今日は日記帳を新しくしました。まあ、一番初めのページだから当然なのだけれど。ちなみに、ついに10冊目です。折角の節目のときのような気がするから、ちょっと自分のことをじっくり見ていこうと思います。
名前はロゼ。ホットチョコレートの女の子です。年齢はわたし自身、よくわかりません。物心ついたときには、わたしはこの館にいて、そのときの容姿から何にも、本当に何にも変わっていないのです。このほんのり色のついたマシュマロのような薄いブルーの髪の長さも、身長も、爪の長さだって変わらないのです。しかも、わたし、春夏秋冬と季節が移り変わるのをわたし、何度も見ていますからね。でも、きっと、こころは容姿相応の10代です。おこちゃまですもの。
館のどこからかピアノの音がしたなら、それはきっとわたしが弾いている音だと思います。わたし、ピアノを弾くことがすきなんです。鍵盤を押すことができるなら誰でも音を出せますが、その音をただ空気の振動とさせるか、自分を象る一部にするかは、そのひとそのひとのタッチに因るんです。その、人によって音の持つ表情が変わるのがとっても魅力的で、わたしはピアノがすきなんです。口数が少ないし、喋るのが得意ではないのはわたし自身が一番よくわかっていると思います。口から言葉を紡いでいくのが、わたしは苦手です。でも、ピアノは、ピアノだけは、わかってくれる気がします。あと、今これを書いてる万年筆もね。このとっても透明感のある、紳士的なブルーのインク、すてきでしょう? なぜこうやって物を書いているときとピアノを弾いているときだけは饒舌になるのかはわかりません。きっと、安心できるのでしょうね。ピアノがあるから、万年筆と紙があるから。
そういえば「 ロゼ 」、というのは仏語で「 rosée 」と書いて「 雫 」という意味みたいです。この名前、雨だれの前奏曲を連想させません? わたしのすきなショパンの曲のひとつなんです。ショパンの繊細な音楽がわたしのこころに合っているのかな、って。それに、ショパンはホットチョコレートがすきだったんですよ。スミレの砂糖漬けと一緒に飲んでたみたいです。ちょっと運命みたいじゃないですか。
まあ、自分語りもこんなところで終わりにしようかな。あんまり自分のことを喋っても、後から見て恥ずかしくなるだけだものね。そういえば、今日は雨が降っていました ―― ( ある雨の日の日記 )
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性格 : 無口でほわほわしてる子。表情豊かだが、お喋りは得意じゃない。すきなものにかける情熱は人一倍。こつこつ努力家。まじめだよ。日記だって、ずっとつけてる。あったかくて穏やかな性格な方だから、結構平和主義。銀の匙戦争とかしないで、その日その日でくじ引きとかでいいのになあ。
容姿 : ほのかにスミレの花の香りがする、ベビーブルーの髪は胸を覆うくらいまで伸ばして、ボリューミーにくるくるゆるりと縦ロール。前髪もくるんとしてて、眉がギリギリ見えるくらいの長さ。パンジー色の細いチョーカーには雫の形を模した銀色のチャームがきらり。瞳はアメジストのように透き通ったヴァイオレット、とろんと少し垂れ目。唇は温かなピンク。ふんわりとした袖とジャボのついたアイボリーの長袖シャツ、まったりしたチョコレート色でフリルが下の方に2段ほど重なってところどころ紫色のリボンがついているドレスは膝下くらいまでの丈。スミレ色のレースのハイソックスとこげ茶のエナメルストラップシューズを履く。身長158糎。
魔法 : ピアノ曲の旋律を口ずさむと何かが起きる。何が起きるかはわからない。自爆の可能性だって有。激しい曲だと派手な魔法が出るし、穏やかな曲ではじんわりした効果の魔法。ポルターガイスト現象を起こして場が混沌としたり、相手を回復させたり、自分に時限爆弾がついたり、いろいろ。
備考 : 花を育てるのもすき。何事もまじめなので使用人としては向いているが戦力としてはびみょう。仲良くしてくれるとちょっと口数が多くなるかも。誕生日は2/14。
おれの飼ってる黒猫、みたいなモンかな
( 警戒するような目で辺りを見る相手にぽり、と頭を掻いてああ、と声を漏らし。此処が動物飼育可だったかは知らないけど、まあ、ちゃんと説明すると色々ややこしいので適当に茶を濁して。構えた体制の相手を落ち着かせるようにぽん、と彼の肩叩いてはに、と笑って下記 )
まあ今日はおまえツイてるんじゃね、黒猫見たし
>>69 : クザト
!、… __
( 思わず顔を上げた。息を飲んだ。いや、そういう真っ直ぐな返答が返ってくるとは思わなかった。そう言われると返答に詰まる。口をちょっと開いて、閉じて、開いて。少し息を吸ってまた閉じて。彼がいつも不機嫌なのは楽しくないときばっかり過ごしてきたからなのかと思ってたから、思わず目を伏せる。ぽい、と手に残っていた向日葵の茎を地面に落として軽く息を吐いて下記前半口にして。しかし数秒後、顔をあげて相手と目を合わせてはに、と子供っぽい笑みをひとつ )
なら、いいや お前にも楽しいときがあるなら ―― でもお前、カルシウムはとった方がいいよ
>>72 : ウェル
… 寝れねェ
( なんだか目が冴えている夜。昼寝しすぎたせいかも。ひとりで部屋にいるのもなんだか怖いし、誰かいねえかなと思って一階への階段を下り。館の廊下はどこもかしこも暗いが、すっと光が一筋、食堂のドアから漏れ出ている。そろりとドアに近づき、ちょっとだけドアを開いて中を覗くとそこには見知った人影ひとり )
―― あ、リンじゃん、
>>75 : リン
おれの飼ってる黒猫、みたいなモンかな
( 警戒するような目で辺りを見る相手にぽり、と頭を掻いてああ、と声を漏らし。此処が動物飼育可だったかは知らないけど、まあ、ちゃんと説明すると色々ややこしいので適当に茶を濁して。構えた体制の相手を落ち着かせるようにぽん、と彼の肩叩いてはに、と笑って下記 )
まあ今日はおまえツイてるんじゃね、黒猫見たし
>>69 : クザト
!、… __
( 思わず顔を上げた。息を飲んだ。いや、そういう真っ直ぐな返答が返ってくるとは思わなかった。そう言われると返答に詰まる。口をちょっと開いて、閉じて、開いて。少し息を吸ってまた閉じて。彼がいつも不機嫌なのは楽しくないときばっかり過ごしてきたからなのかと思ってたから、思わず目を伏せる。ぽい、と手に残っていた向日葵の茎を地面に落として軽く息を吐いて下記前半口にして。しかし数秒後、顔をあげて相手と目を合わせてはに、と意地悪な子供っぽい笑みをひとつ )
なら、いいや お前にも楽しいときがあるなら ―― でもお前、カルシウムはとった方がいいよ
>>72 : ウェル
… 寝れねェ
( なんだか目が冴えている夜。昼寝しすぎたせいかも。ひとりで部屋にいるのもなんだか怖いし、誰かいねえかなと思って一階への階段を下り。館の廊下はどこもかしこも暗いが、すっと光が一筋、食堂のドアから漏れ出ている。そろりとドアに近づき、ちょっとだけドアを開いて中を覗くとそこには見知った人影ひとり )
―― あ、リンじゃん、
>>75 : リン
珈琲ね、了解
( 相手が伸びをしたのに自分もつられて両腕をあげて伸びをする。すとん、と腕を下ろすと同時に肘掛から腰を上げてダイニングへ / 数分してブラック珈琲をいれた二つの珈琲カップと共に帰ってきてソファ前のテーブルに置いては、はた、と動きを止め。ああ、と声を漏らすとしまった、と少し苦笑いしながら )
あ、珈琲に一緒にいれるやつ準備するの忘れた 何がいる? 角砂糖?
>>69 : クザト
よし、これで買出し行ける、ありがと
( それでいいのだ、とにかっと笑っては相手の腕を手から離して。がちゃ、と玄関のドアノブを回してドアを数センチ開き外に出ようとするが、ふと振り返っては首を傾げて )
けど本当に奢られなくていーの? なんか好きなモン言ってみなよ
>>71 : 悠陽クン
あー、こんなとこにシャロじゃーん
( 行き着けの煙草の店でオマケしてもらい、るんるんで街を歩いていたところ、前方に見えた燕尾服にうお、と目を見開いて。もう少し歩を進めてじっと見る。やはりこちらの方に向かって歩いている燕尾服の人物は館の名物敏腕執事・シャロ。気分も上がっているせいなのか、軽い足取りで相手の方に駆け寄り、手を振り声をかけ――たその瞬間、彼は上半身をくねらせて顔を苦虫を噛み潰したように顰めた。すぐに彼が腰痛に悶えているのだと気づくと慌てて相手の肩を叩き、背中をさすって )
よ! 元気そうだな敏腕執事 … って、お前、ギックリ? え、おい、お前何歳だよ、ちょっと、大丈夫か?
>>77 : シャロ