遠く、遥かな太陽の赤

眩しくて、熱くて、最高で

(/ ....さて、そろそろ落ち着くよ )

(/…！)

(/ ...ん？ ...特に問題なければ、続きだと思っているんだけど、ね？ )

(/うん、…うんっ！__やろっ)

　　「 ...いや、何 ...そんなに大事な人なら
　　　そんなに焦るのも良く分かる ...私も
　　___君の事なんかまだ何も知らないに等しいのに、大人だからと言って偉そうな口調で諭そうとして申し訳ないね ... 」

　　( ...手放した少女の頭を ...躊躇しながらもゆっくり手を伸ばしては、ﾌﾟﾗﾁﾅﾌﾞﾛﾝﾄﾞの髪に頭を乗せて ...一撫でしておいて )


　_________

　　「 ...そうだね、偶々この辺りを通りかかった者だ
　　..礼には及ばないさ、あのまま放っておけば命が無かったかもしれない ...今は安静にしておくんだよ 」


　　( .... 踏み込もう、徐々に ...少女との距離を縮めていこう ... ...一番の謎は医霊に触れる事だが、一先ず )


　　___まずは、君の名前から聞かせて貰おうかな？

「 いえっ…助けて貰ったのにこちらこそ … うぅん
… ___？　… あの、お医者さん … これって…？ 」

:基本真面目で __ 見上げる眼差しは 弱くも鋭い
… 医霊の行為がよく分からない … とでも言いたげ


( 言葉の意味は分からない … けど、親近感と呼ばれる物
そんな心を感じる医者が なんだか他人に思えないまま … )



　　「 … あ、わたし…【アンヘル】っていいます 」

　「 ....何故だろうね、君に触る事を怖くなっている私がいたんだ ...熊を殺してしまったこの手で、触れて良いものかと ..君を、放っておこうとは思えなかった ...
　　....落ち着くかと思って頭を撫でようと思ったんだが、いらない気遣いみたいだね、すまない 」



　　( ......手を離して、深く息を吐いた後
　　....名前を聞けば、小さな笑みを浮かべて ...頷き )


　　「 分かった ...アンヘル、だね ....君はその、何故襲われていたのかとか、色々聞いても構わないかい？ 」

「 … お医者さん、先生と似たことを言うんですね

　大丈夫です … さっきは、…ちょっと驚いただけで 」

( 撫でられた頭をさわり … 頭と、医霊の顔を交互に
眺めて__やはり不思議に思いながらふと 思い出し… )

_______


「 いいですけど … あのっ、お礼もしたいですし
…先生も、心配ですから…街へ向かいながら…でも
　構いませんか？ … えっと、…お医者、…さん？
　　　　　　　… ルージュ先生 …？ 」


:少々 … 不安を隠せない顔色。…気張っても弱々しく

　「 ...ふむ、その先生はしっかりとしているね
　　少なくとも私よりかは ...まともらしい

　...慌てなくて良い、...アンヘル、君の関わりやすい関係で良いからね 」


　( ....子供は好きだが、流石にこの状況で欲を出す程腐ってはおらず ...
　...やはりなんだか、寒そうにも見えたから ...医霊のコートを羽織らせて )


　　「 ....呼びやすい呼び方で構わないよ　
　　そうだね、行きたいのは山々なんだが ....道筋の方は、分かるのかい？かなり暗いし ...中々迷いそうな森の中ではあるけれど 」

　　　( ...コートの下は黒いヒートテック
　　　...少し夜風が冷えるものの大した事は無いと何にも堪えた様子は見せず )

〖___"軌跡"、医霊の関連する運命は危機を乗り越え
　　 今、答えと僅かな__ご褒美をこさえて待っている〗

______

「 はいっ … 気を付けます ___じゃあ…行きましょう 」


( せめて何か…道案内くらい、出来れば__…そう思い
心に体に … 呼び掛けるように力を籠めて 指を開く )

[ｳﾞｩ〜ﾝ]____


: "揺らめく波動の青い光"が淡く掌に浮かび上がる …
　ランタンか、…照明のように先を照らして __ 歩く


「 勿論、大丈夫です … この"島"で行ける所には
　全部行ったことありますからっ…じゃ、歩きながら
話しましょう ___ルージュ先生。…こっちです 」


:___先々と…進み始め

　_______.....いや、ついていく ...ついていくが ...


　　( ...度肝を抜かれたかの様な表情を浮かべながら、ついていく ...
　...青く光を放つ謎の波動 ...遠くから見れば人魂の様に見えるそれ その力の所在も知りたいと ...あれやこれや 質問がどんどんと湧いて来る )


　　「 ...そうだな、先ずは ...此処が何処なのか からかな？ ...いかんせん地理には疎くてね 何処か分かっていないんだ 」


　　( ...慣れない場所のはずなのだが こんなにも早く馴染んでいるのも珍しく思えている )

[ストトトッ]

:少女は軽々と山道を駆け降り、登り … 一寸先の
暗闇へ __迷わず走り込み … 薄暗を駆け抜ける


「 此処 … ですか？ … 確か此処はエリア6の
本拠地:メトロニクスから背面に位置する山 …
地名は特に無いので 裏山って呼ばれてます 」

( … 聞かれると 医者が"外から来た人"なんだと
　実感が沸いて__ちらちら、後ろを気にしちゃって )


「 ルージュ先生はこの島 … 初めてなんですか？ 」

　「 ...メトロニクス？ ...いや、すまないな 本当に聞いた事も無い ....あぁ、そうだな ...
　　初めてなんだ ...少し放浪していて 気が付いたら此処にいたという感じかな ... 」


　　( ..先程傷口を治したにしては 身体能力の高さに驚かされる ....ついて行くのも、幽霊形態で浮遊していないと見失ってしまいそうだ ...
　　この薄暗い中でも道を覚えている事からも 彼女の賢さが垣間見える )


「 ...ふむ、いや ...だが何処か知れたのは大きいな
　　そうか ...本当に良かったよ アンヘルを見付けたのが早い方で ...あのままだと私は一人で迷っていただろうからね 」

(/イメージ)

医霊:BEYOND THE TIME

矢機:MEN OF　DESTINY

「 … この島のこと、知らずに来ちゃったんですか！？ 」

( 此処は、この島は…オフィスワークで小耳に挟む位には
話題に富み かつ尽きない場所。…知らない人の方が少ない
__って…思ってたからこういう人が"知らない"のは新鮮で )


「 いえっ…おかげで助かりましたから良いんですけ…ど__
　とにかくっ お聞きしたい事、どんどん聞いて下さいっ！」


:薄い影の中…未だに先の暗い森へと進んで、進んで …
何時しか…共に駆ける感覚を … 懐かしく思うような__？

　「 ......いや、まぁ ...うん ..そうだね 」


　( ...外部の情報は基本的に矢機から小耳に挟む程度
　　...従って全くと言っていい程今の流行など知らないままで、苦笑を浮かべながら恥ずかしそうに頷く
　...なんだか意外だと思われそうだが、それはそれとして ...また聞きたい事が増えた )



　　「 ....ふむ、ならばそうだね
　　　君が先程手から出した青い光のようなもの　アレはなんなのだろうか？ ...君しか使えないものか、それともこの島ではそう言う能力が普通なのか 」


　　( ...進む速度が速くなればなる程バレない様に飛んでいく
　　....やはり中々広く薄暗く、見失わない様にだけは気を付けて )

　「 青い光 … ですか。…じゃあ 」

( 木の枝に掴まってくるりと勢い着けてから着地して …
何にも、…知らない医者が新鮮で 興味深いから色々と

　　　 ____"意地悪"…してみたくなって )



　　　　「 これ、なんだと思いますっ？ 」


:　医霊に向き合った【アンヘル】の手から

　"蒼炎"が浮かび__波紋を描いて揺らめいて …

　　「 ....ほう？ 」


　　( ...運動神経の高さにも目を惹かれるがそれよりも興味深くなったのは .... 見せられた　蒼炎
　　....下顎に手を当てて観察を続けながら ...軽く考えて ...答えを探す )



　　「 青い炎は化学的に言えば ....かなりの高温、だが ....どちらかといえば見た目だけがその様な雰囲気があるな ....
　　...人魂、に近い何かを感じるよ 」


　　( ....それならば医霊に触れる理由も納得出来る
　　勿論それらは全部仮定に過ぎない、が )

( … いい線行ってる、__心の中でふふっと笑い )


「 答えは "生命エネルギー"。… わたしの、…うぅん

　これから産まれる妹たちも使える__"生命の"…はもん？
　… って、先生は言ってました！…難しい話が多くて少し…

　ぽかん…ってしちゃいますけど … "魂"に関連してて
　純度が高いか、低いかで危なさが決まるみたい … です 」


:ゆらゆらと蒼炎を動かし ___ 松明のように先を照らして


「 ちなみにっ わたしの"波動"はとっても純度が高くって！

　え〜っ…と __"たいま？"…"はま？"…"せいいん？"…とか
　とにかくスゴい力が使えるみたいですっ__何に、…使えるか

　　　　…とか、あんまり分からないんですけどね 」


___"白っぽい色"　…　"蒼き波動"

　「 ...はぁ、なるほど ...その力ならば確かに私にも触れるし ... ...もしかするならば ... 」

　　　　___私達にとってはかなり天敵、に近い力だと思える ....だからと言って害するつもりは全く無いが



　( ...魂に関連する力なのは一緒 ...ただし真逆の性質を持っている為 ...面白いと思いながらも
　...触れる際には気を付けなければ消滅する事も考えながら ...
　　___少女が持つにしては余りにも .... ...過剰過ぎる力に思える )


　　「 ....そうだね アンヘル ...君のこれから産まれる妹達を守る為に その力は使うと良い ...決して使用用途を傷つけては ...いけないと 私は思えるからね 」


　　( ....医霊の説明をすれば、驚いてしまうなぁと ...改めて自己紹介の機会を失った気がする )

「 はいっ！ … ええっと、… わたしが6番だから
　妹は7番機ですね！…__あんまり…ウデに自信とか
　無いですし … 今からでも鍛えなくっちゃ __!」

:___　命の恩人…というのもあるけれど
　…医霊に、わりかし懐いた口調が見え隠れ



「それでそれでっ…他に何か聞きたいこと、ありませんっ？」

( すっかり話すのが楽しくなって…！__時折止まりながら )

　「 ....そう、だな .... .... ？ 」


　　　　なんだ、今の違和感は ...？



　　.....6番？　　　....7番、機？


　　　　「 ....いや、まさかな ...はは 」


　　( ...勘違いであると思えば、悩んで ...再び質問タイムといこう )


　「 ...妹がいると言っていたが、姉はいるのかね？
　　　　もし他にも身体が悪い子がいるのであれば ...私が診るのだけれど 」


　　_____...良い子だから　　信じたい
　　　　

「 ルージュ先生？__えぇっと…先生によるとわたしが …


"初の波動搭載型"らしいですから … 汎用作業型の5番
〖R-5 Land Goat〗がわたしの姉ですね！…でも　___」



「 姉の顔、わたし見たことないんです。… みんな

　　ﾜﾀｼﾀﾁ
　"R-TYPE"を創る所で働いてるって言ってました
　あ、其処で今度 __"わたし"の改装も行われるって

…なんでも___"反転"式、攻撃型…？だそうですけど… 」



[6番___R-6:archery]
___________________


( … 様子を変えた医者に __不思議な目を向けて )


「 姉たちは頑丈でめったに"壊れない"って聞きました

　　　　　　… えっと、ルージュ先生　___？ 」

　　　「 ...... あぁ　　　そうか 」


　　( ...あって欲しくは無かった
　　外れていて欲しかった想像だ ... ...
　　.... .... .... ...医霊の動きが止まり、その場に俯く )



　　　「 私は　ブレシュール・ルージュ ...

　　　...R-type か ... ...ならば、こうして言わせて貰おうか、久しぶりだと

　　__________R-9 ...は、知っているかい？ 」

　　「 …？ まだ、妹は___"8"番までしか
　　　予定がないって聞きましたけど ……ぇ？ 」


「あの、…わたし ルージュ…先生に会ったの初めてです」

____________


「 … … … えっと、えっと！___ぁ。…そういえば

　… 下の名前、名乗るの忘れてましたね！___わたしは… 」


( 心配そうに … 俯く医者へ近寄って )


「　…アンヘル ___アンヘル(ANGEL)… 」






______ドリフト。

　　「 .......は？ 」


　　( ...流石に、素っ頓狂な声が出る ...
　　...戸惑いの色は隠せずに、目を見開いて ...ジッと顔を見詰める ... ...だって、それは有り得ない事だから )



　　　「 ...生命、波動？ ... ...いや、でも ...まさか、そんな ... 」

　　( .........よぎった事に、 ...鳥肌が立つ )




　　「 ....今は、何年 ...だっけか ...アン、ヘル 」

「 … ニーマル、マル、ハチですよ？ 」[ｷｮﾄﾝ]



:___過去の島。…"神への反撃"に狂うまた、以前 …

… "馬鹿げた科学"の島、… "カロン"もまだ居ない

　…　___ごく…平和で、…"真っ直ぐ"な頃の ___




【唾を吐かれた生命】へ堕ちる … そのずっと、…ずっと前の



「 … ルージュ先生？ 」




____"天使"であった頃の　…　


【"反転"攻撃型】___6→9
【"反転"攻撃型】___アンヘル→エンジェル


( … 息を飲む医者に、いよいよ不安になって手を伸ばして )

　　　「 … "先生"？___どうしたん…ですか？ 」

　　..... ..... ..... .....私は、どうしたら良いんだ



　　此処で彼女を見殺しにして良いのか？ ...また、彼女を ....殺してしまって、良いのか？


　　　( ...既視感に気付いた医霊は ...思わずその場に頭を抱えて ... ... ......必死に、考える )



　　　この時代ならば　赤城には ...まだ、豊かでは無いがそれでも ...赤の魔物達ならばいる
　　... ...でも、それでも ...何かを起こせば タイムパラドックスが起きるのでは無いか？
　　___“今”はどうなってしまうんだろう、か？



　　　....手を伸ばされた事にも気付かないまま、一人で悩んで ....出した、答えは




　　　「 ...... ..... ..... .....“アンヘル”
　　　君はこれから、どうするつもりだ？ ...いや、そうだな ...どう、したい？ 」


　( ....___心臓が、高鳴るのを感じる )

　　「 ・・・・・・・・ 」



(「級にそんな__」…そう言って はぐらかすのは簡単だけど

…神妙で…"適当"を許さない雰囲気__何より"命の恩人"が…
真剣に悩み、… 問いを掛けている重大さに__息と言葉を飲む)



　　考える … 考える___したいこと…やりたいこと …？



　　　　(___それは"夢"。…たった一つのあこがれ)



　　「 … いつか、空を飛んでこの島を出てみたいです 」


_______


(眼差しは真っ直ぐ___医者の顔に … 頬に触れて__"続ける")


「 … まあ〜、追加装備も何にもないわたしが空を飛ぶなんて
　　夢のまた…夢なんですけどね____でも何時か、…出来たら 」


____夜空を行く … 飛行機を見上げて



「 … 先生に許してもらって ___自由に外を見に行きたい

　　　… やりたいことって言えば、そのぐらいです 」



:…やわらかい掌が頬を撫でる　暖かくて__"生"に溢れて …

　　( ...熱くなる目頭を抑えて ...視線を上げる )


　　　_____...あぁ、そうか


　　...最初治療した時にただの人間だと思えたのは ...余りにも機械要素が薄かったから ...
　　....夢は　確かに叶うかもしれない ...その未来は来るかもしれない
　　でも ...それでも ...今のアンヘルが ...“ドリフト”が ....あんな事になる

　　_____.....何を　どうすれば　良いのかさえ ...もう、 ...“不真面目”な医霊には分からなくなってしまって


　　「 ....そうか、良い夢だね ...きっと 叶うさ
　　...あぁ それに ....とても 暖かい手だね ...なんて優しいんだろうか 」



　　　........少しだけ、もう少しだけ
　　　夢を見させる事は__許されるだろうか ....



　　「 ....そうだな、...アンヘル 君はまだ島を出る訳にはいかないんだろう？ ...それならば 」


　　　____空を飛んでみる先行体験は、したいかい？

「 へっ？ 」


( 素っ頓狂な声を出すのは"弓機"の方だ。__少し前の
医者をなぞるように…戸惑い、目を見開き …おろおろ
返答に迷いながら ___"夢"のような言葉にときめき )



「 それは … まぁ、…してみたいですけど

でも 飛行機…みんな出払っちゃってますよ___？」



:___弓機は"まだ"知らない … この人が何なのか
　 世界に … 存在するモノのきれはしも…"広さ"も



　_____今、以上に大きな〖夢〗を知らない。



「 … えっ、と　ルージュ…先生？ 」

　　「 ...いいんだ、飛行機なんて必要ない
　　　そしてその返答が聞けて良かった ....今の君に僅かでも幸せを教えられる ...それが 私としては凄く嬉しいんだからね .... 」


　　　...いいかい？この島は本当小さなものだ
　　　君がこれから見る世界は ...幸せでもあるし 残酷でもある ....でも 諦めないで欲しい



　　　　もっと幸せな『時間』が ...訪れるから、ね ...


　　( ...少しばかり物悲しそうな声色が続いた後で ...顔を上げては ....ちょっと危ないからと ...
　　包帯でぐるぐる ...___医霊の体と弓機の体を共に巻き付けて離れないようにしつつ ...両腕を胴体に回して )



　　　「　　　さぁ　　行こうか 」


　　　( ....ふわり、ふわり ___ゆっくりと霊らしく浮遊していく )

　　　　　「 えっ　…______っ? 」



(浮かぶ __浮かぶ。…突然の感覚に___思考も理解もできず
まぬけな … こどもらしい "驚き"を面に__周りを見回して)



　　　「 わ…　わっ　___　せん…せ　…　_____ 」







　　　　　　　　………　わぁ　______！！



(____浮いている、空から見ている、…島を見渡している)




"…どこまでも___果ても見えない、遠い遠い…水平線"


"小さな小さな ___　機械島。…　わたしが生きた世界"




　　　　　　…　空を　______飛んでいる。



　　　「 … せんせ　…　____せんせっ　…　！ 」


:……はしゃいで　はしゃいで ___ぎゅっと抱き締める。

　　「 ( ....こんなにも、豊かだったのか ) 」

　　( ...確かに以前交流した時はもっと機械化が進んでいて ...
　　...寂しさと虚しさと ... ___自分の無力さを理解する )



　　「 ...しっかり掴まっているんだよ？ ...と言っても、私が離したりはしないけれどもね ...
　　....ふふ、良い景色だね ...さて、どうかな？ ...空を飛んだ先行体験は 」


　　( 風に流される事無く ...直立して空を飛び
　　...ずっと同じはつまらないだろうから ...孤を描いて飛んでみたり ...
　　...機械の島の全貌が上から見られるように ゆっくりと空を飛んで回る )



　　　____ あぁ ...ずっとずっと
　　　　　このままでいて欲しかったなぁ .....


　　　とても　とても ...残念な想いが ...医霊の中には残ったままで

「 ___…　広い ___ただ…広いとしか…思えません…っ
　　　いえっ…楽しいですし、___嬉しいんですけど …



… なんだか ___不安に思えちゃいます … こんなに

… 何処までも広くて 地面とも遠いと__寂しくなりそうで 」




(___医者にとっては"昔"、…森で聞いたこと
　　無意識に口にしたのは ___"似たようなこと")


:__それでも期待を膨らませながら…空へと手を振り



「 …… もし__今のまま空を飛べても…わたしって
　　あんまり … 空を好きになれないかもしれません

　… でも、今…こんなに楽しいんです __初めてだから…

　___だけじゃ…無くて、____たぶん… 」



(医者の首に腕を掛け ___ 今いちど"素顔"をじっと見る)



　　　　　　　「 あなたがいるから。」



__________

(/ ....やぁ )

(/$$$\\\\₩₩₩₩€€€€)


(/こんばん、は___今夜は何、何をしよう？)

(/ ...望むのならば続きを、そうじゃないのならば何かを ...かな？ )

(/……うぬぬ。___続きをしたい。…です)

(/ _____ふふふ、もちろん了解だとも ...数日掛けてしているしね ...期待しているとも )

　「 ...そうだね ...少なくとも私は ずっとこうして居たから ... ...救える者も救えなかったよ
　　　空を飛べる事なんか ...羨むかもしれないが 私にとっては ...小さな力に過ぎなくてね 」


　　( ...月を見上げる ...夜は医霊など 魔物達にとっては一番活動しやすい時間で ...寂しそうに抱き締めながら
　　...弓機の言葉に ...思わず耳を疑うも ...聞こえて来た事実に ...嬉しく、笑う )


　　「 ふふ、そうか ....それなら、私と一緒にこの島から抜け出すかい？ ...いいや 流石にそれは冗談だけれどもね ... 」

　　( _____...眩しい瞳に見詰められれば 目線をそらす
　　　...どうにも 気まずくて ...辛くて )

「 … わたしの"波動"___…生きるっていう流れで

　　たぶん、きっと … 以上に … "分かる"んです

　 先生と一緒に居る__…だけで、不安を忘れる位の

　… まるで、"昔から一緒に居る"みたいな…安心に！ 」



:…"彼女"だと、理解してから__医霊のこころ … 口調は
特に意識することもなく…"ﾄﾞﾘﾌﾄ"が安らぐ波長となって

__波動。…生命の流動を機敏に感じる"弓機"に　…
　　安心と__信用すらも強く抱かせていた__そう…

　　"相互"を以て成立する …【愛】を覚えさせていた。

__________


( "運命"の手綱を自ら握り締めるような___確信に満ち
　今いちど、… 医 霊の頬に触れ … とびきりの〖笑顔〗)


「 … ですね！今は何でもない子供のわたしが …

　あなたと一緒に外へ出るなんて…夢のまた夢の〖夢〗！

　ふふっ そうです！__"夢"が…またできちゃいました 」


________だから　…


「 … 夢、…のまた夢が叶った ___その時は …

　…〖そのまた夢〗を叶えて欲しいんです 」



(___"急速に薄れる"医霊の頬と…腕に触れて)


「　… わたしが飛べるようになって

　…　この島を出られるようになったら　____　」


　…　わたしを連れて　____　



　______それで　…　




:____"街"から飛び立ち、…向かってくる"機影"を目に
　　　…追憶は ___"医霊"の瞳から薄れ　___薄れて　…



【　____手の中に　何かを握り締めた　】

　「 ...正確に言えばずっと昔というよりかは
　　...ずっと先の未来でまた共に ....お互いに成長し合っているんだけれどね ...

　　___でも、嬉しいよ　...そう言ってくれるのは 」



　　( 無意識でも ...安らいでいるのならば　幸せを与えられ続けているのならば ...医霊にとって悔いは無い
　　...これから先の歩む時間が ...辛いものになってしまうのも ...若しかしたら 少しはショックを和らげさせたかもしれない ...

　　...空の冷たい夜風が当たり 月の光に照らされて ...彼女の ...“生きる”鼓動 ....〖波動〗を感じる )


　___________そろそろ夢を見る時間も別れるみたいで ... ...徐々に地面へと近付いておく


　　「 ...そうか、夢か ....夢、かぁ 」


　　____....不慣れな笑顔を浮かべて
　　　　　...目を閉じていく



　　　あぁ　　必ず　叶えて見せるとも ....

　　　　...大好きな　　　ドリフト

______…　__せい　…　先生


　　　　こらっ　…　ルージュｯ!!




:…ほろ甘い夢を引き裂くような強い怒気____！！

　　.......ん、 ....はぁ、 ...ふふ


　　( ...叱るような声で無理矢理起こされても
　　　...どこか医霊の声は緩くて 穏やかで ... )


　　...目を覚ませば ...変わらない景色がそこに



　　「 ....長い、夢だった ...とても、長い夢だったなぁ 」

____…　そんなにいいカオされると白けちゃうね

( … 腰に手を当てて __傾く姿勢で顔を覗き込んで )


「 … おはよう。おさぼりさん … せめてベッドに
　　入っててって … 私、言ってなかった？ … もう 」


:…ジト目で __態度も上から。…加えて何かいい匂い…？
全てに於いて"昔"と違い ___ 色々…変わり過ぎてて


「 起きてよ。ルージュ … お仕事、まだ終わってないよ 」

　　「 ...うたた寝で 良い夢を見たから ..目覚めが良いんだ .....とは言え そうだな ...約束を守れなくてすまないね 」


　　( ...軽く目を擦り 眠そうな欠伸をして ...
　　...背伸びをした後に “矢機”をじっと眺める
　　_____不意にぎゅっと抱き締めて ... 机に向き合う )


　　「 さ、仕事を終わらせてしまおうか ...任せてくれ、今の気分はとても良いんだ 」

(______はぇ_______？)

(/ ...んにゃ )

(/…イヴェルカーナ…)

(/し…シャガルマガラもそうだけどさ…)

(/な…なんで地域限定っぽい古龍が
こんなに集まって来てんの???

アマツマガツチかシャンティエンらしき情報もあるし
な…奈落の太陽以外にまさか何か居んの???あの地帯…)

(/ ...想定外だったねぇ、アマツマガツチが来ると思ってたから尚更 ... )


(/ ...まぁ、キュリアみたいなのもあるし結構引き寄せられる何かがあるんじゃないかな？ )

(/…というか)

(/……異常に古龍が引き寄せられてる事態って
　　　　既に前作で起こってなかった？)

(/ ....あ〜〜〜〜〜〜 なんでだろうね？ )

(/…iceの元凶が大地属性で大地に関する能力だったよね
　RISEで存在が示唆されてる"あの禁忌"も…確か大地属性)

(/ ....ふむ？ )

(/…イヴェルカーナはラスボスに併せて出てきたし
　RISEのメインモンスターは"ネルギガンテ"と似て
　生態系を揺るがす超大型古龍に挑んだ存在　…)

(/……"アレ"の脈動が〖百竜〗のひとつと間違われて
　　見過ごされてた可能性ない？__最近ド派手に　…

　【穴】が空いたから、…その衝撃で目が醒めた？
　…もしくは、そもそも【太陽】はアレから逃げてた…？)

(/ ...一理あるね、 ...結局まだ謎も残ってるしね、色々と ...そもそもあの環境って普通にモンスターじゃない環境生物にも超大型な奴がいるからなぁ )

(/…よく考えたら"ゾラ・マグダラオス"に似た
　巨大な遺骨まで近隣にある…　____あれ？)

(/…PVでイヴェルカーナが居たとこって…)

(/ ...おっと )

(/…色々裏がありそうだね、…WORLDの超大型モンスター
　ICE限定と思われたメインモンスターが同じ場所に…)

(/ ...まだまだ追加はありそうだしね、いやはや大変だ ...やる事が多いね！ )

(/____きひひ！…医霊のラストを飾るとしよっか！)


(/…展開負けしちゃったけど…"元凶"と"翡翠"…どう思う？)

(/ ...そうだねぇ ...何方にも事情があるかもしれない、でも底知れない ....ただ

元凶には悪意を、翡翠には善意を ...感じたかな？ )

(/___いずれ明かされる事だけれど…)

(/翡翠は "過去という運命を変える" 事ができ

　元凶__あれの詳細は多分、君も分かるかな？
　アレも "過去という運命を変える" 為に来た

　__"今"を破壊し、運命を変えるために…
　　とある人物を抹殺しようとしていた。 )

(/ ...ふむ ... ...まぁ、大体は分かるさ )

(/… 真摯な言葉が少しばかり、翡翠を変えた
　　その結末が何であろうと 君は幸福を見つけ…
　　手繰り寄せられるだろうか？…　__興味深い )

(/ .....さぁね　なんにせよ ...思い通りにはならないと、思ってよ？ )

(/その通り。___変えて貰わねば困る、…くくくっ)


(/……Lv1のテクニシャンハッサムがほしい)

(/ 恐ろしいものを作ろうとしてない？？？？ )

(/あと純粋にハッサムがほしい…図鑑、…図鑑がぁ…)

(/ ...ちなみに、進度の方は？ )

(/ジム7、レジェンドをクリアして今　スター団最後の
　格闘タイプ？…らしきの前に居る)

(/…わんこが元気になってよかったよ…
　50後半Lvのガチな面々をPON☆と
　出されたのには驚いたが…新メンバーの
　セグレイブ、サポーターと見てたら
　実はえらく強かったぺリッパーが
　火を吹き、何とか勝利を納めた)

(/ .....スター団の最後の彼女は凄く強い ...そしてまぁ、俺的にもかなり好きだよ )

(/ ...一発クリアは凄いなぁ )

(/ヨクバリスのじしんにえらく苦戦したよ…あれは強い

___ねぇ…ねぇ　赤手)

(/ ...ん？どうかした？ )

(/…セグレイブかわいい)

(/ ...モチーフはゴジラだろうからねぇ )

(/…いや、待機中とか話し掛けたときに…
　くまダンスみたいな動きするの。…あれが
　…ふひ、…可愛いんだ ___)

(/ ...あぁ、そっち？ ...にひひ、まぁ別に思うのは事実だろうから良いんだけど ... ...俺の方もやっぱり統一パは凄く楽しいし )

(/………校長先生は善良過ぎるが故に不器用なタチと見える

　____しかし強い。…私がやるような壁張りをし返され
　　レベルで拮抗され…舞を積んだトリュウでも苦戦した)

(/…前座、と言うことになるであろうにあの強さか…
　…うむ。___壁張りに加えて…今まで仲間にした
　600族のフルメンバーで行くとしよう … )

(/ ....そうだねぇ でも良い人には変わらないよ ...まぁ、深掘りはもう少し欲しく思うけれど )


(/ ...そうだろうねぇ、にひひ )

(/ まぁ安心しなよ、心配しなくても勝てるさ )

(/は？)

(/…ブラッキー、…で　気を引き締めたが)

(/さ、サンダース？…ま　…まさか…)

(/…え、…エーフィ…)

(/ うん、そのまさかだよ？ )

(/シャワーズ……　……ぇぇ　…)

(/…まって、しかも全員つぶらな瞳搭載???)

(/…ブースターが…ギャラドスに勝てる訳ない…)

(/ ...だからそんなに気負う事無いって言ったのに、にひひ )

(/ジバコイルの…徹底抗戦が…　あぁ…い、…一撃…)

(/ ...なんだったらブースターとシャワーズとニンフィアは、つぶらなひとみ以外わざがひとつしかないからね )

(/……確固たる意思を感じる…ふむ)

(/なりたい自分ね、…なるほど 喧嘩が強い自分ではなく
ありのまま … 否定されても好みを貫く自分でありたい

… 故に、拗れが大きくなってしまったわけだ。
　善人にも、悪人にもなりきれず …… クククっ)

(/…手を貸せて良かった … ただ誰も彼も
　モロバレルスタイルなのは何とかならなかったのかね…？)

(/ ...それがスターダストストリートだから？ )

(/(…校長のアレ、龍が如くからモーション流用してない…？))

(/…ひとまず、よかった … しかし)

(/……彼らについてひとつ、俗っぽい羨ましさがある)