ!
惜しいっ!

あと、なんか、楽しい!
読んでて楽しい!!

477:咲夜◆.M:2016/11/12(土) 12:01 ID:lZI

あぁぁああっ!!
ほんとだ!「ま、昌浩っ!そのすまんっ、」って言ってた…!
何故確認せずに書いてしまったの、私…!

ほんとっ!?そう言って貰えると嬉しいよ!
現パロとか特殊設定とか、苦手な人もいるから……
夜に多分、続き書きます!

478:貴璃◆5s:2016/11/12(土) 17:06 ID:sYI

りょーかい!!

楽しみにしてる〜(o^^o)

479:貴璃◆5s:2016/11/12(土) 18:28 ID:sYI

唐突に、風が荒れ狂った。

昌浩の部屋で不安に駆られながら昌浩の帰りを待っていた物の怪は、暴風の中に神気を感じ取った。

「太陰…?………昌浩が、帰ってきたのか!?」

慌てて庭に降りて空を見上げる。

ーーーーと。

「わぁぁぁあっ!」

悲鳴とともに、物の怪の目の前に些か疲れた風情の少年が落ちてきた。

「うぅ…太陰のばか………」
「…昌浩?」

涙目になって頭を抱えている昌浩に物の怪は恐る恐る声をかける。
すると、昌浩はぱっと笑顔になって振り向いた。

「…あっ、もっくん!!ただいまっ!!」
「………いや、ただいま、じゃないだろう………」
「聞いてよもっくん、太陰がね…」
「ちちちちょっと!?ま、昌浩、何言おうとしてるのよっ!!」

太陰が割って入ってくる。
昌浩は苦笑すると、物の怪に一言いった。

「俺、じい様のところ行ってくるけど…来る?」
「行くに決まってるだろ」

物の怪の即答に昌浩は嬉しそうに頷き、太陰の首根っこを捕まえて歩き出した。
それを見ながら、物の怪は気のない様子でぼやく。



「そういう問答無用なとこ、晴明の孫だよな…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ーーーー太陰」
「は、はぃ………」
「…今回限り、だ。二度とこのような事をするな。肝が冷えたぞ」
「ごめんなさい…」

昌浩たちが帰ってきてから約半刻。
昌浩と太陰が晴明に姿を見せた時、晴明は内心大きく安堵の息をついていた。

無事で良かった。

そして責めるように太陰を睨んだ晴明に、昌浩は慌てて言った。

『じい様、太陰を責めないであげてください!太陰は、じい様のために木の実を取ろうとしただけで、悪くありません…!』

可愛い孫にそこまで言われれば聞かないわけにはいかない。
晴明はとりあえず昌浩を部屋に戻し、太陰と二人っきりで説教をしていた。

「あの、晴明…私、でも、その………」
「………わかってる。儂が、木の実を食べたいとぼやいたからだろう?…優しいなぁ、お前達は…」
「そんなことないわ。………でも、今回は、ごめんなさい。昌浩まで巻き込んでしまって…」
「分かればいい。よし、この話は終わりだ。…それで、木の実は?」

優しく微笑んでやれば嬉しそうに笑う。
太陰は笑んだまま、立ち上がった。

「昌浩が持ってるの。今もらってくるわ!」

そうして元気に駆け出す。
苦笑しながらも、晴明は穏やかな笑みを絶やすことは出来なかった。

480:貴璃◆5s:2016/11/13(日) 17:04 ID:kts

続きを昨日書いてた…記憶にない………!?

うんと…太陰が怒られてしゅんとしてたら美味しいとかは考えてた気がするけど…

481:咲夜◆.M:2016/11/13(日) 17:34 ID:lZI

なんて微笑ましい…!
って、記憶になかったのっ!?
ま、まさか、身体が勝手に動いて…!?

あと、今日は県の新聞テストでした!
だからって訳では(あまり)ないんだけど、続き書けなくてごめんね!

482:貴璃◆5s:2016/11/13(日) 20:58 ID:sYI

大丈夫!
お疲れ様っ!!

私は今日はお茶会?みたいなの行ったから、1日着物着てたよ!
祖母に着せてもらったの〜^o^

483:咲夜◆.M:2016/11/13(日) 22:27 ID:lZI

おおっ、いいなあ〜!
着物とか浴衣とかって好きなんだけど、なかなか着る機会がないから、羨ましいよ〜!

484:貴璃◆5s:2016/11/13(日) 22:43 ID:sYI

えへへ〜☆

ピンクのね、可愛くて落ち着いた感じのを着たの!

楽しかったよ!!

485:咲夜◆.M:2016/11/13(日) 23:19 ID:lZI

落ち着いたピンクかあ、可愛い♪

私はねー、おばあちゃんが「いつか着てほしい」って買ってくれた着物があるんだー!
まだ着たことないけどね……

綺麗な青色だよ!……(名前にかけて…?)

486:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 17:34 ID:sYI

おおお!
いいねぇ、私は貰い物だからねー、身内に買ってもらったのは無いんだー…

487:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 19:13 ID:sYI

続きですよーーーー!!
咲夜集まれーーー!!













「はいっ、これっ!私と昌浩で採ってきたのよ、なるべくいいのを選んだつもりなのだけどどうかしら」

両手に抱えてなお余るほどの木の実を昌浩と太陰が二人がかりで運んできた。
晴明が一つ頬張ると、二人して伺うような顔をして上目遣いに覗き込んでくる。

「ほう、なかなかのものだな」
「美味しい?」
「ああ、勿論。ありがとうな、太陰、昌浩」
「ええっ、どういたしましてっ」
「あ、いえ、俺は別に…」

礼を言うと、太陰はより一層嬉しそうに笑い、昌浩は珍しく礼を言われたことに戸惑いしどろもどろになった。
やっぱり小動物だ。
内心太陰はそう思う。

「たくさんあるから彰子様にも幾つかお裾分けしようか」
「いいわね!なら、露樹にもあげて彰子姫と何か作って貰えばいいんじゃない?」
「じゃあ、俺が母上達に届けてきます!」
「頼む。ほれ、こんなもんでいいかのう?」
「晴明、沢山あるんだしこんなに残さなくてもいいんじゃないの?」
「駄目だ、これは儂の分だ。たとえ彰子様でもこれ以上は差し上げられん」
「まあ、取り敢えず届けてきます」

ぱたぱたと小動物………もとい昌浩が厨に向かって駆けていく。
昔から変わらないところの一つだ。

太陰はほんのり微笑んで昌浩が出て行った方を見、晴明に向き直った。




「秋の産物、たっぷりと御賞味あれっ!!私と昌浩の努力の結晶なんだからっ!」






その言葉に、晴明は声をあげて笑うと、太陰の頭をひと撫でしてもう一つ木の実を口に入れた。













ーーーーーーとある秋の日の、お話。

488:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 19:15 ID:sYI

おしまいっ!!



長すぎたの…予定では2話くらいです終わるはずだったんじゃが………おかしいのぅ………?




………取り敢えず、完結した!
もう冬に入るぜ!秋は書かない!そして無謀なことはしない、忘れない!

489:咲夜◆.M:2016/11/14(月) 21:44 ID:lZI

はーいっ!
集まったよー!!

あのね、あのね!
太陰が、可愛すぎるよ…っ!?
私はもう幸せだ……!

490:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 21:50 ID:sYI

幸せ…!?
ほんとに………!?!?
嬉しい…すぎるくらいに嬉しい………!!

ほんと咲夜愛してる…

491:咲夜◆.M:2016/11/14(月) 23:41 ID:lZI

さあ、もう全然ポッキーの日じゃないけど、ポッキーの日の話の続き!


放課後。
昌浩、彰子、章子、比古、颯峰の五人は、安倍邸へと向かっていた。

「…そう。だから、太陰はポッキー派なんだ」
「へえ〜。他の神将には聞かなかったのか?」

今朝の出来事を皆に話していたら、比古が問うてきた。

「うん。朝は忙しかったし…」
「ああ、昌浩は朝に弱いもんな!」

……否定はできない。

「太陰は分かるのだけど、他の神将ってお菓子食べるのかしら…?」
「《闘将》たちだと特に…」

比古の発言によって、頭の上に疑問符が浮かぶ五人。闘将の四人に、お菓子は会わない気がする。
ちなみに章子は、天空、太裳以外の神将とは面識を持っている。
あの二人はあまり顔を見せることがないから、会ったことのない者の方が多いだろう。

「む?あれは、勾陣殿では?」
「え?」

颯峰の声に振り向けば、そこには確かに勾陣が、門にもたれて立っていた。

「勾陣、待っててくれてたの?」
「まあ、な。それより昌浩。今日はお客がいるんだろう?風も冷たいし、早く邸へ入れてやれ」

なんで知ってるんだろう。
友達を連れていくなんて、言ってないのに。

前にも同じようなことがあり、疑問に思って訊いてみたが、
「仮にも神将をなめるなよ」
と怪しい微笑でかわされてしまった。

颯爽と歩いていく勾陣に疑問を覚えながら、慌てて友人たちを招き入れたのだった。


ーーーー

「…と、いうことなんだけど…。みんなは、ポッキーとプリッツ、どっちが好き?」

「ほう…。それを訊きにやってきたのか」
「なかなか面白そうだな」

紅蓮が納得したように頷けば、それを横目でちらりと見て口角を上げる勾陣。

話を聞いていた太陰は、目を輝かせて飛んできた。

「私はもちろんポッキーよっ!」
「いや、それは知ってるって…」

反応に困って苦笑していたら、玄武が助け舟(?)をだしてくれた。

「わ、我はプリッツ派だ。ポッキーはチョコレートが甘くてどうにも好かん」

それに同意するように、章子が控えめながらも何度も頷く。
対して紅蓮は、首を傾げて口を開いた。

「そうか?俺はポッキーの方が好きだけどな」
「冬の最新作もチェックしてるしな」
「ええっ!?紅蓮、そうだったの!?」
「なっ!?こ、勾!お前、それは言わなくて良いだろう!」

こうなると、もう止まらない。

「まさか騰蛇にそんな趣味があったなんて…」
「思いもよらなかったわ…」
「以外ね…」
「新事実発覚だな」
「いやっ!だから、俺は別に…!」

「何を騒いでいる?」
「六合!」

眉を顰めながら現れたのは六合。
その手には、大量の箱が。

「昌浩が友人を連れてくると聞いた。今日はポッキー&プリッツの日だからこれで良いだろうと思ったが…。駄目だったか?」

「いいやっ!ぜんっぜん!ありがとう、六合!」

満面の笑みで喜ぶ昌浩に、六合は軽く目を細め、口元を緩めた。

「あっ、ねえ六合。六合は、ポッキーとプリッツ、どちらが好きかしら?」
「どちら…?……ポッキー、だな」
「それは、風音がポッキー好きだからだろう」
「……っ!と、騰蛇、なにを…」

こうなると、また止まらない。

「か、風音って、あの風音先輩か!?」
「あら、比古、知らなかったの?」
「あの二人は付き合っているのに…」
「新事実発覚だな」

颯峰だけ、先程と同じことを言っている気がするのは気のせいか。

「まあまあ、皆落ち着いて。取り敢えず、せっかく六合が持ってきてくれたんだから食べようよ!」

昌浩の一言で、その場にいる者は思い思いに手を伸ばした。

「俺は冬限定のポッキーを…」

紅蓮がさりげなさを装って手を伸ばすと。

「俺にも分けろ」

突然背後から青龍が現れた。


続く
ーーーー


なんかもう、ギャグですねー!はい。
ぐちゃぐちゃだし、終わらないし。
キャラは絶賛迷走中だしぃぃいい!

こんなのでも、取り敢えず、暖かい目で見てあげて…

492:貴璃◆5s:2016/11/15(火) 06:48 ID:sYI

面白い………!!

ごめんよ、咲夜、私心の中で、

紅蓮(本当は俺がポッキー好きなのは、昌浩にポッキーかプリッツか聞いたらどちらかといえばポッキー派と言ってたから何だが…言わないでおこう)

みたいなことを考えてた………っ!!

493:咲夜◆.M:2016/11/15(火) 16:19 ID:lZI

な、成る程っ!
確かに紅蓮なら、そうなるかも!
昌浩大好きだし♪
昌浩みんなの天使だし♪

494:貴璃◆5s:2016/11/15(火) 22:42 ID:sYI

そう、なんか私は紅蓮には昌浩至上主義でいてもらいたい………っ!!

495:咲夜◆.M:2016/11/16(水) 16:32 ID:lZI

うんうんっ!いてもらいたいっ!

紅蓮→昌浩至上主義
六合→風音至上主義
青龍→晴明至上主義
優燐→穏燈至上主義

はっ!
これはまさか、この流れで行くと…!?

496:貴璃◆5s:2016/11/16(水) 21:47 ID:kV.

昌浩→彰子至上主義

………かな??

497:咲夜◆.M:2016/11/16(水) 22:34 ID:lZI

いぇーすっ!!
これはもう外せないねっ!うんうん。
いやー、青春青春!

そして、各々がポッキー好き&プリッツ好きな理由もわかってしまうのだよ!(ネタバレ)

498:貴璃◆5s:2016/11/17(木) 06:34 ID:kV.

はっ…!

ではっ、比古は、

比古→←真鉄至上主義


たゆら、もゆら至上主義

だから、もしかしたら、逆で、他の三人はプリッツが好き………!?

499:咲夜◆.M:2016/11/17(木) 16:07 ID:lZI

そうだーっ!絶対そうだ…!

気づいてしまったね、貴璃…!

500:貴璃◆5s:2016/11/17(木) 16:34 ID:OJU

そして………っ!!

気がついたら500ーーーーっっ!!!

気付いたところで500になりましたよ、お嬢さん!
まさか、こんなに早く500になるとはっ………!!

咲夜ありがとうっ!!
大好きだよっ、私が一番の貴女の読者だからね!

501:咲夜◆.M:2016/11/17(木) 17:41 ID:lZI

ほ、ほんとだーーー……!
いつの間にか半分に!
おめでとう〜!

貴璃…!
私も大好きだよ!そしてありがとうっ!
あわよくば、これからも貴璃にとって私が一番の読者であれますように…!

502:貴璃◆5s:2016/11/17(木) 18:00 ID:OJU

安心して、貴女以上の私の読者はいないから…!

あわよくば、ずぅーっと仲良しであれますように!!

503:咲夜◆.M:2016/11/18(金) 00:26 ID:lZI

本当にっ!?ありがとう〜!
というか、『貴女』…!
『貴女』、じわじわきております!

ね!この先ずっと、仲良くしていけたらいいな…!
貴璃と私を繋げてくれた『少年陰陽師』に感謝だよ…!

504:貴璃◆5s:2016/11/18(金) 06:09 ID:OJU

本当に…!

結城先生はあらゆる意味で神なのか!?笑

505:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 18:37 ID:WAM

神だ!
あらゆる意味で!

原稿書くのもすごい早いし!←そこ!?

506:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 19:59 ID:OJU

そこ!!
わかる!!

あっ、あのね!
今日、『「少年陰陽師」で古文が面白いほど身につく本』を買ったの!
一昨日取り寄せの注文してね、今日入荷って言ってたから!!
めっちゃ良い…

507:國輝:2016/11/19(土) 20:45 ID:sow

久しぶり!素敵な絵ありがとう!あれを見た瞬間に心の中がほわわわわ〜んってなった!
(通じるかな?笑)実際あんな可愛くないけどね。うちは絵が下手くそだからお礼は小説で返そうかな?楽しみにしてて貴璃!咲夜!

508:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 21:14 ID:OJU

うん、楽しみにしてる!!

國輝の小説毎回予想外で面白いもん!
楽しみだね、咲夜!

509:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 22:03 ID:lZI

うん!
私にはできない発想だし、面白いし!
國輝には本当に憧れるよ〜!

楽しみに待ってまーすっ!

510:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 22:07 ID:lZI

>>506
それ、すごい欲しいやつだ…っ!
少年陰陽師で古文がわかるなんて夢だよね!
よく検索して見てるんだけど、「ネットで注文♪」にはまだまだ遠い……汗

511:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 22:39 ID:OJU

本屋で取り寄せ♪
お値段、1296円です!
ちょっと厳しい…と思ったけど、中身開いた瞬間そんなの吹っ飛びました。ええ。

512:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 22:54 ID:lZI

なるほど〜!
あの本、なかなか見ないんだよねえ…
いつか見つけてみせるぞ!
待ってて、本〜…っ!笑

513:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 23:24 ID:OJU

そう、あの本2013年に発売されたのだから、もうほとんどの本屋さんには置いてないんだよねぇ………。
だから、取り寄せが早いかな…?

514:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 23:27 ID:lZI

なるほど〜!ありがと貴璃っ!

あ、あとね!欲しい本といえばね!
少年陰陽師画集も欲しいんだ〜!
あさぎ先生の絵、好きだし!綺麗だしっ!
いつかそっちも手に入れたいな〜!

515:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 23:34 ID:OJU

わかるっ!!

欲しい〜………っ!!

ぎぶみー、まねー!!!

516:國輝:2016/11/20(日) 08:56 ID:sow

はーい!頑張りまーす!うちも買おうかなと思ったけど最近金欠で・・・(泣)
新年あけたら買おうかな?財布があたたかくなるから(笑)

517:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 09:30 ID:OJU

………お年玉の事かな………?
三千円しか自分で持ってちゃ駄目なのよ、うちは…。
それ以外全部通帳に振り込まれる。あ、私のね

518:咲夜◆.M:2016/11/20(日) 17:32 ID:lZI

通帳!なんかすごい…!
私はまだ持ってない…
しかも、お年玉はお父さんとお母さんからの分しかもらえないのっ!!
他の親戚からもらった分は、私の塾代に変身する……

519:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 18:03 ID:OJU

…通帳っていうかなんというか…番号も何も私は知らない(`・ω・´)
親が全て握っている………

520:咲夜◆.M:2016/11/20(日) 18:12 ID:lZI

あ……そうなんだ……
それはちょっと不便かも…(私だったら)

521:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 19:13 ID:OJU

いいんだ、私の学費にほんの少しまわすって言ってたし…将来残ってれば役に立つし………。

………本買いたいけど。

522:咲夜◆.M (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/11/20(日) 19:54 ID:lZI

将来のためかあ……!

……でも、本買いたいよね!笑

523:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 20:36 ID:OJU

買いたいっ!
少年陰陽師全巻揃えたい!!
少年陰陽師関係全て揃えたいぃ!!!

524:國輝:2016/11/21(月) 01:21 ID:qmI

うちも!少年陰陽師の本は全巻もってるけど少年陰陽師関係の本はまだ揃ってないからな〜。もうちょい、諭吉さんとかいればいいのに・・・

525:貴璃◆5s:2016/11/22(火) 21:39 ID:OJU

………咲夜の方もだけど、小説書かなきゃ

526:國輝:2016/11/24(木) 23:55 ID:qmI

確かに。何書こう?冬か〜。…ダメだあんま浮かばないわ

527:貴璃◆5s:2016/11/25(金) 06:19 ID:2TI

絵なら描いてるんだけどね………

528:國輝:2016/11/25(金) 20:03 ID:5iw

絵⁉凄い!

529:貴璃◆5s:2016/11/25(金) 20:07 ID:2TI

雪の日にかまくらの中で二人身を寄せ合っている…。

………。

………………ま、そんなロマンチックじゃないけどね

530:國輝:2016/11/26(土) 09:32 ID:5iw

いや、結構ロマンチックじゃない⁈

531:咲夜◆.M:2016/11/26(土) 12:15 ID:lZI

かまくら……
入りたい…!(今は炬燵に入ってる)
ほのぼの……(妄想中)

532:貴璃◆5s:2016/11/26(土) 17:01 ID:2TI

>>530いやー、私の絵がロマンチックじゃないのですよ〜。

>>531こたつ…いいなぁっ………!!
うちにはそんなもの存在しないよ!?
羨ましいっ笑

533:貴璃◆5s:2016/11/27(日) 21:48 ID:2TI

https://ha10.net/up/data/img/14823.jpg

完成しましたよー!
かまくら昌彰♪

534:咲夜◆.M:2016/11/29(火) 00:05 ID:lZI

かーまーくーらー!!←ちょっとおかしい

可愛い!可愛いよっ!二人とも!
さりげなくお揃いなのね、マフラー!
さりげなくいたのね、雪だるまもっくん!

目の保養です…!

535:貴璃◆5s:2016/11/29(火) 06:22 ID:l1U

そう!
そして、さりげなく昌浩は照れているっ!!
彰子よりもほっぺがピンクだよ!

536:貴璃◆5s:2016/11/29(火) 07:19 ID:l1U

因みに、マフラーは彰子の手作りという設定です!
慣れないながらも頑張って作った!…みたいな。

昌浩「わぁ!ありがとう、彰子!!」
彰子「ううん、喜んでくれて良かったわ。あ、そうだ、お揃いにしたのよ」
昌浩「えっ…!?」///
彰子「今度、これで一緒に出かけましょうっ!」

537:國輝:2016/12/02(金) 00:26 ID:X9I

すっごい可愛い!もっくんがwwまさか、あそこにいるとはwwこれは予想外だったわ。

昌彰って良いよねー…!

538:國輝:2016/12/02(金) 00:27 ID:X9I

見てて早く進展して欲しいって思ってます笑

539:咲夜◆.M:2016/12/03(土) 01:55 ID:1Dc

自分でもびっくりするほどよく分からない続き。…忘れかけたポッキー&プリッツの日。

ーーー

「俺にも分けろ」

いつの間にか背後に立っていたのは、青龍だった。
部屋の中の空気が変わり、昌浩たちの表情が強張る。

なにしろ、一つの部屋に紅蓮と青龍が揃ってしまったのだ。なにが起こるか分からない。

しかし、そんな心配を裏切り。

「ああ、もちろんだ。お前はプリッツだったな。お、新商品もあるぞ」
「感謝する。…もう一箱くれ」

……………。
なんだ。なにが起こった。ついに壊れたか。

昌浩たちの頭の中は、今かなり混乱している。

え、紅蓮いいの?こんなこと言っちゃあれだけど青龍にあげるの?というかなんで青龍の好みを知ってるの?え、なに新商品勧めてるの?青龍は青龍で、紅蓮に感謝していいの?あ、今のは紅蓮に失礼だったな。いやでも、なんで結構普通に、というよりむしろ友好的に話してるの?全然関係ないけど青龍の最後の要求いる!?

全く理解できていない昌浩たちに、六合が当たり前のことのように説明をする。

「騰蛇と青龍は、基本的に菓子というもの全般がかなり好きだ」
「あまりにも好きすぎるが故に、この際過去のことは気にせず菓子の為だけに協力をしようということで、菓子同盟を組んだのさ」

六合の言葉を引き継ぎ、勾陣が笑いを堪えながら話し出す。

「ちなみに、青龍がもう一箱要求したのは、晴明に渡す為だ。晴明は、この菓子同盟の頂点に君臨している。平安で言うなら、今上の帝といったところか」

頭がついていかなくなった昌浩、彰子、比古、颯峰の四人は、乾いた笑いを浮かべながら彫刻と化してしまった。

「勾、なにがおかしい」
「……」

二人の不満気な視線を受け、話を逸らそうと密かに隠形していた同胞に声をかける。

「確か…ポッキーだったな?」

振り向けば、顕現し人型をとる天一の姿が。
その目元に湛えている微笑は、是という証だろう。

「天貴、俺もポッキーが好きだぞ!お前には到底及ばないがな」
「ありがとう、朱雀」

呼んでもいないのに現れたのはもちろん朱雀だ。
輝かんばかりの笑顔を浮かべた朱雀は、くるりとこちらを振り向き、またまた衝撃の言葉を発した。


ーーー

どこまでも続く気がする、この話。
いっそ現パロレギュラー化…?

540:貴璃◆5s:2016/12/03(土) 06:13 ID:uvc

しましょう!
いいんだよ、楽しいもん!!

541:貴璃◆5s:2016/12/03(土) 22:21 ID:uvc

私もかこーっと。
………サンタさんの真実を、知っちゃったから、昌浩に夢を託すの………。















「ぐれーん!」

12月24日。
世間では、クリスマスイブという。
そんな日の、いつもの昌浩の就寝時間の少し前、騒々しく一人の神将の名を呼ぶ声があった。

「紅蓮っ、寝よっ!」
「どうした昌浩。いつもはギリギリまで粘るくせに」
「だって、今日はクリスマスイブなんだ!はやくいいこに寝たら、サンタさんが来てくれるんだよ!」

心底嬉しそうに満面の笑みでもうすぐ14歳になる少年は言う。
なんだか可笑しくなって、微笑ましくて、優しい笑みを湛えながら紅蓮は頷いた。

「成程な。それは早く寝ないと。ほら、行くぞ」
「うんっ!」

因みに3日ほど前に、怖い夢見たから、と言う理由で最近昌浩は紅蓮と寝ている。
実は紅蓮は昌浩が寝付いたら離れるのだが、勿論昌浩はそんな事知らない。
そして、紅蓮が内心まんざらでもないことも、知らない。

「おやすみっ!…サンタさん、ちゃんと来てくれるかな?あの欲しい本、持って来てくれるかなぁ」
「いい子にしてれば必ず来るさ。だから、ちゃんと寝るんだぞ」
「はーい」

いそいそと、布団に潜り込む。
そして紅蓮の横で目を瞑り、いつもよりも寝入りは悪かったものの、寝息を立て始めた。

すやすやと、安心しきった顔で眠っている。


「………おやすみ、昌浩。いい夢を」


紅蓮は布団から、昌浩を起こさないようにそっと離れると、枕元に置いておくプレゼントを取りにいった。






ーーーー翌朝。

「はぁぁっ、ぐれん、ある………っ!!」

昌浩が、目をキラキラさせながら、起こしに来た紅蓮を振り返る。

「凄いっ!サンタさんにお礼のお手紙書かなきゃ!」

嬉しそうに本を抱き締める昌浩を見て、もう暫くは本当の事を黙っておこうと考える紅蓮だった。












終わりっ!
現パロでーす!紅蓮お父さんがとことん昌浩を甘やかしてたらいいなぁとか思ってる←

542:咲夜◆.M:2016/12/03(土) 23:16 ID:Tew

ああ、貴璃、そうだ、知ってしまったのね……

というか、いうかっ!
昌浩可愛いーーーー!やばい、可愛い!!
もう、もうっ!←身悶えする咲夜。

543:國輝:2016/12/03(土) 23:20 ID:X9I

ぐれーん!!やばい!かっこいい!惚れるわー。昌浩も可愛い〜!

544:貴璃◆5s:2016/12/03(土) 23:59 ID:uvc

ふふ…そう、知っちゃったんだ………。
親に、言われて………。

………でも図書カードサンタさんにもらう…。
もうお手紙書いたもん。ママが書けって言ったからだけど。

545:咲夜◆.M:2016/12/04(日) 00:07 ID:Tew

いいなー、私のところにはもうサンタさんも三田さんも来ないよ…

でも、国公認のサンタクロースさんはちゃんといるから、「サンタさんはいる」のかも?


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