みかぜです。テーマは『気持ち』(多分)です。
ルール
荒らし禁止
もちろん、悪口、なりすましも禁止。
感想やコメント、アドバイスをできれば欲しいです。
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
>>2、>>3、>>4はレス禁です。
「あ!おーい!咲良達〜!」
広場に入ると、クラスのみんなが私達を見つけて、手を大きく振っている。
私達はみんなが手を振っているのを見つけて、小走りで向かう。
「先生まだ来てない?」
「ううん。まだだよ」
私は周りをキョロキョロしながら聞くと、カイト君はにっこりして教えてくれる。
そう言えば、カイト君と付き合ってるってこと意識してなかった……
「あ!先生来たよ!」
美代奈は出入り口の方を指指してみんなに教える。
みんなは美代奈が指さしてる場所を振り向く。
「わぁ…」
私は軽く手を合わせて、先生のドレス姿に私はうっとりする。先生が別人のように綺麗だったのだ。
「先生〜!先生!」
みんなは先生に手を大きく振ると、先生はにっこりして手を振る。
私もいつかこんな綺麗なドレスを着るんだ…
その後、広場で先生をみんなで待った。
「みんないいかな〜?」
後ろから、里見先生が小走りで向かってくる。
「これ書いてね」
「なんですか?これ」
「『6年1組 8年後の将来』っていう企画よ!」
里見先生は自作のポスターを見せて言う。
説明によると、私達は今12歳。8年後は20歳。だから、20歳の自分はどんな風に過ごしてるかを書くと言うことだ。
里見先生は6年1組のみんなに渡すと、そのまま去っていく。
「将来か…」
私は考えながら、ボソッと言う。
「なんか考えた?」
美代奈が顔をヒョコッと出して、私をニコニコして見る。
「ううん…結と雫は?」
「あそこにいるよ」
美代奈は指をさす。指した方を見ると、なんだか結が暴れているご様子。
ははは…なんか大変そうだな…
「ちなみに、美代奈は何って書いた?」
「私?私はこれ!」
美代奈は私に紙を見せる。そこには、『学校の先生』と書いてあった。
「先生になりたいの?」
「うん。いじめたこと一応今でも後悔してる。先生になったらいじめてたやつにしっかり教える」
美代奈は顔を下げて言う。
美代奈…今でも後悔してるんだ…
美代奈が別に悪いってことじゃないよ…私だって悪いんだから…