フェアリーテイル ナツルーグレルー小説10!

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122:桜◆kk:2017/09/24(日) 21:24 ID:8Hw

ーーー時は1000年前の東洋に遡る。



「おいババア。白虎(ビャッコ)と玄武(ゲンブ)はまだか?」

「うるせージジイ!おらが知るわけねーよ!」

「わしから見たら、2人ともガキじゃぜ?」

「「来たなクソジジイ」」

「誰がクソジジイじゃクソガキ共!!」

「遅くなってすまない。青龍(セイリュウ)朱雀(スザク)白虎。」

ここは神の国。彼等は神の社に呼ばれていた。

春と東を守護する青龍。夏と南を守護する朱雀。秋と西を守護する白虎。冬と北を守護する玄武。

彼等は四神と呼ばれる、偉大な神である。

「玄武の兄貴!今日はなんでおらたちを集めたんだ?」

「…この国は、いずれ滅びるだろう。」

「「「っ…」」」

いきなり過ぎる玄武の言葉に、3人は驚く。

「ここは神の国じゃぜ?そう簡単に滅びるとは思えんがのぅ…」

玄武は社にあるイスに座った。眩い金の装飾が施されており、他の3人も座り込む。

「鳳凰殿による予言だ。これから1000年程先の未来が見えたらしい。」

「それが神の国の崩壊ってことじゃな」

「ああ。しかし、私たちが滅べば人間の世界も滅ぶだろう。それは阻止しなければならない」

「何か考えがあんのか?鳳凰殿の予言は確実だろ?」

「…人間の中に潜む。」

玄武の言葉に、面食らう3人。人間界では確かに生きることは出来ない。だが、人間の中でも生きれるかどうかは分からないのだ。

「おいガキ。お前の考えも分かるが、あの伝説はどーなる。」

「あの伝説なら、もう見つかっている。しかし、1000年後の西洋の者たちだ。だから私たちは、1000年先、そのまた1000年先まで生きる」

「…分かった。青龍、朱雀、お前らはどうするんじゃ?」

「おらは玄武の兄貴についてくぜ!もちろん、このアホもな!」

「巻き込んでんじゃねー!クソアマ!!」

「ありがとう。」


四神を従わせ、星と共に生きる巫女

炎を操る竜の子、悪を滅する氷の子、竜から生まれた妖精に出会い、巫女は成長するだろう

巫女の名はーーー


桜◆kk:2017/09/28(木) 13:48 ID:8Hw [返信]

>>122の続き

私たちが最強チームで仕事を終えて、ギルドに帰ってくると、ギルドはめちゃくちゃになっていた。『幽鬼の支配者』の鉄竜のガジルの仕業によって

更には、ルーシィまで拉致されてしまった。

「戦争じゃああああ!!!」

幽鬼とルーシィ奪還の為に激突したが、マスターの負傷により、撤退。

ルーシィは奪還できたが、大きな戦力を失った。そして、ルーシィの話をみんな聞いて各々感じることはあるだろう。

マスター不在で戦うのは無謀だ。ラクサスも仕事でなかなか帰れそうにない。

マスターがジョゼのところへ行ったときに、私が付いて行っていれば…

情けない!!!私のせいだ!!!!!

「っファントムが攻めて来たぞー!!」

外に出てみると、ファントムがギルドごと攻めて来た。更には魔導集束砲を撃ち込もうとしている。

「ギルドはやらせん!!!!」

換装・金剛の鎧

命に代えてもルーシィを、ギルドを、仲間を守ってみせる!!!!

「エルザ!!」

「ナツ!ここはエルザを信じるんだ!」

「うあ…」

お前たちが信じてくれるから、私は本気を出すことができる。

「エルザーーーー!!!!!!」

なんとか魔導集束砲を塞ぐことができた。しかし、私の体はボロボロだ。

「マカロフ…そしてエルザも戦闘不能…これで貴様らに凱歌はあがらねぇ」

私がやられた、だと?凱歌はあがらない?

なにを言っているんだ、あいつは

「さあ、ルーシィ・ハートフィリアを渡せ。今すぐだ」

「誰が渡すかー!」

「仲間を敵に差し出すギルドがどこにある!」

「ルーシィは仲間だー!!」

「そーだ!そーだ!!」

「あたし…」

ほら見ろ。私以外にも妖精の尻尾はたくさんいるんだ。

そして、私もまだ戦える!!!

「仲間を売るくらいなら死んだ方がマシだっ!!!!」

すると、私の胸から白い光が出て来た。

「貴様の巫女と仲間を想うきもち、私がしかと受け取ったぞ」

その光は、鎧を纏い、亀の甲羅を背負い、少し長い白い髪を結った男となった。

「貴様は少し休んでいろ。私が貴様の仲間を守ってみせる。」

「…いや、私も戦える。お前の名は?私は…」

「エルザ。ずっと貴様の中にいたんだ。全て知っている。私は玄武だ。」

こいつが何者かは分からない。なぜ私の胸から出て来たかも。

しかし、ルーシィと仲間を守れるなら、共闘しようじゃないか。


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