ここでは私が小説を書きます!超読みにくいです。ですが頑張って書きます!みなさんもアドバイスや感想をよろしくお願いします♪
140:このは◆cE:2017/07/28(金) 18:52 パイン「あれ〜?いないな〜!」
周りをキョロキョロと見渡すパイン。
パパイヤ「いたか?」
パインを鋭い目でじっと見つめて聞くパパイヤ。
パイン「NO!いなかったよ!」
パインは手のひらを前に出し、首を振る。
パパイヤ「そうか……どこに行ったんだよ、あいつ……」
悲しそうな表情になり、ウルウルと涙目になるパパイヤ。
パイン「youとパパランはどんな関係なの!?」
両手を顔の下に添え、目を丸めてどういう関係なのかを聞くパイン。
パパイヤ「おいらとパパランは一番の親友だったんだ。昔、おいらは恐竜たちにいじめられていた」
パパイヤは過去のことを思い出しながら空を見上げて話す。
恐竜たち「ガァァァァ!!!」
パパイヤがまだ6歳ぐらいの話だ。
フレッシュ島の森の中に恐竜たちがたくさんおり、なきわめている。その声は森の外まで響いていた。
何が起きているのかというと恐竜たちがパパイヤを襲っているのだ。
パパイヤ「助けてくれ〜〜!!」
パパイヤは泣きそうになるが涙をこらえる。
心の中で叫んでいた。「誰か助けてくれ」と。
その時……
???「ガァァァァ!!!」
遠くから大きな鳴き声が聞こえてくる。そう、この声はパパランだ。
パパランが歩いてくると他の恐竜たちは逃げて行った。
パパイヤ「ありがとな!」
涙を流しては、パパランに思いっきり抱きつくパパイヤ。
パパイヤ「今日からお前はおいらのペットでパパランだ!」
パパラン「ガァァァァ!!!」
抱きつきながら笑顔で名前を付けるパパイヤ。パパランも嬉しそうに喜んでいる。
パパイヤ「これがおいらとパパランの出会いだ。ここから、おいらとパパランは一緒に過ごしていたんだ」
パパイヤは悲しそうだか少し笑いながら話している。パパランが心配なのだろう。
パイン「パパイヤとパパランは仲良しだったんだね〜!」
ふむふむと頷き、ぴょんぴょんと元気よく笑顔で飛びはねるパイン。
パパイヤ「そうだ。パパランがいないとおいらは悲しくなる。だってパパランは一番のパートナーだからさ。あいつ、もうフレッシュ島に帰ったのかな……」
パパランと過ごした日々を思い出していると涙を一粒流すパパイヤ。パパイヤを置いてパパランはどこに行ったのだろうか。
パイン「だいじょうブイ!きっと見つかるよ〜〜!!」
笑顔で元気よく飛びはね続けるパイン。
パパイヤ「本当か!?じゃあ、どうすれば見つかるんだ?」
目に涙を浮かべながらパインを見つめるパパイヤ。
パイン「とにかくぴょ〜んぴょ〜んって飛び跳ねたらいいんだよ!イェ〜〜イ!!!」
飛び跳ねたまま、手を元気よく上げるパイン。適当そうだ。
パパイヤ「何、適当に変なこと言ってんだよ!おいらは真剣なんだぞ?」
ぷんぷんと怒るパパイヤ。パパランのことで頭がいっぱいである。
パイン「ワタシだって真剣だよ!絶対、見つけようね!!」
着地して明るい笑顔で手を差し伸べるパイン。
パパイヤ「あ、ああ!」
手を繋ごうと近づけ、パインの手を握るパパイヤ。
パイン「よ〜し!見つけるぞ〜〜!!」
パパイヤ「お〜っ!!」
2人はグーにした手を上に上げる。パパランを見つけることはできるのであろうか。
???「きゃああああ!!!」
2人がなしの森の中を探していると遠くから悲鳴が響く。
パイン「この声は…………グレープン!!」
パインの言う通り、この悲鳴はぶどうの声である。
ぶどうが何かに襲われているようだ。
「ガァァァァ!!!」
大きな鳴き声もする。この声は間違えなくパパランだ。
パパイヤ「パパランもいるみたいだな!」
パイン「とにかくレッツゴ〜〜!!」
2人は猛スピードでぶどうの所へ行く。
ここはぶどうの森だ。
2人はキョロキョロと見渡しながらぶどうとパパランを探す。
「ちょっとあなた何ですの?生意気ね!」
強がっているが少し体が震えているぶどう。本当は怖いのだろう。
「ガァァァァ!!!」
ゆっくりと足音を鳴らしながら近づくパパラン。
「グレープ〜〜ン!!!」
「パパラ〜ン!!」
パインとパパイヤの声が聞こえてくる。ぶどうとパパランを見つけて大声で呼びかけているのだ。
「パイン!」
「ガァ!」
ぶどうとパパランは走ってくるパインとパパイヤを見る。
パインはぶどうの前に、パパイヤはパパランの前に立った。
「パパラ〜ン!どこ行ってたんだよ〜!」
パパランの足に抱きついては、頬を付けてスリスリするパパイヤ。
「クゥ〜ン」
パパランも笑顔に変わる。パパイヤに会えて嬉しいみたいだ。
「本当に心配したんだからな!もう黙ってどっかに行くなよ!」
笑顔だが涙を流しながらスリスリし続けるパパイヤ。
「パパイヤ、よかったね!グレープンも無事でよかった〜!」
にこにこと優しく微笑むパイン。
「べ、別に嬉しくなくてよ?でも感謝してあげるわ。後、グレープンじゃないわよ!」
赤面しながら手のひらを口に付けてツンツンするぶどう。本当は嬉しいはずなのに相変わらず、素直じゃない。
「全く、グレープンは素直じゃないな〜!」
ぶどうのおでこを指でツンツンとつつくパイン。
「うるさい!わたくしはいつだって素直よ。そしてつつくんじゃないわよ!」
手でパインの指を払うぶどう。「素直よ!」と言い張っている。
「本当は仲良しなんだな!なっ、パパラン!」
ぶどうとパインを見ながらウィンクしてパパランに話しかけるパパイヤ。
「ガァ!」
パパランは笑顔で頷いていた。今日もパパイヤはパパランと一緒だ。
終わり
新キャラを紹介します
マスカット
「マスカットです。よろしくお願いします」
「キウイ様は私のものよ!誰にも渡さないわ!」
マスカットがモチーフのフレッシュワールドの住人。ぶどうのライバルでキウイに恋をしている。普段は大人しいがキウイとぶどうの前では強気な性格に変わる。
パインに「マシュカット」と呼ばれている。
一人称は「私」
二人称は「あなた」「あんた」「〜さん」「呼び捨て」「〜様」
魔法のかけ声は「まっすますのスペシャルマスカット」
りんご
「りんごだよ。今日も頑張る!」
「それって奇跡だよ!き・せ・き!」
りんごがモチーフのフレッシュワールドの住人。とても明るいお嬢様。「それって奇跡だよ!き・せ・き」が口癖。
アロエ
「僕はアロエ!何かあったら言ってね?」
「そんなわけないじゃん!」
アロエがモチーフのフレッシュワールドの住人。ザクロの幼馴染。
しっかり者で常識人。よくザクロとツッコむ。ドSな所がある。
一人称 僕
二人称 君、呼び捨て
ラズベリー
「あたしはラズベリー。チェリーには負けないでしゅ!」
「チェリーなんか簡単に倒してみせましゅ!」
ラズベリーがモチーフのフレッシュワールドの住人。アイドルでチェリーのライバル。
チェリーと同様、ぶりっ子でわがままな女の子。よくチェリーにライブ対決を申し込む。
語尾に「でしゅ」や「しゅ」と付けて話す。
一人称 あたし
二人称 あなた、あんた、呼び捨て
ライム
「ライムだべ!よろしくだべ!」
「君の頼みなら何でもするべ!」
ライムがモチーフのフレッシュワールドの住人の1人。お人好しでちょっぴり泣き虫な男の子。頼まれたらすぐに行動する。
語尾に「だべ」や「べ」と付けて話す。
一人称 僕
二人称 君、〜ちゃん、呼び捨て
「みんな、大丈夫!」
「楽しいのが1番!」
ゆず
明るくて元気なフレッシュワールドの住人の1人。いつもにこにこしていてみんなのお姉さんタイプ。
誰とでも仲良くなれる。たまにハチャメチャなことをしてしまうがそれは後先を考えてやっている。
17話「ワクワク!転入生がいっぱい!」
朝、青空が広がっていて太陽もにこにこと微笑んでいる。今日はすごく暑い。
「今日もいい日になりそう!」
いちごはモモの家から出て背伸びをして笑顔で空を見上げる。今日はどんな日になるのだろうか。
「いちご〜!行こ!」
「早く早くなのだ〜!」
モモとばななも家から出て猛スピードで元気よく走る。モモとばななはいつも元気だが今日はいつも以上に元気だ。
「待ってよ、モモ!ばなな!」
いちごも走って2人に近づき、明るい笑顔で抱きつく。3人共、とても楽しそうだ。
「そういえば今日は転入生が来るんでしょ?」
首をこてんと傾げて転入生が来るのかを聞くモモ。
「誰が来るのか楽しみなのだ〜!」
元気よく手を上げて笑顔で飛び跳ねるばなな。
「うん!今日は転入生がいっぱい来るんだ!」
そう、いちごの言う通り今日は転入生がいっぱい来る日だ。ばななもモモも転入生がいっぱい来ると聞いていつもよりテンションが高かったのだろう。
「一体、どんな子たちが来るのかな?」
「楽しみなのだ〜!」
2人はウキウキが止まらない。どんな子たちが来るのか楽しみで仕方がない。
「私も楽しみ!」
いちごもウキウキしている。3人は校門へ入って行く。
3人は校内に入る。いちごとばななは校長室、モモは教室へ向かう。
「おっはよ〜!」
元気よく挨拶をして教室へ入るモモ。
「モモ、おはよ〜」
なーしーはふんわりまくらを持って眠そうにモモの前に立ち、ゆっくりと挨拶をする。
「おはよう、なーしー!今日も眠そうだね」
眠そうななーしーを見つめてにこにこと笑顔で挨拶を返すモモ。
「ねむ〜い」
あくびをしようとするが口を押さえ、ゆっくりとあくびをして半目で答えるなーしー。
「でも今日も頑張ろうね!」
グーの手を上げてウィンクをして呼びかけるモモ。いつものようにやる気満々だ。
「うん」
なーしーはゆっくりと頷く。どうやら、なーしーもやる気満々のようだ。
そろそろ、ホームルームの時間だ。キウイとミカンが教室へ向かっている。
「あっ、そろそろホームルームの時間だね!」
キウイの形の時計を見てホームルームの時間だと気付くモモ。
「早く席につけ」
ザクロが呼びかけると1組の子たちも2組の子たちも一斉に席につく。
教室のドアを開けるとキウイは1組に、ミカンは2組に入って教卓についた。
どんな子たちが転入してくるのだろうか。まずは1組の様子を覗いてみよう。
(今日も天使たちが集まっているぞ!)
生徒たちを見ては、嬉しくなり幸せそうに心の中で「天使だ〜!」と呟くキウイ。
「キウイ先生、まだですか?」
みんなウキウキしていて転入生が待ちきれない。「まだですか?」とテンション高めに聞くモモ。
「楽しみで待ちきれないよ〜〜!!」
楽しみすぎてつい、ぴょんぴょんと飛び跳ねそうになるパイン。
「早くしやがれ!ですぅ」
楽しみすぎて口が悪くなるチェリー。その言い方は先生相手に失礼だ。
「ごめんよ〜。今日は転入生が来てるからね!」
キウイは手を頭に当てて謝るが心の中では「急がせる姿も可愛いな!天使だ〜!抱きつきたい!」と思っている。
「じゃあ、転入生を紹介するよ。入って来てくれ!」
楽しそうににこにこと微笑みながら呼びかけるキウイ。
教室に入って来たのは、2人の女の子だ。
「今日からみんなと勉強するラズベリーちゃんとゆずちゃんだ」
キウイは楽しそうに紹介をする。
「ゆずです。みんなと仲良くなりたいな!よろしくね」
にこにこと明るく微笑んで自己紹介をするゆず。とても優しそうな子だ。
「すっごく優しそ〜う!!」
ゆずと仲良くなりたいと思い、純粋な笑顔で見るパイン。
「ラズベリーでしゅ!可愛いアイドルを目指してましゅ。仲良くして欲しいでしゅ!」
手でハートを作って自己紹介をしては、みんなに向けて投げキッスを放つラズベリー。
「うわ〜、ぶりっ子可愛くないわ……」
肩をすくめながらラズベリーを見て、可愛いくないと小声でこっそりと呟くチェリー。お前に言われたくない。
「じゃあ、ラズベリーちゃんはチェリーちゃんの隣でゆずちゃんはパインちゃんの隣の席についてね」
笑顔で優しく席を選ぶキウイ。心の中では「天使が増えた〜!」と嬉しそうに呟いている。
「はい!」
ラズベリーとゆずは笑顔で返事をしてキウイの言われた通りにラズベリーはチェリーの隣に、ゆずはパインの隣の席につく。
(ちぇっ、なんでよりによってこんな可愛くないやつと……!)
心の中で「可愛くないやつ」と呟き、いやそうにラズベリーをチラチラと見るチェリー。それほどいやなのか。
(こいつ、プリティーアイドルのチェリーじゃない。まあ、あたしの方が可愛いし!)
ラズベリーはチェリーを知っているのか、「やっと見つけた」みたいな感じで後に自分の方が可愛いと心の中で呟く。
この2人は仲良くできるのだろうか。
「ゆずっていうんだ!ワタシはパイン、よっろしっくね〜〜!!イェ〜〜イ!!!」
元気よく自己紹介をしては、手を上げて笑顔でぴょんぴょんと飛び跳ねるパイン。
「パインね。これからよろしく」
ゆずはにこっと優しく微笑んで握手しようと手を近づける。
「うん!フレンズができて嬉しいよ〜〜!!」
ぴょんぴょんと元気よく飛び跳ねては、着地してゆずの手を掴んで仲良く握手をするパイン。
「うふふっ、元気ね」
フフッと柔らかな笑みを浮かべるゆず。ゆずも嬉しいようだ。
一方、2組では……
「転入生が来てるわよ。入ってらっしゃい」
手を前に出しては、指を動かして「おいで」の合図を出すミカン。ドアを開けると転入生たちが入って来た。
「マスカットとりんごとアロエとライムよ。仲良くしなさいね」
フフッと微笑みながら転入生たちの紹介をするミカン。
「マスカットです。よろしくお願いします」
礼儀正しくぺこりと頭を下げては、顔を上げて笑顔で挨拶をするマスカット。大人しい子だ。
「りんごです。みんなと出会えたことは奇跡だよ!よろしくね!」
手を頭に添えて明るく自己紹介をするりんご。とても明るい子だ。
「アロエだよ。よろしく」
腰に手を付けて自己紹介をするアロエ。常識人なようだ。
「ライムだべ!よろしくだべ!」
お腹に手を添えてお辞儀をするライム。お人好しな子だ。
「じゃあ、マスカットはぶどうの後ろでりんごはぶどうの左側の席でライムはれもんの隣でアロエはザクロの隣よ」
「分かりました」
ミカンに席を決めてもらっては、返事をして言われた通りに席につくマスカットたち。
「よろしくね、グレープン!」
ぶどうのことをグレープンと呼び、にこっと笑顔で挨拶をするりんご。
「グレープンじゃないわよ!わたくしはぶどうですわ!」
腰に両手を当ててプンプンしながら「グレープンじゃない」と答えるぶどう。
「グレープンって可愛い名前じゃん!あたしは好きだよ!」
笑顔でぶどうの頬をツンツンとつつくりんご。りんごはグレープンという名前が好きなようだ。
「どこが可愛い名前なのよ!」
指を左右に動かしてプンプンし続けるぶどう。
「大体、どこで聞いたのよ」
また腰に手を当てながらどこでグレープンという名を知ったのか聞くぶどう。
「パインから教えてもらったの!」
にこにこと微笑みながら元気に答えるりんご。パインから知ったらしい。
「またあいつね……」
パインを頭に浮かべて煙がプスプスと浮き上がるぶどう。
「まあまあ、いい子だよ。仲良しなんでしょ?」
手を頬に当てて微笑んでは、可愛くウィンクをするりんご。
「べ、別に仲良くなんかありませんわよ?まあ、悪くもありませんわ」
ツンツンと赤面しながら答えるぶどう。素直じゃない。
「パインの言った通りだ!グレープンって素直じゃないんだね!」
にこにこと楽しそうに「素直じゃない」と言うりんご。素直じゃないってこともパインから聞いたらしい。
「う、うるさい!わたくしはいつだって素直よ!」
赤面しながらそっぽを向くぶどう。いつものように「素直よ」と答える。
「あははっ、可愛いね。パインが好きになる気持ちも分かるよ」
嬉しそうに微笑んでぶどうを見るりんご。りんごとぶどうは仲良くできそうだ。
アロエとザクロも楽しそうに話している。
「久しぶりじゃん、ザクロ!」
爽やかな笑顔で手を上げて「久しぶり」と言葉を浮かべるアロエ。どうやら、初めて会ったわけではないらしい。
「アロエか。久しぶりだな」
笑顔で少し手を上げて返すザクロ。2人は目を合わせている。
「僕ら、幼馴染なんだよね」
ザクロに目線を合わせながら聞くアロエ。幼馴染とは本当のことなのだろうか。
「ああ」
うんと頷いて答えるザクロ。アロエの言う通り、ザクロとアロエは幼馴染で前からの付き合いだ。
「懐かしいな」
アロエの目を見ながら少し笑うザクロ。久しぶりに会うので一緒に遊んでいたことが頭に浮かんでいるのだ。
「うん。あの時は楽しかったよね」
ザクロに会えたので嬉しそうな笑みを浮かべて答えるアロエ。2人で遊んだ時の思い出がよみがえる。
「また遊べるね」
ザクロの顔を見つめて幸せそうにウィンクをするアロエ。
「そうだな」
にこっと微笑んで頷き、アロエの手をぎゅっと握るザクロ。会えたことが本当に嬉しいようだ。
「楽しそうなクラスだべ!」
純粋な笑顔で周りを見渡すライム。「にぎやかで楽しそうなクラスだべ」と思っている。
「確かに楽しそうですよね」
柔らかな笑みを浮かべながら周りを見渡すマスカット。見渡した後ににこっと微笑む。
「うん!こういうクラス大好きだべ!」
元気に両手を大きく広げて笑いながら「大好き」と呟くライム。
「にぎやかですからね」
ふわっとした笑みを浮かべて答えるマスカット。みんなはすっごく楽しそうだ。
これが新しい転入生たちである。これからどんなことが起きるのであろうか。
終わり
18話「キウイをめぐって!ぶどうVSマスカット!」
清々しい朝、青空が広がっていて太陽がにこりと笑っている。
今日は学校は休みだ。みんなは楽しく遊んでいる。
「今日もいい天気ですわね」
ぶどうはぶどうの森をいつものドレスを着て歩いている。立ち止まると笑顔で太陽を見上げて「いい天気」と呟く。
「キウイ先生、本当にステキ……!」
太陽を見ているとキウイに見えてくるぶどう。太陽を見れば見るほどキウイに見えて顔が真っ赤に染まり、下を向くぶどう。
「な、なんで太陽を見るだけで顔が真っ赤になるのよ!」
太陽を見るだけで顔が真っ赤になることが不思議に思うぶどう。目を瞑ってうーんと考える。
「あっ、ぶどうちゃん!」
ぶどうが下を向いていると歩いてきて笑顔で話しかけてるキウイ。
「キ、キウイ先生……!」
顔を上げてキウイを見るとますます顔が真っ赤に染まるぶどう。心がドキドキしている。
「こんにちは、ぶどうちゃん!何してるの?」
笑顔で挨拶をしては、首を傾げて何をしているのかを聞くキウイ。心の中では「今日も可愛い天使の登場だ〜!」と楽しそうに呟いている。
「ごきげんよう。な、何もしていませんわ」
キウイを見つめて赤面しながら挨拶をして答えるぶどう。ドキドキが止まらない。
「フフッ、可愛い」
ぶどうを見てフフッと微笑むキウイ。心の中では「可愛すぎだろ!抱きしめてチュした〜い!!」と愛の言葉を叫んでいる。