みかぜです。テーマは『気持ち』(多分)です。
ルール
荒らし禁止
もちろん、悪口、なりすましも禁止。
感想やコメント、アドバイスをできれば欲しいです。
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
>>2、>>3、>>4はレス禁です。
登場人物
咲良 夢(さくら ゆめ)
主人公。転校生で、前の学校でいじめられていた。親切。全科目得意。カイトが好き。
麻生 結(あそう ゆい)
ゆめととても仲が良い。体育が得意で人気。
水田 雫(みずた しずく)
結と夢と仲良し。男子にはとても怒る。
五十嵐 カイト(いがらし かいと)
クラスでモテモテ。ファンクラブができるほどの人気。
藤原 美香(ふじわら みか)
担任の先生。少し天然?
ストーリー
主人公の夢が転校してきて前の学校でいじめを受けていたが、結と雫と仲良くなり、カイトを好きになってしまう夢。夢の思いや気持ちなどのストーリー。
プロローグ
今日から新しい学校か……嫌だな……前の学校でいじめられてたし。この学校でもいじめられちゃうのかな…
「転校生を紹介します。咲良さん入ってください。」
私は、6-1のドアを開けた。
「では咲良さん自己紹介してください。」
藤原先生はにっこりしながらそういった。
「咲良 夢です。よろしくお願いします。」
「じゃあ…咲良さんの席は……」
ガタッ
「ここ!ここ!」
後ろの女の子が大きな声を出しこちらに手を降った。
「ふふふ。麻生さんは元気ですね。じゃあ、麻生さんの後ろに座ってください。」
私は麻生さん?っていう人の後ろに座った。
「よろしくお願いします。麻生さん」
「うん。よろしく〜!夢ちゃん。私、麻生 結。結って呼んでね!呼び捨てで良いよ。」
「私も呼び捨てで良いよ」
初日から初めて友達が出来た。
第1章ー結と雫ー
「ねぇねぇ咲良さんの好きな食べ物は?」
「好きな教科は?」
「苦手教科は?」
次々質問を押し付けて来る。めんどくさ……
「ちょっと辞めて!咲良さん困ってるよ?」
長い髪の女の子が注意した。
「夢ちゃん大丈夫?」
「う、うん。大丈夫!えっと……」
「あ、私水田雫よろしくね!夢ちゃん!」
「うん。よろしくね。雫ちゃん」
「おーい!雫ぅ〜!」
結は大声で雫ちゃんを呼んだ。
「何?」
「私プリント直ししなくちゃいけないから夢を学校案内出来ない……代わりに雫やってぇー!」
結はお願い神様…っていう顔をした。
「分かった!」
…というわけで私は雫ちゃんから学校案内をされることに。まずは一階
「ここは、保健室。で給食室」
雫ちゃんはていねいに教えてくれた。
二階
「ここは図書室。1週間後には返すルールなんだ。…でここが職員室」
厚い本読んだら2週間かかる………(私が)
三階
「視聴覚室に放送室、PC(パソコン)室だよ」
パソコン室ってあるんだ。
四階
「えっと……ここが児童会室で、隣が図工室で家庭科室、理科室、音楽室…」
この学校スゴい!
「あと、こっち来て!」
雫ちゃんはダッシュで階段をのぼりドアをあけたら………
「わぁ!綺麗…!」
私の目に飛び込んで来たのは青い空で水溜まりに青い空がうつっていた。じゅうたん。
「でしょ?これ屋上でしかみられないんだ!」
「スゴい!スゴいよ!」
私はこの学校に来て良かった。
「ねぇ……呼び捨てしていい?」
「良いよ!私も良い?」
「良いよ!雫」
「うん!夢!」
私と雫は仲良しになった。
第2章ー怖いー
「夢何こっちみてんの?」
「イラつく!学校に来んな!」
辞め…て…辞めて……辞めて!辞めて!!
「はっ!」
私が起きると自分の部屋。
「なんだ夢か……」
ジリリリリリリリリ
カチ
ちょうど目覚まし時計が音を響かせた。
「ふぁー!おはよう」
私はリビングに行き、挨拶をした。
「夢おはよう。夢、雪を起こしてきて」
「はーい」
私は妹の雪をお越しにいった。雪は小4の妹。
「雪起きて!学校遅刻するよ!」
私は毎朝雪を起こさないといけない。
「……んー!よく寝た!お姉ちゃんおはよう……」
「おはよう。お母さんがご飯準備してくれてるよ」
「早く食べにいこう!」
雪はベッドが起きて急いでリビングへ向かった。私もリビングへ向かった。今日の朝ご飯はトースト、目玉焼き、レタス、ベーコン、オレンジジュース。
「雪、夢新しい学校でお友達できた?」
「雪出来たよ!奈菜美ちゃんと茉鈴ちゃんと仲良くなった!」
雪はトーストに目玉焼きをのせ、それを食べながら言った。
「夢は?」
お母さんは目を輝かせて言った。
「夢をいじめたらこのお父さんが許さないからな!」
お父さんは新聞をみながらそういった。
「出来たよ。水田雫と麻生結かな。二人呼び捨てだよ。」
「あら!よかったじゃないの!…でイケメンな男の子いた?!」
お母さんはまた目を輝かせた。
「ついに、夢にも彼氏(ボーイフレンド)が出来るんだなぁ……お父さん寂しくなってきた……うぅー」
お父さんはふざけたように言った。
「いないよ!でも、クラスでめっちゃ人気の男子はいた。」
私は食べ終わり雪と私の分の食器をおきにいきながら言った。
「「行ってきまーす!」」
私と雪は一緒に登校した。
「雪、今日は私と帰るんだからね。お母さん今日夜仕事遅くなるから夜ご飯作らなくちゃいけないからね。」
「わかった。」
「「ゆーめ!おーはーよー!」」
すると、私はびっくりして後ろを振り向くと結と雫がいた。
「あ、友達いたからバイバイ!」
雪は走って友達のところへ行った。
「夢、さっきのかわいい子誰?」
結は目を輝かせて言った。
「私の小4の妹。」
「いたんだ!名前は?」
「雪。」
「雪かぁ。なんか珍しい名前かな?」
結は腕をくんで悩んだ。
「おはよう!」
私と雫と結は挨拶をして教室へ入った。
「ねぇねぇ。夢って前の学校で仲良しの子いた?」
「……………」
私は結が言った質問に黙った。
「夢?」
「あ、ごめん!何?」
私は聞いてなかったふりをした。
「だから、前の学校で仲良かった人いたのって。」
え……そんな質問……?
「え、えっと……いるよ。愛(ちか)と真夏かな…」
「そんな子いたんだ!」
あーあ、嘘ついてしまった。本当は愛と真夏なんていない。私は本当は前の学校でいじめられてたもん…………
2ヶ月前……
「何?その目付きウザすぎ!」
私は押されて、足で蹴られた。
「痛い!辞めて……!」
本当に痛い!辞めて!
「……辞めて!ぷっ笑えるw」
「もっとこらしめようよ!」
「良いね!」
辞めて…辞めて…!辞めて!!
1ヶ月後
「皆さんにお知らせがあります。来月に咲良夢さんは引っ越すことになりました。」
「え……!何で?!」
ある女の子が言った。
「お父さんの都合で転校することになりました。」
本当は違うんだ。いじめられたから。
休み時間
「夢転校とかラッキーじゃん!」
「確かにww」
「……………」
「千春どうかした?」
「あ、ごめん!ボーッとしてた!」
転校当日
「夢ちゃん!」
私は下校していると声をかけられた。千春ちゃんだった。
「何?」
「これ…」
千春ちゃんがさしだしたのはミサンガだった。
「私、架那ちゃんといじめをしてるふりしてるけど夢ちゃんは友達だと思ってるから!これ結んで、いじめられないようにってお願いしたら良いと思うよ!夢ちゃん元気でね!」
千春ちゃんは走っていった。
「千春ちゃん待って!」
千春ちゃんは後ろをむいた。
「ありがとう!千春ちゃんのこと一生忘れない!あと、このミサンガあげる。」
「ミサンガ持ってたの?」
「うん。だからミサンガ交換。で良いよね?」
「うん!」
っていうわけ。
「雫、結ちょっと来て!」
私は結と雫を屋上につれてきた。
「嘘ついてごめんね。私いじめられてたんだ。でも、千春ちゃんっていう友達ができたの……」
「「…………」」
雫と結黙ってる…………
「大丈夫!私達夢が友達って思ってるからね!」
「そうだよ!そんな嘘で友達やめたりしないよ〜!」
雫、結大好き!いじめられたことが忘れそう…!
第3章 ー恋ー
「キャー!!カイトくぅん!クッキー焼いてきたのぉ!あげるぅ!」
「ありがとう!」
なんかめっちゃモテモテの人いるな…
「ねぇ、咲良夢ちゃんだよね?」
すると、モテモテの男子から声をかけられた。
「うん。そうだけど……」
私はこの男の子の名前を知らない。
「あぁ。オレ自己紹介してないな」
すると、男の子がすぅっと息を深く吸って自己紹介した。
「オレ、五十嵐カイト。よろしく!夢ちゃんって呼んでいい?」
「良いよ。私もカイト君って呼んでいい?」
私はちょっと小さな声で言った。
「うん!良いよ!よろしく!夢ちゃん!」
カイト君はにっとした。
休み時間
「んー!やっと休み時間だー!」
私は椅子に座りながらぐーんとのびをした。
「ねぇねぇ。夢ちゃんって好きな人いる?」
女の子からそんな質問された。その子はカイト君ファンクラブに入っている子だ。
「んー……」
私は少し考えた。
「あ、前の学校での好きな人でも良いよ!」
………私男子にもいじめられてたから男子みんな嫌いだったからな…
「…いないよ……」
私は少し間をあけ言った。
「そうなんだ。私カイト君大好き!私、カイト君ファンクラブのリーダーだからカイト君のこと好きになったら教えて!仲間に入れてあげるね!」
その女の子はニコッと笑った。
「う、うん。ありがとう!」
色々ツッコミどころはあるけど、
まず情景描写、心理描写などが
もっとほしいです。
例えば冒頭にしても、
あれだけでは伝わらない情報が多すぎます。
情景描写とは、マンガでいう背景。
つまり今この場所はどんなところで、
何があって、主人公がどこにいて
物語を繰り広げているかを読者に伝える
大切な手段です。
そして心理描写は、
読者が感情移入するために
必ず必要になってきます。
心のない作品に読者は心を動かされません。
例えば、冒頭部分
今日から新しい学校か……私はハァ、と
小さな溜め息をつく。
教室の古くさい引き戸の前で、
私はぽつんと一人佇んでいた。
「6-1」と書かれた板が、
ぶら下がって揺れている。
今日はこの学校に初めて登校する日。
私は転校したのだ。
原因は・・・前の学校でのいじめ。
嫌だな……前の学校でいじめられてたし。この学校でもいじめられちゃうのかな…
「転校生を紹介します。咲良さん入ってください。」
そんな不安を胸に抱きながら、
私は、教室の黄色い引き戸をガラッと
開けた。
「では咲良さん自己紹介してください。」
藤原先生はにっこりしながらそういう。
物腰の柔らかい、いい感じの先生だ。
私は少しだけ安心する。
一度静かに深呼吸して、私は口を開いた。
「咲良 夢です。よろしくお願いします。」
ぺこりとお辞儀をする。
パラパラと拍手が起こった。
「じゃあ…咲良さんの席は……」
ガタッ
「ここ!ここ!」
先生がキョロキョロと見渡していると、
後ろの女の子が大きな声を出しこちらに
手を降った。
私も下手ですが、せめてこれくらいはあると
色々想像できるのでは?
匿名さん、ありがとうございます!
17:みかぜ◆3Y オリキャラ募集中!:2017/02/11(土) 08:22 私は、嬉しくないような嬉しいような……とにかく私は苦笑いをした。
次は体育。私は体育が得意。っていうか全科目得意だけどね……この学校に来てからはじめての体育だ。
みんなは今日初めて私が体育をする姿を見る。体育館にざわざわと声が響いた。
「夢ちゃんって全科目得意なんだよね?!」
「めっちゃ楽しみ!!」
「咲良って運動神経良いのかな。そしたら咲良ともサッカーしたな」
男女私のことでざわざわした。あー。うるさい……
私は耳をふさいだ。
ピー!
先生の笛が体育館に響いた。とても綺麗な音で。
「今日の体育はダンスします。」
「「「えーーーーー!!!!」」」
体育館に「えーー!!」って言う声が響いた。藤原先生はパンパンと手を叩いて、みんなを黙らせた。
「しーずーかーに!好きな人どおしでやってください!その代わり、3人まで!」
「「「「イェーイ!!!」」」」
体育館にみんなの声がなり響いた。
「カイト君!うちらとやろっ!」
「じゃあ、ここうまってはいあとはダァーメ!」
「なんでぇ〜?カイト君にふさわしいのは私だよぉ〜?」
ほとんどの女の子はカイト君とダンスをしたくて争ってる。
「雫、夢一緒の班になぁ〜ろっ!」
結がニコニコして私と雫のところに走ってきた。
「みんな、班はできましたか?それでは班で練習してください。音楽を流すので班で練習してください。再来週にテストします。」
「「「「えーーーーー!!!!」」」」
体育館にみんなの声が響いた。
「いくらなんでも体育館にみんなの声を響かせ過ぎですよ?」
藤原先生は「もー!」っていう顔をした。
「だって、今週始めたばっかなのに再来週とかありえないもん!」
「そーだ!そーだ!」
みんなはぶーぶー口々に文句を言った。もう言いたいことあるからもう言おう!
「ねぇ、みんな先生がかわいそうじゃないの?いくらなんでも先生に押し付けてなんかおかしくない?再来週でしょ?間に合うよ!みんな私が転校する前にダンスの授業してたでしょ?」
私の口は勝手に本音を言ってしまった。
「ま、まぁ。それはそうだけど……」
「でしょ?だからみんなダンス上達してきたんだから文句を言わないで、みんなで頑張ろう?」
私は本音を最後まで言い、最後にニコッとした。
「オレも夢ちゃんと同意!」
すると、カイト君が手を降って大声で言った。
「ま、まぁ。カイト君が同意なら私も同意にしてやるんだから……か、感謝しなさいよね!」
「まぁ。カイトが同意ならオレも同意にしてやっても良いぜ!」
クラスのみんなは『同意』っていう言葉に反応して私のいけんに同意してくれた。
「もちろん、私は最初から夢に同意だよ〜!!!」
「私もだよ。」
雫と結も同意だったんだ。私の目から涙がこぼれた。
「ゆ、夢?!どうかした?ちょっと、文句を言ったやつが悪いんじゃないの?!夢に謝りなさいよ!!!」
結は大きな声で怒り出した。
「ゆ……結……違うの………みんなが……グスッ……同意してくれたからそれが嬉しくて涙が出たの……」
私は泣きながら笑顔をみんなにみせた。
「夢ちゃん、一緒に水のみ場いかない?」
カイト君は柔らかい笑顔でにっこりして私に言った。私はこくりとうなずき、水のみ場へカイト君と行った。
「ぷっはぁー!やっぱり水は上手い!夢ちゃん、目赤いよ?顔洗いな」
「う、うん……」
私は蛇口から水を出し冷たい水を手にすくって顔を洗った。
「さっぱりしたぁ!えっと…タオル、タオル……」
「はい」
目をつぶりたがらタオルを探しているとカイト君がタオルを渡して私は自分の顔を優しくふいた。私は名前を見ると、『五十嵐カイト』と名前が書いてあった。
「カイト君ごめん!」
「大丈夫だよ。」
カイト君はまた柔らかい笑顔をしてにっこりした。
ドキッ
え?何これ……なんかカイト君の笑顔になんか………私カイト君のこと好きになっちゃった?!
第4章ーびっくり!ー
私と雫と結は公園で遊んでた。ブランコがぶらーんぶらーんと風と一緒に揺れていた。ブランコの上には木の葉が一枚落ちていた。
「「えーーーーー!!!カイトを好きになったーーーーーー?!」」
結と雫は目をまるくして驚いた。
「しーーっ!声大きい!!」
「ご、ごめん」
「どうしても、カイト君のこと忘れられない………」
私はブランコに乗りながらぽつんと話した。
「だったら、バレンタインの日頑張ってみたら?」
結はニコニコしてブランコから降りた。
「そう言えば、去年カイト、チョコ40こもらってたらしいよ!」
「多すぎじゃない?」
「私頑張ってみる!」
結と雫はにっこりしながらうなずいた。私と結と雫は家に帰った。
夢の部屋
「う〜ん…何が良いかな…?」
私は、勉強机の椅子に座って、お菓子の本をみた。
「クッキーが良いかな?マフィン、マシュマロ……やっぱりチョコかな…?」
私は、お菓子の本を見ながらいつの間にか眠りについていた。気がつけば2月11日だ。カーテンの窓には青空が広がっていた。
「お姉ちゃんおはよう」
雪がテレビを見ながら私を待っていた。私は、朝ご飯を作り始めた。
「「いただきまーす!」」
私と雪はダイニングで朝食を食べた。
私が歯磨きを終わらして、冷たい水でお皿洗いをしていた時だった。
ピンポーン♪
家にチャイムの音が鳴り響いた。私はキッチンにあったタオルで手をふき、玄関に行き扉を開けるとカイト君がいた。
「あれ?カイト君、朝にどうしたの?」
「いやー……これ……」
私の前に差し出したのは、漢字ドリルだった。
「え?!ちょっと待って!」
私は、急いで部屋に行き、ランドセルの中をみた。漢字ドリルがなかった。
私はエプロンを自分の部屋に置いて玄関へ向かった。
「カイト君ありがとう!お礼した方が良いよね?」
「良いよ。じゃ、オレ行くね!」
「あ……」
カイト君は私の家から出た。御礼したかっ……待って……これって、バレンタインにお礼としてチョコを渡せば良いかな?
いいと思うよー!
とってもおもしろかったー!
ミネコ、ありがとー!!
ーーーーーーーーーーー
「……というわけか……」
今日もいつもの公園で結と雫に私が考えたこと話した。今日は青空が絵の具のようにそまっていた。でも、私はマフラーをしていた。
「良いでしょうか?」
「………」
結と雫は黙っていた。一瞬寒気がした。少し風が吹いた。
「うん!良いと思う!」
「私も!」
雫と結は賛成してくれた。
「でも、本命じゃなくて良いの?」
「うん!良いの!カイト君は私にとって大事な友達だから!」
私は爽やかな笑みをした。その時青空に明るい太陽が出てきた。
「夢、そっか……」
雫はニッコリしてうなずいた。
バレンタインデー
今日は学校だ。カーテンを開けたら白い雪が少しちらちら降っていた。青空も綺麗にそまっている。私は昨日作ったバレンタインのチョコを袋に入れてランドセルにしまい雪と家を出て学校へ向かった。
「雪、今日友達に友チョコ渡すんだっけ?」
「うん!放課後渡すんだ!お姉ちゃんも好きな人に『付き合ってください!』とか言うんじゃないの〜??」
雪はニヤニヤしながら私にくっついてきた。
「違うよ〜!雪こそ好きな人いるんじゃないの〜??このこの〜」
私も雪の真似をしてみたが……
「は?好きな人いないけど??」
雪は冷静?になったような……なんか私が子供(低学年)に見えてきた………
「あ!友達いた!じゃーねー!好きな人に渡せると良いね〜♪」
雪はまたニヤニヤして友達のところへはしっていった。
「ちょっ!雪ぃーーーーーー!!!」
私はますます恥ずかしくなった。でも、せっかくチョコを作ったからカイト君に渡したい!
ガララ
「おは………」
「「「きゃーーー!!」」」
私が「おはよう」と言いかけた時悲鳴(嬉しい)があがった。
「カイト君これ食べて!」
「ずるい!私一生懸命作ったよ!」
カイト君ファンはカイト君にめっちゃバレンタインチョコをあげてた。
私は席に座り教科書、ノートを取り出したとき、チョコと一緒に落としてしまった。
すると、そこに人がたっていた。見てみると、カイト君ファンクラブだった。
「あれ?咲良さん、チョコまさかカイト君に渡すの?告白するの?告白したら許さないんだからね!」
すると、教室が暗い空気になってきたような……カイト君ファンは私のことにらんできたかも……
「ううん。違うよ。私はお礼で持ってきたの。」
「は?」
カイト君ファンクラブはあんぐりしていた。
「土曜日に漢字ドリルがカイト君のランドセルに入ってるって言っててそれで漢字ドリルを届けにきてくれたお礼にチョコを渡すの。」
「そうなんだ。ごめんね。勘違いしちゃって……チョコ渡そうか?」
ファンクラブは少しホッとした感じ優しい顔になり暗い空気は明るい空気になった。
「ううん。自分で渡すよ。だって、自分からあげないと思いが伝わらないじゃん」
「咲良さん……そうだよね!自分の勇気で渡せば良いよね!ありがとう!咲良さん!」
「ありがとー!咲良さん!カイト君〜!チョコたべて〜」
みんなはいっせいにカイト君のところへ行った。
さて、チョコはいつ渡そうかな……放課後にしようかな?でも、カイト君帰っちゃうかも……
と私はカイト君にチョコを渡すことを考えていた。
「夢ちゃんどうしたの?」
声をかけてくれたのは、チョコをいっぱい持っているカイト君だった。
「あれ…?それって……チョコ………」
「あ!その……お礼のチョコ……土曜日のことで……」
「あ!ありがとう!!」
カイト君の顔はぱぁっと明るくなった。
「 オレ甘いもの好きなんだ!ありがとう!」
「こちらこそありがとう。口にあえばいいんだけど…」
前から見ておりました!とても面白い小説ですね!
29:みかぜ◆63Y:2017/02/27(月) 17:09 >>28
ありがとうございます!!また見てくださいね!
「大丈夫だと思うよ!家に帰ったら食べて見るね!ありがとう!!」
カイト君はにっこりしながらロッカーのランドセルにしまった。
下校
私は家に帰宅したその時……
プルルルルル
電話の音がした。お父さんかお母さんかと思ったけどお父さんとお母さんは私のスマホから電話してくる。だから、学校の人か、間違い電話、宅急便などだ。
私は電話を手に取った。
「はい。咲良です。」
『あ、咲良 夢ちゃんと同じクラスです。』
なんか、聞き覚えのある声だった。
「もしかしてカイト君?!」
『よくわかったね!』
やっぱりカイト君の声だった。カイト君はめっちゃ明るいからカイト君とすぐにわかった。
「……でどうしたの?」
私はランドセルをソファーに置いてソファーに座りながら話した。
『チョコの話なんだけど…』
嘘?!チョコ?!口にあわなかったのかな??砂糖少し入れようとしたら多く入れちゃったからかな??
私はあわあわと緊張していた。
『めっちゃ美味しかった!!』
「よかったぁ!!砂糖多く入れちゃったから…」
『そうなんだ。でも、チョコは甘いから良いじゃん』
カイト君の笑い声が少し聞こえてくる。カイト君ありがとう!
第5章ーまさかの修学旅行?!ー
「えーっと……来週は修学旅行でーす!」
え?この学校って修学旅行するの遅くない?!
「藤原先生〜!6-1なのに5-2っ書いてありまーす!」
よくみると、本当にここは6-1。なのに、『5-2』って書いてあった。
「あら、本当だ。みんな6-1って戻してね。」
先生は苦笑いしながらそういった。先生は恥をかいた。
「でも、良いよね〜。夢ちゃん、前の学校で修学旅行行ったからこれで2回だよね〜。良いなぁ〜」
女の子が羨ましそうに私を見た。
「あー……私、修学旅行行ってないよ?」
「え?」
「は?」
みんなはあんぐり口をあけていた。
「私修学旅行の時学校休んだよ?胃腸炎で」
「えーーー!!マジで?!」
みんな驚いていた。そう、私はその日胃腸炎になってしまったのだ。
「マジかよ……せっかくのイベントが……」
「アハハ。しょうがない。しょうがない」
私は修学旅行に行かなくて良かった。だっていじめられてる人と同じ班だったから。マジで休めてラッキーだった。
>>31に間違いがありました。
いじめられてる人→×
いじめてる人→○
です。失礼しました。
「それで班は先生が決めました。男女3人ずつです。」
そして、先生から修学旅行の班のメンバーのプリントが渡された。私は……やったー!雫と結と同じ班だった。私の心はなんだかワクワクしてお祭りになった。
私が結と雫の方を見ると、結と雫はピースをして、『やったね!』と口ぱくでニッコリしながら言った。
「行くのは東京です。」
東京は久々に行く。何年ぶりだろう。確か、5年ぶりだった気がする。
「しおりに書いてある通り、迷子になったら集まるところを決めておいたり、困ったことがあったらこの電話番号でケータイを持ってる人は先生に電話してください。」
「はーい。」
来週の修学旅行が楽しみ過ぎて胸がドキドキワクワクしています。