みかぜです。テーマは『気持ち』(多分)です。
ルール
荒らし禁止
もちろん、悪口、なりすましも禁止。
感想やコメント、アドバイスをできれば欲しいです。
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
>>2、>>3、>>4はレス禁です。
「「いただきまーす!」」
私と雪はダイニングで朝食を食べた。
私が歯磨きを終わらして、冷たい水でお皿洗いをしていた時だった。
ピンポーン♪
家にチャイムの音が鳴り響いた。私はキッチンにあったタオルで手をふき、玄関に行き扉を開けるとカイト君がいた。
「あれ?カイト君、朝にどうしたの?」
「いやー……これ……」
私の前に差し出したのは、漢字ドリルだった。
「え?!ちょっと待って!」
私は、急いで部屋に行き、ランドセルの中をみた。漢字ドリルがなかった。
私はエプロンを自分の部屋に置いて玄関へ向かった。
「カイト君ありがとう!お礼した方が良いよね?」
「良いよ。じゃ、オレ行くね!」
「あ……」
カイト君は私の家から出た。御礼したかっ……待って……これって、バレンタインにお礼としてチョコを渡せば良いかな?
いいと思うよー!
とってもおもしろかったー!
ミネコ、ありがとー!!
ーーーーーーーーーーー
「……というわけか……」
今日もいつもの公園で結と雫に私が考えたこと話した。今日は青空が絵の具のようにそまっていた。でも、私はマフラーをしていた。
「良いでしょうか?」
「………」
結と雫は黙っていた。一瞬寒気がした。少し風が吹いた。
「うん!良いと思う!」
「私も!」
雫と結は賛成してくれた。
「でも、本命じゃなくて良いの?」
「うん!良いの!カイト君は私にとって大事な友達だから!」
私は爽やかな笑みをした。その時青空に明るい太陽が出てきた。
「夢、そっか……」
雫はニッコリしてうなずいた。
バレンタインデー
今日は学校だ。カーテンを開けたら白い雪が少しちらちら降っていた。青空も綺麗にそまっている。私は昨日作ったバレンタインのチョコを袋に入れてランドセルにしまい雪と家を出て学校へ向かった。
「雪、今日友達に友チョコ渡すんだっけ?」
「うん!放課後渡すんだ!お姉ちゃんも好きな人に『付き合ってください!』とか言うんじゃないの〜??」
雪はニヤニヤしながら私にくっついてきた。
「違うよ〜!雪こそ好きな人いるんじゃないの〜??このこの〜」
私も雪の真似をしてみたが……
「は?好きな人いないけど??」
雪は冷静?になったような……なんか私が子供(低学年)に見えてきた………
「あ!友達いた!じゃーねー!好きな人に渡せると良いね〜♪」
雪はまたニヤニヤして友達のところへはしっていった。
「ちょっ!雪ぃーーーーーー!!!」
私はますます恥ずかしくなった。でも、せっかくチョコを作ったからカイト君に渡したい!
ガララ
「おは………」
「「「きゃーーー!!」」」
私が「おはよう」と言いかけた時悲鳴(嬉しい)があがった。
「カイト君これ食べて!」
「ずるい!私一生懸命作ったよ!」
カイト君ファンはカイト君にめっちゃバレンタインチョコをあげてた。
私は席に座り教科書、ノートを取り出したとき、チョコと一緒に落としてしまった。
すると、そこに人がたっていた。見てみると、カイト君ファンクラブだった。
「あれ?咲良さん、チョコまさかカイト君に渡すの?告白するの?告白したら許さないんだからね!」
すると、教室が暗い空気になってきたような……カイト君ファンは私のことにらんできたかも……
「ううん。違うよ。私はお礼で持ってきたの。」
「は?」
カイト君ファンクラブはあんぐりしていた。
「土曜日に漢字ドリルがカイト君のランドセルに入ってるって言っててそれで漢字ドリルを届けにきてくれたお礼にチョコを渡すの。」
「そうなんだ。ごめんね。勘違いしちゃって……チョコ渡そうか?」
ファンクラブは少しホッとした感じ優しい顔になり暗い空気は明るい空気になった。
「ううん。自分で渡すよ。だって、自分からあげないと思いが伝わらないじゃん」
「咲良さん……そうだよね!自分の勇気で渡せば良いよね!ありがとう!咲良さん!」
「ありがとー!咲良さん!カイト君〜!チョコたべて〜」
みんなはいっせいにカイト君のところへ行った。
さて、チョコはいつ渡そうかな……放課後にしようかな?でも、カイト君帰っちゃうかも……
と私はカイト君にチョコを渡すことを考えていた。
「夢ちゃんどうしたの?」
声をかけてくれたのは、チョコをいっぱい持っているカイト君だった。
「あれ…?それって……チョコ………」
「あ!その……お礼のチョコ……土曜日のことで……」
「あ!ありがとう!!」
カイト君の顔はぱぁっと明るくなった。
「 オレ甘いもの好きなんだ!ありがとう!」
「こちらこそありがとう。口にあえばいいんだけど…」
前から見ておりました!とても面白い小説ですね!
29:みかぜ◆63Y:2017/02/27(月) 17:09 >>28
ありがとうございます!!また見てくださいね!
「大丈夫だと思うよ!家に帰ったら食べて見るね!ありがとう!!」
カイト君はにっこりしながらロッカーのランドセルにしまった。
下校
私は家に帰宅したその時……
プルルルルル
電話の音がした。お父さんかお母さんかと思ったけどお父さんとお母さんは私のスマホから電話してくる。だから、学校の人か、間違い電話、宅急便などだ。
私は電話を手に取った。
「はい。咲良です。」
『あ、咲良 夢ちゃんと同じクラスです。』
なんか、聞き覚えのある声だった。
「もしかしてカイト君?!」
『よくわかったね!』
やっぱりカイト君の声だった。カイト君はめっちゃ明るいからカイト君とすぐにわかった。
「……でどうしたの?」
私はランドセルをソファーに置いてソファーに座りながら話した。
『チョコの話なんだけど…』
嘘?!チョコ?!口にあわなかったのかな??砂糖少し入れようとしたら多く入れちゃったからかな??
私はあわあわと緊張していた。
『めっちゃ美味しかった!!』
「よかったぁ!!砂糖多く入れちゃったから…」
『そうなんだ。でも、チョコは甘いから良いじゃん』
カイト君の笑い声が少し聞こえてくる。カイト君ありがとう!
第5章ーまさかの修学旅行?!ー
「えーっと……来週は修学旅行でーす!」
え?この学校って修学旅行するの遅くない?!
「藤原先生〜!6-1なのに5-2っ書いてありまーす!」
よくみると、本当にここは6-1。なのに、『5-2』って書いてあった。
「あら、本当だ。みんな6-1って戻してね。」
先生は苦笑いしながらそういった。先生は恥をかいた。
「でも、良いよね〜。夢ちゃん、前の学校で修学旅行行ったからこれで2回だよね〜。良いなぁ〜」
女の子が羨ましそうに私を見た。
「あー……私、修学旅行行ってないよ?」
「え?」
「は?」
みんなはあんぐり口をあけていた。
「私修学旅行の時学校休んだよ?胃腸炎で」
「えーーー!!マジで?!」
みんな驚いていた。そう、私はその日胃腸炎になってしまったのだ。
「マジかよ……せっかくのイベントが……」
「アハハ。しょうがない。しょうがない」
私は修学旅行に行かなくて良かった。だっていじめられてる人と同じ班だったから。マジで休めてラッキーだった。
>>31に間違いがありました。
いじめられてる人→×
いじめてる人→○
です。失礼しました。
「それで班は先生が決めました。男女3人ずつです。」
そして、先生から修学旅行の班のメンバーのプリントが渡された。私は……やったー!雫と結と同じ班だった。私の心はなんだかワクワクしてお祭りになった。
私が結と雫の方を見ると、結と雫はピースをして、『やったね!』と口ぱくでニッコリしながら言った。
「行くのは東京です。」
東京は久々に行く。何年ぶりだろう。確か、5年ぶりだった気がする。
「しおりに書いてある通り、迷子になったら集まるところを決めておいたり、困ったことがあったらこの電話番号でケータイを持ってる人は先生に電話してください。」
「はーい。」
来週の修学旅行が楽しみ過ぎて胸がドキドキワクワクしています。
下校
「やったね!雫と夢と私同じ班だったね!」
結はニッと歯を出して笑った。
「うん!本当に良かった!私仲が良い友達と修学旅行行くの夢だったんだ!」
「なら良かったね!」
雫と私は顔を見て笑った。
私は家に帰り自分の部屋に行き、ランドセルから今日の宿題を取り出した。
「あれ??お姉ちゃん帰ったの??お帰り。」
雪が私の部屋のドアからひょっこり顔を出した。
「お姉ちゃん来週修学旅行だよね?」
「?うん。そうだけど?」
私は絶対わかる。どうせあれだ。
「修学旅行の時絶対に私のお土産買って来てね!」
ほら、やっぱり。お土産めあてのやつだ。言われなくても家族全員のお土産買って来ますよ。
「はいはい。わかりました。その代わり、お母さん私が修学旅行中仕事休みって言ってたからお母さんのお手伝いしなかったらお土産買ってあげないよ?良い?」
「はい!!お母さんのお手伝いがんばります!」
雪は東京のお土産めあてのため、お土産をもらえるためにお手伝いをがんばる気になっていた。まぁ。しなくてもあげるけどね…(笑)こうして、日にちはどんどん過ぎてゆく………
第6章ーわくわく修学旅行1日目ー
5:30
ふぁ〜!!眠い眠い。今日から修学旅行だ。私昨日うちに準備をした。洋服にも着替えた。
「夢、おはよう。」
お母さんがにっこりしながら挨拶をしてくれた。
お母さんは急いで目玉焼きを焼いた。
「いただきまーす。」
私は朝ご飯ガッツリ食べて歯磨きをして忘れ物確認をした。
6:30
1時間けいかした。私は7:10の新幹線に乗る。私は、お父さんから車で駅まで連れてってもらって、お父さんは仕事へ向かった。
駅には6年生がいっぱいいた。
「あ!夢ここ!ここ!」
手を大きくふっていたのは、結だった。もちろん、雫もいる。
「間に合った〜!」
「大丈夫!私もさっき着いたばっかりだよ〜!」
「そう言えば、結一番最初に駅にいたよね?」
結、早くね?!アハハ……まぁ。結らしいね。
「みんなそろった?健康観察をします。」
藤原先生が健康観察を始めて、いよいよ東京へ行く。
ざわざわ ざわざわ
新幹線は私達の小学校の6年生。私は結の隣に乗った。雫はカイト君の隣だ。
『えー。今から出発します。』
放送が流れついに動き出した。
東京につくまで2時間半。何をしよう。
「皆さん〜!今から約束をしたいと思います。」
こうして、先生のお話は終わり私達は東京に着くまで新幹線で色々自由に遊んだ。トランプ、おしゃべりなどいろんなことをした。
そして2時間後……
「皆さん集まりましたか?それでは今から班行動です。12:00には戻ってきてください。困ったことがあったらしおりを見てください。」
「はーい!」
私達ドキドキワクワクの自由行動がスタートした。
「ねぇねぇ、浅草いかない?」
「良いね!」
私達は浅草へ行った。浅草には外国人やいろんな人がいた。
他にも東京スカイツリー、東京タワーに行ったりした。
12:00
私達は集合場所に行き、お昼ご飯を食べにレストランへ行った。そこはバイキングだった。
「わぁ!どれも美味しそうだね!雫、夢!」
結は目を輝かせながら食べ物をじっくり見ていた。
「それでは班ごとに食べてください。」
「はーい!」
私の班は景色がとてもいい席に座り昼食を食べた。さきに男子が食べ物を取りに行った。
「どんなの食べる?」
結は早くバイキングの物を食べたくてウキウキしていた。
「私ね……う〜ん。バイキングの方見てから決めるよ」
「私も」
雫と私はお互い顔を見て笑った。
「私はもう決まってるよ!」
あー。結食べる前に食べ物ガン見してたから決まってるよ。
「ハハハ…」
私と雫は苦笑いすることしかできなかった。
「ところで、何食べるの?」
雫は首をかしげながら結に話しかけた。
「ソーセージ、唐揚げ、フライドチキン、フライドポテト!!」
結が言った物は全部高カロリーの物だった。
「ちゃんと野菜も食べてね?わかった?」
雫はお母さんのように結に注意した。
「うぅ。はい。」
結は反省した顔になっていく。
「雫スゴいね。お母さん見たい。」
「私は妹と弟がいるから面倒を見るのが好きなんだ。私がお姉ちゃんだからちゃんとしなくちゃいけないの。」
「じゃあ、将来は保育士?」
「うん。そうだよ」
雫はうなずきながら答えた。
「女子〜!オレ達先に食べてるぞ?」
「うん!良いよ!先に食べてて」
私と雫と結はお皿を持って食べ物を取りに行った。
12:50
私達はレストランから出て行った。
「今からディズニーランドにいきます。」
「イェーイ!マジで?!」
面白い〜〜〜!!
いつも愛読してます…!楽しみ!
「やった〜!!ディズニー!!」
私達は嬉しさに包まれた。
「えっと、チケットは自分で買ってあとは楽しんできて良いです。また17:00には戻ってください。遅れる時は先生に電話をしてください」
「はーい!!」
こうして私達はディズニーランドに行った。
「わぁ!スゴい!スゴい!」
「最初何乗る?」
私達は興奮してしまった。アトラクションかぁ……
「夢ちゃんは何乗りたい?」
「私はスターツアーズ乗りたいな」
スターツアーズというのは『STARWARS』のアトラクションだ。3Dメガネをかけて揺れたりする。
「良いね!私も乗りたい!乗りたい!」
結はゴムまりのようにとびはねながら喜んでいる。
「じゃあ、行くか!」
私達の班のスターツアーズのエリアまでダッシュした。
リリカ、ありがとう!
42:みかぜ◆63Y:2017/03/06(月) 21:23 ざわざわ
「スゴく混んでるね……」
私はスターツアーズの混んでるのを見て苦笑いしながら言った
「大丈夫!カイトがパス買いにいってくれた。」
「はい。持ってきたよ」
カイト君からパスをもらいスターツアーズの中へ入った。
「あ!R-2D2じゃん。C-3POもいるじゃん」
「Rちゃーん!!」
男子はスターウォーズに興奮した。
いよいよ私が乗る番だ。
「あれ?夢ちゃんの班じゃん。」
後ろを振り替えると同じクラスの子と会った。
「そっちの班もスターツアーズ乗りに来たの?」
私は首をかしげてそういった。
「そうだよ!夢ちゃんの班と一緒に乗りたいね!」
すると、私達は呼ばれた。私達の班は右側の部屋であっちの班は左の部屋だった。同じ部屋になれなくて残念だな。
「それでは皆さん慌てずに入ってください。」
みんなは女の人の声でみんなは進んだ。私達は一番前だった。
「1番前ラッキーじゃん!」
私達はとてもウキウキしながら動くのを待った。
3分後
私達はスターツアーズから出ていろんなところへ行った。フィルファーマジックを見たり、モンスターズイク、スティッチとお話をするやつなど色々なアトラクションをした。スティッチに質問するとき私が質問してドキドキしたけどスティッチと話せて良かった!
17:00
「みんないますね?それではホテルに行ってご飯を食べます。食べ終わったら男子部屋と女子部屋に別れます。」
「お泊まりには枕投げでしょ!枕投げやろう!」
結はやる気マンマンで目を輝かせ自慢のように言った。
こうして、私達はご飯を食べ、女子部屋へ行った。
「うわぁ!広〜い!!枕投げできるね!」
「うん!」
私達の部屋はたたみでたたみのいい匂いが広がった。
「ねぇ。その前にお風呂入らない?」
私は、提案をした。すると、しーんとなった。あれ??ダメだった??
「うん!良いね!さっぱりしそう!夢ちゃんありがとう!ちょうど19:00だし、お風呂入ろう!」
こうして、私達女子は着替えを持ってお風呂へ向かった。パジャマのかわりは体育着だ。
女子風呂
女子風呂は誰もいなかった。私の学校だけだからかな??着替えを置く場所はちょうど私達のぶんだった。
「ラッキー!全員分あるよ!」
私達は服を脱ぎ、お風呂へ入りにいった。
「うわぁ!広〜い!!」
私達が見た光景は……広い温泉で外の景色がとても綺麗に見える。
「私さきにお風呂入る!」
「えー!!さきに体洗った方が良いよ!」
「じゃあ、そうしようか!」
みんなそれぞれさきに体を洗ってお風呂に入る、お風呂に入ったら体を洗うっていうみんなそれぞれやり方がバラバラだった。私は体を洗ってからお風呂に入ることにした。
「あ!これめっちゃ肌がすべすべになるらしいよ!」
結が手にとった体を洗うやつはこう書いてあった。『あなたのお肌がツルツルですべすべになる!』と書いてあった。私は、肌カサカサになるからそれで洗おうかなと思った。
私はさっそく使ってシャワーで流した。すると、少しすべすべになった。これ、ドラッグストアに売ってるかな??
「これって。確か、栃木のとちおとめのシャンプーだ。」
私の目に入ったのはとちおとめのシャンプーだ。私はシャンプーをさっそく使った。
「うわぁ!いい香り〜!」
「マジで?!匂い嗅ぎたい!」
結が私の後ろから顔出した。
私は結に言われたから試しに匂い嗅がせさせた。
「いい香りだわ〜!女子力あがる〜♪」
結はハイテンションだ。
「マジで?!」
「ホントに?!」
「男子にモテるかな??」
みんなキャッキャッとしていた。私はそのシャンプーで頭を洗った。あぁ。気持ち良いしいい香りだ。
私はシャンプーをシャワーで流して、リンスをやって、お風呂へ入った。
「ふぅ……いい気持ち……」
温泉はとても暖かくてストレス解消出来る。
5分後
私達女子はお風呂から出た。
面白いね!上手!頑張ってね♪
48:ゆゆ:2017/03/13(月) 12:21みかぜー!面白い!頑張って!
49:みかぜ◆3Y:2017/03/13(月) 18:58クロコ、ゆゆありがとー!!
50:みかぜ◆63Y:2017/03/13(月) 21:58 「ねぇねぇ。みんな!私体重減ってた!」
「マジで?!良かったね!私は逆に太ったよ……」
みんな太った痩せたの話をしていた。
私はみんなの話聞いて私は体重計乗った。すると……
「キャーーー!!!」
私は体重計を見て悲鳴をあげた。
「夢ちゃん?!どうかしたの??」
「夢?!」
みんな私の周りを囲んだ。
「痩せてたよ……2kg減ってた!」
そう。私悲鳴あげたのは、体重が減ってたからだ。
「夢!!良かったね!」
「夢ちゃん良かったね!ダイエット方法あったら教えて!」
みんな私の周り囲み良かったね!とか色々言ってくれた。私は、この言葉に嬉しくなった。今ごろ男子は何をしているのだろう……
その頃男子部屋
「なぁなぁ。女子風呂覗きにいこーぜ!」
「やめとけよ。女子きれるとめっちゃこえーから。お前一人で行けよ」
「しょーがねーなー!」
女子更衣室
「みんな着替え終わった?」
私のクラスの学級委員が言った。私がみんなを見渡すとみんな着替え終わっていた。
私達は女子更衣室を出だその時だった。
小説面白いですし。上手ですね。
52:みかぜ◆63Y 私の初恋は君のおかげ。:2017/03/14(火) 06:59 >>51
ありがとうございますぅ!!
「やべっ!見つかった!!」
女子風呂にそっと行こうとしてた男子がいた。そいつは……田中じゃん!!
「キャーー!!!田中、女子風呂覗きに来たの?!変態!!」
女子達みんな田中にギャー!ギャー!と怒っていた。
「違うしぃ!トイレ行こうとしたんですぅ!」
田中は私達の前で変顔をした。嘘だな。絶対に。
「ふーん。男子に聞けばわかるけど?あと、トイレ、確か男子部屋の近くだったけど??」
学級委員の篠原 さくらちゃんは『嘘だな』という顔をして田中ににらみつけた。
「はいはい。すいません。女子風呂を覗きに来ました。」
田中は反省していない顔をして言った。反省してよ!
「ほら!やっぱり!」
「さーせん!」
田中はホテルの廊下を走って男子部屋へ戻った。
「さぁ。これでいっけんらくちゃく。部屋へ戻ろう。」
さくらちゃんはそう言い、私達は女子部屋へ戻った。
「何やる??」
「恋バナ??」
「良いね!」
女子部屋はキャッキャッとしている。トランプ、恋バナなど、女子がよくしそうなやつだ。私は恋バナをしたい。私達女子全員で恋バナをすることにした。されたこと、されたいことを話した。
「私は、壁ドンとかアゴくいされたいよね!でも、やっぱりね……ウフフ…♡」
「あれだよね〜♪キ・ス♪」
「キャーーーー!!!」
女子は盛り上がった。
ドン! ドン!
隣の部屋から『ドン!』と音が聞こえる。
「なんかうるさくない??」
「隣から聞こえる。近所迷惑だっつーの!」
女子は口々に文句を言った。
「私、見に行ってくる。」
私は、思いきって言った。
「私も行く。」
ひとつあみヘアのさくらちゃんが立って言った。
こうして、私とさくらちゃんは女子部屋から出て聞こえるところへ行った。
「やっぱり男子かぁ。男子馬鹿なの??」
さくらちゃんはあきれた顔をした。
「そうだね。男子はガキだね……」
「ハァ………」
私とさくらちゃんは大きなため息をついた。
「でも、迷惑だから男子に注意しよう。」
「うん。」
私とさくらちゃんは男子部屋に入ろうとした。
ガラッ!
「男子ぃーーーーー!!!うーーるーーさーーいーー!!」
私は、スパーンと開けた時男子は枕投げなんてしていなかった。
「え??どういうこと??」
「オレ達枕投げしてないぜ?」
確かに男子の枕はせいとんされていた。
「じゃあ、あの音はいったい……」
私は疑問に思った。
「夢ちゃん達も聞こえたの??ドン!ドン!って……」
あぐらをかいているカイト君が聞いた。
「え?!カイト君達も?!」
私はびっくりした。目を真ん丸にして目をぱちぱちさせた。
私とさくらちゃんは女子部屋に戻った。
「どうだったの?」
結は私とさくらちゃんを見つめて聞いた。
「男子枕投げしてないって」
「え?!えーーー!!!!」
女子はびっくりしていた。
すると、栗原まきほちゃんと結が男子部屋に向かった。
「ちょっと男子!本当にやってないの?!」
結は怒りながら男子部屋に行った。もちろん、まきほちゃんも怒ってる。
「本当にやってねーよ!篠原と咲良に聞いたのか?!」
男子も怒り出した。
「聞いたわよ!!男子部屋の方から音が聞こえてうるさいわよ!先生に言うよ?!」
結は怒りが爆発。まきほちゃんも怒りが爆発。
「いい加減にしてよ!男子!!嘘つくな!!」
「だから、本当にやってねーよ!」
男子もマジ切れした。
「みんな、うるさいわよ!」
藤原先生と6-2の里見先生が飛び出してきた。
「先生!男子部屋からなんかドン!ドン!って聞こえるんです!」
結は困った顔をして足をバタバタして先生に言った。
「え?!先生達は聞こえませんでしたよ?」
「え?!」
先生達はきょとーんとしていた。
「でも!本当に聞こえたんです!」
「そーだよ!女子達も聞こえたよな!」
「うん!」
男女ギャーギャー騒いでいる。
「はい!わかりました。」
里見先生は手を叩いてみんなを静かにさせた。
「今から肝試しをします。ドン!ドン!って聞こえるのは幽霊かもしれないので。今藤原先生が肝試しをしていいか話しに言っています。特に、外にいきます。寒くない格好をしてください。」
「はーーい!!」
「里見先生!」
藤原先生があらい息をして里見先生のところへ走ってきた。
「大丈夫だそうです。」
えーーー!!本当にやるのーー?!!
言葉で言い表せないほどすごい!!!!!!!!
みかぜ最高ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!
小説読んだよ!!!
ちょっと最後らへんの怖要素(?)とかもう最高っ!!
肝試し、楽しみだな〜(笑)
乗り物乗ってるシーンも見てて楽しくなります!!!!
リタ、雪うさありがとう!
59:みかぜ◆63Y 私の初恋は君のおかげ。:2017/03/14(火) 20:24あ!リタさんのこと呼び捨てにしちゃった!ごめんなさい。
60:みかぜ◆63Y 私の初恋は君のおかげ。:2017/03/14(火) 21:00 第7章ー肝試しー
結局肝試しをすることになった。男女は、いったん部屋へ戻り準備しに行った。私は、体育着にパーカーをはおって髪型はみつあみ(二つ)をした。
私達は外に出て肝試しをスタートした。
呼び捨てでもいいよ〜(つづきが楽しみ!(=^w^=
62:雪うさは空を辿る◆/OjWxByc:2017/03/14(火) 22:04 あとちょっとアドバイス良いかな?
小説の事じゃなくて登場人物についてなんだけど…
主人公がちょっと完璧すぎるような気がするんだよね…
親切で全科目得意みたいな完璧人間は居ないと思う…m(_ _)m
ごめんね!でもどうしても気になっちゃって…
雪うさ、その件なんだけど、まぁ。そんな完璧な人はいないと思うけど、夢は、幼稚園の年長の時少し小学校の勉強を教えてもらって全科目得意っていう設定で、でも、算数と社会(でもだいたい70点以上社会と算数)は少しは悪いみたいな設定かな??
64:みかぜ◆63Y 私の初恋は君のおかげ。:2017/03/15(水) 07:19リタって呼ぶ
65:みかぜ◆63Y 私の初恋は君のおかげ。:2017/03/15(水) 07:31 私達は外に出た。
「それでは、クラスで出席番号順に並んでください。」
里見先生が言った。クラスで肝試しをすることなった。理由は、今は夜の19:00この時間で子供だけが行くと危ないから。
「1組と2組一緒に進んでください。」
藤原先生はそう言った。
がら……がら……
「キャーーー!!!!」
2組女子は悲鳴をあげた。
「2組女子何悲鳴あげてんだよ!」
「だって!がら……がら……って聞こえたんだもん!」
初めて読んだんですが、おもしろいですね!でも、少し言うと、
肝試しのシーンはとてもいいけど、
それまでがちょっとありきたりだったかなって思うかな…でもこれからうまくしていけばいいと思う!あと、時の流れが、あまり重要じゃないところを書くと、重要なところが短いかな…って思いました。でも、
すごくいい作品!
>>66
ありがとうございます!あ!気を付けます!
>>63
おK!
「はぁ??お前ら何いってんの??石だよ!い・し!!」
2組女子が下を見ると、石だった。
「な、なんだぁ。幽霊かと思った…」
2組女子はほっとして笑顔になった。
「え〜!!2組女子幽霊こえーの??だっせぇー!」
お調子者の田中が大声で言った。
「ちょっと!田中!近所迷惑よ!」
さくらちゃんは男子に厳しく注意。
「はぁ??やだ。篠原の方がうるせーよ!」
「は、はぁ?!しっかりしてよ!男子!」
さくらちゃんは色々困ってしまった。
「うわぁー!篠原、学級委員のくせにだっせー!」
「っ……!」
ドン!!
私は、田中のことを突き飛ばした。
「って……何すんだよ!」
「わかんないの?!人の気持ち。自分の気持ちは分かってて、人の気持ちわかんないの?!」
私は、さくらちゃんの悪口を言ってる男子にキレた。
「あったり前だろ!人の気持ちわかんねーよ!」
「はぁ?表情で分かるでしょ!笑ってると嬉しいこと、悲しいと何か悩みごと、人にいろいろ言われてキズついた、怒ってる時は誰かにたいして怒ってるとかわかんないの?田中だって、笑顔の時は嬉しいこととかあるでしょ?!なかったら可笑しいよ!!」
「ま、まぁ。それはあるけど……」
田中は頭をかきながら上を向いた。
「だったら、さくらちゃんに謝ってよ!男子馬鹿なの?!!」
私はマジギレ。私は田中に近づいて殴ろうとした。その時誰かが腕をつかんだ。
「夢ちゃんやめて!」
カイト君だった。
「夢やめて!落ち着いて!」
結も雫もだった。私は腕をおろしてそのまま肝試しを再会するため私は足を踏み出して前へ進んだ。
続きが気になる〜
72:みかぜ◆63Y 私の初恋は君のおかげ。:2017/03/19(日) 08:46 先生達も私の後ろにいたが、藤原先生が私のところへ近づいた。
「咲良さん、一回落ち着こう?ね?」
「はい。」
先生のふんわりとした言葉に私は結と雫のところへ戻った。
「夢大丈夫?」
「うん。大丈夫。あと、田中。」
私は、田中にギロリとにらみつけた。
「なんだよ!」
「さくらちゃんに謝って」
「はぁ?!解決したんだから謝らなくても良いじゃん!」
田中は文句を言っている。きっと、謝るのが面倒だからだ。こっちが田中からギャー!ギャー!言われるのがめんどくさいだよ!
「解決はしても、さくらちゃんに謝ってないじゃん!謝って!」
「木野ぉ〜!助けてぇー!」
田中は木野君のところへダッシュで行った。
「田中」
木野君はにっこりして田中を見た。
「なんだ??」
「篠原に謝ってこいや」
木野君にっこりしてたのに表情がだんだん変わった。
「き、木野??」
「あーやまれ!あーやまれ!」
木野君はコールを始めた。
「あーやまれ!あーやまれ!あーやまれ!」
次々みんな木野君につられてコールをした。
「チッ!わりかったな!」
田中は変顔しながらドスドス歩いて言った。
おおー!
なんかスカっとした(笑)
「はっ!何田中の変顔受ける〜!」
「えっ!みんなも思ったの?私も!受けるよね!あの顔」
「うんうん!」
田中の変顔にみんなは受けていた。
「それにしてもスゴいね!夢ちゃん!田中って誰にもとめられないから。」
「そうだよ!夢ちゃんスゴい!」
女子みんなは私を囲んだ。
「ううん。スゴくないよ。私、前の学校で本気で怒ったことないから。」
「そうなの?!」
「うん。」
だって、前の学校でいじめられてたし前の学校で本気で怒ったらいじめがエスカレートしていくから。
「あ!みんな結構進んでる!」
私も見ると、先生達の姿は見えなくなりそうだった。
「走って追いかけよう!」
「うん!」
私達は、石が多すぎで走りにくいところを一生懸命走って追いかけた。
「女子達おせーよ!」
「ごめんごめん!」
結は苦笑いして男子に謝った。
「う〜ん。何も気配ないわね。じゃあ、ドンっていう音は気のせいじゃないかしら。」
「本当に聞こえました!」
まきほちゃんはガタガタしながら言った。
「でも、何も気配はないのでホテルに戻りましょう。」
「はーい」
結果何も居なかった。私達はホテルに戻りそれぞれ自分の部屋に戻った。
「結局なんだったんだろうね。あの音」
「うん」
私達は、ドンという音のことを話していた。
ドン! ドン!
「え?!また?!」
また、男子部屋の方から聞こえた。
「もう一回言ってくる。」
私とさくらちゃんは女子部屋をそーっと出て男子部屋をこっそり開けた。
めっちゃ気になる〜!
てか、田中のとこ、めちゃ
スッキリした!
みかぜ©がんば!
>>75
ありがとうございます!私もそこを書いたときすっきりしました!
すると、私予想してた光景だった。それは…
「男子ぃーーー!!!」
光景ではやっぱり男子は枕投げをしてた。
「犯人は男子だったのね!許さん!」
私は男子をギロリとにらんだ。
「は、はぁ?オレから仕掛けてねーよ!こいつからだよ?!」
田中は口笛をふいた。嘘らしい。
「カイト君と木野君田中言ってること本当?」
さくらちゃんは首かしげて木野君とカイト君に聞いた。
「田中言ってること嘘だからね。」
カイト君はにっこりしてあっさり答えた。
「さくらちゃん!夢どうだっ…た…」
女子全員男子部屋に集まった。男子部屋の光景をみた女子は固まっていた。
「やっぱり男子だったんかーい!」
女子全員でツッコミをした。
「そろそろ部屋に戻らないと先生に怒られちゃうから戻ろう!」
女子部屋へ戻った。
みんなは布団に潜り電気は豆電気にして女子トークを始めた。
「えっ?!木野ってさくらちゃんの彼氏なんだ!」
「う…うん。そうなんだ。」
私もびっくり!木野の彼女はさくらちゃんなんだ!
「いつから付き合ってるの?」
「えっと、1年前から」
「えー!じゃあ、5年生の時か!」
「キスは?!」
すると、さくらちゃんは布団に潜り込んだ。どうやら恥ずかしかったようだ。
「まだしてないよ」
さくらちゃんは布団から顔出して言った。
「そろそろ21:00なるよ!女子は美容に気を付けなくちゃね!」
「うん!じゃあ、おやすみ♪」
「おやすみ♪」
私達の女子トークはまくを閉じて終わらせ眠りについた
第8章ーわくわく修学旅行2日目!ー
7:00
「ううーん……」
よく寝た。空が眩しい。私はぐーんとのびをした。
「ふぁ〜。夢おはよ……」
あくびをした結がむくっと布団から出てきた。他のみんなも起きた。
「先に着替えておかない?あと、髪型も整えなくちゃ!」
雫がそういうとみんなは笑顔になった。
「うん!そうしよう!」
私達は洋服に着替えた。私は、ニーソックスをはいて紺色のショーパン、青と黒のたてしましまのトップスを着た。
「それ、あのブランドのやつ?」
「そうだよ!原宿で買ったの!」
「原宿行ったの?!良いなぁ!」
みんな洋服の話に夢中。
「夢ちゃんの洋服可愛いね!」
まきほちゃんとか2組の子から言われた。嬉しい!
「そうかな?これいとこのおさがり。」
「そうなんだ!いとこ何歳?」
「高1。」
「絶対スタイル良いね!」
いとこに言っとこう!友達がいとこのことをスタイル良いね!って言ってたことを。
「7:00何分には出なくちゃいけないんだっけ?」
「えっと、15分だったかな?」
今は7:05。急がなくちゃ!
私は、髪型はみつあみにした。
5分後みんな準備が終わり集合場所へ向かった。
男子の枕投げのところ特に面白かった(笑)
相変わらず面白い…(´・ω・`)
>>80
本当に?!よかったぁ。
私達は階段へ降りて大きなホールへ向かった。
「あら、女子の皆さん早いわね。支度をするなんて偉いわね」
「ちょっと早く起きちゃって時間があったので洋服に着替えたりなど支度をしました。」
「偉いわね。今度中学校の先生に言っておこうかな?」
「先生ほんとに?!やったー!」
私達は大喜びした。それにしても男子遅いな。
どんどん時間は過ぎていき、時刻7:15だ。集合時刻になっても男子は来ない。
「ごめんなさい。ちょっと、篠原さんと……2組の学級委員は誰かしら?」
先生だからわかってるって思ってた。
「藤原先生、木下美南さんです。」
「あ!ごめんなさいね。木下さん」
藤原先生は美南ちゃんの方を向いてペコリとおじきをして謝った。
「いえいえ。人にはわからないこととかありますよ。私もわからないこととかあるし。お互い様ですよ」
美南ちゃんはニコッとして言った。
「気を取り直して木下さんと篠原さん男子部屋の様子見てもらいに行って良い?」
藤原先生は首をかしげてさくらちゃんと美南ちゃんにお願いをした。
「はい!わかりました。」
美南ちゃんとさくらちゃんは階段をのぼり始めた。
その間私達は今日の予定を教えてもらった。
「…で、しおりに書いてある通りにしてください。それか……」
「男子ーーー!!!」
2階から大声がしたから、先生と私達は2階へ急いで向かった。
「篠原さんと木下さんどうかしましたか?」
里見先生はさくらちゃんと美南ちゃんのところへ近づいた。私達は男子部屋を見た。すると、私達はビックリした。
それなんと、男子がまだ寝てたのだ。でも、カイト君と木野君は準備をしていた。
「ちょっと、五十嵐君と木野君どうして田中達を起こさないの?」
まきほちゃんは腕をくんで言った。
「オレら田中達を起こしたんだけど田中が『今から起きますよ』とか言ってたんだけど起きてくれなくて。」
木野君とカイト君は顔を見合わせ困っていた。
「私ちょっと男子に言う」
結が男子の方へ近づいた。すると、結は、すぅと大きな息をすった。
「男子ーーー!!!!おーーーきーーーろーーー!!」
結は大声で男子を起こした。すると、寝てる男子が結の大声で布団からぴょんっと飛びはねて出てきた。
「男子今何時だと思ってるの?!」
さくらちゃんは結に「あとは任せて」と言い結の前にたって男子に怒った。
「はぁ?今6:50だろ?」
田中は目をこすりながら答えた。
「何いってんの?7:20だけど?」
さくらちゃんは時計を指さした。
「なら、間に合……わねーじゃん!」
「男子、みんなの迷惑かかってるし、ホテルの皆さんにも迷惑かけてる馬鹿なの??ねぇ、馬鹿なの?」
結は上から目線で男子をにらんだ。
「い、今から、じ、準備し……ます……」
田中は急いで自分の荷物が置いてあるところにびゅーんと行った。
「じゃあ、さきに行ってよっか!」
「うん!」
私達はわくわくしながら1階へ戻った。
「では、こちらにお座りください」
ホテルの人ににっこりして優しく私達を出迎えてくれた。私の班が座る場所は大きな窓の近くの席だ。窓には青空が広がっているし、春がきたという感じだ。
「ここ、ながめがいいね!」
雫はふんわりとした笑顔をして私と結に言った。
「本当!なんか、2月なのに春がきた!って感じ!」
結は歯をにっと出した。
「だね!」
「アハハハハ!」
私、結、雫は顔を見合わせ笑った。
「ごめん!さっき、トイレ行ってた。」
カイト君は私達の席まで軽めに走ってきた。
「ううん。大丈夫。私も今来たし。長く待ってないよ」
雫はニコニコしてカイト君に伝えた。
「永井と宮野遅くね?」
結は、男子のような口調になった。
「わりー!遅くなった!」
永井と宮野が走ってきた。
「はぁ。おせーな!」
結は、大きなため息をついて、永井と宮野をにらんだ。
「しょうがないだろ!」
「はぁ?!男子が起きるのが遅いんじゃん!女子は7:10にはここにいたんだよ?!」
宮野と結はギャー!ギャー!喧嘩をした。
「結と宮野落ち着いて!」
私と雫は結をとめた。
「一回朝ご飯食べようぜ。」
永井は宮野を連れてバイキングのところへ行った。
「結、私達も行こう?」
「うん。ありがとう。雫と夢。」
結は少し暗い感じで笑った。
「だって、私達友達でしょ?」
雫はニコッとして結に言った。
「うん!夢と雫大好き!」
結はぱぁと明るくなり私達に抱きついた。
「ちょ!結!」
ぎゅるるるーー
「ごめん!お腹すいちゃった!テへ!」
「だったら、取りに行こっか」
「うん!」
私と雫と結はバイキングコーナーへ向かった。
「うわぁ!美味しそう!」
バイキングコーナーには、昨日の夕食にあった食べ物もあったが、なかったものがあった。パンや目玉焼きなどだ。
「どれも美味しそう!私、パンにしようかな。」
「見て!自分でサンドイッチ作れるらしいよ!」
雫が私の肩をぽんぽんと叩いた。中には、チキンカツ、レタス、トマト、卵……自分でオリジナルサンドイッチが作れるそうだ。
「結と夢これ一緒に作らない?」
雫は私にそう言った。
「うん!良いよ!ちょうど作りたかったし」
「私も!」
結はニヒヒと笑った。
私と雫と結は、お皿を持ってパンがある方に言った。まず、サンドイッチに使うパンを取った。そしたら、中に入れるやつを探した。
「私は、やっぱりチキンカツ!」
結はニヒヒとしてチキンカツを取った。取った時、結のまわりにお花が咲いたオーラが出た。
私は、レタス、ハム、マヨネーズのサンドイッチを作った。ちなみに雫は、レタスと卵とトマトで、結は、レタス、チキンカツだ。他にも、チョココロネ、スコーンなどを取った。
「女子達、パン多くね……?」
宮野は苦笑いして言った。
「だって、パンが美味しそうだったんだも〜ん!」
結はぶりっこのような感じで宮野に言った。
「麻生、気持ち悪すぎ。」
「なんやて!!」
結と宮野はまた喧嘩をした。この二人、喧嘩好きだねぇ。
「結と夢飲み物取りに行こう?」
「うん」
雫は私と結をおして飲み物を取りに行った。
「宮野うざすぎ!」
「まぁまぁ。喧嘩しないの」
「だってー!宮野がキモいとか言ってきたんだもん!」
結は、プンプンしている。キモいって言ってないから、気持ち悪すぎ。って宮野言ってた。
「…で、何ジュースにする?」
雫は、首をかしげて私と結に話しかけた。
「私はりんごジュースにする!」
結はボタンを押した。ところが、結が押したのはりんごジュースじゃない。野菜ジュースだ。
「あああ!!りんごジュースが……」
結は泣き目になっていった。
「はぁ。結、それちょうだい。」
私は、仕方なく結に声をかけた。
「え?!何で?!」
結はびっくりして私に言った。ちょうど、私は、野菜ジュースが飲みたかったのだ。
「私、ちょうど野菜ジュース飲みたかったし」
「夢ぇ〜!ありがとぉ〜!」
結は私に抱きついてきた。なんか、妹見たい。
「ほらほら、夢動けなくなってるから行こう。朝食食べる時間過ぎるよ」
雫は、結をおして席へ戻った。
7:45
私達は、大きなホールへ行った。
それでは、今日は動物園へいきます。
「動物園?!久しぶりだぁ!!」
「小1の時いらいずっと行ってなかった。」
みんな動物園に嬉しそうだった。みんな、低学年とかの時に行ったんだ。私も行ったなぁ。私が小1の時。妹が幼稚園の年中の時だったなぁ。家族4人で行ったの思い出すな。
「えっと、ここから少し遠いのでバスで行きます。皆さんここには戻らないので部屋に戻って荷物を持ってまた、ここに集まってください。」
「はーい!」
みんないっせいに広い階段をのぼり、部屋へ行った。
「楽しかったね。布団の中で女子トーク。」
「うん。このこと一生忘れない!6年生にとって一番楽しかったよ!」
「私も!」
みんな、昨日までのことを振り返った。
「みんな早くしないとバスに遅れちゃうよ!」
「そうだね!行こっか!」
「女子部屋昨日までありがとう!」
私達は、女子部屋にありがとうを伝えて荷物持ち、さっきいた大きいホールに戻った。
>>87で『それでは、動物園へいきます。』で、「」を忘れていました。失礼いたしました。
89:彩由梨◆72:2017/03/26(日) 21:55みかぜおもしろい!
90:みかぜ◆3Y:2017/03/26(日) 21:57 「それでは、まず、1組から移動しますが、1号車は1組で、2号車は2組でお願いします。」
「はーい!」
「それでは1組の皆さん立ってください。」
私達1組は立って、ホテルの皆さんに『ありがとうございました』の言葉を伝えたり、おじぎをしたりしながらホテルを出ていった。そして、入出口から出て、バスに乗った。
「お約束です。バスの運転手の方にご迷惑をかけないようにしてください。お話は小さい声で話してください。」
「はーい!」
みんなはニコニコしながら先生の言うことを聞いた。
「それでは、咲良さん運転手さんによろしくお願いしますって言えますか?」
え?!私?!でも、大丈夫!
「はい。大丈夫です!」
私ははりきると先生はニコニコしてうなずいた。
「よろしくお願いします!!」
私は大きな声でみんなに聞こえるような声で言った。
「よろしくお願いします!」
みんなに届いたみたいだ。
「はい。それでは、出発します。」
運転手さんの声でバスは出発した。すると、窓から見えたのは、手をふってくれているホテルの方々が見えた。私達は大きく手をふった。
みかぜ相変わらずすごい!!
92:みかぜ◆3Y:2017/03/27(月) 07:20あゆりとリタありがとう!!嬉しい!
93:みかぜ◆3Y:2017/03/27(月) 10:39 ホテルの方々が見えなくなったときみんないっせいに喋り始めた。
「オレから始まるリズムにあわせて」
「それ、加藤さんゲームだ!オレもやる!」
男子は加藤さんゲームをしたり、しりとり、じゃんけんとかいろいろやっている。
「でさぁ。ははは!受けるでしょ?」
「うんうん!受けるわ!アハハ!」
女子は、おしゃべりを楽しんでいる。まぁ。私も結と喋るけどね!ちなみに、雫は酔いやすいらしいから前に乗ってる。
「…め!ゆめ!夢!」
「結何?」
私は、結に呼ばれてたのが気づかなかった。
「もぅ!これで25回呼んだんだからね!」
に、25回?!多すぎでしょ……それでも、よく元気だな……
「…で、何?」
私は、首をかしげて結に話しかけた。
「3月号買った?」
ん?3月号?なんの?
「なんの?」
私は、ますますわからなくなり首をまたかしげた。
「もぅ!だから!ガールズ!」
あっ!ガールズか!『ガールズ』というのは私のクラスで大人気のファッション雑誌なんだ!私も良く読んでるんです。私は、小4の時に買い始めた。ちなみに、ガールズのモデルで一番大人気なのが、野津架菜実(のつかなみ)ちゃん!中学2年生。とてもスタイル良くて大人っぽいんだ!結から聞いた話だと、架菜実ちゃんはここの学校の卒業生らしいんだ!結は話したことがあるんだって!羨ましい!
「あ!うん。買ったよ。」
「新モデル発表みた?」
「うん!見たよ!」
新モデル発表とは、ガールズのモデルが発表されるページだよ!
「唯野千春(ただのちはる)ちゃんかわいいよね!」
ん?千春…ちゃん……?
「あぁ!」
私は、バスの中で大きな声を出した。
「夢ちゃんどうしたの?」
「どうした?気持ち悪いの?お腹痛くなったの?」
「ううん。違うよ!大丈夫!ありがとう!心配してくれて。」
唯野千春ちゃんわかる。わかるよ。
「あのね、唯野千春ちゃんいるじゃん。その子私が前の学校の時千春ちゃん前の学校にいた!」
「えーーーー!!!」
「マ、マジで?!良いなぁ!」
「私も千春ちゃんが、なるとは思わなかったよ。」
「皆さ〜ん!そろそろ、動物園に着きます。荷物を持って準備してください!」
先生は、バス中に聞こえるように大きな声でみんなに声をかけた。
私は、前の椅子にかけてあった自分のリュックを持って、準備した。
「はい!着きました!前から順番に降りてください!」
みんな順番にバスからおりた。おりる前に「ありがとうございました。」とみんなは言っている。
「ありがとうございました。」
私は、言うと、運転手さんはニコニコしてうなずいた。きっと、「どういたしまして」って伝えたいんだと思う。
「みんなバスからおりましたか?それでは、今から班行動になります。班で行動してまわってください。集合時刻は、12:00で、集合場所は、動物園のレストランです。」
「はーい!」
今から班行動で行動することになった。
「パンダだ!可愛い!」
結は小1のころに戻っているような気分でパンダを見つめている。
「結おいてくよ!」
「ま、待って〜!じゃ〜ね♪パンダちゃん!」
結はパンダに手を振って、慌てて私達のところへ戻ってきた。
「もぅ!パンダと何話してたの?」
雫は、ニコニコして結に話しかけた。私も、気になる!
「えっとね…人生はあまくないよ!って話!」
は……?当たり前でしょ……
「うんうん。そうだね。人生はあまくないよね。」
雫はニッコリしながらどんどん結へ近づいていった。暗いオーラが出た。これはもしや…雫の怒モードだ!
「それは、誰にでもわかるわー!!」
雫は、結の頭をぐりぐりした。
「痛い!痛い!ごめんなさい!私が悪かったから!本当の話をするから!」
結は、泣き目で雫をやめさせた。
「分かればいい。」
「あの、パンダ妊娠するんだって。」
私達は歩きながら結の話を聞いた。
「マジで?!パンダ良かったね!」
「でも、パンダは子供ができるのは嬉しいけど、怖いんだって。もし、子供も悲しませたら怖いって。」
「そうなんだ。でも、私は、応援する!」
「私も!」
「そうだよね。ちゃんとみんなには笑顔で応援しなきゃね!」
「うん!」
私と雫と結は、泣きながら笑った。
「じ、女子?!どうしたんだよ?!泣いて。」
宮野と永井、カイト君が前から私のところへ走って来た。
「お腹痛くなったのか?!怪我したのか?!オレ、先生呼ぶよ?!」
永井は、慌てて先生のところへ行こうとしたとき雫が永井のうでをつかんだ。
「ううん。大丈夫。ただね、結がパンダが妊娠するって言ってたって言ってて、笑顔で応援しなきゃって思ってたら、いつの間にか泣いてたんだ……」
雫は泣きながらにっこりした。
「そうか。なら、安心だな。」
永井は、ほっとした顔で言った。
「うん。」
雫は永井が言った言葉にこくこくうなずいた。もしかして、雫……永井のことを……好きなの……?
「女子、オレ達トイレ行ってくる。」
「私達もいってくる!」
結は私と雫をひっぱって、女子トイレに向かった。
結はトイレに行き、私は、リップをつけたり、髪型直しをした。
「ふぅ。すっきりした。」
結は、個室から出て、手を洗った。
「ねぇ、雫……」
私は、リップを塗りながら、雫に話しかけた。
「何?」
雫は、髪をとかしながら返事をした。私は、リップをとめてこう言った。
「雫って、永井のこと好きなの?」
「……は…?私が永井のことを好き?!」
「うんうん。」
私は、リップをそのまま続けてポーチの中にしまった。
「なんで、そう思ったの?!」
雫は、手をぶんぶん振った。
「嫌〜。泣いてるとき永井から『そうか。なら、安心だな。』って言われたとき照れてて、顔赤くなってたもん!」
私は、髪ゴムを取ってもう一回結びながら言った。結は、『うんうん』とうなずいた。
「えっと……うん……」
「マジか?!私達応援するね!」
「うんうん!」
「ありがと!」
雫は嬉しそうにニコッとわらった。
「結はそう言えば、『うんうん』とかしか言ってない?」
「そ、そんなことないよ!」
結は手をブンブン振った。
「言葉が思い付かなくて。(笑)」
「ふーん……」
私と雫は、「何か隠してるだろ」という目付きをした。
「まぁ!いいや!行こっ!」
私達は、トイレを出てった。
「女子達おっせーぞ!生理かぁ?」
宮野は、ぷっぷっぷーとした顔をした。
「うるっさいわね!違いますぅ!」
結は、舌を出して『べー』とした顔をした。
「こらこら。喧嘩しないの!二人とも喧嘩好きだねぇ」
雫は、苦笑いをして宮野と結をとめた。
「時間なくなるから行こっ!」
私は、みんなを引っ張って、走り出した。
「もう!ちょっと、夢〜!」
雫は、クスクスと笑った。
「ねぇ!見て!うさぎだ!可愛い!」
結がうさぎに指をさした。
「本当だ!かわい〜!」
雫をしゃがんで、うさぎを見た。私と結もしゃがんだ。
「あ!あれ、私と夢と雫みたい!」
結が指をさしたのは、3人でいるうさぎだ。
「本当だ!アハハ!」
「うんうん。かわいい。」
雫は、うなずきながら言った。
「このうさぎ達だっことかえさやりすること出来ますが、やりますか?」
係員さんは、ニコニコして私のところへ近づいてきた。
「本当ですか?!やりたいです!」
結は、うさぎみたいにぴょんぴょんはねている。
「あ!でも、これお金かかりますか?」
私は、首をかしげて係員さんに聞いた。
「大丈夫です。無料です。」
「良かった!じゃあ、やろ!男子やっていい?」
結は、目を輝かせて男子に「やりたい」という顔をした。
「わかった。やってていいよ。オレ達近くにいる猿みにいってくるから。」
「わかった!ありがとう!」
私達は、うさぎをだっこすることになった。
「どうぞ」
係員さんからうさぎを私達に渡してきた。
「ふわふわ〜!」
「かわいい〜!」
「気持ちい〜!」
ん?気持ちい〜?私が後ろを見ると、結は、うさぎの毛にすりすりしていた。はぁ……なんてこっちゃ。
3分後
「ありがとうございました!」
「いえいえ。また、来てくださいね!」
係員さんは手を振って、お見送りした。
「永井達〜!ごめん〜!待った?」
私達は、男子のところへ走った。
「ううん。大丈夫。」
永井は、ニコっとしてさらっと言った。
「次どこいく?今、11:30だけど…」
カイト君はパンフレットを見ながらあちこちをキョロキョロ見回した。
「あ!私行きたいところある!」
私は、びしっと手をあげた。
「咲良どこ行きたいの?」
宮野は、首をかしげて言った。
「お土産屋さん。」
「はぁ?昨日、浅草限定のクッキー2袋買っただろ?!」
宮野は、なんか、嫌らしい顔をしてこちらを見てくる。
「妹の分買ってないんだってば!」
「だったら、あの浅草限定のクッキーで良いじゃん!」
「はぁ?!それは家族とお婆ちゃんとお祖父ちゃんの分のクッキー!!」
宮野と私は、喧嘩をした。
「ほらほら!二人とも落ち着いて。落ち着いて。まっ!宮野も昨日、せんべいめっちゃ爆買いしてたけどね〜(笑)ぷっぷっぷー。あっ!これ笑っちゃダメやつだぁ〜!」
結は、わざと宮野を怒らせた。
「あぁ?!お前!麻生知ってるだろ?!オレの家せんべい屋って!」
「ちりまちぇんよ〜(笑)」
結は、ふざけたことを言うから宮野は、結を追いかけた。
「ほらほら!落ち着け!仲直りの握手して。」
カイト君は、ダークオーラでにっこりした。
「ひぃーーーー!!怖い……」
結と宮野は、真っ青になった。
「じゃあ、仲直りの握手ね」
「ケッ!」
結と宮野は、嫌らしく握手をして手をブンブンふった。
「はい。終了!」
うわぁ。さっきのカイト君のキレたの初めてかも。私達は、お土産屋さんに入った。
「これ、かわいい。」
私が手に取ったのは、くまのストラップだ。茶色くて、かわいいやつだ。
「夢〜!どう?雪ちゃんが喜びそうなやつあった〜?」
結と雫が私のところへ歩いてきた。
「あ!これかな?」
私は、手に取っているくまのストラップを結と雫に見せた。
「かわいいね!雪ちゃん喜ぶと思うよ!」
雫は、ニコニコしてうなずいた。
「確かに!目のうるうるさがいけてるー!」
はぁ?うるうるしてないけど……まぁ。いいや。私は、レジに行き、雪へのお土産を買った。ラッピングはとってもかわいかった。
私は、カイト君、永井、宮野、結、雫のところへ戻った。
「ごめん。待った?」
私は、苦笑いして首をかしげた。
「ううん。意外にはやかった。」
「なら、良かった。」
私は、ホッとした。理由は、みんなに迷惑かかっていないか、心配だったから。
私、結、雫、カイト君、宮野、永井は、集合場所の動物園のレストランへ向かった。
「みんそろいましたか?班ごと、みんなそろっているか確認してください。確認したら、知らせに来てください。」
私達は、確認をして、レストランの中に入った。
「ここの席ソファーだ!ラッキー!」
結は、にっこりしてばんざいをしていた。別に、どの席でも良いんだけどね……(笑)
この話、めっちゃ好きです!!(≧∇≦)
103:みー:2017/04/04(火) 15:12いつもありがとうございます(^_^)
104:彩由梨◆72:2017/04/05(水) 08:20>>100おめでとう!
105:みちる◆3Y:2017/04/05(水) 08:40 >>102ー>>103
ありがとうございます!これからもがんばります!
>>104
ありがとう!
私は、座る席を決めて、メニューをひらいた。
「お決まりですか?」
と、女性の店員さんがニッコリしながら聞いてきた。
「あ!『キャットオムライス』を一つと……」
私は、注文したとき、カイト君と宮野、永井、結、雫をみた。
「私は、くまのハンバーグを一つ、アメリカンドッグ三つで、うさぎパンケーキで!以上で」
雫は、スラスラと女性の店員さんに言った。
「…では、ご注文の確認です。キャットオムライスをお一つ、アメリカンドッグを三つ、くまのハンバーグをお一つ、うさぎパンケーキをお一つでよろしいですか?」
と、女性の店員さんは、首をかしげて、言った。
「はい。」
「では、お待ちください」
女性の店員さんは、ペコリとおじぎをして違うところへ行った。
「水田、凄いな」
宮野は、目を輝かせて雫を見つめた。
「いや、うちの妹と弟と一緒にお買い物するときに、私がお姉ちゃんだから、しっかりやらないとなって思ったら、いつの間にかこういう風にすらすらと注文できたわけ。」
雫は、ニッコリした。
「雫は、国語得意だもんね!」
私は、雫の肩を優しくポンと手をおいた。
「そういう、夢ちゃんも全教科得意じゃん」
カイト君は、ニコニコして私に言った。照れるな……
「そ、そんなことないよ。ただ、私のお母さんが塾の先生だからね。問題集とか買ってもらえるんだ。」
私は、照れて、ほっぺをぽりぽりと左の人指し指でかいた。
「羨ましいや……今度勉強教えてくれよ!」
「うん。良いよ」
宮野から言われて、私は、やる気マンマンで、ニッコリと笑った。
「ところで、お父さんは?」
雫は、首をかしげて、私に質問をした。そう言えば、言ってなかったね。
「お父さんは、学校の先生やってるよ」
「そうなんだ!だから、夢は、頭良いどおしの間から、咲良姉妹(夢と雪ちゃん)が誕生したってことか!」
結は、歯をニッとだした。
「ははは…」
私は、結の言葉に面白いか、可笑しいかよくわからなくなったから、私は、苦笑いすることしか、出来なかった。
「お待たせしました。キャットオムライスとアメリカンドッグ、くまのハンバーグ、うさぎのパンケーキです。以上でよろしかったですか?」
女性の店員さんは、注文した物をメモしてた紙を見た。
「はい。大丈夫です。」
「わかりました。では、ごゆっくりどうぞ。」
女性の店員さんは、ぺこりとおじぎをして、お盆を持って違うところへ注文した物をおきにいった。
「いただきまーす!」
私達は、声を合わせて言って、食べた。この味は………
「美味しい!!」
私と雫と結は、いっせいに声を出した。
「パンケーキが凄くふわふわで柔らかい…」
雫は、シロップをかけながら目を輝かせて感想を言った。
「私の苦手な人参をきざんでお肉とかに入れて焼いてるから何個でも食べれそう!」
結は、雫よりも凄く目を光らせながら食べた。てか、人参嫌いとか低学年みたいだな。ちなみに、私のオムライスは、たまごが口の中でとろけていく……
「ごちそーさまでした!」
私達は、ペロリとご飯粒一粒残らずに完食!藤原先生が中心に立って、手を『パンパン』と叩いた。
「はい!みんな食べ終わりましたか?それでは、今から駅へ向かって、あとは、家に帰ります。みんな帰る支度をきてください」
「はーい。」
私は、忘れ物がないか確認した。リュックに、昨日の着替え、体育着、ハンカチ、ティッシュ、お財布、家族へのお土産、しおりがあるか、確認してみんなで駅へ向かった。
「うぉーい。大都会こととうきょー!元気でな!オレのふるさとぉーー!」
田中は、東京に手をふり、大声で言った。相変わらず、うるさいやつだな…
私達は、新幹線に乗って、東京から自分達が住んでいるところへ戻るのだ。
「………」
私は、眠くてうとうとしていた。
「夢、もしかして、眠いの?」
結は、首をかしげて、眠そうに、言った。
「結だって、眠そうじゃん。」
結だって、うとうとしている。
「うん。じゃあ、寝よっか」
「うん」
「おやすみなさーい……」
私と結は、声を揃えて目をつぶって、眠りについた。
2時間後……
『〜♪まもなく、○○駅です。まもなく、○○駅です。』
私は、新幹線内の放送に目が覚めた。新幹線内に放送が流れた。どうやら、私達が降りる駅に着いたようだ。私は、結を起こして、上にあげてた、リュックをしょって、駅の駐車場に行った。すると、雪とお母さんとお父さんがいた。
「雪!お母さん!お父さん!ただいま!」
私は、お母さんとお父さんと雪に抱きついた。
「お帰り。夢。」
お父さんとお母さんは、私を優しくつつんでくれた。
「お姉ちゃん、お土産は?」
雪は、首をかしげて、手を出した。
「あぁ。家につくまで待っててね。ちゃんと、お家のお手伝いした?」
私は、しゃがんで、雪に聞いた。
「うん!食器洗いも、洗濯も、お掃除もしたよ!ね?お母さん!」
雪は、ニコニコしながら、答えた。お母さんもニコニコしながらうなずいた。
「偉いね!今度、お姉ちゃんからもお手伝い頼もうかな♪」
「うん!やる!」
雪は、二日間で変わった。いつも、ぐうたらしてゴロゴロして、お手伝い嫌いだった雪が今では、お手伝いが好きになったようだ。
家に帰り、家族みんなにお土産をわたしたら、みんな大喜び。私も家族がお土産を喜んでくれただけで、心が幸せになる。
次の日の朝。いつも通りに登校。雪は、私が修学旅行に買ったくまのストラップをランドセルにつけていた。
「なくさないでね。」
「うん!」
雪は、ずいぶん、お土産が気に入ったようで、走って友達のところへ走っていった。
「ゆぅ〜め!おっはよー!」
結は、元気良く朝の挨拶をしてきた。
「夢、結、おはよう。」
雫は、爽やかな笑顔で挨拶をした。
「おぉ!雫おっはよー!」
「夢、聞きたいことがあるの。」
雫は、爽やかな笑顔が嘘のように変わった。
「何?」
私は、訳もわからなくて、首をかしげた。
「教えて。夢のいじめられた時の過去を……」
その時、暗い風がふいた。
第9章ー夢のいじめの過去ー
「あ、うん。良いけど。でも、学校では、嫌だから放課後いつもの公園で待ち合わせしよう。結も来て。」
「わ、わかった!」
私がいじめられてたことは、誰にも言いたくないんだよね……授業をすまして、時間が過ぎていった。私と雫と結は、いつも遊んでいる公園に行った。今は、誰もいない公園。ランドセルをひざにおいて話した。
「……じゃあ、約束の話をするね。私が小5の時…………」
1年前
「はぁ……今日から新しいクラスかぁ……仲良くできるかな…?」
私は、新しいクラスになじめるか凄く心配で大きなため息をついた。
「大丈夫!夢!きっと、夢は、友達いっぱい出来るよ!」
声をかけてきた人は、私が小3の時同じクラスになってからずっと仲良しだった、鈴木美代奈ちゃん。美代ちゃんは、凄く優しくて私が一番大好きな友達。いつも、仲良くしてくれたから凄く嬉しかったはずだった……でも、美代ちゃんには、裏がある。
「ねぇ、夢ってうざくない?私の言葉信じちゃって。」
「え?例えばどんな?」
「大丈夫だよ!夢は、いっぱい友達出来るよ!って。」
「マジで?!」
そう。美代ちゃんは、裏では、人の悪口が凄く酷い。表では、優しい系キャラで、裏は、悪口を言っていじめる。裏が美代ちゃんの本当の性格だ。私は、それを前に違うクラスの子から聞いた。それから、1か月後。もう、一生悪口は言われないだろうと思ってたが、予想は違った。なんと、いじめのターゲットが私になった。
「夢〜!ちょっと来て〜!」
と、美代ちゃんは、手を振り、私を呼んだ。私は、首をかしげて、美代ちゃんのところへ行った。
「ちょっとついてきて。」
美代ちゃんに引っ張られながら、私は、トイレに行った。
「…で、何?」
と言ったときだった。
ザバーーーーッ
後ろから水がかかったから、後ろを見ていると、同じクラスの子がバケツを持っていた。きっと、その子がバケツから水をかけたんだ。私は、一瞬頭が真っ白になった。
「ねぇ!これってどういうこと?!」
私は、怒っていった。すると、美代ちゃんは、クスクスと笑い始めた。
「ちょっ!美代ちゃん何が悪いの?!」
「はぁ?自分でも、分からないってどういうことなの?ウザイの」
私が怒ったときに美代ちゃんが口を開いてこう言った。その時一瞬しーんとなった。
「誰がよ?!」
「夢がね…!」
え?!私は、その時自分の名前を言われたとき凄く傷つき、正直言うと自分が情けなくみえた。
「あんたは、いじめのターゲットになったの。ずっと、いじめられな!夢!」
「………」
私は、その時言葉が言い返せなくて後悔した。私は、本当に馬鹿だ。みんなにウザイことをしてしまったから。あぁ。死にたい……
その日から、私は、いじめのターゲットになった。髪を引っ張られ、教科書、ノートは、キズだらけしかも、ページを開くと凄く傷つく言葉が書いてあった。私は、先生にも家族にも相談出来なかった。
「それでは、いじめアンケートを渡します。これは、お家の方から書いてもらってください。」
先生は、プリントと封筒を渡した。私は、帰宅したとき、お母さんが出迎えてくれた。
「お母さんこれ、いじめアンケート。」
「あぁ。わかった。夢いじめられてる?」
その時私は、びくっとした。
「……え…っと…あの……うん……」
私は、凄く怖くなり、ゴニョゴニョと声が途中から小さくなった。
「…………」
お母さんは、いじめアンケートのプリントを見て黙った。
「あの……お母さん…黙ってて、ごめんなさい。」
私は、謝った。泣きそうになった。
「夢、一回お父さんと相談しよう?」
「う……うん………」
私は、ますます、緊張してきた。
ーーーーーーーーーー夜、お母さんが言ってた通り、お父さんと話し合いをした。
「……という、わけなの。お父さん今まで、ごめんなさい。黙ってて…」
「そういうことなのか……ごめんな。お父さんも気づいてあげれなくて。」
お父さんも謝った。お父さんは、悪くないのに。すると、お父さんが、こういうことを言った。
「じゃあ、転校するか?」
と………私は、正直びっくりした。
「ちょうど、お父さん、違う学校にうつってほしいっていうことになってな。雪には、伝えてある。夢は、どうする?」
「……私も、良いよ。ここは嫌でも、転校する場所が安全そうならいく。」
「…と、いうことで、私は、ここの小学校に転校してきた。」
私は、真剣な顔で、話を終わらせた。
「……話そう……」
雫は言った。
「夢をいじめたやつと、話そう!そして、夢のことで私が勝とう!」
雫は、燃えた。凄いいきよいだ。
私も頑張る!辛くても諦めない!
第10章〜久しぶりのいじめっこ〜
「その夢をいじめた人の電話番号知ってる?」
「うん。知ってる。」
「じゃあ、かけよう。」
私と雫と結は、ダッシュで私の家に行った。電話を手に取り、美代ちゃんに電話をかけた。美代ちゃんと久々に話すからドキドキした。
「はい。鈴木です。」
この声は、美代ちゃんだった。
「美代ちゃん?覚えてる?私のこと」
「えっと…どちら様ですか?声がわかる気がするんですけど…」
私は、ちょっとイラッとした。この声で私ってわかるだろ……
「咲良夢。」
「あ!夢ね!」
美代ちゃんは、「あぁ」と言い、小声で「あのうざくて、私が嫌いだったやつじゃん…」って言ってた。本人にバレバレだっつーの。
「…で、なんのよう?」
「友達が美代ちゃんに喋りたいって言ってたから、かわっていい?」
「どうぞ。」
私と雫は、すばやく交代をした。
「あなたが、鈴木美代奈さんですか?はじめまして、水田雫ともうします。」
「はい。そうです。」
雫は、丁寧に自己紹介をやった。そして、いよいよあの事。
「美代奈さん、夢をいじめたって本当ですか?」
雫は、少しイラついてる感じで美代ちゃんに言った。
「あははははははは」
美代ちゃんは、高い笑い声を出した。
「そうだよ!私がいじめたんだよ!マジで、嫌いだったから!」
美代ちゃんは、悪魔に呪われた感じでペラペラと私の悪口を言った。ずっと、美代ちゃんの笑い声が聞こえる。
「うるさい!今度、○○公園で話をしよう。今週の土曜日に。」
「良いわよ!あなたが勝ったら、私が夢に謝る。しかし、あんたが負けたら、夢のいじめをエスカレートさせてそして、あなたのことをいじめるから」
美代ちゃんは、私の大切な友達。雫も巻き込んだ。私は、「雫は大切な友達だから巻き込まないで!」って言いたいけど、言う自信がなかった…
「良いよ。もちろん良いよ。」
雫は、フッと笑いかけ、美代ちゃんと勝負(話し合いを)する決意をした。
朝から執筆お疲れ様です
村上春樹のような生活リズムですね
ありがとうございます。
118:レミリ◆63Y:2017/06/14(水) 21:38 次の日、私達は、学校で話した。今日は、火曜日。どんなことを言うか話し合ってる。
「あれ?結と雫ちゃん、夢ちゃんどうしたの?」
私達の目の前にいたのは、まきほちゃん達だ。
「うん。実は…………」
私は、前の学校でいじめられてたことを全て話した。まきほちゃんは、目を丸くして驚いた。
「えーー!!嘘!夢ちゃんいじ…むぐっ…!」
さくらちゃんは、まきほちゃんの口をふさいだ。
「しっ!あんまり大きな声を出すと、回りの人に聞こえちゃうでしょ!」
「あ!そっか!ごめん!」
まきほちゃんは、「えへへ」とした顔をした。
「でも、今週の土曜日に、会う約束をしたの。」
「え…!もうすぐじゃん!」
まきほちゃんは、カレンダーを見て、びっくり!
「うん…それで、結と雫で話してたの。」
私は、しょんぼりとして下を向いた。
「だったら、私達も手伝おう!ね?さくら」
「うん。クラスメートは、クラスメートを守ることが大事だから。あと……」
「…あと?」
さくらちゃんは、一回黙って、にっこりして口を開けた。
「友達でもあるし、このクラスの仲間じゃん。ね?」
「うん…!」
私は、涙が出るぐらい嬉しかった!
「ただいま〜」
私が帰ったのは、16時だ。私は、すぐ、勉強机を向かって、宿題をした。スラスラと問題を解き、すべて宿題が終わった。私は、ベッドで、「ふぅ…」とため息をついた。今日も一日疲れたからだ……
「今日も疲れたな……」
夕食を食べて、お風呂に入り、ベッドで、横になった。くまのぬいぐるみを手に取り、そのまま、抱いて寝てしまった。
光が眩しい…もう朝だ。私は、確かそのまま寝ていたのだ。ふわふわのくまのぬいぐるみが気持ちよかったから疲れもとれたのかなと思った。
私は、宿題が終わったら、今日の準備をしてたからほっとした。
私は、学校へ向かうと、やじうまがいた。
「みんなどうしたの?」
私は、やじうまのところに行くと、さくらちゃんと、雫、結が振り向いた。
「捨て猫がいて。」
えーー!!捨て猫?!てか、なんで、こんなところに捨て猫がいるの?
「先生に怒られるから、さくらちゃん、雫、結行こ!」
「うん。そうだね。」
私達は、下駄箱のところへ行って、靴をはきかえ、6の1へ行った。
「おはようございます!」
私は、挨拶した。でも、誰もいない。でも、丸付けをしている藤原先生がいた。
「あら、咲良さん、水田さん、麻生さん、篠原さん、おはよう。そう言えば、みんなどうしたの?もう少ししたら、朝の会の時間なのに。」
「実は、昇降口に捨て猫がいたんですよ。それで、みんな集まってて…」
すると、先生は、窓を開けた。先生は、すぅっと大きく息をすった。
「皆さん!今何分だと思ってるんですか?!早く教室に戻りなさい!!」
藤原先生が怒ったのは、私は、はじめてみた。
すると、みんなは、ぞろぞろと来た。そして、朝の会が始まった。
「次に先生のお話です。」
当番が席に座ると、先生は、黒板の前になった。
「昇降口に捨て猫がいましたよね?触った人手をあげなさい!!」
すると、3人が触っていた。
「放課後、職員室に来なさい!」
みんな、おそるおそる机から、算数の準備をした。
「それでは、授業を始めます。」
私は、この学校に転校してから、藤原先生が、怒ったところを見たのは、初めてだった。
授業が終わり、休み時間………
「私、藤原先生が怒るのはじめてみたよ!」
「私は、久しぶりに見たな…」
ほとんどの人は、久しぶりに見たそうだ。
「あ!本を返しに行ってくるね!」
「あ!うん!行ってらっしゃい!」
私は、教室を出て、図書室へ向かった。
レミリン、面白いね〜♪
これからも頑張ってね〜♪