学園戦争しようぜVer.24

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『どうか【日常】が終わりませんように』

「………」

（科学教科室の教卓に突っ伏してる）

「いや、お前もかい」

アレクは眠る教師の姿を一枚、カメラに収める。

「……シーリンに見せてやろう」

そういって、教室へと戻っていった。

「…あー、リヴァ君…」

（真横）

「…私に食べられたくないのなら、そのカメラを渡しなさい」

（片手に悍ましい何かを持ってる）

先生、これ、ベラドンナの和種の観察結果、はい

(図を使ってまとめたレポートを出す)

「うん…内容問題なし…はい、確かに受け取ったよ」

（受け取り、確認）

はぁ………疲れた…
(トントンと机の上にある書類の束を整える)

……あー、あー…んんっ………んー、なんか喉がなぁ…(喉を抑え、ポツリと独り言を言いながらファイルに書類を閉じていく)

「…観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離・一切・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。」

（地下室にて、墓の前）

「即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経…」（カーン）

……？
(ふとなにか聞こえたような気がしたがそのままファイルを閉まっていく)

「……」（ズズ）（ガチャッ）

（墓を隠し、着替えて自室に出る）

「…………」
（机に--を置き、暫くそれを眺める）

…よっと、んむっ
(創造でのど飴を創り、口の中にほおりこみながら校内を見て回っている)

…ん〜今日は珍しく静かですねぇ…(のんびりとした雰囲気)

「…………」（カチャ）

（仕事に戻る…実験室に行き、少しの書類を片付ける）

「…………」

（片時も-----を忘れることが無い、顔には出ないがしばしば手が止まる）

「………」

…zzZ(倉庫で爆睡中)

（ドバギャアッ！）「……」

（仕事を終え、扉に向かおうとして扉を殴り壊してしまった）

「…………はぁ」

（扉を治し始める…扉を見ると思い出してしまう、-----を---あの扉の先の…）

「…………」

（扉を治し続ける…表情にはマイナスもプラスも存在しない、ただ空虚な表情）

(爆音が聞こえ、起きてしまう)

…
(目の隈が治らない)

うーん…

何かないかな？

「……」（ギギ）

（生徒会室で人間性を弄っている）

...ねぇ、なぁにやってんのせんせ
(急に生徒会室の扉の前に現れる)

（あ、上の俺ね）

「…ああ、猫又君か」

（人間性を哀しそうに弄っている）

「……」

（視線を猫又から人間性に変え、チロチロと人間性を動かす）

.....はぁ、まぁいいや、どーせ前に俺に預けた『人間性』だっけ？あれ探しに来たんでしょ、今回は別にいいけど、あんまり生徒会室あさんないでね

「……これは君に渡した人間性では無いんだ」

！.....なぁんで、そんなもん生徒会室で保管するかなぁ

もっとほかにあるでしょ、最悪新しく作ればいいし

「…天然の人間性は実は何処にでもある、これもその一つだよ」

.....今ところにあるとか、絶対欠陥品だと思うけどねぇ...（ボソッ）

(今ところじゃなくこんな所、ね、訂正)

「…（コトッ）…開けて見てくれるかね？」

（少し考えた後、ポケットから小さな小箱を出して机に置く）

...、...？なにさ、いきなり、別にいいけど...
(小箱を手に取り蓋に手をかける)

（中には希望に溢れているかの様な気配の…小さな、綺麗な目玉が入っている）

...！.....ふぅん
(じっと目玉を見る)

...こりゃまた随分生き生きした目だねぇ...矛盾しかないけど

「その目玉は神性追いの目、一握りの者が生まれつき所持する目」

（哀しげに）

...ふは、なぁにそれ、随分な目じゃん、そんなもんに希望が詰まってるとか、皮肉だねぇ

「…大事な誰かにまた会うために、その目を悪魔に売り渡した者の目…」

(ピクリと反応する)
...、悪魔...ねぇ...

「…私の、妹だよ…この綺麗な目の…持ち主は」

！...レイチェルちゃんだっけ？

...あの子、向こうの森にいたんじゃないの

(ごめん、落ちるね)

「……………」

（花壇の白い薔薇に水をやっている…1から育てているらしい）

(アンモニアを発生させてる)
んー…くせぇ…

「………」

（無視、ショックが大きいのか悪臭を調べすらしない）

眠い.....

(目の下に隈ができている)

「…ああ、陰陽君か」

(やっほ、)

先生、大丈夫？無理してない？

(先生の様子がおかしい事に気付き)

(あるさん！おひさ)

(またばあばんちに来てるぜ。まだ規制されてるぜ)

(規制ってブラリス？)

いぇす

(まじか、)

「……」

お、先生じゃん、やほー！
(ブンブンと手を振って)

…ん゛ー……あー、あ゛ー、…けほっ…んーなんでしょうかねぇこれ…(喉をさすりながら校内を歩いている)

あっ、会長おひさ〜

ん？おや、お久しぶりです、陰陽さん(陰陽さんの方に振り向く)

会長声どうしたの？

んー…僕もよく分からなくてですね…少し前からずっとこの調子なんですよ…

風邪とか…そういう類いではないと思うんですが…どうにも違和感がありまして…

風邪とか？...最近寝てる？

……ええ、寝てますとも(目をそらす)

>>571

...なんか思い当たる事ある？

……うむ……思い当たる節……うーん…(顎に手を添え悩む)

>>573

寝てないよね？会長

(凄くいい笑顔だが目は笑っていない)

……ﾈﾃﾏｽﾄﾓ

>>577

....本当に？

(相変わらず目は笑っていない)

ゔっ……え、えぇっと…

まぁ、寝てない事は分かったけど...喉はいつからなの？

…い、ちおうは、ねてマス…

……先週…くらいからですかねぇ…

痛みと言うよりかは、違和感がある、っと言う感じですが

先週....、長いね

…まぁ大丈夫です！こういうのには慣れてますから！(ニコッと笑う)

…あ、そう言えば僕書類の整理をしなければならないんでした！(思い出したかのように手を叩く)

....ならいいけど...

ご心配なく、それでは失礼しますね(軽く会釈し生徒会室の方向に歩き出す)

無理しないといいけど...

(聞こえないように呟き)

(腕を見てため息を付く)

解呪こっから先どうすればいいの？

(複雑に幾つもの呪いが絡まっている)

「…あの森の女王には…伝えた方がいいのだろうか…」

（屋上、アンテナの上）

（自室にて…）
「ん…（カチャ）…（ガチ）…（キキキキ）…（カチッ）…」

久しぶり〜

「…ああ、貴方か」

「…何か用かな？」

(空間をこじ開けてでてくる)

ココハガクエンカ…ソウサクスルカチハアリソウダナ…

キョダイナハンノウバカリダナ…サスガハココライッタイサイキョウ…コンンナトコロニデモイルハズダ…

(校庭や体育館を捜索する)
…ココニハイナイカ

キキコミヲスルカ…