__人には誰にでも、心の奥に輝く宝石を持っている。
※若干グロ注意です。
こんな三年前のどういうお話にしようとしてたかも覚えてないような継ぎ接ぎの小説を読んでくれてありがとうございます(๑╹ω╹๑)
56:千百宇 なんだか続きが書きたくなったので書きます。:2019/05/06(月) 11:53
いつからか、私の中の設定はおかしくなっていった。
博士は、不要な人間を排除してほしいなんて望んでなかったんだって。本当は、みんなが幸せに生きていけるような世界をつくりたかったんだって。
それじゃあ、私はどうして使命を間違えてしまったんだろう?あの女の人と出会ってから?いや、もっと前だ。私は、ずっと博士は完璧な世界を望んでいると記録していた。でも、違ったらしい。
どういうことだろう。薄れていく意識の中で、私は暗闇を手探りした。
……あ。そういえば。
あの女の人が言ってたな。「私以外にも、私のようなロボットがいる」って。
そのロボット達は、どうなったんだろう。きっと、知らないうちに私が殺したんだろう。
そのロボット達は、自分の生みの親である博士の願いを叶えてあげられたのだろうか。果たせる前に、私に壊されたのだろうか。
分からない、わから――
意識が薄れる中、心臓が止まった。
アレ。コの感触ハ。
「……博士?」
私に埋め込まれた心臓は、博士の、モのダッた、
「ヤレヤレ。コイツハ失敗作ダッタナ。」
「エ……」
交差点の真ん中に横たわる私を見下ろすのは、死んだはずの人間達だった。
――いや、違う。
「マサカ、ナンデ」
ロボットか、お前らは。
「ドウシテ、生キテルノ」
「ソレハ自分自身ニ言ッテルノカ?」
ア。そうだ。心臓が止まったはずなのに、どうして生きてるの、私。
「オ前ハロボットダ。心臓ガナクトモ動クコトハデキルダロウ。ソウイウコトダ。オ前ハ死ネナイ。私達モダ。」
何を言ってるんだろう。心臓がなくなったなら、あとは電池が切れるのを待つだけだ。
「ハハハ。私ノ主ヲ殺シテオイテ、オ前ダケ天国デ主ト再会スルナンテサセナイカラナ。」
「私達ハ、博士ニ永遠ニ動ケルヨウニ設定サレテイルノダ」
「オ前ノ主ニソノ技術ハ備ワッテイナカッタヨウダガ」
「私達ニハ、ソノ技術モ備ワッテイル」
「ダカラ」
無数の手が、私に伸びる。
逃れたくても、自分で壊した体はもう動かなかった。
『私達ト一緒ニ、永遠ニ地獄デ生キテモラウ』
――……
再起動
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