頑張ってください!
>>3 ありがとうございます。
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いつも通りの学校。いつも通りの朝。
何もかもがつまらない。隣の女の子とも、特にこれといって何も話さないまま数日間が過ぎた。
「邪魔くさい。」
「…すみません。」
「お前いつも謝ってばっかりだよな。本当にそう思ってんのかよ。」
「……。」
顔がいい人って、どうして性格が悪いのだろう。性格は顔に現れる、なんて、嘘じゃないの。
「聞いてんのかよ。」
「……すみません。」
「またそれかよ。ウザいんだよ。」
「………ッ。」
謝ることしかできない私。怖くて、涙が出てきそうになるのをぐっと堪えた。
「何してるの、晶ちゃん。」
「…おい、翠。その呼び方やめろって言ってんだろ。」
…ミドリ?私と同じ名前だ。俯いていた顔を上げると、あの子がいた。
「ごめんって、晶ちゃん。」
「みどりお前いい加減に……。」
「怒んないでよー、晶ちゃん。」
「おい!!」
「あはははっ!!!」
怒った晶ちゃん(?)が、ミドリさんを追いかけていく。1人になった私は、席に戻ることにした。