二番め以降の人は両方考えるんよ。うまく行くか分からないけど。
例)「こちら温めますか?」
例)彼は僕の手を取り聞く。戸惑いつつ頷くと彼は僕の手を繋いだままポケットに突っ込んだ。
語彙力無いがこんな感じや。
それじゃスタート。
『よくぞここまで来たな、勇者よ』
>>2
画面のセリフを読み上げる。そんな僕を君は愛おしそうに見つめる。この瞬間だけで、幸せなんだ。
次>>
めでたしめでたし。
>>3
その言葉とともにこいつが絵本を閉じると、その膝の上に座った少女は嬉しそうに笑った。
こいつと図書館に来ると必ずチビたちに絡まれる。ただこいつはそれはそれは楽しそうに相手をする。構われないこっちの身にもなってくれ、だなんてどうして言えようか。
次
野球しようぜ!
そう言って勢いよく教室を飛び出していく彼の背中を必死に追いかける。彼は人気者だから、早くしないと他の誰かに隣を取られてしまう。
給食を食べたばかりだから脇腹がきりきり痛むし、廊下を走っていると先生に怒られるし、正直野球よりもバスケの方が好きだし。
でもそんなこと全部吹き飛ぶくらい、彼の輝きを一番そばで見ていたかった
お題忘れてました↓
「2番線、ドアが閉まります」
>>6
誰もいない列車の中にアナウンスが響く。君は寝たふり。首筋に当たる心地いい日差し。ずーっと続けばいいのに、なんてね。
お題
こちらの本カバーをおつけしますか?
>>7
「あ、お願いします」
レジに立っていたのは、見覚えのある学校の後輩。少々の気恥しさを覚えつつ会釈する。普通の漫画でよかった。
家に帰り本を取り出すと、ブックカバーの隙間から何かが滑り落ちた。不思議に思って見ると、それはLINEのIDが走り書きされた紙だった。
お題:「アテンションプリーズ」
>>8
CAの声が響く機内で震えている。
「怖い?」
無言でこくこくと頷いた。
「手、握っててあげるよ。」
震える手を取って、ぎゅっと握り締めれば震えは止まる。
俺が君の安心できる理由になれるなんて、
「幸せだなぁ。」
(駄文失礼しました)
お題:お箸何膳ご利用ですか?
>>9
「それで何で1膳って言っちゃったのさ!」
そうツンケンしながらも僕が使った箸を満更でもなさそうに使っている。
たまの休日くらい恋人らしいことしても良いでしょう?
しまったお題忘れてた
お題:今日のラッキーカラーは赤!
だからって頬も赤く染めなくていいのに。
お題:今日のお昼は何にする?
彼はキッチンに立ち聞いてくる。
「んー、そやなぁ…。……これでいい。」そう言い唇に軽くキスをする。
「…っ!じっ、自分アホなん!?信じられへん…!」
そんなんで恥ずかしがってたらもたへんやろ…。まあ、かわいいからええんやけど。
>>「ちょっと手伝って。」
>>13
嫌そうにしながらも俺の隣に立つ。ありがとう、と笑うと「……別に」と顔を背けようとした。それを押さえ、低い位置にある額にそっと唇を押しつけた。
お題:ここはどこ?
>>14
「ここはね、僕と君だけのお城だよ、ふふ。もう誰にも邪魔されないから、安心して、ね」
そう言って笑う彼の目は狂喜に満ちていて、思わず後ずさってしまった僕をめざとく見つけると両頬を優しく撫で耳元で囁いた。
「逃げちゃ、だめだよ」
お題>> 「俺のこと覚えてる?」
>>15
忘れるわけない、小さかった頃の想い人。同性だからとこの気持ちに知らないふりをしたのに、なんで今更ここにいるんだ、あの日から引きずっていた初恋が表面に出てこようとするのが怖くてつい言ってしまう、本当は今すぐ想いを伝えたいのに
「いや、知らないな」
お題>>「飴欲しい?」
彼は飴を舌でコロコロさせながら聞いてきた。
「欲しっ…!?」
最初から聞く気なんてなかったようで、強引に口移しで飴を入れられる。
「もう一個、欲しい?」
「…もういい。甘すぎるから。」
お題>>「明日雨降るかな」
「明日?……雨どころじゃないね。雪だって」
天気予報の表示されたスマホの画面から目を離さずに紡がれた言葉に、俺は思わず溜息をつく。
「えーいいじゃん」
「どこが」
「一緒に家、いようよ」
そう言って悪戯っぽく微笑まれる。熱くなった顔を見られたくなくてそっぽを向いた。
お題「もうすぐ大会だね」
そんなあいつの声に、思わず胸がきりりと痛む。
高校生生活最期のこの大会が終わってしまえばお前はオレとは一緒にいない。
だからそれまでの間、少しくらい夢を見させてくれよ。
お題
お前なんて
「お前なんて」
そこまで言いかけて、言葉が詰まってしまった。
数秒の沈黙。
『言いたい事があるならさっさと言え』
だんだん不機嫌になっていくお前に
「言いたい事が素直に言えりゃこんな喧嘩しねえよ」
とだけ言い捨てて去っていく俺は何処をどう見たって情けなかった。
お題:お前やっぱりバカなんだろ
そう言ってにやにやと笑われ、バカじゃないし、とムッとする。すると君はいつもみたいに余裕げな表情で僕の頭を撫でて、
「俺が勉強教えてやるよ」
なんて言う。やっぱりむかつく。それなのに頬が緩む。
君が妖しい顔をしてたことに、僕はこのとき気づかなかった。
お題「最近寒くね?」
その言葉を年中半袖のお前から聞くとは思わなかった。目を合わせないまま
コートを脱いで渡してやると「紳士らしさの欠片もねえなあ」とだけ言って笑われた。
元盗賊に紳士らしさを求めんな。後でアイスでも無理やり食わせてやる。
お題:明日は日曜日。
明日は日曜日。
休日だけど、特にこれといった予定は無い。
そんなことをぼんやり考えて、ソファでスマホをいじりながら、彼が玄関のドアを開ける音を聞く。
「おかえり~」
ガチャリと戸を開けてリビングに入ってきた彼に声をかける。視線は手元のスマホに向けていたから、彼のほうは見ていなかった。
故に、突然ソファ越しに後ろから抱きしめられてしまい「ふわっ!?」と素っ頓狂な声が出た。恥ずかしいい。
「おかえり~じゃねぇよ。なあ、疲れて帰ってきた旦那様を癒してあげるとか無ぇのか~?」
「え~...?めんどくさ、早く手洗ってきてよぉ」
「つれねぇなぁ......何みてんだ?」
「ちょ、画面覗き込むなよ!デリカシー無ぇ~!」
ぎゃあぎゃあと、ソファを隔ててじゃれ合いが始まる。明日は休日だから、どっちも浮かれてるんだろう。
ふと、2人の間に沈黙が流れる。その時を待っていたかのように、彼が口の端を吊り上げた。
「...明日、休みだろ?」
耳元で囁かれ、思わず身体を強張らせる。
「...う、うん」
平静を保った声で返事をすると、もう一度耳に息がかかる。
今度はさっきより低い声で、
「なら、朝までたっぷりできるなぁ」
「.........~~~っ、すけべっ」
一瞬でその言葉の意味を理解してしまい、一気に自分の顔が熱くなるのが分かった。
「ハハッ、んよしっ、そうと決まりゃあさっさと飯食おうぜ」
「その前に手!洗ってこい!!ばかっ」
明日は日曜日。
だけど、昼までベッドに縋ることになりそうだ。
(いやなっっがいな!?ごめんなさい本当!!!!)
お題:「嘘吐きは嫌い」
「そうですか。貴方のような人はこちらとしても嫌いです」
そう言えば、貴方は悲しそうな目で俺を見る。自分から言ってきたのに。というかそもそも、俺が嘘吐きだなんてとうの昔から知ってるはずなのに何故今更そんなことを。
「はぁ、なんですかその目。嘘ですよ」
「馬鹿じゃねえの、やっぱり嫌いだわ」
悪態をつきつつも口元は緩んでいる。俺には、貴方のことが「好き」だなんて真っ直ぐに言ってやる気はない。そんなの分かっているだろうに。
お題:明日どこ行く?
「明日どこ行く?」
ボソッと「会社に行きたく無い」と呟いたのを聞かれて居たらしい。
「あ…ちゃんと会社行きます」
「ん、行きたい場所無いのか?海とか動物園とか」
僕を誘うその顔はとても楽しそうに見えた。
「…水族館行きたいです」
僕がそれだけ言うと、貴方はスマホを取り出し近くの水族館を調べる。
…本当は家でずっと甘えていたいなんて、甘え下手な僕にはとても言えなかった。
お題:喉乾いた
喉乾いた。
そう呟くと、君は突然、紙パックのジュースを押し付けてきた。
「......間違えて二個買ったんだよ。今日暑いんだから...気をつけろよな」
耳まで真っ赤にしてそう言う君。
ああ––––余計に熱くなってきちゃうじゃないか。
お題
「今週のジャンプ読んだ?」
「読んでねえ。つーかまだ買ってもねえ」
今週は風邪引いてとてもじゃ無いけど出かけられなかった。
「じゃあうちに読みに来いよ。ジュースあるし。」
「良いよ。帰りに買う。」
お前はつまんないって顔をしてるけどまだ病み上がり。もしも移ったらマズイし、
きっとお前の家に行ったりなんかしたらやっと下がった熱がまた上がってしまう気がするんだ。
お題:ネコ可愛いよな
隣を歩くコイツは道のはしに寝そべる猫を見ながら頬の筋肉を緩めて嬉しそうに言う。犬派である俺は然程猫に興味がわかず「そうだね」と短く返し、猫の側で立ち止まったアイツを置いてさっさと歩く。
「あっ、ちょっと待てよ」
そんな俺に慌ててついてくるコイツはちらちらと後ろを振り返り名残惜し気に猫へと視線を送っている。道を曲がり猫が見えなくなったところでコイツは深くため息をつくと口を開く。
「お前はさぁ昔猫に引っ掛かれたっていう過去があるから苦手意識があるのかもしれねーけど、実際はめちゃくちゃ可愛いんだからな?、おい聞いてんの、…」
いくら無視をしようが続く話に痺れを切らし俺はコイツの前へ回り込みがっと両頬を掴むと、驚いて空いたままのコイツの口に自身の口を重ねた。
口を離すと目を見開き口をぱくぱくさせるコイツが目に入り思わず笑みがこぼれる。
「猫なんかよりお前の方がかわいいよ」
(長い、、、申し訳ないです;) >>16様のがすき過ぎてぶっ刺さりました、、(隙自語)
お題>>馬鹿野郎
お前はそう言って俺の頬をひっぱたいた。じわじわと痛みが、すっ飛んだ俺の思考を脳に戻していくのが分かる。
「俺のために無茶するなよ、俺はそんなことっ、望んじゃいない…!」
お前は顔をぐしゃぐしゃに言う。ああ、どうか泣かないでほしい。俺だってお前が擦り切れていくのをいつまでも見ていられない。守ってもらえるからって、身を委ねすぎる訳にはいかないんだ。
「…ごめん、俺もお前に無茶してほしくないんだ。お前が好きだから、誰よりも大切に想っているから!…だから、そんなに辛そうな顔をしないでくれ…。」
俺達は強く抱きあって泣き続けた。そして泣き腫らしたお互いの顔を見て、不細工な顔、って笑い合っていた。
お題:今の、見なかったことにして。
そんなお願いをされても、一度付いてしまった嫉妬の火は消えなかった。
「分かってる。ただの同級生同士のじゃれ合いだもんな。けど」
自分でも情けないほど何度も声をつまらせてしまった。
ただのふざけ合いだったとしても、いや、むしろふざけ合いだったからかもしれない。
恋人が俺じゃない誰かにキスされて笑ってるのを黙ってみてられるほど、俺は強い人間じゃないんだよ。
次のお題 》逃げんなよ
腕を掴んで強引に引き寄せる。すると、こいつはされるがままに俺の腕の中にすっぽりと収まった。表情こそ分からないが、耳が赤く染まっている。
「ち、が……逃げて、ないよ」
そう言って俯いたこいつの頭を撫で、触り心地のいいふわふわの髪に指を絡めた。
もう、人を好きになることなんてやめようって、そう思っていたのに。
「俺から離れないでくれ」
自分でも驚くくらい情けない声。しかも重い。いつからこんなに女々しくなったのか、自分で自分に嫌気がさす。
「離れないよ。一緒にいよう」
急にくるりと振り返る。刹那、唇に温かい感触がした。
お題:好きな食べ物ってなに?
「えー、なんだろうな…」
俺の問いかけにかなり悩んだ様子で、二人きりの通学路、少しの沈黙して、「ないの?」っと聞こうとしかけるとふいに抱き寄せられて、呆気にとられていると
「お前だよ…」
囁かれた刹那、本気で動揺して固まる俺が動き出す前に、あはははは!といつになく爽やかに爆笑し、
「なんちゃってな!!落ちちゃったか?」
「やめろ!!」
もうとっくの昔に落ちてるって。
「鳥肌立ったろ!!」
「あはははは!!」
お題:財布落としちゃったかも
「財布落としたかも」
「は?」
またコイツは物を落とした。この前はストラップ、その次は自転車の鍵。どんどん価値が上がってきてるのがムカつくな。
「俺が財布見つけたら今日は上ね」
「…はぁ!?おまっっざっけんな!」
グシャっと手に持っていた紙のコーヒーカップを握りつぶしてしまう。既に探し始めてる彼奴の丸まった背中に一発、平手をお見舞いし、探し始める。
「いったいなぁ!!」
お題:疲れた〜
そう言いながら騒がしい遊園地の中にある、慎ましいベンチに座り込むお前。
「は!?まだ乗りもん一個しか乗ってねぇじゃん!?」
「だって、行列長すぎるし…」
まぁたしかに、長かったは長かったが、こうも♡遊園地でぇと♡というやつに興じてやるぜ!というところでもう本当に疲れ切った様子で脱力してみせることないだろ。
「納得してないだろうけどそっちも疲れたんじゃねーの。慣れないことはするもんじゃね〜な」
「はぁ…男二人でわざわざ来たのに…爺かよ…」
優しい俺はそう言いつつ、可愛らしい見た目のアイスとかき氷を買ってきてやったのだった。
にしても可愛らしすぎて、これは少し恥ずかしい。今更だけど。
「アイス一口くれよ」「やだ。」
冗談だよ!と向き直すと唇を奪われ、「うーん、いちご味!」
神経が疲弊した。
お題:昨日のドラマどうだった?
「あー……見てないわ」
頭を掻いて言うと、むすっとした顔で俺に詰め寄る。用事で見れなかったうえに録り忘れたからせめて聞こうと思ったのに、とか言われても正直興味ないし。
「俺んちは録ってるよ。来るか?」
そう尋ねれば、行く!なんて元気な返答。ドラマなんかで単純な奴。だけど、この笑顔に頬が緩んでる俺はもっと単純だ。出演者のイケメン俳優と普段うるさい姉に初めて感謝した。
お題「眠そうだね」
微笑む彼はミルク入りのコーヒーをくれた。
課題終わったからあと一週間はダラダラできる、と思い込んでいたら、提出日ギリギリになってあとから見落としていたプリントが判明し、泣きついた相手が彼で、昨日から俺の地獄の徹夜に付き合ってくれていた。
「ごめん…ありがとう…なんとか終わりそ…」
「はは、頑張れ頑張れ」
お前も徹夜したのに眠くないの?という疑問はさておき、こいつのが俺の母親より母性あるな、と思い、そのことを言いかけて、母性がある…てなんか流石に気持ち悪いかな、と思ってやっぱりやめた。今はとにかく眠りたい…彼はニコニコ見つめるばかりだ。
お題:貴重な休日無駄にした!
こいつはそう言ったきり俺に背を向けたままだ。俺が寝かせなかったために今日は昼過ぎまでふたりでベッドの中にいた。無駄にした、なんて失礼な。
「そんなこと言うなよ。昨日『明日は休みだから』なんて言って可愛く甘えてきたのは何処の誰だったっけなぁ……?」
背後から耳元で囁けば、びくりと肩を震わせて。
「……うるさいっ、お前のせいで腰だって痛いし散々だよ」
ばか、と小さく呟かれる。聞こえてんだよ。
お題:もうちょっと。
「近く寄ってよ、寒いじゃん」
「ァ?あぁ、うん」
昨日まではあんなに暑くて、お互い距離を置いて寝ていたのに、朝になっての急な冷え込み。
寝起きでボケた頭ながら返事して、彼の背中に寄り添う。
こいつとは恋人同士でありながら、こういうイチャつきを滅多にしない。照れくさいから。
「「こういうのもたまにはいいね」な」
すごく恥ずかしくなって二人して身を少し引いた。
お題:趣味悪いね
じゃらり、と音を立てる鎖と喉を柔く圧迫する首輪
思わず口から零れたその言葉に顔を歪ませる彼を見て『しまった』と思う
しかし、予想は外れ彼は僕の頭を叩くのではなく優しく撫でたのだ
「そんな事言わないで。せっかく君に似合いそうなのを選んだのに」
ああ、やはり彼の趣味は悪いな
お題:ごめんなさい
僕の震える言葉に、わざとらしくTVに視線を向けながら、
「で、具体的には?」
という君。
「だからあの人とは親戚のおじさん。酔っ払ってたんだよ」
「真っ昼間から?」 「そうだよ!飲んでたの!」
いい加減付き合って何年だと思ってるんだろう。全く信用されていないことがとても悲しい。僕、過去になにかやりましたか?口には出せない、沈黙。
「…不安にならないようにしてよ」
あぁ、察した。普段自分からうまく伝えられないからって。しょうがないな…「布団の上の謝罪会見しますよ!」「は?」「…ごめん」
お題:気をつけたほうがいい
「なんで?おれ男だし強いよ」
ふふん、と胸を張るこの子。だけどそれは、俺ら大人からしたらひどく弱いものだ。
「さすがに君でも大人には勝てないよ。それに男とか関係ないの、世の中にはいろんな人がいるんだから」
「ちぇ、なんだよそれ。それに男とか関係ないって、男狙うおじさんとかいんの?」
きもちわりー、なんてけたけた笑う。そこに悪意なんてものは微塵も含まれていないとわかってる。だけど、俺もそんな「きもちわるい大人」の一人だ。この子のことをそういう意味で好きになってしまっただなんて、誰にも言えっこない。
お題:これ貸して?
返事を聞く前に俺のデジカメをとる。
「いや〜この花すげぇ綺麗じゃね?こんなんみたことない」
真っ黒なアエオニウムを大発見した博物学者の如く撮影しまくる。
「消すの大変だからあんま撮るなよ、それそんな珍しくもないし。」
知ってんの?とというからネット検索してよく人んちの庭に生えているようなタイプのアエオニウムの写真を見せる。
「あぁ、なんだこれかぁ…」
露骨に落胆するそいつを見て、俺の事を自分をもってそうだから好きになったといったこいつが、俺がそこらにいる人間と大した差異が無いことに気づいて飽きるときもこんな感じかな〜とわざわざ写真を消してくれてるこいつを見て思う。
お題:これ以上はやばい
「大丈夫か?」
『うん』
なんかあったのか?と聞かれるが言えるわけない
お前の事考えてたなんて引かれるに決まってる
やはり同性という壁はでかい
「またため息ついてる…熱でもあんの?」
そう額を合わせようとしてきた
こいつの行動で、今までの想いを全て吐き出してしまいそうになった
『やめろ!』
これ以上近づかれたら、ヤバイんだ
気持ちが溢れてしまう
お題 髪を切る
「お前さぁ、髪切った?」
急に飛び出た質問に少しだけ心が弾む。気づいて貰えた、嬉しい、ほんの些細な変化を彼が感じ取ってくれたのが嬉しくて彼氏に自分の変化を分かってもらいたがる女性の気持ちが分かった気がする
「うん、ちょっと切ったんだ、前より似合うだろ?」
「おう、似合う似合う、所でなんで切ったんだ?そんな長くなかったろ?」
「えっ…と…」
そんな事を聞かれても言えるわけない、君が短い髪の子が好きと言っていたのを聞いたからなんて。少しでも君の好みに近付きたかったなんて、こんな女々しい気持ちも今弾んでいる恋心も言えるはずがなかった
「…邪魔だったから」
「そっか、お前の髪好きだったんだけどな」
いきなり言われた言葉にフリーズする。ちょっと待ってくれ!それはさすがに反則だろう!
長くて申し訳ないです
お題
今いくら持ってる?