とある街、とある路地、そんな場所にひとつ、紙が貼ってある
そこに書かれているのは、願いを叶える何でも屋の話
何でも屋『雅』
【初めまして
この貼り紙を見つけられたということは、貴方様にはなにか望むものがありますのでしょう
もしも当たっておりましたら、どうぞ『雅』に足をお運びください
不死の霊薬でも、若返りの秘薬でも、どんなものでも取り揃えております
用心棒でも、復讐代行でも、どんなものでもお受け致します
この貼り紙を見たあなたに、どうか幸せがありますように】
そしてこの貼り紙を読み終えたあなたの前には、何でも屋へ繋がる道が見えることでしょう
常連客の皆様は『ご縁』をもって足をお運びくださいませ
α「!!!」
(目を煌めかせブラックカードへ目を!よだれがみえるきがする)
叢雲「…おい、アルファ」
α「…金持ち」
叢雲「うわ」
(なんとなく、ジャラジャラと付けている宝石類を見てはいたが、さらにブラックカードで金持ち確定!と言わんばかり)
雅「はぁい!おあずかりしますぅ」
(店主、気にせず会計)
(いくさばからにげてきたぜ、アルファくんでも描きつつ観戦)
703:◆y.:2020/12/12(土) 23:36(すみません、こちらのスレにいい夢書かせてもらいますね。まず憂花の設定もうすぐ投げれるから明日か明後日か来年くらいに設定置き場に投げつけさせてもらうわ。神様ズの絵見た。最&高。アルファ君楽しみ。いい夢見ろよ(ワースト二位))
704:◆RI:2020/12/12(土) 23:39(どんどん伸びてくなぁ期間が、まぁまってます!あとあざっす!!頑張るぜ!)
705:◆RI:2020/12/13(日) 01:26(アルファくん完成つ『https://i.imgur.com/Z3quZfR.jpg』)
706:ルチア◆XA:2020/12/15(火) 18:56 「……何アイツ」
(向けられる熱視線に気付くと小声で呟き、放っておいて問題は無いとしたのかそのまま熱視線を浴びつつ機器に暗証番号を入力(もしくは紙にサイン))
雅「ありがとうございましたぁ」
(拝金主義者の視線などきづかず、盲目の店主は客の会計を終わらせる)
α「…金持ち、かねもちかぁ、そっかぁ…」
(ブラックカードから一切目をそらさないままボソボソと呟いている)
叢雲「…はぁ…アルファ、殺そうとするんじゃねえぞ、これでも持ってろ」
α「…!」
(そういって投げたのはブラックカード、叢雲名義のものである)
α「!!!!!!!」
(すかさずキャッチ!キラキラとした目でそれを眺めている)
叢雲「あー…星星」
『ぐるっ』
(名を呼ぶと、店の奥から店主の相棒が出てくる)
叢雲「星星、この阿呆奥にひっこめといてくれます?すまん」
『がう』
(頼まれると、プレゼントを買ってもらった子供のように目を煌めかせているアルファの服を噛んで引きずりつつ座敷の奥へ消えていった)
「――!」
(店の奥から出てきた白い巨体に驚きつつ目を輝かせて、その毛並みを眺め、撫でてみたいと思うも顔には出さず)
「……ねぇ、あんな奴にカード渡してよかったの?」
(虎に引き摺られていくアルファを横目に見つつ、叢雲に訊ね)
叢雲「あ〜?…別に構わしねぇですよ、それに星星が見てる」
(あの子が見てる限り、変なことは出来ない、と足を組んで膝に肘を置き、頬杖を着いて言葉を返す)
「あの馬鹿は金目のもんに目がねぇからな、奪われねぇように気をつけるこった」
「奪われたら、奪い返してついでに彼の全財産を恵まれない子供達に寄付するわ」
(冗談なのか本気なのか真意を測りかねる口ぶりで言って、微笑を浮かべ「彼、どんな顔で啼くのかしらね」と小さく呟き)
「はは、そりゃあいい、…けどまぁあいつ自体が恵まれねぇ子供だったやつだから、その案はダメだな」
(あいつはそこに漬け込むよ、とケラケラと笑う)
「あんまし他人をいじめることばっか考えてると、隙をつかれますよ、ドS殿」
>>712
「彼がいじめたくなる性格をしているのが悪いわ、アタシだって誰彼なしにいじめる事を考えてる訳じゃないのよ」
(にこやかな表情のまま叢雲に対し反論するように言い)
「あら、もうこんな時間? 悪いけどアタシ行くところがあるの、それじゃあ皆さんご機嫌よう」
(ふと視界に腕時計が入る、時刻を見れば慌てたように会話を中断し、ドアへと歩を進め)
「……………なんだ、あいつ」
(風のように去っていった彼女を見、一言)
雅「ありがとうございましたぁ〜」
(店主はのんびりと挨拶を返した)