とある街に建つ古く大きな洋館には噂がいくつかあった
『あった』と過去形にしたのは今はちゃんと施設になっているからだ
幽霊が出る、殺人事件の起こった屋敷だ、と様々な噂があったが現在は広さを利点に孤児院になっている
洋館で孤児院をやるとはなかなかに珍しい事例だが屋敷自体の大きさや庭の広さは充分に使えるだろう
外観こそ古く何十年も前から立っている洋館だが孤児院として使われ始めたのはつい先日から。
恐らくまだ経営者と孤児の二人しか暮らしていないだろう
この二人についても色んな噂がある
殺人事件のあったと言われる屋敷に住むだけあって周りからは怪訝に思われるだろう
件の殺人事件の生き残りだと言われたり幽霊だと言われたりと噂の内容は人によって変わる
そんな孤児院であれやはり人は来る
今日も孤児院は家族が増えるのを待っている
>>2 ルール
>>3 洋館の中
>>4 pf
>>5 コピー用のpf
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>>299
……人それぞれ、考えは違うからじゃないのかな
(相手の驚いた表情にクスリと笑って。勝手に葉月のことを聞いたのを申し訳なく思いながら上記)
>>300
……中学1年生と中学3年生の範囲だよ?
(中卒ならギリギリ出来るはずと不思議に思い上記。本を閉じるとどんな本をしまってるのか見に行き)
>>301
颯太/
俺ほとんど学校行って無いんだよ。不登校ってやつ
(相手の言葉に苦笑いを浮かべて言い「絵本読みたいの?」と手にした絵本を振って
>>300
頑張って大人になろうとしてるんですけどねぇ
(困ったように笑うと肩をすくめて上記述べ)
>颯太さん
>>301
そうなのかしら……
(人それぞれ、と聞き、難しい顔をしながら上記述べ。腕を組み首を傾げると独り言のように「だから葉月、もう一回高校生なのかしら……」と続けて)
>茉弥
>>303
颯太/
俺より大人っぽくなれるかな
(相手の言葉に笑いながら言い相手の頭を撫でて
>>302
……読んでくれるなら
(見せられると、久しぶりに読みたい気持ちになって。でもわざわざってほどでもないので上記)
>>303
あはは……
(聞いてはならないことを聞いてしまったと思い。次あったときのことを考えると、苦笑いしか出てこなくて)
>>305
颯太/
お、まだまだ小さい子だな
(相手の言葉に面白そうに笑って言い相手をポンポンと撫でて
>>304
なれますよ、多分
(撫でられると擽ったそうに目を細め上記述べ)
>颯太さん
>>305
……ねぇ、その本、読みたいわ
(苦笑いをされると何故だろう、と思いつつも気にしないことにして。机上にある勉強の本を指さすと、駄目?、と尋ねるかのように首を傾げ)
>茉弥
>>307
颯太/
弟くんが俺に勝てるかな?
(相手の言葉に冗談混じりに笑って言い
>>308
どうでしょうねぇ
(相手の方を向き、困ったように笑いながら上記述べ。「……力だったら、ちょっとは自信ありますよ?」と言うとじっと相手を見上げて)
>颯太さん
>>306
……春から高校生だけど
(目線を反らし、小さい子という言葉には納得したように上記。「颯太さんからしたら小さいのは当たり前」と呟くように続けて)
>>307
いいけど……分かる?
(駄目と言う理由もなく、頷いて上記前半。苦笑いのまま上記後半。一瞬理解するかもという考えがよぎり「気に入ったならあげる」と続け)
>>309
颯太/
はははっ、確かになあ
(相手の言葉に面白そうに笑い声を上げて言い
>>310
颯太/
そうそう。俺からしたら小さい妹ちゃん
(相手の頭を撫でて笑いながら言い
>>310
…………?
(本を受け取り適当なページを開いて内容を読もうとするも、内容がほとんど理解出来ず、こてん、と首を傾げて)
>茉弥
>>311
……あっ、でもそんな事したら皆に怖がられるし、何より僕が困る!
(暫く無言で見つめるが、急に目を大きく開いて慌てたように上記述べ。)
>颯太さん
>>311
妹って年齢差なのかな……?
(妹と言われ、この年齢差でも平気なのかと首をかしげて上記)
>>312
分かりそう?
(相手の様子に分からないだろうなとクスッと笑い上記を尋ねて)
>>312
颯太/
あはは、俺もそういうの慣れてるし大丈夫大丈夫
(相手の様子を楽しそうに眺めながら言い
>>313
颯太/
俺の妹、生きてたら丁度君くらいなんだよ
(相手の言葉に楽しそうに笑いながら言い
>>313
ごめんなさい、分からないわ
(本に目を落とし、難しそうな顔をしながら上記述べ)
>茉弥
>>314
僕は慣れてるから怖いんですよ……
(相手の言葉にムッとしたように上記述べ、「普通に話しかけても逃げられてたし」と続けて)
>颯太さん
>>314
……そう、なんだ
(なんと反応したら良いか分からず、戸惑いぎこちなく上記)
>>315
謝らなくていいよ
(クスッと笑うと、相手の頭を撫でながら上記)
>>316
でも……折角貸してくれたのに……
(俯き小さな声で上記述べると、「私本当に何も出来ないわ……」と悲しげに続けて)
>茉弥