れきしをかえてはなぜいけないの?【刀剣乱舞】

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5:匿名さん:2017/02/17(金) 17:23 ID:pEs

>>3->>4 早速ありがとうございます…!ご要望は書けば誰かが書いてくれる()と思いますので、…書かなかったら私が書きます()。


来派。破壊有り。

あくまで「二次創作」なので鵜呑みにしないでください。

ーー

明石国行は海を見ると吐き気を覚える。その理由は、彼が贔屓している蛍丸が関係していた。…実際に明石が酷い目に遭ったわけでも何でもないが、蛍丸のことを考えるとどうも辛い、と明石自身がいっていた。

そんな事を知らない審神者は、明石と蛍丸、修行を終えた愛染や、そのほかの短刀ーー全て修行から帰ってきた刀ーーを江戸に出した。

「国行、大丈夫?」

「蛍丸。…安心しいや。自分、そないに弱くないですわ。」

「そう。」

そないな事よりこん状況をどないにかしようや、と明石は笑いながら言う。蛍丸は、不安そうな顔で彼を見上げる。何か言おうと、口を開いた時、

「敵襲や!」

銃が此方へと撃たれる。此方も負けじと反撃するが、押されている。蛍丸と比べて練度が低い明石の刀装は全て剥がされていた。

「……気を付けて。」

小夜左文字が、明石にそう言うが届いていないのか、否か、返事をせずに敵に突っ込んで行く。

「あっ、国行!……ごめん。」

「……いいよ。行こう。」

小夜左文字も、敵に一撃を食らわせる。…そうだ、ここは戦場だ。自分の身は自分で守る。国行だってそれも分かっているはずだ。
…今はまだ、大丈夫。そう、自分に言い聞かせ、此方へ向かって来る敵を薙ぎ払った。

ーー

短編になるつもりが長くなりました…。また、今度書かせていただきます!


匿名さん:2017/02/17(金) 22:05 ID:pEs [返信]

>>5 の続きです。

ーー

「っ…あっちにいきました!」

やりそこねた敵が、今剣から逃れる。まてー!という今剣の声を無視ーー元々聞く耳など持っていないだろうーーし、明石の横をするりと通り抜けた。
…死ぬのが怖いのだろうか。心があるのだろうか。そう思うと、蛍丸は居た堪れない気持ちになった。

「……1人くらい、いいんじゃない?逃しても、さ。」

「甘えたら、あかん。」

「で、でも…そっちは海、」

言い終わる前に、明石は走っていた。……怪我をしている、折れる寸前なのに。

「っ、国行!駄目!」

蛍丸も走ったが、どう足掻いても太刀の明石の方が早かった。自分は、強い。でも、その代わりに速さがない。…強くても、追いつかないんじゃ意味がないのに!蛍丸は、精一杯走った。

「蛍、俺の手を掴め!」

愛染が蛍丸の手を引っ張る。悔しくて、嬉しくて、ごちゃごちゃになった感情で泣きそうになった。

「ありがとう。」

「礼は後だ後!まずは、国行を……っ!」

愛染が立ち止まる。勢い余って転んでしまった。…液体が、降ってくる。変な色をした物が、上から。

…血だ。時間遡行軍の、血。

「………検非違使だ。」

誰かが呟く。誰かはわからない位、蛍丸は動揺している。

「…国行!」

国行の周りに現れた彼らを薙ぎ払うために、急いで走る。こんな時、自分が短刀だったら明石を救えたかもしれないのに。

「…………すまない、蛍丸、」

ーーかえれそうに、ない。

最後に笑った明石の言葉は、どちらの意味だったのだろうか。歴史を変えるのか、それとも、平和な本丸に帰るのか。…わからない。蛍丸は、何も考えられなかった。

「ああああああああああ…!!!)

蛍丸は、無我夢中で刃を振るう。たとえ、それが味方であっても御構い無しに。
ーー彼が気付いた時には、街にいた江戸の者も、仲間も、誰1人いなかった。これが歴史を変えた者が見る末路か、と誰かが笑った。

ーー

愛染、小夜、蛍丸、明石、今剣の計5人を出しました。愛染くんの口調がよくわかりません…。お粗末様でございました。薬研も出したかったです。グダグダですみません。


LAN:2017/02/19(日) 19:28 ID:XAg [返信]

>>5-6
おおおっ神文ですね…!ありがとうございます笑
明日また書いてもいいでしょうか?笑


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