こんにちは*:.。☆..。.(´∀`人)
これから日記を書いていこうと思うので
よろしくお願いします。
増田×赤ずきん23
"世にも恐ろしい狼はみな、美しい赤髪"
脳裏に浮かぶのは彼の顔。
「赤髪...」
彼の髪色は美しい赤だ。
「...そんな...じゃあ私は...」
"人間の女の子を捕まえて、綺麗な女性へと成長したら、その肉を食らう"
「食べられちゃうの...?」
増田×赤ずきん24
「...っ、いっ」
すると途端に激しい頭痛が襲ってきた。
赤いマントを見た時に起こる症状と同じ。
「...私は...赤ずきん...?」
かつて私は、そう呼ばれていた。
港の町で、私は、暮らしていた。
じゃあなんで、今、ここにいるの?
「っ」
増田×赤ずきん25
失ったはずの記憶が頭の中に蘇る。
"赤ずきん、森に住むおばあさんのお見舞いに行ってきてくれないかしら?"
...そうだ。
...私はお母さんに頼まれて。
"きゃあ!!"
...だけどその途中で突然現れた"彼"にさらわれて。
「っ、はぁはぁ!」
増田×赤ずきん26
すべての記憶が戻った。
「逃げなきゃ...!」
彼が私を一歩も外へ出さなかったのも、彼が重たい鎖を私につけたのも。
私を食べて人間になるため。
『...何やってるの?』
背後で聞こえた低い声。
「あっ...」
振り向けば、彼がいた。
増田×赤ずきん27
全身が震えだす。
恐くて恐くてたまらない。
『なんで鎖がはずれてるの?』
「...っ」
『外に出たらダメだって言っただろ?』
彼の顔から笑顔が消えていく。
いつの間にか手首をつかまれて、私は壁へと追いやられていた。
「いっ、いや...!」
増田×赤ずきん28
今にも食べられてしまいそうだった。
彼の赤髪が目に入るたびに胸がざわつく。
この人は狼なんだ。
「お願い...!私を町に返して...!」
『...何言ってんだよ』
彼の手の力は一層強まり、私の手首をきつく締めつける。
『お前はどこにも行かせない』
増田×赤ずきん29
力強い彼の眼差しが私を貫く。
けれど瞳の奥は微かに揺れていた。
「...っ、私を食べて人間になっても、いつか罰がくだるんだから...!」
『...』
一瞬、切ない顔をした彼は。
『...今ここで食ってやるよ』
増田×赤ずきん30
そう言って私の首筋に噛み付いた。
「嫌だ...っ、やめ、やめて!!」
反射的に私は彼の胸板を押し、突き飛ばした。
後ろによろけた彼の一瞬の隙を突いて私は走り出す。
無我夢中に、ただひたすら。
「っはぁはぁ」
出口を見つけて外の世界に飛び出した。
増田×赤ずきん31
―――走っても走っても、景色は変わらない。
ここがどこなのかもわからない。
深い深い森の奥。
「...っ、ううっ」
走りながら私の頬には涙が流れていた。
私を食べるために捕まえていたとはいえ、彼と過ごした時間が長すぎたんだ。
胸が、苦しい。
増田×赤ずきん32
あの狭い世界で唯一の話し相手だった彼。
いつも優しく私の頭を撫でてくれた彼。
「...」
本当に私を食べるためだけに捕まえていたのだろうか。
"起きた?おはよう"
食べるために捕まえた人間の子に、あんなに優しい笑顔を向けられるだろうか。
増田×赤ずきん33
だけど今さらそんなこと考えたって、戻ることはもうできない。
「きゃあ!!」
涙で前が見えなくて目の前にあった崖に気づかなかった私は、そのまま足場を失う。
崩れていく地面。
「っ」
ああ、こんなことになるなら、あの部屋から逃げ出さなければよかった。
増田×赤ずきん34
ごめんなさい...。
それは誰に対して謝ったのか、私でもよくわからなかった。
ただ、ただ、ごめんなさい。
それだけが頭を巡る。
『...っ、バカ!』
崖の下へと落ちていく私の体が、誰かに強くつかまれた。
「...え、」
増田×赤ずきん35
私の衣服を牙でしっかりとつかんでいたのは大きな狼。
狼は崩れていく不安定な地面を蹴り、崖の上へと着地した。
私は幸いにも無傷だったが、狼の足からは大量の血が流れていて。
『...』
それでも狼は私をじっと見つめたあと、よろよろと歩きだした。
増田×赤ずきん36
「ま、待って...!」
その狼が彼だということはすぐにわかった。
どうして助けてくれたの?
どうして。
どうして。
『っ、』
振り向いた狼だったが、よろけて地面に倒れこんでしまった。
足の出血がひどい。
きっと大きな岩にあたったんだ。
増田×赤ずきん37
今なら走って逃げられる、だけど私は狼に駆け寄った。
『お前...』
声はたしかに彼のもので。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
私は狼の姿の彼にそっと抱きつく。
『早く逃げろよ...』
かすれた声で彼はそう言った。
増田×赤ずきん38
「無理だよ...私、もう町には帰れない...」
帰り方も、お母さんとお父さんの顔も、忘れてしまった。
記憶は戻ったけれど、10年以上も昔のことで穴だらけの記憶。
「うぅっ」
走りながら気づいていた。
私には"彼"しか頼れる存在がいないことに
増田×赤ずきん39
『...ごめん』
ポツリ、と彼がつぶやいた。
『俺にはお前を食べて人間に生まれ変わる勇気なんてなかった』
狼の大きな瞳が、揺れる。
『...お前を閉じこめておいたのは、ただ離れたくなかったから』
「...っ」
『お前が、好きだったから』
増田×赤ずきん40
『でもいつかはこうなるとわかってた』
自分の正体がバレて、私が逃げ出すことになるのをわかっていたと彼は言う。
『...逃げろ、早く』
「そんなの無理...っ」
逃げるなんてできないよ。
私にはもうあなたしかいないのに。
『...!!』
増田×赤ずきん41
無意識に私は彼の唇と自分の唇を重ね合わせていた。
「っ、!」
すると、狼の彼の体がまばゆく輝きだして。
「...え」
その光が消えると、彼は人間の姿になっていた。
『...なんで』
驚いたように彼はつぶやく。
増田×赤ずきん42
『狼の姿に戻れなくなってる...』
それはつまり、彼が完璧な人間になったことを表していて。
「...うそ」
驚きを隠せない私達。
彼と私は目線を絡ませて、しばらくお互いを見つめ合っていた。
―――...あの本には続きがあった。
増田×赤ずきん43
"実はこの食らう方法以外にも、もう一つ方法がある"
"これはかなり低い可能性だが..."
"心の底から嘘偽りなく愛している者とのキスをすれば"
"狼を真の人間へと生まれ変わらすことができるだろう"
増田×赤ずきん44
『...人間になったのか俺...』
震える声で彼はそう言い、私を抱きしめる。
『お前と一緒に歳をとって、お前と一緒に死んでいけるんだ...』
狼と人間ではけして叶わなかったこと。
彼は嬉しそうに私と額を合わせて。
『やったあ』
ふにゃりと笑った。
増田×赤ずきん45
その笑顔にトクンと心臓が脈をうつ。
そうだ、この優しい笑顔。
この笑顔に私はいつの間にか惹かれていたんだ。
「...やった、やったね」
止めどなく溢れ出す涙。
『ねえ、呼んでよ』
耳元で彼は小さく笑う。
『俺の名前』
『貴久、って』
増田×赤ずきん46
「たか、ひさ」
名前を呼ぶと嬉しそうにうなずく彼。
『お前は...そっか、もう赤いマントかぶってないから"赤ずきん"じゃないよな』
うーん、と首をひねらせて。
『決めた。お前の名前は...』
―――――――
増田×赤ずきん47
―――...むかしむかし、あるところに。
二人の男女が誰にも見つかることのない深い深い森の奥で暮らしていました。
「...あれ、手紙?」
ある日届いた一通の手紙。
「手紙なんて珍しい...」
開けてみるとそこには。
増田×赤ずきん48
それはそれは綺麗な字で、そう書かれていました...―――
*END*
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わーん!
レイラさん素敵!!!
盗作とかじゃないです!
いつでも見れるようここに書き込んだ…んです(´・ω・`)
いつの間にか100いってた…(´・ω・`)
明日もプールがあるー、ホントやだ
平泳ぎと背泳ぎ泳げるようになった!
やったーーーー!!!
http://www.youtube.com/watch?v=wr0Ns7iupQ8
レンさん
★2015・7・13(Monday)★
やっほー!
今日はというとねー、最悪な日だった!
だって社会と数学が2時間ずつあったんですよ!?
もう眠くて眠くて…(ノД`)・゜・。
まぁ、何とか頑張りました!
あ!でも一番楽しかったのが5時間目の水泳ですかね。
今日は1年生と合同だったから使える範囲が狭かったけど…(;´・ω・)
今日は基本的に背泳ぎをしてずっと友達としゃべりながら泳いでました!楽しかった!
鼻にめっちゃ水入って痛くなったけど笑
まぁ、そんな感じの1日でしたね。
それじゃあ終わり
END
今週学校行けばあとは夏休みだーーー!
よっしゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
それではみなさま
おやすみなさい😪💤
明日もきっといい1日になりますように…
おやすみっす
137:Spider lily◆cHU:2015/07/14(火) 18:32 ID:GGQ >>136
おやすみなさい(´・ω・`)
★2015・7・15(Wednesday)★
うわぁああああああああああン、今日は合唱コンクールだったよ!
話によるとプロたちが歌うっていうなんかすごそうなホールで歌ったよ!
私たち全然プロじゃないけどね!!
それで、別の中学校の2学年と、うちらの中学校の2学年で勝負したのよ。
もののみごとに負けたよ!!!!
いや、、、ま、準優秀賞は1組がとったんですけど…
最優秀賞が見事に他の中学にとられたっていう…
しかもそのほかの中学校の自由曲が去年、最優秀賞を取った自由曲と全くおんなじ曲で
それで、去年取れた曲だから私らもマネしてみよーかなー的なことが今疑惑で浮いてるんです!
もーーーーーーーーーーー、なんなんだよーーーーー(´・ω・`)
END
明日と明後日行けばあと夏休みだから学校頑張る(´・ω・`)
ちょっと待ってww
夏休みの宿題多すぎでしょwww
弁論もあるし作文4枚も書かないといけないんだよ?ww
死にてえwww
明日から夏休みっ!
るんっ♪(`・ω・´)
今日は午前はTSUTAYAで借りてきたベイマックス見て
午後は友達とプールいってBBQする!
★2015・7・18(Saturday)★
今日は本当に充実した1日でした!!!!!
友達と遊んだんですけど、プールへ行ってたくさん泳いで、それで機械のマッサージとかもやってすごく痩せた気がしました笑
まぁ…実際は…はは(´・ω・`)
んで、そこでかき氷のレモン味とかアイスクリームとか食べてまったりしました。
それで友達の親がBBQに誘ってくれてなんかA5ランク?のお肉食べてそのあと花火して、もう本当青春だった!!
夏は楽しいですね!このままずっと夏だったらいいのに…
てことで!
END
みんなおはよう!
今日もいい1日を…✨
昨日は地獄のようだった…
風呂場と洗面所に蚊が2匹もいたw
そのうちの1匹は殺してもう1匹はどっかいったw
んー、ずっと夏休みのままでいいのに…
147:Spider lily◆cHU:2015/07/21(火) 13:17 ID:GGQ やっとサマーワーク全部終わった
あとは今日は遊ぶ、そう決めた
GreeeeNのCD買いたい
149:Spider lily◆cHU:2015/07/21(火) 13:17 ID:GGQみっせーないなみだはきっといつかー
150:Spider lily◆cHU:2015/07/21(火) 13:17 ID:GGQいい歌
151:Spider lily◆cHU:2015/07/21(火) 13:25 ID:GGQたいせつなひとたちをまもるひかりとなーる
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