桜色物語〜悲しみを恐れながら…〜

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2:葉月 美桜◆hc 頑張ります☆:2016/07/09(土) 17:19

第1話【出会い:NOTE1】


君は覚えてないんでしょう。

入学式…1番最初に会ったということを。


美月《あれぇ…会場ってどこだっけ…》

あの時、私は迷っていた。
入学式の会場がわからなくて…。

美月《どうしよう…もうすぐ始まっちゃうよ…》

クラスを確認して会場にいざ向かおう!
と、いう時に限って迷子になってしまう…。
難しい地形ではないのに…。

《どうした、会場わからないのか?》

ふと気づけば誰かに声を掛けられていた。

美月《え…うん。わからなくて…》

《君は何組?》

美月《私は…2組…》

《え!一緒じゃん!俺は飯塚 悠河。一緒に行こうぜ!…っと…》

美月《美月…花咲…美月…》

悠河《じゃあ行こうぜ!美月!》

美月《うん!》


後から知った…悠河が私の幼馴染であるということに。
私は悠河のことは覚えてなくて、もちろん悠河も。


––––2人の間に何があったのかということも


悠河「ほら、行こーぜ。美月」

美月「うん!」

今は思い出せなくてもいい。
この関係をそのまま続けられたらいい。
私はそう思っている。


葉月 美桜◆hc 頑張ります☆:2016/07/09(土) 17:35 [返信]

すいません!!書き込む押しちゃいました!
あと、皆中3です!!
>>1は中3最後に…って感じです!
>>2からは中1です!
では第2話のつづきです。


…隣の家には俺と同い年の女の子がいた。
いつも遊んで、お泊まり会したり…たくさん遊んでいたらしい。
…俺は覚えてないけど…もちろん名前も。

校門辺りでキョロキョロしてる女の子がいた。

–––––––––––––––––––可愛い

一目見て、そう思った。
困ってるみたいなので…声を掛けた。

悠河《どうした、会場わからないのか?》

その子は少しビクッとした。

《え…うん。わからなくて…》

悠河《君は何組?》

《私は…2組…》

悠河《え!一緒じゃん!俺は飯塚 悠河。一緒に行こうぜ!…と…》

《美月…花咲…美月…》

悠河《じゃあ行こうぜ!美月!》

美月《うん!》

後から知った…。美月は俺の幼馴染だって。
不思議なことに美月も俺のことは覚えてなくて…まぁいいんだ。
あん時みた美月の笑顔が大好きなんだ。
あの笑顔に俺は…惹かれたんだ。

俺は…この関係を壊したくないと思う俺がいたり…。


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