いじめや鬱病をテーマにした小説を書こうと思います。
今回はただの好奇心で書く物ではありません。たくさんの人にいじめや鬱病の辛さを分かって貰いたいから書きます。
荒らしは断固お断りです。
いじめをしてる人、いじめに加担している人、いじめを見てみぬふりをしてる人、いじめられている人に読んで貰いたいです。
もう100か〜**
102:苺ましまろ*◆LM せせせせ:2016/03/12(土) 22:24 ID:W6s 「仕方ない、先生が車を出すわ。職員室に行って鍵を持ってくるからちょっと待っててちょうだい」
担任は玄関に戻り、職員室に向かっていった。
数分後、担任が再び姿を現した。
「お待たせ。教頭にも伝えておいたから……行きましょう」
「……はい!」
道路に出るとベージュ色の小さな車が留まっている。毎日見かけているが、これは担任の物だったのか。
私と担任は車に乗り込み、シートベルトを締めた。
「ちゃんとシートベルトした?」
「はい、大丈夫です」
「そう………じゃあいくわよ」
担任はハンドルを握ってアクセルを踏んだ。
車がゆっくりと前進する。窓から見える景色が後ろに流されていく。
ああ、こんな風に時間も巻き戻せればいいのになぁ…。今更だけど。
一時間程たった頃だろうか、大きな建物の前でゆっくりと停車した。
「駐車場は……空いてないわね、」
担任は悔しそうに曇り空に浮かび上がる「満」の文字を見つめた。
「どうしますか?」
「空くまで待つしかないね……」
私たちの前に他の車は無かったが、駐車場の中は見渡す限り車で埋め尽くされていた。
「……雨降ってきたわね………」
窓ガラスに透明の線がいくつもいくつも現れる。次第に雨は強くなり、窓ガラスに当たるアマ音も激しさを増していく。
バチバチと鳴り響くその音は、何故か体が受け付けず、私の白い肌はぷつぷつと鳥肌になっていく。
時折視界がぴかりと光り、雷が落ちる音と振動が伝わってきた。
不気味なその光景に身震いする。
その時、駐車場から一台の車が出てきた。どうやら空いたようだ。
「さてと……」
担任は駐車券を取り、アクセルを踏むと駐車場に入っていく。
空いているスペースに車を停めると、シートベルトを外しドアを開けてくれた。
「雨が酷いわ……早く病院の中に入りましょう」
私も外に出る。激しい雨のせいで二センチ程雨水が溜まっている。雨が頭を打ち付けて、まだ完全に治っていない傷が痛む。
でも、心に負った傷よりは幾分かマシに思える。
先生やさしい!!!
でも満車だったのか・・・
入院前にもこんなの書いてたんだ…*
久しぶりに続き書こうかと思います!*
でもプロットが残ってなかったので結末はどうなるか分かりません…*;
8,朽ち果てた心
「……えーと、受付受付…」
病院の中はとても薄暗くて不気味だった。やっぱりこの天候のせいだろうか。
「ここ、尾崎さんが入院してた病院よ。大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
心の傷が痛んだのか、と心配してくれたのかな。
担任は受付を見つけ、そこに駆けていく。
しばらくして担任は踵を返して戻ってきた。明らかに動揺した表情は、最悪の状態を表している。
ま、まさか………ゆきなちゃんは!?
担任は慌てふためく私を悟ったのか、溜め息を吐いて私の肩を叩いた。
「しゃきっとしなさい。森川さんは亡くなってはないわ。ただ、皮膚の再生には時間がかかるから、長らくは面会は出来ないと思うわ。
医師の許可が下りれば、文通くらいはしても良いんじゃないかしら?」
「そ、うですか……」
涙が溢れ出してきた。今更謝っても、ゆきなちゃんは戻って来ない。むしろ私から離れて行くだろう。学校に復帰しても、きっと皆と一緒にいじめてくるだろうなぁ。
でも良いよ、それが当然の報いなんだから。
それに、ゆきなちゃんを信じてない訳じゃないよ。ちゃんと信じてるけど、多分ダメだなってことで……。
全部私のせいだ。どうして、一番近くにいたゆきなちゃんを信じてあげられたなかったんだろう。
その時の相手の嘘も見破れない。
何て情けないの、バカ。
「何ぼさっとしてるの、早く行くわよ!」
「あ、すみません…」
ボーッとしてて気付かなかったが、いつの間にか担任は歩き出していた。それを慌てて追い掛ける。
__待ってて、ゆきなちゃん。
私と担任は、しばらく廊下のソファに腰を下ろしていた。医師からは何の連絡も無く、ただただ時間が過ぎていくだけ。
「……授業が」
担任は眉間に皺を寄せて呟いた。
「ごめんなさい、今日しなかった分は宿題として家でやりますから」
「……そう」
……沈黙。かと思いきや。
その時だった。
ガラガラガラ、と何かが崩れる音と、狂気に満ちた叫び声が聞こえた。
「っ!?」
担任は反射的に立ち上がり、ゆきなちゃんの病室に向かって走った。
「ちょっと、せんせ」
その時、慌てた様子の男の人が出てきて、小さな箱に入っていった。
次の瞬間、かなり大きな音で放送が流れる。
『コードグリーン!コードグリーン!
場所は_____』
「なっ__!」
ゆきなちゃんの病室だ__!
じゃあ、今の物音と奇声はゆきなちゃんの……!?
「どうされましたかっ!?」
次の瞬間、階段から、エレベーターから___看護師や医師達がゾロゾロと集まってきたのだ。
私はそれを呆然と見つめるしか出来なかった。
こんにちはーかき氷です!!
久しぶりの更新だねー!
ゆきなちゃんどうしたの…!?
>>108めっちゃ久しぶりだよね~*
どんな意思で書いてたのかは退行睡眠してからのお楽しみで…;*
とりあえずなんとなく書いてみようと思った!!*
ゆきなちゃんどうしたんだろうね……;;
「先生、ゆきなちゃんは……!?」
「……暴動ね」
「暴動……?」
「病院ではよくあることなのよ、患者が…帰りたいとか、生きたくないとかの理由で暴れること」
ゆきなちゃんが………?
うーん、ちゃんとあらすじのノートとっておけば良かった……どういう結末にしようとしてたのかよく分からない~…*
「ゆきなちゃんっ!」
「ちょ、尾崎!?」
私は先生が止める声もきかずに、ゆきなちゃんの病室に駆け込んだ。十何人かの医師や看護師が、ベッドの周りに集まっていた。
何やら深刻そうな顔で、一人の偉そうなおじさん医師がはなしていた
。
ベッドには、腕に点滴を刺したゆきなちゃんが横たわっていた。虚ろな目で宙を眺めている。体中にはむ数の穴。
「ゆきなちゃん………!」
私は冷たい床にぺたりと座り込んでしまった。