「ねぇ。彼氏欲しいよね!」
「俺、あの子と付き合いたい」
「大好き!あの人が…」
「大好き…。あの子が…」
壱乃「彼氏ほしいよね。」
キリ「でも、壱乃、櫻井と付き合わないの?」
壱乃「壱也のこと?ううん。壱也、私のこと好きじゃないと思う。」
壱也「ふーん。だったら、俺とキスする?」
壱乃「いーやーだ!」
ギリッ
百合「壱乃ちゃぁ〜ん!ちょっと来てぇ〜♪」
壱乃「うん。壱也、キリ、マホちょっと待ってて!」
屋上
壱乃「百合ちゃんどうしたの?」
百合「壱乃ちゃん、壱也君に近づかないで。気持ち悪いから。」
壱乃「え?」
百合「百合、壱乃ちゃんのそういうところがぁ〜嫌いなのぉ〜♪キモいしぃ〜♪さっさとこの学校から出れば?キモ女」
バン!
壱乃「グス…うえーーーん!どうして…壱也に近づいちゃだめなの〜…私、昔から壱也のこと大好きだったのに……」
そう小学1年生の入学式の時から
壱乃「うわーん!うわーん!」
お母さん「壱乃、どうしたの?」
壱乃「お守りなくしちゃったー!うわーん!うわーん!」
壱也「はい。壱乃、これでしょ。」
壱乃「ありがとう!壱也!」
それで、私は、好きになった。