東方projectのなりです。
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カラス霊
「カカカッ、無駄だ無駄だ、今のお前は見た目通りの人間ぐらいの力しか出せない、どれだけ足掻いても脱出する事は不可能だ!」
呪紋の効果を目の前で確認した事で少し油断したのか、カラス霊は少しフランのいる格子に近付いて
この……!
(檻に近づくカラス霊に手を伸ばしては掴もうとして)
カラス霊
「……グエッ!?」
フランが伸ばした手がカラス霊を捕まえると、潰れた蛙のような声を出して
尤魔は例え釣られたとしても絶対に負けない…お前なんか壊れちゃえ…!
(掴んだカラス霊を今ある力で握り潰そうとして)
【すみません、機種によって名前の後のパスワードが変わるみたいです汗どちらも私本人で間違いありません汗(確認次第このコメントは削除しますm(_ _)m)】
55:閉塞◆3.:2022/11/12(土) 16:27
カラス霊
「ぐ……げ……!!」
フランの腕力が人間ぐらいにまで弱体化されていても、元は吸血鬼だった事もあり、油断して近付いたカラス霊であれば握りつぶせるだけの力があって、そのまま握り潰される
カラス霊の居た場所の近くには小さな木のテーブルがあって、その上にこの牢屋の鍵と思われる鍵束が置いてある
【はい、了解です〜】
57:破壊の波動◆R.:2022/11/12(土) 16:36
…!あれは…
(カラス霊を握り潰しては目の端に映りこんだ机とその上にある鍵束を見つけては再び手を伸ばして鍵を取ろうとして)
フランが手を手を伸ばすものの、軽く2mは離れた場所にある机の上であるため、届かない…
あまり時間をかけてしまっていては、他の闇組織の構成員達がやってくるかもしれないものの、現状では『光弾を数発』撃つぐらいの力しか無くて
むぅ……人間って不便……!
(どれだけ手を伸ばしても届かない鍵に呆れては、何度も檻を殴り始め、それでも壊す事も出来ずに右手の拳は血に染まるばかりで、再生もロクにしないで)
《タッタッタッタッ…》
鍵束まで距離があり、鉄格子を何度も殴り続けて悪戦苦闘する中、闇組織の増援でも来たのか、扉の向こう、少し遠くの方から足音が聞こえて来て
この……!壊れてよ…!!
(何者かの足音に構うことなく何度も殴り続けては、右拳は血で真っ赤に染まり、1部の関節が折れ、骨が剥き出しになってしまって)
《バキッ》
イリア
「主人格!大丈夫!?」
扉が蹴破られると、その向こうから右腕を失い、代わりに左手にレーヴァテインを持ち、ボロボロになったイリアが現れて
……イリア…!
(自分を呼ぶイリアの声を聞いてはそちらを向くも、既に右手は血塗れで、悲惨な状態になりながらも力無く座り込んでいたフランが見上げて)
イリア
「無事……って訳ではなさそうね……」
黒い鉄格子の向こうでは自分と同じく右手を負傷した主人格が目に入ると、先ずは周囲を見渡しながらもフランの傍へ歩き寄って
それは貴女もだよ、待ってて、今回復魔法を……
(そう呟きながらも左手をイリアの失われた右腕に翳すも、魔法が使えるわけもなく)
イリア
「あれ?力が使えないの?」
フランが回復魔法を使えていない事から閉じ込められている牢屋の岩壁に刻まれた呪紋に気付いて
そうだった…今の私は人間同然らしくてね……再生も能力も魔法も全て使えないんだ……
(イリアの右腕に翳した手を離しては、骨が剥き出しになっている右手の回復が見込めないところから再生が止まってしまっている事の証明になり)
イリア
「しょうがないなぁ……わかった、少し離れてて?」
そう言うと左手に持ったレーヴァテインに赤黒い炎を纏わせて
…?一体何を……
(吸血鬼の特権を失った今、何かをしようとするイリアの行動に首を傾げつつ)
イリア
「……はあッ!!」
【禁忌「ケルベロスクリッパー」】
両手でレーヴァテインを持つと、巨大な炎剣に変えてフランを拘束する岩牢に向けて振るうが、岩壁に刻まれた呪紋が不気味な赤い光を放つと、魔力そのものが打ち消され、辛うじて残った炎と斬撃も、高い硬度を誇る黒い鉄格子によって防がれて
……!!無茶だよ、私はいいからイリアだけでも逃げて…ここに居たら増援が来てしまう…
(必死に己を助けようと力を使うイリアの姿を見上げ、この場は危険だと伝え、早く逃げた方がいいと提案をして)
イリア
「言ったでしょ……!
私はアンタ、アンタは私だって……!」
それから数回直接攻撃を仕掛けるものの、やはり破壊することが出来ず、この状況を打開するための方法を探すべく周囲を見渡して
……この…!!
(イリアの言葉が体を動かす燃料となり、同じように辺りを覆う呪紋が刻まれた壁を負傷している右手で再び殴り続け)
イリア
「………あった!」
必死で辺りを見渡していると、フランも見つけた、机の上に置かれた鍵束を掴むと、ガチャガチャと手当たり次第に鍵穴に鍵を刺して開けようとして
…うぅ……
(イリアが鍵を見つけ手当たり次第に試している姿を見ては、殴りを止めるも再生能力を失っている事によって負傷が治まることはなく、遂に限界がきたのか、右拳はもはや原型をとどめておらず、またいつもとは違う感覚の痛みに言葉すらも失いつつあって)
イリア
「とりあえずアンタはそこで休んでて!」
右腕が無い状態では上手く鍵を持ちかえることが出来ずに少し苦戦しながらも、岩壁に刻まれた呪紋を殴り付けていた主人格に無茶をせずに体を休めておいて欲しいと言って
…………。
(イリアの言葉に応じるべく、その場に座り込んでは出血の止まらない右手を押さえながらも、大人しくして)
イリア
「くっ……開いて……開いてよ……!!」
なんとか色々な鍵を試していくものの、イリアが蹴破った扉の向こうにある通路奥から多数の足音と怒号が聞こえて
………イリア…私の事はいいから…貴女だけでも……そうじゃなきゃ私たちはどちらも生きてはいられない…お願いだよ…貴女は私じゃなくて尤魔を…探して逃げて……
(鍵が開かない事による苛立ちを見せたイリアを見ては、そっと口を開き、この場を去ってほしいと伝えて)
イリア
「何を言ってるのよ!?
私と戦っていた時のアンタはそんなに簡単に諦めるようなやつじゃなかったでしょ!?」
イリア
「……ごめん、ちょっと私が時間を稼いでおくから、この鍵を試しておいてくれない?」
自分を見捨てて逃げて欲しいと言う主人格の言葉を聞いて、怒りを露にするものの、後ろから迫る足音と怒号から、闇組織の増援がもうじき来ると言うことを悟ると、主人格に鍵を試す事をやっておいて欲しいと言って
……嫌だ。イリアがこの場を離れないなら私はもう……
(イリアの力を信じていないわけではない。それに救いの手を下ろそうとしているわけでもない。ただ、既にいくつもの鍵を試して開かないところから、正解があるとも思えずに、痛みによるものから気力が出ないと)
イリア
「あーっ、もう!変なとこで頑固なんだから……!
それなら、私が駆け付けた意味を無くすつもりなの?アンタを助けて逃がす、そのために私は片腕を失ってでも来たの、それが出来ないのなら私が此処に来た意味が無くなっちゃう。」
取り敢えず鉄格子の間の隙間から鍵束を持った左手を突き出して渡そうとして
……自分の身を優先してよ…?貴女の求めた自由の為にも…
(左手を伸ばして鍵を受け取っては立ち上がり、内側から鍵穴に次々と差し込んでいくも、自身も同じように、既に右手は原形をとどめていない為、一つ一つの動きが鈍っており)
イリア
「……わかった、それなら私の好きなようにするよ。」
フランが鍵束を受け取ると、地面に突き刺していたレーヴァテインを再び抜き取って闇組織の増援がやって来る通路の奥に向かって行く
………イリア…
(イリアの背中を見送っては鍵を一つ一つ試し始めて)
《ドゴオォォォォォォォッ》
イリアが向かっていくと、通路の奥から凄まじい轟音が鳴り響き、その爆音と合わせるように闇組織のアジト全体が微かにだが震え、通路の先で凄まじい戦闘が繰り広げられている事がわかるようになって
……! 早く…早くイリアを…助けに行かなきゃ…
(そうは言うものの、いまだに当たりは見つからず、出血による目眩を起こし始めては何度か意識が危うくなって)
闇組織の動物霊達
「おい!そこで何をしている!!」
意識が朦朧とする中で鍵を試しているフランの元へ、別の場所から回り込んで来た闇組織に所属しているハイエナ霊やイタチ霊が現れ、フランが居る牢に向かって走って来る
不味い……早く…しないと……
(声が聞こえては焦りを覚えるも、意識が危うい中、もはや正確な動きが難しくなっていて)
《カチャッ…》
ハイエナ霊とハゲワシ霊との距離が残り数mにまで迫ったところで、朦朧とする意識の中、鍵の一つが鍵穴に刺さり、解錠が可能になって
……!やっと……
(やっと鍵穴に刺さった音が聞こえては手を捻り鍵を開け、壁を上手く使って立ち上がるも、寄りかかって上手く歩けず)
ハイエナ霊
「コイツ、鍵を持っているぞ!」
ハゲワシ霊
「奪い返せ!!」
鍵を開けて岩牢から脱出可能になったフランに対して、ハイエナ霊は、その骨をも砕く強靭な牙と顎を、ハゲワシ霊はナイフのように鋭く肉を引き裂く鉤爪をそれぞれ武器としてフランを仕留めて鍵束を奪還しようと襲い掛かって
うぅ……ここまで来て…負けるわけには…
(ぼやけた視界の中、二匹の霊による攻撃を避ける術もなく、ただ原型のない右手と鍵束を持つ左手をクロスさせ身を守ることしかできずに)
《ザシュッ》
未だに通路の奥では凄まじい戦闘音が響いており、イリアが助けに戻って来るのを期待するのは難しい中、ハイエナ霊の牙とハゲワシ霊の爪によってただでさえ出血で意識が朦朧としていたフランへ更なる追い討ちをかけて行って
うぅ……!こ……の…!
(二匹の攻撃を腕で受け止めては出血し、残っている左手でハイエナ霊を殴ろうとするも、力は弱々しく、また動きも遅く)
ハイエナ霊
「ぐェ……!」
ハイエナ霊に向けて放たれた拳が直撃したことでハイエナ霊への反撃が成功するものの、フランの腕に突き刺さった鉤爪がジワジワとその腕の骨肉を切り裂こうとして
うぁぁ……!!
(今までに感じたことの無い痛みに声を上げるも、その痛みも大きさに応じるように原型を留めていない右手でハゲワシ霊を地に叩きつけようとして)
ハイエナ霊
「この……!抵抗するな!!」
ハゲワシ霊が床に叩き付けられると、ハイエナ霊が今度はフランのまだ自由に動かせている左腕に噛みつこうと飛びかかって
……っ!!
(左腕に噛み付かれては深く肉は抉れて血液を垂れ流すも、感覚が麻痺しているのか、そのまま強く壁に自分の腕ごと叩きつけようとして)
ハイエナ霊
「ぐぐッ……!?」
そのまま壁に叩き付けられると、丁度呪紋の効力のある範囲内だったようで、先程床に叩き付けられたハゲワシ霊同様に、二匹の力が失われ始めた事で二匹とも立ち上がることも出来なくなる
フランであれば、かなり高位の吸血鬼だったため、まだ人間ぐらいの力を出すことが出来るものの、並みの動物霊達ではそれよりも遥かに弱体化して
…壊れちゃえ……!!
(そのまま足で二匹の霊達を踏み潰そうとして)
《グシャッ》
二匹の動物霊達が踏み潰された事で、物理干渉するために実体化していた二匹の実体化が強制的に解除され、元の霊体に戻され、そのまま消えていく。
既に死亡している者達であるため完全には滅びることはないものの、これで百年は復活することは出来ないだろう
はぁ……はぁ……早…く……行かなきゃ……
(ハゲワシ霊によって引っ掻かれ、ハイエナ霊によって噛み付かれた腕からは血液を流しつつ、壁にへばりつきながらもイリアがいるであろう廊下の奥深くへと血の道を作りながら歩き始めて)
???
「何処へ行くのどすか?」
岩牢からの脱出と襲撃者の撃退に成功し、イリアのいる通路の奥に向かって瀕死のフランが応援に向かおうとする中、フランの後ろから声が聞こえて来て
……誰…?
(背後を向く前に足を止め、目的を聞こえとする背後の相手に名を問いかけて)
???
「すごいなぁ……そないなボロボロの状態でまだ戦おうとするだなんて……」
冥蘿
「うちは冥蘿(めいら)、闇組織に出来た空席を埋める新しい幹部の一人どす。」
瀕死になりながらもまだイリアの方へ向かおうとしているフランに驚きつつも、ペコリと丁重にお辞儀をして、自分が闇組織の新しい幹部の一人であると言うことを教えて
冥蘿の容姿
https://i.imgur.com/KX2TYip.png
……闇組織の…幹部……
(そのワードを聞いては、思わず背筋が凍り、明らかに味方とは思えずに息を呑んで)
冥蘿
「あんたの心意気は凄いと思うけど……ここが限界なんではおまへん?」
手にした赤い扇子を広げて口許に隠して不敵に微笑む。
彼女からは先に戦ったカラス霊やハイエナ霊とは比にならない、感じられる魔力だけなら万全のフランにも匹敵しうる力を感じる
……それでも…私は……
(背後から感じる先ほどよりも強い魔力、相手に無理に立ち向かおうとはせずに、そのままイリアの元へと向かおうと再び足を進めて)
冥蘿
「そう無理せいで?大人しく諦めて牢に戻るんなら手荒な真似はせんよ?」
禍々しい魔力とは裏腹に、落ち着いた口調で静かに、イリアを見捨てて牢に戻るのなら手荒な事はしないと言う
…誰がそんなことを……私を…勝手に捕まえたくせに……!!
(出来る限りの速さで歩き、冥蘿の言葉に苛立ちを見せ、意地でもイリアの元へと向かおうとして)
冥蘿
「無理なもんは無理、必死に足掻いたところで結果は同じやよ?」
ゆっくりと左手の指先をフランに向けると、足を止めないフランの両足を撃ち抜こうと赤いクナイ弾を放とうとして
………っあ…!!?
(そのままクナイ弾に足を射抜かれては体勢を崩しかけるもなんとか踏ん張っては足を進め)
冥蘿
「ふぅん?あんたみたいなんは嫌いではおまへんが……黒縄はんからの命令もあるし、無理矢理にでも連れ戻させてもらうで?」
そう言うと、今度は扇子を振るって燃え盛る炎のような熱を纏った帯を紐を伸ばしてフランを拘束すると同時に自分の方へ引き寄せようとして
……っ!!?
(簡単に拘束されてはされるがままに冥蘿の元へと引っ張られてしまい、その衝撃によって一時的に呼吸困難に陥って)
冥蘿
「ほぅら、結果は同じやろ?」
ギリギリとフランの四肢を締め付けつつ、焼き印を押されているような激しい熱と痛みをフランに与え、呼吸困難と合わさって三重の苦しみを与えようと
…〜〜゛゛!!!
(既に肉や神経が見えている右手や左腕が縛られそれに加えて熱を感じては声にならないほどの痛みを感じ、一気に意識が飛びそうになって)
冥蘿
「ゆっくりお休み?次に目が覚めた頃には全てが終わっとるやろうから……」
動きを封じられ、力を封じられ、一方的に三重の苦痛を与えられているフランに向けて、次に目を覚ました時には全てが終わっていると、優しげな声とは裏腹に残酷な言葉を囁く
もし、ここで再びフランが捕らえられてしまえば、捕らえられたフランを人質とする事でイリアも尤魔も二人とも抹殺されてしまうだろう……
…………だ…!
(意識を失ったこと思わせては、ゆっくりと呼吸を取り戻すも、上手く言葉も紡げず、縛られて焼き付けられる痛みに苦しめられながら必死に抗い始めて)
冥蘿
「熱い?痛い?苦しい?
あんたの断末魔を聞こうかな?」
首元を締め付けていた紐だけ緩めて言葉を話せるようにする事でフランの断末魔の悲鳴を聞こうとして
負ける……もんか……貴女なんか……怖くない……!!
(首元だけ紐が緩まっては体が引きちぎられそうな激痛を感じようとも御構い無しに冥蘿に噛みつこうと体を相手に近づけようとして)
冥蘿
「……うちが怖くない?もう既に負けとるのに?」
フランの言葉を聞いて少し苛立ちを覚え、緩めていた首の紐と、フランの体を拘束している全ての紐の締め付ける力を引き上げ、熱と痛み、そして窒息の三重苦を与えることでそのまま一気に追い込もうとして
がっ……!!?
(紐が再び強められては冥蘿に噛み付く事はできずに、先ほどよりも激痛を感じては、牙を剥き出しにして)
冥蘿
「さあ、そろそろ戻りましょうか?」
そう言うと、苦痛に悶えるフランを引き摺るように岩牢の方へ向かって歩き始める…
その一歩一歩が、破滅と絶望の未来へと進んでいるかのようで
(能力が一度でも…使えれば……!)
〔引き摺られながらも冥蘿の方を向き、左手で冥蘿の紐を持つ腕の核を探っては思いっきり握りつぶして能力によって腕を破壊しようとして。しかし能力が使えたとしてもその代償として核を探る片目どちらかと、先ほどから炎による炎症ダメージを受けている右手は使い物にならなくなるだろう
《バンッ》
冥蘿
「…………ッッッ!!!」
フランが残された力を振り絞って破壊の能力を発動させると、冥蘿の扇子を持っていた右腕が破裂し、それと共に扇子から伸びていた熱帯が消え、フランの拘束が解かれる
……っ!!やった……!
(紐から放たれた事を喜ぶ束の間、右目が大きく吹き飛んではどろどろと出血し、右手は焼き落ちては炭となるも、左手を器用に使って宙に浮き、そのまままだ動かせる翼を使って一気に冥蘿から距離をとってイリアの方へと向かおうとして)
冥蘿
「……ッ…ッ……!!
うちの……腕が………よくも……よくもやってくれたなぁぁぁぁ!!」
右腕わ失うと、痛みよりも先に喪失感と、身を焼くような激しい憎悪が滾り、満身創痍になりながらもイリアの方に向かおうとしているフランに向け
右腕の断面から多数の熱帯を伸ばし、まるで帯自体に強い敵意と殺意があるかのようにフランを再び拘束しようと迫って
……しつこい…よ!
(翼で逃げながらも追ってくる帯に向けて弾幕を一定数撃ち抵抗するも時々血反吐を吐いては体の限界が迎えているようで)
冥蘿
「特別にうちの能力を見せたるわ……!!」
【「衰弱と衰退を操る程度の能力」】
冥蘿はフランの放つ弾幕を熱帯を束にすることで防御しつつ、全身から触れたモノの力を弱体化させる薄赤色の波動を放っていてフランから飛行能力も奪い去ろうとする
フランを閉じ込めていた岩牢に刻まれていた呪紋と、冥蘿が放つ波動は同じ力を感じることから、このままイリアの方に行ってしまえば、イリアもまた無力化されてしまうかもしれない……
(やっぱり今の私じゃ彼女には勝てない……だからせめて……!)
〔再び核を探っては左手を思いっきり握り潰して。しかし今度は冥蘿の帯や冥蘿本体ではなく、その先…基、壁に刻まれた呪紋全てを破壊して本来の力を取り戻そうと試みて。どうやら吸血鬼の力を取り戻そうとしているようで、その中の再生能力を頼るつもりだが、どちらにせよ、先ほどよりも対象が大きくなった為、左目だけでなく、左腕、更には先ほどまで使っていた翼さえも代償として使い物にならなくなり、再生で完治出来るかも分からない
冥蘿
「自滅するだなんて血迷ったのかしら?」
呪紋が刻まれた岩壁の一角が崩れ、部分的に封じられていた力がフランに戻るものの、その代償で翼も腕もボロボロになったのを見て、嘲笑う
しかも、先に放った弱体化の波動によってフランに戻ろうとしていた力を打ち消してしまうかもしれない
どうだろう……ね!!
(能力の代償として左目、腕は消し飛び、翼は折れてしまうも、部分的に戻った力を惜しみなく使っては、自分を中心に大きな波動を放ち、相手の波動を覆そうとして)
冥蘿
「……………!!」
冥蘿の放った弱化の波動とフランの放った波動が激突すると、大爆発したかのような爆音と衝撃が発生して
………っ!
(大きな爆発音が聞こえては、顔を両腕で覆い風圧を防いで)
《バッ》
波動の激突によって冥蘿が放った波動が相殺され、爆煙によって視界が遮られるが、冥蘿はフランの居た場所やその近くへ向けて熱帯を伸ばして捕縛しようとして
……!!?
(隙間時間を利用し微量だが使えるようになった回復魔法を右目にかけ再生と共に回復を試みた最中、ほぼ全方位が死角となってしまっている為、最も簡単に帯に囚われてしまうも、続け様に右目の回復を試みて)
冥蘿
「多少力を取り戻したところで何も変われへん……
結局はこうなるだけや……!!」
熱帯によって回復途中のフランを捕らえると、そのまま爆煙を突っ切って現れた冥蘿が左手に自身の魔力で作った刃を振るって切り裂こうとして
………!!
(帯に囚われ身動きのできないフランは冥蘿の魔力による刃に斬り付けられるも、その際に肉を切り裂く感触は感じられないだろう)
冥蘿
「…………?」
熱帯で拘束したと思った上で、その拘束している感覚を頼りに自身の体を引き寄せ、魔力刃で切りかかったため、届いていない筈がないにも関わらず、手応えを感じなかった事に違和感を感じて
駄目だよ、ちゃんと捕まえないと……ね!
(冥蘿が切り裂いたフランは即興で作り上げた分身のようで、すぐに切り刻まれては消滅するも、違和感を感じている相手の背後から、右腕の血液を使い右腕ごとレーヴァテインのようなものに仕立て上げては逆に冥蘿を突き刺そうと勢いよく飛び出して)
冥蘿
「なッ……!!?そないな馬鹿な………」
あの視界が奪われる状態を利用していたのは自分だけでなく、フランも即席の分身を作って撹乱していた事を認められず、そのままレーヴァテインが冥蘿の体に突き刺さり、貫く
冥蘿は分身でも何でもない本体であり、この読み合いはフランの完勝となる
まだまだ……!!
(冥蘿を貫くことが出来てはそのまま血液で作り出されたレーヴァテインを突き刺したまま、冥蘿に触れることで視界不良でも核を探り、トドメを刺そうとして)
冥蘿
「く……ぅ……う………!!
うちが……やられても…………まだ終いではおまへん……!
黒縄はんがいる限り……闇組織は………」
フランの核を探る手が冥蘿の核を見つけ出すまでの間、残った左手に持った魔力刃でフランの体を貫こうとするものの、体を貫かれたダメージは想像以上に大きく、捨て台詞を口にすることしか出来ず
他は…どうだって…いいよ…今は貴女だけを……!!
(そのまま冥蘿の形を保つ核を探り当てては能力を駆使して『破壊』しようと思いっきり握り潰そうとして)
冥蘿
「ぐっ……あ………ッ!!」
《ドゴオォォォォォォォッ》
フランによって存在の中核になっていた核を握り潰されると、行き場を失った膨大な魔力が爆発に変わって冥蘿の体が跡形もなく消し飛び、破壊される
やっと……イリアの元に…行ける……
(能力の代償がいまだに大きく、なんとか再生と回復魔法によって耐えるも、再び治りかけていた右目に激痛を感じさせながらも、再び壁に寄りかかりながらもイリアを探すべく廊下を歩いて)
《ヒュオォォォォォォ…》
フランが冥蘿との死闘が終わると、術者であった冥蘿が敗れた事でフランの力を封じていた呪紋が消え、封じられていた力が帰ってくるものの、いつの間にかイリアが暴れている証拠である轟音も地響きも止んでいて
……!力が…戻ってる…?
(普段と変わらない魔力や再生能力、そして能力が使えることが分かっては、まだ左腕、左目は回復していないものの、急いでイリアが向かったであろう場所へと走って)