とある街、とある路地、そんな場所にひとつ、紙が貼ってある
そこに書かれているのは、願いを叶える何でも屋の話
何でも屋『雅』
【初めまして
この貼り紙を見つけられたということは、貴方様にはなにか望むものがありますのでしょう
もしも当たっておりましたら、どうぞ『雅』に足をお運びください
不死の霊薬でも、若返りの秘薬でも、どんなものでも取り揃えております
用心棒でも、復讐代行でも、どんなものでもお受け致します
この貼り紙を見たあなたに、どうか幸せがありますように】
そしてこの貼り紙を読み終えたあなたの前には、何でも屋へ繋がる道が見えることでしょう
常連客の皆様は『ご縁』をもって足をお運びくださいませ
「 なにその歪んだ性癖……、変わった人の周りには変わった人が集まるってあながち嘘じゃないのかもねぇ 」
( その言葉を聞き眉を思いっきり潜めながら冷静に突っ込む。顎に手を当てて少し考え込んだ後ボソッと呟く。ほぼほぼ無意識である )
「そうなると俺のボスもヤベー奴になるんだが」
(あの人はまともだったよ、と声を零す、目を細めた、とても)
(とても優しい声と表情で)
「 ……っ!…そうとてもいい上司さんだったんだ 」
( 過去形で告げられた言葉を聞き少し困ったように笑う、自分は無責任に声をかけられない。きっとこれは踏み込んじゃいけない線。そんな事を感じ、自分の手のひらを握りそっと遠くを見つめる )
「あは、でもまぁ物好きだよ、俺なんかを拾ってんだからな」
(へら、と笑う)
雅「……」
(そんな彼を見て、顔を少し逸らす、詳細までは知らない、が)
(彼の全ては失われている)
「あ〜懐かしいなぁ雅」
(そんななか、ガシガシと隣にいた雅の頭を撫でる)
雅「!?っむっ、叢雲おじさっ、ま……」
(表情は、見えない)
「……はぁぁぁ……」
(そして大きくため息を吐く)
「あ゛ー、すまん、切り替えるわ〜、ついでに『こいつ』にも飯やらにゃいかんしな、座敷借りるぞ雅」
雅「!……あんまりせんとってなぁ、おじさま」
「おー」
(座敷にあがって胡座をかいてすわり、『曼珠沙華』を抜く)
「……」
(くちで袖のボタンを外し、そのまままくって……、『曼珠沙華』の刃を手首に当てる)
(そしてそのまま刀を引いた)
ザク……ボタッぱたぱたっ
「……」
(ちが、こぼれる)
(血が溢れる、溢れる、溢れる)
(『曼珠沙華』は、一定期間、血を吸わなければ、持ち主の血を求める)
(溢れる、溢れる、溢れる)
( ……台所、今や何故か居着いた場所 )
「 むぅ……くぅ……(人が作ってる時にあほ雲…!!)」
( 出身故に濃く香る生き血のにおい、マスクも無意味
コンソメスープを作る手も止まる始末のてんやわんや )
雅「……!」
(なんとなく苛立ち(?)を含む声を聞き、skullFaceのほうの扉に近づき、しめてやる)
雅「、おじさまぁ、れいちぇるさんりょうりしとるみたいやから、なるべくはやくしてなぁ」
「おー」
(ぼたぼたと零れる血は、床に垂れることはなく、その全てが『曼珠沙華』に吸い取られていく)
雅「……ごめんなぁ、れいちぇるさん、おじゃましてもうてぇ」
(自分も台所の方にいき、扉を閉め、持ってきた匂いを防ぐ香をたく、いい香り)
()
「 ……あ、あぁ……うん…… 」
( 見慣れた筈の事柄に対する視線は何とも
バツの悪いものを含んでは、忌々しげに )
「 ………ィア君は……どうして平気かと聞いたら
なんと応えるかな…?…… 」
「……じゅうねんくらいのじょうれんさんやもん、おじさんは、いろいろしっとるからかなぁ」
(なれてもうた、と、笑う)
「おじさま、『曼珠沙華』めったにつかわへんから、よくじぶんのちぃ、あげとるの、あ、『曼珠沙華』っていうんはあのかたな」
妖刀【曼珠沙華】
斬ったものの血をすい、己の刃を赤く染める妖刀
血を吸った後は折れることも刃こぼれすることもないが、一定期間血を吸わなければ、持ち主の血をほっするといわれている
(と、刀について説明する)
[キラッ]
「 ほう!混沌の刃やハラキリ打刀みたいなものか!
それでそれで!?毒沼にあったのかね!?血質どれくらい!?
強化幾つ!!銘柄とかもあるね!?どんなの!? 」
雅「!?」
(急に食いついてきた彼女に驚く)
雅「え、えっ、く、くわしいことはわからへんけど、すくなくともどくぬまにはないんやないかな……」
「 聞けと!本人に聞けと!?
ふふっ、血の匂いもこれなら…!」
( 不穏を口走り、懐から…脇差しを引き抜く )
「!?なに!?なにぬいたんいま!れいちぇるさん!?」
(何やら不穏な刃物を抜く音を聞き、skullFaceを掴んで止めようとする)
叢雲「……うわ……」
(そしてこちらにも何やら不穏なガタゴトという音が聞こえてきた)
[バンッ] 〜ーっん「 頼もう!叢雲さん!」
( ようやく合いそうな話を見つけた勢いは
火の付いた牛でも引き下がる怪力発揮!
構わず扉を開け、キラリと目を輝かせ… )
「 切る 」
叢雲「なにこいつ、戦闘狂????」
「おじさまぁあああ!」
叢雲「うわ、なんかひっつけてる」
(なんかキラキラとした目で出てきたと思った一言目「切る」、意識が遠くなりそうなおじさん)
「 死なないのだから問答無用!
早速、切って凌いで確かめるとしようかっ!」
( なんの迷いもなく左に持った黒柄の刀を振り下ろしっ )
叢雲「うぉいおい!?おじさん手首切れたまんまなんだが!?あとなに!?手合わせ!?ならちょっと待て『御影』にするから!」
(相手が興奮する理由を知らないおじさん、なんとか持っている『曼珠沙華』で振り下ろされた刀を防ぐが、手首からは未だに血がぼたぼた)
「 おっと。生憎死なずは互いの憎き!
この際メリットへの昇華を検討するとしようっ 」
[ シャぁ〜ッ!]
( 独特の掛け声を叫びつつ両の手で刀を掴んでの横殴り!)
「!?はっ!?ちょっ!?」
(なんだかよく分からない物言いに戸惑いつつ能力使用!いくら広い座敷とはいえ、ということで店の外に転移!)
「っつ!なんなんだよいきなり!」
(片腕とは思えない速度で『曼珠沙華』を鞘にしまい、『御影』へ!)
(いきなりの激しい動きにボタボタと未だ血は垂れている、どうやら少し深く切ってしまっているようだ)
雅「ひぇ」
(店主は1人、あまりのことにその一言だけを零す、いやいやとんでもないなこれ)
[ズッ]「 はっはっはっ!切るも死ぬも昔の花火!」
( 新たに小太刀を引き抜きだしぬけな投擲!
風を切る音も無く飛ぶ凶器!)
「 思い出したる“死合”活獄!
切る切る切るの日常…叢雲さんで思い出したぁーっ 」
(【加速】ステップ、接敵は短時間以内に済ませ
姿勢を低く……腰から狙って切り上げ!)
「なーにあんた!どういう 生活してきたわけぇ!?」
(ギリギリでジャンプ!一瞬その避けた刃に乗り、そのまま上から御影を振り下ろす)
「 はははは↑叢雲さんとたぶん同じムジナ!!!」[ジャ!]
( 右手を離して刃を腕で受け骨で停止!
そのまま刃を……強酸液瓶で掴み引く!激しい出血!)
「 違うのは試合感覚で楽しかったとかかなぁ〜!」
( 左手に持つ刀をしっかりと握り幹竹割りに振り下ろし、
イメージするはバネの腕!直ぐ様捻って切り上げに派生!)
「いやいやいや、戦闘狂にも程があるでしょ!」
(振り下ろされる刀を防ぐがそのまま捻り切り上げようとするのを見て地面を蹴り、切り上げてくる速度よりも少し早く相手の肩を掴んで頭上をくるりと回わり、skullFaceの後ろへと移動)
「よいこらせっっと!」
(そのまま尋常ではないスピードで刀の持ち手でskullFaceの首を狙う、気絶させるのが目的)
「 切らッっだっしャぁ〜っ!」[ドズブ]
( 首を大きくしならせ下に屈みっ右手に杭を持って地に刺す!
捻って遅れた左手が代わりに持ち手で打たれ…即反応!)
「 それそれそれェーーってェい!」
( 言わば回転連撃!杭を中心に体全体で回転しっ
足で脛を狙い蹴りを繰り出し次に刀が横殴り!)
「ってぇ!お前ヤバいってぇ!どう考えても!」
(どう考えても想定外な攻撃方法にかなり引きながら避けるが、流石に反応がおくれ刀が左腕に傷を作る)
ふらり
「ぁえっ?」
(そのまま反撃しようとするが、ふらりと体が傾く)
(先程まで、『曼珠沙華』に注いでいた血の量は尋常ではなく、戦闘中もずっと血を流したままになっていたこと、そしてここ数日まともに食事をしていないことから、貧血を起こしたらしい)
(あー、これ死んだんじゃね????)
(そんなことを悟りながら、意識がプツンときれ、そのまま体が倒れていく)
雅「!叢雲おじさま!」
「 はははっは、………は……は … は 」
( 不足する血は彼女も同じく…… 祟る輸血不足
全身に強酸の回り込んで麻痺していく感覚 )
[ ぷつん ]
は へ
[ ドッ]
( TKO!!!)
(そんななか血みどろで倒れた2名を見る店主)
雅「なんで!!!!!!!!!」
(もうどうしていいかわからない、とりあえず血みどろの2名に修復薬をかけておく、飲ませないから、染みても知らないから)
「…」
(何してるんだ…と思いつつ二人のそばに寄る)
「命に別条はないだろう…二人ともしばらくは頭を冷やしてもらおう」
雅「なんかれいちぇるさんがきゅうにおじさまにきりかかってぇ」
(店主にとっては訳が分からないテンション上がり方だった彼女を思い出す)
雅「『曼珠沙華』にちぃあげてたおじさまがびっくりしながらおうせんしたんやけど……ひんけつでたおれてもうたとおもったれいちぇるさんもたおれて……もうわからへん……」
「頭いてーんだけど」
(2人を無理やり担いで部屋の座敷に寝かせておいたあと、夕飯でも、と台所にたっている時、ついさっき倒れたはずの男が己の頭に顎を乗せてきた)
雅「お、おじさまぁあっっ!!」
「ぐぉえ抱きつくなガキぃ」
(そして起きたことに気がついた瞬間、少し瞳を潤ませて勢いよく後ろを向き、タックル……いやハグをする、男は避けきれず重い衝撃が腹に来る)
[シャーコ シャーコ]
「 ……元気だね、君たち 」
( 台所の端に当たる場所より砥石の音としゃべる声 )
「いや元気なのこいつだけだし俺は昨日のあんたの変貌で頭いてーよ」
雅「それはおじさまがごはんたべへんせいもあるとおもうんや」
「ぐっ……」
(いいかえせないおじさん)
「…とりあえず無事で良かった」
(二人が無事なのを見て安心する)
「あ゛ー、……すまん心配かけましたねぇ」
(こちらを見て安心そうにする2人に謝り交互に頭を撫でてやる、片腕ないと不便だなこういうの……)
雅「む、……、」
(少し不満そうだったが、撫でられるうちに満足気に)
「 ……良ければ、私が手を入れようかな?
医の簡単な心得なら持ってる…無いよりはマシだ 」
( 先に台所へ立つと 包帯二重巻きな右腕のまま
シーフード粥を拵え始め )
「んー、お前さんこえーからいいわ、それに……うん、まぁ、このままでいい」
(その言葉を聞き、少し考えるが、断る)
(皆の元気そうな様子を見て少し笑む)
165:叢雲◆RI:2020/11/08(日) 18:34 雅「……おじさま、ほんまにつけへんの?ぼくも……」
「お前に頼まなかったんだからつけませんよ、わかってんだろ?」
雅「…う゛ー……」
「なんで拗ねるんだよ」
[トントン]「 ……私で怖い、とはどういう事かね… 」
( しおしおと本気で辛そうな表情を浮かべ )
「だってさっきいきなり斬りかかってきたし……」
(回想のように先程までの戦闘が叢雲の脳内で蘇る)
「お前さん戦闘狂なんだねぇ……いや、ちょっと違うかもだが」
(そして少し疲れたように呟く)
「 私より怖いの其処らにウヨウヨ……はぁ… 」
( ……ずれた観点から言えば近くに虎がいるとか )
「 …生業は何より楽しむ事から始まるもの…
叢雲さんだって、刀に関してはあほで決まってるし
…それと似た物なのだろうさ、特に人が相手ともなれば 」
「……そういや、なんでいきなり襲いかかってきたんだ?いつもと雰囲気ちがったぞ」
(skullFaceの言葉を聞いてまぁそうか、と納得しかけるが、ふと最初から疑問だったことを問いかける)
(そんな話をしている中)
バンッッッ
?「ィアぁ!邪魔するぞい!」
(ひとつの声と共に、扉が大きく開け放たれる)
雅「!」
叢雲「うげ……」
「むっ!なんじゃ!ムラクモもおるてか!相変わらず男前じゃのう!」
叢雲「うぉあ!?!?抱きついてくんじゃねーですよ!!」
「なんじゃぁなんじゃあ、冷たいのぅ!年配には優しくせよと教わらんかったか!いやぁ、ィアはあいかわらず顔を見せんなぁ、お主も男前じゃのに勿体ない!」
雅「っうぇ、くるし、くるじ」
(そして店内に問答無用でズカズカと入ってきたかと思うと、2人の『顔』を見て満面の笑みで抱きついた)
( 質問に目を逸らす中で同上… )
「 ……毎度、おおきに…そんな様子ですね 」
( 何か 叢雲さんとは違う圧を纏った人が来たー )
「あ…どうも」
(突然人が来て驚きつつ挨拶する)
「可愛ええのうかわええ、の、う……」
(そしてようやく、店内に複数人がいることに気がつく)
「………………おや、人間が増えておる」
(超絶高いテンションから、すん、と他人と話せるテンションまで引き落とす)
「……、この店は見目のよい者しかこぬな、極楽浄土か???」
(ピキーンと何かを悟ったようなエフェクトが見えたかと思うと、真剣な表情でそんなことを言う)
叢雲「やっぱアホじゃねーんですかこのショタジジイ」
雅「おじぃちゃ、ぎぶ、ぎぶ」
(パンパンと締まる足を叩く)
「!おおすまぬのじゃィア!よしよし、お詫びに撫でてやろう叢雲「俺まで撫でんでいいんですよ」
(寝れない……)
177:雅◆RI:2020/11/10(火) 01:18(全然おしゃべり出来んかったな今日……)
178:ScullFase◆.s:2020/11/10(火) 20:49 「 ………… 」
( 色々、と声をかけづらい陽気人。
何が何やらと口は下手な白衣の額に汗が浮かぶ )
「いやはやいやはや、こちらも好い面をしておるのぅ、めんこいのうめんこいのう!」
(skullFaceの方を見てとても楽しそうに笑う)
叢雲「っはぁ、やっとのいた……」
雅「おじいちゃ、げんきやな……」
( ガトリング光トークに対して掌を向け )
「 スタップ、スタップ。……ん、ん…
まずはまともな自己紹介…せめて名前だけでも… 」
( 頭を掻き、参ったなと一歩距離をおき… )
「 私は…レイチェル、レイチェルと言うよ 」
「 雰囲気からして以後お見知りおきを…
並びに、プレイボーイ染みた貴方の詳細を 」
「む!レイチェルとな!良き名じゃのう!」
(楽しそうに笑う)
「ふむ、わしはレメゲトンじゃ、ゲーティアとも呼んで良いぞ!意味は変わらんのでな!」
(正式名は前者の方だ、と告げる)
「 ご丁寧に感謝を、老レメティ。
……それで、今日はどういったご用件に?」
( 親しさを込め、早速略称を )
「、ふふ、わしの姿で老とは、ィアがおじいと呼んではいるとはいえ、面白いのう」
(口に手を添え、クスクスと笑う)
雅「でもおじいちゃ、どないしたん?きょう」
「んー?いや、久しくあってなかったゆえな、お主の顔を見に来ただけじゃ」
(用事はない!とにっっとわらう)
「 …あぁ、そういう… 」
( なら、と足早に台所に向かい… )
「 お茶と、手頃に何か出しますよ…
叢雲さんは 何か? 」
叢雲「……鉄分」
(先程飛びついてきたどこぞのショタジジイがとどめとなりまたふらふらしてきた)
レメ「!?!?!!!?!!?ムラクモ!?!?!お主右腕をどこに置いてきたのじゃ!!!??」
叢雲「うるさい……」
(貧血に大声は辛い)
(大声に驚きつつ、とにかく悪い人じゃなさそうだな…と思う)
「ぁー…、私は憂花…よろしく」
「 鉄…鉄…… 」
( 集中し、考える…そして
彼ら異様の話を一部聞き忘れ
そして断片的な一部を聞いた。 )
「 ……腕?ふむ、なら先程…だろうか?私が 」
「……いやぁ、本当にめんこいもんしかおらんのうこの店は、なんじゃ?そういうのも取り寄せ始めたのかィア?」
雅「ちがいます」
(まじまじと憂花とskullFaceの顔を見て告げるが、即答で店主に否定される)
「……して、ムラクモよ」
叢雲「………………………………………………」
「ん?なんじゃ?ほら、目を合わせてみよ」
叢雲「………………………………………………仕事」
「ん?????」
(にっこりと笑うが、目が全く笑っていない)
叢雲「……いろいろあったんですよ、いろいろ」
(威圧やべ……と思いながら己の失った腕の断面(?)を撫で、そう答える)
「……お主はそのようなヘマはせんじゃろう……が、良い、大体わかったわ」
(そんな様子を見て大きくため息を吐きつつ、そう告げると、少し浮いて身長差の凄い叢雲の頭を撫でる)
[コンコンコン…]
( 早くもScullの向かった台所からは
甘い、よい香りが漂ってきた…どうやら、もうすぐ。らしい )
雅「!……んふ、ええにおい」
(食いしん坊がまっさきに匂いに気がつく、いやまぁ、発達しまくってるせいではあるのだが)
「!おんや、ええ香りじゃのう、ふふ、人間の作るものはおもしろいからすきじゃ」
(そのうち…)
「 ……叢雲さーん、机出してー 」
( 香る甘味の深さが増し
それと同刻、頼みを伝えるこえ響き )
「あー?へいへい」
(呼ぶ声が聞こえ、これ以上レメゲトンに声をかけられ続けると貧血が酷くなると思い、よっこらと声を上げながら立ち上がり、その辺から机を出す)
雅「お、おじさま?うごいてだいじょぶ……」
叢雲「……まぁ、そんにだいじょぶじゃねーけど」
「 お茶が入りましたよー…
…老レメティは甘いの大丈夫かね? 」
( 持ってきて並べて緑茶と、やっぱりぱりのパンケーキ )
「 叢雲さんのはトマトサーモンね 」
「もちろんじゃ!というより、わしらの種族は味覚というもんは重視しとらんからのう!」
(腹に入ればみな魔力じゃ!と笑いながら箸をつける)
叢雲「……いうておれそんなはらへってなかった……」
(いただきます、と片手を立ててちびちびのんびりと食べる)
雅「……〜んふ」
(とても嬉しそうに食べてる、もう半分)
「 ……好評か不評か全く分からないが
…叢雲さん、本当に良いのかね?診なくて 」
( 感想もへったくれもない翁の言葉に苦い顔が )
「いーんですよ、俺はこれで」
(特に考えることも無く直ぐにそう答える、今だ利き手ではない左手は使いづらいのか、匙ですくうのにも一苦労)
「 ……現として不便そうな様子は隠せんよ…
一応提案するが、リハビリの呈で利きの矯正。
…というのも可能ではある、無論 叢雲さんの自由だが 」
( 足りないね?とィアのパンケーキに追加のホイップを
翁のコップには香り楽しむ玄米茶をそれぞれ運びつつ )
「 私はオススメするよ…というより。
やらないとあほ雲さん率が増しそうだ 」
叢雲「ん……戦闘なら使えるんだがなぁ、二刀流三刀流の要領で、……」
(利きの矯正、と聞き悩む、食事をあまり取らない自分にとって、戦闘に影響しない事はそこまできに必要も無い)
「?なんじゃムラクモ、わしと最後に会った時にはィアまでとはいかずとも食しておったろうに、しょくのこだわりでもかわったか?」
(事情を知らない彼?彼女?はただただ疑問に首を傾げる)
「 日常生活も戦闘の一部、やっておいて損はないだろうに 」
( 使いづらそうな叢雲の腕に手を伸ばし )
「 ほー、老レメティはあほ雲さんと古い付き合い、と 」
「うむ!まぁ古い仲というよりはここの常連同士稀に合う程度であったが、いやぁとんでもない美形がおるではないか!と顔面に飛びかかったのが最初よ!」
(満面の笑み)
叢雲「首の骨折れたかと思ったなあん時」
(死んだ目をしながらズズ……と茶をすする)
「 酷い面食いだなおい。…ふむ、つまりは好色の… 」
( 割とどうでも良い事に興味を見いだす彼ら
に対する感想やらはまた奇妙 )
「 何にせよ。体的な問題は現にある…
こらからが少し忙しくなりそうなんだ
一応でも気休めでも叢雲さん、折れなよ 」
叢雲「……へーへー……」(目を逸らしながら小声でそう答える)
「んふ、面が良い人間は好きじゃ、悪い人間が嫌いという訳では無いが、わしらの一族は美しいものを好むからのう」
(叢雲の『顔』を眺めながら話す)
叢雲「……こわ……」
「ふふっ、してムラクモよ」
叢雲「……なんすか
(ずいっと叢雲の目の前に腕をつきだす)
「お主、ここ数週間寝ておらぬな?」
パチンッッ ドサッ
(そして答える暇もなく指を鳴らす、すると叢雲の体がふらりと床に倒れる)
「 …1名様、ご案内 」
( 直ぐ様 担ぎに掛かって… )
「 流石、中々に便利な…それでこの人重いな結構 」
( 片手は無理だったので背負おうと )
「やはり寝ておらなんだか……いつもであればやり返してくるというのに……まったくまったく」
(隈ができると美しさも損なわれる、と叢雲が倒れる寸前に奪った茶をすする)
「ィア〜、ムラクモの傷みといておくれ、ありゃ相当隠しとるぞ」
雅「……」
(隠している、という言葉を聞いてスっと立ち上がる、無言の圧がにじみでている)
雅「れいちぇるさん、かしたって」
(担ごうとしているskullFaceに声をかける)
(ニコリと笑っている彼からはなんだか黒いオーラが見える、正直怖い)
「 …信頼はしよう、しかし…なぁ 」
( ぼさぼさ言いながらも圧に負けて
背負った重いのをィアに渡す… )
「 まあ、今日も今日であほ雲さんと言うことか 」
(軽々と雅が叢雲を担いで奥に消えたのを見届けて)
「あそこまで無理をする男ではなかったがのう……まぁ、数年ぶりである、詳しくはわからんが」
「……まぁ、寝かせておけば良い、それにしても、あほぐもなどという呼び方、お主はそんなにムラクモと仲が良いのか?」
(あやつ、女と話すところを見たことがないが、と問いかける)
(返事の前にお茶を注ぎ)
「 いえいえ、最近店長の繋がりで知り合ったばかりの…… 」
( とは言うものの、友達認定はされてるか知らないし
関係模索しようにも関わりが独特すぎる。 …言う例がない )
「 …友達、という所ですねぇ
まぁ軽く冗談言える程度には 」
「ほう、あやつ友達などおったのか……わしも知り合い程度にしか見られとらんだろうなぁ、ィアは微妙なところじゃが」
(注がれた茶にれいをいいつつふと零す)
「 さぁ?特に深くは考えてないのが大方かと 」
( 残ったパンケーキをかじって座り、ははと返す )
「 ……例えば、…ふむ、ちょっと物真似を…
"別にどうでもいーんじゃねぇの?" …似てます?」
( からりと笑いながら )
「あはは!似ておる似ておる!はー!」
(指さして机を叩きながら笑う)
「ふむふむふむ、真似のう、ならば」
パチンッ
(そう指を鳴らすと、周りを舞っていた蝶のような光がレメゲトンを包み込む)
「、はぁい、おじさんになんかようですかい?」
(声までは変わっていないが、話し方、そして、見た目、身長も叢雲と瓜二つの男がそこに立つ、ひとつ違うとすれば、その男には『右腕がある』という事だ)
(ぱんと手を叩いて笑い)
「 good!グッド…似てますよ似てます、ゃはや 」
( 多少の差異ありほとんど同じ。
まじまじと見つめても、右腕以外に何も… )
「 はぁー、百面相なんて見たの久しぶりで…
おや 私の知る叢雲さんには見慣れないものが 」
( これが昔の と右腕を指差す )
「いやはや本当にいい男じゃのう!」
(自分の変化でさえ男の顔を賞賛)
「にしても、何故また欠損など……いや、かけても美しさはなくなってはおらぬし別にムラクモがよいならよいのだが……」
(自分も腕を見ながらむむむ、と左手を顎につけうなる)
(地に腰を下していたが、目の前の異常とも言える現象に驚く)
「へぇ…」
「!あぁ、なんじゃ?おどろかせてしもうたか」
(ケラケラと笑いながらもう一度指を鳴らし、先程までの姿に戻る)
「わしの体は『実体』ではあるが『肉体』はないからなぁ、見た目ならなんにでも慣れるのじゃ、声帯はめんどうじゃからせんがな!」
「ほぉほぉ、来客で喜ばれない所はありませんねぇ」
( 勿論自分も喜んでると言わんばかりに
軽い拍手と興味の視線を送って )
「 見た目。なら……じゃあ、他にも色々? 」
「うむ!ィアにもなれるしシンシンにもなれるぞい!」
(笑いながらクルクルと姿を変える)
「 …… 」
( 虎くんの姿になった、途端に首もとへひしと抱きつき )
「 ……質感、とかは… 」
「……はて、そっくりそのまま、たとはおもうぞ?」
(雰囲気の変わった彼女に特に同様もせず首を傾けながら答える)
「 .....ん〜〜!!!たっだいまなんですよ!!!....アレ?なんか人増えてません? 」
( 何でも屋へと扉勢いよく開けて帰還ッ!! ...何やら見慣れない顔に戸惑い覚えて小首傾げつつゆっくりと近寄っていき )
「 ....んっへへ、可愛いねぇ、君名前は? 」
「顔が仮面で見えぬ、興味点0」
(今までのテンションはどこへ行ったのかスンッとした真顔で告げる)
「まぁそれはそうと!わしの名はレメゲトン!ゲーティアとも呼ぶが、どちらでもよいぞ!」
(が、直ぐに切りかえていつも通りのテンションへ)
「 おいそれは酷くないか君ィッ!? 」
( むむむと唸り声を上げながら仮面を外して素顔を見せる ....あまり見せたくは無いのか頬を膨らませて )
「 ...レメトゲン!良い名前してるねぇ!? ....うんうん、テンションもまぁ好み! 」
( 手をワシャワシャさせながら更に近付き )
「ふむ、なかなかであるな……」
(仮面を外した途端に興味MAXになって瞬間移動かと思わせるほどに俊敏に近寄る)
「わしの好みではないが良い顔じゃのう!よいぞよいぞ!」
(そして彼女の手が届く前にふわりと浮き上がり、彼女の頭を撫でにかかる)