題名通り 青春小説!
初心者なんで、アドバイスとかどんどん 下さい!
じゃあ、まず登場人物からいこー
私書けばエエの・・・?
それとも平和が書くの?
登場人物全員 同い年です!
沖屋 友紀(おきや ともき)
性別:男
一人称:俺
部活:バスケ
特徴:大人しいが運動もでき頭もいい上にイケメン、うるさい女子が特に嫌い、純粋、 謎、モテる
えっと、登場人物 書き出す
5:平和◆zI:2018/02/18(日) 00:56 赤井 涼(あかい りょう)
性別:男
一人称:俺
部活:バスケ
友妃の良き友人。友妃と同様、モテる。リーダー性があり、部長、執行部などつとめている
遠山 桃恵(とおやま ももえ)
性別:女
一人称:ウチ
部活:書道部
特徴:つり目。頭が良いが、未だに学年一位になったことはない。束縛彼氏に嫌気が差している。
毛利 清(もうり きよ)
性別:女
一人称:私
部活:書道部
特徴:デブ。男なんてこの世から消えればいいと思っている。読書好き。
鈴木 恋奈 (すずき れな)
性別:女
部活:演劇部
特徴:委員長、責任感がある、優しい、先生からの信用も厚い
京極 藍都(ごめん、思い付かんかった)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:以外に優しい、人望がある。
京極 藍都 (きょうごく あいと)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:以外に優しい、人望がある。
山村 夏修(やまむら かず)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:運動神経はいいが馬鹿、音痴な割にリズム感はある、リーダー
山村 夏修(やまむら かず)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:運動神経はいいが馬鹿、音痴な割にリズム感はある、リーダーをやっている
リレーにするの?
個人?(ってか登場人物全員かきだしてくれてありがとー!)
リレー!
個人って?
好きなようにじゃんじゃん書くってこと?
個人は私達は二人だから二つ物語が出来るよ、ってこと。(まぁ、恋愛物だったら平和がハッピーエンドで私がバットかな?)
17:平和◆zI:2018/02/18(日) 01:12 赤井 友(あかい ゆう)
性別:女
一人称:ウチ
部活:演劇部
特徴:メガネよりコンタクトの方が可愛い。 リーダー。ゆうきの彼女。
諸星 悠喜(もろぼし ゆうき)
性別:男
一人称:俺
部活:コンピュータ略してコン部(こんぶ)
特徴:多分いいやつ。たまに要らんこと言うから腹立つ。委員長。ゆうの彼氏。p
リレーにしよ!
20:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:16>>19はーい
21:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:16ちょっとスレ周りしてくるー
22:◆zI:2018/02/18(日) 01:22いってら!
23:咲月夜◆mQ 眠くないの?:2018/02/18(日) 01:43たらいまー
24:平和◆zI 小説:2018/02/18(日) 01:45 中2の始業式の朝…
空は、雲ひとつない快晴だ。
桃恵は一緒に登校する友達の家に向かっていた。
色々考えているうちに清の家に着いた。
ピーンポーン…
10秒ほどで出てきた。
「清!おっはー」
「おはよう!」(妙に元気だな…)
2人はクラス替えの事など色々話していたらあっという間に学校に着いた。
そして、2人はそれぞれの教室に向かった。
朝学活が終わり、いよいよ クラス発表の時に…(ゴクリ)
クラスの数は5。
先生が、どんどん発表していく…
そして、発表が終わった後、桃恵はすぐに清のところに行った。
「何組だった?」
「私は、2組。」
清がそう言った瞬間、桃恵はとびはねた。
次、よろ!むずい
たらいまw
26:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 01:47 >>7
追記。清は友妃が嫌い(忘れてた・・)
はい!w
小説書く時は、メモのとこに〈小説〉って書いて!
あと私の家、インターホン鳴らない。ww。けどそこそこ裕福な家にしていい?
続き、書くね
いいよ!
小説は架空の世界だぞ
桃恵は跳び上がった。
「マジ!?ウチもなんやけど。」
「えっ?うそー!!」
喜び合う二人。そして2組の前まで来る。名簿を見て、
「き、清。」
「んー?」
「あ、あ、あの人がおる!」
そこを見ると・・・
1 江戸川 圭助
2 沖屋 友妃
3 児嶋 春樹
・
・
・
ごわっ!
清の不機嫌度MAX。
その日一日中清を怒らせないよう頑張った桃恵でした。
現実入れてみたー
友妃said
俺は女が嫌いだ。キャーキャーうるさいし、女子力のことしか考えてねーし。俺は自分でもモテると思う。何せ今日のクラス替えで一緒になった女子どもが
「キャー!沖屋君と一緒ー!」
そんなに騒ぎ立てるもんじゃない。つーか周りの迷惑考えろ馬鹿。
そんな俺の目に入ってきたのは・・・
清said
最悪だ。
それを言うと人は最悪とは<最も悪>というといってくるだろう。それでも最悪なのだ。一年間一緒だなんて・・・
桃恵said
やったー!
清と一緒だー!
そういって浮かれていた。
・・・でも。
清は人生最悪の日かもしれない・・・
【放課後】
ウチと清は幼馴染み。家は隣だし、小さい頃からお互いの家は行きあってて、清の家はウチにとっては第二の家だ。
清の父親は一流企業の役員で世界中を飛び回っている。母親はいかにも主婦っていう人で、優しい。でも清とは距離が離れている。
いやー、夢入れすぎ?
メモ入れ忘れとったー!
次から気を付ける!
幼馴染み設定にしてみたけどどう?
いいね!
36:平和◆zI:2018/02/18(日) 19:23 友紀 said
そんな俺の目に入ってきたのは・・・
桃恵だった。
桃恵とは、小学校の頃から仲はよかった。
しかも、かるた教室は同じ時間、クラスは小学校6年間一緒だった…
かるたの腕前は同じくらいで清が俺らより上だった。
小5の時、桃恵と今隣のクラスにいる夏修と付き合い始めた…(つい最近、別れたらしいが)
俺はその時から、桃恵に話しかけずらくなり、桃恵が近づくと自然に体が反対の方に向いてしまうようになった…
桃恵もその事を察したのか、話しかけてこなくなった。
そして、俺らの距離はどんどん遠のいていった…
今思うと、あの時どうして桃恵にあんな態度をとったのだろう…
ほんとに、俺は馬鹿だった…
桃恵said
あの人、すなわちそれは沖屋 友妃のことである。清が口にしたくないくらいの嫌いな人であることで、二人の間での呼び名である。
そんな友妃とウチは少なからず仲が良かった。それが急に夏修と付き合い始めたとたん、ウチのことを避けるようになった。もちろんウチのことを気遣ってのことだろうが、少し胸が痛んだのを覚えている。そして今、再び出会うこととなった。
清said
おかしい、桃恵の様子がおかしい。授業中はあらぬ方向を見て、先生に注意されている。優等生の桃恵らしくない。と考えていたら
「毛利さん、何読んでるのかなー?」
国語教師、小島先生だ。
「あ、すみません・・・」
「んー?ちゃんとノート取ろうね?」
「は、はい・・・」
クラス中の注目を集める。よく見れば桃恵がクスッと私を笑う。
ーお前のせいだよ!と心の中で突っ込みつつノートをとりはじめる。
桃恵の様子がおかしいのは気のせいだろう、そうして教科書を開く。
友妃said
今俺は憂鬱な気分だ。女子共がうるさいからってか?違う。この学校で年に2回開かれる百人一首大会のことだ。
クラスごとに代表を決めるのだが去年のクラス代表の3人が集まっているとこのクラスでは噂されている。一人は元4組代表で一年代表となりそのまま30年ぶりの一年優勝を果たした清。
もう一人が元五組代表の桃恵で、最後の一人が元三組代表だった俺だ。大方このクラスの代表は清で決まりそうだが・・・(何故なら去年4月の大会も1月の大会も制したのは清だからである。ある意味鬼強だ。)ああ、本当に憂鬱だ。だからだろうが俺は最近の桃恵の気持ちに気づいてやれなっかた・・・。
思ったこと。
私達幼馴染みだから小学校も一緒になるけどいつから嫌いになったの?
5年位から⁉️
43:平和◆zI:2018/02/18(日) 22:44小5
44:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:07 えっ・・
付き合っちゃうの?(←つくづくバットエンドにしたい人。)
今、付き合った結果、桃恵争奪戦の幕が開いた気がする・・・
やはり、2組の代表は清に決まった。
次の日の朝学活...
「今日の5限は来月の関東 修学旅行についてだ。」
と、担任が言った。
クラスがざわめく!
「基本、男女2人ずつで行動する。」
クラスの女子数人が、
「沖屋君とか赤井君と同じ班 なれるかなー」
と呟いた。
かるたのおかげで耳のいい友紀にはその呟きが聞こえいた。
(またか...)
友紀と涼がその女子達と同じ班になることはないはずだ。
友紀と涼は先生に、「その女子達とならないようにしてください」
とお願いしていたのだ。
「班を発表するから静かに。」
江戸川君 1班
.
.
.
全員の班 発表が終った。
そして、友紀は涼、清、桃恵と同じ班になった。
ついに、桃恵が別れたという噂が流れはじめた,,,
47:平和◆zI:2018/02/18(日) 23:13 ( -_・)?
なんで、流れはじめたんだ?
まあ、そこはいいかw
短編ぶち込みで百人一首のやつ書いていい?
49:咲月夜◆mQ:2018/02/18(日) 23:15 >>48
大会の様子とかね。
今の四人(?様様?)の心情
友妃:桃恵のことが気になる・・・
涼:全てをわかりきった感じで清と一緒に「お邪魔虫はどっか行きます」ってやりそうww
桃恵:友妃ともう一度しゃべりたい。けど清を気にかけてしゃべれない。(不機嫌になるから)
清:男なんてやっぱ嫌いだ(←唯一ぶれないようにしようとおもう。)
短編じゃなくて、普通にやったら?
清は、学校大会出場と決まってから、連覇をかけて一生懸命練習した。
そして、大会当日、、、
みたいな!?
[百人一首大会クラス予選]
このクラス予選では20名で計10組のペアが対戦し、勝ち進んだものがクラス代表となる。・・・対戦相手は男女でくじ引きで決める。
友妃said
くそっ・・・
なんで、よりによって一回戦の相手が清なんだよ!?憂鬱がさらに増した友妃は清と向かい合う。かるた教室でC級に上がったものの、小6でA級になった清の実力は半端じゃない。
お互い無言で札をかき混ぜ、25枚ずつ並べていく。すると両隣の女子が
「友妃君頑張って。」
「応援してるよ!」
「アハッ、やだ〜デブなんかに友妃君が負けるはず無いじゃん!」
うっせーよ、集中させろ、キャピキャピ言われる方が勝率下がるんだよ、バーカ。
「それでは15分の暗記時間に入ります。」
15分の暗記時間、これこそがかるたにとって一番大切かもしれない。
清の陣地を見ると・・・相変わらず変な並べ方するなーとは思うが前はこの札の並びに惨敗したんだった、思い、気を引きしめる。今日は特別かもしれない、自分の陣地に「瀬を速み」がある。清の得意札だ。素人だったら気絶するくらいの速さで取っていかれるこの札を取れば、清のスピードは半減したと言っていい。そして、一回戦が始まった-----
一回戦。序歌が詠まれる。
「〜さくやーこのはーなー」
読者が札をとる。
「きり---「ばあああん!!!!!」」
勢いよく札が転がっていく。
友妃は微動だにせず、囲った「きみがためを」の札を見ている。
「滝の---「ばあああん!!!!」」
またも札が飛んでいく。
今度は、清の手が友妃の手の下敷きにされている。清は痛みに顔を歪める。競技かるたはスピードが命なので叩かれるとすごく痛いのだ。
そして次々と札が読まれていく。
そして---
「「ありがとうございました」」
24ー1
友妃の惨敗だ。
「あの、さっきのごめん、痛かったでしょ?」
「別に、こんなのよくあるし。」
そういいながらも何度も叩かれた手は真っ赤でところどころ皮が剥け、血が滲み出ている。
(くっ・・・まだまだだ。)
実際のところ、清とあそこまで叩きあいができるのは友妃と桃恵だけで、叩かれ慣れていない清にとってはすごく痛いに違いない。
「お前、強がるなよ、叩かれ慣れていないくせに。」
と桃恵に惨敗した涼がやって来る。
「うるさい・・・関係無いでしょ。」
と言って清は桃恵のところへ言って保護のための包帯を巻いてもらっている。その姿を見て、二人は
((素直じゃないやつ・・・))
そして清は勝ち進み、一年代表として、初の一年3連覇を遂げたのであった。
ちなみに将来的にはクイーン戦に出そうと思います。いかがですかね?
55:平和◆zI:2018/02/19(月) 06:58 いいよ!
うちもあの人も試合に出せたらいいなー
でも、クイーン戦って大人だけやろ?
まだまだやんw
中学生も行けるらしい
58:平和◆zI 訂正:2018/02/19(月) 16:09〇〇said →〇〇side
59:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 17:45>>58気を付けます。
60:平和◆zI 小説:2018/02/19(月) 20:06 百人一首大会クラス予選では決定戦までのぼりつめたが、やはり清に屈辱的な負け方をした。
友紀が1回戦で負けてしまったため、桃恵と友紀は対戦していなかった。
クラスの女子達の要望で明日の学活の時間に対戦することになった2人…
2人は、あの出来事以来対戦していない。
しかも、2人の成績は互いに10勝10敗だ。
桃恵 side
今日の放課後、清とかるたの特訓をして準備はできているはずだ…
でも、何か心の中にモヤモヤしたものがある。
そのモヤモヤを取ろうと、いろんなことをしたが取れない…
(どうして? 特訓もしっかりして、不安はないはずなのに…)
理由を考えているうちに、友紀のことが浮かんできた。
そう対戦相手は、2年も話してない友紀だったのだ…
友紀 side
はぁ…(何で、あの女子たちはいらんことを言うんだよ!)
(俺とあいつに何があったかもしらんくせに!)
百人一首、聴きながらそんなことを考えていた。
明日、あいつと久し振りに向き合う。
それがどんなに気まずいか…
心が苦しい…
この気持ちは俺しか理解できないだろう…
桃恵と友紀はそんなことを考えながら、夜を過ごしたのだ…
2人の頭にふっとある言葉が浮かんだ。
「いつになろうと、かるたは本気でやろう」
昔、そう約束をしたことを2人は思い出した。
そして、明日は本気を出そう!
と2人は心に決めたのだった…
>>61 ほんのすこし変更!
そんな、2人の頭にふっとある言葉が浮かんだ。
「いつになろうと、かるたは本気でやろう」
昔、そう約束をしたことを2人は思い出した。
そして、明日は本気を出そう!
と2人は心に決めたのだった…
ちょっと清seid書いていい?
ちょっと思い付いた。
いいよ!
65:咲月夜◆mQ:2018/02/19(月) 20:56 つーか書く!
清side
[放課後]
私は桃恵に頼まれ、百人一首の特訓をしていた。元々の素質がいいのか、桃恵は私の言ったことをすぐに飲み込んだ。そして------
「あ、あのさ清?」
「んー?」
札を片付けながら桃恵は清に問う。
「明日の試合さ、ウチ勝てるかな?」
心配そうに聞いてくる。
もちろん、勝ち負けの話ではないだろう。大方、友紀のことに違いない。
彼らは元々仲が良かったのに2年前、プツリと話すのを止めていた。何があったかは知らない。桃恵が進んで話さないことに干渉する気はない。だから放って置いたのだが・・・
「桃恵。」
「何?」
「私はね、どんな辛いことがあっても常にかるただけは本気で取り組んできた。それは桃恵も一緒じゃないの?」
一足飛びでどんどん昇級する親友を見るのは辛かった筈だ。それでも追い付こうとして必死に練習してきたのを清は知っていた。
「かるたは思いをぶつける競技なの、思いをのせていないかるたなんてかるたじゃない。桃恵の気持ちを、相手にぶつければいいんだよ。」
今の私の思いが桃恵に伝わったかはわからない。でも、桃恵を今の窮地から救う鍵にはなった筈だ。清は満足そうに百人一首をしまった。
ぬはーーー
小説書くのは疲れるーーー
次の日…
あと、10分後に2人の試合が始まる。
教室はその話題で溢れていた。
10分後…
2人は意外と乗り気の読手の清から25枚ずつ札をもらい、並べていた…
先生の指示では、対戦を見てもいいし自習でもいいらしいが、
ほとんどの人は対戦を見るみたいだ…
2人、それぞれの自陣には得意札がある。
友紀、「誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに」
桃恵、「しのぶれど 色にいでりけり わがこひは 物や思ふと ひとのとふまで」
15分の暗記時間に入った…
2人はかるた教室の先生に教えてもらった暗記法で効率よく覚えていく。
2人の間の緊張はだんだんとけてきた。
試合開始の合図である、序歌が読み始められた。
「なにわづに ……
2人とも昔に戻った気分になり、場が和みはじめたた。
すると、友紀が口を開いた。
「あん時はごめん…あんな酷い態度とって。こんな俺を許してくれるか?」と。
桃恵は少し驚いたが、すぐに
「仕方ないなー。許してあげる」と笑顔で答え、
「絶対、負けないから」と言った。
「こっちこそ」と友紀は言った。
まわりで見ていた涼と清は2人の様子から、仲直りしたことが分かった。
(あの2人は、ほんとわかりやすいなー)
清が下の句の2回目を読み始めた。
「いまをはるべと さくやこのはなー」
「ちぎりき---「すぱあああん!!!」
取ったのは…友紀だった。
桃恵は指先を掠めることとなく取っていかれた。
「せ…「ずばああああん!!!!」」
一字決まりだ。取ったのは…桃恵だった。
それから、二人の攻防は続いた。一枚取ればまた一枚と接戦だった。清は二人を見て、これは運命戦にもつれ込むかもしれないと思った。
そして------
運命戦。
桃恵の自陣には「しのぶれど」
友紀の自陣には「誰をかも」
読まれたのは----
「だ--「ばあああああん!!!!」」
友紀の方だった。
二人は札を丁寧に積むとお辞儀する。
「「ありがとうございました。」」
お互い本気でやりあった。もしも読まれていたのが「しのぶれど」だとしたら桃恵が勝っていた。
しかし二人は勝った方も負けた方も満足そうだった。そして二人は笑い合う。二年の月日を得て、二人は元の関係に戻れたのだった。
※終わりではないです。
2人が仲直りしてから、一週間が経った…
明日から修学旅行。
そのため、今日の5、6限は最終確認の時間だ。
まず初日、東京観光!
2日目は、1日中ディズニーリゾートで遊ぶ!
3日目、神奈川県観光!
新キャラ
烏間 御紅(からすま みく)
性別:女
一人称:私(わたくし)
部活:陸上部
特徴:二組の女子のボス。キャピキャピうるさいので、耳が良い友紀、桃恵、清の三人の嫌いな人物ナンバーワン。友紀と関わる桃恵と清に何かと嫌がらせをしてくる。
服部 結城(はっとり ゆうき)
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー
特徴:桃恵たちの先輩。サッカー部部長でちょっとアレなとこがある。三年二組。
>>71
今こそ服部を使うべきだと思った。
だね!
アレって何?
追記
服部 結城 特徴:意外に優しい
>>69 1日目と2日目 逆だった!
1日目 ディズニー
2日目 東京観光
>>73
へんたい
あーw
78:咲月夜◆mQ:2018/02/20(火) 23:15 黒羽 昌親(くろば まさちか)
性別:男
一人称:俺
部活:陸上部
特徴:桃恵たちのクラスにきた、転校生。清の隣になり、清と関わっていく内に清に恋をしてしまい・・・
修学旅行初日
早朝:5時半
天気予防は快晴。
「んー、修学旅行だー!」
「雨……」
明るい桃恵と暗い清
「もー、そんなんだから清は男子にモテないんだよ!清はそこら辺の女子より可愛いのに〜!」
「次それ言ったらお前でもぶっ飛ばすからな。」
今日は修学旅行初日。関東方面の旅。
まずは富山駅までバスで、そのあとから新幹線で東京まで行く。
〜出発式〜
「では、楽しい修学旅行にしましょう!」
学年主任の絹が言う。
…どこぞの小学校の宿泊学習だよ、と思う一同。
バスに乗り込む。桃恵と清は隣で通路を挟んで友紀と涼。
四人はしゃべりながらバスは進んでいく。
〜富山駅〜
「はい、それでは新幹線に乗りますが、他のお客さんに迷惑をかけないように!」
教員合わせて総勢110名。どう頑張っても無理がある。
そして110名全員が乗り、新幹線は発車する。
「ねぇ、清、トランプやらん?」
貸しきりの車内は騒々しい。そんな中、桃恵が誘ってきた。
「ほら、友紀も涼も!」
二人も巻き込まれる。
席の方向を変え、清と桃恵の要望により神経衰弱をする。
---十分後
「つ、強ぇ…」
桃恵:18/52
友紀:12/52
涼:2/52
清:20/52
…清の圧倒的勝利。
「いやー、さすが清。記憶力だ・け・はいいんだから〜」
「百人一首は暗記機能がすごく良くなるから涼も今から始めたら?」
「…お、恐るべし百人一首。」
百人一首は色々とすごいのである。
そして時間は過ぎーーー
AM:9時半
「東京〜!」
桃恵の明るい声で四人の修学旅行は始まった。
京葉線で舞浜駅まで行く。
5分ほど歩いて、東京ディズニーリゾートだ。
「着いたー」
と明るい声がそこたらじゅうから聞こえる。
今日は水曜日のため、人が少なめだ。
「今から自由行動だ。6時にはここにいるように」
と先生が言った。
自由行動であるが、ランドとシーどちらもいかなくては行けない というよく分からないルールがあるのだ。
絶叫系が好きな桃恵、清、涼、そして絶叫系が苦手な友紀。この4人で行動だ。
そのため、絶叫系は避けられない友紀。
「まず、ランドとシーどっち先にする?」
と桃恵が聞くと、友紀が
「先にランド行く人が多いみたいだから、俺らはシー行こうぜ」
と言った。(ほんとはあのうるさい女子たちがランドに行ったからなんだけどな…w)
ディズニーシーについた4人は
何に乗るか話し合っていた。
すると、桃恵が「やっぱ、トイ・ストーリー・マニアでしょ!」と言ったので、
そこに向かった。
待ち時間は30分ぐらいで色々話しながら待っている。
ある時、涼が突然「2人でチーム組んでどっちが沢山点取れるか勝負しようぜ」
と言った。
チームは、桃恵&清・友紀&涼だ。
「負けた方が罰ゲームな」
「えー。何の?」
「勝ったチームの2人が負けたチーム2人それぞれに一つずつ言うことをきかせる。これでどうだ?」
「いいね!絶対負けんからー」
そんな話をしていたら、もう順番が来た…
「あとでやっぱ勝負やめよとかなしだからな」
「そっちこそ」
あー、楽しかった。
勝負に勝ったのは…
桃恵&清 チームだ。
「やったー。何、お願いしようかな〜」
「マジかよー」と言う友紀と涼。
「清、本当に勝負運だけはあるな!」
「百人一首で色々な人とたくさん勝負してるからねー」
>>83
私圧倒的不利やんww(ばつゲームのことね)
てかそのゲーム内容どんなん?
小説読んでくるぞ〜
すぐ戻る。
おもちゃの中のシューティングゲーム
って書いてある
>79
富山駅→京都駅に変更!
その後は、タワー・オブ・テラーやレイジングスピリッツなどたくさん乗り、
午後からはランドに行き、色々乗って1日目を満喫した。
その日の夜…
東京に近い千葉のホテルに泊まった。
部屋はもちろん2人部屋。清と桃恵・友紀と涼。
そのホテルは部屋に配置が特殊で2つの部屋が扉一つでつながっているのだ。
先生の見回りが終わった頃…
桃恵がその扉をコンコンと叩いた。
涼と友紀は桃恵たちの部屋に入った。
そんな2人の目に入ったのは、百人一首を並べている清の姿だった。
(あー。そういえば、修学旅行の時 かるたやろって言ってたな)
(まあ、いっか。なんか寝れんくて暇だったし…)
百人一首は桃恵vs清と友紀vs清で読手は涼。
まずは桃恵vs清。
百人一首大会ぶりの対決だ。(清は桃恵や友紀と百人一首クラスが別なのであまり戦わない。)
序歌が読まれる。
「さくや〜このはーなー」
部屋の空気が変わる。
「しの---「ばんっ、ばばんっ。」」
空札だ。今回お互いの得意札はない。
そして
「ちぎりき---「ばあああん!」」
取ったのは…桃恵。清は自陣の「ちぎりおきし」を囲っている。
「百---「ずばああああん!」」
「ももしきや」は清の第二の得意札。取ったのはもちろん清。
そのあと、これまでに見ないほどの接戦が続き---
「「ありがとうございました。」」
桃恵vs清。
22−25。
ギリギリで清の勝利。
「はああああ、強くなったね桃恵。」
「だてに誰かさん追いかけてきた訳じゃないんだから。」
一見A級の清の勝利に見えたが、清にして見ればギリギリで今までの不敗説が打ち破れるところだったと言っている。
次は清vs友紀。
今回はお互いの得意札がお互いの敵陣にある。
序歌。
「さくや〜このはーなー」
「む---「すぱああああん!」」
一字決まり。一字決まりは清の得意分野。もちろん取ったのは清。
「だれを---「ずばああああん!」」
この札は誰にも取らせない、というかのように友紀が取る。
そしてまた、こちらでも今までに見ないほどの接戦が続いた。
そして---
まさかの運命戦。
残っていたのは
友紀「瀬をはやみ」
清「ちはやふる」
読まれたのは---
「瀬を---「ばああああああああん!」」
友紀だったのだが、取ったのは…清だった。「せ」が読まれるか否かで飛び出したのに友紀は目を向いて見ていた。
「「ありがとうございました。」」
「清〜!今の何!?「せ」って聞こえた?」
「いや、あのね「瀬をはやみ」が来るのなんか予感でくるんだよね。」
そしてすざましい音を聞いて飛んできた先生に怒られ、一日目が終わった。
2日目の朝…
桃恵と清は起床時刻の30分前に起き、朝ごはんを食べながら会話を楽しんでいた。
「昨日の瀬をはやみ、めっちゃびっくりしたんやけどー。しかも、先生にばれちゃったじゃん」
「あー。ごめん。瀬をはやみになるとどうしてもそうなっちゃうんだ…」
「場所考えてよ〜。ホテルなんだから〜」
「以後、気をつけます」
「へいへい」
とそんな感じの話をしていたら、起床時間の6:00になった。
でも、男子の2人は起きてこない。
10分後…
「ねーきよ〜、あの二人まだ起きてないみたいだよ〜」
「んー。じゃあ、起こしにいってあげれば?」
「えっ…勝手に入って怒られないよね?」
「怒ってきたら、起きない方が悪いんでしょって言えばいいやん!あ、でも私は入らないからね。」
「えー。なんでー?」
「男子の部屋に入るとかマジで無理」
(そういえば、清は男嫌いなんだった…)
「でもー。2人でいけばいいやん!」
「嫌なものは嫌!もう!あーだこーだ言ってるうちに15分になっちゃったじゃない」
「だったら、もう起きてるかもしれないじゃん」
「それはない! 起きたらドアの隙間から紙入れて合図するって昨日言ってたじゃん!」
「……」何も言い返せなくなった桃恵。
「はい!桃恵の負け!いってら〜」
仕方なく、男子2人の部屋に行く桃恵…
「2人とも起きてよ〜」と言って入ると、
2人とも、起きていたのだ。
し、しかも着替えてる途中だった。
びっくりした桃恵は急いで、自分の部屋に戻った。
「桃恵、どーした?」
「えーと。あのね…」
「うん」
「部屋に入ったら2人とも起きてて、しかも着替えてたの…」
泣きそうな声の桃恵。笑いを頑張ってこらえている清。
「どんな格好してたの?」と直結に聞く。
「2人とも、上半身 裸だった… あとどうでもいいけど、腹筋われてた」
流石の清も堪えきれず、笑ってしまう。
2日目と3日目はホテルから自分たちで移動する。
絹先生が
「みなさん、自由行動だからといってどこでも行かないで下さいね。班に一つ渡したスマホにはGPS機能がついています。決められた範囲内で楽しみましょう!」
東京駅に電車で向かう途中…
朝の出来事のことで桃恵をからかっている3人。
「桃恵、俺らが着替えとるの見て、急いで戻ってたんよー。めっちゃ可愛かったわー」
と涼が言うと、
友紀と清が「それな!」と言った。
「もう!3人ともうちをからかってなんなんよー」
「だって、面白いもん」
「起きたら、お互い合図するって約束してたじゃん!」
「あー。忘れっとった。すまん」
「じゃあ、昨日の約束使う!」
「友紀!涼!、そのことはなかったことにして」
「マジかー。わかった。約束は守らんなんもんな」
(あーあ、使っちゃった。清はまだ残ってるのに〜)
「そう言えば、清は桃恵と来なかったな。」
「えっ…あ、うん。」
(行くわけねぇだろバーカ。)
「本当は一緒に行こっていったんだけど論破されちゃって…」
(いやいや、お前私の性格しってんだろーが。)
「ふーん、まぁ、どうでもいいけどね。」
(うわあ、今日初めて友紀という存在に感謝したよ…)
「あ、清はお願い何にするの?」
お願いのひとつを使ってしまった桃恵が聞く。
「うーん、何でもいいんだよね。」
「「おう」」
「じゃあ…あっ、今ちょうど…」
「「「ちょうど?」」」
「少年陰陽師の新刊出たんだよね。」
---ガクッ
三人共座席から滑り落ちる。
「ああ、つまりはそれを買ってくれと…」
「もうちょいマシな願いごとないのかよ…」
「清らしいけどね…」
清は図書室の常連でカルタより好きなのが本。命より本の方が大事らしい。
余談だが清の貸出し冊数は上田さんに次いで(一年から会わせて)486冊。
「そう言うこと♪」
本のこととなると友紀の前なのにもう満面の笑み。
(((清も男子の前でこんな顔しとりゃ影でなくて表でモテるのに…)))
と全く同じことを考えている三人だが三人共、
(((でもそんなこと言ったら殺されるなぁ。)))
と呑気に考えていたりする。
(((でも、清っていつからあんな男嫌いになったんだっけ?)))
昔は男勝りで男友達の方が多かったくらいに。まあその理由が明かされるのはまだ先のこと。
ちなみに清の男嫌いの理由は転校生編で明かします!鍵を握っているのは…恋奈です!お楽しみに!
97:平和◆zI:2018/02/27(火) 19:56 「まもなくは東京駅〜東京駅〜」とアナウンスが流れてきた。
4人とも初めての東京でワクワクしていた。
「まずは駅内見よー」
「うん」
「そうそう、駅内に‘銀の鈴’ってのがあるみたいだよー」
(((さすが桃恵、よく調べてるなー)))
桃恵は予定をたてたりするのが好きなのだ。
そのあとは、東京タワー・浅草・日本橋などで満喫した。
東京観光の最後を締めるのは、やっぱり東京スカイツリー。
スカイツリーから見る夜景は思っていた以上に綺麗だ。
すると、桃恵がコナンの話を始めた。
「スカイツリーって異次元の狙撃手の舞台になってるんだよー」
興味を持って聞く友紀、涼と本を読んでいる清。
ホテルに戻って、今日は睡眠をしっかりとった。
涼もかよww(本)
そういえば怒られんかった。
あー、忘れとったw
まあいっか
最終日
今日は、カップヌードルミュージアムでマイカップヌードルとチキンラーメンを作った後、横浜中華街で昼食を食べて
横浜駅に向かった。
「修学旅行 あっという間に終わっちゃったねー」
「そーだなー」
「でも、いろんなことできて楽しかった!」
京都に帰る新幹線の中で…
帰りの新幹線は、2人ずつ 向かい合う感じの席だ。
桃恵は3日間も疲れが溜まっていたのか、すぐ寝てしまった。
清は桃恵が寝てしまったので、本を読んでいた。
友紀と涼はバスケの話をしている。
桃恵の夢の中…
うちはいつも通り清と下校していた。
ある曲がり角で誰かが交通事故にあう瞬間を見てしまった。
頭から血を流して苦しんでいる。
数分後には、警察・救急隊員の人が周りに沢山いる。
うちは、誰かの名前を何度も何度も呼びながら涙を流している。
その時、パッと目が覚めた。
そして、気がついたら京都駅に着いていた。
まさか、その夢が現実になるとは思ってもいなっかた…
まさか、その夢が現実になるとは思ってもいなかった…
103:咲月夜◆mQ:2018/02/27(火) 22:26 修学旅行も終わり、梅雨。
雨でじめじめしている。
「もー清、雨降らせんといてよー」
「こればかりは私のせいじゃない。っていうか私も気鬱なんだからはーなーれーろー」
二人でじゃれあっていると、遠くで見ている人影がある。
「友紀、何見てんの?」
「えっ、あっううっ。」
まるで涼だけには知られたくないかのように友紀は慌てる。
「あっ、もしかして桃恵?…惚れたの!?」
「ちげーよつーか清もいるだろ。」
「嫌われているの知ってて好きになるのはただの馬鹿だけだろ。」
「…」
何も言えなくなり、友紀は素直に
「はい、そうです…」
すると
「わー!!皆さん聞いてください友紀がついに…フガッ!」
途中で声が詰まったのは友紀が慌てて口を塞いだからだ。
「ば、馬鹿!」
「なんだよ、いいじゃん。」
「良くねーよ」
そう今度はこちらの二人でじゃれあっていると担任が入ってくる。
「おーお前ら席に着けよ、今日は転校生が来ている。」
するとクラスがザワザワと
「えっ、聞いてないよー!」
「男子かなー?イケメンがいいんだけど。」
と言っているので友紀、涼、清の三人は
(((あほらし…)))
と思っていると転校生が入ってくる。
ガラ…
きゃーと女子から黄色の歓声が上がる。
「じゃあ、自分の名前書いて自己紹介な。」
転校生の男子はスラッとした細い指でチョークを持つとカツカツと名前を書いていく。
「俺の名前は黒羽昌親。趣味は走ることで勉強は苦手な方かな、よろしく。」
「じゃあ黒羽の席は…」
と言うと女子が期待の目で先生を見る。担任も困ったもので仕方なし、という感じで
「毛利の隣な。」
「はい。」
というと指定された席へ移動する。
一方“我関せず”で本を読んでいた清は桃恵に机を叩かれて
「何?」
「転校生、清の隣になったんだよ。」
「えっ?」
と隣を見ると…
「毛利さん、今日からよろしく。」
そこら辺の女子なら卒倒するほどの爽やかスマイルが炸裂。しかしそんなもの清には効かない。
「よろしく。」
素っ気なく返すと清は再び本へと視線を戻す。
一方塩対応をされた昌親は
(俺の笑顔が効かないやつなんて居るんだ…)
と思っていたのである。
…続く
昌親seid
おかしなやつ…と思った。
昔から俺は言うまでもなくモテた。周りの女子はみんな俺をチヤホヤして俺の周りはいつも賑やかだった。
「毛利。」
「何ですか。」
先生に呼ばれた毛利。
「これから一週間黒羽のサポートしてくれ。」
「ぇっ…あ、はい。」
おい、今えっ…って言っただろ聞こえてるぞ。と思いながら俺は次の時間の準備を…ってあれ?そういえば俺、こっちの教科書とかまだもらってないじゃん、毛利に頼むしかないじゃん…
「毛利。」
「何?」
毛利は読んでいる本から目をそらすことなく返答する。
…さすがにいらっときた俺は思いっきり毛利の頬を摘まむとこっちを向かせる。
「いひゃい!」
「いひゃいじゃないだろう、人と話すときはその人の目を見なさいって教わらなかったのか?」
「私の脳内国語辞典に“男子と目を合わせる”なんてこと書いてない。」
「はぁ?それよりさ、俺教科書もらってないから見してくんない?」
「あのクソ担任め…はぁ…今回ばかりは仕方ないから見してあげる。」
よっしゃ、と心の中でガッツポーズをして、机をくっつける。
そして一時間目が始まった---
一週間が過ぎ、清はサポートという
名の“地獄”から解放された。
しかしその後も黒羽は何かと清に構ってくる。
「なあ、毛利今日って何曜日だっけ。」
「木曜日。」
「何日?」
「…黒板見れば。」
と言うと清は桃恵のところへ行ってしまう。
「やっぱ変なやつ…」
「よっ!」
「うわあ!!」
背後から来た涼に驚く昌親。
「そんな驚くことないじゃん。」
「ごめん、ごめん。」
「…ってかさ、昌って清のこと気になるの?」
「えっ!そんなことは断じて。」
「そっかな〜」
まるで何でも知っているかのように言う涼。
(俺はあんな陰気な女は好きじゃねぇし…)
そういいながらも顔が真っ赤の昌親なのだった。
ある日の放課後…
昌親は先生に教科書が届いたのでとりにこいと職員室までいっていた。
教室に戻ると清が一人で本を読んでいた。
「毛利、遠山は?」
「臨時委員会。」
「そっか。」
桃恵の入っている広報委員会は臨時委員会が多く、そのくせ終わるのが遅いのだ。
雨上がりの校庭でサッカー部のかけ声が聞こえてくる。
「黒羽、あんたこそ部活は?」
「グランウドの土が悪いから今日は中止だってよ。」
「ふーん」
さも興味の無さそうに答えると桃恵が戻ってくる。
「清〜今日も長かった〜」
「お疲れ。」
「…もしかしてお邪魔だった?」
「そんなこと全然ない!むしろ感謝してる。」
「さすが男嫌い。」
風が吹いた気がした。
昌親は目を見開いて
「毛利は男嫌いなのか…?」
「そうだよ、気づかなかったの?」
と言うと二人は残り少ない部活時間を無駄にしないために部活へ向かった。
二人が出ていった教室。
一人昌親が残る。
「…ヤベ、俺。」
顔を真っ赤にしながら
「ああ…」
風が吹く。
「清のことが好きなんだ…」
今日もまた一人、恋に落ちた。
「それにしても…」
なぜ清は男嫌いになったのだろう。
明日、涼にでも聞こうとリュックを背負うと昌親は教室を出ていく。
---翌日---
「なぁ、涼?聞きたいことがあるんだけど…」
「ん?」
「毛利ってさ、どうして男嫌いになったんだ?」
その質問に涼もそばにいた友紀も目をキョトン、とさせ、
「「知らねぇ」」
「そっか…」
「あ、でも鈴木なら知ってるかも。」
「ああ、鈴木。」
「鈴木って?」
「「清の桃恵以上の大親友。」」
「遠山以上の?」
「「おう」」
すると二人は清と鈴木という女子について語った。
「清はそりゃ桃恵とは幼馴染みだから親友だけど清が小五のときに清が男からいじめられてたときに桃恵はかばえなかったんだ。」
いじめ。いじめっ子に逆らえば自分が標的にされる。桃恵の葛藤はすごいものだったのだろう。
「で、清を助けたのが鈴木。」
今の鈴木は大人しいんだけどな…昔はひどかったと語る二人。
「それから清と鈴木は清とって桃恵以上の存在になった。まぁ、今じゃ清の方が鈴木を助けているらしいけど。」
「えっ…どういうこと?」
「いじめから清を助けたのは鈴木だけど…なんか鈴木は本音を言えない性格らしくていつも皆に嫌われないように本音は隠してたんだけど…」
間を置く。
「だけど…?」
「あるとき、爆発しちゃってさ、教室壊しかけたんだ、これが。」
「ええっ!」
「もう先生も手がつけられない状態。そんな大嵐に立ち向かったのが清。それから清は裏で鈴木の愚痴を引き受けるようになったんだ。」
「へぇ〜そんなことが…」
清の意外な過去。
残酷な過去。
「だから鈴木なら知ってるかもしれない。」
と聞くと昌親は放課後に鈴木という女子に聞きに行こうと思った。
放課後、一組。
「鈴木〜」
昌親が一組に向かうと鈴木らしき女子はギョッとした。
「何でしょうか…?」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい?」
「いいですけど…」
「…で聞きたいことって何ですか?」
「き…毛利の男嫌いについて。」
「ああ…」
「俺、どうしてもそれを知らなきゃいけないんだ。」
「いいですよ。でも、清の男嫌いは私が原因なんです。」
「はっ?」
「私、こんな性格ですから男接するのも苦手で…清はそんな私に会わせるように男友達と縁を切りました。それから、なぜか清はだんだん男が嫌いになったんです。」
「その原因はさすがに分かんない?」
「多分、私と一緒にいたから、男子にたいして幻滅しちゃったんじゃないのかな?だって日増しに清の方が男子といるの、辛そうでしたから…」
「そうなんだ、ありがとう助かった!」
鈴木に軽く礼を言うと走っていく。
(…そっか、そんなことがあったんだ。)
走りながら、
(じゃあ、俺が毛利を変えて見せる…!)
こんな覚悟は恐らく世界に一人だけ下せるのはこの世界に一人だけ。
清の男嫌いを変えてあげれるのは恐らく自分だけ。強い覚悟を持って昌親は家へと帰った。
翌日。
「清!」
「!?急に馴れ馴れしく名前を呼ぶな!」
「いいじゃん!涼も友紀も名前で呼び合ってるじゃん。」
「うっせーな、知らねーよあれは仕方なくだから。」
「だったら俺のことも仕方なく昌親って呼んで?」
「断固拒否する。」
そういうと清はさっさと逃げる。
(まだまだ、これから…!)
そして昌親による茨の道を進もう作戦が実施された。
…転校生編、END
次は夏休み編かな?
111:平和◆zI:2018/03/02(金) 21:43 夏休みに入って10日…
今日は1回目の登校日だ。
今日やることは夏休み明けの体育大会の種目決め。
まあ二組はこんなふうになった。
1、100メートル(男・女)必須(個別)
・ 他学年の100メートル
2、ムカデ競争(男・江戸川・円谷・黒羽・高木)(女・烏丸・小林・遠山・吉田)
800メートル(毛利)
1500メートル(赤井)←ここまで団対抗
4、学年別リレー(男女混合)必須
・一年による競技
5、二年によるスピード&パワー(男・女)必須
・三年による騎馬戦
6、学年別選抜リレー(吉田→児島→遠山→沖屋→毛利→赤井)
7、応援合戦(必須)
8、綱引き(必須)
9、団別リレー(烏丸→黒羽)
…となった。
比較的運動のできる遠山、毛利、沖屋、赤井はリレーなどの種目にかりだされた。
一方学年別リレーは…
1、烏丸
2、児島
3、大岡
4、江戸川
5、吉田
6、円谷
7、小林
8、白鳥
9、妃
10、工藤
11、水無
12、千葉
13、灰原
14、高木
15、佐藤
16、赤井
17、遠山
18、沖屋
19、毛利
20、黒羽 …となった。
種目決めも終わり、下校。
「今年は赤の優勝だね!」
「そうだね。」
いつも通りの変わりばえのない道。
いつも通りの清との下校。
…なのに、なんだか胸がザワザワする。
そして---
キキィイイイイ!!
「「!?」」
私はその日、とんでもない悪夢を見た気がした。
最後の文
私→うち
その光景を見た瞬間、目の前が真っ白になった。
そして、修学旅行の帰りに見た夢が頭に浮かんだ…
うちは急いで倒れている先輩に近寄った。先輩は頭から少し血を流していて、意識も朦朧している。
「服部先輩!」
と声をかけると、誰かがよんだ救急車がきた。
うちは急いで救急隊員の人に聞いた。
「どこの病院に先輩は運ばれるのですか?」
「先輩?」
「交通事故にあった人です」
「その人、知り合いなの?」
「はい。そうですが」
「N病院だよ。あ、そうだ。君も一緒に乗ってくれないか?」
「分かりました。でもそこにいる友達もいいですか?その人も先輩の知り合いなので…」
うちと清が乗ると、救急車はすぐに出発した。
服部先輩は…幼い頃に父親をなくし、母親は東京に出稼ぎにいっているため月に一回位しか会わない。身内は母親だけ。
だから、先輩は一人で何でもできる。
>>115改行 ミスってました
117:咲月夜◆mQ:2018/03/03(土) 20:21 病院に着き、先輩は治療室に運ばれウチたちは通された個室で待っていた。
30分がたち、清はウチと清の親に連絡しに一度席を立った。
一時間。
ウチの心は不安でいっぱいだった。
---先輩。どうか無事でいて。
---ガチャ
医者が入ってくる。
そして---
「遠山さんと毛利さんだね。」
「はい。」
答えたのは清でうちは声も出なかった。
「服部さんなんだけど、頭を強く打ってるけど特に問題は無いね。でも足を骨折してて全治1ヶ月だね。」
うちはその言葉を聞いてやっと肩の力が抜けた。
「先輩の病室は?」
一番聞きたかったことを清が聞いてくれた。
「407号室だよ。あ、でも頭を強く打ったみたいだからまだ意識は戻らないと思うよ。」
しかしうちは既に先輩の病室に向かっていた。
早歩きでうちを追いかけてきた清と一緒に407号室に入った。
「先輩…」と桃恵は呟いた。
先輩の左足は包帯でグルグルに巻かれていた。
病室の椅子に座り、先輩が起きるのを待っている。
~回想~
中2の5月のある日…
桃恵はコナンの小説を読みながら角を曲がろうとしている。
向こうから誰か走ってきている。
ドンッ…
桃恵「すみません。」
??「こっちこそ、ゴメンな。」
上を見ると、3年生だった。(あっ、マジでやばい)
桃恵「ほんとにごめんなさい。」
3年「そこまで謝らんでいいって。」
桃恵「すみません。」
3年「だから…。ん?遠山っていうのか?」
桃恵「はい、そうですが…」
3年 (この子が夏修の元カノか。流石、美人やなー)
すると予鈴がなり、2人はそれぞれの教室に走っていった。
(あの先輩、優しいなー。名前は…服部 先輩だったかな)
5時間目の授業は家庭科だった。
好きな席に移動して、バックを作っていた。
あの先輩にまた会えたらいいなとか考えていると、
清「桃恵!」
桃恵「なに⁉」
清「なに⁉じゃないでしょ。さっきから何も進んでないじゃない」
桃恵「…そうだね。」
キンコンカンコン…
桃恵「あ、授業終わっちゃった。」
清「あーあ。何してんだか」(呆)
布などを片付けて、
「でも、そういう清はどーなん。」
「ん?ほれ。」
見ると…
そこには…
既に完成したバッグ。
…そういや、こいつ無駄に裁縫と料理上手だったんだった。
「次、国語だからさっさと準備しよー」
「うん。」
清に手伝ってもらい、片付けが終わって国語の用意をするが…
「桃恵、それ数学。」
「えっ!(恥)」
どうしよう、ウチずっとあの先輩のこと考えとる…
…もしかしてこれが好きって気持ちなのかな?
これがウチにとって初めて人を「好き」になったときだった。
〜現在〜
あのとき、先輩から好きって言ってくれたときはすっごく嬉しかったな…
そう昔のことを考えていると…
「ん…」
小さなうめきが漏れた。
つーか
小説読みながら歩くって私か!!
コナンだからw
123:咲月夜◆HI:2018/03/04(日) 00:18 コナン…
私はやはり少年陰陽師か…
そうだなw
125:咲月夜◆HI:2018/03/04(日) 00:22 小説…
あー
こー
わー
れー
たー
三月五日はたか○○すびちゃんの誕生日だからなww(祝ってやれよ)
127:平和◆M2:2018/03/04(日) 00:52 先輩が目を覚ました。
桃恵「先輩!」
結城「お!桃恵か。」
桃恵「先輩、ちょっと待ってて」
と言うと清を連れて病室の外に出た。
桃恵「清、悪いんだけどさ 先生 よんできてくれん?」
清「いいよ。ゆっくり行ってくるわ。」
清が行くと、桃恵はすぐ病室に戻った。
桃恵「先輩、ごめん。」
結城「なんで、俺はここにいるんだっけ?」
桃恵「先輩、交通事故にあったでしょ。その時、たまたまウチそこにいたの。」
結城「そうだった気がする。意識は朦朧としてたけど、桃恵の声はちゃんと聞こえた。」
桃恵「そっか…」
桃恵はそう言うと、下を向いた。
結城「桃恵?どうした?」
桃恵「どうした?じゃないでしょ。」溜まっていた涙が頬を伝った。
その瞬間、桃恵が俺に抱きついてきた。
「先輩が死んでしまわないかとかうちのこと忘れてしまうんじゃないかってすごく心配したんだから…」
その声は震えていた。
「大丈夫だから。俺は桃恵を置きざりにて死んだり、忘れたりしないから。ゴメンな、心配かけて…」
俺は桃恵にそう言うと、優しく抱きしめた。
コンコン…
ドアをノックする音が聞こえた。
>>126
そーなん!おけ!
あのさ…
台本書きやめろ!
へーい
131:ましろ◆r.:2018/03/04(日) 01:01書いてる本人が台本書きを否定してくれて助かった
132:平和◆M2 >>127 書き直し:2018/03/04(日) 01:04 先輩が目を覚ました。
「先輩!」
「お!桃恵と清か。」
「先輩、ちょっと待ってて」
と桃恵は言うと清を連れて病室の外に出た。
「清、悪いんだけどさ 先生 よんできてくれん?」
「いいよ。ゆっくり行ってくるわ。」
清が行くと、桃恵はすぐ病室に戻った。
「先輩、ごめん。」
「なんで、俺はここにいるんだっけ?」
「先輩、交通事故にあったでしょ。その時、たまたまウチそこにいたの。」
「そうだった気がする。意識は朦朧としてたけど、桃恵の声はちゃんと聞こえた。」
「そっか…」
桃恵はそう言うと、下を向いた。
「桃恵?どうした?」
「どうした?じゃないでしょ。」溜まっていた涙が頬を伝った。
次の瞬間、桃恵が俺に抱きついてきた。
「先輩が死んでしまわないかとかうちのこと忘れてしまうんじゃないかってすごく心配したんだから…」
その声は震えていた。
「大丈夫だから。俺は桃恵を置きざりにて死んだり、忘れたりしないから。ゴメンな、心配かけて…」
俺は桃恵にそう言うと、優しく抱きしめた。
コンコン…
ドアをノックする音が聞こえた。
台本がき、してる人いたからさ〜w
134:平和◆M2:2018/03/04(日) 01:05>>131ましろ先輩!
135:ましろ◆r.:2018/03/04(日) 01:06(笑)は解るけど(恥)は文章としてどうかと思う
136:咲月夜◆HI:2018/03/04(日) 01:58 >>135
すみません、以後気をつけます。
お久しぶりですねー、ましろさん。
多分思い出せない
138:咲月夜◆HI:2018/03/04(日) 02:22 >>137
??
コンコン…
ガチャ…
「あっ、ごめん、お取り込み中だった?」
熱い抱擁を交わしていた二人はとっさに離れ、赤面している。
「仲が良いのは分かるけどね、ここは一応病院だからね。」
と医者にたしなめられ、ますます赤面する二人。そしてそれを見て必死に声を殺して笑っている清。
…清、後で絞める…
一方医者はさっさと
「気分は?」
などと聞いている。
そして
「うん、どこにも問題は無いようだから様子を見て、夏休みが終わるまでには退院できるよ。」
「そうですか…」
医者が退室し、清が飲み物を買ってくるといって出ていった後、またもや二人きりになった二人は…
「先生と清に見られちゃったね…」
「まあ、気にしてもどうにもならんから忘れよーぜ」
(流石、先輩。ポジティブだなー)
桃恵は先輩の横で夏休みの宿題をしている。
うちらが通っているH中学校は、
課題がめちゃくちゃ多いことと女子の制服が可愛いことが大きな特徴だ。
(それにしても、清遅いな〜。迷子になったのか⁉wまあ、それはないか。)
「なあ、桃恵。」
「何?」
「どうして俺なんかのこと、好きになってくれたの?」
「俺なんかって、先輩いろんな人にモテてんじゃん。先輩こそどうして?
周りにはもっといい子なんていっぱいいるじゃん。」
「それは…俺にも分からない。」
「ん?どういうこと?」
「だから…その…」
「運命…ってやつ?」
赤面して言う先輩に思わず
(先輩…超可愛いんですけど)
「そっか〜運命か〜」
「そうだよ!」
二人でじゃれあっている一方。
病室の外では三人分の飲み物を抱え、かれこれ20分くらい外で必死に笑いをこらえている清がいた。
(…ヤバイ、腹筋終わる…)
そして病室では
「ってか二年の課題多いな〜」
「先輩たちもこれくらいあるんじゃないんですか?」
「それがな…今年は何の気まぐれか課題が少ないんだ…!」
「えー先輩、うらやましい〜」
「ところでさ、その先輩って言うのやめない?」
「えっ…どういうことですか?」
「その…結城とか…名前でよんでほしい。」
(先輩可愛すぎる〜←本日二回目)
「いいですけど…じゃあ、結城?」
外では…
(ヤバイ、助けて、マジ腹筋終わる…)
と清が死にかけていたのである。
そんな清の心を察したように、桃恵が
「あっ!そういえば清は?」
「ほんとだ。おせーな。」
その言葉を聞いて清は、助かったと一瞬思ったのだか…
(でも、やべー。2人の話聞いてたってバレたらどうなるか。)
ブルブル…身震いが起こった。
((まさか、清 ずっと前から話 聞いてたりして…))
2人はそう思った。
桃恵は急いで病室のドアを開けた。
やはり清がいた。しかも、逃げようとしている。
「清!逃げずにジュース早く持ってきてよ。」
とニコニコしながら言ってきた。
ギクッとした清はおそるおそる病室に戻った。
そんな清の心を察したように、
「あっ!そういえば清は?」
「ほんとだ。おせーな。」
その言葉を聞いて清は、助かったと一瞬思ったのだか…
(でも、やべー。2人の話聞いてたってバレたらどうなるか。)
ブルブル…身震いが起こった。
((まさか、清 ずっと前から話 聞いてたりして…))
2人はそう思った。
桃恵は急いで病室のドアを開けた。
やはり清がいた。しかも、逃げようとしている。
「清!逃げずにジュース早く持ってきてよ。」
とニコニコしながら言ってきた。
ギクッとした清はおそるおそる病室に戻った。
そのまま清は十分程説教をくらい、二人は帰った。
桃恵の母が運転する車内。
「もー清ったらそのままずっと話聞いてたんだよ?ひどくない?それに逃げようとしたよね!」
「もういいじゃん、悪かったって。」
「全然言葉に誠意が感じられないね。」
「そっか〜いや〜残念だな〜せっかく桃恵のためにコナンの…「許す。」」
((単純すぎるだろ…by桃恵母、清))
そして二人は家に着いた。
先輩が事故にあってから3週間…
先輩の骨折は治ったため、明日 退院だ。予定よりも早い。
最後のお見舞いにに来た桃恵と清。
「結城、クッキー焼いてきたよー」
「お!センキュー」
「美味しいな!さすが俺の彼女だぜ。」
「ありがと。」
(料理は下手なくせに、お菓子作りだけは得意なんだから)
と思っている清。
「ねえねえ、結城。」
「ん?」
「お母さんってきたの?」
「きたよ。一週間ぐらい。たまたま、桃恵の来る時間とは、ずれてたのかな⁉」
(ほんとは、時間を指定して来てもらってたんだけど…)
「明日から毎日学校行かんなんよー。夏休みなんに!」
「俺も行くぜ。明日から団活動だろ。」
「大丈夫なん?」
「全然、平気。俺を誰だと思ってるんだ⁉」
「そうだね。あっ!ごめん、もう帰らんなん。」
「そっか、また明日な。」
「うん!ばい!」
明日から団リーダーたちで応援合戦の内容を決めたりする。
147:咲月夜◆HI:2018/03/06(火) 21:38明日までに更新するよ。
148:咲月夜◆HI:2018/03/08(木) 21:20 夏休みも明け、本格的に体育大会のムードになってきた。
赤団の目玉はアクロバティックな演出。全員でバッグ転をしたりなど…
一方桃恵seid
桃恵は裁縫係。桃恵は裁縫が得意ではないので清に何度も係を交代してと言っている。
一方清seid
清は記録係。字を書くのが早い清にピッタリの係。
そして、準備は順調に進み---
AM:6:30
ばんっ…ばばん…
高々と花火がなる。
「清〜?おっはよー。」
しかし返事は来ない。
(清ったらまだ寝てるのかな…?)
仕方なく窓を開け、清の部屋のベランダに降りると
「清?体育大会だよ?間に合わないよー?」
…
「清…?」
不安になり、強行突破しようとすると、
ガチャ
「うおっ!!桃恵おはよう。」
「おはようじゃないでしょ!今まで寝てたの?」
「違う。お弁当作ってた。もち桃恵のも。」
「やったー♪」
別に桃恵の母が弁当を作ってくれないのではなく、ただ単に桃恵が清の料理を食べたいので体育大会だけ清に作ってもらう。
「清は早く行かなきゃいけないんでしょ?」
「うん、もう出るよ。」
「そっか、いってら〜」
「うん、いってきます。」
そういうと清は家から出ていく。
(さ…暇だな〜私も清と行けばよかった…)
清seid
学校に着き、教室に入り自分の机と桃恵の机に弁当を置くと椅子を持ってグランドに向かう。
赤は去年準優勝だったため、テントの位置はそこそこ近かった。
テントには団リーダーの涼と友紀が来ていた。
「ん、清早いな、お前も係か?」
「うん、点数板出さなきゃ。」
「頑張れよー」
記録テント
「じゃあ、1、2年生は自分の団の点数板を出して来てください。」
と記録係顧問の仁川先生が指示を出す。
点数板をつける台は錆び付いて汚い。あっという間に手が汚れる。
手を洗っていると桃恵が
「清!」
「桃恵。」
「あのね、先輩がね、この前のお礼に映画でもって、」
(あのくそやろう…さりげなくデートなんか誘いやがって…)
そして
「開会式を初めます団席前に集まってください。」
と実行委員の声が響く。
s、side……
151:咲月夜◆HI:2018/03/13(火) 18:12 >>150
またか…ww(←おめーだろう!
程なくして開会式が始まる。
まずは入場行進。
昨年度優勝した青団からだ。
そして---
「これから、開会式を行います。一同、礼。」
1000人を超える生徒が綺麗にお辞儀するのは感動すら覚えるものだった。
開会宣言、生徒代表初めの言葉と続き、準備体操を終える。
「それでは、各学年の競技を開始します。各自、集合場所に集まってください。」
と言う放送が聞こえ、一年は100m走の集合場所、各係は自分の持ち場へと走っていった。
プログラム一番、一年男女による、100m走
次々に号砲がなり、選手達が走っていく。1レーン8人で走る100m。1着は5点、二着は4点…と得点が加えられていく。
プログラム二番、二年男女による100m走
桃恵と清は同じレーンだ。
「清…一着はもらったよ…」
「こっちこそ…望むところよ…桃恵。」
そして---
「ばあああん!!」
グランドに号砲がなり響く。
清と桃恵は互角で走っていた。どの団テントからも
「あの二年女子ヤバくない…?」
と言われていた。
一方、赤団団テント。
「うっしゃあ!!9点は頂だぜ!!」
一方結果は…
「どっちもどっち!!」
「「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」
あまりにも激戦で教員の誰も彼女達の勝ち負けを判断することができなかった。
「ってことで、まぁどのみち赤9点だからいいじゃないの♪」
「「ええぇぇぇぇぇぇ……」」
こんな感じで二年の100m走は終わった…
プログラム三番、三年男女による100m走
清は記録係テントで100m走を見ていた。
そして100mが終わり、審判より結果が渡される。
かちゃ、かちゃかちゃ、かちゃ、かちゃかちゃ、
「先生、集計終わりました。」
「はい、ありがとうね…うん、合ってる。帰って大丈夫だよ。」
と言われ、清は赤団テントに戻った。
今行われているのはムカデ競争と800と1500。その次の次の二年学年種目のため、団席にいる二年は準備を初めている。
(…にしても、こんな暑い日に長袖はキツくね?)
と思いながら清は長袖を着る。するとムカデ競争から帰ってきた桃恵が
「清〜!!一位だったよ♪」
「おーおめでと、おめでと。」←棒読み
そして一年の学年種目が終わり、二年の学年種目が始まった…
2年の学年種目はトラックを1/4周走って、タイヤや長い棒を自分の陣地に入れるものだ。
予行練習での予選は赤団VS白団、青団VS緑団だった…
もちろん、赤団は当日の決勝戦に出場する。
決勝戦の相手は…青団だ。
青団にも運動のできる子がたくさんいて、たやすく勝てる相手ではない。
まずは三位決定戦。
緑vs白。
「ばあああん!!」
勢いよく号砲がなる。
それと同時に選手が飛び出す。
両者接戦。そして---
「ぱああん!!」
終わりの号砲がなる。
「ただいまの結果、緑5点、白2点、緑団の勝ち!」
緑団のテントから歓声が上がる。
続いてはいよいよ赤vs青。
そして号砲がなる。
青の先頭は陸上部の子たち。
一方赤の先頭は…
いち早く棒を引っ張っていく赤。青はすでに棒を取られたため、タイヤに群がる。
そして、終わりの号砲がなる。
「ただいまの結果、青5点、赤7点、赤団の勝ち!」
赤団のテントから騒音とも言える歓声が上がる。
女子が退場し、次は男子だ…
ごめん!
匿名は私です。
続いては男子。
男子は女子とは違い、迫力?がある。こちらでも決勝は赤。対戦相手は緑。競技が始まる。
男子がいっせいにタイヤや棒に群がり、引っ張りあっている。
結果は…
赤5点、緑6点。
残念ながら緑の勝ちだ。
赤団の団テントからは落胆の声が上がる。
男子が退場し、続いては学年別リレーだ。
「続いては、プログラム…番、1、2、3年生による、学年別リレーです。」
アナウンスが入り、選手が入場する。
まずは一年からだ。
出だしは好調。赤がトップを独走していた。
が、
徐々に追い上げてくる白や青。ついに抜かされてしまった。
「ちっ…」
思わず舌打ちしてしまった清。
しかし、ここで救世主現れる。
「清!鍋縞君や!」
一年陸上部エース、鍋縞。
どんどんごぼう抜きして一位に立つ。
「「さっすが、鍋縞君や!」」
清と桃恵は叫んでいた。
見事赤が一位でゴール。
次は二年。
赤はなんと出だしで失敗してしまった。なんとか持ち直したものの、一位を走る緑は遠い。
そこで、桃恵にバトンが渡る。
前を走る青を抜き、三位に上がる。
次にバトンが渡ったのは友紀。ここでも前を走る白を抜き、二位に上がる。
はたまた次にバトンが渡ったのは清。そこで半周以上の差をつけられていた緑に迫る。が追い抜くことはできず…
しかし、
逆転劇はここから始まる。
涼に渡ったバトン。
涼は全力以上の力で走る。
がまだ追い抜くことは出来ない。
ゴールが迫る。
緑の選手がゴールテープを切ろうとした瞬間。
その光景を見た者全員が目を見張った。そして涼本人でさえ、起こった出来事を理解していなかった。
ゴールテープを切っていたのは、
…涼だった。
瞬間。
爆発と聞き間違える程の歓声が赤団の団テントから上がる。
涼や桃恵たちはまだ起こった出来事に理解できず、ホヘーとしていた。
最初に我に返ったのは友紀。
「俺らが、一位…」
「「「そうだよ!!!」」」
そこで涼、桃恵、清が我に返る。
そしてまたひとつ、嬉しいことが…
「ただいまの二年学年別リレー、赤団の記録が新記録です。おめでとうございます。」
新記録賞も受賞していた。
赤団の団長、服部いわく、赤団最高の日だったとか…
三年のリレーは惜しくも赤は二位だった。
160:都◆go:2018/03/17(土) 23:55 現状
白/563
赤/662
緑/618
青/608
次は午前の部最後の競技、そして体育大会において一番点数の入る…
応援合戦である。
事前に引いたくじ引きの結果、
1、白
2、赤
3、青
4、緑
となった。
まずは白。
白は今回白龍をイメージとした、日本舞踊を取り入れた応援である。
団長を先頭にした龍が華麗に舞っている。
次は赤。
今回はアクロバテックな演出。
全員でなんとか習得したバッグ転。
250人にも及ぶ生徒が一斉にバッグ転する様は一種の感動すら覚えた。
3番手は青。
青はリズムダンス系統の応援。
きれいに揃って振るわれるポンポンはリズムに乗っていて見てて面白い。
大トリの緑は今年活躍した芸能人を交えたユーモアたっぷりの応援だった。
後日談…
どの団も見事で甲乙つけがたいと…
〜昼休憩〜
「清の手料理〜♪」
昼休憩となり、日頃から一緒にいる桃恵、清、涼、友紀は一緒に昼食をとることにした…
「桃恵の卵焼き美味しそうやなー」
「涼の卵焼きも美味しそうだよ?」
「一口…「だめ。」」
「清の卵焼きはこの世で一番美味しいんだよ。」
「ほー、では清お前のをもらうとしよう」
ばしんっっ…
勢い良くはたかれる涼の手。
「今度作ってやるから我慢しろ。」
と言うと大人しくなる。
そして昼休憩が終わり、午後の部に入った。
午後の競技は二つ。綱引きと団別リレー。
綱引きは赤はぼろくそに負けたが、続いては体育大会において一番盛り上がる競技、団別リレー。
一年が勢いよくバトンを渡す。
次の走者は昌親。
赤は残念ながら三位。
次は二年陸上部長距離エース烏丸。
ここでは二位になる。が、決定的な差で青に負ける。
そして次は閉会式だ。
「結果発表」
と言われると共に吹奏楽部の演奏が始まる。
「総合優勝、赤団。」
ザー…と拍手が送られる。
「総合次勝、青団。」
こちらもまたザー…と拍手が送られる。
「三位、緑団。」
パチパチパチ…と少しまばらな拍手が送られる。
「四位、白団。」
パチパチパチ…と戦ったことに対する敬意の拍手が送られる。
「応援優勝、白団。」
あー、と赤の応援団長が言う。
「確かにすごかったもんね…」
「めっちゃ優雅だった。」
と言うコメントが聞こえる。
「応援次勝、青団。」
「青かー…審査も大変だっただろうしなー今回ばかりは…」
と言うコメントにイラッとしている青団応援団長。
(駄目ですよー押さえてくださいねー…)
と全員が願う。
「リレー賞、赤団。」
「やっぱり。だって赤井先輩の奇跡のゴールとか超感動物だったもん。」
と言う文句なしのコメント。
「デコレーション賞、白団。」
「あー…あそこは毎年取ってるもんなー…一昨年だけ取れなかったんだっけ?」
と言うコメントに白団デコレーション長がこめかみに青筋を浮かばせている。
「それでは、表彰に移ります。」
表彰中の先輩達の顔は誇らしげだった。…一部を除いて…
そして閉会宣言と共に第70回体育大会は幕を閉じた。
体育大会後…
三年生は写真撮影のため、二年が中心となって片付けが始まる。
記録係は点数板の片付け、用具係は用具の片付けにかりだされ、残る二年はテントを畳み、運んでいく。
「ああー!終わったねー!」
「桃恵、疲れてないの…?」
「えー?そういう清だって体力有り余ってる癖にー!!」
二人でじゃれあっていると、団リーダーの涼と友紀が
「お前ら、今日の打ち上げ来んの?」
と聞いて来たので、
「「うん、いくよー!」」
と答える。片付けも終わったので四人で談笑していると…
物陰で桃恵と清をすざましい眼光で睨み付ける人影があった…
体育大会編
…END
次編からいじめ編に入るのかな…?
来週一週間で完結するか?これww
見つけた➰
168:平和◆M2:2018/03/21(水) 20:37あらw
169:鈴木恋奈:2018/03/21(水) 20:51( ^ω^ )
170:都◆bg:2018/03/22(木) 07:29 >>167
嘘だろぉぉ!!
いじめ編待ってまーすwww.
172:都◆bg:2018/03/22(木) 18:11 ごめん、ごめん。トイレっとった。
「平和と都の専用スレ〜弐〜」
って言うところ。
>>171
頑張るよ。
>>172は交流の方ね。
175:都◆bg:2018/03/22(木) 18:42 体育大会も終わり、十月。
いつも通り桃恵と清は登校した。
しかしいつもと様子が違う。すると一人の女子がこちらにやって来る。
「遠山さん、ちょっと良いかしら?」
「う、うん。いいけど…烏丸さん。」
烏丸御紅。
このクラスのボス的存在で彼女に逆らえばいじめの標的にされる。
一方桃恵は体育館裏に連れていかれた。そこには数人の女子がおり、皆険しい表情をしている。
「あの…烏丸さん、何の用で?」
「あんたさぁ、最近ちょーし乗ってんじゃないの?沖屋君にちょっと優しくされたからって!!」
「えっ……?」
「ムカつくのよ…そういうの。ねぇ、もう沖屋君には近づかないで。もちろん赤井君にも。」
「そんな…!!」
「痛い目見たくなかったら言うこと聞いた方がい・い・よ♪」
桃恵は脅され、腰を抜かす。
「じゃあねぇ〜♪」
と言うと烏丸と数人の女子は帰っていく。
「何なの……?」
せん、、、??
177:都◆bg:2018/03/22(木) 19:39 >>176
??
せん、、、、なんだっけ?
179:都◆bg:2018/03/22(木) 19:48 次の日。
「お〜桃恵、ちょっとこれなんだけどさ…」
と涼に話しかけられる。
すると御紅がすざまじい眼光でこちらを睨んでくる。
「あ、ごめん涼。ウチ行かんなんとこあるんやわ。」
「えっ…ちょ、おいっ!!桃恵!」
しかし桃恵は足早に去っていく。
「ん、どうしたの涼。」
あからさまに不機嫌な涼に話しかける清。
「それがさ…俺桃恵に用があったから話しかけたんだけどさ、なんか逃げるようにしてどっか行ったんだよね。あんなことするやつじゃないのに…」
「ふぅ〜ん。そうなんだ。」
この時気づいてはいたのだ。
御紅がこちらを見ているのに……
なのに、何故………
>>178
専用スレ?
その日の放課後……
「ねぇ、遠山さん、ちょっと来てくれるかしら〜」
「今日はちょっと……」
「いいから来なさいよ!!」
と御紅に言われ、無理矢理連れていかれる。
またもや体育館裏。
「ねぇ、昨日言ったよね?もう沖屋君や赤井くんに近づくなって。何しゃべってんの?」
「あれは…」
「言い訳なんて聞きたくない!!」
「でも…」
「良いわ、あなたはちょっと痛い目見ないと懲りないのね…あなたたち、やって御仕舞い。」
と言うと周りにいた数人の取り巻き達が桃恵に襲いかかる。
その後桃恵は殴る、蹴る、髪を引っ張られる等の暴行を受け、動けなくなると解放された。
暴行には一切御紅は手を出していない。恐らくいじめが先生にばれた時に取り巻き達に責任を押し付けて責任逃れする気なのだろう。
最低極まりない。
「き…よ……たす…けてよ…」
桃恵は意識を手放した。
そう!!
頑張れ!
続き❤️
>>182
がんばる!!
友紀、涼sieb
((そう言えば最近、桃恵の様子がおかしい…))
「「なぁ」」
とハモる。
「あ、涼からどうぞ。」
「いや、ここは友紀から。」
と言うと
「「最近桃恵の様子おかしくないか?」」
と言うと二人目を丸くして
「「やっぱ?」」
と言い合う。
「最近変なんだよな〜俺ら見るとあからさまに逃げていくし。」
「な、清にも原因聞いたけどよく分からないって。」
二人は話し込みながら歩いていた。そして体育館裏で見たものとは…
「「桃恵!?」」
傷だらけで倒れている桃恵。
気も失っている。
「桃恵、桃恵!!」
「あんまり揺らすな、友紀。」
「で、でも…」
「いいから、お前は桃恵を保健室へ、俺は清を呼んでくる。」
「お、おう。」
〜30分後〜
「うん……」
「「「桃恵!?」」」
「ここは…?」
「保健室だよ。桃恵、体育館裏で倒れてたんだよ。」
「そ、う…」
沈黙が流れる。
「も…「今日はもう帰ろっか。」」
と友紀の言葉を遮って清が言う。
「そうだな。」
と同意する涼。
二人はさっさと保健室を出ていく。
友紀はあわてて二人を追いかけ、
「ちょっと、二人供、桃恵のことが心配じゃない…「「大丈夫だよ。」」」
「桃恵はそんなにやわじゃない。それに…」
「今聞かれたって桃恵も何言えばいいか分かんないし、今私達がするべきことは…」
「ことは…?」
「なるべく服部先輩に気づかれないようにしないと。きっといじめだろうけどあの先輩、彼女のためなら何でもしそうな気がするし。」
「そうだよ、桃恵を傷物にした犯人は私に任せて、二人は桃恵の側にいてあげて?(もちろん先輩の気づかれない範囲で…ww)」
「「おう。」」
けれども四人は知らなかった。いじめがこれから拡散して行くことを…
清sied
犯人が分かった。
烏丸御紅。
許さない。私は早速彼女を呼び出した。
「何かしら?毛利さん。」
「烏丸さん。あなた桃恵をいじめているでしょう?」
と率直に聞くと
「それが何…?まさか復讐とか言わないよね?ww」
「は…?そんな子供みじたこと、私がすると思う?私はね、桃恵に謝ってもらいたいの!!」
すると御紅は…
「なんで私が謝らなければならないの?」
「それはあなたに非があるからよ。」
「私に非…?あなたねぇ、私を侮辱するのも大概にして!!」
とヒステリックを起こす。
「なんで私が謝らなければならないの!?そんなに言う、あなたにも腹が立ったわ。どうなるか覚えておきなさいっ!!」
と言うと走り去っていく御紅。
清はこれから起こる悲劇をまだ知らないのである。
次の日…
ガヤガヤ…
一組が妙に騒がしい。
何事かと見てみると
一組のクラスの真ん中に恋奈が立っていた。
目の前の机は油性ペンで
「死」や「消えろ」等の落書きがされている。
「…恋……奈…………?」
「きっ………よ………」
泣いていた。
滅多に泣くことのない恋奈が。
清は急いで恋奈に駆け寄ると
「ごめんなさいっ……!!私のせいで…!!」
ついに怒りの矛先が恋奈に向いた。
www.
189:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 20:48旨い😋
190:都◆bg 疲れた(&:2018/03/22(木) 20:58 その後、桃恵と恋奈に対するいじめは続いた。
清への見せしめに恋奈をいじめているのだから下手に動けば恋奈はさらにいじめられる。
そんなある日。
恋奈はグランドに呼び出された。
「ねぇ、鈴木さん。きっとね健全な男子って女子のあれとか見えたら最高だと思うのよねぇ。」
「??」
「だ〜か〜らぁ、スカートとズボン脱げって言ってんの。」
「でも…」
「ほら、早くぅ〜あ!なんなら脱がせてあげよっか?」
と取り巻き達が恋奈のスカートに手をかけた瞬間。
「お前ら俺の女に何やっとんねんなぁ〜(黒」
と言うドスの効いた低い声が聞こえる。
「藍都…」
恋奈を庇うようにして割り込んできたのは…
京極藍都。
恋奈の幼馴染み。
「藍都!なんでそんな女庇うの?」
「そりゃこいつが俺の幼馴染みだからな。」
「で、でも。」
「それ以上恋奈に何かする気なら俺にも考えはあるけど…?」
「くっ…くそっ!!」
と言うと御紅たちは逃げていく。
「ほんま危なかったな。」
「あ、藍都。」
「ん?」
このあと5秒後に恋奈の叫び声が聞こえるのはまた次回。
>>189
ありがとう!!
恋奈と藍都、幼馴染み設定にしてみたww
スゲー
193:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 21:02 www.
どんだけ、藍都と親近感あるんよw
>>193
その方が面白味があるかなー…って
今日だけでいっぱい更新した〜!
196:都◆bg:2018/03/22(木) 21:04まだまだ頑張るぞww
197:都◆bg 〜告白〜:2018/03/22(木) 21:09 「な、なんだよ!!俺の女って、恋奈はお前の女になった記憶はないぞ!」
「なんだ、そういうことか…」
「!!そういうことじゃない!!もう、嘘でもそんな恥ずかしいこと言わんで!!」
「嘘じゃない。」
「本当でも!…ってえっ…」
「俺は、お前のことが好きだ。」
そしてまた恋奈の叫び声が五秒後に聞こえるのは想像がつく。
www.
199:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 21:12想像力半端ないw
200:平和◆M2:2018/03/22(木) 21:16www
201:都◆bg:2018/03/22(木) 21:23 「えっ、えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「ってー…声デカ。」
「ソ、ソノ京極サン?ソレハモシカシテコクハクトイウモノナノデショウカ?」
「そうだよ!!つーかなんで片言?」
「えっえぇぇぇ!!!」
「っ〜またかよ…それで、お前はどうなの?」
「えっ?」
「だから、告白の返事。」
「えっと…それは〜」
「何?(イライラ」
「その…恋奈も…(モジモジ」
「だぁぁぁぁぁ!!!もう、何なんだよ!!」
「その…もういいや!恋奈も藍都が好きです!!」
沈黙…
・
・
・
・
・
「マジっ!?」
「う、うん。」
「そっかぁ〜じゃあ俺ら“幼馴染み”じゃなくて彼氏・彼女なのか♪」
(藍都嬉しそう…♪)
夕日の橙が二人を包む。
二人の顔が紅いのは恐らく、夕日の橙に染められているからではないだろう。恐らく、恐らくだが…
いじめ編……END
いじめ編を一日で終わらせたで〜
次は11月…合唱コンクールじゃい!!(平和から書けよww)
あ、恋奈も書く?ww
はぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!
204:平和◆M2:2018/03/22(木) 21:26 最後 雑w
どうやって解決したんよw
恋奈は読むせんもんかな?!
(別に書くの嫌ではないけど)
なんで藍都うれしんどるん?????
てか、OKなんだ( ̄▽ ̄;)
細かいとこは気にしないww
あ、もういっそのこと友紀と涼直々にやめろと言ったことにしよう。(←ざつー
ほんとに雑か!
209:平和◆M2:2018/03/22(木) 21:29清 らしいw
210:平和◆M2:2018/03/22(木) 21:30>>202 了解( ̄^ ̄)ゞ
211:都◆bg:2018/03/22(木) 21:30 >>206
そら、OKやろ
>>208
雑ですみませんでしたww
>>200
あ、200おめー
おめ!
213:都◆bg:2018/03/22(木) 21:34あ、落ちたかと思ったww
214:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 21:36 なぜオーケ!
(意外と笑ってる自分)
>>214
書いてて楽しいから
名前変えていい?(平和へ
あはははは(恋奈へ
どうぞw
218:都◆bg:2018/03/22(木) 21:41あ、私のハンネね。
219:藤花◆bg:2018/03/22(木) 21:42どう?恋奈は分かる筈…
220:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 21:46 ファンすぎる
藤花w
桃恵と恋奈に対するいじめも終わり…合唱コンクールの時期になった。
今では、御紅と桃恵はよく話す仲になっている…
2年生の課題曲は「結」
1組の自由曲「あなたへ」
2組の自由曲「時の旅人」
3組の自由曲「心の瞳」
4組の自由曲「明日へ」
一番は天一だから
悩んだww
「天乙貴人」か
「藤花」か
少年陰陽師か?
224:藤花◆bg:2018/03/22(木) 21:48 >>223
ばれた?ww
天一でわかったw
226:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 21:51だからファンすぎる!!
227:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 21:52てか、やっぱ一組はあなたへなんだw
228:藤花◆bg:2018/03/22(木) 21:53 >>227
一組はやっぱりね…優秀賞取ったし…
そっかー
230:藤花◆bg:2018/03/22(木) 21:59そうよー
231:鈴木恋奈:2018/03/22(木) 22:00 www.
専すれとどっちで話せばいいかわからんくなってきた‼️
>>231
専用スレいくかww
もし平和小説かき終わってもわかるっしょ。
おー
234:藤花◆bg:2018/03/22(木) 22:03行け行けgo-go-ww
235:藤花◆bg:2018/03/22(木) 22:46 二組でも合唱の指揮者&伴奏者等を決めた。
まぁ、結果はこの通り。
二組「時の旅人」
指揮者:赤井 涼
伴奏者:遠山 桃恵
実行委員:黒羽 昌親、毛利 清
男声パートリーダー:沖屋 友紀
女声パートリーダー(アルト):烏丸
御紅
女声パートリーダー(ソプラノ):吉田 楓
という風になった訳で…
練習開始!!
私はもう寝る…(←←珍しっ!!
237:鈴木恋奈:2018/03/23(金) 12:57これから恋奈どえなる?!
238:鈴木恋奈◆a6:2018/03/23(金) 17:44 クリスマス編楽しみ〜‼️
皆頑張ろー‼️
次の日の午後。
「それでは合唱の練習するよー!!」
と実行委員の昌親が声をかける。
すると「えー↓↓」や「めんどーい。」と言う声が上がる。
「早くしてよ!!」
と桃恵が怒る。するとそろそろと不満気だが並ぶ。
「じゃあ、今日はパートごとに別れて音取りから。じゃあ男子は教室で女子は廊下で。」
と言われて女子が移動する。しばらくして各教室から歌声が聞こえる。
「〜♪♪〜〜♪〜♪〜〜♪♪〜〜〜♪♪」
しかし二組は…
「ちょっと、そこ!しゃべらないで歌いなさい!!」
とパートリーダーの御紅が呼び掛けるが、
「〜でね、そう。」
とまるっきり無視。
「そ〜こぉ〜?いい加減にしなさいよ!!」
と御紅が切れる。
なのに。
「ちょっと烏丸さん、パートリーダーだからって仕切りすぎじゃない?」
と言う声が上がる。
それを聞いた御紅はさらに
「まぁ、あなたたち!!自分の事は棚にあげて!!」
「でも、御紅ちゃん…ちょっとウザイかも…」
「何ですって!?」
女子の口喧嘩はヒートアップして行く。ついに堪忍袋の緒が切れた桃恵と御紅は……
何々どうなるん?
241:藤花◆bg:2018/03/23(金) 20:19 「「あなたたち、いい加減にして!!」」
と叫ぶ。
すると各教室から「なんだなんだ」と覗かれる。
「さっきから話聞いてりゃあ烏丸さん仕切ってるの嫌、とかじゃあ自分がパートリーダーなれば良かったじゃん!!」
「そうよ!!やりもしないでパートリーダーだから調子乗ってるとか言わないでよ!!」
と思い思いに叫ぶ。
これはマズイ、と思った清が二人に
「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて……」
と声をかけるが…
「「清は黙ってって!!」」
と言われ、清の頭のどこかが「プツリ」と切れる音がした。
「おい…(黒」
「「なによ!!っ!!(ビクッ」」
「お前らさっきから聞いてたら烏丸が嫌だとかこうだとか言ってるけどさぁ、烏丸は誰もパートリーダーに立候補しなかったからやってんだろ?だったら言うことのひとつふたつぐらい聞いてやれよ(怒」
「「そうよ(だ)!!」」
「おめーらは黙ってろ!!」
「「は、はいぃぃぃ………」」
「つーか、仕切られたくないんだったら最初から練習に積極的な態度見せろよ、何もしないうちから文句なんか言うなよ、バ〜カ!!」
………
沈黙。
………
『は、はい…………』
この日から二組の練習の姿勢はとても良くなったとか(笑)
〜後日談〜
この日から二組には暗黙のルールができた。
いわく、
「清を絶対に切れさせてはならない」…だとか。
一方恋奈が言うに……
「マジ切れした清の方が怖い。」
とのこと。………あれ以上怖くなんのか……
恋奈も十分怖いけどなww
243:鈴木恋奈◆a6:2018/03/23(金) 20:26 www.
清現実でまし切れしたことある?
そんなことないw
242:なんで寝てんのw
あぶないぞー!!
てか、トマト🍅とおなじやん
そして合唱コンクール前日。
書道部は異例の忙しさに襲われていた。
「清!!そこちょっと乾かして!」
「ちょっと待って!!これ書いたらやる!!」
なんのせペラッ…っと捲るあの紙がまだ残っている…………
もちろん下校時刻はすぎる訳で…
「桃恵、先輩大丈夫なん?待たせとるんじゃないの?」
と清が言うので
「あっ!!そうやった!やっぱ無理そうだから今日も断ってくる!!」
「えっ?いいよ、別に私だけでも終わるし…多分(焦」
「ううん!二人でやった方が終わるの早くなるし!断ってくる!」
「あっ…桃恵!!」
しかし桃恵は既に飛び出していた。
(ここのところ結城とあんま帰れてないな…悪いなぁ……)
「結城!!」
「桃恵。あれ、リュックは?」
「ごめん、結城。今日も帰れそうにない…本当ごめん……」
謝っていると
「桃恵は、俺と清どっちが大事なの?」
「えっ…?」
「その仕事、清だけに任せられないの?」
「でも…まだまだ仕事残ってて…」
「もう、いいあーあ、俺楽しみにしてたんだけどなぁ……」
というと結城は足早に去っていく。
「結城…」
(怒らせちゃったかな…?)
初めて結城と喧嘩してしまった桃恵。どうなるのか!?
>>243
ない。
>>244
いや、暖かいと眠くなるの…ww
だよね😁切れたとこ見たことない
248:鈴木恋奈◆a6:2018/03/23(金) 20:45喧嘩!!!!!!!
249:藤花◆bg:2018/03/23(金) 20:53 [B棟4F第二美術室]
ガチャ…
「ん、桃恵お帰りーってどうした!!」
「清…」
「うんうん、どうした。」
「結城とね…」
「うんうん。」
「喧嘩した…」
「うんうん…ってええっっ!!」
よく見ると桃恵の頬には涙の後が…
「最近一緒に帰れんかったし…」
「そっか…桃恵、今日は帰っていいよ。」
「えっ…でも…」
「いいから。あと数分もすれば先生だって来るし、心配しないで、ね!」
「うん、清、ありがとう〜」
「ハイハイ、じゃあね気ぃつけて帰るんだよ?」
「うん…」
桃恵と清は別れ、清は作業を再開する。
(やっぱ、あの時無理矢理帰せばよかった…)
と全く手の進まない清が残っているのであった。
もちろん作業が終わったのは七時近くで…ほとんどは先生の手によるもの…
喧嘩〜!!!
251:藤花◆bg:2018/03/23(金) 21:03 次の日…
桃恵は清と一緒に登校…しなかった。
桃恵は清に先に行ってくれと頼むと一人家にいた。
(なんで…結城…仕事だから仕方ないのに…!!)
と一人悩んでいた。
一方清。
教室では最後の練習が行われていた。
「〜♪♪〜〜〜♪〜♪♪♪〜〜〜〜♪」
伴奏者がいないので曲はCDで。
「桃恵…どうして来ないんだよ…」
と友紀と涼は危惧していた。
「………」
清は黙ったまま。
「こんなんで賞取れるのかよ…」
と昌親。
そして、ついに合唱コンクールが始まった。
プログラムはこんな感じ…
1、3組
2、2組
3、4組
4、1組
なぜ一組最後?
254:鈴木恋奈◆a6:2018/03/23(金) 21:09てか、四組の後?!
255:平和◆M2:2018/03/23(金) 21:111組は最後でしょw
256:鈴木恋奈◆a6:2018/03/23(金) 21:23Why?
257:平和◆M2:2018/03/23(金) 21:27優秀賞!
258:平和◆M2:2018/03/23(金) 21:28更新待ってます!w
259:藤花◆bg:2018/03/23(金) 21:29 一年の演奏が始まる…
2組では…
「遠山…ほんとに来ないのかよ…」
と昌親が言う。それに清が
「ねぇ、黒羽…頼みがあるんだけど…」
「何っ?」
「30分…いや、20分でいいから先生の目をごまかせない?」
「えっ…どう言うこと?」
「私が桃恵を迎えに行く。だから先生の目をかいくぐってほしいの。」
昌親はしばらく旬順したあとに、
「仕方ないなぁ〜その変わり…「ゴッ(殴」はい、いってらっしゃいませ。」
と昌親に言われ、清は走り出す。
昌親は先生に話しかけ、必死に気をそらしてくれる。
(桃恵……)
更新した〜!
ほんとは2→3→4→1
なんだけど最初はちょっとね…
ちょっと来ない。
深夜に更新するかも…
ほんの少し、更新します!
263:平和◆M2:2018/03/23(金) 22:19 昌親を信じて、桃恵の家まで全力疾走で走る清。
(どうやって、説得しよう…)
(説得したところで伴奏 いつも通りに弾けるのか?)
ピーンポーン…
応答がない…………
「桃恵、出てきて!いるんでしょ!みんな困ってる。もう合唱コンクール始まってるよ。」
「ごめん、清。学校に戻って。行くつもりないから…」
(ほんとは行かなきゃダメだってわかってる…でも……)
すると、清の背後から荒い息が聞こえてきた…
振り返ると、そこには友紀と涼がいた。
「なんでいるの?」
「「なんでって…桃恵が心配だからだよ。」」
「桃恵のことを思うなら、帰って。」
「なんでだよ!なんで帰らなきゃならないんだよ!」
「なんでって…さっきも言ったでしょ。」
「てか、桃恵 どうしちゃったんだよ。昨日まで普通に元気で、合唱の練習でも一生懸命頑張ってたじゃん。」
「そ、それは…」
言葉に詰まる清。
「昨日の放課後、桃恵に何があったか教えてくれよ。頼むからさ。」
(えっっ…どうしよう…でも、桃恵、あの事誰にも知られたくないだろうな…)
「悪いけど、教えれない。」
「なんで? 俺ら、桃恵がピンチになったらいつも助けてたじゃん。」
「でも、これだけは絶対教えれない。」
ときっぱり言った清。
そんな清の姿を見た2人…
「分かった。その事はこれ以上聞かない。ただ、条件がある。」
「は?その条件とは?」
「桃恵を学校に連れていくまで、俺たちも帰らない。」
「えー。」
「「マジでお願いします!」」
「はいはい。わかりましたよ…」
少しじゃなかったw
265:藤花◆bg:2018/03/23(金) 23:02 次、多分12月だからクリスマス編なんだけど…
1、昌親が清に告白
2、藍都の告白し直し。
3、桃恵と先輩の仲直り
って企画。
もちろん12月25日の予定ww
互いに違う場所でっていう複数同時進行形パターン。
いいかな?
初めはどうぞ書いてください!!(ペコリ)
(そうは言ってもどうやって入るか…)
と清が考えていると、二人が
「なぁ、清。そもそもどうやって入んだ?何か方法あるのか?」
「あるわけ…あ、あった。」
((あるんかい!!))
と突っ込む二人。
「こっちこっち。」
と言われ、清の後を付いていくと清が自分の家に入る。
「「…?」」
何故清の家に入るのかさっぱり分からないがまぁ、付いていくと。
すると清は自分の部屋に入る。
((なんで清の部屋…?))
と思っていると清が
「入ってこいよ。」
と言うので入る。
清の部屋は殺風景だった。
「うわぁぁぁ、清の部屋って感じ。」
と二人が清の部屋を眺めていると。清が
「二人とも、こっちだけど?」
「えっ…?」
清に言われて来たのは清の部屋に連なるベランダ。
「ここから隣の桃恵の部屋に強行突破します。」
と言うと躊躇なくベランダに足をかけ、隣に移った。
二人も清の真似をして桃恵の家のベランダに移ると清が
「鍵は開いてる。いい?私がいいって言うまで絶対入ってくんなよ?」
と言い残し、清は桃恵の部屋に入った。
寝る!
次よろ!
企画は交流の方で!
269:鈴木恋奈◆a6:2018/03/24(土) 08:23おいおい告白し直し?!
270:平和◆M2:2018/03/24(土) 09:48>>268 次、後から書きます!
271:平和◆M2:2018/03/24(土) 11:49 学校では…
もうすぐ、1年生の合唱が終わる…
そんな中、2組 ザワザワしていた…
「桃恵、来ないの?」
「てか、涼もいないじゃん」
「えっ、どうするの?」
という声が飛びかっていた。
合唱コンクールは予定より10分 遅れている。
それだけが清、友紀、涼の救いだ…
次、よろ!
桃恵の家sieb
「桃恵…」
「清…どうして…コンクールは……?」
「桃恵を迎えに、抜け出してきた。」
「ウチは行かないって言ってるでしょ、さっさと帰ってよ!!」
桃恵が清を必死に追い返す。
が、
---ぱぁぁん!!
乾いた音が響く。
それは外にいる友紀と涼にも聞こえていて…
一方桃恵の部屋では…
清に思いっきり頬を叩かれた桃恵が呆然としていた。
「清…なにす「いいから来いって言うのが分からないの!!」」
「桃恵がいないだけでどんなにみんなに迷惑かかったか分からないの?自分の思いだけで行動しやがって…」
と清が泣きながら訴える。
「清……」
「先輩と喧嘩して悲しいのは分かる。でもね、だからって他の人に迷惑かけていいわけじゃないでしょ!!」
清が言い切り、しばしの沈黙が流れる。
「…清…ごめん、本当にごめん。自分の気持ち、他の人に迷惑かけていいわけないよね…」
「わかったんなら、さっさと準備して。予定時刻じゃもう二年の演奏始まるから…」
と言うと桃恵が急いで準備を始める。
桃恵が家を出ると、そこには清、友紀、涼がいた。
「友紀…涼まで……」
そして四人は走りだす。
学校。
体育館。
昌親は焦っていた。二年の演奏が始まろうとしていて二組はもう並ばなければならない。さすがにごまかしも効かなくなっていた。
「清…まだかよ…!!」
といった刹那---
昌親の後ろで荒い息づかいが聞こえた。振り向くとそこには清、桃恵、友紀、涼の四人がいた。
「来た!!」
「ごめん!黒羽…思ったより時間かかちゃって……」
と言い合ってると
桃恵が…
「みんな、ホントごめん!!」
と深く詫びる。
すると…
「別にいいわよ…」
と御紅が言う。
「御紅…ありがとう!!」
「べ、別にっ!!っていうかしっかり伴奏してよね!!」
と赤面して言う。
それを見て清、友紀、涼、昌親は
((((烏丸ってツンデレだよなー))))
と思う。
そしていよいよ二組の演奏が始まる。
おーーー(T0T)
ついに始まった🤗
一曲目は課題曲の「結」
桃恵の伴奏から始まる。
〜結〜
大人のために生きてるわけじゃないと
うつむいた瞳には映らないけれども
見上げればこんなに青空は広いのに
どんなに頑張ったって
上手くいくわけじゃないけど
夢は描いた人しか
叶えられないんだから
信じること
あなたの中に眠ってる力に気づいて
諦めないで
無駄なことなんて
何一つないって思い出して
僕たちはなにより強い絆で
結ばれている
人は一人では生きていけないけれど
一人で描く夢は小さいけれども
僕たちはきっとあの空を越えるはず
苦しくて逃げてばかり
自分が情けなくなる
だけどみんなと笑って
たどり着きたいんだ
遠ざかる雲手を伸ばしても
届かないものもあるんだから
一番手に入れたいものって
簡単じゃないでも諦めない
僕たちはなにより強い絆で
結ばれている
信じること
あなたの中に眠ってる力が欲しいの
自分のため
だけじゃ乗り越えられない時が
今あるから
僕たちはなにより強い絆で
結ばれている
結を歌い終わり、次は「時の旅人」だ。
〜時の旅人〜
めぐる風 めぐる思いにのって
なつかしいあの日に 会いにゆこう
ぼくらは時の旅人
忘れかけていた日々
すべてのものが友達だった頃
汗をぬぐってあるいた道
野原で見つけた小さな花
幼い日の手のぬくもりが 帰ってくる
やさしい雨にうたれ
緑がよみがえるように
涙のあとには いつも君がそばにいて
生きる喜びおしえてくれた
今、君といっしょに
未来への扉開こう
あふれる希望をうたおう
めぐる風 めぐる思いにのって
すばらしい明日に会いにゆこう
なつかしい明日に会いにゆこう
ぼくらは夢の旅人
ぼくらは時の旅人
歌い終わり、盛大な拍手が送られる。
そして4組、1組と終わり、昼休憩となった。
四組と一組だけサボってンジャナーイ!!!😒💢💢
279:藤花◆bg:2018/03/24(土) 21:45 〜昼休憩〜
今日は土曜日なので弁当だ。
「あぁぁぁぁぁぁ!!!」
「「「どうした、桃恵。」」」
「お弁当忘れた…」
厳密に言うと忘れた訳じゃないのだが…
「もう、桃恵は!」
と言いながら清は自分の弁当のフタに卵焼き、トマト(←)ブロッコリーとおかずを少しずつのせていく。そこに涼はおにぎりをひとつのせ、友紀はデザートにとゼリーをのせる。
「三人とも…ありがとう!!」
と言うとパクパクと食べ始める。
「やっぱり清の卵焼きは絶品!!サラダも美味しいし!!この金平は一味が効いてて最高!!涼のおにぎりは塩加減バッチリ…あっ!涼の家は塩じゃけなんだ!!」
とあっという間に食べ、友紀がくれたゼリーをあける。
「うん、やっぱ市販。不動の美味しさ。」
(なんか俺だけ感想ひどくね…?by友紀)
「美味しかった〜!!ホント三人ともありがとうございました!!」
と清に弁当のフタを返却。
………
昼休憩も終わり、次は鑑賞時間。各文化部の作品、1〜3年生の社会の課題だとかを見てまわる。
「あっ!!清ウチらのあったよ!!」
と書道部の作品を見に行く。
そこには色紙に書いた漢字一文字と…
[遠山さんの作品が全国中文祭に出品されることになりました!]
という見出しとともに作品の写真が……
もちろん書道部の作品を見る人の目はそちらに……
「っ……!!(怒」
「まあまあ、清落ち着いて〜」
「うっさいこの側頭部ハゲ(←)」
カッチーン。
「清に言われたくないよ??(黒」
「私はげてねぇしボサボサなだけだしー(笑笑」
という低レベルな争いを見た涼と友紀。
「まあまあ、清お前の字も十分きれいだから、なっ?」
「そうそう、“翼”もきれいだけど“新”なんかもっときれいだし…」
なんだか変な沈黙流れる。
「バカクソ涼!!」
と言うと清はどこかへ姿をくらませる。
「あっ?へっ?」
慌てる涼。我関せずの友紀。笑い転げる(転げてはいないが…)桃恵。
「どうして桃恵は笑っているんだ?」
と友紀が聞くと
「りょっ、涼が清の一番触れられたくないとこドストライクで…ヒッ…(涙」
何もともあれにぎやかな鑑賞時間でした……ww
>>278
歌詞書くの疲れんだよ!!
もう番外編っぽく歌詞だけ出すから許せ…
3組の曲
〜心の瞳〜
心の瞳で 君を見つめれば
愛すること それが
どんなことだかわかりかけてきた
言葉で言えない 胸の暖かさ
遠まわりをしてた 人生だけど
君だけが 今では
愛のすべて 時の歩み
いつも そばで わかち合える
たとえ
あしたが 少しずつ 見えてきても
それは
生きてきた 足跡が あるからさ
いつか 若さを 失しても
心だけは
決して 変わらない 絆で
結ばれている
夢のまた夢を 人は見てるけど
愛すること だけは いつの時代も
永遠のものだから
長い年月を 歩き疲れたら
微笑みなげかけて 手をさしのべて
いたわり合えたら
愛の深さ 時の重さ 何も言わず
わかり合える
たとえ
過去を 懐かしみ ふり向いても
それは
歩いてた 人生が あるだけさ
いつか 若さを 失しても
心だけは
決して 変わらない 絆で
結ばれている
愛すること
それが どんなことだか
わかりかけてきた
愛のすべて 時の歩み
いつも そばで
わかち合える
心の瞳で 君を見つめれば……
4組の曲
〜明日へ〜
青い風に 吹かれて
明日(を)思う ぼくらがいる
遥かな風を 受けて
心ふるえ 熱く燃える
どこまで行けるか わからないけど
ぼくらは走り出す 明日へ
そうさ
果てなく続く道を行く ぼくら
向かい風の時も 嵐の夜も
ぼくらのことを 何かが呼ぶから
まだ見ぬ明日へと 走って行くよ
昇る朝陽 見つめて
今を走る ぼくらがいる
たとえ どんな時でも
燃える想い 忘れないよ
孤独や不安を 乗り越えて
ぼくらは大人に なってゆく
遥か時の流れを越えて行く ぼくら
苦しいこともある傷つくことも
だけど「遠く!遠く!」 心が叫ぶから
行く手を恐れずに 走って行くよ
ぼくら
どこまで行けば 辿り着けるだろう
何が待つのかさえ わからないけど
きっと行くよ 辿り着いてみせるよ
輝く明日へと 走って行くよ
ゴメン🙏💦💦
ありがとー
あなたへ書こっか??
285:鈴木恋奈◆a6:2018/03/24(土) 22:52おーい藤花
286:藤花◆bg:2018/03/24(土) 23:27 ごめん、あなたへの歌詞調べとった。
で、そのあとおばあちゃん帰ってきて書き込めなかったの
1組の曲
あなたへ〜旅立ちに贈るメッセージ〜
白木連にも似た その白い翼で
まだ見ぬ世界 未来という
果てしない空へ
旅だってゆくのですね
まばゆいほど輝いて
旅だってゆくのですね
温かな巣をあとにして
愛と涙 そして知るだろう
人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと
悲しみを知った分 優しくなれること
を
いろんなことがあって
自分を嫌いになった
なぜ僕だけがこんな目に遭うと
他人を羨んだりもした
荒んだ心に刺さったのは
意外な奴の言葉だった
も一度 も一度
あの空を飛べるかもしれないと思った
張り裂けるような 悲しみの行き場
煮えたぎるような 憎しみの出口
時よ おまえは見てきたのだろう
憎しみの極みを 戦いの果てを
手と手をつなぎ その手をかざそう
人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと 悲しみを
知った分 優しくなれる
愛と涙 あなたの手のぬくもり
人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと 悲しみを
知った分 優しくなれる
〜♪
三年生、吹奏楽部の演奏が終わり、審査
「めっちゃ緊張する〜!!」
と誰かが言うと誰かが
「あぁぁ〜!!」
と叫ぶそして---
「まず仁川先生より好評をいただきます。」
と教頭が言うと仁川先生が好評をのべる。
そしていよいよ結果発表。
一年生からだ。
「一年生、努力賞、4組、優秀賞、3組。」
一年生の4組と3組から歓声が上がる。
次は二年生。
「二年生、努力賞、2組、優秀賞、1組。」
と言われ、桃恵が抱きついてくる。
「やっぱ来て正解だった!!」
と言うので、
「やっぱ迎えに行って正解だった。」
と返す。
そして三年生だ。
先輩のクラスは2組。三年生は最優秀賞がある。
ゴクリ……
その場の全員が唾をのむ。
「三年生、努力賞3組、優秀賞、1組、最優秀賞、2組。」
と言い、一瞬沈黙が流れ……
「清…今なんて言った?」
「2組って言った気が……」
「「だよね!!」」
いくら喧嘩せども彼氏は彼氏。嬉しいものは嬉しい。
そして
「クラスの代表は前に出てきてください。」
と言われ、2組では…
「えー桃恵と涼で良いじゃん。」
「昌と清に行かせようぜ……ww」
と言う二択。
仕方ないのでここはじゃんけんで……
桃恵:チョキ
清:チョキ
昌親:パー
涼:パー
男子仲良く行くことに…ww
そして賞状をもらい、ステージを降りてくる。
「っと、まさか男子だけ負けるとか…」
と二人で小一時間悩んでいたというww
教室に戻り…写真撮影。
黒板には清の字で全員の名前が書かれ、絵のうまい桃恵が担任の顔を書いていた。
ちっちゃいもの順に並び…
「カシャッ」
と写真を撮れる。
その写真は---
「先生が焼き増ししてみんなに配るよ」
とのこと。
11月。
本格的に寒くなってきた。
駅の方ではイルミネーションの準備が始められていた。
……もうすぐクリスマス。
清、桃恵、恋奈に訪れる恋の予感!?
合唱コンクール編…END
終わったよー次よろね!!
291:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 10:10清にも恋が???www.www.www.www.www.
292:藤花◆bg:2018/03/25(日) 10:26黒羽だよ!!
293:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 13:58あーね
294:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 16:16 合唱コンクールも無事終了しだんだん寒くなってきた。
清と桃恵は、今までに比べて暖かそうなコートを羽織り肩を寄り添わせて帰っている。
どう?
直しして良いよー
おーい
藤花
きーたー!!
298:藤花◆bg:2018/03/25(日) 17:43 寂しかったよぉ((涙
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あ、
300:藤花◆bg:2018/03/25(日) 17:43300!!
301:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 19:01おめでとー
302:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 19:02怜奈も寂しかった😭
303:匿名っす:2018/03/25(日) 20:24今日平和来ないねー
304:藤花◆bg:2018/03/25(日) 20:25上の匿名っす私
305:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 20:51従兄弟来てて忙しいんかな?
306:鈴木恋奈◆a6:2018/03/25(日) 20:53専すれには来てるんだね❤️
307:平和◆M2:2018/03/26(月) 22:28 「もう11月だね〜。文化の秋!部活頑張るぞ!」
「えっ…」
「えっ…じゃないでしょ!」
「次のコンクールで入賞するって決めたんだから!」
「それまだまだでしょ。そんなにはやくから始めなくていいじゃん!」
「もう… いつも、そう言っててギリギリになるんでしょ。」
「は、はい…」
清と桃恵が話していると、朝のチャイムが鳴った…
昼休み…
「清、図書室行かない?」
「えー!」
(あの読書嫌いな桃恵が図書室行くのーw)
「なにか問題でもある?」
「いや別に… ちょっとびっくりしただけ」
「あーそう」
「ねね、清。シャーロックホームズってどこにあるの?」
「えーとね。あっ、あそこだ!」
「オッケー。ありがと!」
「私はここで少年陰陽師を読んでるから」
「うん!わかった」
そもそも、桃恵が図書室に行こうとしたのは先輩に会うため。
前に昼休みはよく図書館に来ると聞いていたのだ。
(やっぱりいた…)
桃恵は話しかけるか少し戸惑ったが、勇気を出して話しかけることに…
「結城!」
「ん?あ、桃恵か。」
「あの…えーと。」
「用事あるなら早くして」
「ねえ、どうしてあの時怒ったの?」
「はぁ?」
「だって…。うちは先生に頼まれた事、結城と帰るために早く終わらせようと一生懸命頑張ってたんだよ。」
「でも、俺 毎日のように待たされるだけ待って、結局 一緒の帰れてないじゃん。」
「それは仕方ないじゃん…。」
「つまり、用件は言い訳をしにに来ただけってことだよな。」
「何?その酷い言い方。そんなつもりで話しかけたわけじゃないし…」
「それで?何をしに来たんだよ。」
「どうして?」
「何がだよ?早くしてくれねーか。」
「どうして、そんなに冷たくなったの?うちの事、嫌いになった?」
「いや、別にそういうわけじゃないけど…」
「じゃあ、なんで?別れたいんなら、素直に言って。自然消滅だけは嫌だから。」
「桃恵、どうした?誰がそんなこと言ったよ。勝手に勘違いすんな。」
「嫌々 付き合われても困るし、お互いを傷つけ合うだけ…」
「は?お前、何言ってんだよ。」
「夏修と付き合ってた時、そうだったから言ってんの。」
「俺とあいつを一緒にするな。俺はビビリじゃない。」
「そんな事言ってるんじゃないの。もういいや。もう先輩なんか知らない。」
と桃恵は言い捨ててどっかに行ってしまった。
桃恵は下を向いていたため気がついてなかっただろうが、清とすれ違っていた。
(何があったんだ??)
図書室内をふらふら歩いていると、なんとなく理由がわかってきた。
そして、結城に話しかけた。
「服部先輩、さっきまで桃恵と話してましたよね?」
「そうだけど…」
「先輩、少し 桃恵の気持ち考えてあげたらどうですか?」
「……」
「桃恵、合唱コンクールの日 ショックで学校来れなかったんですよ。
伴奏の事があったので、私が無理やり連れて行きましやけど…。桃恵、何か悪いことしました?
桃恵は与えられた仕事はちゃんとやりたいタイプってことはわかっていますよね?
先輩、断られてばっかで寂しいし、辛かったとは思いますけど…。」
「……」
「もし、先輩が別れたいって思ってるんだったら、早く別れてあげてください。桃恵が可哀想です。」
と言い残し、清は去っていった…
次、よろ!
310:藤花◆bI:2018/03/27(火) 23:24 結城sied
俺はその日、いつも行っている図書室にいた。
いつも通り友人と喋っていると桃恵が話掛けてきた。
桃恵は必死に怒らせた原因を聞こうとしていたが、俺は言い訳しに来たんだろ、と言ってしまった。
桃恵は悲しそうにして図書室を出ていった。
その後清がやって来て桃恵と別れたいんならさっさと別れろと言ってきた。
もちろん俺に別れる気持ちはない。
が……
俺の目がおかしいのかな?俺の耳がおかしいのかな?
清と話している時は清の後ろに仁王が見えてそして
清が立ち去る時は…
「だからさっさと別れろっていってんだろ、お前も結局夏修と一緒じゃねーか。」
と言う清の本音が聞こえた気が。
まぁ清は先輩に聞こえているのを承知で言っていたのだが…
とにかく桃恵と何かあっても今後一切清は怒らせないようにしよう、そして桃恵には---
桃恵には、、、。?
312:藤花◆bI:2018/03/29(木) 11:31 桃恵sied
ウチは先輩に素っ気ない態度を取られてつい強い口調で話してしまった。
そのまま足早に図書室を去り、教室に戻っていると
「あっ、清のこと忘れてた……」
図書室に引き換えそうか悩んでいると
(まぁ清は勘が良いからわかるやろ帰ろー)
と図書室に引き返したくないので理由をつけて帰ってくる。
十分後、予鈴とともに清が帰ってきた。案の定貸りた本を手に持って……
しかし
(何故清の後ろに仁王が見えるんだろ……(汗)
すると異常なまでの清の不機嫌さに涼が
「清…あいつなんかあったん?」
と聞いてくるので
「一緒に図書室行ったんだけど置いて来ちゃったからかな……?」
「違う。」
と桃恵の席から隣の隣の隣の隣の席の清が言う。
「そっか、良かった〜」
「この距離で聞こえてるとかマジヤバ……」
「まぁとにかく桃恵が原因じゃなくて良かったな。」
と涼は言うと桃恵の頭をポンポンとして友紀の元に帰る。
周りの女子は…
「今、赤井くんポンポンした……」
「桃恵ちゃん羨ましい……」
一方の桃恵は
「身長縮む……」
と迷信を信じていたり………
清は
「オエェ……桃恵よく男子に触られて平気だよな………」
と女子からしてみれば問題発言。
そんなこんなで2年生はにぎやか……
すると二組の教室の外で先輩が目を見開いてこっちを見ていることに桃恵も、勘のいい清でさえ誰も気づいていなかった………
てか最初の方で11月って言ってたけど編ごとに一ヶ月回ってるから12月だよ?
最初……4月
修学旅行……5月
転校生……6、7月(←これだけ特別
夏休み……8月
いじめ……9月
体育大会……10月
合唱コンクール……11月
ヘエー
315:鈴木恋奈◆a6:2018/03/29(木) 12:01今何日ぐらいの設定??
316:平和◆M2:2018/03/29(木) 12:32あっ、しくじったw
317:鈴木恋奈◆a6:2018/03/29(木) 17:59???
318:藤花◆bI:2018/03/29(木) 19:43 今日みんなと話せないねー
スレたてどうする?
結城sied
俺は桃恵と話そうと思い、桃恵の教室まで行った。
そこで見たのは……
桃恵が赤井に頭をポンポン、と撫でられているところ。
俺は目を疑った。
「---っ………」
途端、俺の中から“嫉妬”が生まれた。
そして俺は戻った。
12月14日
冬休みまでもうすぐ。
相変わらず桃恵と結城は喧嘩したままだった。
涼や友紀も先輩に取り合ってくれるのだが……
そんな中、のんきなやつが一人いた。
「なぁ、清〜」
「なに、ごくつぶし。」
「清ってさぁ、冬休み…クリスマスって空いてたりする?」
「空いてるけど……何?」
「いやー俺とデートでm(殴」
「なんであんたなんかとクリスマス過ごさなきゃならないのー!!」
「痛ぁ、いいじゃん、行こうよ!」
「嫌だ。死んでも嫌。」
「なんでー?」
「死ぬか?いっぺん死ぬか?」
と端から見れば痴話喧嘩の二人。
それを見て桃恵は
「いいじゃん、いってあげなよ。」
「---っ!!」
「そうだよね、さすが遠山さん!!」
「清のことだから本が読めるとこがいいね、ここなんk「勝手に話を進めるなぁっ!!!!!」」
と騒いでいたのである。
桃恵が喧嘩、清が黒羽に困っていた頃。
藍都sied(放課後)
さぁ、クリスマスに恋奈をどうやって誘うか………
まあそこら辺は後にして、もし誘うなら何処がいいんだろうか…………
ちゃんと告白のし直しもしたいしな………
そこで救世主登場。
「藍都!!匿え!!」
「どうぞ。」
「ふぅ〜危なかったー。ってどうしたん?そんな思い悩んで……藍都らしくないよ?ww」
「なぁ、r……鈴木ってどんなとこが好きなん?」
「んー?金のかからないとこ。何?クリスマス誘うん?」
「まぁな。」
「良いなぁ〜私なんてストーカー紛いのことされてんのに。」
「ハハハ……」
「だったらスタバで奢るとか、家に呼ぶとか、そんな感じの方が良いよ?恋奈にはね。」
「そっか、サンキュー。」
「どういたしましt「いたーー!!!」」
「「!?」」
「げっ……」
「ねぇ、行こうよ、デート!」
「嫌だつってんだろ!!じゃあ、頑張ってね!!」
「ん。」
まあ男子にとって死活問題のクリスマスはどうなるか……
名前で呼ぼうとしてるし( ̄▽ ̄;)
323:藤花◆bI:2018/03/30(金) 18:07 >>322
思い出した?wwwww
思い出した😵
でも面白いからもう一回やってほしいw
>>324
伝言頼もっか?wwwwww
黒羽って誰が参考??
327:光希◆a6:2018/03/30(金) 19:28325→好きにしてくれ❗️
328:光希◆a6:2018/03/31(土) 16:02そういや庇われるとき恋奈って言われとる‼️
329:藤花◆bI:2018/03/31(土) 17:55 >>328
本当だwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
12月の半ばも過ぎ、いよいよ2学期も終わろうとしていた頃。
〜結城sied〜
俺は桃恵と話そうと桃恵を呼び出すことにした。もちろんそこで根本的な解決はしない。
俺は。
12月25日。クリスマスに解決しようと思った。
そして放課後。
俺は桃恵を呼び出した。
「結城………」
「ん。来たか。」
「うん……それで…何………?」
「12月25日。クリスマス。俺とデートしてくれ。」
「えっ……?」
「場所とか、適当に行きたいとこ決めといて。じゃあ。」
と俺は桃恵に言うとさっさと帰った。
さぁ、桃恵はどう来るか………
〜桃恵sied〜
ウチは放課後、いきなり結城に図書室に来てくれと言われ、清と一緒に図書室へ行った。
そこで何か言われるのかと思いきや、結城は
「クリスマスに俺とデートしてくれ。」
と言ってきた。
………やっぱりクリスマスに別れ話でもされるんだろうか、とウチは結城が思いもしないことを考えていた。
( ̄▽ ̄;)は
333:光希◆a6:2018/03/31(土) 18:14さすが藤花更新早い!
334:藤花◆bI 一葉が来れなさそうで更新停止になりそうだから私勝手に更新します!ご了承ください。:2018/03/31(土) 18:20 〜清sied1〜
私は桃恵が先輩に呼び出され、一緒に来てくれとのことで、一緒に図書室に行った。
先輩と桃恵がいる場所から本棚を挟んで隣に私はいた。先輩よりは小さい身長のおかげで私の姿は桃恵だけがちょうど見える位置にいた。
先輩は桃恵に何を話すんだろうか……と思いながら本を読んでいるふりをしようと適当に本を取った。
取ってみてからが最悪だった。
真面目に読んでいるふりをしているため、本の内容は頭に入ってくる。
周りに聞こえないよう、極力小声で話している先輩、そんな努力も私の聴力の前では無意味に等しい………はずだった…………………
これは後から桃恵にさんざんぱら怒られ、そしてからかわれる原因なのだが………
本の題名が………
『あなたにぴったりの異性の診断書!』
私にしてみれば普段なら故意に絶対目も向けないような本。
仕方がないので適当にペラペラめくっていると………
『男の子が苦手なあなた!そんなあなたには…………』
少し興味を持ち、次のページをめくると………
『あなたに積極的なイケてるモテ男子!!』
清死亡。(撃沈)
当然桃恵たちの話も聞いていられるはずなく…………
>>334
これ以上待てなかったwwww
>>335
wwwwwwwwwwww(←自分で書いといて自分で笑う奴wwwwwwwww
ありゃ、
>>334は>>333やわ。
そして
>>335は334>>やわ。
( ̄▽ ̄;)は
おもろいw
なに言ってんのか訳ワカメ❗️
339:藤花◆bI:2018/03/31(土) 22:07 〜清sied2〜
「ぬぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
と思い悩んでいると桃恵が
「何叫んでんのwwココ、図書室だよ?」
「私に………ぴったり………ブツブツ」
「?って、でさぁ、結城にデート誘われちゃった〜」
「そうなん!?」
「聞いてなかったん!?」
理由を説明すると……
桃恵は笑い出し、からかってきた。
「もー、桃恵笑い過ぎ。」
「だって……ねぇ?アハハハハッ!!」
桃恵は清の様子に気づかずに教室に戻って行く。
一方の清は---?
〜清sied3〜
一方取り残された清は顔を真っ赤にして立ち尽くしていた。
「だから……黒羽みたいな奴は苦手なんだよ。」
耳まで赤くなっている。
「好きだって………気づくのが嫌だったのに………」
ハァ………と溜め息を吐くと
「清〜!!!」
と当の御本人登場!!
清がこれでもかというほど赤くなる。
そして---
バタンッ!!
「清!?」
清の意識は熱に掻き消されていった……
〜桃恵sied〜
ウチは教室に戻り、やっと清が居ないことに気づいた。
「あれぇ〜清?」
探しに図書室まで戻るとそこにはバスケ部の集団として涼と友紀がいた。
「あれ、桃恵。どうしたん?」
と涼に訪ねられ、
「清を探しに来た。」
と言うと
「清ならさっき昌にお姫様抱っこで保健室運ばれてたぜ?」
・
・
・
・
・
・
・
沈黙。
「清が………昌親に……?」
「「おう。」」
「しまいにはお姫様抱っこ………?」
「「おう。」」
ニヤリ、と桃恵が笑んだと思うと桃恵は颯爽と保健室へ走っていった。
後に残された?二人は………
「「………?」」
www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.
清ばんざーい🙌
現実でもいかがですかw
人の事言えないんだけどさw
344:光希◆a6:2018/03/31(土) 22:212次元の恋にはまってヤバイ😅
345:光希◆a6:2018/03/31(土) 22:24(藤花怒らないでくれ。ちょっと調子に乗った😵)
346:藤花◆bI:2018/03/31(土) 22:27 保健室
〜昌親sied〜
急に倒れた清を保健室に運ぶとちょうど養護教諭がいた。
いわく、熱が出たらしい。
「皆勤賞の毛利さんが……珍しいわねぇ………」
皆勤賞?
じゃあ清が熱を出すなんてこと、本当に珍しいんじゃないか!!
……ん。でも何でだ?(−_−?)
もしや………!!
最近さんざん羽ら俺が追いかけ回してたからか!?(←自分が原因だと思うとトコトン自分って……ってなるパターン。)
そっか……清には迷惑以外の何物でもなかったんだ……(やっと気づいたかby清のモデルとなった作者2号)
もう、止めよう……
そう思ったときだった。
ガラァッ!!!!
「「!?」」
>>342
んー?(黒×いつもの50倍ww
(−_−##怒)
>>345
別にいいよ。
( ̄▽ ̄;)は
ありがとー😉👍️🎶
クリスマス編だけ以上に長いwww
正月は桃恵、清、恋菜、結城、昌親、藍都、友紀、涼の8名全員集合のお正月特番にしようぜwwwww
良いね‼️
光希は書いてないけど楽しみにしてるねー🎵
夏修は捨てられたの?
352:光希◆a6:2018/03/31(土) 22:44登場人物にはでてきてるけど、、、?
353:藤花◆bI:2018/03/31(土) 22:48 企画だて!!
〜お正月特番〜
○やっぱり百人一首。読手は先輩と涼にして、桃×友、清×昌、恋×藍の勝負!!
○お昼は女子特性のお節!!
(えっ……r………鈴木って料理出来る……ゴッ……バキャっ……はい、すみません。by藍都)
(桃恵は料理上手いもんなー!!by結城)
(アハハハハ……汗by桃恵)
(先輩……お菓子ごときに惑わされちゃ行けませんよ………なんたって桃恵はポテトサラダに生卵……フガッ!!ホォホォエホエフフン!?by清)
↑↑上記はこの通り、「桃恵何するん!?」
((ハハハ……ぜってー関わりたくねぇ……by涼、友紀))
(そういう清は?by昌親)
((((((天然!!!by先輩と昌親を除く))))))
>>351
多分、捨てられた、うん。名前だけ3回かな?そんくらい出て終わった。
ゆうきとゆうも出す気ないから、もう。
藍都どないしたん?
先輩凄い😅
桃恵ファイト✊
清余計なことは言わない!
期待されてんなwwwwwww
昌親お前は天然か
( ̄▽ ̄;)は
登場人物3人死んだかなw
てか、百人一首のメンバーヤバイって
清ぼこぼこにすんのみえてる‼️
(でも以外にてれて弱くなる???!)
恋奈と清がそのメンバーなら桃恵もしてあげればいいんに‼️
〜お正月特番その2〜
○羽衣板。もちろん桃×結ペア、清×昌ペア、恋×藍ペア、と可哀想な二人組で会わせて4組!!
友紀と涼って捨てられキャラにいつに間にかなったなww
○ちなみにこれは大晦日からの年越し版!!だから初詣!!もち、あのペアでいくよww
こんな感じ?
(咳払い)
そっちのほうがいくない??
一葉次第だけど
361:光希◆a6:2018/03/31(土) 22:59353→藍都に何が起きたん???
362:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:01 >>355
藍都→要らん質問して恋奈……じゃなくて清と桃恵にボコられた。
先輩→お菓子の上手さに惑わされ中
桃恵→料理下手なのに……どうしようか……
清→余計なこといって口塞がれ中
友紀&涼→いちゃつきっぷりにあきれた。
昌親→天然。
>>357
先輩はねぇ……一葉がなんか言ったら変える!!
そっか
藍都w
てかじみに名前で言おうとさせてるし、、、💨
365:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:03全員、かるた 得意な感じ?。
366:光希◆a6:2018/03/31(土) 23:04 それ思った🎵
メンバー悪くて結果が見え見え
現実のままなら
ねwww.
368:光希◆aI 元光希:2018/03/31(土) 23:05ちょっと変えた
369:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:06トリップかw
370:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:08 >>365
それもいいね。
桃恵→B級(昇級おめ。)
清→A級
恋奈→B級止まりかな……
結城→C級
昌親→A級(意外に。)
藍都→B級
友紀→B級(昇級おめ。桃恵と同じく)
涼→C級
って感じじゃない?
あっちにも書いたけど、
前とはちょと違った転校生編を今から書きます!
>>371
おぉー!!
>>370
様様と先輩には悪いけどね……
「桃恵かよ〜」
「清、大丈夫?」(ニヤリ)
「うん」(殴)
保健室の先生が
「少し様子見たいから、5限は寝ててね。」
「はい…」
5限終了…
「毛利さん、熱も下がったし教室帰っていいよ。」
「はい!ありがとうございました。」
雑に終わらせちゃった🙏
375:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:19 >>374
そういうこともあるさ。
クリスマス編の続きはしばらくお休みした方がいい感じ?
>>375 えーとね、んー。そういうことになるねm(_ _)m
377:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:22ん。今日まだ書く?(深い意味はない。ただ聞いただけ)
378:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:22今書いてる
379:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:24ん。書き終わったら二次の方来てくれると嬉しいな。「ちはやふる」で書いてるから。
380:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:35 翌日…
ピーンポーン………ガチャ。
「清、おは!大丈夫だよね??」
「うん!全然大丈夫!」
「よかった。じゃあ、早く行こ!!」
「なんで、そんなに急いでんの?」
「なんでって…、リーダーのうちと友紀は明日早く来てって先生に言われたじゃん。」
「あっ、そうだった。」
学校に着いた…
「えー、先生に言われた時間まで後1分しかない!(汗)」
「じゃあ、先階段上っていいよ!」
「うん!4階まで階段ダッシュとかつら…」
ハアハア…
「先生!遅くなってすみません。」
「遠山さんが遅れるなんて、珍しいね。」
「すみません…」
「で、今日 2人に早く来てもらったのは、またうちのクラスに転校生が来るからなのね…」
「それにしてもうちのクラス、転校生 多くないですか?」
「そうね。もともと、うちのクラスだけ何故か人数 少なかったからかなー」
「あっ、確かに!」
「で、黒羽君の時は 毛利さんにやってもらったサポートを遠山さんか、沖矢君にやって欲しいのね」
(えー、俺 そういうのは苦手なんだけど…)
「うちがやります!」
「遠山さん、ありがとう。じゃあ、今日の朝の席替えの後に紹介するんだけどみんなには内緒ね。」
「「分かりました。」」
「遠山さんの席は、転校生の横でいいよね?」
「はい!大丈夫です!」
朝学活…
「今から、席替えをします!」
「「「マジで!やったー」」」
席、移動…
「ん?桃恵ちゃんの席の横、誰?」
「ほんとだー、空いてる。」
「まさか、また転校生来るんじゃない??」
「みなさんが言っている通り、転校生が来ます。では、入って来てください。」
私の隣誰??
383:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:48んー、誰がいい?
384:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:48あと、転校生の名前が工藤になるけどいい?
385:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:51 やっと本作の主人公出てきたww
いいと思うよー
誰でも…って訳じゃないね……一葉決めていいよ
黒羽は?
387:一葉◆zI:2018/03/31(土) 23:52涼にすっかw
388:藤花◆bI:2018/03/31(土) 23:55 >>386-387
楽しんでやがる……!!
どっちでも良いよ(ケロッ
良いよー😆
390:いおり:2018/04/01(日) 23:57 急に書き込みしてしまいごめんなさい🙏
とても面白いです!!
とくに桃恵と先輩のストーリーがうちは好きです!!!!これからもちょくちょくコメントしでいいですかー!返信お願いします!まってます!!
あなた誰
392:光希◆aI:2018/04/02(月) 07:10ここはリア友の専すれだから関係ないかたは遠慮いたします
393:一葉◆zI:2018/04/02(月) 09:25 >>390
いおりさん!コメントありがとう😊
これからも頑張ります!
>>392
光希!ここ専スレじゃない!w
>>390 コメント、いいですよー(多分…w)
396:一葉◆zI:2018/04/02(月) 10:08 転校生が入ってきた瞬間、
クラスがざわめき始めた…
(((((めっちゃイケメンやん)))))
とクラスの女子が思っている中…
(転校生はなんでイケメンばっかりなんだよ…)
と思う清と、
(えっ、あの子 どこかであった気が…)
と考えている桃恵。
「はじめまして、工藤 啓心と言います。N中から来ました。サッカー部に入部しようと思っています。
これからよろしくお願いします。」
((顔てきにサッカー少年って感じがする…))
と思う友紀と涼と、
(((((声でイケメンって感じが伝わってくるー)))))
と思うクラスの女子と、
(またクラスのイケメンが増えた…最悪すぎる…)
と思う清。
するとある女子が
「なんで府内で引っ越ししたの?」
と聞いた。
「あー。それは、俺の家が火事になってN中の近くにいい家が無くて…
このH中の近くにいい物件があったからかな。」
「そうなんだ〜。」
「工藤君の席は遠山さんの隣。工藤君のサポートは遠山さんにしてもらう。」
「はい」
(って…あの子、I塾にいた子じゃないか。俺、めっちゃ運いいじゃん。)
「遠山さん、よろしくね。」
「う、うん!よろしく。」
2組にイケメン男子が転校して来た事はすぐに学年中に広まり、休み時間は2組前の廊下が騒がしい。
「いいよね〜、2組。イケメンが4人もいて…」
「だよね〜、羨ましい…。」
そんな声がよく聞こえてくる…
休み時間…
啓心の席の周りには沢山の女子が集まっていた。
「工藤君って勉強得意なの?」
「まあまあかな。」
「凄いな〜。うちなんか、もうチンプンカンプンだよ〜。」
…………
啓心と仲良くなろうと頑張っている女子のせいで、席に座れない桃恵。
諦めて、清と廊下に出た。
「どうして、女子ってイケメンだったら近づいて行くのかね〜?」
「男に興味がない私なんかに聞いても分かるわけないでしょ。」
「そうだね〜。」
「素直に納得すんな。」
「は、はい。すみませんw」
教室では、知らぬ間に友紀・涼・昌親・啓心が仲良くなっていた…
工藤 啓心
性別:男
一人称:俺
部活:サッカー部
特徴:とにかくイケメンで、頭も良く、運動もできる
工藤 啓心 (くどう けいご)
399:光希◆aI:2018/04/02(月) 10:31 (*゜Q゜*)
なんでもできるやつかー
スゲー
一組なんて(;つД`)
新しいクラスはいい人いっぱいがいいww
401:藤花◆bI:2018/04/02(月) 10:38 >>400
www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.
>>401
怒られんかったwww
www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.www.
404:光希◆aI:2018/04/02(月) 10:58ピリオドなくしたら怒られた
405:光希◆aI:2018/04/02(月) 10:58次藤花更新?
406:一葉◆zI:2018/04/02(月) 11:04藤花でいいよ!
407:藤花◆bI:2018/04/02(月) 11:10 >>406
おっけっけー
400おめー
おめでとう
409:藤花◆bI:2018/04/02(月) 14:31 気づいたこと。
「あなたへ」の歌詞、一部歌詞とんでた。一応書き直す。
良いから更新しろ
411:光希◆aI:2018/04/02(月) 14:39今さらだろ
412:藤花◆bI:2018/04/02(月) 14:43 「あなたへ」
白木連にも似た その白い翼で
まだ見ぬ世界 未来という
果てしない空へ
旅立ってゆくのですね
まばゆいほど輝いて
旅立ってゆくのですね
温かな巣をあとにして
愛と涙 そして知るだろう
人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと
悲しみを知った分 優しくなれることを
いろんなことがあって
自分を嫌いになった
なぜ僕だけがこんな目に遭うと
他人を羨んだりもした
荒んだ心に刺さったのは
意外な奴の言葉だった
も一度 も一度
あの空を飛べるかもしれないと思った
張り裂けるような 悲しみの行き場
煮えたぎるような 憎しみの出口
時よ お前は見てきたのだろう
憎しみの極みを 戦いの果てを
時の女神よ 教えてください
握り合えない手と手ならば
隔てる心の壁がいつか 癒され
なくなる日は くるのでしょうか
手と手をつなぎ その手をかざそう
人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと 悲しみを
知った分 優しくなれる
愛と涙 あなたの手のぬくもり
人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと 悲しみを
知った分優しくなれる
続き……………
チャイムが鳴りそうで席についた桃恵と清。
すると桃恵の隣の圭吾が
「ねぇ、遠山さん、教科書見せてくれない?」
と言うので
(あっ、そうかまだ転校して来たばっかりだから教科書持ってないのか。)
と桃恵は心良く了承。
その時間、二人は少ししゃべりながら授業を受けた。
>>410-411
怖いww
藤花だから😛
🙏💦💦
よく明日へ書いたねめんどくない?
そして一週間、桃恵は圭吾のサポートをしっかり努めた。
短くてごめん(>人<)⊃⊃
次一葉よろ!
>>415
書いてしまったらもうめんどくない。
………追伸
心の瞳はめんどかったwwww
>>416
圭吾→啓心
この漢字に意味があるのw
>413 も!
400おめでとう🎊🍾
>>416
りょ( ̄^ ̄)ゞ
( ̄▽ ̄;)は
422:いおり:2018/04/02(月) 16:43 一番最初の書き込みにアドバイスとから書いてあったから、書き込みしただけなんですけど!!
ダメでしたか!?
返信お願いします。
ごめんなさい
いいですよー
はい!
これからもよろしくお願いしますー!!
なんか、きつい言い方してすみませんでした。
ちょっと質問!
何歳ですか?(何年生ですかー?)
敬語で書き込みすれば良いですかー?
>>425
小説読めば分かるよ(ー▽ー)
私はためでいいけど、あとの二人は個別に聞いてみて
個別ってなにー?
中2ですかー?
みんな女の子ー?
あと、めっちゃ遅いけど
コメントありがとう!!(⌒∀⌒)
この小説兎と亀更新だから……
(兎みたいに早く更新する私。だけど途中怠けるに対して一葉は亀更新だけど頑張ってるからね)
更新が極端に遅い時があったらごめんね(>人<)
またコメント&アドバイスくれると嬉しいな
>>427
他の子はいきなりタメだとビビるから……確認取ってね、って言うこと。
中2
女子だよ
次中3だけどね。
<追伸>
次の更新多分一葉だから遅いわ。
4月から中3
431:TWICE☆LOVE サナ&モモペン:2018/04/02(月) 18:36これって入っちゃNG系ですか?
432:光希◆aI:2018/04/02(月) 19:18 アドバイス大歓迎です
後の二人にも聞いておきます
おk!
434:光希◆aI:2018/04/02(月) 19:53(’-’*)♪
435:藤花◆bI:2018/04/02(月) 19:57 >>431
ありがとうございます♪
コメント&アドバイスお願いします。
お前らsine←ローマ字で?
437:藤花◆bI:2018/04/02(月) 20:02 >>436
はぁ?
36:(-ω- ?):2018/04/02(月) 19:58
お前らsine←ローマ字で?
↑これどういう事ですか
説明してください
てか誰ですか
知らんわwwwwww
440:光希◆aI:2018/04/02(月) 20:17はぁー?
441:藤花◆bI:2018/04/02(月) 20:19光希、反応すんな。
442:藤花◆bI:2018/04/02(月) 20:25これからわしゃ、風呂に行くがくれぐれもみんな>>436に反応しないでくれ。
443:一葉◆zI:2018/04/02(月) 20:57>>425 ためでいいよ!
444:一葉◆zI:2018/04/02(月) 21:01 >>431
コメント&アドバイス ヨロです!
>>428 亀だと〜💢笑
446:藤花◆bI:2018/04/02(月) 21:16 >>445
亀=努力家って意味。www
>>446 ありがとwww
448:いおり 返信お願いします!:2018/04/02(月) 22:09 みんな、次中3かーうちも次中3だよー
これからためでいくーよろー
翌日…
俺はいつも通り塾に行った。
早めに行ったので、1、2人しか来ていなかった。
授業開始 15分前…
(やっぱ、遠山さんが俺と同じ塾だと思ったの勘違いだったかな…?)
そんなことを考えていると…
ガチャ…
上を向くと…桃恵がいた。
桃恵と啓心の目があった。
お互い、あっ…みたいな感じだ。
しかも、席は隣。
「工藤君、だよね?」
「うん。やっぱり。」
「何が??」
「自己紹介する時さ…遠山さんが目に入って、この塾の子じゃね?って思ったんだよ。」
「うちも工藤君が教室入って来た時、ん?って思った。」
「ね。LINE交換しない?」
「うん!いいよ〜」
「あと、2年2組のグループとかってあるか?」
「うん、あるよ。招待しとくね。」
「おう、センキュ。」
周りの人から見ると、
なんで先週まで話してなかった2人が仲良くなってるんだ?
と、“?”が沢山 浮かんでいた。
>>448
うん!よろしく。
受験生になるから 更新が遅くなったり、更新が止まったりしたらゴメンね。
でも、完結は絶対させる!
次の日………
教室で桃恵が清の席に避難していると
「また避難かww」
と友紀と涼。
そして
「何々ー?俺も混ぜてー!!」
と昌親。
そして三人と仲良くなり、女子から逃げてきた啓心。
桃恵は四人と笑顔で話していると……
「桃恵……ちょっとトイレ行ってくる。」
と清が真っ青な顔で言うので
苦笑しながら
「いってらー」
と流す。
四人は?となっていたが
「あー…いつものことだから……」
とあきれぎみの桃恵。すると啓心が………
〜啓心sied〜
俺はうるさい女子から逃げて桃恵、清、友紀、涼、昌親のところへ行った。
何故か顔を真っ青にしてトイレに行った清に?となりながら、
俺は桃恵に聞きたかったことを聞いた。
「桃恵って彼氏とかおるん?」
すると、桃恵の顔からみるみる血の気が引いていき、友紀と涼が「マズった…」と言う顔をしている。
「ちょっと……ウチもトイレ行ってくる……」
と言うと桃恵はふらふらとトイレへ行く。
「……?」
と思っていると友紀と涼が
「「あぁ〜!!やっちまった!!」」
と叫ぶ。
それに
「!!!???」
動揺を隠しきれない昌親
俺………なんかマズいこと……し…た……?
〜女子トイレsied〜
女子トイレでは清が気だるそうに壁にもたれかかっていた。
---男子酔い---
三人以上の男子といると気持ち悪くなってしまう清の自覚ありの癖。
「う”〜」
ああ、今にも吐きそう………
と壁にもたれかかっていたら、桃恵が飛び込んできた
「!?」
「清………」
「どうした??」
自分の気だるさなんて忘れて桃恵に寄る。
「啓……心が………悪気は……無いんだけどね……ハァハァ……」
「無理してしゃべんなくていいよ。」
しかし桃恵は続ける。
「彼氏……おるん…ってハァハァ…そしたらっっハァハァ…」
「桃恵……」
「ハァハァ……ゆ…きのこととか……いろ…い…ろ、思い……だし…ハァハァ」
不味い。過呼吸を起こしかけている。
保健室に連れていこうと思った瞬間。
「---っ!!」
これまでにない吐き気が襲ってきた。
桃恵を保健室に連れていかなければいけないのに……
「ハァハァ…ハァハァ」
相変わらず桃恵は苦しげに呼吸を繰り返している。
さて、清はどうするのか……
「と、とりあえず桃恵………階段のところいてくれる?」
今は放課後なので人は来ない。
吐き気を押さえながら一生懸命に言う。なんとか桃恵が移動して、ふらふら教室へ戻ると。
「友紀か……涼。桃恵…保健室連れて」
「分かった。」
と涼が動く。私の隣を通り過ぎようとしたら
「お前……顔色悪いぞ……」
「えっ……」
ここでまたもや吐き気再来。
しかし何とかして涼に桃恵を連れていかせる。
すると今度は友紀、昌親、啓心が心配そうに清に寄ってきた。
(待って!!今三人も来たら………)
「ハァッ…ハァッ」
今度は自分が苦しくなる。
「清……?」
心配そうに昌親。
しかし清は答えられない。
「ハッ……ハッ……」
ああー桃恵大丈夫かなーなんてのんきに考える内に呼吸は乱れてく。
(ああ、どうしよう……)
と考えていると救世主。
〜桃恵sied〜
ウチは半ば抱えるようにして涼に保健室へ連れてこられた。
自分でもびっくりするくらいに呼吸ができない。
「ハッ……ハッ……」
更に呼吸が乱れたと感じた涼がスピードをあげる。
保健室へ入り、先生がウチを見て、
「過呼吸ね。ちょっと待ってて。」
と言うとすぐに紙袋を持って来た。
「はい、先生の真似して呼吸してね。」
と言われ、先生の真似しているうちに呼吸が落ち着き、眠ってしまった……
〜啓心sied〜
桃恵の様子に気づいたのはやはり清。
涼に保健室へと言っていた。
すると清も調子が悪そうだ……
しかし俺の脳内には桃恵のことしかなかった。(ひどいやつやなby作者2号)
昌親の慌てる声を聞き、我に帰る。
でもやはり、清の心配より桃恵の方が心配だった……
でも、そのことであとから桃恵に泣かれるとは……思っても見なかった。
〜清sied〜
ハァハァ……
呼吸が出来ない。
ってか何で啓心はあんなこと聞いたんだ?桃恵のこと、好きなんかなー……
でも桃恵泣かせるやつにはやらないぞ☆
とか呑気に考えてたのが悪かった。
「ヒューヒュー…」
あれ?呼吸が出来ないぞ☆(殴……ふざけてる場合か!!by恋奈)
「ヒューヒュー……」
それにしても音だけで酸素が体内に入ってこない………
「ヒュー…ヒューヒュー………」
え?嘘だろ?おい。
まったく体内に酸素が入ってこないんですが……
あー桃恵の心配だけしたかったなー
あ、もうこれ死ぬわ。
「ヒュー……ヒュー」
さすがにヤバイと感じた友紀が清に触れようとする。
が---
ブンッッ!!
呼吸も満足に出来ない野郎にここまでの力があるとは……とみんな思ったろ!!
みんなビビってる--
まぁ、あからさまに拒絶したもんな---
本当、どうしよう、これ。
「ヒュー………ヒューヒュー………」
すると、4組から救世主登場★☆
それを見て清は意識を手放した。
〜桃恵sied〜
うちは眠ってしまったがすぐに起きた。起きたらもう、全然苦しさはなくって。ただあの出来事を思い出していた。
「そう言えば、清。大丈夫かなー……」
確か男子酔いしてたけど………
まぁ、清なら大丈夫やろ!!
と呑気に考えてたのが悪かった。
自分で書いててなんだけど啓心のくそやろー!!
460:藤花◆bI なーぜーかー藍都登場★☆(∂∀∂)恋奈よ、すまぬ。:2018/04/02(月) 23:50 〜藍都sied〜
俺はずいぶん遅い部活にいこうと教室を出た。
すると廊下で倒れた清を……見た気がするだけ。多分。
あーあれ完全に清だわ。
あー男子酔いかー……
しかし様子がおかしい。
ずっと息を吸うばかりで吐くことをしない。
「ヒュー……ヒュー……」
俺は慌てて清を抱き上げ、保健室へ猛ダッシュ☆(私の藍都を……プルプル………by恋奈)
実は俺、清が触れられても大丈夫な男子三選に入ってる。嬉しくねぇけど。
保健室に着き、入ると
「藍都……清!?」
保健室で休んでいた桃恵が叫ぶ。
さて、どうなるか……
「ヒュー……ヒュー……」
吸う呼吸ばかりする清の容態は最悪………
桃恵はまたパニックを起こし、睡眠中。ずっと啓心がついてるww
昌親は今にも泣きそうな顔で清の側に
することねぇなぁー組は部活へ(薄情なやつらだぜby作者)
すると
清の目が開いた☆(殴…これ以上ふざけたら死刑だぞwwby恋奈)
ここからがマジ受け。
「くど……
お前……だけは………ぜってー殴る……」
昌親もびっくりしまいに笑い出したwww
啓心sied
毛利に「お前だけは殴る」発言されても俺は桃恵の側。
清が病院に行くことになっても桃恵の側。
「ん……」
桃恵が目を覚ました
「う…啓心?清は……?」
不安そうな桃恵。
どいつもこいつも清の心配かよ!!
だから俺はちょっとした嘘をついてしまった………
「毛利なら……帰ったよ……」
「えっ…」
「桃恵と違って軽いやつだったから、さっさと帰ったよ。」
「そ……う……」
まさかこれが桃恵の人間不信の始まりだとは誰も思わなかっただろう。
〜病院sied〜
過呼吸が酷すぎた清は病院へいくことになった。
ずっと呼吸は乱れっぱなし。
まぁ、なんとかなったけどね……
でも過呼吸過ぎで気管支炎になってるから入院決定☆(○す……by恋奈&桃恵)
桃恵は家につき、部屋に入ると清の母がちょうど出掛けるところだった。
(珍しいな……今日は外食なのかな…)
窓越しに見ながら清の母が電話しているのを見ると、桃恵の方が母に呼ばれ、降りていった……
このあとに起こることのためだけに清には犠牲になってもらったww
466:藤花◆bI:2018/04/03(火) 00:10続きもちょっと書くからちょい待ってね。
467:一葉◆zI:2018/04/03(火) 10:26>>466待つよ!
468:一葉◆zI:2018/04/03(火) 10:30 また、sideミスってる。
sied じゃない!
ずっとsiedって書いてたわww
470:藤花◆bI:2018/04/03(火) 10:46 桃恵side
〜次の日〜
学校に行こうと清の家に行くと清のお母さんが
「清は一週間入院になったの…」
と申し訳なさそうに言ってきた。
---清が入院?工藤君は帰ったって言ってたのに……
思い足取りでウチは学校へ行った。
学校side
HRが始まる5分前。
ウチは工藤君に
「何で嘘ついたの?」
「毛利が……入院になったって話?」
「元気に……なったから………帰ったって言ったよね?」
「それは……その……」
「嘘つきっっ…!!」
その日学校でも塾でも一度も喋らなかった二人。どうなるのか……
次、よろしく!!
放課後…
桃恵side
書道部は部活がないため、桃恵はすぐに家に帰った。
学校では御紅が心配してくれていた。
清のお見舞いに行こうとしたが…その病院は遠すぎて歩いては行けないし、お母さんさんは仕事で忙しくていない…
宿題をしてお風呂に入りご飯を食べて、すぐ自分の部屋の布団に入った。
(どうして…工藤君 嘘ついたの? どうして…) ………
桃恵は何があっても、布団に入るとすぐに寝てしまう。
次よろ!
474:一葉◆zI:2018/04/03(火) 13:02 >>473
待って。まだ書きたい!
>>474
待つ。
イケメン4人組(友紀・涼・昌親・啓心) side
バスケ部、陸上部、サッカー部も書道部と同様、休みだ。
22Hにて…
「なあ、遠山さんって彼氏となんかあったのか?」
「「お前な…」」
とハモった友紀と涼。
「簡単に言うと、喧嘩中。」
「そうなんや。俺、最悪なやつだね。そんな事、聞いた上に嘘つくなんて……。俺、どうしたらいいんやろ…」
「てかさ、啓心は桃恵のこと好きになっちゃったの?」
「……」目をそらし、頬を少し赤らめている。
「「「そういうことか…」」」
と3人がニヤニヤしながら言うと、
「後、言っとくけど 好きになっちゃったんじゃなくて、元々 好きだった。」
「「「元々?」」」
「ああ、俺と遠山さんは同じ塾だから、N中にいる時から知ってたんだ。」
「ってことは、顔で好きになったって事?」
「この中学に来るまではな。この中学に来て、性格もいい子だな〜って思ったよ。」
(ドジなとこはメッチャ可愛いし…)
「そっか。」
こんな感じに話は続き、本当に話すべきの事を話してなかった4人だったのだ…
藤花、次よろ!
478:藤花◆UQ:2018/04/03(火) 18:16 〜一週間後〜
清は見事復活☆
桃恵と仲良く話していた………
あれから桃恵も啓心もお互い顔も向けず、険悪なムードが続いていた………
〜啓心side〜
俺は最悪なことをした。
だけど俺は何故か日に日に桃恵のことが好きになって行く。
最近では飯も喉に通らないし、勉強にも部活にも精が出ない………
こんな時、どうしたらいいのだろう……
〜清side〜
ああ、そう言えば工藤のことすっかり忘れてた。殴んないといけないんだった……
本人も悪気があっていった訳じゃないけど……桃恵は心に深く傷を負って、最近私事の相談をまったくしてくれなくなった……
仕方ない、不本意だが少し力を貸してやるか………
一葉、次よろしく!!
482:一葉◆zI:2018/04/03(火) 21:54 桃恵と啓心の関係は崩れている中…
クリスマスは今週末に迫っている。
デートの予定があるのは…結城&桃恵、藍都&恋奈、(昌親&清)。
桃恵は気が重い…
啓心と喧嘩している上に先輩と別れるかもしれない…
そんな中…
啓心と桃恵を仲直りさせる方法を一生懸命に考えている清がいた…
(桃恵と恋奈には笑顔でいて欲しい)
藤花、次よろ!
484:藤花◆UQ:2018/04/03(火) 23:51 >>483
おーけーなんだけど
ちょっと亀更新なるかも…(−__−)
珍しくスランプだわ……
486:藤花◆UQ:2018/04/04(水) 16:34 そして月日は経ち、クリスマスイヴ。
この日は恋奈の家で桃恵・清・恋奈の三人で遊んでいた………
3時。恋奈の祖母はいつも友達の分までおやつを用意してくれるのでダイニングで頂いていた。
その話の内容は……
「あ〜、明日クリスマスだね。」
「ああ、恋奈は藍都に誘われたんだっけ?」
「うん。」
「清も結局デートすることになったしねー」
と恋奈と桃恵は明日の話で盛り上がっている。
……ここで先輩の話が出ないのが救いだろう。さすがに清も恋奈も空気が読めない訳ではない。
「清、明日はデートなんだから、ちゃんとした格好じゃないとダメだよ?」
「えっ……」ポロッ…(←お菓子落とした
「当たり前じゃん!!」
「でも私パーカーとかしか持ってないよ?」
ここで清の弱点はっけーん。
「じゃあさ……コソコソ……」
「うん……いいね……」
と桃恵と恋奈でコソコソ話。
清が?と思っていると
恋奈の祖母からジュースが配られる。
清と恋奈は炭酸。桃恵はリンゴジュース。
「あ!恋奈!今度こそ炭酸一気飲み対決!!」
「ん!!そうだ!!」
と二人が一気飲み対決を始めた……
結果は……
恋奈の勝ち。さすがの清でも恋奈の胃袋の前では敵わなかった……
そこで桃恵が気づいてしまった……
「ブッッ!!!」(←ジュース吹き出したww
「「どうした、桃恵。」」
「あ、あ、あれ……!!」
桃恵の指差した先には……
恋奈の祖母が飲むために出した、ジュース。
名前が………
『理想のトマト』
「「ブハッッ!!」」
二人も笑い出す。
「り、理想のトマトって……ヒッ……」
「トマト……!!」
「ちょっと、二人とも笑いすぎー!!」
何もともあれ賑やかなクリスマスイヴだった……
そして……男子にとっての死活問題、クリスマスがやってきた。
ごめん、昨日のネタにしてもうた。
489:藤花◆UQ:2018/04/04(水) 17:06 クリスマスの朝………
静かすぎる静寂に清は目を覚ました…
「ん……」
寒い。
ふと窓を見ると、雪が降っていた。
「通りで……」
二階のトイレの洗面で顔を洗い(←)したに降りると誰もいないダイニングのテーブルに腰かける。
母は滅多に帰ってこない父の会社のパーティーに出席するため、一昨日日本を出発した……
約束の時間は10時。今7時なのであと二時間半は余裕がある。
そして8時半。インターホンが鳴る。
このあと清は素直に玄関を開けなければ……と後悔することとなる。ww
更新は9時までにするよー!!
491:一葉◆zI:2018/04/07(土) 21:139時過ぎてますが…w
492:藤花◆UQ:2018/04/07(土) 21:39 >>491
すいませんねぇ……
夜中に更新するんで明日読んでくださいな……(マジすまぬ)m(__)m
清が家のドアを開けると………
「「清〜!!」」
とすでにデートの準備万端な桃恵と恋奈。
桃恵は濃い紺のトップスに
ジーンズ素材の緩めのスカート、
コートの下に白のカーディガン。
素足かと思ったら肌色ストッキング、
灰色のコートに青いマフラーをつけている。
一方恋奈は……
灰色のセーターに
青と緑のチェックのスカート
黒のストッキングに
白のコート、黄色と緑のチェックのマフラーをつけていた。
二人とも準備万端の格好。
不吉な予感が走る清だった……
髪型追記
桃恵はリボンのついた髪留めでポニーテールです。
恋奈は少しの毛束を結んだ感じ。
「ふ、二人ともどうしたの……?」
「ふふ……」
「さ、行こ!」
と言うと二人は清の腕を取り、清の部屋へ。
一分後、清の断末魔が聞こえてくるのである……(清……お粗末様でした……ううっ…モデルになった作者2号は悲しいぞ……←てめーが書いたんだろ?)
20分後………
部屋から出てきた清の服装は……
黒のちょいでかパーカーに
黒のセーター。
仕方なくいつもはいてる灰色の短パンに黒のストッキング。
「お前ら……覚えとけよ……」
そして、
三人は各自の待ち人の元に向かった。
〜藍都&恋奈side〜
「藍都〜!!」
「おっ…r……鈴木。」
「待った?」
「全然。」
「そう。どこいくの?」
本人自覚なしの上目使いで見ると藍都の顔がもう真っ赤。
「あー。それは……スタバ行こうぜ、とりま。」
「うん。」
そして二人で歩き出す。
いつの間にか手が繋がれていたような……?
〜昌親&清side〜
「黒羽!待った?」
「う、ううん。(ヤベーめっちゃ可愛いんですけどー!!)」
「今日はどこいくの?」
「そうだな……ここ。」
来たのは府内でも珍しい猫&書斎カフェ。
清の目が一瞬で輝く。
「行こうか?」
悪戯っぽい笑顔を見せると我を取り戻した清が
「さっさといこうよ。」
とツンツンデレデレ。
ヤバイわ……このCP。
明日更新するわーおやすみ。
500:藤花◆UQ:2018/04/08(日) 00:15500とっとこ。