フェアリーテイルナツルーグレルー恋愛9

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧
105:みかん姫:2016/07/09(土) 10:40

なんか暴走族&逆ハーが書きたいよぉ〜!となり、いまの小説と同時進行でいきます。
すいません、すいませんすいません。

暴走族ネタ。@(みんなめっちゃ性格変わる!そして女性キャラが悪役に…もう一個の方ではみんないい人だから許してちょ!

「あぁ、本当に素敵…」
「でも、王妃メンバーはエルザさん以外は納得いかない…」
「ジュビアとか美人なだけで性格悪いじゃん…」
「リサーナさんはナツさんと両想いらしいけど、性格悪くて…」

毎朝恒例、妖精の登校。
正直暴走族ってだけでこんなに偉そうにしてるのが意味分からない。
だって暴走族って不良でしょ?
なんで悪い人があんなの偉そうにしてるの?
…自分に酔いしれてるだけじゃない。

「うっわ、また来たよあの女…」
「もーいい加減学校来るのやめてくれないかな?」
「…マジでウザ〜」

…で、こっちはあたしの悪口か。
完璧私に聞こえるように入ってるよね、そうよね?!
あーもう、ああいうの聞いてると本当イラつくわ!

「一体どんな手使って生徒会に入ったんだか…」
「ユキノ様だけで良かったのに。」
「スティング様を誑かすとか、本当にああいう女嫌い。」
「ローグ様達は騙されてるのよ。」

うん、あたしもあんた達みたいな女は嫌い。
こそこそ言ってるのに何でわざと聞こえるように言ってくるわけ?
どっちにかにしなさいよ。

…それに、生徒会に入ったのはみんなも歓迎してくれたから。
成績だって生徒会長を抜かしたでしょ。
形に残るものも残しているのに、何で不満?
……あぁ、たしか「地味な女が何でスティング様にぃ…」だっけ。
スティングの事分かってないのにスティングの気持ちを勝手に想像しないで欲しい。
そういうの、彼らに失礼だとか考えないのかしら。

で、どうも、あたしはルーシィ!
この学園の地味子代表っていう名誉ある生徒!
(言って悲しくないのか?うるさいわね!)

いきなりだけど、この学園は2つに分けられる。
生徒会を慕う者達・剣咬の虎(セイバートゥース)。
暴走族である妖精を慕う者達・妖精の尻尾(フェアリーテイル)。
この2つはそれぞれのトップの寵愛姫が仲悪いとかなんとかで対立。
その寵愛姫?が妖精はジュビアで生徒会はあたしらしい。
あたしは寵愛姫…っていうわけでも無いんだけどね。
因みに、妖精の総長の彼女さんは聖女っていう。

「それにしても、元聖女さんが生徒会に加入とはねぇ?」
「やっぱあーいう女だったのよ。」
「すぐ乗り換えるとか、気持ち悪っ」

…すぐ乗り換えた、ね。
まず、妖精があたしを追い出したんだから、あたしが妖精を嫌うのは当たり前。
そして“乗り換えた”は違うでしょ。
スティングの顔が好きだから、肩書きが好きだから、そんなんで生徒会に入ったんじゃ無い。
みんなに助けてもらって、みんなの手伝いをしたい、そう思ったから入った。

……そんなこと、彼女らに知ってもらう意味無いか。
どうせ自分が好きなものの言うことしか聞けない、ただの奴隷だもんね。


はい、ごめんなさい。キャラ崩壊した小説しか書けないんです、ごめんなさい。


みかん姫:2016/07/09(土) 10:44 [返信]

暴走族ネタ。A 前回 : >>105 第1話:
「こんにちわー!」

「うっす、ルーシィさん!」

「スティング、その口調やめてくれてもいいのに。」

「いや、ルーシィさんは俺の憧れですから!つーかルーシィさんも地味子やめればどうですかー?」

憧れてる人に地味子とか言っちゃうの?!
ま、ズバズバ言うのがスティングの良いところか。
あ、あれ…?お昼休みなのに、生徒会室には会長であるスティングしかいない。

「他のみんなは?」

「あー、なんか“あいつら”の処理を。」

「…また、遅刻?」

「あぁ。面白そうだぜ、行ってみないっすか?」

スティングしかいないってことは、ローグとユキノが行ってるの?
…たしかに。あの2人は“あいつら”だけには関わらないから面白そうかも。

「よし、行くわよ!」

「よっしゃ、マジでルーシィさんノリ良いっす!」

「ふっふーん、急がないとね!」

お弁当を食べるために来たけれど、やっぱりローグ達の方がおもしろそう。
誘惑に負けたあたしはスティングと一緒に教室を出た。


みかん姫:2016/07/09(土) 10:47 [返信]

暴走族ネタ。B 前回 : >>106 1話 :
「今後遅刻を控えない場合は我々が責任を持って家まで押しかけます。」

「…勿論、ルーシィさんは連れて行かないわよ?」

「あ?んな奴こっちだっていらねーよ!」

その“面白いもの”を見るべくあたし達は2年F組へ。

…あ、やってる。
でも何であたしの話が出てるの?ん?
ま、教卓のところで観戦してますか。
スティングを見ると、頷いてこっち、と手招きされる。
彼も教卓に行くつもりみたいだ。

「……んな奴、ですって?ルーシィさんの価値を分からないなんて、可哀想ね。」

「は?可哀想なのはてめーらだろ!あの性悪女のどこが…ッ、く…」

…一瞬目を疑った。
ナツ…遅刻常習犯の不良、妖精幹部の彼があたしを侮辱したとき、ローグが真っ先に動いた。
かわす事なんて不可能なほどの速さでナツの首を絞めた。
地面の足がついてないナツはかなり辛そう。

「……助けたいっすか?」

スティングは悲しそうに問いかけてくる。
たしかに可哀想、とは思う…けど、助けたい、何て思わない。
こっちだってあいつらにどれだけ傷つけられたか。

「…良かった。ローグ、そのへんにしてやれ。」

「ッ、スティング、何でお前ここに…」

首を振ったスティングはローグに目をやる。
スティングはローグと目があうと、つかつかと2人の方へ歩いてってしまう。
ついてったほうが良いかな…

「…ッチ、スティングに感謝するんだな」

「ルーシィさん、来てらしたんですね…!あ、こんな野蛮な男なんて見なくても良いんですよ。さ、今すぐ帰りましょう。今日もご飯は手作りですか?」

「うん…」

ユキノのマシンガントークに吃驚しながら返事をする。
ユキノは可愛らしくて、優しい。
大事なものは最後まで守りきる、儚そうで強い子。

スティングもローグも大事なものがハッキリしている。
あたしは、どうなのかな…そりゃあ生徒会は凄い大事。
全力で守る、そのためだったら命も惜しまないだろう。

…けど、いつまでも生徒会に頼ってても良いのかしら?
いや、ダメな気がする。

「ふふ、今日は煮込みハンバーグをお姉様が作ってくれたんです。だから楽しみだったんですよ。」

なんて、緩やかな笑みで話すユキノを横目に、あたしらしくない事を考えた。


迷惑だったら読まなくてもいいです←最近自分に自信がない泣


みかん姫:2016/07/09(土) 10:49 [返信]

暴走族ネタC 前回:>>107 1話:
「じゃあ、これ頼んだよ?」

「……はい。」

放課後、あたしは一人で資料を整理していた。
理科準備室には紙の束が参列していて、酷い状態。
それで、ちょうど理科準備室の前を通りかかったあたしが整理する羽目になった。
本当、ありえない先生!しかも見返りはクッキー2枚だけよ?
……まぁ怒ってもしょうがないわよね。

「…」

喋る暇もないくらい急いで仕事(仕事って言えるのかしら…)をこなしていき、ふと気になった。

“……か、---ぁ? ”

……隣の部屋から、声が聞こえる?
でもこの隣の部屋は空き教室で、部活動も何にもないはず。

この学園は空き教室を使う際、生徒会への申請が必要となっている。
そしてその申請を受理するのは庶務であるあたしの役目。
申請願いは直接あたしのケータイに送られるから、送られたらすぐに分かるはずなんだけど…

一応何か連絡が来てないかケータイを見るけど、通知もない。
…はぁ、仕事が増えるのか。
けど、これを無視すればあたしが怒られるのよね。
あーもうしょうがない!

あたしが立ち上がろうとした時、何かがバサッと大きな音を立てて落ちた。

慌てて下を見るとゴムでまとめられた紙の束が8束ほど落ちている。
…手に持ってたの、完璧に忘れてた。
空き教室と資料、どっちを優先するか迷ったところ、先に資料を拾う事にした。

「まったく、何でいつもこんな失敗ばっかするかなぁ…」

文句を言うけど、手は慣れた手つきで紙を拾っていく。
あと1束、となった時……

「おい。」

あたしを覆うように人影が出来たと同時に、低い声が聞こえた。


みかん姫:2016/07/09(土) 10:49 [返信]

暴走族ネタC 前回:>>107 1話:
「じゃあ、これ頼んだよ?」

「……はい。」

放課後、あたしは一人で資料を整理していた。
理科準備室には紙の束が参列していて、酷い状態。
それで、ちょうど理科準備室の前を通りかかったあたしが整理する羽目になった。
本当、ありえない先生!しかも見返りはクッキー2枚だけよ?
……まぁ怒ってもしょうがないわよね。

「…」

喋る暇もないくらい急いで仕事(仕事って言えるのかしら…)をこなしていき、ふと気になった。

“……か、---ぁ? ”

……隣の部屋から、声が聞こえる?
でもこの隣の部屋は空き教室で、部活動も何にもないはず。

この学園は空き教室を使う際、生徒会への申請が必要となっている。
そしてその申請を受理するのは庶務であるあたしの役目。
申請願いは直接あたしのケータイに送られるから、送られたらすぐに分かるはずなんだけど…

一応何か連絡が来てないかケータイを見るけど、通知もない。
…はぁ、仕事が増えるのか。
けど、これを無視すればあたしが怒られるのよね。
あーもうしょうがない!

あたしが立ち上がろうとした時、何かがバサッと大きな音を立てて落ちた。

慌てて下を見るとゴムでまとめられた紙の束が8束ほど落ちている。
…手に持ってたの、完璧に忘れてた。
空き教室と資料、どっちを優先するか迷ったところ、先に資料を拾う事にした。

「まったく、何でいつもこんな失敗ばっかするかなぁ…」

文句を言うけど、手は慣れた手つきで紙を拾っていく。
あと1束、となった時……

「おい。」

あたしを覆うように人影が出来たと同時に、低い声が聞こえた。


全部 <前100 次100> キーワード