昭和の若者たちはね、海と車とバイクが大好きだったんだよ。
と言うより“死にたいヒト専用入り口ゲート”の行列の最後尾に並ぶ
不吉なオーラ出まくりの背中‥みたいな存在。
気分本位の「若年性死にたがりチャン達」を娑婆に追い返すには
逆にこんなキャラも良かろうかと‥?
でもね、森田童子の歌の歌詞って、逆説的に“生(日常)”への執着がハンパ無いからね。
例えて言うならば‥
生きる事に絶望した者が死にたいと願って出かけて行った自殺の名所の断崖絶壁に
すでに先客がたたずんでいた‥的な「マイナス×マイナス=プラス」っぽい抑止力。