もし、何処かの優しい方が此の拙い手紙を御拾いになり、さもなくば開いて御覧になって下さって居るならば。どうか、どうか、最後まで御読みになって下さい。私の最期の、哀れで醜い救難信号が、貴方に届きますように__ ( いつか、港町に流れ着いたボトルの中身 )
>>002
『 え ぇー あれですかぁー !?… はぁー 屍ってそれ苦手なんですがぁー 』
( ため息は吐きながらも、言ってることとは裏腹な眼をして全身の骨を鳴らす
…骨が多いからか一度に流れる骨の音は大きいが 子気味よく〔 尸園 〕に響いた )
『 ・ ・ ・ しぃ かたない のかなぁー ー 』
( 全ての骨が鳴り終えるが、未だ腹ごしらえを求めて足元の古草を引き抜いて
土ごと口の中へと放る… …進んで食うんだったら美味そうな顔をして欲しいものだが
生憎何とも言えない顔をして 口の中の物を咀嚼する…さくさくと音が鳴る )