【ななみの小説】**友達から家族へ**

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9:♪ななみ☆冬乃♪◆BQ 低浮上です:2019/03/02(土) 19:20

*もかsaid*

プルルルル プルルルル

あ、電話……
お母さんかな?とりま出よう

「もしもし?」

『もか?るかだけどっ!』

るかちゃん!?なんの用だろう……
なんかめっちゃ焦ってるし……

「うん、もかだよ!るかちゃん、落ち着いて……ちゃんと聞いてるからね?」

『落ち着いてられないよっ!
とりあえず、いつもの用意持ってるかの家来て!!』

「わかった、すぐ行くね」

私はそういうと受話器を置いた
何があったんだろ…

いつもの用意とは、お泊まりセットのことだ
るかちゃんと私は親公認の仲良しで、よくお泊まり会をするから…
でも、今日火曜日だし明日学校だよ?
なんか不安だな……

私はたくさんの気持ちと疑問を抱きながらもお泊まりの用意を済まし、家をあとにした__


♪ななみ☆冬乃♪◆BQ 低浮上です:2019/03/06(水) 00:09 [返信]

>>9の続き

*るかsaid*

スマホを置いたあたしは深いため息をこぼした

るかに電話した理由はズバリ1つ、お母さんから衝撃の事実を聞いたからだ
信じられない……これは、ほんの数分前の出来事だった

___数分前

「るか、ちょっと来なさい」

お母さんに呼ばれた

うわっ、結構深刻そうな話の予感がする……行きたくないなぁ…

「…うん」

まぁ行かざるを得ないよね

あたしはお母さんのそばに行くと、近くにあるソファーに腰を掛けた

「これから、あなたともかに関するとても大事な話をするから
あなたの脳で処理出来るかわからないけど、真剣に聞いてね?できる?」

お母さんがあたしの顔をのぞきこみながら聞くけど…

「もかも関係あんの!?」

驚かずにはいられないよね

「あるよ…もかはね、私の子よ」

お母さんによるとこうだ

あたしももかもお母さんの子で、つまりあたしともかは双子ってことで、要するに……
ダメだ、お母さんが最初に言った通り、あたしの頭では理解できなかった……

お母さんはあたしの表情を見て察したのか、

「もかなら理解できるんじゃない?
電話してみれば?」

そう言ってくれた

そして今に至るんだけど…

もか、早く来てよ
早くあたしにも分かるように説明して…


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