ここでは私が小説を書きます!超読みにくいです。ですが頑張って書きます!みなさんもアドバイスや感想をよろしくお願いします♪
2:もか。:2016/09/01(木) 22:24待ってるよ
3:このは◆cE:2016/09/01(木) 22:44 登場人物
宮花いちご(みやはな いちご)
主人公。人間界にいた普通の中学1年生。前向きで明るい。朝、起きたらいつの間にかフレッシュワールドに来ていた。ぴんくちゃんと名付けたぬいぐるみを持っている。人間界に帰れるようになるまでフレッシュワールドに住む
赤津はる(あかづはる)
いちごの幼馴染でクラスメート
フレッシュワールドの住人
魔法が使える。フルーツだらけの街
もも
桃がモチーフのフレッシュワールドの住人。明るくて少しドジ。いちごと最初に出会う。
なーしー
なしがモチーフのフレッシュワールドの住人。マイペースでいつも眠そうにしている。
ぶどう
ぶどうがモチーフのフレッシュワールド。お嬢様で高飛車。ツンデレ
パイン
元気にはじけたパインがモチーフのフレッシュワールドの住人。元気すぎてついていけない。よく英語を喋る
めろん
メロンがモチーフのフレッシュワールドの住人。優しくてかなりの心配性
れもん
レモンがモチーフのフレッシュワールドの住人。しっかりもの。はっきりものなので毒舌
ザクロ
ザクロがモチーフのフレッシュワールドの住人。クールな美男子でみんなに人気がある。
一応この辺で
>>2
ありがとうございます!よろしくお願いします♪
アボ・ガード
アボガドがモチーフ。フレッシュワールドを潰そうと企んでいる。普段は人間界にこっそり隠れて魔法でフレッシュワールドの様子を見ている。
フリーゼ
フレッシュワールドの女王。優しくてフレッシュワールドを見守っている。住人たちの母
早速1話!(台本書きなので読みにくいですがぜひ読んでくれたら嬉しいです)
「いちご、フレッシュワールドに行く」
朝、青空が広がっていて太陽が笑っていた。ひとつの一軒家の部屋の中、一人の少女がベッドで寝ていた。その部屋はピンクだらけで壁の模様はリボン柄やハート柄だった。一人の少女が目を開けてベッドから起きた。
いちご「もう朝?」
いちごはハートの形をした目覚まし時計を見た。
時間は8時10分
いちご「8時10分!?ヤバい!」
いちごは急いで制服に着替えて家から走って学校に向かった。
いちご「私、宮花いちご、中学1年生!特技は料理、歌……かな?」
フルーツの国、フレッシュワールドで住人たちがモニターでいちごの姿を見ていた。
もも「あの子から光を感じない?」
なーしー「感じるー」
なーしーは眠そうに言った。
ぶどう「まあ、感じないことはないですわ」
もも「あの子、呼んでみよっか」
れもん「何変なこと言っているんですか。いい加減にしなさい」
もも「でも遊びたい!」
ぶどう「本当、子供ですわね」
もも「子供だもん!」
れもん「本当、あなたの頭の中は大丈夫なんですか?」
もも「ガーン!れもん酷い〜!!」
ももは大ダメージを喰らった。
めろん「言いすぎよ、れもんちゃん」
れもん「私は本当のことを言っただけです」
めろん「ごめんね、ももちゃん。落ち込まないでね」
めろんは優しく微笑みながらももを元気付けた。
もも「ありがと〜めろん〜」
めろん「いいのよ、とにかくどうするの?」
もも「あの子ならフレッシュワールドを盛り上げてくれそうだからあの子をフレッシュワールドに呼ぶよ!」
めろん「分かったわ」
れもん「私は納得いきませんけど」
ぶどう「でもいいじゃないの、れもん」
れもん「何を言っているんですか。何もよくありませんよ!」
めろん「まあまあ」
なーしー「とにかく眠いー」
なーしーは寝た。
もも「よし決めた!」
人間界、いちごが走っていた。
???「いちご〜!」
はるが手を振っていた。
いちご「はる!」
いちごは走ってはるの所に向かって二人で一緒に歩いた。
はる「それでさ〜」
二人が話していると学校に着き、校門に入って教室に上がった。
いちご、はる「おはよ〜!」
二人は教室に入って自分の席に着いた。
女子生徒「おはよ〜!!」
先生が教室に入って来た。
先生「おはようございます」
生徒たち「おはようございます!」
先生「いいお返事です」
フレッシュワールドで住人たちが学校の生徒たちを見ていた。
パイン「オールもファンタスティック!だけどやっぱあの子だな!」
もも「そうだね!」
ザクロ「だが本当にこの国を盛り上げてくれるのだろうか。もっと考えてから決めた方がいいんじゃないか?」
パイン「きっとパーフェクトな国に盛り上げてくれるよ〜!!」
ザクロ「そうか?」
もも「きっと盛り上げてくれるよ。あの子は誰よりも光が強いから」
ザクロ「確かにな」
ぶどう「まあ強い……ですわね」
なーしー「いいんじゃなーい?むにゃむにゃ……zzz」
ぶどう「寝るな!」
れもん「とボケた人たちですね、本当に考えて言っているのでしょうか?」
めろん「考えていると思うわ」
人間界
夕方5時、日が沈んでいた。
いちごははると二人で家に帰って行った。
いちご「じゃ、またね」
はる「うん」
二人は別れていちごはまっすぐ家に帰って行った。
いちご「ただいま〜」
家の中に入った。フレッシュワールドで住人たちがいちごの家を見た。
もも「大きい家だね〜」
ぶどう「そうかしら?わたくしの家の方が大きくて広いですわよ」
ザクロ「確かにな」
人間界、いちごの家でいちごは母と父と3人で晩ご飯を食べていた。
いちご「おいしいな」
いちごの母「ありがとう、嬉しいわ」
25分後
いちご「おいしかった〜ごちそうさま!」
いちごは自分の部屋の中に入って机に置いてあるぴんくちゃんを抱きしめた。
いちご「ぴんくちゃん!私、今まで見たことない世界に行きたいな。行けるのかな?」
ぴんくちゃんはぬいぐるみなので何も喋らない。
いちご「行けない……よね?」
いちごはぴんくちゃんを抱えてベッドに座った。
いちご「何か夢の街ってないのかな?ぴんくちゃん」
いちごは寝転がり目を瞑った。
一方、フレッシュワールドでは
もも「寝たね!じゃ、魔法かけるよ!」
ぶどう「失敗するんじゃありませんわよ!」
れもん「本当、何も考えられない迷惑な人たちですね」
めろん「れもんちゃん、言いすぎだって」
なーしーは寝ていたが起きた。
もも「とにかく行くよ!フレ!」
なーしー「ッシュー」
ぶどう「マジ!」
パイン「カル!!」
めろん「パレー」
ザクロ、れもん「ド!」
住人たちはいちごの家に魔法をかけた。
もも「よし、私たちも寝ようかな」
ぶどう「そうですわね」
住人たちも家に帰って行った。
朝、いちごは草原で寝ていた。いちごは目を開けた。目を開けると青空が広がっていた。
いちご「えっ?」
いちごは目を擦ってもう一度目をしっかり開けた。それでも青空が広がっていた。
いちご「ええっ?」
いちごは起きた。すると木やフルーツがたくさんあり、木には木の実があった。
いちご「ここ……どこ?」
ぴんくちゃんが隣に置いてあった。
いちご「ぴんくちゃん!」
いちごはぴんくちゃんを抱きしめて周りを見渡した。
いちご「ここどう考えても家じゃないよね?」
ももが奥から歩いて来た。
もも「あれ?あなたは昨日の女の子!」
いちごはももを見た。
いちご「あれ?あなたは誰?」
もも「私はもも、ここはフレッシュワールドだよ」
いちご「フレッシュワールド?」
もも「あなたは人間界から来たんだったね。フレッシュワールドは私たちが住んでるフルーツの国」
いちご「へぇ〜確かにフルーツがたくさんある!おいしそう!あ、私はいちご!よろしくね」
もも「へぇ〜いちごちゃんか〜。いちごって呼んでいい?」
いちご「もち!」
もも「いいんだね!じゃ、改めてよろしくね」
いちご「ところでなんでここにいきなりいるの?」
もも「私たちが魔法であなたをここに呼び寄せたんだ」
いちご「へぇ〜なんで私が呼び寄せられたの?」
もも「実はここは小さな国で住人も少ないの。だからいちごに住人になって欲しかったんだ!」
いちご「でもなんで私が?」
もも「あなたは誰よりも光が輝いていたから。いちご、お願い!私とフレッシュワールドを盛り上げてくれる?いちごと一緒ならフレッシュワールドが光り輝くんだ!だからしばらくの間、このフレッシュワールドに住んでくれない?」
いちご「えっ?でも学校は?」
もも「学校は何とかする!」
いちご「何とかするってどうするの?」
もも「う〜ん、そうだ!魔法でもう一人のあなたを作るんだよ」
いちご「もう一人の私?」
もも「待ってね!あはっスーパーピーチ!」
魔法でいちごの記憶を読み取り、もう一人のいちごが出てきた。
いちご「うわ!私がもう一人?」
もう一人のいちご「私に任せてね!私」
いちご「うん!任せたよ!」
もう一人のいちごは制服に着替えて家を出た。
もも「ここはまだ入り口だから早く中に入ろう!よし、閉めるよ。フレッシュマジカルパレード!!」
二人は光り、入り口から離れてフレッシュワールドへ来た。
道がずっと続いていた。
いちご「でも、もも?ここからの帰り方って知ってる?」
もも「えっ?帰り方?知らないな」
いちご「えっ、知らないの?ももの魔法で帰れないの?」
もも「そんな魔法なかったような気がする」
いちご「えっ?じゃあ私、帰れないの!?」
もも「だね」
いちご「どーしよー!」
もも「じゃあ、帰れるようになるまでここに住んだら?さっき言ったようにフレッシュワールドを盛り上げて欲しいし」
いちご「分かった。帰れるようになるまでここにいるよ!」
いちご「でも家はどうしよ〜」
もも「私の家に来る?」
いちご「えっ?」
もも「着いて来て」
ももは歩き始めた。いちごも着いて行った。
もも「ここだよ!」
いちご「わあ〜大きい!」
ももの家は大きな丸い桃の形をしていた。
いちご「桃の家だ!」
もも「さあ、入ろうか」
ももはドアを開けて二人は入った。
中は結構広く、ピンクだらけだった。
いちご「わあ〜見て見て!ぴんくちゃん」
いちごは周りを見渡した。
もも「ぬいぐるみ、好きなんだね」
いちご「ぴんくちゃんって言うんだよ!私の小さい頃からの家族」
もも「へぇ〜可愛いね!」
いちご「えへへっぴんくちゃんも喜んでるよ!」
【フレッシュワールドの女王の名前をフリーゼからフルーティアに変えます】
いちご「ねえ、もも。私、考えたんだけど……やっぱりもう一人の私に学校を行かせるのはダメだと思う」
もも「なんで?」
いちご「学校は自分自身が勉強をする所、魔法に任せて学校に行かないのはやっぱいけないと思う」
もも「そうか」
いちご「何か片付ける方法はない?」
もも「う〜ん……一度かけた魔法は元に戻らないんだよね〜」
いちご「えっ?そうだったの!?それを早く言ってよ!」
もも「ごめん……」
いちご「じゃあ、どうすればいいの?」
もも「う〜ん……」
???「もも?もも?」
二人が考えている途中、フレッシュワールドの女王、フルーティアの声が聞こえた。
もも「この声は……フルーティア様!」
フルーティア「もも」
フルーティアが二人の目の前に現れた。
いちご「誰?」
もも「このフレッシュワールドの女王、フルーティア様だよ」
いちご「じょ、じょ、女王!?」
フルーティア「初めまして、フルーティアです。よろしくね」
いちご「いちごです!よろしくお願いします!」
フルーティア「いちごね、可愛い名前。さっきの話は聞いていたわ。確かに魔法に任せっきりはダメね、何とかしてもう一人のあなたをしまわないとね」
いちご「でもどうすれば!」
フルーティア「あなたたちにこれをあげます。新鮮なスーパーフルーティア!」
フルーティアはいちごにパクトを渡した。
もも「このパクトは?」
フルーティア「魔法のパクトです。このパクトを使ってももの魔法のもう一人のあなたをしまってください」
いちご「でもここから出られないんですよ!」
フルーティア「そうでしたね!」
もも「フルーティア様は帰り方を知らないのですか?」
フルーティア「ごめんなさい……私も知らないわ」
いちご「そんなぁ〜」
もも「どうやって行くの?」
フルーティア「とにかくパクトを開けてみなさい」
いちごはパクトを開けた。するとパクトの鏡に文字が出た。
いちご「何?これ」
フルーティア「それは呪文です。その呪文を唱えてみなさい」
いちご「唱えるってどうすれば?読めないよ」
もも、もパクトの文字を見た。
もも「魔法よ止まれ!ストップって書いてある」
いちご「もも読めるの?」
もも「うん!とにかくさっき私が言ったことを言ってみて」
いちご「うん!魔法よ止まれ!ストップ!!」
いちごはパクトに向かって呪文を唱えた。
人間界
もう一人のいちごが歩いていた。いちごの魔法でもう一人のいちごは消えた。
いちご「これでいいのかな?」
パクトにまた文字が出た。
もも「大成功って書いてある」
いちご「ってことは魔法は成功したってことだね!やった!!」
フルーティア「そのパクトはあなたが持っていなさい。それと今日からあなたは帰れるようになるまでここに住みなさい」
いちご「分かりました!」
フルーティア「私も探してみるわ。フレッシュワールドを楽しんで、後あなたはここの王女になりなさい」
いちご「えっ?王女!?」
もも「それはいいですね!いちご、王女になってよ!」
いちご「でも……」
フルーティア「あなたがフレッシュワールドを盛り上げるのよ」
いちご「はい!分かりました!」
フルーティア「いいお返事ね。もも、いちごをよろしく」
もも「お任せください!さあ、いちご!帰ろう!!」
いちご「うん!」
二人はももの家に帰って行った。
もも「1話終わりだよ!」
>>13の帰ろう!!の所は寝よう!に変えます
15:もか。:2016/09/04(日) 01:06頑張れー!
16:このは◆cE:2016/09/04(日) 11:03 >>15
ありがとう!頑張ります
2話「フレッシュワールドの住人たち」
朝、ももの家のベッドで二人は寝ていた。
いちごが目を開けてベッドから起き、寝ているももを見た。
いちご「もも、朝だよ。起きて」
いちごはももに優しく声をかけた。
もも「う〜いちご?」
もも、も目を開けてベッドから起きた。
いちご「おはよう、もも」
いちごは笑顔で挨拶をした。
もも「おはよう!」
ももは元気よく挨拶をした。
いちご「今日はフレッシュワールドを回ってみたいな〜」
もも「じゃあ、回ろう!収穫もしなきゃいけないし」
いちご「うん!あ、まずは朝食……」
もも「了解!」
二人はテーブルの近くに来た。
もも「イスに座っててね」
いちご「うん!」
いちごは言われた通り、イスに座った。
ももは冷蔵庫から桃を取り出した。
15分後
もも「できたよ!」
ももはテーブルに桃を置いた。
いちご「何?これ」
もも「桃のぬか漬けだよ!」
水に漬けてある切った桃がそのまま2個ある。
いちご「おいしそう!」
いちごは桃のぬか漬けを1個口に入れた。
いちご「おいしい!まるで漬け物みたい!」
もも「おいしい?それはよかった。私も食べようかな」
二人は桃のぬか漬けを食べた後、準備して家を出た。
外は青空が広がっている。
いちご「いい天気!」
もも「さあ、歩こう」
いちご「うん!」
二人は歩いて道を進んで行った。
いちご「何も建物がない」
もも「そうだね……やっぱ建物がないと寂しいな」
歩いているとなーしーと会った。
もも「あっ、なーしー!おはよう!」
なーしー「おはよ」
なーしーは眠そうだった。
いちご「わあ〜不思議な子!あなたは?」
なーしー「ぼくはなーしー」
いちご「へぇ〜なーしーって言うんだ!よろしくね!」
なーしー「よろしくー」
いちご「何か眠そうな子だね」
もも「いつものことだよ。なーしーはいつも眠そうなんだ」
いちご「へぇ〜」
なーしー「何してるのー?」
もも「フレッシュワールドを歩いているんだよ!それといちごはここの王女になったんだよ!」
なーしー「へー、よろしくーじょおー」
もも「じゃあ、私たちは行くね!」
ももといちごは歩いて去って行った。
いちご「不思議な子だったね!」
もも「うん」
歩いていると今度はぶどうに会った。
もも「あっ、ぶど〜う!」
ぶどう「あら、ももにあなたは確か……」
いちご「いちごだよ!あなたもここの子?」
ぶどう「そうですわ、ぶどうと言いますの。よろしく」
いちご「ぶどうってお嬢様みたい!」
ぶどう「あったりまえですわ!わたくしはお嬢様ですもの、あなたは知らなくって?」
いちご「う、うん」
ぶどう「はぁ〜全然ダメですわね」
もも「ぶどう!いちごはね、ここの王女になったんだよ!」
ぶどう「そんなこと信じられませんわ!こんな小娘が王女なんて……」
いちご「私がここを盛り上げるってことになったの」
ぶどう「そんなのありえませんわよ!わたくしの方が最高の街にできますわ。フルーティア様ったらどうしてわたくしを王女にしなかったのかしら?」
いちご「知らないよ、フルーティア様に聞いてよ」
ぶどう「とにかく納得いきませんわ!どうしてあなたが……」
いちご「もも、行こうか」
もも「うん!ばいばい、ぶどう」
ももといちごは歩いて去って行った。
ぶどうは二人を見た。
ぶどう「こら!待ちなさいよ!!」
二人は歩いていると今度はパインに会った。
パイン「あれれ〜?ももじゃーん!ヤッホー!!!」
もも「パイン!ヤッホー!」
パイン「youわっちゃname?」
いちご「えっ?私の名前?いちごだよ!」
パイン「いちご!!nicetomeet!!ワタシはパイン!」
パインといちごは握手した。
いちご「えへへっよろしくね!パイン」
もも「パインは元気だね」
パイン「yes!元気元気!!ももは元気か〜!!元気なら大声で元気だぜ〜イェーイ!!!って言ってみなyo!!」
もも、いちご「元気だぜ〜イェーイ!」
ももといちごは大声で言った。
パイン「そんなもんか〜!!元気ならまだまだ行けるはずだろ〜!?イェーイ!!!」
もも、いちご「イェーイ!!!」
パイン「いい漢字!!」
いちご「字が……」
もも「漢字って(笑)」
パイン「イェーイ!!!」
いちご「このハイテンションには着いて行けないかも……じゃあね!パイン」
もも「じゃあね!」
パイン「グッバーイ!!」
パインは元気に手を振った。
ももといちごは歩いて去って行った。
歩いているとめろんとれもんと会った。
もも「あっ、めろん!れもん!」
めろん「あ、ももちゃん!」
れもん「何の用ですか?」
もも「れもんは冷たいな〜」
いちご「誰?」
れもん「失礼な方ですね、聞く前に自分が名乗るのが先でしょう」
いちご「ごめんなさい!いちごだよ、よろしくね!」
れもん「全く常識知らずですね、頭大丈夫ですか?」
いちご「ガーン!!酷いよ〜!」
めろん「れもんちゃん、言いすぎよ。ごめんね、いちごちゃん。れもんちゃんは冷たいんだ」
いちご「そうなんだ、大丈夫だよ!」
めろん「私はめろん、よろしくね」
いちご「めろん、よろしくね!」
めろん「それでこの子はれもんちゃん!」
いちご「へぇ〜れもんって言うんだね〜」
れもん「本当にこんなとボケた小娘がこのフレッシュワールドを盛り上げてくれるのでしょうか、心配です」
いちご「何よ!なんでそんな酷いこと言うの?」
れもん「私は本当のことをはっきり言っただけです」
いちご「ムキ〜っ」
めろん「まあまあ、いちごちゃん。怒らないで!ね?」
いちご「うん、怒らないよ」
れもん「本当にこの子で大丈夫なんですかね?」
めろん「きっと大丈夫よ」
もも「じゃあ、またね!れもん、めろん」
いちご「じゃあね!」
めろん「ばいば〜い」
ももといちごは歩いて去って行った。
二人は歩いていると今度はザクロと会った。
もも「あっ、ザクロ〜!」
ザクロ「もも、それとお前は……」
いちご「いちごだよ」
ザクロ「いちごか、よろしくな」
いちご「わあ〜イケメンだ〜、よろしくね!」
もも「いちごとここに住むことになったの」
ザクロ「そうか、何かあったらオレに伝えてくれよ?フレッシュワールドをよろしくな」
いちご「うん!」
もも「じゃあ収穫に行くからまたね!」
いちご「ばいばい!」
ザクロ「ああ、またな」
ももといちごは歩いて去って行った。
二人は桃がある木に向かった。
もも「じゃあ収穫するよ!」
いちご「うん!」
ももは木から桃を5個採った。
もも「いちご、持ってくれない?」
いちご「分かった」
いちごは桃を5個の内3個持った。
もも「よし、帰ろう!」
二人は家に帰って行った。
ももの家の中
二人は桃のぬか漬けを食べながら喋っていた。
もも「ふぅ〜」
いちご「今日はいろんな子に会えて楽しかったな〜フレッシュワールドっていいね!」
もも「いいでしょ?」
いちご「そうだ!学校を建てない?」
もも「学校?でもどうやって?」
いちご「みんなで協力して建てるの」
もも「それはいいね!」
いちご「明日から活動開始するよ!」
もも「うん!」
もも、いちご「2話終わり!」
独り言板にメッセージがありますよ
22:サンジ◆6A:2016/09/05(月) 21:19良い小説ですね
23:このは◆cE:2016/09/05(月) 22:21 >>21
分かっています。後で行きますので
>>22
ありがとうございます♪そう言ってくれて嬉しいです。これからもよろしくお願いします!
3話「学校を作ろう!」
朝、今日も青空が広がっていた。ももの家で二人はベッドで寝ていた。いちごが目を開けてベッドから起きた。
いちご「う〜」
いちごは目を擦り、ももを見てももを起こした。もも、もベッドから起きた。
もも「おはよう!いちご」
いちご「おはよう、もも!」
もも「そういえば今日は学校を建てるんだよね?」
いちご「え〜?何のこと〜?」
もも「ほら、昨日いちごが言ってたじゃん!」
いちご「あっ、そうだった!学校を建てるには人数が必要なの。もも、手伝って!」
もも「いいよ!」
二人は朝ご飯を食べて外に出た。二人は歩くとなーしーに会った。
いちご「あっ、なーしー!」
なーしー「なにー」
もも「私たちね、学校を建てることにしたの!」
いちご「でも人数が足りてなくて……なーしー、手伝ってくれる?」
なーしー「いーよー」
もも「いいの?やった〜!!じゃあ着いて来て!」
3人は歩いて真っ直ぐ道を進んだ。歩いていると今度はぶどうに会った。
ぶどう「あら、ももになーしーに小娘!」
いちご「いちごだよ」
もも「ぶどう!ちょうどよかった。私たちね、学校を建てるの。それで人数が足りないんだ。手伝ってくれない?」
ぶどう「はあ?なんでわたくしがそんなめんどうなことをしなければいけませんの?」
いちご「ダメ?」
ぶどう「し、仕方ないですわね!手伝ってあげますわよ!」
なーしー「あーぶどう素直じゃなーい」
ぶどう「何言ってますの?わたくしはいつだって素直よ!」
いちご「はいはい、行くよ?」
四人は歩いて道を進んだ。
面白いです これからもがんばってください
26:このは◆cE:2016/09/07(水) 22:32 >>25
ありがとうございます!嬉しいです♪
歩いているとパインとザクロに会った。
いちご「あ、パイン!ザクロ!」
パイン「あ〜!!いちごにもも!それになーしーとグレープン!」
ぶどう「だからその名前で呼ぶのはやめなさいってば!」
パイン「やっめないよ〜!!!」
ザクロ「お前ら落ち着け」
いちご「ねえ、パイン!ザクロ!」
パイン「どしたの〜?」
ザクロ「何だ?」
いちご「あのね、かくがくちかぢかで……」
いちごは学校作りを手伝って欲しいと伝えた。
パイン「全然OK!!私は大丈夫で〜っす!!イェーイ!!!」
ザクロ「オレもいいぞ、暇だしな」
いちご、もも「ありがと!」
6人は歩いて道を進んで行った。
歩いているとれもんとめろんがいた。
もも「あっ、れもん!めろん!」
めろんは歩いている四人を遠くから見た。
めろん「あっ、いちごちゃん!ももちゃん!なーしーくん、ぶどうちゃん」
いちご「めろ〜ん!!」
二人の所に走って行った。
めろん「どうしたの?四人共」
いちご「あのね、このフレッシュワールドに学校を建てようと思うんだけどそれには人数が必要で」
れもん「で?私に協力させるつもりですか?」
いちご、もも「うん」
れもん「なんで私がそんなことに手を貸さなければいけないのですか?意味分かりません。あなたたちの低レベルのその頭で考えてくださいよ。私は低レベルの学校作りには入りませんので」
ぶどう「ちょっと!誰が低レベルですの?」
れもん「あなたたちです、分からないのですか?あなたたちのようなおバカさんたちに協力するなんて絶対いやです!」
ぶどう「はあ?あなたの方が低レベルですわ!あなたは人の気持ちも分かって?」
れもん「私は本当のことを言っただけです。悪いですか?」
>>28
四人じゃなくて6人です。
ぶどう「悪いですわよ!」
めろん「れもんちゃん、言いすぎだって」
れもん「私は悪いことは言っていません。ここにいたってつまらないですね」
れもんは歩いてその場を去った。
めろん「れもんちゃん……」
ぶどう「あんなやつ、ほっておきましょう」
めろん「ごめんね、れもんちゃんが酷いこと言って」
いちご「いや、めろんが謝らなくていいんだよ。何とかれもんを説得しよう!」
めろん、もも「うん!」
ぶどう「わたくしは知りませんわ!あんなやつ」
ザクロ「じゃあ、ぶどうはそこで待ってろ」
ぶどう以外の四人は歩いてれもんを探しに行った。
いちご、もも「れもん!」
パイン「デ〜モ〜っン!!」
なーしー「あうー」
ザクロは周りを見渡した。
いちご「れも〜ん!!」
めろん「れもんちゃん……」
れもんを探していると目の前に不思議な森があった。
いちご「あれ?何か不思議な森」
めろん「もしかしたらこの森の中にれもんちゃんがいるかもしれないわ。入ってみましょう」
いちご、もも「うん!」
なーしー「うん」
ザクロ「ああ」
パイン「ハイハ〜イ!!」
5人は森の中に入って行った。
5人は森の中をずっと歩いていた。
いちご「本当に不思議な森だね」
もも「とても不思議」
めろん「手分けして探しましょう」
いちご、もも、パイン「うん!」
ザクロ「ああ」
四人は別れた。
めろん「れもんちゃ〜ん!れもんちゃ〜ん!」
めろんが歩いていると池の前にれもんがいた。
めろん「あっ、れもんちゃん!」
めろんは歩いてれもんに近づいた。
れもん「めろん!」
めろん「協力しようよ、一緒に学校を建てるのも楽しいわ」
れもん「だから言っているじゃないですか、低レベルの学校作りに参加するなんてやりたくてもできませんよ。おバカさんたちに協力する自分がとても恥ずかしいです」
めろん「そんなこと言わないでさ」
いちご「あ〜っ!れもんみ〜っけ!」
もも「本当だ」
四人全員集まった。
めろん「みんな!れもんちゃんだってフレッシュワールドを盛り上げたいでしょ?」
れもん「そりゃ盛り上げたいですよ!でもあなたたちみたいな頭悪い人たちを手伝う暇なんかありません。なので私はやりません」
めろん「でも……」
れもん「何回も言わせないでください、しつこいですよ。手伝わないって言ったら手伝いません!分かったらここから出て行きなさい!邪魔です」
いちご「出て行かないもん!」
めろんはれもんの腕を掴んだ。
れもん「ちょっと何するんですか!」
めろん「一緒に来て」
めろんはれもんと一緒に走って行った。
いちごたちも二人に着いて行った。
走っていると森から出られた。5人は走っているとぶどうが見えて来た。
めろん「あっ、ぶどうちゃ〜ん!」
ぶどう「めろん!れもん!あなたたち!」
5人はぶどうの目の前で走るのを止めた。
れもん「ちょっと!いい加減にしてくださいよ!」
ぶどう「あなたの方こそ、いい加減にしなさいよ!あなた、低レベル低レベル言ってずっとフレッシュワールドを盛り上げないつもり?フレッシュワールドが盛り上がるにはあなたも必要なのよ!」
れもん「意味分かりません。私はあなたたちみたいな人にフレッシュワールドを任せきれません!ふざけてる場合じゃありませんよ。私は絶対に協力しませんからね!」
ぶどう「もう何なのよ!」
めろん「れもんちゃん、お願い。フレッシュワールドのためよ」
れもんはめろんの顔を見つめた。
れもん「……分かりましたよ、協力します!」
いちご、もも「やった!」
いちご「じゃあ、まずはね……」
めろん「終わりよ」
4話「学校完成!」
いちご「まずは巨大な板を魔法で出して!」
もも「分かった。あはっ、ぴちぴちのスペシャルピーチ!」
ももは魔法で巨大な板を出した。
もも「こんぐらいでいい?」
いちご「いいよ!ぶどう、今度はノコギリとネジと後……」
ぶどう「仕方ないですわね。うふっ、美しいスペシャルグレープ!」
ぶどうは魔法でノコギリとその他道具を出した。
いちご「よし、学校作りスタート!!」
いちごたちはいろんな道具を使って学校を建てた。
いちご「先生が足りないなぁ〜、もも!めろん!何かいい先生を見つけて来て」
もも、めろん「分かった」
ももとめろんは言われた通り、先生を探しに行った。
このは、小説面白いね!!!!!
それぞれキャラが個性的で、とっても素敵だよ♪♪(*^○^*)私もフレッシュワールドに行ってみたいな〜……!!!!!
私は、とくにいちごちゃんとめろんちゃんが好きです!!!!!
これからも、更新頑張ってね!!!!!
応援してるよーーー!!!!!( ´ ▽ ` )ノ
>>37
ありがとう!ららの小説も面白いよ!これからもぜひよろしくお願いします。私も応援してます!頑張ってね♪
新キャラ紹介!
みかん
フレッシュ学校の女の先生。優しくて落ち着いているが怒ると怖く、鬼と呼ばれる。詩が大好きで詩を作るのが趣味
キウイ
しっかりもののフレッシュ学校の男の先生。表ではしっかりもののように見えるが実はアニメオタクでロリコン。みんなには内緒にしている。こんな先生だがぶどうに好かれている。
ももとめろんの二人は周りを見ながら歩いていた。
???「助けて!」
奥から誰かの声が聞こえた。
もも「誰かの声がする!」
めろん「何かあったのかしら?」
もも「とりあえず行ってみよう!」
二人は声がする方に向かった。
???「助けて!助けて!」
道を歩いて行くうちに声が大きくなって行った。
めろん「声が大きくなって行ってるわ」
二人は歩き続けた。
歩いていると女性が落とし穴にはまっていて二人は女性の所に走って行った。
めろん「大丈夫ですか?」
???「落とし穴、どうして外に出てしまうの?人が困っているよ!さあ帰りなさい、落とし穴」
もも「何を言っているのかな?」
???「とにかく助けてください!」
めろん「分かりました」
二人は手を伸ばした。???は二人の手を両手で繋ぎ、二人は???の手を引っ張り、見事落とし穴から出られた。
???「やった。ありがとうございます」
めろん「いえいえ、大丈夫でしたか?」
???「はい、大丈夫です。あ、私はみかんと申します」
もも「みかん、よろしくね!みかんはどこから来たの?」
みかん「ずっとここに住んでいますよ」
もも「えっ、フレッシュワールドの住人だったの!?」
みかん「そうですよ」
もも「そうだったんだ」
みかん「私、仕事というものをしたいのよ。でも、どこも仕事する所がなくて困っているの」
めろん「そうなのですか」
もも「それにしてもあの落とし穴にはまっていた時、何を言っていたの?」
みかん「あれは詩を作って言っていたのです」
もも「詩!?みかんって詩が作れるの?」
みかん「ええ」
もも「すごすぎる!私なんか上手く詩を作れないのに……」
みかん「えっ?」
もも「みかん!いや、みかん先生!私たちの学校の先生になってよ!」
みかん「えっ、私が学校の先生?」
もも「そうだよ!」
めろん「確かにあの時の詩、すごかったわね。私もいいと思うわ。みかんさんは?」
みかん「……」
考えている。
みかん「分かった、やってみるわ!」
もも「じゃ、学校に行こう!」
3人は歩いて学校に向かった。
一方、いちごたちは……
いちご「よし、完成!」
大きな学校が完成した。
ザクロ「名前は決めたのか?」
いちご「うん!名前はフレッシュ学校だよ!」
ザクロ「いいな、フレッシュ学校」
パイン「私も賛成!!」
ぶどう「まあ、悪くはないですわね」
れもん「名前はいいじゃないですか」
なーしー「いーと思う」
いちご「後はももとめろんが帰って来るのを待つだけ!」
すみません、みかんをミカンに変えます。
43:このは◆cE:2016/09/09(金) 20:10ミカンの性格を優しいから大人っぽいに変えます。
44:このは◆cE:2016/09/09(金) 20:23 ももたちは……
ミカン「行くのが楽しみだわ」
歩いているとももとおじさんとぶつかった。
もも「ごめんね!おじさん」
???「大丈夫か?オレも悪かったよ(わあ〜可愛い子!)」
もも「いやいや、おじさんが謝ることないよ」
キウイ「オレはキウイと言う、よろしくな」
もも「よろしくね!キウイ」
キウイ「あの大きな建物は何だったんだ?」
もも「大きな建物?まさか学校のこと?」
キウイ「あそこ学校だったんだな、よかったぞ」
もも「ありがとう!」
キウイ「オレ、あそこの先生になりたい(そしたら可愛い子たちと抱き合える〜!)」
もも「先生?私はOKだけど……」
めろん「私もいいわよ」
ミカン「ごめんなさい、あなた何か怪しいわね。もしかして学校の先生になったら可愛い子たちと抱き合えるとでも思っているの?」
キウイは首を左右に振った。
ミカン「まあ、いいわ。とりあえず、学校に行くわよ」
もも「キウイもついて来て!」
四人は歩いて学校に向かった。
フレッシュ学校の前
いちご「ももとめろん、大丈夫かな?」
四人が見えて来た。
パイン「あっ!めろんとももと……後の二人は誰かな?」
もも「あっ、いちご〜!みんな〜!」
ももは走って来た。
もも「先生、見つけたよ!」
ミカン「ミカンよ」
キウイ「わあ〜」
キウイはいちごたちを見つめていた。
キウイ「あ、ううん。オレはキウイだ」
ぶどうはキウイを見つめた。
もも「この人たちでいいかな?」
いちご「私はいいと思う!二人は優しそうだし」
なーしー「ぼくもいーよー」
パイン「私もOK!!」
ぶどう「あ、わたくしはいいですわ!」
れもん「ミカン先生はいいですけど、あなた何か変なこと考えていませんか?」
キウイ「考えてないさ」
れもん「そうですか?あなたは納得行きません」
ぶどう「キウイ先生を悪く言わないでくださる?キウイ先生、気にしなくていいですからね!」
キウイ「あ、ああ」
れもん「もう、どんなことされても知りませんからね!」
いちご「学校も完成したし、先生も決まった!」
もも「やったね!いちご。じゃあ、いちごが校長先生ね!」
ぶどう「べ、別にいいんじゃありませんの?」
なーしー「さんせー」
めろん「私も賛成よ」
パイン「もちろんOKだよ!!」
ザクロ「オレもいいぞ」
いちご「私が……校長?でも……」
もも「この学校を建ててくれたのはいちごだよ!だからいちごが校長先生!」
いちご「……分かった、やってみるよ!」
もも「よろしくね!いちご先生」
いちご「うん!先生たちもよろしくお願いします」
ミカン「よろしく」
キウイ「(可愛い)よろしくな!」
いちご「終わり!」
5話「学校に行こう!」
朝、いつものように青空が広がっていた。
ももの家でいちごとももがベッドで寝ていていちごが目を開けてベッドから起きた。ももを見てももを起こした。もも、も目を開けてベッドから起きた。
いちご「おはよう、もも」
もも「おはよう!いちご」
いちご「今日は学校に行くんだよ!」
もも「わ〜い!楽しみ〜」
いちご「じゃあ、朝ご飯食べて行こう!」
もも「うん!」
二人は朝ご飯を食べた後、外に出て学校に向かった。
もも「もうウキウキが止まらない!」
なーしーが歩いていた。
もも、いちご「おはよう!なーしー」
なーしー「おはよ」
いちご「相変わらず眠そうだね」
ぶどうも3人の後ろについていた。
もも「あ、おはよう!ぶどう」
いちご「おはよう!」
ぶどう「まさか、あなたが校長なんて……校長なのに遅いですわね」
いちご「あっ、早くしないと!」
いちごとももは走って校内に入った。
れもんとめろんがいた。
めろん「おはよう!いちごちゃん、ももちゃん」
いちご、もも「おはよう!めろん、れもん」
れもん「あなた校長ですよね?全く、なんであなたみたいな常識知らずな方が校長になれるのでしょうか?意味分かりませんね」
いちご「そんなぁ〜」
めろん「れもんちゃん、言いすぎよ」
れもん「だから私は本当のことを言っているんです、悪いですか?」
いちご「とりあえず中に入らないと!」
もも「急ごう!」
いちごとももは別れていちごは校長室に、ももは教室に向かった。
いちごは校長室の中に入った。
いちご「校長室も結構できてる!これもみんなのおかげだね」
中は広く、奥にはパソコンが置いてある机とイスが置いてあった。
いちご「あそこに座れば……」
いちごはイスに座った。
いちご「深くて気持ちいい!さあ、入学式、行かなきゃ!」
いちごは校長室を出て放送室に入った。放送室は暑くて狭かった。
いちご「これでこうするのかな?」
『ピンポンパンポーン』
いちご「準備ができたら体育館に行ってください!準備ができたら体育館に行ってください!」
『ピンポンパンポーン』
いちご「これでよし!じゃあ、体育館に行くか」
いちごは放送室を出て職員室に向かった。
いちご「失礼します!」
職員室に入った。
職員室は広かった。
ミカン「あら、いちご先生」
キウイ「おはよう、いちごちゃん」
いちご「体育館に行きましょう!」
ミカン「ええ」
キウイ「ああ(いちごちゃんと行ける!)」
3人は職員室を出て体育館に向かった。ももたちも体育館に向かった。
体育館は広くて窓側にイスが並んでいる。
3人は体育館に入って窓側の並んでいるイスに座った。
ももたちも入って来た。
可愛いお話だね!これからも頑張って!
50:このは◆cE:2016/09/09(金) 22:45 ももたちは体操座りで座ってめろんが立ち、ステージに向かい、上がった。
めろん「みなさん、おはようございます。今日から学校ですね、みんなで楽しい学校にしましょう。では、校長先生のお話です」
めろんはステージから下りていちごがステージに上がった。
いちご「みんな!こ〜んに〜ちは〜」
ぶどう「そこはおはようでしょ」
パイン「ナイスツッコミ!」
ぶどう「それに私たちを小さい子供みたいな感じの話し方で挨拶するのやめなさいよ!」
ザクロ「いやいや、オレら子供だろ」
もも「そうだね!」
ザクロ「とりあえず聞けよ」
もも、パイン「は〜い!!」
いちご「今日は初めての学校生活ですね!みんなで楽しく学校を過ごしましょう」
もも、パイン「は〜い!!」
めろんはメロンの形のマイクを持っている。
めろん「ではクラス分けです」
いちご「まずは1組!もも、パイン、めろん、なーしー。2組!ぶどう、れもん、ザクロ。さあ、別れて」
ももたちはいちごに言われた通りに別れた。
めろん「では次は担任の先生です」
いちご「1組はキウイ先生、2組はミカン先生でお願いします」
ミカン「分かりました」
キウイ「ああ、分かった(よっしゃ!女の子たちとたくさん抱ける!)」
>>49
ありがとう!嬉しいな♪キャンディのコメットタウンも面白い!
>>51
いえいえ!
こちらこそありがとう!嬉しいよ!
ミカンとキウイも別れて自分の担当するクラスの所に行った。
めろん「これでクラス分けを終わります」
いちごはステージから下りた。
めろん「では校歌?を歌いましょう」
もも「は〜い!!」
ももたちは立った。
新鮮なフルーツを 育てるために頑張るよ
おいしいフルーツを 君にあげよう
新鮮でとてもおいしい
みんなで力合わせて
新鮮で大きな フルーツを
育てるのさ
これが私たちの夢 これがフレッシュ学校♪
めろん「ではこれで入学式を終わります」
みんな体育館を出て教室に向かった。
1組の教室に着いてもも、パイン、めろん、なーしーは教室の中に入った。
中は広くてキウイの形の黒板があった。
もも「ここが1組か〜、いちごすごいな」
パイン「うん!いちご、すっごいよね〜!!もう天才だよ〜!!」
めろん「確かにすごいわね」
なーしー「いー感じだー」
一方、2組のぶどう、れもん、ザクロは教室の中に入っていた。
みかんの形をした黒板があって1組と同じくらいの広さだ。
ぶどう「あの小娘、やるじゃない」
れもん「確かに低レベルのわりにはすごいですね」
ザクロ「ああ、あいつは素晴らしい能力を持っているみたいだな」
>>52
これからもよろしくお願いします!
1組にキウイが入って来た。
キウイ「やっぱり可愛い子だらけだ……」
もも「えっ?何か言った?」
キウイ「いや、何も言ってない。さあ、席につけ〜」
ももたちは席に着いた。
キウイ「オレはキウイだ、よろしく」
もも「よろしくね!キウイ先生」
パイン「nice to meet!Mr.キウイ!」
キウイ「これはよろしくと言っているんだよな?よろしくな」
なーしー「この人、危ないかもー」
もも「なーしー?」
なーしー「何かぼくたちを狙っているよーな」
もも「気のせいじゃない?」
キウイ「(可愛い小鳥ちゃんがオレを庇ってくれてる〜)そうさ、君の気のせいさ。オレは子供に手を出したりしない」
なーしー「じゃ、大人には手を出してるのー?」
キウイ「何を言っているのか?オレは手を出したりしないさ」
なーしー「ほんとかなー?」
もも「なーしー、信じよう!キウイ先生を」
なーしー「うん」
キウイ「(いい子の小鳥ちゃんだな、ありがとよ!オレは君と会えるだけで幸せだよ〜)じゃあ、頑張ろうな」
2組にミカンが入って来た。
ミカン「席に着きなさい」
ぶどうたちは言われた通りに席に着いた。
ミカン「私はミカンよ、よろしく」
ぶどう「よろしくお願いしますわ(本当はキウイ先生がよかったけど仕方ないですわ)」
れもん、ザクロ「よろしくお願いします」
ミカン「ビシバシ指導していくわね」
ぶどう「受けて立ちますわ」
ミカン「そうね、まずは自己紹介しなさい」
ぶどう「フレッシュワールドのお嬢様、ぶどうですわ。わたくしの夢はフレッシュワールドの女優になることですわ。ぶどうを収穫して食べるのが好きなんですの、よろしくお願いしますわ」
れもん「フレッシュワールドの住人、れもんです。私はふざけている人や常識知らずが大嫌いです。いつも親友のめろんと一緒に遊んでいます、よろしくお願いします」
ザクロ「フレッシュワールドの住人、ザクロです。オレはこのフレッシュワールドが大好きです。あいつならフレッシュワールドを盛り上げてくれると思います、オレも手伝うつもり、いや手伝います。よろしくお願いします」
ミカン「みんな、よろしく」
1組では
キウイ「ではもう時間なので帰ろう」
もも「は〜い!!」
ももたちは教室を出た。
2組でも
ミカン「では、もうそろそろ帰りましょう」
ぶどう、れもん、ザクロ「はい」
ぶどうたちも教室を出た。
もも「あっ、ぶどうたちも終わったんだね」
ぶどう「ふんっ」
ももとぶどうが歩いているとぶどうは1組を覗いた。キウイがいてぶどうはキウイを見つめた。
ぶどう「ステキ……」
もも「何見てるの?」
ももが後ろからぶどうを見ていた。
ぶどう「きゃ!あんたこそ、何見てますの?早く帰りなさいよ」
もも「ごめんなさい」
ももは歩いてその場を去って行った。
ぶどう「ふぅ〜」
ぶどうは再びキウイを見た。
校長室
いちごはパソコンでいろいろ調べていた。
『コンコンコン』
誰かが扉をノックした。
いちご「どうぞ〜」
ももが入って来た。
いちご「もも!」
もも「いちご、帰ろう」
いちご「でもまだ仕事があるから……」
もも「分かった、じゃあ先帰ってるね!」
いちご「うん!」
ももは校長室を出て家に帰って行った。
25分後
いちご「よし、終わった。帰ろう!」
いちごはパソコンの電源を切って校長室を出てももの家に帰って行った。
もも「5話終わりだよ!」
6話「ぴんくちゃんと一緒」
朝、雨が降っていた。今日は学校は休みだった。
ももの家で二人はベッドで寝ていて、いつものようにいちごが目を開けてベッドから起きた。
ももを起こしてもも、もベッドから起きた。
いちご「おはよう、もも」
もも「おはよう!いちご」
いちごの枕にはぴんくちゃんが置いてあった。
いちご「おはよう、ぴんくちゃん」
もも「いちご、ぴんくちゃん好きだね」
いちご「うん!ぴんくちゃんは私の家族だから」
もも「いいね!ぴんくちゃん可愛い」
いちご「でしょ?あっ!ねえ、もも」
もも「何?」
いちご「魔法でぴんくちゃんを喋れるようにして欲しいんだ」
もも「分かった、やってみる!あはっ、ぴっちぴちのスペシャルピーチ!」
ももはぴんくちゃんに魔法をかけて動けるようにした。
ぴんくちゃんは動いてベッドから出た。
いちご「ぴんくちゃんが動いた!」
ぴんくちゃん「ぴんく……大嫌い!」
ぴんくちゃんは走って外に出た。
いちご「あっ、待って!ぴんくちゃん!!」
二人も外に出た。
いちご、もも「ぴんくちゃ〜ん!!」
二人は歩き続けた。すると目の前にぴんくちゃんが走っていた。
いちご「あっ、ぴんくちゃん!」
二人はぴんくちゃんを追いかけた。
ぴんくちゃん「きゃー!!」
ぴんくちゃんは走って二人から逃げた。パインの家が見えて来た。
パインが外で絵の具を使ってパイナップルの絵を書いていた。
パイン「こういうのもたまにはいいよね!!」
ぴんくちゃんが走って来た。
パイン「うわぁぁぁぁ!!」
ぴんくちゃんとパインはぶつかってぴんくちゃんに絵の具の色が付いて全身が汚れた。
絵にもぶつかってパイナップルの色がめちゃくちゃになった。
いちごともも、も走ってぴんくちゃんを追いかけて来た。
ぴんくちゃん「きゃー!!」
ぴんくちゃんは思いきり走ってももといちごから逃げてパインの家を去って行った。
いちご「パイン、ごめんね」
パイン「私の芸術がめっちゃくちゃじゃん!!二人共、何してるの?」
もも「ぴんくちゃんを追いかけているの」
パイン「あのぬいぐるみか!よし、私も追いかけるよ!行くよ!!」
いちご「ありがとう、パイン」
3人は走ってパインを追いかけた。
>>59 修正
3人は走ってパインを追いかけた→3人は走ってぴんくちゃんを追いかけた。
ぴんくちゃんと3人が走っていると巨大な城が見えて来た。ぶどうの家だ。
ぶどうは外に出て空気を吸っていた。
ぶどう「キウイ先生、ステキだったわ」
ぴんくちゃんと3人は走って来た。
ぶどう「きゃー!!」
ぴんくちゃんはぶどうの後ろに隠れて絵の具の付いた手でぶどうの服を触った。
ぶどう「きゃ!ちょっと!」
ぶどうは後ろの布を持って絵の具で汚れた布を見た。
ぶどう「きゃー!!何ですの!?これ。わたくしのお気に入りの服でしたのに……あなた、何ですの?わたくしから離れなさい!!」
ぴんくちゃん「やだ!」
いちご「ぴんくちゃん!ぶどう困ってるよ?離れて」
ぴんくちゃん「いちごなんか嫌いだもん」
ぴんくちゃんはぶどうから離れて逃げて行った。
いちご「こら、ぴんくちゃん!ごめんね、ぶどう」
ぶどう「洗ったばかりの服なのに……許せませんわ!追いかけますわよ!」
いちご、もも、パイン「うん!」
四人はぴんくちゃんを追いかけた。
れもんとめろんが歩いていた。
ぴんくちゃんが走って来た。
れもん、めろん「きゃー!!」
二人にぶつかって倒れた。
二人に絵の具が付いた。
めろん「汚れちゃった」
れもん「なんと礼儀知らずな……」
四人も走って来た。
いちご「れもん、めろん、ごめんね。ぴんくちゃん!」
ぴんくちゃんは起きて四人から逃げて行った。
もも「待ってよ!」
四人は走ってぴんくちゃんを追いかけた。
れもん「いちごが頭悪いからあのぬいぐるみも頭悪いんでしょうね、本当にふざけた人たちですね。迷惑もいい所です」
めろん「まあまあ、れもんちゃん」
ぴんくちゃんは走っているとバナナがたくさんある木の前で止まった。木が黄色く光っていた。
ぴんくちゃん「はあはあ……」
いちご「ぴんくちゃん!」
ぶどう「さあ、薄情しなさい!」
四人はぴんくちゃんに近づいた。
ぴんくちゃん「フフっ」
ぴんくちゃんは木に登って四人にバナナを投げた。
いちご、もも、パイン、ぶどう「きゃー!!」
いちご「ぴんくちゃん!やめてよ!」
ぴんくちゃん「やめないもん……いちごなんか大嫌いだよ!」
いちご「待ってよ!私、悪いことした?」
ぴんくちゃん「してるよ!いちごなんかにぴんくの気持ち、分かんないよね」
ぴんくちゃんはもっとバナナを投げた。
ぶどう「こら!食べ物を粗末にするんじゃないわよ!」
いちご「何か悩みがあるの?」
ぴんくちゃん「うるさい!あっち行ってよ」
ぴんくちゃんは涙を流した。
いちご「ぴんくちゃん、話してよ」
ぴんくちゃん「やだ!いちごなんか……いちごなんか……」
いちご「話して、ぴんくちゃん」
ぴんくちゃん「……ぴんく、昔はいじめられてた。蹴られたり振り回されたり……そしていちごの所に行った時、とても幸せだった。でも最近いちご、ぴんくと遊ばなくなったもん。だから……いちごなんか嫌い!」
いちご「そうだったんだ。ごめんね」
ぴんくちゃん「謝ったって許さないもん!」
ぴんくちゃんはまだまだバナナを投げた。
いちご「私が悪かった。これからも一緒に遊ぼう?」
ぴんくちゃん「どうせ遊んでくれないよ」
ぴんくちゃんはまだまだ投げた。するとひとつのバナナが光ってぴんくちゃんをはね飛ばした。
ぴんくちゃん「きゃー!!」
いちご「ぴんくちゃん!!」
いちごはぴんくちゃんの所に走って行った。
ぴんくちゃんが倒れていた。いちごはぴんくちゃんに近づいてぴんくちゃんを抱いた。
いちご「ごめんね……遊んでやれなくて……」
ぴんくちゃん「いちごなんかにぴんくの気持ち分かんないよ。ぴんく、寂しかったんだよ?」
いちご「本当にごめん」
いちごは涙を流した。
ぴんくちゃん「いちご……いちご!これからも本当に遊んでくれるの?」
いちご「うん」
ぴんくちゃん「じゃあ、いちごを信じるよ。酷いことしてごめんね、いちご大好き!」
いちご「私もぴんくちゃん大好きだよ」
いちごのパクトが白く光っていちごはポケットからパクトを取り出した。
ぴんくちゃん「その魔法でぴんくを元に戻して欲しいな」
いちご「でも……」
ぴんくちゃん「お願い!その魔法でぴんくを元の動けないただのぬいぐるみにして」
いちご「……」
いちごはぴんくちゃんを見つめた。
いちご「いいよ」
ぴんくちゃん「さあ、早く魔法を!」
パクトを開くと鏡に文字が出てきた。
いちご「読めないよ〜!」
もも「いちご〜!」
ももが走っていちごに近づいた。
いちご「もも!この文字、なんて書いてあるの?」
もも「おもちゃの魔法よ止まれ、トイストップって書いてある」
いちご「トイストップ……分かった、言ってみるよ。おもちゃの魔法よ止まれ、トイストップ!」
いちごが呪文を唱えるとぴんくちゃんが光って動かなくなり、ただのぬいぐるみに戻った。
いちご「ごめんね、ぴんくちゃん」
いちごはぴんくちゃんを抱えて二人で歩いていた。
光っているバナナがひとつ二人の足元に落ちていた。
いちご、もも「きゃ!何これ」
いちご「このバナナ、光ってる」
もも「持って帰ろうか」
ももはバナナを持って二人は歩いた。
歩いているとバナナの巨大な木の前でパインたちがいて木を見つめていた。
パイン「不思議な木!」
ぶどう「木が光っていますわね」
いちご「確かに不思議だよね〜」
もも「さあ、帰ろう!」
パイン「うん!そうだね」
四人は木から離れて家に帰って行った。
いちご「6話終わり!」
新キャラ紹介!
ばなな
フレッシュワールドの赤ちゃん。バナナがモチーフでちょっぴりいたずらっ子。不思議な女の子
7話「不思議な赤ちゃん、ばなな登場!」
朝、青空が広がっていた。
ももの家で二人は寝ていて目を開けて一緒に起きた。
いちご「今日は一緒に起きたね!」
もも「うん」
机に置いてあるひとつのバナナが強く光っていた。
二人は机に近づいた。
いちご「見て見て!バナナが光ってる!」
もも「本当だ〜」
バナナがもっと強く光り、バナナの姿が赤ちゃんの変わった。
いちご「あれ?この子、可愛い」
もも「本当だ!」
ばななは目を開けて二人を見た。
ばなな「あう〜」
>>67 修正
ばななは→赤ちゃんは
赤ちゃんは二人を見つめた。
???「うぇ〜ん!」
赤ちゃんは泣き出した。
もも「どうしたのかな?」
いちご「きっと喉が乾いたんだよ!何かミルクないかな?」
もも「ミルクなら……冷蔵庫にある!」
いちご「ありがとう」
いちごは冷蔵庫を開けて牛乳を出して哺乳瓶を用意し、牛乳を哺乳瓶に注いだ。
赤ちゃんに近づいて赤ちゃんを抱え、ミルクを赤ちゃんの口に近づけた。
???「んぐ!んぐ!んぐ!ちゅぱ!」
赤ちゃんは牛乳を飲んで微笑んだ。
いちご「可愛い〜!この後は確か……」
いちごは赤ちゃんをゲップさせた。
もも「ねえ、みんなに見せに行こうよ!」
いちご「いいけど、その前に名前はどうしようか?」
もも「う〜ん……バナナから生まれた子だからばなな!」
いちご「そのまんまだけど、いいと思うよ!じゃあ、あなたの名前はばななね」
ばななは微笑んだ。
いちご「さあ、外に出ましょう」
いちごはばななを抱えて3人で外に出た。
歩いているとなーしーに会った。
いちご、もも「おはよう!なーしー」
ばななはなーしーを見つめた。
なーしー「おはよ、赤ん坊がいるー」
いちご「うん!この子はばななだよ。ばなな、この子はなーしー」
なーしー「なーしー」
ばなな「うー」
なーしー「大事に育ててねー」
いちご「もちろんだよ!」
いちご、もも「じゃあね!」
3人は歩いて去って行った。
歩いているとパインと会った。
いちご「あっ、パインだ。パイン!」
パイン「ワオ!いちごにもも!それと君は?」
もも「この子はばななだよ」
ばなな「あう〜」
ばななはパインの顔を見つめて微笑んだ。
パイン「ばななって言うんだ!とてもキュート!!パインだよ!Nice to meet!」
ばなな「あう?」
ばななは分からなさそうに首を傾けた。
いちご「まだ意味が分からないみたい」
パイン「よろしくって意味!」
ばなな「あう〜!」
もも「何だか分からないけど伝わったみたい」
いちご「じゃあ、私たちはまだまだ散歩するから」
パイン「待って!私も行きたい!!」
もも「分かった、じゃあ一緒に行こう」
パイン「イェ〜イ!!サンキュー!!超嬉ししぃぃぃ!!!」
もも「私も嬉しいよ」
いちご「元気だね(汗)」
パイン「yes!私、元気〜!!」
四人は歩いた。
歩いているとぶどうがぶどうの木の前で踊っていた。
パイン「あっ!グレープン!」
ぶどう「その呼び方やめなさいってば!あなたたち、何の用ですの?それに赤ん坊?」
いちご「うん!ばななって言うんだよ」
ばなな「あい!」
ばななはぶどうを見て微笑んだ。
ぶどう「ふんっそんなことしたって可愛くありませんわよ!」
ばなな「う……うぇ〜ん!うぇ〜ん!」
いちご「ばなな!こら、ぶどう!」
ぶどう「わたくしは何もしてませんわよ!それに可愛くないと言われただけで泣くなんておかしいですわ」
ばなな「うぇ〜ん!!うぇ〜ん!!」
ばななは大声で泣いた。
いちご「ばなな、ごめんね」
ばなな「うぇ〜ん!!うぇ〜ん!!」
もっと大声で泣いた。
ぶどう「えーい!悪かったですわよ!ごめんあそばせ」
ばななは泣き止んだ。
いちご「ばななが泣き止んだよ」
ばなな「あい!」
ばななは微笑んだ。
ぶどう「全くなんでわたくしが謝らなければいけないんですの?」
独り言板にメッセージがあります
73:このは◆cE:2016/09/15(木) 23:08 いちご「じゃあ、私たちはまだ散歩に行くからまたね」
ぶどう「ふんっ早く行きなさいよ」
もも「ばいばい!」
パイン「グッバァァァァイ!!!グレープン!」
ぶどう「だからその呼び方はやめなさい!」
ばなな「あーいあーい」
四人は歩いて去って行った。
歩いているとれもんとめろんに会った。
もも「あっ、めろん!れもん!」
めろん「あれ?いちごちゃんたち」
いちご「めろん!」
めろん「その赤ちゃんは誰?」
いちご「ばななだよ!」
めろん「ばなな?ちゃん?」
もも「そうだよ!」
めろん「よろしくね、ばななちゃん。私はめろん、この子はれもんちゃんだよ」
めろんは微笑んだ。
れもん「小さい悪魔ですね」
めろん「れもんちゃん!ごめんなさい、れもんちゃんはちょっと冷たいんだ」
ばなな「あーいあーい!」
めろん「可愛い〜」
いちご「うふふっ喜んでる」
れもん「でも確かに小さい悪魔でも可愛いですね」
ばなな「あーい!」
いちご「れもんが褒めた!」
ばなな「あい!」
いちご「じゃあ、私たちは行くね!ばいばい!」
もも「ばいばい!」
パイン「グッバァァァァイ!!!」
めろん「じゃあね」
れもん「さよなら、ばなな」
四人は歩いて去って行った。
四人は歩いていると今度はザクロに会った。
いちご「あっ、ザクロ〜!」
ザクロ「何だ、お前らか。赤ん坊がいるな」
もも「ばななって言うの」
ザクロ「ばななか、オレはザクロだ。よろしくな」
ばなな「あーい!」
ザクロ「可愛いな」
いちご「ロリコンじゃないよね?」
ザクロ「な、何を言う!そんなわけないだろ!大事に育てろよな」
もも「うん!」
パイン「出ましたっ!ツンデレ!!」
ザクロ「うるせぇ〜!」
いちご「あははっ怒ってるザクロも可愛いよ」
ザクロ「か、可愛い?とにかく念には厳しくな」
いちご、もも「はーい!!」
ザクロ「お前ら、元気だなぁ〜」
パイン「あったりまえじゃん!」
いちご「さあ、帰ろうか」
もも、パイン「うん!」
いちご「じゃあね、ザクロ」
もも「ばいばい!」
パイン「グッバァァァイ!!」
四人は帰って行った。
ももの家、二人はベッドで寝転がっていた。
いちご「今日もいろんなことがあったね」
もも「うん!楽しかった〜」
いちご、もも「おやすみ、ばなな」
ばなな「あーい!すぴ〜」
ばななは寝た。
いちご「うふふっ可愛い」
もも「だね!おやすみ、いちご」
いちご「おやすみ、もも」
ばなな「おあり!」
いちご「終わりって言ってるみたい」
8話「フレッシュ物語、イチデレラ」
ある日、巨大な城でイチデレラという心がキレイな娘がいた。彼女は意地悪な継母と姉たちにいじめられていた。
いちご「ザクロ様ステキ……」
いちごは部屋でザクロの写真を見つめていた。
ぶどう「イチデレラ?イチデレラ!料理はまだですの?っていうか、なんでわたくしが継母なんですの!?」
れもん「イチデレラ!早くしてください。とボケた頭の悪い妹ですね。そしてなぜ私がこんな役なんでしょうか?意味分かりません」
パイン「役だから仕方ないんだ、sorry!イチデレラ!早くしなさいっ!!」
いちご「ごめんなさい!」
いちごは料理を作って3人の所に持って行った。
ぶどう「今度は洗濯ですわ!」
れもん「何してるんですか、早くしてくださいよ。あなたはロボットですか?」
パイン「本当sorry!早くして〜!!」
いちご「は、はい!」
いちごは急いで洗濯をしに行った。
ぶどう「次は掃除ですわ!」
そう、イチデレラはいつも意地悪な3人にこき使われていた。ある日、ザクロの城から舞踏会の招待状が届いた。
ぶどう「これは招待状ですわね。なになに?『今日の夜、舞踏会がある。ぜひ来てくれよな』と書いてありますわ。舞踏会!?っていうか、なんでキウイ先生が王子ではないんですの?まあ、いいですわ」
れもん「舞踏会?楽しそうですね、行きたいです」
パイン「私も〜!!」
いちご「えっ?招待状!?私も行きたいな」
パイン「sorry!youは行けないって言う設定なんだよ〜、可哀想だけど我慢してね!」
ぶどう「イチデレラ!あなたはお留守番ですわ。掃除でもしてなさい」
れもん「楽しそうなので行って来ます。後はよろしくお願いしますね」
3人は外に出て舞踏会に行った。
いちご「いいな〜私も行きたかったよ〜!」
???「イチデレラ!イチデレラ!」
いちご「その声……」
ネズミが2匹、イチデレラの目の前に現れた。
いちご「あなたたちは?」
もも「私たちはあなたの友達!」
なーしー「だいじょーぶ?」
いちご「ありがとう!」
魔法使いもいきなり後ろから現れた。
めろん「こんばんは、イチデレラちゃん」
イチデレラは魔法使いの方を振り向いた。
いちご「あなたは?」
めろん「魔法使いよ、舞踏会に行きたいんでしょ?」
いちご「うん!」
めろん「私に任せて。うふふっメロメロのスーパーめろん!」
魔法使いは魔法をかけた。
イチデレラの姿が熊の着ぐるみの姿に変わった。
いちご「何?これ」
もも「失敗かな?」
めろん「あらら、失敗したわ。もう1回!うふふっメロメロのスーパーめろん!」
魔法使いはまた魔法をかけた。
イチデレラはうさぎに変わった。
いちご「何?これ」
なーしー「うさぎになったー」
めろん「また失敗?もう1回!はあっ!メロメロのスーパーめろん!」
今度はリスに変わった。
いちご「今度はリスじゃん!」
めろん「あら?メロメロの!」
魔法使いは魔法をかけ続けた。
イチデレラはどんどん変な姿に変わっていった。
もも「ダメだこりゃ」
いちご「うぇ〜ん!戻して〜!」
めろん「はあっ!メロメロの!スーパー!めろん!!」
今度こそ、ドレスに変わった。
いちご「大成功!」
めろん「やったわ」
靴もしっかりガラスの靴になっていた。
いちご「これはガラスの靴!」
もも「やったね!イチデレラ!」
いちご「うん!」
めろん「メロメロのスーパーめろん!」
魔法使いは魔法でメロンの馬車を出して2匹のネズミは馬にされた。
めろん「12時の鐘がなったら魔法は溶けるわ。さあ、早く行って」
いちご「うん!ありがとう!」
いちごはメロンの馬車に乗り、舞踏会へ向かった。
城に着いた。
もも「さあ、早く行って!間に合わないよ」
いちご「うん!ありがとう」
イチデレラは急いで城の中に入って階段を上がって行った。
いちご「急がなきゃ!」
イチデレラは舞踏会に間に合った。ザクロがいた。
いちご「あっ、ザクロ様いた!ザクロ様〜!!」
イチデレラはザクロの所へ走って行った。
すると足が躓き、転んだ。
いちご「いてて……」
ザクロ「おい、大丈夫か?」
手を差し伸べてくれたのはザクロだった。
いちご「ザクロ様!」
ザクロ「しっかりしろよな」
いちご「は、はい」
イチデレラはザクロを見つめた。
いちご「かっこいい……」
ザクロ「お前、名前は?」
いちご「あっ、イチデレラだよ」
ザクロ「イチデレラ……よろしくな、踊ろうぜ」
いちご「うん!」
イチデレラとザクロは踊り始めた。
それをぶどうとれもんの二人が見ていた。
ぶどう「何なんですの?あいつ。わたくしの邪魔をして……」
れもん「邪魔な女が現れましたね、せっかく楽しんでいたのに」
パイン「みんな、まだまだ楽しもうよ!」
ぶどう「あいつがいるから楽しめないわ」
外の湖でイチデレラとザクロが踊っていた。
イチデレラが時計を見ると23時50分になっていた。
いちご「大変!帰らなきゃ、ごめんなさい!ザクロ様」
イチデレラは階段を急いで降りて行った。
ザクロ「待ってくれ、イチデレラ」
ザクロはイチデレラを追いかけた。
イチデレラはガラスの靴を落として行った。
ザクロ「イチデレラ!」
ザクロはイチデレラのガラスの靴を持った。
そして朝
ぶどう「早く掃除してくれませんこと?」
れもん「早くすることもできないのですか?使えませんね」
パイン「こんなこと言いたくないなぁ〜でも仕方ない!早くしなさいっ!」
いちご「は、はい!」
イチデレラは雑巾で床を拭いた。
『ピンポーン』
誰かが来たようだ。ぶどうは扉を開けた。そこにはガラスの靴を持ったザクロがいた。
ぶどう「あら、ザクロ」
ザクロ「オレだ。このガラスの靴の持ち主を探していてな」
ぶどう「知りませんわね、とにかく履いてみますわ」
ぶどうはガラスの靴に足を入れて履こうとしたが入らなかった。無理やり履こうとしても履けない。
3人も履こうとして足を入れたが履けなかった。
ぶどう「どうしてですの?」
ザクロ「後もう一人、いるじゃないか」
ザクロはイチデレラを見つめた。
ばなな「あーい!」
すると赤ん坊が笑顔で部屋から出てきた。
ザクロ「赤ん坊!?」
ばなながガラスの靴に足を入れた。見事ぴったり入った。
ザクロ「いやいや、おかしいだろ」
いちご「そうだよね、しかも見事入っているし」
ザクロ「待てよ?」
いちご「ん?」
よく見てみると大きすぎて入っていない。
ザクロ「入っていないようだな。ってことは!」
いちご「うん!」
ザクロはばななにガラスの靴を脱がせてイチデレラに履かせた。見事ぴったりだった。
ザクロ「ぴったりだな、君がイチデレラか」
いちご「そうだよ、ザクロ様」
ザクロ「結婚してくれ」
いちご「やだ〜!」
ザクロ「あ?ここは喜んでだろ。何、話の展開を変えてんだ?」
いちご「だって〜」
ザクロ「だっても何もない!さあ、早く言えよ」
いちご「ごめんなさい、冗談なのに。喜んで!」
イチデレラは爽やかな笑顔で返事を返した。
こうして二人は幸せに暮らしたのであった。
という夢をいちごが見ていた。
ザクロ「終わりだ」
9話「ぶどうの恋」
朝、青空が広がっていた。
ぶどうの城でぶどうはリビングで楽しそうに踊っていた。リビングはすごく広かった。
執事がぶどうを見ていた。
執事「ぶどうお嬢様、ご機嫌ですね」
ぶどう「キウイ先生、本当にステキ……!」
執事「ぶどうお嬢様、恋してるのですか?」
ぶどう「そ、そんなわけありませんわ!この最強お嬢様のわたくしが恋なんて……」
ぶどうは窓の外を見た。
ぶどう「なんていい天気!」
執事「お嬢様、学校に行く時間です」
ぶどう「わぁ〜!!」
ぶどうは急いで準備して学校へ向かった。
ぶどうが歩いていた。
パイン「グッモーニング!グレープンっ」
ぶどう「だからその呼び方はやめなさいって!」
パイン「だってグレープン、可愛いんだもん!」
ぶどう「か、可愛いですって?」
二人は話しながら歩いて行った。
校門に入って行った。
パイン「そーいえば、グレープンって好きな人とかいるの?」
ぶどう「す、好きな人!?」
ぶどうは赤面した。
パイン「あぁ〜!いるんだね!顔真っ赤だよ!」
ぶどう「うるさい!」
パイン「きゃはははっ!で、好きな人って誰なの?」
ぶどう「教えませんわ」
パイン「えぇ〜?教えてよ〜!」
ぶどう「教えませんわ」
パイン「えぇ〜?」
二人は教室まで歩いて行った。
ぶどう「そういえば、パインの教室の担任の先生はキウイ先生でしたわね」
ぶどうは少し暗そうに教室に入って行った。
新キャラ
チェリー
11話に出てくるチェリーをモチーフにしたフレッシュワールドの住人。明るく礼儀正しい。和風で優しい
ビワ
若者言葉をよく使う。チェリーと共に学校に来た。実験が大好き
チェリーのキャラは和風キャラからぶりっ子キャラってことにします
82:このは◆cE:2016/09/19(月) 17:09 ミカンが教室に入って来た。
ミカン「おはよう」
ぶどう、れもん、ザクロ「おはようございます」
ミカン「じゃあ、ホームルームを始めるわよ」
ぶどう、れもん、ザクロ「はい」
ぶどう「残念だわ……キウイ先生のクラスだったら……」
1組
キウイが入って来た。
キウイ「おはよう(今日もみんな可愛いな〜)」
もも、めろん、パイン「おはようございます!」
なーしー「ぶ〜」
なーしーはキウイを見つめた。
キウイ「どうしたんだね、なーしーくん」
なーしー「怪しい」
キウイ「だから僕は何もしないぜ」
なーしー「ホント?」
キウイ「ああ、本当さ」
なーしー「信じられない。でも仕方ない、信じるー。でも、もし手を出したらおまわりさん呼ぶよー」
キウイ「手は出さないさ、さあ続きだ」
なーしー「ぶ〜」
1時間目
2組でミカンは黒板に字を書いていた。3人は黒板に書いてあることをノートに写した。
ぶどう「キウイ先生……」
ぶどうは少し悲しそうにノートを写していた。
2時間目
ぶどうたちは家庭科室で調理をしていた。
ぶどうは考え事をしながら調理をした。
20分後
れもんはレモンパスタ、ザクロはザクロのアイス、ぶどうは焼きぶどうを作ったが焼きぶどうだけ焦げていた。
れもんとザクロの二人がぶどうの焼きぶどうを見た。
れもん「まずそうですね、見てるだけでも最悪です」
ぶどう「うるさい!」
ザクロ「れもん、言いすぎだ」
ミカン「失敗は成功の元、さあ試食しましょう」
ぶどう「はい……」
れもん、ザクロ「はい!」
3人は自分の料理を口の中に入れた。
ザクロ「旨いな」
れもん「さっぱりしておいしいですね」
ぶどう「にが〜っ!」
れもん「でしょうね、それって食べ物ですか?」
ぶどう「うるさい!今日は調子が悪かったのよ!」
ザクロ「大丈夫だ、また次がある」
ぶどう「え、ええ」
ぶどうはコクリと頷いた。
給食
4人はフルーツの盛り合わせを食べていた。
れもんとザクロとミカンはどんどん食べていたがぶどうだけはなかなか口に入らなかった。
ぶどう「……キウイ先生……」
ぶどうは暗い表情で皿に入っているキウイを見た。
キウイ先生の顔が浮かんだ。
ぶどう「キウイ先生……」
昼休み
ぶどうは廊下を歩いていた。
1組からパインが出てきてパインはぶどうに近づいた。
パイン「ねえ、遊ぼーよ!」
ぶどうは答えなかった。
パイン「ねえ、グレープン!」
ぶどう「……」
ぶどうはキウイのことを考えていてパインの言っていることが耳に入らない。
パイン「あれれ〜?いつも『その呼び方はやめなさいよ!』って反撃しているのに今はしないね!」
ぶどう「……」
パイン「ぶどう?聞こえてるの!?」
ぶどうは黙って1組の教室の前に来て1組を覗いた。
パイン「今日のグレープン、何か変!」
1組にはキウイが宿題の丸つけをしていた。
ぶどう「キウイ先生……」
ぶどうは悲しい目でキウイを見つめた。
ぶどう「キウイ先生のクラスがよかったわ」
キウイが教室のドアを開けて廊下に出ようとしていた。
ぶどう「キウイ先生!」
キウイ「何だ?君は……」
ぶどう「その……ぶどうですわ」
キウイ「ぶどうちゃんか、君も可愛いね」
ぶどうは可愛いと言われて少し笑った。
キウイ「だが君以外にも可愛い子がいるんだな」
ぶどう「えっ?」
ぶどうはキウイの言葉を聞いて泣きながら走って逃げ出した。
キウイ「……?」
パイン「グレープン!待って!」
パインはキウイを見つめた。
パイン「少しはグレープンの気持ちも分かってよ、キウイ先生!」
キウイ「パインちゃん……」
パインはぶどうを追いかけた。
外でパインは必死にぶどうを探していた。
パイン「グレープン!!グレープン!!」
パインが歩いているとぶどうらしき者がマンゴーの森のベンチに座っていた。
パイン「あれは……!」
ぶどうはマンゴーを食べながらキウイのことを考えていた。
ぶどう「キウイ先生……」
パイン「グレープンっ!」
ぶどう「その声は……」
ぶどうは後ろを振り向いた。振り向くとパインが目の前にいた。
ぶどう「パイン!」
パイン「ぶどう、大丈夫?」
ぶどう「大丈夫ですわよ!別に来なくてもいいですのに……」
パイン「ぶどう泣いてたもん。悲しいよね、好きなのにあんなこと言われて」
ぶどう「あなたにわたくしの何が分かるの?1度も恋とかしたことないくせに!あっち行きなさいよ、わたくしだって辛いのに……」
ぶどうは泣きながらまたマンゴーを食べた。
パイン「泣かないで!そんな弱気なぶどう、私は嫌い!今のぶどうは情けないよ!」
ぶどう「うるさい!あんたなんかにわたくしの気持ちなんか分からない。わたくしのこと何も知らないくせに!」
パイン「今のぶどう、本当に情けない。こんなぶどう、ぶどうじゃない!!」
ぶどう「……」
ぶどうは泣きながら考えた。
キウイ「おーい!」
キウイは走って二人の所へ来た。
パイン「キウイ先生!」
ぶどう「キウイ先生……」
ぶどうはキウイを見つめた。
キウイ「ごめんよ、ぶどうちゃん。君のことも好きだ」
ぶどう「キウイ先生……!本当ですの?」
キウイ「ああ、本当さ」
ぶどうは涙目でキウイを見つめた。
ぶどう「本当に本当なんですのね?」
キウイ「ああ、本当に本当に本当さ」
ぶどう「本当に本当に本当に本当になんですのね〜?」
『本当に』が続いていった。やれやれ、いつまで続くのやら。
そして朝、ぶどうが一人で歩いていた。
パイン「グッモーニング!!グレープンっ!」
ぶどう「だからその呼び方はやめなさいよ!」
パイン「いつものグレープンに戻ったね!」
ぶどう「まあ、感謝してあげていますわ。ありがとう……」
ぶどうは小声で『ありがとう』と言った。
パイン「ん?今ありがとうって言った?」
ぶどう「何も言っていませんわ!」
パイン「ウソ!言ったでしょ!?」
ぶどう「言ったいませんわよ!」
ぶどう「9話、終わりですわ」
10話「ばななの成長」
朝、雨が降っていた。
ももの家で二人はいつものようにベッドで寝ていた。
いちごが目を開けてベッドから起きると4歳ぐらいのばななに似た少女がいちごを見つめていた。
いちご「あれ?」
いちごは目を擦ってもう一度見た。
4歳ぐらいの少女は消えていなかった。
いちご「まさか、ばなな?」
ばななは頷いた。
いちご「えっ!本当にばなななの?」
ばなな「そうなのだ!あたちはばなななのだ!」
いちご「本当!?もも、起きて!」
いちごはももを起こしてもも、も起きた。
いちご「あの子を見て!」
ももはばななを見た。
もも「ばななに似てる〜!」
ばなな「だからばなななのだ」
もも「ウッソ〜!ばなながそんなに早く成長するわけないよ!」
ばなな「本当なのだ!本当なのだ!」
いちご「私はあなたを信じるよ!確かにばななに似ているもんね」
もも「まあ、確かにね。ばなななの?」
ばなな「そうなのだ、ばなななのだ!」
ばななは頷いた。
いちご「本当にばなななんだね」
ばなな「うん!」
いちご「分かった!それにしても成長するの早いね」
ばなな「いちごともものおかげなのだ〜!」
ばななは微笑んだ。
もも「笑顔がステキ」
ばなな「外に行きたいのだ!外に行きたいのだ!」
いちご「いいよ」
もも「私もOK!」
3人は桃のサラダを食べて外に出た。
いちご「雨降っているね」
もも「任せて!あはっピッチピチのスーパーピーチ!」
ももはももの形の傘といちごの形の傘とばななの形の傘を1個ずつ出して3人に傘を渡した。
いちご、ばなな「ありがとう!(なのだ!)」
3人は傘を差して歩いて行った。
歩いているとパインと会った。
いちご、もも、ばなな「パイン!」
3人はパインに手を降った。
パイン「いちご!もも!それとあなたは?」
ばなな「ばなななのだ!」
パイン「えっ、ばなな?ばななってあのベビー?」
いちご「そうだよ!ばななは大きくなったんだ」
パイン「へぇ〜早い成長だね!」
ばなな「ももといちごのおかげなのだ!」
パイン「そっか、二人共優しいもんね〜!これからもしっかり育てるんだぞ〜?ばななもパインのことよっろしくね〜!イェーイ!!!ヒャーイ!!!シャーイ!!!」
パインは元気よく飛び跳ねた。
いちご、もも「あははは……(汗)」
ばなな「イェーイ!!!ヒャーイ!!!シャーイ!!!」
いちご「ばなな!?」
ばなな「何だか楽しいのだ〜!」
もも「よかった!」
いちご「じゃあ私たちは行くね!」
パイン「分かった!グッパーイ!!いちご!もも!ばーななっ!」
パインと3人は手を振って別れた。
3人が歩いているとなーしーがなしのイスに座って寝ていた。
ばなな「あれ?君、誰なのだ?」
ばななは走ってなーしーに近づいた。
いちご、もも「ばなな!」
なーしーは目を開けてばななを見た。
なーしー「こんにちはー」
なーしーは眠そうに挨拶した。
ばなな「こんにちは〜!!なのだ〜」
ばななは笑顔で元気よく挨拶した。
いちご「なーしー、ごめんね」
なーしー「う?だいじょーぶ」
もも「この子はばななだよ!」
ばなな「ばなななのだ!よろしくなのだ〜!」
なーしー「ばなな、よろしくー」
ばなな「大人しい子なのだ……」
もも「なーしーはいつも眠そうだからね」
いちご「じゃあ私たちは行くね!」
なーしー「うん、ばいばーい」
3人はなーしーと別れて歩いてまっすぐ道を進んだ。
歩いているとザクロが歩いていた。
いちご、もも「ザクロ!」
ザクロはいちごたちの方を振り向いた。
ザクロ「何だ、お前らか」
ばなな「わあ〜かっこいいのだ〜」
ばななは目をキラキラさせてザクロを見つめた。
ザクロ「そうか?」
ばなな「うん!」
ザクロ「そんなことない、オレは全然かっこよくねーよ。だがありがとう。お前、あの赤ん坊に似ているな」
ばなな「うん!だってあたちはあのばなななのだ!似ているっていうか同じなのだ!」
ザクロ「本当か?赤ん坊はそんな早く成長しないぞ」
ばなな「本当なのだ!本当なのだ!あの赤ちゃんはあたちなのだ!」
ザクロ「まあ、確かに似ているがな」
いちご「でしょ?」
もも「私も最初は信じられなかったんだ」
ザクロ「そうか、最初は驚いたが可愛いな」
ザクロはばななを見つめた。
いちご「あっ!もしかして〜ロリコン?」
ザクロ「うるさい!」
ザクロは赤面した。
もも「あはははっロリコンロリコン!」
ザクロ「違う!ただ可愛いって言っただけじゃないか!」
いちご「あはははっザクロ可愛い」
ザクロ「可愛い?」
もも「うん!可愛い」
ばなな「可愛いのだ!」
ザクロ「可愛いって何だよ!可愛いって!」
いちご、もも、ばなな「あはははっ」
ザクロ「笑うな〜っ!」
ザクロはもっと赤面した。
いちご「あははっ!じゃあ、私たちは行くからまたね」
ザクロ「ああ、またな!」
3人はザクロと別れて歩いて行った。
3人か歩いているとぶどうが目の前で踊っていた。
もも「あっ、ぶどう!」
ぶどうは踊るのをやめた。
ぶどう「あら、いちごにももに……子供?」
ばなな「ばなななのだ〜!」
ぶどう「ばなな?ばななって確か……」
ぶどうは赤ちゃんのばななを頭の中で思い浮かべた。
ぶどう「あの赤ん坊?」
いちご「そうだよ!あの子」
ぶどう「へぇ〜それにしても成長が早いですわね、こんな早く成長するなんてありえませんわ」
ばなな「本当なのだ!」
ぶどう「そうなんですの。まあ、ありえませんが信じてあげますわ」
ばなな「ありがとうなのだ!」
ばななは微笑んだ。
ぶどう「まあ、可愛いじゃないの」
いちご「じゃあ、私たちは行くからまたね!」
もも「じゃあね!」
3人はぶどうと別れて歩いて行った。
歩いているとめろんとれもんがいた。
いちご「めろん!れもん!」
めろん「あっ、いちごちゃんにももちゃんにあなたはどこかで見たことあるような……」
れもん「あの赤ん坊に似ていますね」
いちご「同じ人物だよ!」
めろん「えっ、本当なの?」
れもん「ウソは泥棒の始まりですよ」
ばなな「ウソじゃないのだ!あたちはあの赤ちゃんのばなななのだ!」
めろん「本当?」
ばなな「本当なのだ!」
れもん「ウソはいけませんね」
ばなな「ウソじゃないのだ!ウソじゃないのだ!」
れもん「もう、うるさいですね。こんなうるさい小娘があの赤ん坊なわけないじゃないですか、ウソ付きですね」
いちご「本当なんだって!」
れもん「あなたが言うとますます信じがたくなります」
いちご「そんなぁ〜れもん酷すぎ!」
ばなな「あう……ぎゃ〜!!!」
ばななは大声で泣き出した。
もも「ばなな、どうしたの?」
ばなな「れもんが〜!!わぁ〜ん!!!」
もも「ばなな、泣かないで」
ばなな「ぎゃ〜!!!」
ばななは涙は収まらない。
もも「どうしよう……」
れもん「ああ!本当にうるさい小娘ですね、耳が壊れます!あなたみたいな小娘、早く帰って欲しいです!」
ばなな「ぎゃ〜!!!!」
めろんはばななを見つめた。
めろん「まさか……れもんちゃん!言いすぎよ!」
れもん「私は本当のことを言っただけです。本当にうるさいので」
れもんは耳を塞いだ。
めろん「もう!」
めろんはばななを笑顔で見つめた。
ばななは泣き止んだ。
めろん「れもんお姉ちゃん、酷いよね。ごめんね、泣かせちゃって」
ばななはめろんを見て笑った。
めろん「れもんちゃん、言いすぎにもほどがあるのよ?」
れもん「知りませんよ、私は本当のことを言っただけですので」
めろん「ばななちゃん、本当なの?」
ばなな「うん!」
ばななは頷いた。
めろん「そうなのね。れもんちゃん、本当みたいよ」
れもん「めろんが言うのなら本当なのでしょうね、めろんはウソは付かないので。まあ、確かにあの赤ん坊と似ていますけどね」
ばなな「だから同じなのだ!」
れもん「分かりました、信じますよ。大きくなって少しうるさくなりましたが可愛いのは変わらないですね」
ばなな「ありがとうなのだ!」
いちご「れもんがやっと信じてくれた」
雨が止んで夕日が昇っていた。
いちご「キレイ!」
ばなな「帰ろうなのだ!」
もも「そうだね!じゃあ、またね!」
いちご「じゃあね!」
ばなな「また会おうなのだ!」
3人は手を振ってめろんとれもんも手を振った。
れもん「また会いましょうね、ばなな」
ばなな「プイッ」
ばななは知らんふりした。
れもん「……平気ですよ、嫌われたって」
3人はももの家に帰って行った。
森に見たことない家がふたつあった。
ひとつはチェリーの形の家ともうひとつはビワの形の家だった。
ばなな「10話終わりなのだ!」
11話「新しい転入生!」
朝、青空が広がっていた。
みんな学校に行っていた。みんなの後ろから少女が二人ついて行った。
1組
キウイ「今日は転入生が来ている」
いちご「転入生?」
キウイ「入って来なさい」
教室のドアから入って来たのはチェリーがモチーフのひとりの少女、顔は小顔だった。
キウイ「この学校に新しく転入して来たチェリーちゃんだ(この子も可愛いな〜)」
チェリー「チェリーですぅ〜よろしくお願いしますぅ〜きゃはっ」
チェリーはペコリとお辞儀してウィンクした。
もも、パイン、めろん「可愛い〜」
なーしー「うん」
キウイ「仲良くしてやってくれ(あぁ〜思いっきり抱き付きたい〜!)」
2組
ビワがモチーフの住人が教室の中に入って来た。
ビワ「ビワだしぃ〜、よろ〜」
ぶどう「わざとらしい挨拶ですわね」
ミカン「みんな、仲良くしなさいよね」
れもん「無理です、こんなだらだらした娘と仲良くなんてできません」
ビワ「仲良くしなくていいから〜」
ビワはザクロの隣の空いている席に座った。
1組のチェリーも、ももの隣の空いている席に座った。
もも「よろしくね!チェリー」
チェリー「よろしくですぅ〜ももたんっ」
2組
ビワはザクロを見た。
ビワ「かっけぇ……」
ビワはザクロを見つめた。
校長室
いちごはパソコンで勉強をしていた。ばななも一緒にいた。
ばなな「いちご!暇なのだ、遊んで欲しいのだ〜」
いちご「ごめんね〜、私はお勉強しているから今は無理なんだ」
ばなな「へぇ〜つまんないのだ」
ばななはいちごの周りを走り回っていた。
いちご「ごめんね、ばなな」
いちごの様子はこんな感じだ。
給食の時間
みんなは給食を食べていた。
1組
ももは給食をパクパク食べていた。
その様子をチェリーは見ていた。
チェリー「(あいつ、このあたしより可愛いと思ってんの?一番可愛いプリティーアイドルのあたしを差し置いて生意気!あんたは全然可愛くないんだから!)」
チェリーはももに負けずに給食をパクパク食べた。
2組
ビワは給食を食べていた。
ビワ「うめぇ!」
ぶどう「男言葉……」
れもん「あの人といたら給食がおいしく食べれません」
ビワ「なら食べないでくださ〜い、アタイが男言葉を使いようがあんたたちには関係ないし」
ビワは給食を食べ続けた。
昼休み、チェリーが一人で廊下を歩いていた。
パイン「チェーリー!遊ぼっ」
チェリー「(いきなり話しかけんじゃないよ)ごめんなしゃい!今はそんな気分じゃないんですぅ〜」
チェリーは涙を流しながら誤った。しかしこの涙はウソ泣きである。
パイン「残念だなぁ〜分かったよ!」
パインは歩いて外に出た。
チェリー「なかなかいい所だ」
チェリーが歩いているとももと出会った。
もも「あっ、チェリー!」
ももはチェリーに近づいた。
チェリー「(いきなり近づいて来るんじゃないよ!)何ですぅ?ももたん」
もも「遊ぼう!」
チェリー「(はあ?冗談じゃないよ、遊ぶわけないじゃん)ごめんですぅ〜遊ぶ気分じゃないんですぅ〜」
もも「そっか、残念だな。じゃあ、一緒に本読みに行こう」
チェリー「(しつこいよ!もも)ごめんですぅ〜無理ですぅ!」
もも「そっか、分かった」
もも、も外に出た。
ビワ「チェリー」
ビワが後ろから声をかけた。
チェリー「ビワ!あのももとか言う娘、マジ生意気なんだけど!」
ビワ「知らんがな、でもこっちにも高飛車娘と毒舌娘とイケメンがいた」
チェリー「まさかビワ、恋してるの?」
ビワ「うん!」
チェリー「へぇ〜」
ビワ「とにかく、この学校パネェ!イケメンがいるし」
チェリー「それはよかったね」
二人は歩きながら図書室へ向かった。
夕方、夕日が昇っていた。
チェリー「〜♪」
チェリーは歌いながら帰っていた。
ビワ「チェリー!」
ビワは後ろから走って来た。
チェリー「ビワ!」
ビワ「まさか新曲できたんか?」
チェリー「うん!」
ビワ「うっひょー!早く聴きてぇわ」
チェリー「明日ライブするから見に来てね。後、この学校、なかなか楽しかった」
ビワ「それはよかった。本当に生徒の少なさが半端ないもん。生徒の少なさにパネェ!」
チェリー「確かに少なかった」
二人は歩きながら家に帰って行った。
ビワ「11話!」
チェリー「終わりですぅ」
小説 すごく面白いです
これからもがんばってください
>>94
ありがとうございます!嬉しいです。頑張りますのでこれからよろしくお願いします♪
11話「チェリーのライブ」
朝、青空が広がっていた。
学校の1組の教室でチェリーがライブの宣伝をしていた。
チェリー「あのぉ……今日あたしのライブがあるのですぅ〜見に来てくれたら嬉しいですぅ!よろしくお願いしますぅ」
キウイ「(絶対見に行く!絶対見に行く!)」
もも「行こうかな」
パイン「私も行く!!」
めろん「私も行きたいわ」
チェリー「ありがとうございますぅ〜(あたしが世界一可愛いんだからね!ももなんかに負けたりしない!)」
2組でもビワがチェリーのライブを宣伝していた。
ビワ「今日はチェリーのライブがあんの。来たくなかったら来なくてもいいから」
ぶどう「はあ?行くわけないですわ!」
ビワ「キウイ先生も来るんだけど残念だ〜」
ぶどう「えっ?キウイ先生も来るの!?」
ぶどうの目がキラキラ輝いていた。
ぶどう「い、行ってやりますわ」
ザクロ「オレは行く」
れもん「私は行きません」
ビワ「あなたの親友のめろん?も来るのに残念」
れもん「めろんが来るのですか?まあ、楽しそうですし、めろんが行くなら私も……」
ビワ「決まりね!」
そして夕日
1組
チェリー「さあ、あたしのライブに行く人は着いて来てですぅ」
もも、パイン、めろん「はーい!」
チェリーは教室から出た。
四人はチェリーに着いて行った。
>>96 修正
11話ではなく12話です。
2組でも
ビワ「ちゃんと着いて来なよ〜」
ぶどう「言われなくても分かってますわよ!」
れもん「あなたの方が心配です」
ザクロ「分かってるよ」
ビワは歩き出して3人はビワに着いて行った。
校長室
いちごはパソコンの電気を切り、閉じた。
いちご「よし、今日の勉強はこれで終わり!ばなな、外に出てみようか」
ばなな「待っていたのだ!」
いちご「じゃあ行こう」
いちごとばななは校長室から出ていちごが鍵を閉めて二人は外へ出た。
外は真っ暗な夜で星が広がっていた。
ばなな「暗いのだ〜!怖いのだ〜!」
ばななはいちごに抱きついた。
いちご「大丈夫だよ」
いちごはばななをさすって歩いた。
歩いているとチェリーの歌声が聴こえた。
ばなな「何か歌が聴こえるのだ〜!」
いちご「そうだね」
二人は歌が聴こえる方へ向かった。
ずっと進んでいると森の中に入っていてそこにはチェリーとみんながいた。
いちご「みんな!何してるの?」
チェリー以外のみんなはサイリウムを振っていた。
もも「あっ、いちご!チェリーのライブを見てたんだ」
いちご「チェリーのライブ?」
チェリー「いつでもスマイル〜いつでもカラフル〜♪」
チェリーはアカペラで曲なしでマイクを持って歌っていた。
いちご「曲もないし、そんなに広くない。もっと本格的なライブやらせてあげたいな、チェリーもやりたそうだし……」
いちごはチェリーを見つめていた。
チェリー「いつでもカラフル〜♪(本当はもっと本格的なライブやりたいよ!こんなのやだ〜!プリティーアイドルはもっと本格的なライブ会場がいいのよ!)」
いちご「チェリー!」
チェリーは歌うのをやめた。
チェリー「何ですぅ?いちご」
いちご「私たちがライブ会場を作るよ!そこでライブしたら?」
チェリー「(はあ?あんた何わけの分からんことを!余計なお世話)いいんですぅ〜あたしはここで大丈夫ですよぉ」
チェリーは笑顔だが顔がひきつっていた。
もも「そうだね!作ってあげよう」
ぶどう「わたくしも賛成ですわ」
れもん「私も本格的なライブ会場は見てみたいですね」
ザクロ「オレもいいと思うぞ」
ビワ「別にいいんじゃないか?」
なーしー「ぼくもおーけー」
パイン「私もOK!OK!超OK!!」
チェリー「余計なことしないで!あたしはこれでいいの!あなたのライブ会場でやったってね!歌詞はできたけどまだ曲もできてないんだよ?ライブ会場なんて作るだけ無駄!何したって本格的なライブなんて無理だもん!」
もも「大丈夫!あの学校を建てたのもいちごなんだよ!いちごならできるって信じてるもん」
いちご「ライブの準備、手伝うよ」
チェリー「余計なお世話ですぅ!そんなのいらない!」
チェリーは涙目で走ってどこか行こうとしていた。その時、ビワがチェリーの腕を掴んでチェリーの足を止めた。
チェリー「ビワ……」
チェリーはビワを見つめた。
ビワ「逃げんなよ……諦めてどうすんのさ!あんた、それでもプリティーアイドルか?」
チェリー「ビワ……でも無理なんだよ……無理ってことは分かってる!」
ビワ「チェリー……」
もも「無理じゃないよ!私たちに任せといて」
チェリー「……」
チェリーは考えた。
チェリー「分かったよ」
いちご「よし、じゃあライブ会場作りスタート!」
いちご「もも、まずは道具を出して」
もも「うん!ピッチピチのスペシャルピーチ!」
言われた通り、ももは魔法で道具を出した。
いちご「ぶどう、板を出して」
ぶどう「仕方ありませんわね……新鮮なスペシャルグレープ!」
ぶどうは魔法で板を出した。
いちご「これで作るんだ」
みんな、ライブ会場を作り始めた。
チェリーとビワがみんなの容姿を見ていた。
チェリー「ビワ……」
ビワ「あいつら真剣だよ?あのいちごとか言うやつ、光が輝いている。きっとあいつなら何とかしてくれるんじゃね?」
チェリー「ビワ……!」
チェリーは涙目でビワを見つめた。