カノキド小説+@ 2〜!!

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733:パピッピー:2016/12/11(日) 10:41 ID:Udo

たち続きです



〈ガァッチャン…

どこに行ったんだろう…
庭を見渡す

「……!いた…」

運がいい事に黒猫は、創庫の横にあった、捨てる毛布的なものの上にいた
多少弱ってしまっているが、動いているので安心した

「良かった…ほら、おいで?」

猫「みぃ……」



カノ視点

「もう…無理だよ……」

セ「カノ………」

こちら側の仲間はもうほとんどいない。
もう無理だと思ったのか、逃げ出した奴もいた
他には、あきらめている奴もいる
僕もその一人
まぁ…国の役には立てたんじゃないかな……

セ「俺は……いくっす…例え駄目だったとしてもやるっす」

「そんな無茶な…!」

行っちゃった……僕は…どうすればいい?
僕は…どうすれば…………僕も…セトを見習わなきゃ
ごめんね……キド

キド視点


「ほら…」

猫「みゃー」

猫は泣くだけで、いっこうにこっちに来ようとしない
抱き上げるか…
この猫なんかカノみたい

「よしよし……よっと…」

猫「みぎゃぅ!みぎゃぁー!」

「わっ!お、落ち着いてって…」

猫が落ち着くように、頭や顎を撫でたり、色々して、やっと
落ち着いた。

「ふ〜……」

もうすっかり落ち着いたのか、猫はうとうとと、舟をこいでいた。
なんだ?眠いのかな…

「フフ…可愛い…」

寝たと思っていた猫がいきなり腕の中からすくっと首を伸ばした。
起きちゃった?
すると今度は、身軽に腕の中から飛び出してしまった

「あ…ま、待って!」

まともに動けないのに、走ったりしたらあぶない…!

〈ガァッチャ…

エ「ハァ…全く、お嬢様は朝っぱらから、お庭なんて…ってお嬢様……!?いない…」

「待って!ねこちゃん!」

急いで猫を追いかける
サンダルだから走りにくい…もういっそのこと脱ごう

「ま、待って!」

どこまでも走っていってしまう。
もう流石に、私も疲れてしまった
休憩しよう……ってあれ?
あの猫あそこにすわってるし…
はぁ…行くか

猫「にゃぁ〜」

気付かれた?
とにかく戻ろう……
エネ心配してるとおもうし

「おいで………ぁ!」

また、猫は走り出してしまった
私も猫の後を追う



…たどり着いたのは



カゲロウタウン



切ります


エナ 続き。:2016/12/11(日) 13:10 ID:m9o [返信]

>>733 ですねwwwww。まて、キド、カゲロウタウンって戦争じゃ、キドおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
>>735 パピッピーさんの小説最高だよね!
>>736 駆け落ちは・・・好きな人と一緒に家出して・・・別のところで暮らすって言うのかな。(自分でもよく解っていない←)卒業・・・・・長いな(ボソッ←。いや、まて、キドはお嬢様だ!法律無視してy(((二次だから気にしなくて良いんだ!
>>738 本当!?嬉しい!同士よ・・・!!!!
>>742 あ、あれだよ!ファンクラブってやつ。そしてヒビヤに薔薇があるように見えるんじゃない・・・?そういうの入ってないから解んないけど・・・←(よく考えたらパラレルヒビモモがとあるボカロ曲にあう)

続き。
しばらく抱き締め合った。昼食後も適当に喋りながらもずっと抱き合っていた。そして気づけば夕方に。
ピーンポーン
ガチャッ

「お嬢様!帰る前に大ニュース!」

「エネちゃん落ち着いて!中入って良いから!」
━━━━しばらくして━━━━
「お嬢様、聴いて驚けです。お二人の関係を聴いたお父様が」

ゴクリと生唾を飲む。まさか怒ってどっかの知らないやつらを勝手に婚約者にしたとか・・・?そんなの絶対嫌っ・・・!!

「カノ先生をお嬢様の婚約者にすると仰いました!」

「「ええ!?」」

「お父様曰く、[別の婚約者にする予定だったが恋人が結婚相手じゃないと駆け落ちするだろうし、今まで可哀想な思いしたから]だそうです。おめでとうございます!」

「要するに・・・僕とつぼみが結婚?早くない?」

「木戸家の娘は13に結婚なんですよ。良かったですねぇ。禁断の恋が叶いました!てっきり駆け落ちするかと思いましたよ」

まあ、ちょっとだけ話にでたが。要するに、修哉と結婚?

「今は10月で、お嬢様の誕生日は1月。式は11/13の予定です。先生のご家族にもご連絡いたしました。修哉がいいなら構いません。とのことです。」

「母さん・・・ちゃっかりと。」

ちょっとガッカリした様子の修哉。嫌だったのか・・・?

「鹿野家の方々の衣装もこちらでご用意致しますのでご安心下さい!」

そしてエネは立ち上がって声をかけた。

「お嬢様、帰りましょう?お姉様が心配しすぎて大暴れしそうなんですよ。カノ先生も着いてきて下さい。お父様達に御挨拶しないと」

「了解。エネちゃん。」

「・・・解った」
━━━━in,kidocar━━━━
「・・・・修哉は・・・悲しい?」

「何が?」

「・・・・・結婚」

さっき一瞬悲しそうな顔をしていたのを思いだし訊いてみる。

「嬉しいに決まってるじゃん。ずっと好きな子と結婚だよ?天に昇りそうだよ」

嬉しそうに修哉は言った。俺は修哉に寄り掛かって小さく返した。

「俺も・・・凄い嬉しい」
━ちょっとエネside━━
お嬢様もカノ先生も嬉しそうでエネも嬉しいです。ちゃんと婚約者の話も全て本当。昨日、お嬢様が担任の家に泊まると報告。まさか「担任はつぼみの恋人か?」なんて訊くとはおもわなかった。そして婚約者にしてしまうなんて。
お嬢様の幸せが私の幸せ。お嬢様が私に・・・感情を教えてくれた。

昔から感情が無いかのように成長してきた。いつも無愛想だった。いじめにあわなかったのは幸運だろう。
中学卒業が近づいたとき、お母さんに「メイドさんにならない?」と言われた。高校で何をしたいとかはなかったし、写真の女の子に私はひかれていた。
なんでも、彼女はいじめにあったお嬢様らしく、その家、木戸家のメイドがお母さんの友達だったらしい。お母さんは身体が悪く、お父さんは仕事が忙しいので、最初は家族を助けるために仕事をバイト感覚でつくことにした。
実際彼女にあうと更にやる気がでた。彼女は自分にそっくりで、目に光がなかった。見た目は凄く美人なのに勿体ないく私は彼女を励ます。作り物の笑顔じゃなくて本物の笑顔で。
私はずっとお嬢様と一緒にいた。少しずつお嬢様も私に心を開いていって感情が僅かだった私に溢れるほどの感情を教えてくれた。私達は一番の友達に、心友になった。

「着きましたよ。お嬢様、カノ先生。」

お嬢様は笑顔でカノ先生に着いていく。その笑顔は幸せを語っていた。悲しみと不安で壊れてしまいそうだったお嬢様は幸せな女の子になった。
━━━━━
エネ過去。パピッピーさん、パクりみたいなことして本当にごめんなさい!


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