怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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407:岡子◆qw 久々の更新〜:2017/03/20(月) 18:23 ID:Pk2

>>279の続き

4.仲間? 〜アスカside〜

アスカ「ただいま〜!」

ケイ「ただいま」

家に帰ってきて、すぐにリビングにいるはずのお父さんとおじさんに挨拶する
でも

「あら、おかえりなさい。お邪魔してるわよ」

「この子たちがアスカちゃんとケイ君?」

お父さんとおじさん以外にふたりの女性が

アスカ「美華子さん⁉………と、誰?」

リリス「わたくしのお母様ですわ」

え?

美華子「私と彼女は表の仕事の関係で知り合ったの。その後色々あって裏の仕事の方も知ったのだけど」

たぶん裏の仕事がレッドの事だろう

ケイ「その人がどうしてここに?」

リリス母「リリスとクルスをあなたたちと一緒に活動させてもらえないかと思ってね(ズズッ」

いや、ズズッじゃないから
紅茶飲んでる場合じゃないから
そんなにさらっと言わないで

翼「まあ、そういうことだ。仲良くしろよ」

アスカ「もう決まってることなの?」

翼「ああ」

ケイの方を見る

ケイ「決まったことなら仕方がない。ふたりの様子を見るにすでに知っていただろうからね」

確かにリリとクルは驚いたりなんかしていない

リリス母「まあそういうことだからよろしくね」

そう言ってリリのお母さんは立ち上がった

リリス「もう帰るんですの?」

クルス「あまり会えないのに」

リリス母「この後仕事が入ってて、フランスに戻らなくちゃならないの。あ、それとこれ」

小さな箱を2つ、ふたりに渡した
不思議そうな顔をしながらも箱を開けるリリとクル

クルス「これは………仮面?」

中から出てきたのは目元を隠すような黒の仮面
何だかファンタジスタを思い出す

リリス母「顔を隠すにはそっちの方が便利でしょ」

そしてリリのお母さんはリビングから出ていった

アスカ「リリ?」

リビングの扉の方を見るリリの目は寂しそうだった

リリス「大丈夫ですわ」

大事そうに仮面を箱にしまい直しながら言う

〜〜♪

音楽が聞こえてきた
と、リリがスマホを取り出す(もうスマホで良いよね?)

リリス「もしもし?」

どうやら電話の着メロだったようだ

リリス「………ええ、ええ。でも………そう、あなたはそれで。………分かりましたわ」

電話を終えたリリはクルに何か耳打ちした

クルス「ええ!彩名が?」

リリス「珍しいですわよね。でも、どうしても直接会ってみたいって」

クルス「だからってわざわざ。まあらしいと言えばらしいけど」

ケイ「3人とも」

ケイに声をかけられた

ケイ「少し話がある。荷物も持ちっぱなしだし、部屋に移動するぞ」

そういえば

。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜
チームを組むことになったところで切る!
ケイの話は次回
今日書けたら良いな〜


岡子◆qw:2017/03/31(金) 21:49 ID:Pk2 [返信]

>>407の続き書くぞ〜!

5.挑戦状 〜アスカside〜

部屋に戻ると、ケイはすぐにパソコンに向かった
そのまま5分が経過する

アスカ「ねぇ、話って何なの?」

待ちきれなくなって(早いな、おい)ケイに声をかける
でも、ケイからの返事が来る前にツッコまれた

クルス「まだ5分だけど」

リリス「パソコンを立ち上げる時間もありますから、紅月君が実際に操作を始めてからはほとんどたっていませんわよ」

だって〜、暇なんだもん

ケイ「話というのはこれだ」

ケイが渡してきたパソコンを覗き込む
そこには1通のメールが表示されていた

Dear 怪盗レッド&怪盗ルパン

私の名前はシャドウ
私がこのメールを送った理由はひとつ
あなたたちにお願いがあるのです

“MIKAGAME COMPANY”のネット通販を利用して、盗品を売る者がいるようで
そいつを暴いてくれませんか?
私のつかんだ情報では、ネット通販の管理係に盗品を扱う人が何人か紛れ込んでいて、ゲームの売買に乗じて盗品も売りさばいているようなのです

警察に流せば“MIKAGAME COMPANY”が世間に叩かれるでしょうから、まあ、そうならないように、よろしくお願いします
これを他の3人に見せる頃には、チームを組めと言われている頃でしょうがね

最後に、私のアドレスを調べようとしても、行き着かないでしょうからやめておくように

From シャドウ

え〜っと

アスカ「この依頼、引き受けるの?」

ケイ「ああ。昨日“MIKAGAME COMPANY”のネット通販の売り上げを確認したら、普通ではあり得ない額が振り込まれていた。しかし、実際会社が儲けている額はそこまで高くなかったし、その大量の金も会社から無くなっていた」

すごっ!
っていうか、もしかして今、レッドモードになってる?

リリス「では、たまたま紅月君が確認したときは売り上げの書き換えを行っていなくて、その後に、書き換えを行ったということでしょうか」

ケイ「そうだろうな」

それにしても

アスカ「………“ミカゲームカンパニー”ってこう書くんだ(ボソッ」

クルス「そこ⁉」

聞かれてた!

アスカ「名前しか知らなかったし」

リリス「有名ですのに」

クルス「ねぇ、リリ。彩名使っちゃう?」

へ?
彩名って誰?

リリス「無理でしょう。だって………たのは、彩名………」

クルス「確かにそうだね」

何て言ったんだろう
だってのあとに急に声が小さくなったからわからなかった
でも隣に座るクルには聞こえてたみたい

アスカ「彩名って誰なの?」

気になって聞いてみると、ふたりは顔を見合わせた
何だか心配そうな表情
聞いちゃいけないことだったのかな?
そう思ったけど、すぐに元の表情になった

リリス「神影 彩名。“MIKAGAME COMPANY”社長の娘ですわ」

ケイ「知り合いなのか?」

クルス「“MIKAGAME COMPANY”は大手ゲームメーカーだからね。家の都合で会うこともあったよ」

ケイ「なるほど。だが、いくら知り合いでも正体がバレる事を考えれば協力を頼まない方が良いだろう」

アスカ「確かにね〜」

でもふたりは複雑そうな顔で肩をすくめただけだった

ケイ「話は変わるが、ふたりはシャドウの名前に覚えはあるか?」

クルス「天才ハッカー、だよね」

ケイ「ああ。この文面からして向こうはおれたちがチームを組むと知っていたようだ。一体どこからこの情報が流れたのか」

そういえばケイもあまり驚いたようすじゃなかったな
このメールで知ってたからかな

ん?またリリとクルが何かこそこそ話してる

クルス「取り合えず、シャドウからの依頼は受けるってことで良いんだよね?」

ケイ「ああ。そして、出来るならシャドウの正体を掴みたい」

リリス「それは簡単でしょ。何せ向こうから………(ボソッ」

また何かボソボソ呟いてる

クルス「まあ、よろしくね、ケイ」

ケイ「ああ。よろしく………」

この言葉の切れ方は元に戻ったんじゃない
呼び方だ

クルス「クル、で良いよ」

リリス「わたくしも、リリ、で構いませんわ」

ケイ「そうか、よろしく。クル、リリ」

リリス/クルス「こちらこそ。アスカ、ケイ」

こうして私たちの次のターゲットが決まった

。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆
はい、ここでお〜わり🎵
何とかあと1週間以内に書き進めたい
高校入ったらいつ来れるかわからんからな〜


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