「それで、今日はどうしたんだ」
近所の古びた喫茶店、俺と知り合いのA氏の二人でそこの椅子に座る。A氏はオリジナルブレンドのコーヒーを頼んだ。
話を始める前にふわ、と優しくコーヒー豆を挽いた香りが辺り一帯に広がる。 俺はいい年になった癖に未だコーヒーが嫌いでいるので、少し不快に感じた。 ぼんやりと店内中に流れる「暗い日曜日」を聞きながら俺はA氏に話しかけた。
「ああ、別に大したこと無いんだけどな 少し面倒なことが起きた」
「なんだ?金だったら俺は貸せないぞ」
「そんな事じゃねえよ」
苦笑いでA氏は俺を小突く。頼んだコーヒーが届き、にこりと笑ったA氏はコーヒーを飲みながら話を進める。
俺はそれに耳を傾けた。
ちょうど良く下がったね、よし。
勿論>>3の文章を続ける気力はナシ