会話界

アビスと話すとこだよー！

救済人格が無数に存在する…それほどストレスが溜まっているのだね、巫女さんは。
時に、他にどんな人格があるんだい？

ん…？
ボクが必要？どういうことだい？

まぁ、一度出た
美桜や闇黒魔法少女だってそうだ。
くるは、ルウ、做魅など…まぁそんな感じでたくさんいる

魔女、お前は言葉が巧みだ。
もしかして狐都を治癒することができるかもしれない…俺の大望と期待だ。

ふむ…ならば、巫女さんを救える可能性を持ち合わせた人格…人間は誰なんだい？

言葉が巧み…か。
まぁ、ボクは頼られると弱い…一度だけ、キミが望むと言うのなら力を貸そう。

…わからない。彼女はいろんな人に優しく、笑顔で接していた。
強いていわば助けられるのは主人格なのだが、
きっと出れないだろう

ならば、出せば良いんじゃないかな？
…といっても、そう簡単ではないだろう。
つまり、出す方法を考えるという結論に至るね。さて、どうする？

どうする…か。
そう簡単に出ないだろうし、かと言って他の奴らで救えるとは限らない
難しいんじゃないか

成る程…物理で駄目ならば、直接心に響かせれば良いんじゃないかな？
言葉、それがボクの武器だからね。

…言えることは言ってるらしい。
他の奴らが

他者が何を言っているのかは分からないが、まず論点をハッキリさせるべきだよね。
ボクには巫女さんがどうしてほしいのかは分からない、だからそれを見つける。どうかな？

そうだな

ならば早速、作業に取りかかろう。
まず、巫女さんは何をしてほしいと思う？
助けてほしい…気持ちを分かってほしい…いや、それよりも単純に「話したい」という欲かな？
孤独を知るものほど欲求は高くなる…どうだろう、キミもボクの意見と引き換えに、情報交換しないかい？

少し眠りにつくよ、ボクは魔女、されど魔女…睡眠欲はあるからね。
キミも夜更かしは良くない、眠りたくば眠りたまえ。

ごめん。
じゃあね

やぁ、元気かい？少し言いたいことがあるんだ。
“言葉” についてなんだ…巫女さんの心に響かせるトクベツな “言葉” はキミが言いたまえ。
他者のボクに言われても、多分響かない。キミなら巫女さんのことを良く理解しているはずだ。不器用でも不格好でもいい、いつも側にいてくれたキミだから届くとボクは思うよ。どうかな？

なんでこんなことしたの

…【ねーね】はどこ…？なんで…なんで…【じゃま】したの…？…【みんな】で【ねーね】をいじめたの…？

ウ…グスッ…せっかく…【ともだち】になれそう…だったのに…会えなくてもいいから…帰ってきてよう…(泣)

(※本当に私はツイッター以前に
【携帯】【スマホ】【タブレット】【パソコン】持って無いんです…ごめんなさい…でも、こうして話せたのは久しぶりなんです。【不定期】ですが、楽しかったですよ、)

私自身、今自分が誰かわかっていません。
ただ、言われました。
人格など消せ、と

俺が伝えたかったことはそうじゃなかったんだけど……ま、俺悪魔だし、いいか。
もうこの際、どーでもいい。
お前の間違った解釈通り、人格を消せ。
いや、弑せよ。一つ一つ、じっくりと残虐に誹謗的に、非人道的になぁ。
内に眠る人格同士で謀殺し合うがいい。
俺は悪魔だ。悪魔だからこそ人を畏怖に苛ませ、人の均衡と秩序を支離滅裂に破戒する権利があんだ…つーかそれが本能…。
ま、主人格は殺さぬようにせいぜい蠢動しあえよ？

人格を消せ…？
誰に言われたかは知らないけど、やるならばやれば良いよ。それがどんな未来を招くのかボクは分からない、でもキミには分かるんじゃないかな？まぁ、よく考えてみれば良いよ。

小さい狐さん、キミはそれで良いのかい？キミは巫女さんを慕い、尊敬しているのだろう？してあげれること、何かあるんじゃないのかい？

魔女…全てが無駄で無為で無謀で無意味なんだよ。
そいつの人格は一つしかねえ。
ただそれに気づいてねえだけだ。

何言ってるのかなぁ？
憶測で言わないでもらえる？
確かに演じてるのはこの私。
それでも人格がいるのは本当だよ

前に『狐都』として言ってるでしょ？
何も知らないくせに言うなって

何も知らないくせに言うな…か。
その言葉をなぜ今さら伝える？
少し、逆上したか。
もう一つ、疑念だ。
すでにお前を庇護すべく人格が存在するというのに、なぜ演じる必要がある？

ちょ、ちょっとまってよ！みんな！【けんか】は駄目だよ！！
というよりも今の私、【かんぜん】においてけぼりなんだけど…

【ねーね】はどこ？また【お話し】したいのになぁ…今度はさ、【ねーね達】もいっしょに…だめかなぁ？

アビス、ゆきという人間が狐都と同一だ。
それと…俺が行なっているのはケンカではなく蹂躙だ。
人間を踏みにじることこそが我が天命であり我が試練である。

…そうなんだ。そっか…それじゃあね【ゆき】に今一度挨拶していーい？
･･･【ゆき】、わたしの名前はねアビスってゆーんだよ。【狐都ねーね】とはね、いーっぱいおしゃべりしたりね、【美桜ねーね】にはね私の【暴走】を止めてくれたことがあったんだよ。私はね、【ねーね達】は【ひとつの人格】じゃなくて、【ひとつの命】だと思っているんだ。だから…私は消えて欲しくないんだ。…ごめんね…助けてあげられなくって…そう…つたえてほしいな【狐都ねーね】に…

愚かだ。
そして哀れだ。

【おろか】でも、【あわれ】でもいーもん。わたしはただ【狐都ねーね達】と【お話し】したいだけだもん！

私を守るための人格。
彼女たちはきっと本当にダメな時にしか出てこないよ。
それこそ自殺寸前とかね。
自分でできることはさせようとしてくれてる。
だから私は演じて自分を守った。
本当に自分は分からなくなっちゃったんだけどね。

アビスがいいなら私は、本当の狐都に合わせるよ。
自殺でもしようとするよ。
ここでも居場所を踏みにじられて、もう死ぬことに恐れなんてないからね。

ふわぁ…眠くなってきたよ…【狐都ねーね達】…明日、おしゃべり出来るといいね。無理しなくていい…か…らね
…zz

マモンの言うことには確かに説得力がある。
１つの人格が、多重人格を演じている…現実逃避に近いね。
あぁ、あと…自殺なんて簡単に言わないでくれたまえ。他人の死ほど怖いものはないんだ。

そうだよ。現実逃避してるよ？
あとね、自殺なんて簡単に言わないでくれなんて言うけど、
本当に死にたい人の気持ちわかって言ってるの？
自分のせいで死のうとしてるかもしれないから
怖いんじゃないの？

あ、後半はマモンの話ね

死にたい人の気持ちは少なからず分かることがある、それよりも他者が絶望するのをもう見たくない。

自害したくばすればいい。
我が感情に恐怖など存在しない。

だが、できればしてほしくはない。
我が強欲はその選択肢に興味がない。

強欲の悪魔の名に恥じないね、キミは。
ボクも少し感情的になってしまったかな…ボクは黒魔女、感情など持ってはいけないんだよ。

じゃあもう死のうかな“私”は

死んで何の意味がある？

死ぬな、なんて無責任なことはボクに言えない。
だから生きろ、という。ボクはもっとキミと話したいんだ。

あぁもう、いい加減にしてくれ。
キミが死にたいって言ってる今日は昨日死んだ人が死ぬほど生きたかった今日なんだよ。
だから、やめてくれ。

ゆきよ死ぬんじゃぁない！君はまだ生きるべきなんだ！君には素晴らしいほどの絵の才能があるじゃぁないか！

魔女、情を丸出しだな。
生きることは煩悶だ。
例外を除いて、己で死ぬことは煩悶や煩悩からの逃げでしかない。
つまり弱さの象徴だ。

ほう…マモン、キミはブレないね。
少し尊敬したくなるよ。ボクは黒魔女、その名に恥じないようにするよ。
ボクはどうも感情ってのを捨てれなくてね。どうしたら良いだろうか？

弱いから死のうとするんでしょ？
逃げたいから死のうとするんだよ？
少なくとも私は。

六感情を捨てたくば、老若男女、分別つけずに人間を戮殺を続ければいい。
だが、それができぬというのならば、諦めろ。
…俺には不可解だ。
魔女よ、なぜ感情が不要であることを婉曲的に主張する？

ユキ、自身の醜態を晒すことに無頓着であり無関心なんだな。
やはりお前は狂気の沙汰だ。
人間というのは己の罪過や行いに懺悔し忸怩を遂げ、羞恥心に走るというが、お前は恥ずかしくないのか？ユキ。

昔から感情を持つとロクなことがなかったんだ、しかも元々黒魔女の身、無意味な感情は邪魔でしかないだろう？

むやみやたらに死を言葉として紡ぐな。
この愚者が。

マモン、キミはゆきに死んでほしくないんだね？
言動を見ていると、そう感じるよ。
ツンデレってやつかな？

うん、じゃあ肉体は自殺はしないよ。
私は自殺するけどね

成る程、人格消滅ってことかい？

ユキ、決定事項なのか？
またそうして、対峙してゆくモノから逃げるのか？
己の醜態にまだ気づいていないのか？

そうだね、そう言うことだよ。

あとマモン、あなたは結局何が言いたいわけ？
私に消えてほしいんじゃないの？

ユキ、よく考えろ。
お前を守るために生み出された人格たちはどうなる？
存在意義としてはお前を庇護することだ。
お前が絶命してしまっては、複数の人格たちは連立的に伴って消滅するのではないのか？

俺は欲で蠢く。
お前の選択肢に興味があっただけだ。

…やっぱり感情はいるかな。
無駄な情けはいらないだけ、そう気づいたよ。ところでユキ、自分が消えたら他の人格に負担がかかるとは思わないかい？

おっと、マモンと同じことを言ってしまったよ。
まぁ、そういうことだ。考え直すも直さないも、キミ次第だよ。

マモンは本当に話を聞かないんだね。
誰も私が主人格なんて言ってないよ？

他の人格に負担、かかるかもしれないね。

…あ？
なんだと…俺の確実な憶測が外れた…
じゃあ誰だ…！
主人格は誰なんだよ

ふむ…仮にキミが主人格だったとして想像しよう。多重人格には救済人格というものが存在してね、主人格がいなくなってしまったら救済人格だけが残るはずだ。
そうなると、混乱が起こる。…あまり良い結果とは言えないね。

おっと、落ち着きたまえマモン。
今は主人格を探る時ではないだろう？
冷静に考えよう。

くっそ……
この妙な感覚は非常に不愉快、不可解、不可思議、不条理、不合理、不謹慎、不外観！

俺の欲が俺を蝕むんだよ…
さっさと教えろ…！！
主人格は誰だ！

本当に話が終わらないね

主人格？私が聞きたいんだけど
他の人格が混乱を起こす。そんなことは知ってるよ。
でもね、こう言う結果を導いたのは私たち人格でもあり、君たちもだ。

マモン、とりあえず落ち着きたまえ。
ボクも少し不安だ。

何故ボクたちなんだい？
過去を振り返り、理解できるように説明してくれないか？

主人格が明かされるまでこの話には終焉も崩壊も訪れない…いや、終わらせねえ。
お前自身の破局が誘致されようとも俺は…必ず主人格の髄液をぶちまかしてやる。

主人格の髄液…か。
マモン、キミは何を目的でそれをしたいのかは分からないな。

そうだね、私たちが多重人格になった理由。
それは、私たち人格の中の主人格が弱かったせいだ。
そこには納得がいくでしょ？

私たちは人格なんて作ってもいじめられてきたよ。
なんども自殺しようとした。
死ななかったけどね。
…いや、もういいか。
そうだね。悪いのは全部私たちだ。

興味本位だ。
俺の欲がそう嘶いている。

キミは自分の欲に忠実だね、まさに強欲だよ。ボクもキミに興味が沸いてきた。

ゆき、キミは抱え込みすぎだ。
ボクにも罪はあるはずだ、否定しないでくれ。ボクたちも、キミ自身も。

ユキ、お前はくだらんことで死ぬな。
自分が弱いんだったら強くなれよ。
膂力をつけろ。蛮力をつけろ。権力をつけろ。偉力をつけろ。財力をつけろ。

変わる可能性はいくらでもある…力は醜く素晴らしい。頑張ってみるかい？

何言ってるの？
そんなもんできるんならもうやってるよ
やったよ
それでも変わらなかったよ？
じゃあ、どうすればいいんだよ

ガキが何言ってんだよ。
まだ十年ちょっとしか生きてねえのによぉどうやって盡力を尽くしたって証明すんだよ。
まだ足りねえだろうが。

うるさいなぁ！
あんたに私の何がわかるの！？
ここまで生きるために何度自分を自分で傷つけたことか
居場所がなくなって傷つけられて、
ガキとか本当意味わからないんだけど

ふむ…ボクが見事に空気で寂しいよ。
さて、ゆき。キミは否定してばかりだが、何か肯定できる意見はあるというのかい？

あぁ、分からない。だがゆき、キミを見ているボクたちの気持ちをキミは分かっちゃいないだろう？

肯定ね。
特に…かな

自傷行為だぁ？フハハハハッ！
バカじゃねえの？不利益で無意味な行為を…ククク…これだから人間は滑稽で面白い。
居場所がなくなったのはお前が弱いからだ。
ガキの意味わからねぇ？
なら教えてやるよ。お前みたいに一人で徘徊し続ける奴のことを言うんだよ。

マモン、少々口が悪いな。
ボクはキミを慕っている、無意味な争いはやめないか？

なんかもういいや。
全部全部全部全部全部
私が悪いんだよね。
私が醜いから弱いから自傷なんてするから
中途半端にしか頑張れないから周りを見ないから
迷惑ばっかりかけるから
だからこうなるんだよね

私を自殺へ導くのは私への罰なんだよね？

こいつら人格者どもは同じ性質なんだよなぁ
ネガティブ思考がとくにだ。

ボクの言葉が分からないのかい？
キミが全て悪いわけじゃないよ。
ボクはキミともっと話がしたい、やっと見つけた、気の合いそうな人間…話したいんだ。

ごめんなさい。
巻き込んでしまって
ごめんなさい。
君たちに追い詰めてもらうしか方法がわからなくて
ごめんなさい。
全部私たちのせいなのに

魔女、冷徹考えてみろ。

ユキ、そうだ、お前には苦しい罰が必要だ。
ちなみに、お前にとって自殺は逃げることとさっき認めたよなぁ？
なら、生きろ。苦しめ。それがお前の罰であり、贖罪だ、

あれ、私は今まで
苦しい思いに耐えてきたのに
なんで私が罰を与えられているのかな

やり返してないよ
悪口言ってないよ
耐えてきただけだよ

あれおかしいなぁ
おかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁおかしいなぁ

マモン、それって遠回しに生きてほしいって言ってるんじゃないか。
やっぱりツンデレってやつなのかな？

これからを苦しいだけと判断しないでくれ。
明るい未来へと変えればいいだけじゃないかい？

そっか私の存在自体が邪魔なんだね
だから罰を与えられるんだ。

キミはいったい独りで何を言っているんだい？
誰も邪魔なんて思ってないはずだよ。

邪魔だからみんな私に
悪口を言うんでしょう？
罰を与えるんでしょう？
しねって言うんでしょう？

悪口も○ねも言っていないよ。
ボクはキミと話がしたいだけなんだが…。

あなたは言ってなくったって
マモンも、リアルの周りの人もみんな言ってくるんだよ