みかぜです。テーマは『気持ち』(多分)です。
ルール
荒らし禁止
もちろん、悪口、なりすましも禁止。
感想やコメント、アドバイスをできれば欲しいです。
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
>>2、>>3、>>4はレス禁です。
歌、何になったんだろう!
楽しみ(^◇^)
付属かぁ。
夢ちゃん可愛い。
ふるさとすごく願ってる。
「ふるさとです!」
や、やったーーーー!!!めっちゃ嬉しい!神様、ありがとうございます!!
「今からふるさとの歌詞を渡します。なお、クラスでアルト、ソプラノに決めてください。」
やっぱりだ。私が知ってるふるさとだ。
「明日から合唱練習を始めますので、今日のうちにアルト、ソプラノを決めてください。」
「はーい!」
わあ、よかったね!
卒業かあ……
わたしも今年卒業だなぁ〜
夢ちゃん、最後までファイト!
第15章ー卒業までの合唱練習ー
次の日。今日から合唱練習で楽しみな夢です。
私が学校に着くとみんな座っていて、先生もいた。なんか、気まずい感じがしたので…
「お、遅れてごめんなさい。」
と、謝った。
「別に、時間は間に合ってますんで大丈夫ですよ。」
と、藤原先生がにっこりして言った。
「全員集まったわね。では、先生から変わったことをお知らせします。アルトとソプラノのことですが、先生が決めました。」
「えーーーー!!!なんでー?!」
と、みんなは叫び、教室は、ざわざわとざわついた。
「みんな、静かに!急なことですが、理由は、よく仲が良い友達がいるパートの方へ行く人が多いので先生が決めました。」
先生は、大きな紙を開いて、磁石で、黒板に貼った。右はアルト、左はソプラノ。私は……
これからも、頑張ってください!!
229:ルナ◆3es:2017/08/09(水) 09:14 >>228
ありがとうございます!
「ソプラノか……」
私は、他に仲がいい子を探していると、美代奈だった。と、いうことは、雫と結はアルトだ。
「私って、声低いの?!私は、普通ソプラノでしょ!」
「しょうがないよ!いい加減諦めなさい!」
暴れている結を必死にとめている雫……結、本当になりたかったんだね……
「雫大変だね……結のわがままはまだまだ続きそうだね……」
「うん…」
私と美代奈は苦笑いをした。
1時間目は、体育!確か、来週で終わっちゃうからな…… 今日やるのは体育館で陸上!
「今日は、リレーをやります。出席番号順で、男女で走ります。」
「えーーーーー!!!」
体育館に声が響いた。どうやらみんな嫌だったようだ。まぁ。私は、嬉しいけどね…
「それでは、いちについて。よぉーい!ドン!」
先生の笛の音が体育館に響かせた。ちなみに、ルールは、一周回ってバトンを渡すのだ。
「夢?出番だよ?」
「あ!美代奈ごめん。ありがとう。」
私が、ボーッとしていると、美代奈が教えてくれた。
私は、スタンバイ。いよいよ近づいてくる。私は、軽く走り、バトンを受け取り、本気で走った。
「夢ちゃんだよね?速い!」
「咲良さんヤバッ!」
「咲良がんばれー!」
みんなあんぐりしていたり、目を輝かせていた。
私がタオルで顔をふいていると、みんなが私を囲んだ。
ふるさとになって良かったね…!
これからも応援してる。
>>231
いつもコメントありがとう!私、ふるさとがめっちゃ大好きな曲で、卒業式では歌わないけど、朝の会とか、エレクトーンの発表会の時に歌ったんだよ!
「み、みんな、ど、どうしたの?」
私は、びっくりして苦笑いをした。
「夢ちゃん速くない?」
「そうだよ!俺負けるかもしれねー!」
と、みんなから走るのが速いのを誉められた。嬉しい!
体育が終わったあと、私と雫と結と美代奈と一緒に女子更衣室に行った。
「それにしても、夢凄いね!」
「え?なんで?てか、前にも言ったよね?」
「そっか!忘れてた!テヘペロ♥」
すると、雫と美代奈は、笑いをこらえていた。
「もぉー!!って、夢…身長伸びた?」
結がふざけて怒ったとき結は言った。
「え?そうかな?」
私は、身長が伸びたのを気づいていなかった。
「今日、家に帰ったら、身長はかってみたら?」
「うん。」
3時間目と4時間目は、合唱練習!私が歌いたかった『ふるさと』に!一回視聴覚室に集まることに。
「はい!皆さん、クラスでソプラノ、アルトのパートを見てきましたか?」
「はい!」
「今回は、昨日言った通り合唱練習をします!まず、パート別々に練習しましょう!アルトが私で、ソプラノが里見先生です。ちなみに、アルトは、視聴覚室に残って、ソプラノは体育館へ移動しましょう。」
マ、マジかよ……てか、なんで音楽室じゃなくて体育館?
「何か質問がある人は……」
と先生が言った。これはチャンスじゃん!
私は、手をビシッとあげた。
「では、咲良さん」
「はい」
私は、藤原先生にあてられたとき、私は返事をして立った。
「どうして、音楽室じゃなくて、体育館なんですか?」
「あ!私も思った。」
「そうそう何でだろうね?」
「音楽室じゃなくて体育館っておかしくね?」
私が質問をしたとき、みんながざわついた。
「静かにしてください!えっと、咲良さんの質問に答えます。理由は、音楽室は4年生が使っているので、体育館でやることになりました。」
藤原先生はにっこりとしてそう言った。そういうことかよ……
「では、移動してください。」
と、先生が指示した。
「美代奈と夢ぇ〜!」
結は、私と美代奈を追い掛けようとしたけど、雫に捕まった。
「ごめんね!夢と美代奈ファイト!」
「うぅ……夢と美代奈がんばってねぇ…」
雫と結は応援してくれた。
「うん!頑張るね!そっちも頑張るんだよ?」
私は、結と雫に手を振って音楽室へ移動した。
「昨日のテレビ見た?」
「もしかして、世界の果てまでイッテQ?」
「そうそう!当たり!」
当たった…だって、美代奈ってこういう感じの好きそうだもんね。
「イモトさんがね………」
美代奈は、世界の果てまでイッテQの話をしている。私は、こう思った。昔の美代奈は、朝は機嫌が悪くて、悪口をいろいろ言っていた……でも、私と美代奈の問題が解決してから凄く仲良くなれたし、優しくなった……
「…め!ゆめ…!夢!」
「はい!」
私は、美代奈に呼ばれているのを気づいていなかった。
「もう!話聞いてた?」
「ごめんね!考え事してた!」
私は、苦笑いをした。
私と、美代奈が4階に上がり終わった後、美代奈が静かな廊下立ち止まった。
「美代奈?」
私は、首をかしげて聞いた。
「ごめんなさい……」
「え?!なんで?!」
美代奈が突然謝るから私はびっくりした。
「だって、5年生の時、夢をいじめてて本当にごめんなさい…」
「なんだ!もう、解決したことだから、もう謝らなくて良いよ!もう私達心友じゃん?」
「うん!夢大好きだよ!」
美代奈は、私に飛び付いた。
「もぉ!私も美代奈のこと大好きだよ!」
「てか、遅くなるよ?!急ごっ!」
「うん!」
私と美代奈は、手を繋いで廊下を走り、音楽室へ向かった。
「ま、間に合った??」
私と美代奈は息切れしながらドアをガラッと開けた。
「大丈夫!」
さくらちゃんが言った。
「なら、良かった!」
私と美代奈は隣に座り、先生を待った。
すみません!音楽室ではなく、体育館です!あと、階段を上がったではなく、階段を下った。です!失礼しました。
238:みぃ◆8Q:2017/08/14(月) 22:01 ついにふるさとの練習!
楽しみ!
「はい!皆さん集まりましたね?」
体育館の出入り口から楽譜を持ってきた先生。
「えっと、始める前に、伴奏を各パート1人が弾くことになりました。やりたい人はいますか?」
と、先生が言うと、ほとんど、ピアノ、エレクトーンを習っている人だけだ。あとは、じゃんけんで決めて、決まったのは、和泉 文ちゃんだ。
「では、先生は和泉の伴奏教えるんですけど、ふるさとが歌える人はいますか?」
と、先生は言って、キョロキョロと先生は探した。
私は、手をあげた。
「あ。いました。咲良さん、お願いね。」
「はい!」
私が、ふるさとの歌を教えることになった。
「それでは始めてください!」
さぁ!私が今から先生だ!!
「えっと、まず私が最初に歌うので、私後に続いてください!では。」
と、言い、私はすぅっと息をすった。
「あさやけ いろの空に♪
またたく 星一つ♪
さんはい!」
あさやけ 色の空に♪
またたく 星一つ♪
「小さな光が 照らす♪
おおいなる 勇気♪
さんはい!」
小さな光が 照らす♪
おおいなる 勇気♪
私達の歌声が体育館に響きわたった。
全部歌い終わると、大きな拍手が聞こえた。聞こえる方を向くと、アルトのみんながいた。
「え?!聞いてたの?!」
と、私は、恥ずかしそうに顔を赤くして言った。
「うん!最後のところだけだけどね!」
と、歯をニッと出して、ピースをしている結。
「では、少しだけ合唱の練習をします。和泉さんと、河井さんお願いします。」
「はい!」
二人は、ピアノの方へ速歩きで向かった。
先生の合図で、ピアノの綺麗なメロディーが体育館に響いた。私は、大きく息をすって歌い出した。
あさやけ色の空に♪ またたく星一つ♪
小さな光が照らす♪
おおいなる勇気♪
そして、いよいよ盛り上がるところだ!
助けあえる友との思い出を♪
いつまでも大切にしたい♪
進む道も夢の地図も♪
一番素直になれる場所♪
忘れられない歌がそこにある♪
そして、私達は歌い終わった。すると、先生達はパチパチと拍手をした。
「きっと、皆さんは、先生にとって一番楽しかった学年になると思います!」
と、藤原先生。
「きっと、卒業式でも大丈夫でしょう」
と、里見先生。
卒業式までもう少し頑張るぞ。
「ただいま〜」
私は、学校から帰宅して、自分の部屋へ行った。
「あ。そう言えば、身長はからないと。」
私は、身長をはかるのをすっかり忘れていた。私は、自分の部屋から出て、リビングへ向かい、メジャーで身長をはかった。すると………
「158cm?!」
私は、びっくりして叫んでしまった。近所迷惑になっちゃうな。
すると、ピンポーンとインターホンが鳴った。「うるさい」って言われるのかな。と思い、私は、玄関を開けた。
「はい。」
「あら、夢ちゃんこんにちは」
来たのは、隣の部屋の佐田さんだ。
「あ。良かったらあがってください。」
と、私は、にっこりとしてそう言った。
「今から出掛けるから良いわよ。あ。そうそう。夢ちゃん蜜柑好き?」
「あ。はい。好きです。」
「はい」
佐田さんが差し出したのは、ビニール袋に何個か入っている蜜柑だった。
「え?!こんなにもらって良いんですか?」
私は、びっくりして佐田さんに言った。
「良いのよ!いつも、お野菜とかもらってるから。」
佐田さんはにっこりして言った。
「そう言えば、夢ちゃん毎日見てるのに大きいね。何cm?あら!聞いてダメだったかしら。」
佐田さんは、口を右手で口を軽くおさえた。
「いえ、ちょうど佐田さんが来る前に身長はかったので。えっと、158cmです。」
「あら!大きくなったわねえ。じゃあ、蜜柑食べてね。じゃあ。失礼するわね。」
と、言って佐田さんは、帰った。
私は、ドアを閉めて、リビングへ向かい、佐田さんからもらったビニール袋に入ってある蜜柑を取り、食べた。
「ただいま〜!」
と、元気な声でドアをガチャっと開けたのは、雪だった。
「あぁ!お姉ちゃんずるい!私にもちょうだい!」
と、雪が言った。私はクスッと笑い、
「さっき佐田さんから蜜柑たくさんもらったから食べていいよ」
と、私は、にっこりして雪に言った。
「やったーー!!」
と、はしゃいでソファーに座った。
ピンポーンと音が鳴った。誰だろうと私は思い、ドアを開けると、
「どうも。宅配便です。」
と、宅配便のお兄さんが来た。
「おぉ!夢ちゃん!」
「あ!こんにちは!」
「大きくなったね!もうすぐ卒業だねぇ。この中に制服入ってるよ!あと、はんこお願いね。」
と、言われ、私は玄関の棚にあったはんこを取って、はんこを押した。
「はい!ありがとう!また、届け物があったら来ますんで!失礼します!」
と、言い宅配便のお兄さんはでてった。
「お姉ちゃん何届いたの?」
と、リビングにいた、雪がトコトコと来た。
「お姉ちゃんの制服が入ってるんだよ!」
と、私は、ニコニコして言った。
「見たい!見たい!」
と、雪は、目を輝かせ言った。私は、箱を開けた…………
「わぁ!可愛い!」
と、雪は目を輝かせた。その制服はネイビーのスカートとえり、そして、赤いリボン。ちょっとシンプルっぽい感じがするけどかわいい……
「お姉ちゃん、私も中学生になったら、かわいい制服着れる?」
と、雪は目を輝かせて言った。
「うん!雪も中学生になったらお姉ちゃんと一緒に中学校行けるね!」
「うん!」
と、雪は、楽しみそうに言った。
「ただいま〜!」
と、ドアをがチャッ開けた音が聞こえて、玄関へ行くと、お母さんが帰ってきた。
「お母さんお帰り!」
と、雪は、お母さんに抱きついた。
「お母さんおかえりなさい。仕事ご苦労様」
と、私はにっこりして言った。
「あ。そう言えば、お隣の佐田さんからいっぱい蜜柑もらった。あと、制服届いたよ」
「あらそう!ちょっと制服着てみて!」
と、お母さんは言った。
「うん。ちょっと着替えてくるね。」
と、自分の部屋へ戻った。
「着替え終わったよ」
自分の部屋から出たら、リビングへ向かった。
「良く似合ってる!」
お母さんは目を輝かせて言った。
「お姉ちゃん似合う!」
雪もお母さんと同じように目を輝かせていた。
「じゃあ、着替えてくる。」
私は、自分の部屋に戻った。私は、鏡を見た。
「制服ってなんだか大人っぽくなった気分がする」
なんだか、私は、制服を着たのが嬉しいのか、なんだか、にやけてきた。
ルナ、小説上手すぎ!
憧れる!(^^)!
応援してる〜\(^o^)/
確かに!
制服って、不思議だよねっ!
>>247
ありがとう!リリカの方が上手だよ!!失礼ですけど、リリカって何年生ですか?
そうそう!私まだ小学生だから早く中学生になって制服着たいって思うの!
次の日、私は少しニコニコしながら、学校に行った。
「夢!おはよう!」
肩をポンッと叩かれて後ろを振り返ると、いつも遅れる結だった。
「結?!珍しいね!」
「でしょ!今日は気分が良かったの!」
と、えっへんとして言った。なんか、低学年みたい。
「私も気分が良いよ。」
「え?!どうして?!」
結は興味津々で顔近づかせて聞いてきた。
「実は、昨日家に制服が届いたの!」
「え……」
ん?なんか、結の雰囲気変わったような。顔色が変わったような…
ルナ、最近コメント出来なくてごめん!
もしかして、結◯◯しちゃう?
>>250
ううん。大丈夫だよ!
○○に何が当てはまるかわかんない
「ゆ、結どうしたの?私悪いことした…?」
私は焦りながら聞いた。すると、結は、私の手をがしっと掴んだ。
「同士よ!」
結は、目を輝かせて言った。え?怒ってなかったの?
「え?!怒ってなかったの?」
「えぇ?私がぁ?怒るわけないじゃないの!」
結は、大阪のおばちゃんっぽく言った。
「…で、同士ってどういう意味?」
私は首をかしげて聞いた。なんか、突然『同士よ!』って聞いたからわかんないよ。
「ふふ。知りたいか?我がなは、カオスユーイキングだ。」
結はカッコつけて言った。てか、これなんっていうんだっけ?中二病だっけ?確か。
「教えて!って!中二病かぁ!!」
私は、中二病のことを思っていたら口に出していた。中二病で…当たって……るよ…ね…?
「ふふ。教えてやろう!私が同士と言った理由は!」
ゴクリ……なんか、緊張してきたんですけど……
「CMのあとで!」
「CMあるのかよ?!」
私は、まさかのツッコミで…良いのかな?まぁ。とにかくツッコミ!
>>251
たしかに、ちょっと違ったかも。
相変わらずコメディのようなノリの結ちゃん、面白い!
皆様大変お待たせしました!!
ルナです!最近投稿できなくて申し訳ございません。私、ルナは応援団となり葉っぱにはこれるのですが、小説を書く時間がなくて続きを楽しみにしてた皆様申し訳ございません。なるべく、毎日朝、学校から帰ったら、夜に投稿したいと思います。今日は、1作品1回書きたいと思います。明日からなるべく、3回は書こう思います。または、1時間ごとにやるかです。とにかく、今年には、『あの日の物語』を終わらしたいという目標です!
皆さん、改めまして、今後もルナの小説をよろしくお願いします。
「ごめん!ごめん!じゃあ、言うね!」
結は苦笑いをして言った。さて、いよいよ緊張をまたもらいました!!さぁ。なんでしょうか!麻生選手!
「私もね、制服が届いたの!」
「マジで?!私も!同じ〜!」
私と、結は手を合わせた。すると、トントンと誰かから肩を叩かれた。後ろに振りかえると、
「おはよう!結と夢!」
肩を叩いたのは、珍しい2人で登校している雫と美代奈だった。
「もぅ!びっくりしたよ!結の家に行ったら、結はさっき出ていったよって結のお母さんが言ってたから!もぉ!」
雫は、少し怒っている感じで言った。
「なんか、久々かな?4人で登校するの」
美代奈は、ニコニコして言った。
「そうだね!よし!もう少ししたら学校だね!!今日も一日頑張ろう!!」
「おぉーーー!!」
さぁ!今日も頑張るぞ!!
ルナ、やっほ!
色々と大変なんだね。
これからも楽しみにしてるからね!
無理せずに頑張って!
ありがとう!
258:月川ルナ◆3es みんな今までありがとう!大好き!:2017/08/29(火) 07:14 皆様へ
今日の朝は北朝鮮のニュースを見てて学校に行く準備をするので今日の朝はできません。なので、学校から帰ったら2回投稿します
「みんなおはよう!!」
私は、にっこりして大きな声で挨拶きて、教室の黄色いドアをガラッと開けた。
「ちょっと待って!結貴方………」
結を呼び掛けたのは、震えているまきほちゃんだった。
「えっとぉー……今日はたまたま早起きして(笑)」
結は、ニタニタした顔で目をそらしてしゃべった。
「明日から早起きして今日みたいになりなさい!!そして、中学校でも続けるのよ!」
まきほちゃんは、燃えている。結の肩をガシッとつかみ、燃えている。
「は、はいぃ!!まきほ先輩!」
まきほちゃんと同じ年なのに先輩って(笑)まぁ、そこが結の良いところだけどね!
「皆さんおはようございます!」
藤原先生は、嬉しそうに教室に入った。なんか、良いことでもあったのかな?すると………
「あれ?!先生指輪つけてる?」
私は、不思議に思って、先生に聞いた。
「気づいた?先生婚約することになりました!!」
先生は、つけている小さなダイヤの指輪をみんなにみせた。
「えぇー!結婚式はいつですか?!」
「4月春休み中です!」
「赤ちゃんは何人ほしい?」
みんな、藤原先生にいろいろ質問している。私も質問したい…
「皆さん静かに!質問したい人もいると思いますので、1時間目は、先生に質問をする授業にします!」
「イェーイ!!」
みんなは喜んだ。てか、先生ありがとうございます!!私先生に質問したあったから良かった!
「では、先に健康観察です!」
先生はいつもより凄くテンションが高い。毎日そういれば良いと思うな。
「では、1時間目を始めます!では、質問がある人!」
私は、聞いた瞬間ピーンと手をあげた。
「では、咲良さん」
先生から指示されて私は、席からたった。
「婚約者は誰ですか?」
「あ!私も気になる!」
みんな私の質問にざわついた。
「静かに!えっと、先生の婚約者は、砂嵐の松村順さんです!」
「はぁーー?!嘘だろーー!!」
と、みんなでツッコんだ。
「嘘でーす!」
「おいおい…w」
「では、先生の婚約者は…………………」
私は、ドキドキした。そして………………
「阿部先生です!」
藤原先生はにこにこして言った。
「阿部っちかぁーー!!!!」
みんなは、びっくりした。ちなみに、阿部先生とは、4年2組担当の先生。高学年からのあだ名が阿部っち。まぁ、あの先生カッコいいって言われてるからね……
「じゃあ、誰からプロポーズしたの?」
結は興味津々で聞いた。あ!私もそれ聞いてみたかった!
「えっと…阿部先生からです!」
すると、阿部先生が、丁度、6年1組のクラスを通りかかった。すると、男子は廊下から出て、阿部先生を囲んだ。
「み、みんなどうしたんだい?」
阿部先生は、凄く困っている。でも、男子先生のことを気にしない。阿部先生どんまいです。
「阿部っち結婚するの?!」
「藤原先生とですかぁー?!」
みんなは質問を押し付けた。
「え、え〜………」
阿部先生が困っているし、藤原先生もだ……ここは、私が言わなくちゃ!私は、すぅっと息をすって、
「男子言い加減にやめなさい!!」
私は、さくらちゃんとハモった。
「ハモったことは気にしないで」
私とさくらちゃんは、ハモったことは気にせずに、
「阿部先生が忙しい中呼び止めちゃ駄目でしょ!男子今授業中なんだから席に座れ!!」
私は、怒ったせいか、顔を赤くした。なんだか、ほっぺが熱い……なんか、ふらふらする……
「夢!大丈夫?!夢……!」
結、雫、美代奈が叫ぶ声………私は、それ以来記憶がなかった……
「…ん?」
私は、少しずつ目を覚ました。
「ここはどこ?」
私は、キョロキョロしていると、保健室だった。しかも、ベッド。
「お姉ちゃん大丈夫?」
雪が心配してる顔で私を見ていた。
「うん!大丈夫だよ!ありがとう!雪!」
「お姉ちゃんが元気ならよかった。」
雪は、にっこりしてそう言った。
「今何時?」
「えっと、10時30分だよ」
雪は、時計に指を指し答えてた。
「あら。もう起きたの?」
ドアをガチャっと開けたのは、保健の先生の岡山先生だ。
「じゃあ、私用事があるから行くね。お姉ちゃんお大事に!」
雪は、私に手を振って、保健室から出た。
「あの、誰が運んでくれたんですか?」
私は、気になって、岡山先生に聞いた。
「あぁ、五十嵐君よ」
え?!カイト君?!なんか、いつもカイト君に迷惑かけているな
「じゃあ、そろそろ戻りなさい。先生もみんな心配してるだろうし」
「はい!ありがとうございました!」
私は、ぺこりとお辞儀をして岡山先生にお礼を言った。
「じゃあ、お大事にね」
岡山先生は、ふんわりとした顔で私に手を振ってくれた。
「カイト君!」
私は、廊下にいたカイト君を見つけて大きな声で呼んだ。
「ゆ、夢ちゃん?!」
カイト君は凄くびっくりしていた。
「大丈夫なの?!」
「うん!大丈夫!!それより、私を運んでくれた人カイト君でしょ?」
「うん。」
「ありがとう」
私は、ありがとうと言ったときにっこりと笑った。
「いえいえ。あんまり無理しないでね?」
「うん。」
カイト君は、友達がいるところに行った。
「みんなやっほー!」
私は、大きな声で笑顔で教室のドアを元気よく開けた。
「ゆ、夢?」
みんなは、口をぽかーんとしていた。なんでだ?
夢ちゃん、相変わらず元気!
卒業まで楽しんでるね〜!
あと先生の婚約おめでとうございます。
>>266
先生からメッセージ
藤原
岬さん、ありがとうございます。先生は婚約して嬉しいです。子供を大切に育てたいと思います。
「夢〜!!」
結は、私のところに走ってきて抱きついてきた。
「結どうしたの?!」
私は、わけがわからず、焦った。
「大丈夫なの?」
心配な顔をしている雫と美代奈。
「うん!大丈夫!めっちゃ元気!」
私は、にかっと笑った。
「なら、良かった!」
雫は、ニコッとふんわりした笑顔をした。
「そろそろ合唱練習だから行こう!」
「うん!」
「みんな待って!」
先生は、息切れして教室のドアを開けた。
「今日は、合唱練習は中止です!」
「はぁーーー?!」
みんなは、びっくりしていた。みんな、楽譜、筆記用具準備してたもんね。みんなは、めんどくさそうな顔をして楽譜を戻しに行った。
「先生何をやるんですか?」
さくらちゃんは、手をあげて先生に聞いた。
「えっとですね。3、4時間目は合唱練習の予定でしたよね!でも、なくなったので、6の1のお別れ会をしたいと思います。」
「は?」
みんなは、口をぽかーんとしてた。
「篠原さんとは、今月でお別れなので!」
先生は、焦っている顔をして言った。まぁ、さくらちゃん今月で最後だもんね。
「私は、賛成です。さくらちゃんと最後まで楽しみたいです!」
私は、にっこりとして言った。
「じゃあ、私も!」
「う〜ん。俺も!」
みんな、私が賛成意見を出したら、みんな賛成してくれた。
「では、やりたいと思います!」
最初は、思いやりの椅子取りゲーム!思いやりの椅子取りゲームは、普通の椅子取りゲームとは違って、全員が座るっていう椅子取りゲームだ。椅子に乗っててもok!
「では、スタート!」
CDラジカセから、『秋桜の約束』が流れた。この曲めっちゃ泣けるんだよな。
「はい!ストップ!」
流れていた『秋桜の約束』が止まって、みんな座るところを確保している。ところが、みんなぎゅうぎゅうで座れなくなってしまった……
2分後、やっとみんなが入れた。
「先生く、苦しいです………」
結は顔を真っ青にして先生に言った。
「ちょっと記念に撮らせて?」
先生は、カメラを持ち、先生は、写真を撮った。
「よし!みんな良いよ!」
先生は、バッチリそうな顔をして言った。
「あぁ。苦しかった。」
私も苦しかったよ。ぎゅうぎゅうで死にそうになった………
「では、2回目スタート!」
続きの秋桜の約束が流れた
みんなは、いっせいに、椅子の周りを歩いた。そして、先生が、音楽をとめた時、みんなは、また、考えた。
「身長が高い人が椅子に座ってそして順に座る」
と、雫が考えた。え?ということは、私が2人を乗せる?!あぁ。私最悪だわ……
「夢ちゃん私重いよ?」
びびっているのは、岡本恵美ちゃん。痩せてると思うけどな。
「じゃあ、乗るよ?」
恵美ちゃんが私の上に座ると、軽いじゃん!
「次私だ。えみみんと、ゆめりんごめん!」
謝っているのは、桜島杏子ちゃん。何もしてないじゃん
「謝らなくても大丈夫!」
私は、にっこりして言った。
「私も準備okだよ!」
恵美ちゃんはにっこりとして言った。
「じゃあ、乗るよ?」
杏子ちゃんは、目をつぶって、恵美ちゃんと、私の上に乗った。
「……」
ずしっときたが、重くなくね?
「みんな写真撮るよ!」
先生は、カメラを構えて写真を撮った。
「先生見せて〜!」
結は、先生のところへ行って、カメラを覗いた。すると、結は、笑いをこらえていた。
「結どうかした?」
美代奈は、ちょっと首をかしげて聞いた。
「だ、だって……」
結は、笑いをこらえていた。
「夢の顔が写ってなくて、ピースしてる手だけ写ってて……」
言われてみれば……って、これ笑えないだろ!
「結」
私は笑顔で結を呼んだ
「夢どした?」
ニコニコしている結が振り向いた瞬間
「夢それだけはやめておくれ…」
私が結にやったのは、頭グリグリだ。
「謝れよ?」
私は、笑顔になって言った。笑顔だけど、ブラックオーラが出ているからね?結ちゃん?
「ご、ごめんなしゃい……」
結は泣きそうな顔をしていた。私は、結の頭を撫でた。
「次からはしないでね?」
「はーい!」
結は、ぱぁっと笑顔になった。それこそが、結だよ!
「次に、しりとりをします!」
先生は、黒板にすらすらと大きくしりとりと書いた。
「えー!!絶対に面白くないでしょ!ドッヂボールとかしようぜ!」
男子がいちいち文句を言う。男子うるさい…
「でもん雨降ってますし、体育館では、他の学年が使っています。教室だと凄く危ないです。」
「じゃあ、しりとりで良いですよ!」
カイト君は、手をあげてにっこりと笑った。
「じゃあ、先生からです!しりとり」
先生からしりとりが始まった。
「林檎!」
結は、元気良く言った。林檎は、あの果物のことね!
「胡麻!」
胡麻か。てっきり、ゴリラって言うかと………
「ママ!」
男子が、大きな声で『ママ』と言った。ママってお母さんのこと?!
「お前馬鹿か?」
結は、めっちゃ笑った。結……さっき注意したばっかりですよ?
「はい!続けますよ!」
「はーい」
こうして、楽しかったお別れ会も終わる…
「今日は楽しかったね!」
結は、ぐーんとのびをして言った。
「そうだね。さくらちゃんともお別れだし。」
「雫やめてよ〜!悲しくなるじゃん!」
結は、泣き目になって言った。って!本当に泣きそうじゃん!
「結大丈夫だって!」
私は、凄く焦った。結って泣き虫か?!
「うん」
結は、ちょっと静かになった。下校の時……
「今日楽しかったね!」
美代奈は、ニコニコして言った。どうやら満足したご様子。
「ねぇ、さくらちゃんと木下さんにプレゼントあげない?」
「あ!良いね!買いにいこう!」
私が、言った意見に結は、目を輝かせて言った。美代奈と雫は、にっこりしてうなずいた。
「じゃあ、明日買いにいこう!」
「おーー!!」
思いやりがあってすごい!
279:レア◆t/k 小説書くのを辞めようかな:2017/09/24(日) 21:24 私達は、近くのデパートでさくらちゃんと木下さんのプレゼントを買いにいった。
「じゃあ、2人グループで、プレゼント探そう!私は、雫と!夢と美代奈で、よろぴこ〜!!」
よろぴこってなんだよ……まぁいいや。
「じゃあ、集合場所は、噴水がある場所ね!!」
「了解!!」
こうして、私と美代奈、雫と結とペアを作り、さくらちゃんと、木下さんのプレゼントを選びに行った。
side 夢&美代奈
「ねぇねぇ、夢これなんてどう?」
美代奈が見せてきたのは……
「色紙?」
「そう!!これで、みんなから、さくらちゃんと、木下さんへのメッセージを書くの!」
「おっ!それ良いね!」
「じゃあ、お会計してこよう!」
私と美代奈は、お会計をした。
side 結&雫
「結!これなんてどう?」
「え?!これ?!なんで?!」
「理由は、ゴニョゴニョ……」
「お!それ良いじゃん!じゃあ、2枚買おう!」
そして、私と美代奈は、待ち合わせの噴水があるところに行った。
「お待たせー!待ったー?!」
駆け足で来る結と雫の姿が見えた。
「なんか買えた?」
結は、ニコニコしながら聞いてきた。
「買えたよ!じゃあ、いっせいに見せる?」
「良いね!いっせーのーでで!じゃあ……」
「いっせーのーで!」
私達は、プレゼントを見せた。すると、驚くことが……
「プレゼントが一緒?!」
私と美代奈と雫と結は声を合わせて、驚いた。
「どうするの?!2枚ずつだけど?!」
結は、あわあわとしていた。
「結落ち着いて!」
雫は、結の肩をガシッとつかんだ。
「あ!そうだ!!」
私は、ひらめいたことがある。
「え?!夢どうしたの?!」
「あのね。2枚あるし、こうしよう…!」
「おっ!良いね!」
「じゃあ、みんなに呼びかける!」
そして、翌日に……私達は、いろんな人に色紙にメッセージを書いてもらった。
「はい。」
ふぅ……最後の人が書き終わった……
「ねぇ、これっていつ渡すの?」
結は、首をかしげて聞いてきた。
「卒業式の時に、サプライズで2人に渡す!」
「あぁ!それ良いね!」
早く卒業式にならないかな……でも、悲しくなりそう…
私は、家に帰った。明日は職員会議で休みだ。再来週は卒業式………みんなとお別れか…………みんなっていうか、さくらちゃんと木下さんとか……
「お姉ちゃん!電話!」
雪が、リビングの方で大きな声で私を呼んでいた。私は、部屋から出て、雪とかわった。
「はい。もしもし」
「あ。夢?」
この声は、雫だ。
「うんうん……わかった。今行くね。」
「お姉ちゃんどうしたの?」
雪が、ソファーでお菓子を食べながら聞いてきた。
「ごめん!ちょっと出掛けてくる!」
「お姉ちゃん気を付けてよ!」
「うん!」
私は、雪に手を振って、玄関から飛び出した。私は、走っていつもの公園に向かった。すると、雫がいた。他にも結と美代奈がいた。
「…どうしたの?」
「伝えたいことがあるの」
「何?」
なんだろう。今日おかしくない?なんか、雰囲気がいつもより暗い……
「あのね。私、夢に黙ってたけど、私もね、夢と同じことをされたことがあったの……」
「え?!それって…!」
「そう。いじめだよ…」
雫は、顔を暗くして言った。こんなの嘘だ!なんで……なんで?!雫がいじめられてたの?!雫は良い子なのに!
「理由とかはあるの?」
美代奈は、心配な顔をして言った。
「うん。あるよ。それは……私が良い子過ぎるってことだよ……」
「え………」
私は、だんだん真っ青になり、頭が真っ白になっていく……
「私は、勉強はできる。テストでは、70点以上。それが、イラついたらしくていじめたらしいの…」
「………ない」
「え?」
「許せない!!!」
私は、顔を真っ赤にして怒った。
「ゆ、夢?」
「絶対に許せないんだから!!」
「夢待って!!」
私は、勝手に体が動いて、家まで走っていった。美代奈と雫と結が私を呼ぶ叫び声が聞こえたが、振り向きたかったけど、振り向けられなかった……
「なんで………」
私は、自分の部屋に行き、顔を真っ青にして考え込んだ。
「私は、何に怒ってるの?」
雫をいじめてたのが許せないの?それとも、雫がずっと黙ってたから怒ったの?わかんないよ……誰かぁ…助けてよ……
夢ちゃん……なんとなく、夢ちゃんの気持ち分かるかも。
私、何に対して怒ってるのかな、って……。
そして、雫ちゃんいじめられてたの?驚き‼
そういえば、結ちゃんは低学年の時転校してきたんだっけ?(ちがってたらごめん!曖昧な記憶だから……)
>>286
うん。そうだよ。今度書く予定!
次の日に、私は暗くなりながら学校へ向かった。
「おはよう………」
私は、いつも元気良く挨拶をするのに、今日は暗い。
「夢ちゃん大丈夫?体調悪い?」
カイト君が、とても心配な顔をして私の顔を覗き込んだ。
「うん。大丈夫……」
「そう?無理しないでね?」
カイト君にも迷惑をかけてしまう……だから、黙っておこう。
「おはよう」
結と雫と美代奈が教室に入ってきた。昨日のことを謝りたいけど、言えない。勇気が出ないのだ。
「夢………」
声をかけたのは、雫だった。
「あ。え、えっと……」
「ごめんなさい!」
私と雫は、声を合わせて謝った。
「え?なんで雫が謝るの?」
「そっちこそなんで夢が謝るの?」
私と雫が訳がわからなくなった。
「私は、夢に私の秘密を言ってなかったからそれで、怒ってたのかなって…」
「私は、雫をいじめてた子に対して怒ってるの。」
「今日夢と結と美代奈と私の4人でまた帰ろっか」
「うん!」
やっと、いつも通りの4人が復活した。
下校の時、私達はいつも通り帰った。
「昨日はびっくりしたよ!だって、夢公園から飛び出していったから!」
結は、ぷんぷんとした感じで怒った。正直言うと、結の怒り方可愛いわ。
「ごめん。ちょっとね…」
私は、苦笑いをした。これ黒歴史なりそうだな……
「じゃあ、今日はみんな解散!また明日!」
「バイバーイ!」
みんなは、十字路で別れた。今日は雫と仲直りできたし、なんかすっきりした感じの一日だったな!
そして、日の流れが早く、そして卒業まで残り今日も合わせて、5日……卒業式は今週の土曜日。
「みんなおはよう!」
「夢おはよう!」
雫と結と美代奈がニコニコしながら手を振っていた。
「おはよう。どうかした?」
「ううん。今日は少しテンションが高い感じなの!」
「そうなんだ。」
どうかしたのかな?嬉しいこと?
おひさ!
トリップ変えたよ。
みんなポジティブ&いい子だね!
卒業まであとちょっと。
頑張って!
>>292
コメントしてくれてありがとう!
うん!頑張るよ!岬も頑張ってね!
いよいよ、合唱練習……6年生は体育館へ行った。
「はい!では、体育館で歌の練習をします。まずは、全学年で歌う曲を歌いましょう。では、お願いします」
里見先生が合図をすると、藤原先生が弾く、ピアノの音色が体育館に響く。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
そして、藤原先生が弾いてたピアノの音が聴こえなくなると、体育館に響いていた私達の歌声と藤原先生が弾いていたピアノの音が消えていった
情景の使い方上手いね!
296:渚◆t/k:2017/10/14(土) 15:46 >>295
ありがとう!
でも、岬の方が上手だよ!!
いやいや、渚の方が…
298:渚◆t/k:2017/10/14(土) 15:49 >>297
じゃあ、どっちもで!
「はい!皆さん!とてもきれいな声ですね!では、この調子で、6年生の合唱も頑張りましょう!!」
里見先生は、やる気を出して言った。そして、合唱練習が終わった。
「う〜ん!疲れた!!」
結は、ぐーんと伸びをした。
「結疲れてるの?」
美代奈は、苦笑いをしながら結に聞いた。
「まぁね……」
すると、結も苦笑いをして答えた。
「そう言えば、結、楽譜は?」
「え?!あ!置いて来ちゃった!!」
結は、キョロキョロと探した。
「ペンポ持ってあげるから体育館から取ってきな!待ってるから。」
「うん!急いで持ってくる!」
結は、人混みのところをかわして、体育館へ戻った。
皆様へ
あの日の物語が300レスになりました!コメントしてくれた皆様、いつも見てくれている皆様(絶対にいません)、誠にありがとうございます!あの日の物語が始まってから何ヵ月か立ちました!!
これからも、応援よろしくお願いします!
dy 作者 渚(みかぜ)
「もぅ!結かわいいなぁ……」
私は、ボソッと言葉に出した。
「おっ!これは、レズですかぁ?」
「レズって……!!な訳ないじゃん!親友としてかわいいの!」
あ。レズの意味が知らない人に説明しましょう!たぶん、間違えてるかもしれないけど、レズとは、女子が女子のことを好きになることだよ!!
「ははーん?」
美代奈は、ニヤニヤと笑っていた。
「お待たせ!待った?」
結は、廊下を早歩きで来た。なんか、動物に見えるような………
「ううん。早すぎ」
「えぇ?!これくらい当たり前だよ!」
結は、めっちゃびっくりして、目を丸くしていた。
「冗談よ。教室戻ろう?」
「うん!」
私達4人は、階段をのぼった。
私達が、教室に戻るとみんな席に座っていた。え?!もう、授業始まってる?!
「はい!では、今から卒業アルバムのための写真を撮ります。ちなみに、卒業アルバムは、離任式の日に渡されますので。」
「はーい」
卒業アルバムかぁ……卒園アルバムしかないけど、卒業アルバムなんてなんかわくわくする!
「せんせーい!質問でーす!」
田中が手をあげて質問をした。
「はい。田中君」
「なぜ、卒業式にアルバムを渡さないんですかぁ??」
田中………君はバカなの?
「卒業式の写真も載せるのでね」
先生は、ニコッと笑いながら答えた。
「先生って絶対化粧濃くしますよね?」
「服大丈夫なんですかぁ?」
みんな、先生に対して、いろいろなことを言っている。先生に困ってるじゃん…
「い、いい加減にしなさーい!」
先生は大きな声で天然みたいな怒りを出した。
「先生の化粧そんなに濃いですか?!」
「うん。俺はそう思うぜ!」
先生は、自分の顔を指でさした。すると、田中は元気よく手をあげた。
田中!先生に失礼だろ!!
「ひ、酷い……」
先生は、机で落ち込んでしまった。顔を見なくても、落ち込んでしまったオーラがある。
「田中謝りなよ〜」
「田中の責任だからね!!」
みんなは、ざわざわとしながら田中に文句?を言った。まぁ、田中が悪いんだしね。
「さーせん」
田中は、ふくれた顔をして先生に謝った。
「それでこそ、私のクラスの生徒よ!」
先生は、田中をがしっとつかみ、目を輝かせた。
「先生離してくださいよ…」
田中は、ちぇっとした顔をした。
「あら、ごめんなさいね…おほほ…」
「は、ははは…」
みんなは先生の笑い方に苦笑いをした。なんか、婦人みたいだな。
「き、気を取り直して!今から、視聴覚室で写真を撮ります。出席番号順にならんでくださいね。」
先生は、優しい笑顔でみんなに言った。
「はーい」
みんなは、静かに出席番号順にならんで、視聴覚室に向かった。
視聴覚室に向かうと、2組がゾロゾロと戻ってきたのだ。でも、私達はそれを気にせず、視聴覚室に入った。
「では、出席番号順に並びましたか?先に男子から写真を撮ります。静かに待っててくださいね。」
「皆さんおはようございます。」
カメラマンが視聴覚室に元気よく入ってきた。
「では、撮りますね。私がハイ!って言ったら、笑ってくださいね!」
カメラマンは、40歳くらいの女の人だ。これでも元気で凄いな。
「じゃあ、ハイ!!」
「ハイィ」
一番最初に撮った石田君は、緊張で失敗した。
「ぎゃはは!お前面白すぎ!ははは!」
みんなは笑った。でも、中で一番爆笑していたのは…田中だ………迷惑過ぎる大爆笑でみんなは困っていた。すると、雫が立ち上がった。
「し、雫?!」
美代奈はびっくりして雫に言った。でも、雫は田中に近づいた。
「でこぴん」
と、言って田中にでこぴんをした。しかも、笑顔で……雫恐るべし……
そして、写真が撮り終わると、みんなさっきよりホッとしていた。みんな、緊張してたのかな?
「では、教室に戻りましょう」
先生が言うと、みんないっせいに視聴覚室から出ていった。
「よっしゃー!一番のりー!」
田中は、椅子の上に立ち、偉そうにした。はぁ……バカだな……
「田中甘いな!」
すると、席に座っている結がドヤ顔をした。
「な、なんでだよ!」
田中は、結のところへ乱暴な歩きで行った。
「勝負は、次の準備までだよ?次は筆記用具だけだからね」
結は、さっきより凄いドヤ顔になった。なんか、結もヤバいんだが……
次の日、今日は3時間も卒業式練習がある!めんどくさいな!
「では、今から卒業式の練習をします。まず、入場です。吹奏楽クラブの皆さんは準備をしてください」
誰先生かわからないけどマイクを持ってみんなに呼び掛けた。すると、威風堂々の音楽を吹奏楽クラブが吹いている。トランペットなどな。
「皆さん大きな拍手を!」
すると、体育館に拍手が響いた。
「では、行きますよ!」
藤原先生はニコニコして廊下から体育館へ入った。みんな真剣な顔をしている。私も頑張らないと!
そして、私は体育館へ入った。入場するとき、笑いそうになったが、笑いをこらえて、体育館を歩いた。
入った瞬間さっきまで小さかった拍手が大きくなった。すると、雪が見えた。手を振りたかったが、本番は手を振れないから……私は椅子に座った。はじめて、この椅子に座った。
「では、歌は後で練習して、お別れの言葉でお願いします。」
そう先生が言うと、隣にいた結は大きく息をすって、
「そろそろ桜も咲きます。」
結頑張った!次は雫頑張れ!
「1年生の時は小さかったけど今は、卒業できるくらいになりました。」
雫も頑張った!次は、美代奈だ!頑張れ!
「今日で私達は……」
「卒業します!!」
私は大きな声で言った。すると、みんなも続いて、
「卒業します!!」
と言った。そして、卒業生の歌を歌い終わったふりをして、退場みたいな感じだな。
卒業式練習が終わると、私は伸びをした。
「練習は緊張しないけど、本番だと緊張しちゃう!」
結ハラハラしながら言った。今も緊張しているのかな?
「お姉ちゃん!」
私は後ろを向くと、雪と……雪の友達かな?
「ん?どうかした?」
私は首をかしげて聞いた。
「雪ちゃんのお姉ちゃんおしゃれ〜!」
「友達もおしゃれ〜!」
雪の友達は、私の他に、結、雫、美代奈にも褒めた。おかげで、みんな嬉しそうだな。
みんなファイトー!
卒業式練習も、本番も。
もちろんナギもね。
>>310
ありがとう!
「さすが!雪ちゃんと、雪ちゃんの友達が私達の魅力がわかるんだな!」
結は偉そうな顔をしてえっへんとして言った。
「私は自分がかわいくないと思っていたけど、雪ちゃん達からそう言われて、なんだか自分に自信が持てた気がする…」
雫は、少し照れながら言った。
「まっ!夢の妹はさすがだねぇ〜!」
美代奈は、ニィッと笑って私のほっぺを触ってきた。
「おやおや、美代奈は、私のほっぺがぷにぷにしてると言いたいのか?」
「だって、柔らかくて、気持ちいいんだも〜ん!」
美代奈は、私のほっぺを連打するように優しく触った。
「なんか、私のほっぺがぷにぷにの理由、太ってるからに聞こえる気がする…」
き、気のせいかな…??
「気のせいじゃない?」
み、美代奈に空気読まれてる?!
(※絶対に違います。)
き、気のせいだよね!って、美代奈と同じ台詞言ってる私がいるな……
「柔らかくてストレス解消できる〜!」
ますます、イラついてきたわ……
「あ。夢怒りそうだからあとはやめとこ!」
また、空気を読まれた!!おーい!
「ん?なぁに?」
えぇ?!なんだ?美代奈って何者なんだ?!謎過ぎる………
第16章ー涙と笑顔の卒業式ー
いよいよ卒業式になった。私達6年生はみんなより遅れて学校に来る。お父さんとお母さんと一緒に学校へ向かう。
「行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい!」
私は雪に手を振った。毎日雪と途中まで一緒に、登校していたのに久しぶりに雪の元気な声を聞いた気がする。
「さて…夢〜!今、8時15分だから制服着なさい。学校行くの8時30分なんだから。」
お母さんは時計に指をさして私に言った。
「はーい。」
私は自分の部屋に行き、制服に着替えた。初めての制服に少し違和感があるけど、大人っぽく感じて、今までの自分が変わったように見える。
「さて…髪をとかすか。」
私は、ブラシを持って髪をとかした。ピンは白くて小さなパールがついているピンをつけた。
そして、制服の赤いリボンをキュッときつく縛らない程度につけた。
「夢〜!行くわよ〜!」
「はーい!」
私とお母さん、お父さんは家から出た。雰囲気が違う私の登場だ!
「あら!夢ちゃん!」
玄関の鍵を閉めると、お隣の佐田さんがニコニコして話しかけてきた。
「今から卒業式かしら?」
「はい!」
「早いわねぇ……早いけど卒業おめでとう」
佐田さんはふんわりした笑顔で祝ってくれた。私は大きな声で
「ありがとうございます!」
と、しっかりお礼を言った。すると、佐田さんは腕時計を見て、
「そろそろ行かなくちゃ!じゃーねぇ」
佐田さんは小走りで、エレベーターに乗って下に降りていった。
私とお父さんとお母さんが歩いていると…
「夢!おはよう!」
後ろから美代奈、雫、結がいた。4人でか!嬉しいな!
「夢〜!美代奈ちゃん達と先に学校行ってて良いわよ。」
「うん!」
私と結と雫と美代奈はぺちゃくちゃ喋りながら登校した。でも、親の前で喋る。話したのは、卒業式の後にある式とか、卒業アルバムにメッセージを書いてという話だ。確か写真撮影もあるよね。
いざ卒業式!
小学校最後の最高の思い出を創ろう!
>>318
うん!私も早く卒業したいよ…
「みんなおはよう!」
私は、いつもより元気な声で挨拶をした。なんだか、いい気分!
「あ!ゆめめん!おはよう!制服似合ってるね!」
まきほちゃんは目を輝かせて私に言った。最近まきほちゃんは、私のことを『ゆめめん』と呼ぶようになりました。ゆめめんってなんだか可愛い!
「あれ?夢ちゃん?!」
「ん?どうしたの?カイト君…」
カイト君は私を見てとても驚いていた。なんか私悪いことした?
「制服似合いすぎて別人に見えた…」
カイト君は顔を赤くして言った。べ、別人?!そうかな?いつも通りにしてみたんだけど……
「皆さん席について!」
藤原先生は私達の制服のように輝いている華やかな着物を着て教室に来た。なんだか化粧が濃い気がする…
「先生!化粧濃くないですかぁ?!」
「あと、着物派手じゃね?」
うぅ…!やっぱり男子達!特に田中!今日は大事な卒業式なんだから!先生達に私達の成長をしたところを見てもらうんだよ!!もうガキだな!
「はいはい!みんな静かに!今日で最後の健康観察って思いましたけど、離任式ありましたね!」
先生はニコニコと笑っていった。先生はきっと嬉しいのかな?
「では、健康観察をします…1番!」
そして、健康観察が終わってもうすぐで9時……
「ねぇ、卒業式終わったら写真撮ろうよ!」
「良いね!」
みんなは9時になるまでお喋りをしていた。先生が珍しく許可を出してくれた。
「夢〜!おいで〜!」
椅子に座っている結が呼んでいる。その横には、美代奈と雫がいた。
私は、自分の席から椅子を出して美代奈達がいるところに行った。
「もう卒業だね〜…」
結は寂しそうな顔をして言った。
「大丈夫!卒業アルバムでみんなを写真見れるでしょ!」
雫は苦笑いをしながら結の頭を優しく撫でていた。
「だ、だって〜…」
結はムスッとした顔で下を向いた。ははは……
「皆さ〜ん!そろそろ行きますので入場順に並んでくださーい!」
先生は大きな声でみんなに呼びかけた。みんなは椅子を片付けて入場順に並んだ。結と私が一緒に入場して、雫と美代奈が一緒に入場することになっている。
「ほ、ほら……結泣き止んで?卒業する前に泣いてどうするの?!」
私は一生懸命、結を慰めた。でも、やっと慰めが成功した……
「では、行きましょう。」