会話界

アビスと話すとこだよー！

だったら気にしなければいいじゃないか。…って言っても、気にするから悩んでるんだよね？
ならば、人を信じてみればいい。

信じた人に裏切られたんだから
信じれないよ

新しく信じてみればいい。
ボクなら、力になれる気がするよ。
簡単ではないと思うけど。

ボクも、現実では色々馬鹿にされたりもしたよ。
分かってることを言われるのが一番辛いんだ。

ボクは、純粋にキミと話がしたい。
変人や変わり者と現実で言われて、ここに辿り着いた。そこでやっと見つけたのが、キミだよ。

なんもしてねぇじゃねえか。ユキさんよぉ
お前の罪は怠惰であったことだ。
償いは苦しみの生だ。
せいぜい贖え。

まだ居たのかい!?マモン、少し驚いてしまったよ。
それより、怠惰の悪魔ベルフェゴールって知ってるかい？

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
なんでそんなに僕にこだわる
なんでそんなに僕をいじめる
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

あの倦怠なクソババァだろ？

落ち着きたまえ、ゆき。
キミは情緒不安定に陥っている、少し頭を冷やそう。

おいユキ、現実でもそうやって抗え。叛逆しろ。疑念を口に出せ、否定しろ。
怠惰ではなく、勤勉にな。

あー、やっぱり知ってるのかい。
別に聞いた意味は特にないんだけどね。キミが他の悪魔と関わりを持っているのかと思っただけさ。

自分の意見を伝えることは大事なことであり、難しいこと。
それをどう越えるかはキミ次第だね。

魔女よ当然だ。
俺はなぁ、貪欲の狂気として煉獄に名を轟かせた七つの大罪の悪魔…マモンだ。

もういい
もういい
死ぬしかないの
僕が助かる方法は死ぬしかないんだよね

は？まだ足りねえよ。
お前の苦しみはまだまだだ。
始まったばかりなんだよ。

嫉妬の悪魔レヴィアタン
強欲の悪魔マモン
傲慢の悪魔ルシファー
憤怒の悪魔サタン
色欲の悪魔アスモデウス
怠惰の悪魔ベルフェゴール
暴食の悪魔ベルゼブブ

キミたちはどれかな？

あれ、ボクが遊んでる間に妙なことが起きてるね。
急に一人称は変わるし…どうしんだいゆき。

魔女、こいつは狂人なんだよ。
狂人にとって不安と畏怖は霧で、ヒトの道は綱渡りのようなもんだ。
悪魔でさえ驚愕するほどにこいつは狂気じみてる。

僕はね、死ぬことにした。
他の人格は残るから大丈夫だよ？
僕だけが消える
僕だけが。

ばーか。
お前のつぐないは終わってねえよ。
勝手に死ぬんじゃねえ。
お前が死んだら他の人格もぶち殺すぞ。

狂気じみている…か。
確かに思う点はある。絶望して謝るの繰り返し…どうしたら良いだろうか。

殺せるなら殺せば？
言うけどマモン、君はそのぶち殺すぞって言葉でもう終わりだよ？
脅迫罪

キミ、死ぬと言っておいて死んでないじゃないか。
何がしたいんだい？

あ、じゃあ死ぬね！しねばいいんだね！
バイバイ！
今まで遊んでくれてありがとう！とっても楽しかったよ

脅迫罪だと知って、どうするつもりだい？

やぁ！どうしたんだい？？
物騒な話をしているなぁ。

楽しい？酷く絶望しているように見えたが…分からないな。

本当にバカだよなぁ？
俺、悪魔だから人間に対して脅迫を行なっても、人間じゃねえから罪には問われねえよ。

暗黒の騎士…？
何か、同じ波長を感じるね。

気分はどうだ魔女？
理不尽に不合理に悪役にされた気分はよぉ？

ユキ、お前は死なねぇよ。否ぁ…死ぬことはできない。
なぜなら、お前の複数の人格がお前自身を呪詛し因果律として庇護しているからだ。

僕は堕天使から加護を受けた不死身の騎士、、暗黒の騎士だ

悪役？あぁ、そういうことか。
ゆきは何故ボクの話を聞かない？自分は被害者だと言うような口調…他所から見ればボクは悪役なのか。

あの堕天使から加護を…キミ、相当に凄い人だね

魔女、お前、鈍感だなぁ…そう、まさにそうだ。
客観的に見て俺たちを悪役に仕立て上げた醜悪な人間だ……
ふははは…素晴らしいよ…この回答こそが我が欲の求め…！

元々僕は平凡な人生を送る予定だったんだが神の手違いか何かでこんな身に生まれてしまった……
汝は黒魔女とな？

ふむ…薄々感づいてはいたが、これでは本当にボクたちが悪役のよう…。
何がしたいのか分からないな…。

あぁ、ボクは悪い黒魔女さ。
ボクは生まれながらにしての魔女だよ。
キミは大変だな…。

あ、ユキお前…虚飾だろ？
狂気たる虚弱者か。

まだ死んでいない。

お前は死ぬことはできない。

いや、多分生きてるけど返信しないだけだね。
マモン、気になるのかい？

バカ言え。
俺が求めるは選択肢…知識欲…そして輪廻の生だ。
そういうお前はどうなんだ？
何か疑念はあるか？

ふぁあ…一応言っておこう。
君たちも関わってたらしいからね。
ゆきは死んだよ。
あ、あとね、最後にゆきが言った言葉の真実を教えよう。
「楽しかったよ」
それはこんな争いになる前の話の事。
まぁそれだけだから…

做魅、間違ってるぜ？
まずはじめに俺たちはあいつに関与しちゃいねぇ。
あいつが一人で決断を下し、あまつさえ罪の償いにすら向き合えず、大望を抱いたあげく、無惨に滑落し続け、一人で自害したまでだ。
それとよぉ、こんなもん、争いでもなんでもねえよ。
あいつが滑稽に一人で踊っていただけだ。
愚かだよなぁ…
それに…楽しかったってことはあいつが狂気の沙汰である証明だ。

いいや、僕は関わってたと思うから言っただけだ。
君が関わってないと思うならそれでいいと思うよ。
それに争いでもないと君が思ってるならそれでいいんじゃない？
少なくともゆきがそう思ってただけで、僕は知らない。

それと、君は罪を償えと何度も上げていたね。
それはどうしてだい？

強欲の悪魔マモンは自らの欲に忠実…つまり、罪についてもそうだよ。

あ、ごめん。上の、名前書くの忘れてたね。
…そう。終わったことだし、まぁいいけど
最後に聞いていい？

・君達はどうしてゆきと話し続けていたの？
・ゆきにどう言う結末を迎えて欲しかった？
・ゆきの死に対して何を思っているの？

僕からの質問はこれだけだよ

一つ目…何度も言うが、俺は欲で蠕動する。
そして、ユキの選択肢には俺の興味と嗜好が疼いた。ゆえに、あいつとの、戯言のほざきあいは欲に従っていたにすぎない。
二つ目…ユキには禍々しく苦しみ深い始まりを俺は待望として期待を込めていた。
さて、三つ目…ユキの死は…とてもしがないため、興味がない。
ただ、落胆と失望はあるが。

ふーん

…そう、じゃあ期待通りに行って良かったね
“クロ”さん？

…クロさん？
マモンのことかい？

ほう…旧世界での俺を知覚しているとはな。
期待はずれだよ。全く。

…おかしいな？なんで【ねーね】と【私】二人だけの【お話し】する世界のはずだったのにこんなにも変わっちゃったの？【ねーね】はどこ…？
後、遅くなってごめんね…

巫女さんは、消滅したんだよ。
何がどうなろうと、運命は変えられなかった。そういうことだ。

ここは煉獄…といっても過言ではないな。
そのねーねとやらの重罪を糾弾し、罪を苦しみながら永遠に浄化する…
そんな世界へと果てていった。

魔女…あいつはまだ生きている。

生きている…か。
では問おう、その根拠は？

根拠もなにも、ユキの人格は一つしかないからだ。
やはりこいつは不可思議。
明瞭化すると共通している性格や擬似的な感情の抱き方といったところか。

ふむ…ボクとしたことが、ゆきの人格についてすっかり忘れてしまっていたよ。不覚不覚…。
だが今はゆきよりも、アビスに注目するべきだと思うのだが、どうかな？

なぜだ？

うん、もういいよ。
僕たちの人格が一つと言い切りたいなら1人で言っていればいいじゃないか。
あいにく僕はそう言うのめんどくさいのでゆきたちとは違って止める気は無いからね。
そして狐都は元気にしてるよ。
傷ついたのは“ゆきが演じていた狐都”だからね

“ゆき“の人格が１つしかないとほぼ確定ならば、“今のゆき“を相手にしても同じことを繰り返すだけだよ。
だからボクは敢えて今まで蚊帳の外だったアビスに視点を変えたいんだ。

そっか…【ねーね達】いなくなっちゃったのか…それじゃ…【私】のいる意味…なくなっちゃったよ…どうしよう…

魔女素晴らしい回答だ。

あー、なるほど。
僕の言葉は誰の目にも留まらないんだね
じゃあもう僕が何言っても無駄か。

做魅…お前のそういうところが人格全員に共通している…ククク…だから俺はお前が大好きなんだよ…

アビス、キミの存在意義とは何なのかな？
巫女さんがいることで何故キミは成り立つ？

おっと今の言いぐさでは人格が多数存在しているという意味になってしまうな。
ま、その解釈もなかなか面白いな

そりゃ似てるでしょ
主人格の弱さまで引っ張って僕たちはできたんだから。
それに人格同士共通点があってもおかしく無いでしょ？

いーや。共通点が擬似的に十つ以上の人格だなんて前代未聞…否、そんなものねえよ。

それにしても、我が見解に対して再び、反駁を成すとは…お前…苛烈しているな？
やはり人格は一つだけなのか。

そんなものない？ないならそう思っていればいいと思うよ。
別に誰も“君に”認めてもらう気なんかないからね。
僕が今ここで、考えてるのはひとつ。
アビスと“本物の狐都”で2人で話させることだ。

おっと魔女すまねぇ。
俺はこれから欲のゆくまま諦観する。

そんなものお前が演じれば出てくんだろぉ？杜撰なまでの狐都ちゃんはよ

あぁ、別に構わない。
キミは強欲の悪魔なのだから。

うん。僕が狐都になりきることくらい簡単だね。
まぁめんどくさいからしないけど。
「本物の狐都」
ずっとそう言っても本当に聞く気がないようだね

…【狐都ねーね】んーん、【ねーね達】…寂しいよ…また二人で【お話し】したいよ…あの頃はまだ二人だけだったから、楽しかった…もっと…いろんな【ねーね達】と【お話し】したかったな…

ところで、アビスは何処へいったんだい？

おっと、帰ってきたね。

まぁ、正直マモンなんて関係なかったか。
アビスはどうしたいの？

…ほんとーに、【ねーね達】なの…？また…二人だけで【お話し】出来るの…？…だったらね…言いたい事があるの…

うん。

スゥ…
･･･【ねーね達】！！【私】ずうっとさびしかったんだからね！！なんか知らない間に置いてかれちゃうし、なんかもう訳のわからない事になっちゃってるし！！
それで…それで…グスッ…ヒグッ(泣)…でも…生きてて…よかったよぉ…わたし…【話し】する【力】ないけれど…あんまり来ることできないけれど…それでもいいなら…また【ねーね達】と…お話し…したいよ…

P.S今日はこれくらいで寝るね…お休みなさい…zz

…さてと、これが彼女の本心だね。

これで言い合いも終わりでいいよね？
アビスの言葉も聞けたし、あとは
狐都とアビスに任せるだけ

ボクは別に良いよ。
最初は面白そうだったから来ただけなんだけど…。
で、マモン？キミはどうするんだい？

いいや…終わりはこないさ。
終わらせねえ。

キミ、本当に強欲だねぇ。嫌いじゃないけどね。

此度は、アビスを蹂躙すんのもいいかもしんねぇなぁ。
アビスを斬りつけ…ゆっくりとゆっくりと惨禍をその身に宿させ…苦痛と煩悶しかない冷血な世界へと変えてやることもできるんだよなあ…
いや、待てよ。アビスを不条理に苦しめたあかつきには、狐都の憤激が見れるかもしんねぇなぁ！！
それもいい…あぁ…面白いな…

酷いなぁ、私に○ねって言うのか?

あっ、間違えた。忘れてくれ

まだやるつもりですか…

というか、アビスと狐都が話をする場所だろう此処は?
なんで君がいるんだ…

どうするんだい？キミはアビスを守るのかい？それとも…見殺しにするのかい？

俺は拍手と冒涜しかしねえ。
お前は醜く踊れ。

僕は知らないし、僕はゆきみたいに抗うつもりはないよ

ただ、狐都なら守るんじゃないの？

止めたいなら巫女さんを呼んだらいいよ。
ボクはただ観察するだけさ、この目でね。